JPS58215654A - カラ−画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それぞれ異なる色調を呈する複数種類の色ド
ツトに工９カラー画像を記録するカラー画像処理方法に
関し、特に、従来に比し格段に少ない容量のメモリ装置
を用いて画像を処理し、色むらのないカラー画像を記録
し得るようにしたものである。

一般に、かかるカラー画像の処理にあたり、それぞれ異
なる色調を呈する複数種類の色ドツト、例えば、シアン
、マゼレタ、イエロ、ブラック等のインクドツトを用い
てカラー画像を記録する場合には、それぞ扛の色毎に中
間調の階調性を表わす必要があ４）。

しかし７て、上述のように色ドツトを用いてカラー画像
を記録する場合に階調性をもたせる方法として、各画素
を微小ドツトのマトリックスニジなる網点をもって構成
し、その網点をなすドツトマトリックス中の高＃度ドツ
トの占める面積率およびその配置によって画素の階調を
表わす方法が知られている。

一方、カラーインクジェットプリンタなど、限られた種
類の色調を呈する色ドツトによりあらゆる色調を表現す
るために複数種類の色調の色ドツトを重複記録して減色
混合、にエリそれら色ドツトの色調の中間色調を表現す
る方法が用いられるが、各画素毎に異なる色調の網点を
重ねて中間色調を表現する場合に、各色調の網点の重な
り方がずれると、例えばインクドツトの内部反射等の条
件が異なるために、減色混合の状態が相違し、異なる中
間色調を呈することになるので、色むらが生ずる。しか
して、各色調の画素に共通に同一構成配置の網点を用い
ると、それら同一構成の網点の重なジにずれが生じない
ように重複記録を行なうのは、極めて困難であるがため
に、上述した色むらの発生が避は難く、したがって、か
かる重なりのずれによる色むら発生の問題を回避するた
めに同一形状の網点を各色共通に使用するにしても、各
色調毎に網点の配列にそれぞれ異なる角【１４すして、
いわゆるスクリーン角を異ならせ、各色の網点の厳密な
重複を必要としないようにする方法が採られて来ている
。かかるスクリーン角によ１２ば、色むらが生ずるにし
てもその色むらが小面積内にて牛ずろようにし、目立た
なくすることができる。

しかしながら、従来は、単に方形のドツトマトリックス
、ｌ：りなる網点にスクリーン角の傾斜を与えていたに
過ぎないので、各色ドツトの色調毎に、各階調によって
スクリーン角を異在らせた方形ドツトマトリックスの網
点における各ドツトについてのコ値データをすべてメモ
リ装置、例えば、リードオンリメモリ（ＲＯＭ　）に記
憶させておき、記録すべきカラー画像の各画素毎の階調
データをアドレスとしてそれらの記憶データをアクセス
して読出し配録することによって、所望のスクリーン角
を外す網点を用いたカラー画像の記録を行なうようにし
又いたので、カラー画像の網点記録には膨大な容量の記
憶装置を必要とすることが、従来のこの種カラー画像処
理方法の重大な欠点となっていた。

すなわち、例えば、第ｊ図（Ｅ）につき後述するような
り×りの方形ドツトマトリックスＪ、！ｌｌなる網点に
／に階調の各階調毎に異なるスクリーン角を付与した網
点を用いてカラー画像を記録するＫは、各色調毎にグ×
グ×／乙＝、２亮ビットのメモリ容量を必要とし、ｔｆ
ｒ、、比較的高精細度のカラー画像を網点記録するに用
いる、第ｊ図（Ｈ）につき後述するような／７Ｘ／７ド
ツトマトリツクスエリなる網点ヲ用いる場合にｌｄ、　
／７Ｘ／７Ｘ／にニゲアイ２ｙビツトのメモリ容量を各
色調毎に必要とし、さらに、高精細度９カラー画像の網
点記録として３２×３−２ドツトマトリツクスを用いる
場合には、３２×３λＸ／！：　＝　／に、３？ｙビツ
トのメモリ容量を各色調毎に要することとなつた。

本発明の目的は、かかる従来の欠点を除去し、カラー画
像の網点ＭＬ録に用いる網点を、方形ドツトマトリック
スに適切な変形を施すことにエリ、従来のように膨大々
答情のメモリ装置を要せずに各階げ、１毎に異なるスク
リーン角をイミ１−リ（７た網点によるカラー画像の網
点記録を行ない得るようにしたカラー画像処理方法を提
供することにある。

すなわち、本発明カラー画像処理方法においては、第ｊ
図（Ａ）〜（６）につき後に種々例示するように、網点
ななす方形のドツトマトリックスに、網点を配列したと
きに網点相ｑ間ＶＣ隙間および重なりを生ずることなく
斤いに係合するとともに所望のスクリーン角を設定し得
るようにした凹凸による変形を施して網点を形成するこ
とにエリ、網点における高濃ｌ１ｌ（ドツトの配列を、
記録すべきカラー画像の各階調毎に記憶させた網点メモ
リと、所望のスクリーン角を設定するに要する網点ドツ
トマトリックスに施すべき変形のパターンを記憶させた
スクリーンメモリとの２種類のリードオンリメ久モリを
各色調毎に備えるのみにて、従来と同様のカラー画像網
点記録を行ない得るようにしたものである。

かかる本発明カラー画像処理方法に要するリードオンリ
メモリの容量に関する数値例を前述した従来の数値例と
対比してまず説明すると、り×クドットマトリックスに
より７６階調の網点記録を行なう場合には、変形ドツト
マトリックスを！ドツトをもって構成することとして、
り×グ＋７６×！＝／クグピットのメモリ容量を各色調
毎に要するのみとなり、従来の、２ｊ乙ビツトをほぼ半
減させることができ、さらに、３．２　Ｘ　３．２ドツ
トマトリツクスにより／ｇ階調の網点記録を行なう場合
には、変形マトリックスを７７ドツトをもって構成する
こととして、３．２Ｘ　ｊ、２　＋　／にＸ　／７　＝
　／、　２９６ビツトのメモリ容量を各色調毎に備えれ
ば足りることとなり、従来の＃、　３７４１ビツトのメ
モリ容量の約Ｎｓのメモリ容量にて足りることになり、
高精細度のカラー画像網点記録を行なうに従って、本発
明によるメモリ容量削減の効果が顕著となる。

以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

まず、本発明方法によるカラー画像処理装置の概略構成
の例を第１図に示す。図示の概略構成は、複数種類の色
調の色ドツトにニジカラー画像の網点記録を行なう場合
について、いずれか／Ｓ類の色調について網点記録を行
なうに要する処理装置の概略構成を示したものであり、
実際には、かかる構成の処理装置を使用する色調の種類
数だけ併用する。

しかして、図示の概略構成においては、記録すべきカラ
ー画像信号を一時記憶させた入力装置／から画素毎の濃
度信号を網点メモリコに印加し、その画素毎の濃度信号
と、スクリーンメモリ３から読出した網点をなす変形ド
ツトマトリックスパターン信号とによりアクセスして、
網点メモリ２に格納しである各画素濃度毎のドツトマト
リックスデータのうち入力画素濃度信号に対応したもの
を、入力変形ドツトマトリックスパターンの順に配列し
たプリントパルスとしてプリンタグに供給し、通常の卯
様にて、その色調の画像の網点記録を行なう。しかして
、プリンタグからは、主走査方向に／ドラト分だけ配録
ヘッドを移動させる度毎に主走査パルスを７パルスだけ
出力するとともに、副走査方向に／ドラト分たけ記録位
置を移動させる度毎（てｉ、ｌｌＩ走査パルスを／パル
スだけ出力し、入カブリントパルスの／パルス毎に／ド
ツトの記録を行なった後に、かかる主走査および副走査
のパルスをそｎぞ扛出力する。かかる主走査および副走
査の出力パルスをカウンタｊおよび乙によりそれぞれ計
ｎして、所定のドツトマトリックスよりなる記録画素の
順次の配録位置情報を、主走査および副走査の位置信号
としてそれらの）１ウンタｊおＬびｇからスクリーン、
メモリ３に印加して、次の記録位置に対応した網点の変
形ドツトマトリックスパターン４８号を読出し、次の記
録位置に対するプリントパルスの位置（３号として網点
メモリ２に印加する。一方、入力装置／に関しては、主
走査および副走査の走査パルスを分周器２お工びざにそ
れぞ扛供給して、プリンタグにおける記録画素中の網点
をなす変形ドツトマトリックスノ（ターンに近似した方
形ドツトマトリックスの各行各列のドツト数ｎ、すなわ
ち、使用する網点パターンのドツト数の平方根に近似し
た値ｎによジ分周した主走査および副走査の分周走査パ
ルスをそれぞれ送出させて入力装置／に供給し、プリン
タグにおける次の画素記録位置に対応した画素の濃度信
号全アクセスして順次に読出すきように制御する。

つぎに、第１図示の概略構成における各部の構成をさら
に具体化した画像処理装置の構成例を第２図に示す１、
図示の構成例においては、入力装置／を、記録すべきカ
ラー画像信号の各画素浸度信号を格納したフレーｌ、メ
モリ／′と主走査および副走査の分周走査パルスをそれ
ぞ扛計数して、読出すべき画素濃度信号をアクセスする
カウンタタお工び／θとにより構成してあり、各画素濃
度信号はグビット／ご階調の濃１ｗデータにしてフレー
ムメモリ／′に格納しである。また、網点メモリ２ｆよ
、リードオンリメモリ（ＲＯＭ）もしくはランダムアク
セスメモリ（ＲＡＭ）’ｔもって構成し、画素濃度１３
号が表わす／に階調の各階調θ〜／！について、使用す
る網点における高濃度ドラ）　’／’および低濃度ドツ
ト亀Ｏｌの配列を記憶させてあジ、フレームメモリ／〃
からの画素濃度信号およびスクリーンメモリ３かもの網
点パターン信号にエリそれらの＃度配列のデータをアク
セスしてプリントパルスを読出す。

そのスクリーンメモリ３は、第３図につき後述するよう
に、縦の幅を広くした十字形に２個のドツトを配列した
形態の変形ドツトマトリックスよりなる網点パターンの
、プリンタグのグ×グドットマトリックスよりなる記録
画素中における配列を順次の記録画素毎にアクセスする
ための変換用参照テーブルをなしており１．プリンタグ
の記録画素をなすグ×グドットマトリックスに対応した
グ進カウ／り！お裏びごからの主走査および副走査の位
置信号に、Ｃジアクセスして、かかる網点パターンの記
録画素中における位置を示す位置信号を網点メモリ２に
供給する。なお、フレームメモリ／′中の画素濃度信号
をアクセスする分周器７お工び♂は、上述した２個のド
ツトニジなる網点パターンに対して、そのドツト数との
平方根に近似した分周比％の分周器となる。

つぎに、第２図示の構成例にて使用する網点を、上述し
たように２個のドツト０−Ｆをほぼ十字形に配列して第
３図（Ｂ）に示す変形ドツトマトリックスをもって構成
した場合には、フレームメモリ／＃に格納したカラー画
像信号の各画素が表わす７６階調θ〜／！を第３図（Ａ
）に１１０次に示す工うにして表わすことになる。

つぎに、かかる各階調の濃度を表わす網点パターンを、
カラー画像信号の順次の各画素＃開信号に応じ、順次に
配列してプリンタグにエリ記録した場合の記録画像の例
を第り図に示す。図示の例から判るように、本発明によ
る変形ドツトマトリックスの網点パターンを順次に配列
すると、その網点パターンの凹凸が、互いに重なりも隙
間も生ぜずに噛み合うと同時に、第１図につき後述する
ように、網点パターンをなす変形ドツトマトリックスの
形状によってスクリーン角が決まるので、網点パターン
の構成配置を設定することのみにょリスクリーフ角を同
時に設定することができ、所要のスクリーン角が異なる
毎に異なる構成配置の網点パターンを言己憶（７ておく
必要が々くなろ。

つき゛に、本発明により変形ドツトマトリックスよりな
る網点パターンを使用することにより、変形ドツトマト
リックスの形状に応じてスクリーン角を変更し得るよう
（こした例を第゛ｊ図（Ａ）〜α→に示す。しかして、
網点記録を行なった場合に生ずるスクリーン角は、その
網点パターンを順次に配列して、各網点バｌ−ノの中心
へ乃至特定の点を連ねたときに、図に示ｆよう（Ｃし、
て生ずる互いに直交する直線の角度によって決まるもの
であり、縦来の網点パターンは、第ｊ図伝）に示すよう
に、方形ドツトマトリックスにより構成さｒていたので
、網点バタ＝７の配列自体に角度をもたさないとかかる
スクリーン角を付与することができない、スクリーン角
θ０の状態となったのに対し、本発明による変形ドツト
マトリックスからなる網点パターンを順次に配列すると
、第５図（Ｂ）〜（Ｈ）にそ牡ぞれ示すように、各網点
パターンの中心点乃至特定点を連ねた直線自身がそ扛ぞ
れの煩を表わし得るので、網点パターンの設定により、
同時にスクリーン角を設定し得ることになる。

しかして、カラー画像の記録に慣用のインクジェットプ
リンタ、レーザビームプリンタ等においては記録ドツト
の密度に自ら制限があり、網点パターンを３×３乃至グ
×グのドツトマトリックスをもって構成するのが限度で
あり、かかる組直パターンにエリ３．２階調程度の階調
性を表現するのが限度とされている。かかる３×３乃至
グ×りの方形ドツトマトリックスに近作Ｊした変形ドツ
トマトリックスにニジ網点バター／を構成し５た場合の
各網点パター／の形状と得られるスクリーン角との例を
第５図（Ａ）〜■にそれぞ扛示す。なお、同図（Ａ）〜
（Ｄ）は、従来の３×３方形ドツトマトリツクスに近世
したヲドットパターン、！ドツトパターン、／θドツト
パターン、７３ドツトパターンであり、および同図（ト
））〜（Ｆｌ）は従来のり×り方形ドツトマトリックス
に近似した７６ドツトパターン、／ｊドツトパターン、
コθドツトパターン、７７ドットバターンであり、スク
リーン角（性、そ和２−ぞれ、ｏ　１１．りｔ　ｅ。

／！、グ’、　３３．７°およびθ０．りｒ　６．ム、
乙０．／グ、Ｏ０である。

以上の説明から明らかなように、本発明によｎば、カラ
ー画像をりＩ料理し２て記録する際に、変形ドツトマト
リックスよりなる網点パターンを使用することに工って
、従来に比し格段に少ない容斌のメモリ装置を用いて所
望の階調性を表現し得るのみならず、網点パターンの形
状の設定によって所要のスクリーン角を設定することが
でき、色むらの々い良質のカラー画像を記録することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法によ、るカラー画像処理装置の概略
溝底の例を示すブロック線図、第一図は同じくその具体
的構成の例を示すブロック線図、第３図伝）および（Ｂ
）ｉｄ本発明方法によるカラー画像処理に使用する網点
バター／の例をそｎぞれ示す線図、第９図は同じくその
網点パターンの記録の態様の例を示す線図、第５図（八
）〜（０）は同じくその網点バター７の形状とスクリー
ン角との関係の例をそれぞ扛示す線図である。 ／・・・入力装置、　　　　　　／′・・・フレームメ
モリ、コ・・・網点メモリ、　　　　　　３・・・スク
リーンメモリ、り・・プリンタ、　　　　タ、乙、　９
．１０・・カラ／り、７、！・・・分周器。 特許出願人　キャノン株式会社 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）そ扛ぞれ異なる色調を呈する複数種類の色ドツトに
   よジカラー画像を記録するカラー画像処理方法において
   、ドツトマトリックス中の高濃度ドツトの面積により画
   像の画素濃度を表わす網点を形成するにあたり、網点を
   なすドツトマトリックスに、網点を配列したときに網点
   相互間に隙間および重列を生ずることなく互いに係合す
   るとともに所望のスクリーン角を設定する凹凸による変
   形を施して網点を形成するようにしたことを特徴とする
   カラー画像処理方法。 ２、特許請求の範囲第１項記載の処理方法において前記
   網点に凹凸による変形を施すにあたり、網点における高
   濃度ドツトの配列を画素＃度毎に記憶させた網点メモリ
   と所定のスクリーン角を設定するだめのドツトマトリッ
   クスの変形のパターンを記憶させたスクリーンメモリと
   を備え、記録画像の主走査方向および副走査方向におけ
   る記録位置をそｎぞれ計数するカラ／りの計数出力に工
   ９前記スクリーンメモリをアクセスするとともに、その
   スクリーンメモリの出力および順次の画素信号にエリ前
   記網点メモリをアクセスして画像を記録するようにした
   ことを特徴とするカラー画像処理方法。