JPS5822053B2 - 水溶性樹脂組成物 - Google Patents

水溶性樹脂組成物

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JPS5822053B2
JPS5822053B2 JP10238579A JP10238579A JPS5822053B2 JP S5822053 B2 JPS5822053 B2 JP S5822053B2 JP 10238579 A JP10238579 A JP 10238579A JP 10238579 A JP10238579 A JP 10238579A JP S5822053 B2 JPS5822053 B2 JP S5822053B2
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JP
Japan
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acid
reaction
water
resin
diamine
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JP10238579A
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太田正徳
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Okamura Oil Mill Ltd
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Okamura Oil Mill Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性樹脂組成物に関する。
更に詳しくは本発明は、式 で示される四塩基酸からなる群から選ばれた少なくとも
1種のポリカルボン酸とジアミンとを反応させて得られ
るポリイミド前駆体に窒素性塩基を作用させて得られる
塩を含有する水溶性樹脂組成物に係るものである。
本発明に係る水溶性樹脂組成物は良好な安定性を示し、
保存中または焼付時における分解等が殆んどなく、また
低毒性であり有害具を殆んど有さないという利点を有す
る。
しかも斯かる水溶性樹脂組成物から得られる皮膜は可撓
性、耐熱性、機械的強度、耐薬品性等の諸物性にも極め
て優れたものである。
従って本発明の水溶性樹脂組成物は塗料、接着剤、成型
品、繊維等の広範囲の分野に於て使用され得る。
本発明で用いられる上記式CI)の化合物、式CI、)
の化合物、式ClIDの化合物及び式〔■〕の化合物は
いずれも文献未載の新規化合物である。
式CI)の化合物及び式CII)の化合物は例えば次の
ようにして製造される。
即ち酸触媒の存在下アルコール溶液中にてシクロヘキサ
ノンと過酸化水素とを反応せしめ、次いで生成するアル
コキシシクロへキシルバーオキサイトニマレイン酸エス
テルを第一鉄塩の存在下に反応させ、更に反応生成物を
加水分解することにより製造される。
シクロヘキザンと過酸化水素との反応に於て、両者の使
用割合としては前者に対し後者を通常0.5〜2倍モル
量とするのがよい。
酸触媒としては硫酸、リン酸、塩酸等を例示でき、斯か
る酸触媒をシクロヘキサノン100重量部(以下単に「
部」と記す)に対して通常0.5〜10部程度使用する
のがよい。
またアルコールとしてはメタノール、エタノール、グロ
パノール、イングロパノール、n−ブタノール、ter
t −ブタノール等を例示でき、斯かるアルコールを
シクロヘキサノン100部に対し通常200〜1000
部程度使用するのがよい。
該反応の反応温度は一般に0〜30℃であり、反応時間
は5〜20分である。
斯くシて生成するアルコキシシクロへキシルパーオキサ
イドとアレイン酸エステルとの反応に於て、両者の使用
割合としては通常前者に対し後者を1〜3倍モル量とす
るのがよい。
マレイン酸エステルとしてはマレイン酸ジメチル、マレ
イン酸ジエチル、マレイン酸ジ−n−プロピル、マレイ
ン酸ジ−n−ブチル、マレイン酸ジーtert −ブ
チル等を例示できる。
第一鉄塩としては硫酸第一鉄、塩化第=鉄、酢酸第一鉄
、硫酸第一鉄アンモニウム塩等を例示でき、斯かる第一
鉄塩をアルコキシシクロへキシルパーオキサイド1モル
に対して通常1〜2モル程度用いるのがよい。
反応温度は通常−10〜10℃、反応時間は0.5〜1
時間である。
斯くして式〔■〕及び式CIDで示される化合物がエス
テルの形態で製造され、これを常法に従って加水分解す
ることにより式CI〕及び式〔■〕で示される化合物が
製造される。
式CIII )の化合物は、マレイン酸エステルの代り
にメタクリル酸エステル(メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸tert −ブチル等)を
用い、上記と同様の反応を行なうこゴとにより製造され
る。
また式CIV)の化合物は、マレイン酸エステルの代り
にアクリル酸エステル(アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ね一ブチ
ル、アクリル酸tert −ブチル」等)を用い、上
記と同様の反応を行なうことにより製造される。
本発明で用℃・られるジアミンとしては脂肪族、脂環族
、芳香族のいずれを問わず公知のものを広(使用できる
ジアミンの具体例を示せば、例えJばエチレンジアミン
、ヘキサメチレンジアミン、バラシクロヘキシルジアミ
ン、メタフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン
、4・4′−ジアミノジフェニルメタン、4・4′−ジ
アミノジフェニルエタン、4・4′−ジアミノジフェニ
ルプロハ、5ン、4・4′−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3・4′−ジアミノジフェニルエーテル、ベンジジ
ン、3・3′−ジメトキシベンジジン、4・4′−ジア
ミノジフェニルスルフィド、4・4′−ジアミノジフェ
ニルスルホン、バラ−ビス(4−アミノフェノ4キシ)
ベンゼン、メタ−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、4・4′−ジアミノビフェニル、メタキシリレンジ
アミン、パラキシリレンジアミン、シ(ハラ−アミノ−
シクロヘキシル)メタン、インホロンジアミン、ヘプタ
メチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチ
レンジアミン、4 ・4−ジメチルへブタジアミン、3
−メトキシへブタメチレンジアミン、2・11−ジアミ
ノドデカン、1 ・4−ジアミノシクロヘキサン、2・
2′−ジアミノジエチルエーテル、2・グージアミノジ
エチルチオエーテル、3・3′−ジアミノジプロポキシ
エタン、2・6−ジアミツピリジン、グアナミン、2・
5−ジアミノ−1・3・4−オキサジアゾール、2−(
3’−アミノフェニル)−5−アミンベンツオキサゾー
ル、ビス−(4−アミノフェニル)ホスフィンオキシト
、ビス〜(4−アミノフェニル)ジエチルシラン等を挙
ケることができる。
本発明ではポリイミド前駆体は一ト記式〔■〕乃至CI
V)で示されるポリカルボン酸と上記ジアミンとを水溶
性溶媒中または水溶性溶媒と水との混合溶媒中で加熱す
ることにより容易に製造される。
ポリカルボン酸及びジアミンの使用割合としては通常前
者:後者−0,9〜1.1:2〜0.9(モル比)とす
るのが適当である。
水溶性溶媒としてはエチレングリコール、ジエチレンク
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール、エチレンクリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレンクリコ
ールモノイソグロビルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、シ
エチレンクリコールモノイソグロビルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、トリエチレンクリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、イングロビルアル
コール、シクロヘキシルール、1 ・4−ブタンジオー
ル、1・6−ヘキサンジオール等を例示できる。
斯かる水溶性溶媒は単独乃至混合物として使用される。
ポリカルボン酸とジアミンとの反応に於ける反応温度と
しては通常60℃〜溶媒の沸点附近である。
斯くして酸化残存率50〜3%のポリイミド前駆体が製
造される。
ここでいう酸化残存率とは反応初期の系内のポリカルボ
ン酸成分の酸価を100%として、反応後どれだけの酸
基が残存しているかを示すものである。
本発明組成物中に含有されるポリイミド前駆体と窒素性
塩基との塩(以下「樹脂成分」という)は、上記で得ら
れるポリイミド前駆体に窒素性塩基を反応させることに
より製造される。
窒素性塩基とは塩基として作用する窒素化合物を意味し
、これにはアンモニア、第1級アミン、第2級アミン、
第3級アミンの他、第3級アミンと同様に作用する複素
環化合物及び第4級アンモニウム化合物が包含される。
窒素性塩基として具体的には、アンモニア(アンモニア
水)、トリメチルアミントリエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ジエチルアニリン、トリフェニルアミン、n−
エチルモルホリン、n−エチルモルホリン、ピリジン、
メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、N−メチルジェタノールアミン、N−エチル
ジェタノールアミン、N−N−ジメチルエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、水酸化アンモニウム、水酸
化テトラメチルアンモニウム等を例示できる。
斯かる窒素性塩基の使用量としてはポリイミド前駆体の
残存カルボキシル基に対して当量程度となるような割合
で使用するのがよい。
反応温度は通常0〜200℃である。斯くして樹脂成分
が製造される。
本発明組成物に含有される樹脂成分の量としては特に制
限がなく広範囲内で適宜選択すればよいが、通常組成物
中に10〜70重量%程度含有させておけばよい。
本発明組成物の使用に際しては、該組成物を使用し易い
濃度に希釈した後加工操作をすればよい。
また目的に応じて、他の水溶性樹脂を混合して使用して
もよい。
本発明組成物には3・3′・4・4′−ベンゾフェノン
テトラカルボン酸ジエステルに窒素性塩基の塩を形成し
てなる水溶化化合物を配合することができる。
3・了・4・4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸ジ
エステルはエステル結合の位置が隣接する2個のカルボ
キシル基のいずれか一方に存在するジエステルを意味し
、この化合物は3・許4・4′−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物をアルコールでエステル化すること
により容易に合成される。
アルコールとしては上述した水溶性溶媒のうち水酸基を
有する化合物をいずれも使用できる。
上記水溶化化合物は3・3′・4・4′−ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸ジエステルに窒素性塩基を反応させ
ることにより製造される。
窒素性塩基の種類、反応条件等は上述のポリイミド前駆
体に窒素性塩基を反応させる場合と同じでよい。
水溶化化合物の配合量としては特に制限はないが、上記
樹脂成分と水溶化化合物とがイミド結合を形成するよう
に化学量論的に略等量の割合となるように配合するのが
好適である。
本発明では樹脂成分及び水溶化化合物のいずれか一方が
30%の範囲内で過剰に存在していても差し支えない。
斯かる水溶化化合物の配合により、樹脂成分とのイミド
化反応による高分子化が円滑に進行し、得られる皮膜(
重合体)に優れた可撓性、耐熱性、耐薬品性、電気的特
性等を賦与し得る。
また本発明組成物には上記窒素性塩基の炭酸塩もしくは
有機カルボン酸塩を配合することができる。
ここで有機カルボン酸塩の有機カルボン酸成分としては
ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の炭素数1〜7の有機カル
ボン酸が好適である。
窒素性塩基の炭酸塩もしくは有機カルボン酸塩としては
具体的にはアンモニアの炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロ
ピオン酸塩ニトリメチルアミン、トリエチルアミン等の
トリアルキルアミンの炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロピ
オン酸塩:N−メチルジェタノールアミン、N−エチル
ジェタノールアミン等のN−アルキルジェタノールアミ
ンの炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩;N−N
−ジメチルエタノールアミン、N−N−ジエチルエタノ
ールアミン等のN−N−ジアルキルエタノールアミンの
炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩ニトリエタノ
ールアミンの炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩
等を例示でき、これらは単独もしくは混合して使用され
る。
窒素性塩基の炭素塩もしくは有機カルボン酸の配合量と
しては特に限定がなく広い範囲内で適宜選択すればよい
が、通常上記樹脂成分ioo部に対して0.01〜10
部程度配合するのがよい。
斯かる炭酸塩もしくは有機カルボン酸塩の配合により、
本発明樹脂組成物の保存時の粘度上昇の現象を抑止し、
組成物の安定性を向上させることができる。
本発明組成物にはさらに各種の添加物、架橋剤等を配合
することができる。
本発明で使用される上記式〔I〕乃至CIV)で示され
るポリカルボン酸には次に示すような有用性がある。
。まず上記ポリカルボン酸とジイソシアナート類とを有
機溶媒中で溶液重合して得られる重合体は、フェノール
、クレゾール、N−メチル−2−ピロリドン、N−N−
ジメチルホルムアミド、N−N−ジメチルアセトアミド
等の有機溶媒に対して室温で良好な溶解性を示すと共に
、耐熱性、耐摩耗性、電気絶縁性、耐フレオン性等の諸
性質に優れたものである。
それ故斯かる重合体は電気絶縁材料、耐熱性フィルム、
耐熱繊維、耐熱積層材料、ガラス繊維含浸材、金属箔塗
布材料等として有利に使用され得る。
ジイソシアナート類としては芳香族系のもの、脂肪族系
のもの、脂環族系のもの及び複素環族のもののいずれで
あってもよ(、またチオジイソシアナートであってもよ
く、さらにはこれらジイソシアナートのインシアナート
基をフェノール、クレゾール等により公知の方法でブロ
ック化したブロック体を用いてもよい。
斯かるジイソシアナート類として具体的にはパラフェニ
レンジイソシアナート、2・4−トリレンジイソシアナ
ート、1・5−ナフチレンジイソシアナート、4・4′
−ジフェニルメタンジインシアナート、4・4′−ジフ
ェニルエーテルジイソシアナート、エチレンジイソシア
ナート、プロピレンジイソシアナート、リジンジイソシ
アナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、シクロヘ
キサン−1・4−ジイソシアナート、ビス(フェノキシ
カルバミル)−4・4′−ジフェニルメタン、ビス(フ
ェノキシカルバミル)−4・4′−ジフェニルエーテル
、。
ビス(フェノキシカルバミル)−1・3−ベンゼン、ビ
ス(フェノキシカルバミル)−2・4−トルエン、ビス
(エトキシカルバミル)−4・4′−ジフエニルエーテ
ル等を例示できる。
ポリカルボン酸とジイソシアナート類との重合は、まず
上記。
有機溶媒にジイソシアナート類を溶解し、これにポリカ
ルボン酸を略等モル添加し、180〜210℃に3〜2
0時間加熱することにより行なわれる。
この際ジブチルチンジラウレート、ジメチルチンジクロ
ライド、ナフテン酸コバルト等の4有機金属化合物、N
−N−ジメチルベンジルアミン、トリエチルアミン、N
−N−ジメチルピペラジン等の第3級アミン等の重合触
媒が有利に用いられる。
尚上記ポリカルボン酸の代りに上記ポリカルボン酸−無
水物、二無水物もしくは三無水物、上記ポリカルボン酸
のエステルや酸アミドの如きそのイミド形成性誘導体を
用いても差し支えない。
斯くして得られる重合体は、ポリエステル、ポリアミド
、ポリエステルアミド、ポリエステルイミド、ポリイミ
ド、ポリアミ トイミド、ポリウレタン、ポリ尿素、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等と混合して使用
され得る。
また上記ポリカルボン酸の二無水物もしくは三無水物と
芳香族テトラミンとを反応させて得られるポリアミド酸
アミン樹脂を水溶化したものは強靭で強固に密着した電
気的特性、機械的特性及び耐薬品性の優れた耐熱性塗装
物を製造するための塗装材料として有用である。
更に詳しく説明すれば、ポリカルボン酸の二無水物もし
くは三無水物はポリカルボン酸を無水酢酸などの脱水剤
の存在下にて加熱処理すると容易に脱水閉環して製造さ
れる。
また芳香族テトラミンは一般式〔式中Rは6個以上の炭
素原子を有する4価の芳香族残基を示し、4個のアミン
基は異なった炭素原子に結合しているものとする。
〕で表わされる化合物である。
上記一般式〔■〕に於げるRとしては例えば1〜3個の
ベンゼン核を含む縮合化合物及びそれらがイオウ、酸素
、窒素もしくは3個以下のアルキル基により結合された
ものを挙げることができ、斯かる芳香族テトラミンとし
て具体的には3・3′−ジアミノベンジジン、■・2・
4・5−テトラアミノベンゼン、3・3′・4・4′−
テトラアミノジフェニルエーテル、3・3′・4・4′
−テトラアミノジフエニルメタン、3・3′・4・4′
−テトラアミノジフェニルスルホン等を例示できる。
ポリカルボン酸の二無水物もしくは三無水物と芳香族テ
トラミンとを反応させてポリアミド酸アミン樹脂を得る
ための反応方法としては酸無水物基とアミン基が反応す
る条件下であればいずれの方法でもよいが、溶液重縮合
が特に好ましい。
ポリカルボン酸の二無水物もしくは三無水物及び芳香族
テトラミンの使用割合としては等モルが好ましいが、一
方を10モル%以内で過剰であっても差し支えない。
上記反応を溶液中にて行な59合、用いられる溶媒とし
ては生成するポリアミド酸アミン樹脂を溶解し得るもの
を広く使用でき、例えばN−N−ジメチルアセトアミド
、N−N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、テトラメチル尿素、m−クレゾール等を挙げること
ができる。
該反応の反応温度は通常0〜50℃であり、反応時間は
1〜5時間程度である斯くしてポリアミド酸アミン樹脂
が生成するが、該樹脂中のアミド酸の一部が閉環により
イミド化したものが含まれていても差し支えない。
ポリアミド酸アミン樹脂の水溶化はポリアミド酸アミン
樹脂に上記窒素性塩基を反応させることによ−り実施さ
れる。
窒素性塩基の種類、反応条件等は上述のポリイミド前駆
体に窒素性塩基を反応させる場合と同じでよい。
斯くして得られる水溶性ポリアミド酸アミン樹脂に適宜
水を添加し溶液濃度5〜30重量%重量上程整し、これ
を被塗装物に電着塗装する。
電着塗装条件としてはポリアミド酸アミン樹脂水溶液の
組成、濃度、被塗装物(金属)の種類や形状、電極間距
離、塗膜の厚さ等により異なり一部には言えないが、一
般に5〜200vで約5秒〜10分程度でよい。
このようにして得られるポリアミド酸アミン被覆物を1
00〜300℃程度に加熱すると、完全にポリイミダゾ
ピロロン化した被覆物は耐熱性が更に向上して、強靭で
強固に密着した電気的特性、機械的強度、耐薬品性等に
優れた耐熱性塗装物を得ることができる。
また上記ポリカルボン酸の少なくとも2個のカルボキシ
ル基をそれぞれ多価アルコールでエステル化したもので
あって且つエステル構成部分に多価アルコールからの遊
離の水酸基を含有しているもの(以下これを「多価エス
テル」という)は樹脂皮膜形成材料として使用され得る
多価エステルは上記ポリカルボン酸もしくはその酸無水
物に多価アルコールを反応させることにより製造される
多価アルコールとして具体的にはエチレングリコール、
1 ・2−プロピレングリコール、■・2−ブチレング
リコール、■・3−プロパンジオール、1・4−ブタン
ジオール、ジエチレングリコーノ瓢トリエチレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリス(
2−ヒドロキシエチル)インシアヌレート等を例示でき
る。
多価エステルを上記用途に使用するに当っては、無溶剤
タイプ、有機溶剤タイプ、水溶化タイプ等の任意の形態
にて使用に供することができる。
有機溶剤タイプの形態に調製するに際し、用いられる有
機溶剤としては上記多価アルコールの他、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、フェノール、キシレノール、N−
N−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメチルアセトア
ミド、N−N−スルホアミド、メチルエチルケトン、メ
チルイソプロピルケトン等を例示できる。
また水溶化タイプの形態に調製するに際しては、多価エ
ステルを水に溶解すればよいが、水に対する溶解性が乏
しい多価エステルの場合には上述の窒素性塩基を作用さ
せて水溶化処理を施し、次いでこれを水に溶解させれば
よい。
多価エステルには必要に応じて用途目的に応じた各種の
任意成分、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリエステルイミド樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、アセタール樹脂、ブ
チラール樹脂、アミノプラスト樹脂等の樹脂、ブチルチ
タネート、イソプロピルチタネート、ジブチルチンオキ
サイド、酢酸鉛、酢酸亜鉛、酢酸マンガン等の有機金属
化合物、架橋剤、架橋促進剤、充填剤、顔料、染料等を
添加することができる。
斯かる多価エステルを主成分とする組成物を150〜2
50℃程度に数時間加熱すると、直鎖状及び網状に高分
子量化して皮膜性の良い樹脂が得られる。
この樹脂は良好な熱安定性、耐溶剤性を有し、また高い
フィルム強度と可撓性とを兼備しており、一般のポリエ
ステル樹脂と同様の用途に充分適用され得るものである
また上記ポリカルボン酸もしくはその酸無水物と上述の
ジアミンとを無溶媒下でまたはクレゾール等の有機溶媒
もしくは水溶媒中にて反応させて得られる反応生成物は
エポキシ樹脂用硬化剤として有用である。
上記反応に於てポリカルボン酸もしくはその酸無水物及
びジアニンとの使用割合としては特に限定されず広い範
囲内にて適宜選択されるが、通常前者に対し後者を0.
5〜3倍モル程度用いるのがよい。
反応温度は一般に100〜300℃程度であり、この温
度にてイミド化反応に伴う生成水が留出してくるのでこ
れを反応系外に除外することにより目的物(即ちイミド
環含有ジアミン乃至イミド環含有ポリカルボン酸)が合
成される。
この目的物はエポキシ樹脂用硬化剤として有効であり、
使用に際してはエポキシ樹脂に上記反応により得られる
反応生成物を適当量添加し、さらに必要に応じて公知の
硬化促進剤、増量剤、充填剤、補強剤等を適宜添加し、
次いでこの混合物を公知の方法でそのまま硬化させるか
、又はこの混合物を例えば50〜150℃の温度で予備
反応させて可融性、可溶性のいわゆるB−ステージ状に
変性せしめ、更に最終用途に応じて硬化させてもよい。
さらにまた上記ポリカルボン酸はポリアミドイミド樹脂
塗料を製造するための原料としても有用である。
即ち芳香族三塩基酸無水物に上述のジアミンを反応させ
て得られるアミド基含有ジアミンとポリカルボン酸とを
有機溶媒中で反応させることによってポリアミドイミド
樹脂が製造される。
斯かるポリアミドイミド樹脂を主成分とする塗料は耐熱
性、耐摩耗性、耐クレージング性等に優れた絶縁皮膜を
形成させることができるので極めて重要である。
ここで芳香族三塩基酸無水物としては、トリメリット酸
無水物、3・4・4′−トリカルボキシジフェニルエー
テル無水物、3・4・4′−トリカルボキシジフエニル
メタン無水物、3・4・4′−トリカルボキシジフェニ
ルスルホン無水物等を例示でき、これらの一部が有機二
塩基酸、例えばイノフタル酸、テレフタル酸、アジピン
酸又はこれらのジエステル等で置換されていてもよい。
芳香族三塩基酸無水物とジアミンとの反応は。有機溶媒
、例えばN−N−ジメチルホルムアミド、N−N−ジメ
チルアセトアミド1.N−N−ジエチルホルムアミド、
N−メチル−2−ピロリドン等の非プロトン性極性溶媒
中にて行なわれる。
芳香族三塩基酸無水物とジアミンとの使用割合としては
、通常後者1モルに対して前者を0.1〜0.9モルと
なるように用いればよい。
該反応は一般に150〜250℃程度にて行なわれる。
斯くして得られるアミド基含有ジアミンとポリカルボン
酸との反応は有機溶媒例えばクレゾール類、キシレノー
ル類等のフェノール系溶媒中にて行なわれる。
この際反応系内にジアミンが存在していても差し支えな
い。
またポリカルボン酸の代りにポリカルボン酸の無水物、
ポリカルボン酸のアルキルエステル等イミド形成能を有
する化合物を用いることもできる。
ポリカルボン酸をアミド基含有ジアミンとの使用割合と
しては、両者を略等モルの範囲で加えるとよい。
該反応の反応温度は約150〜200℃程度であり、反
応時間は一般に3〜10時間程度である。
斯くして粘稠なポリアミドイミド樹脂溶液が得られるの
で、粘度を適宜調整して塗料として使用すればよい。
また上記式CI)〜式〔1”V)の化合物製造の際に得
られるこれらの化合物9アルキルエステルは以下に示す
有用性を有している。
即ち式〔13〜式(■〕の化合物のアルキルエステルに
ポリアミンを反応させた前駆体は、これを硬化させるこ
とによって優れた耐熱性、可撓性等を賦与し得るので、
塗膜乃至積層板形成材料として有用である。
式〔19〜式〔■〕のアルキルエステルとしては、具体
的には 式 〔式中Rはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル
、tert−ブチル基等のアルキル基を示す。
〕で示される四塩基酸、式 〔式中Rは前記に同じ。
〕で示される六塩基酸、式 〔式中Rは前記に同じ。
〕で示される四塩基酸及び式 C式中Rは前記に同じ。
〕で示される四塩基酸が挙げられる。
これらのアルキルエステルのうち特にメチルエステルが
好適である。
またポリアミンとしては芳香族ジアミン、脂肪族ジアミ
ン、芳香族トリアミン、脂肪族トリアミン等従来公知の
ポリアミンを広く使用できる。
これらポリアミンのうち芳香族ジアミンの使用が特に好
ましく、芳香族ジアミンの具体例を示すと一般式 で示されるジアミンを挙げることができ、より具体的に
は4・4′−ジアミノジフェニルエーテル、4・4′−
ジアミノジフェニルスルホン、4°4′−ジアミノジフ
ェニルメタン及び4・4′−ジアミノジフェニルプロパ
ンを挙げることができる。
また・上記以外の芳香族ジアミンの具体例として、n′
−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、2・
2−ビス(4−アミノフェニル)フロパン、ベンジジン
、4・4仁ジアミノジフエニルスルフイド、1・5−ジ
アミノナフタレン、3・3′−ジメチルベンジジン、2
・4−ビス(β−アミノ−tert−ブチル)トルエン
、1・4−ビス(2−メチル−4−アミノペンチル)ベ
ンゼン、■−イングロビルー2・4−フェニレンジアミ
ン、m−キシリレンジアミン、p〜ルキシリレンジアミ
ンが挙げられる。
また脂肪族ジアミンの具体例としてヘキサメチレンジア
ミン、トリメチルへキサメチレンジアミン、ヘプタメチ
レンジアミン、3−メチルへブタメチレンジアミン、2
・11−ジアミノデカン、2・6−ジメチルへキサメチ
レンジアミン、■・2−ビス(3−アミノプロポキシエ
タン)、■・4−ジアミノシクロヘキサン、ビン(3−
アミノプロピル)スルフィドその他の脂肪族ジアミン等
が挙げられる。
本発明ではこれらポリアミンを単独で使用してもよいし
、併用してもよい。
上記アルキルエステルとポリアミンとの反応は、無溶媒
中にて行なわれる。
溶媒としては例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール等の多価アルコール
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N
−メチル−2−ピロリドン、キノリン、フェノール、ク
レゾール、キシレノール等が使用される。
該反応において、上記アルキルエステルとポリアミンと
の使用割合としては特に限定がなく広い範囲内で適宜選
択することができるが、前者に対して後者を等モル量程
度使用するのが好ましい。
該反応の反応温度としては特に限定がなく冷却下、室温
下及び加温下のいずれでも行なわれるが、通常はO〜6
0℃程度で反応は好適に進行する。
該反応は一般に1〜24時間程度で完結する。
斯くして上記アルキルエスチルとポリアミドとの反応生
成物が収得される。
該反応生成物は、これに適当な溶媒を添加した後、加熱
することによりイミド化が進行して塗膜や積層板を形成
させることができる。
例えば塗膜を形成させる場合には、上記反応生成物を溶
媒に溶解した後、これを常法に従い塗付、焼付けすれば
よい。
ここで用いられる溶媒は、上記アルキルエステルとポリ
アミドとの反応に用いられる溶媒と同じものを使用でき
る。
また加熱温度としては使用される溶媒により異なり一種
には言えないが、一般に100〜250℃の範囲内で十
分である。
斯くして耐熱性、可撓性等において優れた塗膜や積層体
を得ることができる。
以下に参考例及び実施例を挙げる。
参考例 攪拌機及びコンデンサー付反応釜に無水メタノール12
00kg・無水マレイン酸100kg及び濃硫酸3kg
を加え、攪拌下68℃でメタノールを還流反応させる。
8時間反応させ反応液の酸価が40となったところでメ
タノール850kgを回収し、マレイン酸ジメチル含有
のメタノール溶液449.6kg(硫酸込みの酸価18
8、マレイン酸ジメチル146.9kg、メタノール3
00kg、硫酸2.7に9を含有)を得る。
上記で得られるマレイン酸ジメチル含有メタノール溶液
449.6kgの入った反応釜に、シクロヘサノン80
kg、35%過酸化水素水溶液80kg及び98%硫酸
0.9に9を加え、18〜20℃に保ち30分攪拌しな
がら反応させる。
この反応液を一5°Cに保ちながら粉末状硫酸第一鉄(
7水塩)240kgを徐々に添加して反応させる。
反応後60%硫酸18kgを加え、攪拌後静置分離によ
り、上層のポリカルボン酸エステル層と下層の第二鉄塩
層とに分離する。
ポリカルボン酸エステル層を希硫酸及び水で洗浄、脱水
してポリカルボン酸メチルエステル167 kgを得る
収率94.1%(原料シクロヘキサノンに対して、以下
同じ) 尚下層の第二鉄塩層は精留により99%メタノール28
0kgを回収する。
上記で得られるポリカルボン酸メチルエステルからガス
クロマトグラフィーによって下記穴塩基酸メチルエステ
ルが分離される。
Oジメチル7・8・9・10−テトラメトキシカルボニ
ルート16−ヘキサジカンジオエート割合:62% (水素比18:10:4) Mass :分子量546 元素分析値(C26H42012として)HO 分析値(%) 57,24 7.71 35.50計
算値(%) 57,15 7.69 35.16斯く
して得られるジメチル7・8・9・10−テトラメトキ
シカルボニル−1・16−ヘキサテカンジオエートを常
法によりケン化して1・6・7・8・9・14−テトラ
デカンヘキサカルボン酸を得る。
実施例 1 温度計及び水分分離器付冷却管を付した500m1四つ
目フラスコに1・6・7・8・9・14−テトラデカン
へキサカルボン酸347v、4・4′−ジアミノジフェ
ニルメタン992及びトリエチレングリコール701を
加え加熱攪拌する。
100℃付近より水の留出が始まり、逐次粘度を増しつ
つ反応系内の温度を上昇させる。
130℃前後で酸価残存率が約20%になった時反応を
止め、80℃に冷却後20%アンモニア水502を加え
、次いで精製水で稀釈して固形分50%の水溶性樹脂組
成物を得る。
実施例 2 上記参考例で得られるポリカルボン酸メチルエステル(
ケン化価550、酸価38)1011’を温度計及び攪
拌機を付した四つ目フラスコに仕込み、次いで4・4′
−ジアミノジフェニルメタン4961を加え、攪拌しつ
つ加熱溶解し、70℃で1時間、さらに140℃で1時
間反応させた後、クレゾール400ノを加え約1時間で
180℃に徐々に昇温し、さらに1時間反応を続けて、
ポリカルボン酸メチルエステルと4・4′−ジアミノジ
フェニルアミンの反応生成物を得る。
この反応生成物を鉄板に塗付し、220℃で2時間硬化
した後、赤外線吸収スペクトルを測定したところ、I
770crn ’、1380cm’及び770cfr
L−1に五員環イミドの特性吸収が見られた。
また上記鉄板を350℃の恒温槽中で4時間浸漬して耐
熱性を調べたところ、表面光沢及び硬度になんら変化が
認められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 で示される四塩基酸からなる群から選ばれた少なくとも
    1種のポリカルボン酸とジアミンとを反応させて得られ
    るポリイミド前駆体に窒素性塩基を作用させて得られる
    塩を含有する水溶性樹脂組成物。
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