JPS58220422A - 電子部品用リ−ド線の製造法 - Google Patents
電子部品用リ−ド線の製造法Info
- Publication number
- JPS58220422A JPS58220422A JP57104264A JP10426482A JPS58220422A JP S58220422 A JPS58220422 A JP S58220422A JP 57104264 A JP57104264 A JP 57104264A JP 10426482 A JP10426482 A JP 10426482A JP S58220422 A JPS58220422 A JP S58220422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- wire
- manufacturing
- cutting
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子部品用リード線の製造法に関するものであ
り、さらに詳しく言えば、短絡故障のない電子部品を得
るだめのリード線の製造法に関するものである。
り、さらに詳しく言えば、短絡故障のない電子部品を得
るだめのリード線の製造法に関するものである。
本発明の方法によるリード線は種々の電子部品、例えば
、アルミ電解コンデンサ、電気二重層キャパシタ、フィ
ルムコンデンサなどに用いられるが、以下、アルミ電解
コンデンサを例にとって説明する。
、アルミ電解コンデンサ、電気二重層キャパシタ、フィ
ルムコンデンサなどに用いられるが、以下、アルミ電解
コンデンサを例にとって説明する。
従来、この種のリード線を成形する場合、まず第1図に
示すように、アルミニウム線1とCP線2を溶接した後
、第2図a、bに示すように、アルミニウム線1の部分
をプレス等で圧延偏平加工し、次に第3図a、bに示す
ように上下の切り刃3a、3bで偏平部1aの不要部分
1cを切断して取シ除く。しかし、切断外周の角部には
バ1J1dが発生するため、次に第4図a、bのプレス
板4a。
示すように、アルミニウム線1とCP線2を溶接した後
、第2図a、bに示すように、アルミニウム線1の部分
をプレス等で圧延偏平加工し、次に第3図a、bに示す
ように上下の切り刃3a、3bで偏平部1aの不要部分
1cを切断して取シ除く。しかし、切断外周の角部には
バ1J1dが発生するため、次に第4図a、bのプレス
板4a。
4bでそのバリ1dを偏平面と面一となるように押しつ
ぶし、更に第3図a、bの切断工程で付着する切削油を
第5図a、bの洗浄工程で洗浄液5により洗浄してリー
ド線とする方法が採用されている。
ぶし、更に第3図a、bの切断工程で付着する切削油を
第5図a、bの洗浄工程で洗浄液5により洗浄してリー
ド線とする方法が採用されている。
昨今、この種のリード線を使用する第6図のような電解
コンデンサにおいて、ショート不良が多発するようにな
った。その理由として、最近の電解コンデンサの小型化
薄型化傾向に伴い、コンデンサの電解紙6および電極箔
7a、7bの厚みも極端に薄くなり、第6図のように電
極箔7aと鮫めにより接続されたアルミニウム線1の偏
平部1aと電解紙すと電極箔7a、7bを巻き取った際
に、第7図に示すようにリード線の偏平部1aの外周に
発生したバ+J 1 dが、電解紙6を突き破り、更に
そのバIJ 1 dが他方の電極箔7 b−1r?j触
し、ショート不良を起してしまう。また第4図a、bに
示すようにプレス板4a、4bでパリ1dを押しつぶし
ても、大きめのパリ1dは横に突き出るため、同じく第
8図のようにパリ1dがショート不良を起していた。
コンデンサにおいて、ショート不良が多発するようにな
った。その理由として、最近の電解コンデンサの小型化
薄型化傾向に伴い、コンデンサの電解紙6および電極箔
7a、7bの厚みも極端に薄くなり、第6図のように電
極箔7aと鮫めにより接続されたアルミニウム線1の偏
平部1aと電解紙すと電極箔7a、7bを巻き取った際
に、第7図に示すようにリード線の偏平部1aの外周に
発生したバ+J 1 dが、電解紙6を突き破り、更に
そのバIJ 1 dが他方の電極箔7 b−1r?j触
し、ショート不良を起してしまう。また第4図a、bに
示すようにプレス板4a、4bでパリ1dを押しつぶし
ても、大きめのパリ1dは横に突き出るため、同じく第
8図のようにパリ1dがショート不良を起していた。
このようなパリ1dをなくす方法として、第9図のよう
な角つぶし部4Cを有するプレス板4bで、一旦切断さ
れた偏平部1aの角をパリ1dとともにつぶして、面取
した形に成形する方法もあるが、つぶし量が多いと、第
9図のように返り部1eが発生したり、少ないとパリつ
ぶしの効果が薄れるなどの欠点があり1、何れにしろ従
来の成形方法によるパリ1dの発生が大きな問題を引き
起していた。
な角つぶし部4Cを有するプレス板4bで、一旦切断さ
れた偏平部1aの角をパリ1dとともにつぶして、面取
した形に成形する方法もあるが、つぶし量が多いと、第
9図のように返り部1eが発生したり、少ないとパリつ
ぶしの効果が薄れるなどの欠点があり1、何れにしろ従
来の成形方法によるパリ1dの発生が大きな問題を引き
起していた。
しかも、従来の成形方法は第10図のようなシア切断で
刃が擦れ合い、切り刃3a、3bの刃先3a’、3b’
にアルミニウム8が成牛し、切り刃3a。
刃が擦れ合い、切り刃3a、3bの刃先3a’、3b’
にアルミニウム8が成牛し、切り刃3a。
3bの寿命を縮めたり、パリ、1ciを助長するため、
切刃3a、3bに給油が必要となり、リード線成形後、
油の付着したリード線を洗浄する必要が生じるなどの工
程上のロスが生じていた。
切刃3a、3bに給油が必要となり、リード線成形後、
油の付着したリード線を洗浄する必要が生じるなどの工
程上のロスが生じていた。
本発明はこのような従来のリード線の問題点を解決する
ものであり、ショート不良の最大原因であるリード線の
パリを簡単かつ確実になくし、しかも従来のパリ押え工
程および、洗浄工程を廃止することを目的とするもので
ある。以下、本発明の電子部品用リード線の製造法につ
き、一実施例を示す第11図〜第16図の図面を用いて
説明する。
ものであり、ショート不良の最大原因であるリード線の
パリを簡単かつ確実になくし、しかも従来のパリ押え工
程および、洗浄工程を廃止することを目的とするもので
ある。以下、本発明の電子部品用リード線の製造法につ
き、一実施例を示す第11図〜第16図の図面を用いて
説明する。
第11図に本発明の一実施例による製造法を実施するだ
めの装置の一例を示し、第12図にその要部構造を示し
、第13図に同装置により得られるリード線を示してい
る。
めの装置の一例を示し、第12図にその要部構造を示し
、第13図に同装置により得られるリード線を示してい
る。
図において、10,1σはクサビ状切り刃で、上下運動
可能なホルダー11,11′に・組込まれるとともに、
弾性体12 、12’により常にホルダー11 、11
’より突出する方向に付勢されており、またホルダー1
1.11’は上下運動可能な駆動装置(図示せず)に連
結されている。
可能なホルダー11,11′に・組込まれるとともに、
弾性体12 、12’により常にホルダー11 、11
’より突出する方向に付勢されており、またホルダー1
1.11’は上下運動可能な駆動装置(図示せず)に連
結されている。
まず、本発明においては、第1図、第2図a。
bに示すようにCP線2に溶接されたアルミニウム線1
をプレス等で偏平圧延加工した後、第11図に示す相対
向するホルダー11.11’を駆動装置により、両側か
ら偏平部1aの方へ動かし、クサビ状切り刃10,1σ
で切り込む。この時、その刃先が偏平部1aの厚み方向
の中間部分で一致した所で、不要部分1cが切断され所
定の寸度に外周が成形される。
をプレス等で偏平圧延加工した後、第11図に示す相対
向するホルダー11.11’を駆動装置により、両側か
ら偏平部1aの方へ動かし、クサビ状切り刃10,1σ
で切り込む。この時、その刃先が偏平部1aの厚み方向
の中間部分で一致した所で、不要部分1cが切断され所
定の寸度に外周が成形される。
この成形方法によれば、第12図に示すように、切り刃
の動きにそって、アルミニウム線1の偏平部1aが偏平
面から中心部に向って流れるだめ、従来のバリ発生を簡
単かつ確実になくすことができる。
の動きにそって、アルミニウム線1の偏平部1aが偏平
面から中心部に向って流れるだめ、従来のバリ発生を簡
単かつ確実になくすことができる。
そして、これにより、第14図に示すように、アルミニ
ウム線1の偏平部1aを電極箔7aに絞めにより接続し
た後、電解紙6とともに巻き取っても、パリによるショ
ート不良が発生することがない。
ウム線1の偏平部1aを電極箔7aに絞めにより接続し
た後、電解紙6とともに巻き取っても、パリによるショ
ート不良が発生することがない。
ところで、本発明のクサビ切り刃を発明する過程で一般
工具のペンチで切断実験した結果、ペンチの切り刃は、
第16図aのような形状で刃先にズレがあるため、コン
デンサに使用される高純度で延性の高いアルミニウム線
・1を切断すると、切り刃の重なり部13にアルミニウ
ムが食い込み、刃先の寿命を縮めたり、アルミニウムが
完全に切断されなかったり、第16図すのようなひげ状
のパリ1dが発生するなどの欠点が生じたが、本発明に
おいては、刃先を一致させて重なり部をなくすとともに
、切り刃を弾性をもって支持しているため、前述のよう
な欠点は生じない。
工具のペンチで切断実験した結果、ペンチの切り刃は、
第16図aのような形状で刃先にズレがあるため、コン
デンサに使用される高純度で延性の高いアルミニウム線
・1を切断すると、切り刃の重なり部13にアルミニウ
ムが食い込み、刃先の寿命を縮めたり、アルミニウムが
完全に切断されなかったり、第16図すのようなひげ状
のパリ1dが発生するなどの欠点が生じたが、本発明に
おいては、刃先を一致させて重なり部をなくすとともに
、切り刃を弾性をもって支持しているため、前述のよう
な欠点は生じない。
以上のように本発明のリード線の製造法によれば、アル
ミニウム線の外周にパリが発生しないため、パリによる
ショート不良の発生がなくなるとともに、製造設備にお
いては従来のパリ押え工程が不要になり、更に本発明に
おいてはクサビ切断で刃が擦れ合わず、切刃へのアルミ
ニウムの生成が極めて微量なため、無給油切断が可能と
なり、リード線加工後の洗浄工程を廃止できるなど、そ
の工業的価値は大なるものである。
ミニウム線の外周にパリが発生しないため、パリによる
ショート不良の発生がなくなるとともに、製造設備にお
いては従来のパリ押え工程が不要になり、更に本発明に
おいてはクサビ切断で刃が擦れ合わず、切刃へのアルミ
ニウムの生成が極めて微量なため、無給油切断が可能と
なり、リード線加工後の洗浄工程を廃止できるなど、そ
の工業的価値は大なるものである。
第1図は従来のリード線の製造法において、アルミニウ
ム線にCP線を溶接した状態を示す斜視図、第2図a、
bは同製造法において、アルミニウム線を偏平加工した
時の工程の状態およびy−ド線を示す概略図および斜視
図、第3図a、bは同製造法において、アルミニウム線
の不要部分を切断した時の工程の状態およびリード線を
示す概略図および斜視図、第4図a、bは同製造方法に
おいて、パリをつぶした時の工程の状態およびリード線
を示す概略図および斜視図、第6図a、b第8図はそれ
ぞれ従来のリード線を用いた電解コンデンサの要部構造
を示す断面図、第9図はリード線のパリをつぶす時の工
程の他の例を示す概略図、第10図は従来の製造法にお
いて、アルミニウム線の不要部分を切断する工程の欠点
を説明するだめの断面図、第11図は本発明の一実施例
による電子部品用リード線の製造法における要部工程を
示す概略図、第12図は同工程の要部を拡大して示す拡
大図、第13図は同製造法により得られるリード線を示
す斜視図、第14図は第13図に示すリード線を用いた
電解コンデンサの要部構造を示す断面図、第16図6.
bは本発明の製造法を開発する過程で検討した方法を実
施している状態およびその方法を用いたリード線の要部
を示す拡大図である0 1・・・・・・アルミニウム線、1ト・・・・・偏平部
、1c不要部分、10・・・・・・クサビ状切り刃、1
2・曲・弾性体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 11か1名第
6図 第 7 図 18図 aつ 城 2 ぺ 城
ム線にCP線を溶接した状態を示す斜視図、第2図a、
bは同製造法において、アルミニウム線を偏平加工した
時の工程の状態およびy−ド線を示す概略図および斜視
図、第3図a、bは同製造法において、アルミニウム線
の不要部分を切断した時の工程の状態およびリード線を
示す概略図および斜視図、第4図a、bは同製造方法に
おいて、パリをつぶした時の工程の状態およびリード線
を示す概略図および斜視図、第6図a、b第8図はそれ
ぞれ従来のリード線を用いた電解コンデンサの要部構造
を示す断面図、第9図はリード線のパリをつぶす時の工
程の他の例を示す概略図、第10図は従来の製造法にお
いて、アルミニウム線の不要部分を切断する工程の欠点
を説明するだめの断面図、第11図は本発明の一実施例
による電子部品用リード線の製造法における要部工程を
示す概略図、第12図は同工程の要部を拡大して示す拡
大図、第13図は同製造法により得られるリード線を示
す斜視図、第14図は第13図に示すリード線を用いた
電解コンデンサの要部構造を示す断面図、第16図6.
bは本発明の製造法を開発する過程で検討した方法を実
施している状態およびその方法を用いたリード線の要部
を示す拡大図である0 1・・・・・・アルミニウム線、1ト・・・・・偏平部
、1c不要部分、10・・・・・・クサビ状切り刃、1
2・曲・弾性体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 11か1名第
6図 第 7 図 18図 aつ 城 2 ぺ 城
Claims (1)
- アルミニウム線を偏平となるように圧延加工し、その後
その偏平部の不要な部分を切断して取シ除く際に、前記
偏平部の厚み方向の中間部で刃先が一致しかつ弾性をも
って支持された一対のクサビ状切り刃により、前記偏平
部の不要な部分を切断することを特徴とする電子部品用
リード線の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57104264A JPS58220422A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 電子部品用リ−ド線の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57104264A JPS58220422A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 電子部品用リ−ド線の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220422A true JPS58220422A (ja) | 1983-12-22 |
JPH035049B2 JPH035049B2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=14376063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57104264A Granted JPS58220422A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 電子部品用リ−ド線の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58220422A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085867A (ja) * | 1973-12-05 | 1975-07-10 | ||
JPS5612721A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-07 | Tozuka Sangyo Kk | Lead wire for electrolytic condenser |
JPS5654572U (ja) * | 1979-10-02 | 1981-05-13 |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP57104264A patent/JPS58220422A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085867A (ja) * | 1973-12-05 | 1975-07-10 | ||
JPS5612721A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-07 | Tozuka Sangyo Kk | Lead wire for electrolytic condenser |
JPS5654572U (ja) * | 1979-10-02 | 1981-05-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035049B2 (ja) | 1991-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4303747A (en) | Expanded-metal grid | |
US3298871A (en) | Electric cells with spiral wound electrodes | |
JPH11265703A (ja) | 電池及びこの電池の製造方法 | |
JPH0677374A (ja) | 半導体装置用リードおよびその製造方法 | |
JPS58220422A (ja) | 電子部品用リ−ド線の製造法 | |
JPH08287905A (ja) | 鉛蓄電池用極板およびその製造法 | |
JPH07211838A (ja) | 半導体装置のリードカット装置 | |
JPH0896803A (ja) | 非水電解液電池用電極シートの裁断装置 | |
JP2001283836A (ja) | 電池の製造方法及びシート切断方法 | |
JPS58143538A (ja) | 樹脂封止形半導体装置の製造方法 | |
JP2727917B2 (ja) | リードフレームへのフィルム打抜き貼付け装置 | |
JPS60201616A (ja) | 電子部品用リ−ド線の製造方法 | |
JP2001283839A (ja) | 電池用電極シートの加工装置 | |
JPS60167262A (ja) | エキスパンド極板の製造装置 | |
JPH09153579A (ja) | タイバ切断装置 | |
JPS6228031A (ja) | 金属板の打抜き方法 | |
JP3444128B2 (ja) | 鉛蓄電池の製造法 | |
JPH07241630A (ja) | プレス成形型 | |
JP2507391Y2 (ja) | 薄型コイル | |
JPH05166688A (ja) | 電解コンデンサ用リードの製造方法 | |
JP2648672B2 (ja) | 電解コンデンサ用タブの表面処理法 | |
JP2022163617A (ja) | コンデンサ及びその製造方法 | |
JPS6252450B2 (ja) | ||
JP4493322B2 (ja) | 電子部品用パッケージの製造方法 | |
JPS58191630U (ja) | 電子部品 |