JPS5822091Y2 - 警報器付光電制御器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は例えば自動車において、制限車速を速度計内に設
けた光電制御手段で検出し、その検出信号によってブザ
ーその他の警報器を作動させる場合に使用する光電制御
器に関する。

従来光源・光検出素子・可動遮光板等から成る検出部と
、光電制御回路プリント基板と警報器とによって構成さ
れる光電制御器は、光電制御器と警報器とが別個である
ため、それぞれ計器ケースに別々に取付け、電線でつな
いでいる。

そのため組立作業性が悪く、又電線が他物のじゃ昔にな
ることがある。

本案は上記の問題点を解消するものである。

同所について説明すると、１は速度計ケース、２は回転
永久磁石、３はその回転軸、４は誘導板、５は誘導板４
と一体の遮光板、６は指針、７は指針軸、８は目盛板、
９，１０は上記遮光板をはさんでその両面に対向配置し
た光源及び光検出素子、１１．１２は先端部に上記光源
９、光検出素子１０をそれぞれ支持させた平行一対の支
持腕、１３は各種電子部品を組付けたプリント基板にし
て、該基板１３はブラケット１４に予め小組みして孔２
３、ボルト２４でケース１に取付けられている。

前記光源９及び光検出素子１０の支持腕１１．１２は、
プリント基板１３又はブラケット１４の何れか一方に、
支持腕ｌＬ１２に形成された取付座１５を介して予め取
付け、その支持腕１１．１２の基部の取付座１５に、プ
リント基板１３とブラケット１４とのスペーサを兼用さ
せてしる。

１８．１９は上記支持腕１１．１２をプリント基板１３
に取付けるボルトの通し孔、２０゜２１．２２はブラケ
ット１４の支持腕１１．１２の取付座１５とプリント基
板１３とを結合するボルトの通し孔を示す。

そしてプリント基板１３を検出部（ケース１）に取付け
るブラケット１４の７端に張出部１４□を設けて、そこ
にブザー或いは閃光点滅燈などの警報器１６を支持させ
ている。

１７．１７□は警報器取付用ボルト孔を示す。

従って警報器１６は予め光電制御器にセットされている
から、従来別個であるのに比べて取扱い易く、組立て作
業能率が向上する。

又警報器１６とプリント基板１３とは近接しているから
両者間の配線は極めて短かくて、他物のじゃ昔になるこ
とはない。

更に警報器１６をプリント基板取付用ブラケット１４に
支持させることは、プリント基板１３と共にブラケット
１４に小組みしておいて検出部に取付けられるから、光
電制御器の組立てを容易にする効果もある。

又警報器１６を含む光電制御器を一度に取外すことがで
きるので、その光電制御器の点検及び交換が容易である
。

光電制御回路のプリント基板１３とブラケット１４との
結合に際し、光源９及び光検出素子１０の支持腕１１，
１２の取付座１５が、プリント基板１３とブラケット１
４の間のスペーサの役をして、別に絶縁手段を必要とし
ないので、光電制御器小組みの際の部品数並びに工数の
削減になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は速度計に適用した本案警報器付光電制御器の横
断平面図、第２図は縦断正面図、第３図は分解斜面図。 ５は遮光板、９は光源、１０は光検出素子、１３はプリ
ント基板、１４はブラケット、１６は警報器。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 計器の可動部材４に一体に設けた可動遮光板５を挾んで
   その両面に光源９及び光検出素子１０を対向配置した検
   出部と、その検出部を収容している計器ケース１の外側
   面にブラケット１４を介して取付けた光電制御回路プリ
   ント基板１３と、計器ケース１に取付けた検出信号によ
   って作動する警報器１６とから成る警報器付光電制御器
   において、 上記光源９及び光検出素子１０を基部に共通一体の取付
   座１５を有する平行一対の支持腕１１゜１２の先端部に
   それぞれ支持させ、その支持腕１１．１２の取付座１５
   を、プリント基板１３と該基板１３を計器ケース１に取
   付けるブラケット１４との間に挾持させて絶縁空隙を形
   成し、上記ブラケット１４の一端に設けた張出部１４□
   に警報器１６を支持させた警報器付光電制御器。