JPS58217347A - 積層パネル及びその製造方法 - Google Patents

積層パネル及びその製造方法

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JPS58217347A
JPS58217347A JP10024482A JP10024482A JPS58217347A JP S58217347 A JPS58217347 A JP S58217347A JP 10024482 A JP10024482 A JP 10024482A JP 10024482 A JP10024482 A JP 10024482A JP S58217347 A JPS58217347 A JP S58217347A
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JP
Japan
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laminated panel
less
plastic plate
plate
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP10024482A
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English (en)
Inventor
香月 一雄
芝岡 和夫
隆雄 三輪
大西 俊士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック板とガラス板との積層パネル及び
その製造方法に関する。
従来から、軽量で、且つ破損し難いプラスチック板の両
面に耐加傷性及び耐薬品性の優れたガラス板を接着層を
介し°て接合した積層パネルが種々提案されている。
これらの積層パネルはプラスチック板に比較的厚く、ガ
ラス板を薄くすることにより軽量且つ安全な/ζネルを
得ることができる。
しかしながら、このような積層パネルは約30゛C以上
の温度下で使用すると積層パネルの接着層に泡を生じる
欠点があった。
本発明者はこれらの積層パネルについて鋭意研究した結
果、プラスチック板に含まれる水分に着眼した。プラス
チック板はその種類によっても異なるが、通常含水率が
o、i乃至O0j重量%程度であり、このプラスチック
板に含まれる水分が泡の原因になることを発見した。
すなわち、軽量で且つ破損し難く、耐加傷性、耐薬品性
に優れた積層パネルを得るためには、外表面に接合され
るガラス板は、その比重が大きいため、軽量化の見地か
ら薄いことが望ましい。ガラス板を−mm以下、特に1
mm以下の如く薄くすると積層パネルの剛性を確保する
必要から、プラスチック板は厚さQ、J mm以上の比
較的厚いものを用いるのが好ましい。このような厚さの
プラスチック板とガラス板の接合に用される接着層は、
積層パネルへ衝撃が加えられた場合に生じるガラス板の
陥没破壊を防ぐため約200μm以下の厚さにすること
が必要である。
このような構成を有する積層パネルが約jO″C以上に
加熱されると前記プラスチック板に含有されていた水分
は平衡蒸気圧が高くなり、プラスチック板表面より接着
界面へ蒸発して発泡となる。特に前記の如き0.j m
m以上の比較的厚いプラスチック板と200μm以下の
如き薄い接着層を有する積層パネルにおいては、プラス
チック板から蒸発した水分は接着層に溶解・吸収できる
水分の量よりはるかに多いため、必然的に発泡する。
本発明は前記欠点を除去するためになされたものであっ
て、本発明はプラスチック板の両生面に接着層を介して
ガラス板を接合した積層パネルにおいて、該プラスチッ
ク・板の含水率が0.01重量%以下であることを特徴
とする積層パネルである。
本発明は含水率が0.01重量%以下、好ましくは0.
0!重量%以下のプラスチック板を用いた積層パネルで
あるから、積層パネルの温度が上昇し−(s o ’c
以上になっても、プラスチック板から蒸発する水分によ
り発泡することはない。
本発明は積層、パネルを軽量化する目的で外表面のガラ
ス板の厚みの薄いものを用いる場合、積層パネルに加え
られる衝撃によりガラス板の陥没破壊を防止するため、
プラスチック板よりも変形しやすい接着層の厚みをio
ottm以下にする必要がある。
また、本発明は通常軽量で、且つ破損し難く、また耐加
傷性で耐薬品性に優れた積層パネルを得るためになされ
るものであるから、外表面に接合されるガラス板は通常
、l mm以下、特に好ましくは/ mm以下のものが
←拳カ用いられるので、積層パネルの剛性を確保するた
めにプラスチック板の厚みはQJ mm以上にすること
が好ましい。
更にまた本発明は積層パネルの透明性および剛性を付与
するためプラスチック板にポリカーボネート板、アクリ
ル板、又はポリ塩化ビニル板のいずれかを用いることが
好ましい。
更にまた本発明は積層パネルのエツジ面から侵入・拡散
する水分を防止するため、積層パネルの周辺を透水率が
QJmmの厚みで、03g/m2・、?+hr以下の2
〜3 mm厚のシール材でシールすることが好ましい。
前記シールをした本発明に係る積層パネルは、積層パネ
ルの温度上昇によりその周辺部に生じる発泡を防ぐこと
ができる一方、積層パネルのエツジの保護をする。
本発明はまた、前述した本発明に係る積層パネルを製造
方法を提供する。
すなわち、本発明はプラスチック板の両面に接着層を介
してガラス板を重ね合せ、その後オートクレーブ処理を
して積層パネルを製造する方法において、あらかじめプ
ラスチック板の含水率が003重量%以下になるよう乾
燥することを特徴とする積層パネルの製造方法である。
本発明はプラスチック板の含水率を0.01重量%以下
にするものであるが、常温で相対湿度50%以下にした
通常の空調ではそのようなプラスチック板は得られない
ので、プラスチック板をto”r2以上の高温に2時間
以上加熱したり、あるいは減圧下で真空乾燥したり、又
は加熱と減圧とを同時に行うことにより達成することが
できる。
また本発明は積層パネルの周辺をシールするのK170
”Cで、3000ボイズ以下の粘度のホットメルトシー
ル材をホットメルトガンから積層パネルの周辺に供給し
て積層パネルの周辺をシールすることもできる。
/ 70 ’C以下、好ましくは750℃以下の温度で
熔融し、3000ボイズ以下の粘度となるホットメルト
シール材をタンタで熔融し、加熱保温されたシール材を
ホットメルトガン(積層パネルの断面形状に一致した凹
型ノズルのものが好ましい。)で積層パネル周辺に供給
すれば、積層パネル周辺の隅々まで均一にシールするこ
とが容易にできる。
シール材としては重量比でスタウディンガー粘度平均分
子量がr、7oo−xi、oooのポリイソブチレンを
/j−、,15%、炭化水素系粘着付与剤を一〇〜30
%、マイクロタリスタリン・ワッ、クスを10〜20%
、パラフィンワックスを0〜70%、ポリエチレンワッ
クスを0P−70%、ポリエチレンとエチルアクリレー
トの共重合体(エチルアクリレ−)10重量%以下)を
0−jj%含有したホット・メルトシール材が好適であ
る。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明する0実施例
/ あらかじめ蒸留水中に浸漬し、約0.JJwt%の水を
含ませた一mlllX91mli)149mmのポリカ
ーボネート板複数枚をioo℃の乾燥炉中で005〜9
時間乾燥し、含水率をそれぞれ011gg重量%〜0.
0/−重量%(ちなみに室内にあるポリカーボネート板
の含水率は約0.2重量%であった。)に調整した。
これらのポリカーボネート板3の面外表面に厚さ約60
μm の飽和ポリエステル接着剤シート(コA。
−B)(日本合成化学社製゛商品名rXPA−0211
J )を介して同じ寸法の1mm  ガラス板(/A 
、 /B)を接合し、約j Otorr以下の減圧下で
約/ 、20”Cまで加熱した後、約7.3 Kg/C
m2に加圧した中空ゴムロールを用いて仮接着した。そ
の後、/20℃、10K g/Cm 20条件下で約3
0分間オートクレーブ処理して面内に泡のない積層パネ
ルを作成した。
これらの積層パネルを100″Cの乾燥炉中に60時間
以上放置し、面内の発泡の状態を調べた。
結果を牙1表に示す。牙!表で明らかなようK。
牙  l 表 100”Cで一時間以上乾燥し、含水率をO,OS重量
%以下に調整した試料には発泡は認められなかった。
実施例2 厚さtmmxqt4/mm×ttsommのアクリル板
(住友化学社製 商品名「スミベック」)を蒸留水につ
け、約/、I1重量%の含水率にした後、ioo℃の乾
燥後で約4時間乾燥し、含水率をo、oswt、%に調
整し、実施例1と同じ方法で積層パネルを作成した。こ
の積層パネルは100℃の中に10詩間以上放置しても
発泡は認められなかった。
なお、同じアクリル板をIO’0℃で/J時間乾燥し、
含水率を約0.7%に調整した積層パネルは同じテズト
で1oata角当り約り個の泡を発生した・0ちなみに
室内にあるアクリル板の含水率は、O,S重量%であっ
た。
実施例3 immxsoomm×3oommのポリカーボネート板
を乾燥し含水率を約o、os wt%以下にした後、実
施例1と同じ方法で積層パネルを作成した。
このサンプルの周辺をスタウディンガー粘度平均分子量
約72400のポリ・インブチレン(エクソン化学社製
 商品名「ビスタネックスMML−ざQ」)7、!; 
wt% と前記分子量が約9,300のポリイソブチレ
ン(エクソン化学社製 商品名[ビスタネノクスLM 
MSJ)J7wt%、粘着付与剤トシテ、脂環族粘着付
与剤(エクソン化学社製 商品名「エスコレノツ!;3
gOJ ) 30.!; wt%、マイクロクリスタリ
ンワックス、(モービル石油社製 商品名[マイクロワ
ックス/J OJ ) / Q wt%、パラフィンワ
ックス(モービル石油社製 商品名[パラフィンワック
ス/3! SPL J ) 7.3 wt% 、ポリエ
チレンとエチルアクリレートの共重合体(日本ユニカー
社製商品名rNUc乙2.20J ) 7.3; wt
%よりなり透水率が0.J O!; g/m2−211
 hr (0,!; m m厚)で、1700Cでの熔
融粘度が約ざoo poiseのホット・メルトシール
材を用いて、MELTEX CR−0!;ホット・メル
トシステムを用いて前記積層パネルの周辺をオ1図に示
す如く厚さ2mm シールした。
この積層パネルをs o ’c 、相対湿度95%の高
温高湿下に1週間保持した後、100″Cの雰囲気中に
一1時間以上放置した。この結果、積層パネル゛には何
の異常も発生しなかった。周辺をシールせずに同じテス
トを行なうと、周辺部に小さな発泡が多数見られた。
【図面の簡単な説明】
オ1図は本発明に係る積層パネルの部分断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 プラスチック板の両生面に接着層を介してガラス
    板を接合した積層パネルにおいて、該プラスチック板の
    含水率が0106重量%以下であることを特徴とする積
    層パネル。 2、 前記接着層の厚みが200μm以下である特許請
    求の範囲第7項に記載の積層パネル。 3、 前記プラスチック板の厚みが0.、gmm以上で
    ある特許請求の範囲第7項又は第2項に記載の積層パネ
    ル。 4、 前記プラスチック板がポリカーボネート板、アク
    リル板、及びポリ塩化ビニル板から選ばれた一種である
    特許請求の範囲第3項に記載の積層、<ネル0 5、 周辺がQ、3 mm厚で0. !; g/m” 
    ・2’l hr以下の透水率のシール材でシールされた
    特許請求の範囲第7項乃至4項のいずれかに記載の積層
    パネル。 6、 プラスチック板の両面に接着層を介してガラス板
    を重ね合せ、その後オートクレーブ処理をして積層パネ
    ルを製造する方法において、あらかじめプラスチック板
    の含水率が0.01重量%以下になるよう乾燥すること
    を特徴とする積層パネルの製造方法。 ’7. 770”Cで3000ボイズ以下の粘度のホッ
    トメルトシール材をホットメルトガンから積層パネルの
    周辺に供給して積層パネルの周辺を特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の積層パネルの製造方法。
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