JPS5822387A - ル−プ状鉄鋼線材の給電装置 - Google Patents

ル−プ状鉄鋼線材の給電装置

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Publication number
JPS5822387A
JPS5822387A JP12136681A JP12136681A JPS5822387A JP S5822387 A JPS5822387 A JP S5822387A JP 12136681 A JP12136681 A JP 12136681A JP 12136681 A JP12136681 A JP 12136681A JP S5822387 A JPS5822387 A JP S5822387A
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JP
Japan
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loop
steel wire
roller
wire material
shaped steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12136681A
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English (en)
Inventor
Shunichi Kikuta
俊一 菊田
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Publication of JPS5822387A publication Critical patent/JPS5822387A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はループ状鉄鋼線材を横置してコンベアによシ搬
送しながら、めっき、酸洗、脱脂等の連続電気化学処理
を行なう際のループ状鉄鋼線材の給電装置に関する。
従来技術として以下にループ状鉄鋼線材を電気めっきす
る場合の給電方法について説明する。従来においてルー
プ状鉄鋼線材を横置してコンベアにより搬送しながら連
続的に電気めっきを行なう場合の給電方法としては、第
1図a、bに示す如り、メつき檜1内に設置した搬送コ
ンベア3の両端に給電用金属製ローラ4,12を設け、
該給電用金属製ロー24,12からコンベア3上のルー
プ状鉄鋼線材2に給電するようになっている。めつき槽
l内にはめっき液14が入れられておシ、また第1図す
に示すように、めつき槽1内の線材2移送ラインの上下
側には複数の陽極となる銅板13が配置され、これらに
よって線材2に対し所望の電気めっきが施される。
しかしながら、この方法においては、第2図に示すよう
に、給電用金属製ローラー4近傍でループ状鉄鋼線材2
の一部に立上り現象が起きて、ループ相互間が離れるの
で金属製ローラ4とループ状鉄鋼線材2との給電のため
の接触点数が少なくなる。第2図はめつき摺入側部につ
いて示したものであるが、出側部についても実質的に同
様の状態となる。又、ループ状鉄鋼線材自体が弾性を有
すること、搬送コンベアが振動すること等によって、ル
ープ相互間およびループ状鉄鋼線材と給電用金属製ロー
ラとの間において離接をくりかえし、接触点数が絶えず
変動する。
このように、ループ状鉄鋼線材と給電用金属製ローラと
の接触点数が少ないことから、所要めっき電流を流すた
めには、l接触点画シの給電量が過大となり、スパーク
が頻繁に発生する。このスパークは、線材表層部にスパ
ーク痕を形成させる。
この線材表層部に形成されたスパーク痕は次工程である
仕上伸線工程における伸線性にきわめて悪影響を与える
。しかもスパークの発生は給電用金属製ローラの表面を
徐々に溶損させて、ループ状鉄鋼線材への給電条件を一
悪化させ、このため、給電用金属製ローラーは短時間に
定期的な取替補修が必要となってくる。さらにループ状
鉄鋼線材と給電用金属製ローラとの接触がきわめて不安
定であシ、従って接触点数が絶えず変動し、かつ1接触
点当りの給電量が大であることから、給電用金属製ロー
ラからループ状鉄鋼線材への給電量が絶えず大巾に変動
する。めっき処理においては、この給電量(めっき電流
〕の変動が直接的にめっき厚の均一化に悪影響を及ぼす
ため、成品の品質管理上きわめて致命的な欠陥となり、
商品価値を失うものとなる。このようなスパークの発生
および給電量の変動はめつき、伸線工程における歩留シ
および稼動率の低下の重大な要因となっている。
本発明は、上記のような従来技術における諸問題をこと
ごとく解消するもので、スパークの発生数の低減および
給電量の変動を防止して、常に最適な給電状態を得るこ
とができるループ状鉄鋼線材の給電方法を提供すること
を目的とする。
しかして本発明の要旨とするところは、ループ状鉄鋼線
材を横置して搬送しながら連続電気化学処理を行なう際
の給電装置において、金属製ローラーをループ状鉄鋼線
材の下部に接触させて設置するとともに1対以上の挟接
用金属製ローラーを前記ループ状鉄鋼線材の両側方よシ
前記ループ状鉄鋼線材を下方へ押付ける如く挟接して設
置し、前記金属製ローラーと、挟接用金属製ローラーの
少なくとも一方から前記ループ状鉄鋼線材に給電するこ
とを特徴とするループ状鉄鋼線材の給電装置である。
以下本発明をループ状鉄鋼線材の電気めっき処理に適用
した場合のめつき摺入側についての実施例である第3図
aおよびbに基づいて説明する。
第3図aは本発明による装置の平面図、第3図すはA 
−A’からみた断面図である。
第3図において矢印Bに示すごとく、めつき槽1の右方
から左方へとループ状鉄鋼線材2が横置されて耐熱、非
電導性の搬送コンベア3により連続的に搬送され、めつ
き槽1内へと浸漬進入する。
ループ状鉄鋼線材2のめつき槽1への入口直前には金属
製ローラ4がループ状鉄鋼線材2の下部に接触した状態
で設置され、また、挟接用金属製ローラ5がループ状鉄
鋼線材2を前記金属製ローラ4の後に近接して、はぼル
ープ径分の距離以内にわたって、挟接用金属製ロー25
自体の自重によりコンベア3の搬送面に対しループ状鉄
鋼線材2を押付けるが如く、複数対設けられている。該
挟接用金属製ローラ5は左右−個宛のローラをもって、
1対とし、ビン6を支点として先端にローラー5を遊嵌
したアーム7が揺動自在に具設され、しかも該アーム7
は、ストッパー8により揺動の最下限の位置を予め設定
し、あるいは調整できる様にしである。
該挟接用金属製ローラー5の挟接力は、アーム7に立設
された挟接力調整おもり9をループ状鉄鋼線材2のテン
ション、線径等にょシ適宜加減すれば良い様になってお
シ、その挟接力の設定、即ちおもりの重さは、搬送され
るループ状鉄鋼線材2のピッチの乱れが生じることなく
、かつループ状鉄鋼線材2のループ相互間、およびルー
プ状鉄鋼線材2と給電用金属製ローラー5との間に離脱
をく9かえしたシしない程度とすれば適当である。
また挟接用金属製ローラー5は、コンベア3の搬送速度
で滑ることなく同調して回転させるのが良く、そのため
余り小径のローラーや固定された軸と金属製ローラ5と
の取付は、滑らかに回転ずべく設けるのが良い。10は
金属製ローラ4の集電ホイール、11は駆動源である。
以上のような本発明の装置によると、第3図すに示す如
く、挟接用金属製ローラー5により、ループ状鉄鋼線材
2は、両側部の密接域を中心に圧下挟接され、第2図に
示す従来のようなループの立ち上がりは皆無となり、ル
ープ相互間およびループ状鉄鋼線材2と金属製ローラ4
との接触度は飛躍的に良好となる。また、ループ状鉄鋼
線材2の弾性、搬送コンベア3の振動等により、ループ
面に凹凸が生じた場合においても挟接用金属製コーラ−
5は揺動自在に具設されているため、ループ状鉄鋼線材
2のループ面の凹凸にならって、自重を付加せしめて極
めて円滑に追従性を発揮する他、特筆すべきは、当該給
電部以前の投階+生じた1ターンあるいは複数ターンの
ループが正規のループ列から飛び出した場合これを修正
する機能を持つことであシ、一般に、このような飛び出
しを無修正のまま電気化学処理、特に電気めっきを行っ
た場合、該飛び出し部にのみ異常にめっき厚が上る現象
を生じ、品質管理上好1しくないことになり、本発明の
給電装置によれば予め、めっき槽に浸漬される直前でル
ープ列を矯正することが可能となシ、均一なめっきが得
られることになる。
このようにして、ループ状鉄鋼線材2の給電部である金
属製ローラー4又は挟接用金属製ローラー5あるいは両
方への接触状態は飛躍的に改善されることになる。
次に第3図に示す装置によって、ループ状鉄鋼線材を給
電した場合の入側部における実施例を示す。
(υループ状鉄鋼線材 線材の材質  溶接用鉄鋼線材 線     径   2. Ommφ ループ径  800mm ループピッチ   12■ 搬送速If   3.2 m/−b (2)金属製ローラ ローラー材質 ステンレン鋼 ローラー径 190■ ローラー数 3本 ローラー長さ 380 m (中央部の1本)200鰭
(両端部の2本) (3)挟接用金属製ローラー ローラー材質 鋼 ローラー径 80m ローラー数 2対(1対2本) ローラー長さ 100+m ローラー間隔 300m+(160〜400■で可変〕
(4)給電条件 給電量(めっき量)700A 給電部     ■ 挟接用金属製ローラーから給電 ■ 金属製ローラーから給電 ■ 挟接用金属製ローラーと、 金属製ローラーの両方から 給電 これらの条件によりループ状鉄鋼線材に給電した場合の
給電部におけるスパーク発生数を第1表に示す。
また挟接用金属製ローラーと、金属製ローラの両方から
給電した場合における給電量の変動状態を第4図a、b
に示す。aは本発明による場合、bは従来の方法による
場合である。第1表から本発明によシスパーク発生数が
従来に比へてイ。〜4゜。
に減少したことがわかる。又、第4図から本発明により
、給電量の変動量が約%に小さくなったことがわかる。
以上の、aく、本発明によれば、給電のための接触点数
が増加し、1接触点を流れる電流値が小さくなることに
より依存度が軽くなシ、ス15−り発生が激減したため
、金属製ローラーの取替補修は、従来300〜600時
間を周期として行なっていたのが、1700〜2500
時間となシ、又仕上伸線時の伸線性も向上し、溶接用鉄
鋼線材を7ダイスによυ線径2,0簡φから線径1,2
■φまで伸線する場合7ダイス当シ、従来0.6〜0.
7tの伸線量であったものが、本発明によシLO〜1.
1tの伸線量となシ著しく伸線性が向上した。
又、給電量の変動が小さくなったため、めっき厚のバラ
ツキも減少し、成品の品質が向上した。従つてめっき工
程、伸線工程における歩留、稼動率が向上する。
以上、ループ状鉄鋼線材に電気めっきを行なう場合の給
電について本発明を適用した例を述べたが、電気めっき
に限らず電解処理を行なう酸洗。
脱脂等においてもその効力を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来技術における給電方法、aは平面図
、bは断面図、第2図は従来の入側給電部における説明
図、第3図a、bは本発明における給電装置の一実施例
でaは平面図、biliA−A’からみた断面図、第4
図a、bは給電量′の変動状態を示す図でaは本発明の
場合、bは従来技術による場合である。 1・・・めっき槽、2・・・ループ状鉄鋼線材、3・・
・搬送コンベア、4・・・金属製ローラー、5・・・挟
接用金属製ローラ群、6・・・ピン、7・・・アーム、
8・・・ストッパー、9・・・調整おもり、10・・・
集電ホイール、11・・・駆動源、12・・・給電用金
属製ローラ、13・・・めっき用銅板、14・・・めっ
き液、B・・・ループ状鉄鋼線材の搬送方向。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 ; (ほか1 第1図 (61) 準 2i

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ループ状鉄鋼線材を横置して搬送しながら連続的な電気
    化学処理を行なう際の給電装置において、金属製ローラ
    ーをループ状鉄鋼線材の下部に接触させて設置するとと
    もに、1対以上の挟接用金属製ローラーを、前記ループ
    状鉄鋼線材の両側方より前記ループ状鉄鋼線材を下方へ
    押付ける如く挟接して設置し、前記金属製ローラーと挟
    接用金属製ローラーの少なくとも一方から前記ループ状
    鉄鋼線材に給電することを特徴とするループ状鉄鋼線材
    の給電装置。
JP12136681A 1981-08-04 1981-08-04 ル−プ状鉄鋼線材の給電装置 Pending JPS5822387A (ja)

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JP12136681A JPS5822387A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 ル−プ状鉄鋼線材の給電装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12136681A JPS5822387A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 ル−プ状鉄鋼線材の給電装置

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JPS5822387A true JPS5822387A (ja) 1983-02-09

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ID=14809463

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12136681A Pending JPS5822387A (ja) 1981-08-04 1981-08-04 ル−プ状鉄鋼線材の給電装置

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JP (1) JPS5822387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4734979A (en) * 1985-12-25 1988-04-05 Mazda Motor Corporation Weighty object mounting systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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