JPS5821535Y2 - 造粒装置の排気流調節装置 - Google Patents

造粒装置の排気流調節装置

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JPS5821535Y2
JPS5821535Y2 JP1978101969U JP10196978U JPS5821535Y2 JP S5821535 Y2 JPS5821535 Y2 JP S5821535Y2 JP 1978101969 U JP1978101969 U JP 1978101969U JP 10196978 U JP10196978 U JP 10196978U JP S5821535 Y2 JPS5821535 Y2 JP S5821535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower
cooling medium
refrigerant
nozzle
injection nozzle
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Expired
Application number
JP1978101969U
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English (en)
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JPS5519173U (ja
Inventor
杉浦英明
富田昭二
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は造粒装置の排気流調節装置に関するものである
造粒装置の1つとして気体の対向流による冷却効果を利
用したものがある。
この種の造粒装置は垂直な塔体を有し、この塔体の上方
から合成樹脂、ロウ、あるいは、薬品の原料等を溶融し
た状態で噴射ノズルから噴射し、塔中を落下させ、塔の
下方から空気、あるいは、窒素等の気体を冷却媒体とし
て送り込み、前記の噴射された粒状の材料と接触させ、
冷却し、所定の大きさの粒、あるいは、粉とするもので
ある。
粒または粉の大きさ、形状は原料の溶融状態、粘度、噴
射速度、ノズル孔の大きさ、雰囲気等の相関関係で決定
される。
第1図は従来のこの種の造粒装置を説明するもので、図
にち・いて、符号1は垂直に配置された塔を示し、その
上端には仕切壁2を介してノズル3が設けられている。
ノズル3は配管4を介して図示していない原料溶融源に
接続されている。
ノズル3の近傍で、かつ、仕切板2の下方において、塔
1の側面には放射状あるいは環状に排出口5が形成され
ている。
一方、塔1の基端部には冷媒取入口6が等間隔で複数個
形成されて卦り、塔1の下端には製品出口ノズル7が設
はうしてイル。
以上のような構造のもとにノズル3から塔1内を下方に
向って噴出された材料は下方から上昇してくる冷媒と接
触して冷却され、前述した各種の条件によって決定され
る形状、大きさの粒、粉となって塔1の下部に留り、製
品出口ノズル7から外方に取出される。
しかし、以上のような構造においては冷媒はノズル3の
近傍においては図に矢印で示すように、排出口5方向へ
偏流し、排出口5の近傍においては冷媒と材料との均一
で、かつ、積極的な接触を行なうことができず、塔1の
上方は有効に利用できないデッドスペースとなっていた
この結果、ノズル3近傍における冷媒の流速および流れ
方向等の分布が不確定となり、噴出された原料と冷媒と
の接触状態が塔設計の際の不確定要素となり、塔高、冷
媒との温度差等に余裕をとらねばならず、従って、塔高
が必要以上に大となり、経済的にも大きな不利となった
そこで、このような欠点を解消するものとして第2図に
示すような構造のものが提案された。
第2図に示す実施例にあっては、ノズル3の周囲を囲ん
で筒体からなる排出口8を設けたもので、このように塔
1の上部に冷媒排出口を設けることにより、冷媒の偏流
を解消したものであるが、この構造のもとにおいては、
ノズル3が直接冷却されてし1い、溶融した材料の粘度
に影響を及ぼし、また、噴出される材料がその表面張力
と落下状態との関係で完全な球形にならないうちに冷却
されてし1い、粒、粉の形状が均一にならない等の欠点
が生じた。
本考案の目的は造粒塔を小型化でき、噴射される材料と
冷媒の接触、冷却が良好に行なわれるように構成した造
ね装置の排気流調節装置を提供するにある。
以下、図面に示す実施例と共に本考案の詳細を説明する
第3図は本考案の一実施例を説明するもので、図中、第
1図と同一部分は同一符号をもって示しである。
本実施例にあっては、排出口5の直下において、塔1の
内側にブラケット9を介して排気流調節板10をヒンジ
11によって回動自在に取付け、ロッド12によって塔
の上方から排気流調節板10の傾斜角度を任意に設定で
きるようにしたものである。
本実施例は以上のように構成されているため、材料の粘
度、ノズル孔径、冷媒の流速等に応じて目的とする直径
の球状の粒、粉ができるように冷媒の流速、流れ方向等
を調節することができる。
第4図は本考案の他の実施例を説明するもので、本実施
例にあっては排出口5の近傍において塔1の内側に断面
円錐台状の環状の固定的な排気流調節板13を設けたも
のである。
材料の種類や冷媒の流速等の条件が固定的であるならば
、このような固定的な排気流調節板を設けても良い。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、塔の
上部の側面に形成された冷媒排出口の近傍で、かつ、塔
の内側に固定的、あるいは、傾斜角度を調節可能に排気
流調節板を設けた構造とされているため、従来のように
排出口付近において冷媒の偏流が生じることなく、また
、材料噴射ノズルが極端に冷却されることもなく、ノズ
ルから噴射された材料と冷媒との接触状態が均一で、か
つ、理想的となり、不確定要素のために塔高を高くする
必要もなく、小型の経済的な造粒装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図訃よび第2図は、それぞれ異なった従来構造を説
明する縦断側面図、第3図および第4図は本考案のそれ
ぞれ異なった実施例を説明する要部拡大縦断側面図であ
る。 1・・・塔、2・・・仕切板、3・・・ノズル、4・・
・配管、5・・・排出口、6・・・冷媒取入口、T・・
・製品出口ノズル、9・・・プラタン)、10.13・
・・排気流調節板、11・・叱ンジ、12・・・ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直な塔を有し、この塔の天井部に溶融した材料を噴射
    するための噴射ノズルを有し、この噴射ノズルから噴射
    された材料を塔の下方より送り込1れる冷却媒体によっ
    て冷却するようにした造粒装置において、上記噴射ノズ
    ルの下方近傍に位置し、冷却媒体を噴射ノズルの手前で
    横方向に排出するための冷却媒体排出口と、該冷媒排出
    口の下方近傍に位置し、塔の内方に向けて冷却媒体の流
    れを一担整流した後、上記冷媒排出口に冷却媒体を導く
    ようにした排気流調節板とから成り、塔の下方より送り
    込1れた冷却媒体を噴射ノズルの近傍で一担塔の中央部
    に流れるようにし、噴射ノズルの手前で冷媒排出口より
    横方向に排出するととを特徴とする造粒装置の排気流調
    節装置。
JP1978101969U 1978-07-25 1978-07-25 造粒装置の排気流調節装置 Expired JPS5821535Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5519173U JPS5519173U (ja) 1980-02-06
JPS5821535Y2 true JPS5821535Y2 (ja) 1983-05-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3334160A (en) * 1965-03-26 1967-08-01 Gulf Oil Corp Particularization method
US3354933A (en) * 1965-04-20 1967-11-28 Uhde Gmbh Friedrich Spray drying process for producing granulates

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3334160A (en) * 1965-03-26 1967-08-01 Gulf Oil Corp Particularization method
US3354933A (en) * 1965-04-20 1967-11-28 Uhde Gmbh Friedrich Spray drying process for producing granulates

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JPS5519173U (ja) 1980-02-06

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