JPS582119B2 - カイテンヨクシキコウクウキノロ−タ - Google Patents

カイテンヨクシキコウクウキノロ−タ

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Publication number
JPS582119B2
JPS582119B2 JP49051393A JP5139374A JPS582119B2 JP S582119 B2 JPS582119 B2 JP S582119B2 JP 49051393 A JP49051393 A JP 49051393A JP 5139374 A JP5139374 A JP 5139374A JP S582119 B2 JPS582119 B2 JP S582119B2
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JP
Japan
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rotor
boss
arm
sleeve
yoke
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JP49051393A
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ダニエル・アオ
ミシエル・エメ・アンカール
ルネ・ルイ・コフイ
ルネ・ルイ・ムイユ
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NASHONARU ANDEYUSUTORIERU AEROSUPASHIARU SOC
Original Assignee
NASHONARU ANDEYUSUTORIERU AEROSUPASHIARU SOC
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/35Rotors having elastomeric joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転翼式航空機のロークの改良に関する。
回転翼装置、特にヘリコプタのロータの分野における研
究は主さして、このロータのボスの二、三の部材の簡単
化と、継手部分における玉軸受、ニ一ドル軸受またはコ
ロ軸受をなくすことによって、点検間隔を短縮すると共
に、羽根の回転による大きな遠心力を受けながらロータ
の作動に必要な運動を行なう機素の耐用年数を増大する
ことに向けられている。
金属または補強されたプラスチック材料から成り、各羽
根を担持するアームのたわみ性によって羽根の羽ばたき
運動と抗力運動ならびに二、三の場合には羽根の角度変
更運動を可能にするボスは知られている。
アームは大きな交互応力を受けるので、ロータの良い機
能をつるために必要なたわみ性と、耐用年数を過度に制
限しない程度に低い動力学的応力水準とを満足に妥協さ
せることは困難である。
また、ひずみによって変形することのできるエラストマ
の軸受から成る継手によって羽根の羽ばたき運動、抗力
運動ならびにピッチ変換運動を行ないうる金属ロータ構
造も知られている。
しかしながら、これらの軸受は曲げ応力を受けるだけで
なく、引張り応力をも受けるので、その受ける大きな応
力が耐用年数に対して有害であり、またこの種の軸受を
最小限度の質量と容積で用いることが困難である。
本発明の目的は、前記のような従来装置が有する諸問題
を解決し、羽根の遠心力をボスに伝え、羽根のピッチ変
換および羽根の羽ばたきを可能にし、かつ耐用年数を増
大できる回転翼式航空機のロー夕を提供することにある
星形ボスが各羽根について、この星形の面において1つ
づつの平らな連接アームを担持し、このアームは前記の
面に対して垂直方向にたわみ性であるようにした本発明
のロータは、各羽根がその内側末端に、ボスの方に向け
られたヨークを担持し、このヨークの両枝は対応のアー
ムの平面部をはさみ込み、羽根とアームとの連接は、一
方においては、ヨークの枝の両端の間にはさまれた球形
止め部材とアーム基部のボスの中に設けられた開口の外
側ヘリとによって行なわれ、また他方においてはアーム
の外側末端とヨークの底部との滑動、回転共働によって
行なわれるようにしたものである。
この球形止め部材は羽根の遠心力をボスに伝え、また羽
根のピッチ変換を可能にし、また最後に羽根の羽ばたき
を可能にする。
好ましくは、前記の球形止め部材は、剛性とエラストマ
層と加硫によって組立た堆積物から成る。
これらの層は、羽根がアームの曲げによって羽ばたく際
にその枢転の中心となる架空中心にほぼ対応する中心を
有する球の一部を成している。
前記アーム末端とヨーク底部との滑動一回転共働は、ア
ームの末端を円筒形先端部の形に形成し、これをヨーク
の底部に作られた穴の中にリングを介して係合させ、こ
のリングが玉継手の中を滑動し、この玉継手の外輪が前
記の孔の中にはめ合わされるようにして行なうのが望ま
しい。
最後に、弾性−緩衝装置によって連結を完了する。
この緩衝装置の一端はヨークに連接した突起部に固着さ
れ、また他端は羽根の逃げのへりに固着される。
この装置は周波数アダプタの役割を果し、ロータ中の過
度の振動ならびに応力を生じる共鳴を防止するため、こ
のロー夕の正規の回転速度に対して、羽根の抗力におけ
る自然振動モードの分布を最適化することができる。
更に詳しく述べるならば、初期の抗力振動モードを飛行
中のロータの回転速度より明白に下方に移動させ、しか
もこのためにアームをその面の中においてたわませる必
要がない。
このことは羽ばたき中のアームの最適たわみ性をうるよ
うにこのアームの形状ならびに抵抗性を最適化すること
ができる。
ボスの中において抗力において交替する運動に対する機
械的制限を設けて、弾性一緩衝装置を破壊するような過
度の振幅のせん断応力がこの緩衝装置に偶然にかけられ
ることを防止するため、本発明の好ましい実施の態様に
おいては、羽根をボスに連接するヨークは2枚の平行プ
レートを備え、これらのプレートは羽根の基部を剛性的
にはさみ込み、また粘弾性物質を介して、たわみ性アー
ムの末端に載置された滑動玉継手を挾持する。
この場合好ましくは滑動玉継手は対向平行面を有するケ
ーシングの中に閉じ込められまた粘弾性物質はヨークの
側板と前記ケーシングの外側面との間に介在された2枚
のプレートの形で配分される。
このようにして羽根の角度移動は回転子の面の中におい
てのみ行なわれ、粘弾性物質は羽根を平均位置に保持す
る戻し力と、またこの羽根の抗力方向における振動の減
衰作用とを行なう。
ヨークを成す2枚のプレートは粘弾性物質を適当に圧縮
するように、スペーサによって組立てられ、また羽根は
この同じ2枚のプレートボスの反対側へりに、2本の軸
によって固定され、これら2本の軸はボスの軸線から等
距離にあり、一方の軸は取りはずすことができこの場合
他方の軸は羽根を折りたたむための軸を成し、このよう
にしてロー夕を備えた回転航空機の移送中その容積を減
少し、またはこの種の航空機を最小限空間の中に格納す
ることができる。
最後1c、これらのスペーサの一方に羽根の角度制御レ
バーを支承させ、このレバーによって羽根の作動部に対
して直接のピッチ制御操作を行なうことができる。
本発明によれば、羽根によって生ずる遠心力はスリーブ
と止め部材を介してボスの中心部に作用し、たわみ性ア
ームの羽ばたきを可能にし、また、止め部材の弾性層の
ひずみによって羽根の角度移動を容易にすることができ
る。
以下本発明を図面に示す実施例によって詳細に説明する
第1図と第2図に示す本発明の実施例は3羽根ロータに
関するものであって、ロータボス1は主として、ガラス
繊維から成る平らな星形部材から成り、この部材は熱硬
化性樹脂によって被覆され、またロータの担持する羽根
と同数のアーム2を有する。
これらのアーム2は三角形であって、円筒形先端部3で
終わっている。
またこれらのアーム2の外側たわみ部2aはその幅が中
心部に対してだんだんに細くなっており、この中心部は
孔5を備え、これらの孔が冠状に配置されたボルト7に
よって、星形部分を支柱状の垂直軸6の上部と連接して
いる。
各アームの基部であって垂直軸の固定部分の近く,すな
わち星形部材の厚い部分に、長方形の開口8が備えられ
ている。
各アームの外側たわみ部2aは金属製のスリーブ9の中
に配置され、このスリーブのボス側の円筒部は切り込み
を有して、ヨーク10の上下の枝を成し、これらの枝が
外側たわみ部2aの平らたい部分を取り囲んでいる。
ヨークのこれらの枝はボス側において、内向きショルダ
11と、外向き部分フランジ12とに終わっている。
外側たわみ部2aに対するスリーブ9の固定は止め部材
13によって行なわれる。
この止め部材13は剛性金属層とエラストマ一層とを交
互に重ね合わせて成る。
これらの層を加硫によって組立て、球の形の一部の形と
し、この球の中心がボス側にあるようにする。
この止め部材13は開口8の中に配置され、スリーブ9
のショルダ11の中間に介在させられ、これらのショル
ダに対して止め部材13は当接部材14とボルト14a
によって固定されている。
また開口8の外側へりに対して止め部材13が盆状部材
15によって当接し、この部材15の2個の外向き突起
15aが開口8の外側ヘリを締めつけるようにしている
外側たわみ部2aの円筒形先端部3は、スリーブ9の末
端内側に作られた穴の中にリング16によって係合させ
られ、このリング16は、好ましくは自動潤滑型の玉継
手17の中を滑動し、この軸受の外輪17aが前記の孔
の中にはめあわされている。
このスリーブ9は外側においてヨークで終わり、このヨ
ークは耐摩性のリング20内を通る軸19によって羽根
18を固定する。
前記のリング20は羽根18の基部に設けられた孔、な
らびに羽根基部の外側面とキャップの内側面との間に介
在された2個の止め座金21と連接している。
スリーブ9はまた側面に1個の突起22を有しこの突起
は、弾性緩衝装置としてのダンパ23の一端が固定され
るヨークを成し、このダンパ23の他端は羽根18の逃
げ24のへりに連接されている。
このようなスリーブ9と羽根18の間の緩衝された弾性
連接組立体は粘弾性物質、すなわち受けるエネルギーの
一部を弾性的に復元し残分を吸収する物質を含んでいる
この組立体は、羽根の回転面においてボスに対する羽根
の一定限度の回転自由を支えると共に、羽根の中立位置
の片側における移動度に比例した力をもって羽根をこの
中立位置にたえず戻し、この戻し作用は高い緩衝率をも
って行なわれる。
このような羽根とボスの連接法は、大低の場合には、羽
根の抗力における初期自然振動周波数がロータ公称速度
よりも多いので適当であるが、羽根の抗力における自然
振動周波数がロータの公称速度を超えた場合には、羽根
18とスリーブ9の間の連接が剛性となる(第3図参照
)。
部分フランジ12の上にボルト(図示せず)によってレ
バー25が固着され、このレバーはヘリコプターの飛行
制度制御装置に連接し、羽根18の角度を制御すること
ができる。
この実施例においては、羽根から生じる遠心力はスリー
ブ9と止め部材13を介してボスの中心部の中にとられ
、外側たわみ部2aには関係しないので、外側たわみ部
2aは羽根の羽ばたきたわみに対して最もよく対応する
ように設計することができる。
この羽ばたきたわみに対して、各羽根は止め蔀材13の
球の中心を中心として枢転する。
止め部材13の弾性層のひずみによって、この止め部材
は羽根角度の変動を可能にし、この場合止め部材の剛性
層の各球形部が相互にすべて少し回転する。
第3図と第4図は、2羽根ロータの場合に本発明の
改良をほどこしたボスの他の実施例を示している。
外側たわみ部2a、スリーブ9、止め部材13、円筒形
先端部3、リング16、玉継手17は第1図と第2図に
示したものと同様であるdしかしながら、支柱上のボス
の固定法は“シーソー”型である。
すなわち支柱に対して直角の軸線を有する継手29をボ
スの上に備え、ロータ全体を支柱に対して揺動させるこ
とができる。
この継手は遠心力を受けないので、2個の二一ドル軸受
または2個の自動潤滑リング、またはたとえば成層型の
2個の弾性変形円筒軸受からなるようにすることができ
る。
各羽根18とスリーブ9との連接は(第3図)は複式ヨ
ーク26と2本の軸27によって行なわれ、これによっ
て羽根とスリーブ9の完全な連接を行なうことができる
第5図と第6図に示す実施例においては、この場合にも
ボス1は、熱硬化性樹脂で被覆されたガラス繊維から成
る平らな量状部材で構成される。
ロータの羽根18と同数のアーム2を備えている。
これらのアームは三角形であって、外側たわみ部2aを
有し、またアームの基部には開口8を備え、またアーム
の正常厚さの自由端は支承部材35の中に係合し、この
支承部材から円筒形先端部36が延びている。
アーム2と羽根18の連接は、ヨーク37によって行な
われる。
このヨークは第7図に詳細に示しているように、スリー
ブを構成する2枚のプレート38と39との間にスペー
サ40を挾持したうえでボルト41で固定することによ
って構成されている。
プレート38は39と同様羽根の側において厚くなって
、第2ヨークを成し、このヨークの側板42は2個づつ
並んで合計4個の孔43を有し、この穴は、羽根18の
保持軸45を受けるためのソケット44を備えている。
図に示すように、2本の軸45の一方はヘヤピン状部材
46を備え、それによって云の軸を引き抜いて、周知の
ようにして羽根を残した軸を中心として枢転させること
ができる(第5図において鎖線で示す)。
上下のプレート38,39はボスの側においてヨークの
2本の枝47を成し、これらの枝が各アームの外側たわ
み部2aを取り囲んでいる。
ヨーク37をたわみ性アーム2の上に固定するには球形
止め部材48を介して行ない、この止め部材は前述と同
様に球形の金属層とエラストマ一層とを交互に重ねて成
り、この止め部材は開口8の中において、その当接部材
48a(ヨーク47の末端に対してボルト66によって
固定されている部材)と凹面支承軸受48b(開口8の
外側へりに対してボルト67によって固定されてる部材
)との間に配置されている。
各アームの外側たわみ部2aは止め部材48を超えて位
置しているので、止め部材の中心は第1〜3図の場合の
ようにボスの軸線側になく、アームの末端側にある。
他方において円筒形先端部36は玉継手49の中に係合
し、この玉継手49はこれを取り囲む球形軸受金51を
介してケーシング50の中に配置されている。
唇形の継手52がケーシング50と円筒形先端部36と
の中間に配置されて、玉継手49を入れたケーシング5
0のキャビテイを閉じている。
このケーシング50を上下のプレート38,39の中間
に、直接に弾性緩衝装置が介在させられる。
この装置は2枚のプレート53から成りこのプレートは
ほぼ正方形であって、大きなコワサと、高い変形残留率
とを有するシリコーンエラストマーから成る。
この種の物質は粘弾劾果を有し、すなわち緩衝をともな
う戻し作用を有する。
各弾性プレート53は、各プレート38.39の側にお
いては側板54と加硫によって接着され、またケーシン
グ50の側においてはキャップ55に接着させられてい
る。
このキャップ55はその外周に沿って上ぞりへり56を
有し、ケーシング50の外側面上にすり合わされている
この組立体全体はプレート38と39のボルト締めによ
って保持されている。
このようなエラストマープレート53は、その弾性によ
る戻しばね作用と、その残留率による緩衝作用とを行な
い、一方においては、羽根の抗力における初期振動周波
数を大幅に低下させて、この周波数をロータの公称速度
の0.6倍前後の値にすることができ、また他方におい
て、ロータの始動および停止に際して抗力共鳴に対応す
る回転速度を超えるのに必要な減衰作用をもたらし、し
かもこれは羽根および羽根をボスに取りつける部材の中
に過度の動力学的応力を生じることなく行なわれ、また
最後に飛行中に、周囲空気の中での運動による応力の変
動に基づく共鳴現象を除去することができる。
このように羽根保持組立体の内部に弾性緩衝装置を載置
する方法は重量の観点から、従って原価の観点から有利
である。
なぜならば周波数アダプタとして働く部材の側板として
役立つのは、この場合側板38.39と玉継手を入れた
ケーシング50であって、従来のこの種の構造において
見られるように他の部材、特にレバーを用いる必要がな
い。
この装置のもう1つの利点は、ロータ面におけるたわみ
性アームの外側たわみ部2aに対するヨーク47の角度
ぶれが、上下のプレート38,39を連結するスペーサ
40に対してケーシング50の側面が当接することによ
って機械的に制限されることにある。
このようにして、たとえば口−タの非常に急激な制御ま
たは加速によって、羽根の基部に対する応力または抗力
モーメントが偶然に急増しても、この弾性緩衝装置を破
壊するおそれはない。
実際に、この機械的止め部材によって許される緩衝装置
のぶれは、この機械的止め部材の抵抗限度以下の価に減
少させられる。
羽根の前へり側にある一方のスペーサ40はたわみ性ア
ーム2に沿って延びて、ピツチレバー57を成している
このレバー57の自由端にはリンク58および軸59の
ごとき連接手段を備え、ヘリコプタのロータのピッチ制
御装置に接続したコネクテイングロツドを取りつけるこ
とができる。
ピツチレバー57の長さは、このレバーの上にコネクテ
イングロツドを枢着する中心69が、羽根の軸線に対し
て直角に球形止め部材48の中心を通る重線上にほぼ位
置するように定められる。
このようにして、ロータの作動中のたわみ性アーム2の
羽ばたき運動はピツチレバーの制御点の位置に対して影
響を与えることなく、従って羽根の寄生的運動を生じな
い。
前述の構造に対するこの構造のもう1つの利点は、制御
応力を直接に羽根そのものに伝えることにある。
これによって寄生的変形を最小限にすることができる。
またこの構造はヨーク37の枝47の幅を減少すること
ができ、ヨークの枝は制御によってねじれを受けること
なく、羽根の遠心作用によって引張り応力を受けるにす
ぎない。
本発明は回転翼を有するすべての航空機、特にヘリコプ
タに適用される。
本発明の実施の態様をまとめて説明すれば次のとうりで
ある。
1)特許請求の範囲によるロータにおいて、ボス2は樹
脂で固めたガラス繊維から成り、外側たわみ部2aは外
側末端に向うに従ってボス本体よりも薄くなり、またボ
スの厚い部分の中に開口8が設けられているようにした
ロータ。
2)特許請求の範囲によるロータにおいて、各アームは
放射方向の円筒形末端部3−36で終わり、この末端部
は玉継手17−49の孔の中に滑動自在に係合し、この
玉継手は外輪17a−51の中に載置され、この外輪は
羽根のヨーク10−37によって担持されるようにした
ロータ。
3)特許請求の範囲によるロータにおいて、羽根のヨー
タは、互に対向する切欠きを末端に備えたスリーブ9で
あって、このスリーブ末端の内向きショルダに対して止
め部材13が当接し、またスリーブ末端の外向きフラン
ジ12に対してピッチ制御レバー25が固着されている
ようにしたロータ。
4)特許請求の範囲によるロータにおいて、羽根とロー
タの連接ヨーク37は2枚の平行な剛性プレート38−
39を有し、これらのプレートは羽根18の基部を剛性
的に挾持し、また、たわみ性アームの末端に載置された
滑動玉継手36−49を、粘弾性物質層53を介して剛
性的に包囲するようにしたロータ。
5)前項4によるロータにおいて、前記の滑動玉継手は
逆向きの2面を有するケーシング50の中に収容され、
前記の粘弾性物質はヨークのプレー}38−39と前記
のケーシング面との間の介在させた2枚のプレート53
として配分されているようにしたロータ。
6)前項5によるロータにおいて、粘弾性プレートの初
期圧縮変形を限定するため、剛性プレー}38−39の
間にスペーサ40が介在されているようにしたロータ。
7)前項6によるロータにおいて、スペーサ40に外側
たわみ部2aのへりと相会することによつて、羽根の面
の中における角度移動振幅を制限するための止め部材を
成すようにしたロータ。
8)前項6によるロータにおいて、一方のスペーサ40
は羽根のピッチ制御レバー57に連接しているようにし
たロー夕。
9)特許請求の範囲および前項1によるロータにおいて
、制御レバー57の自由端は、羽根の軸線に対して垂直
に、前記の球形止め部材の中心を通る面の中に位置する
ようにしたロータ。
10)前項5によるロータにおいて、各粘弾性プレート
は加硫によって、その一面においては、対応の剛性プレ
ート38−39の内面に当接された側板54に固着され
、他面においては、ケーシング50の面にはめ合わされ
たキャップ55に固着されているようにしたロータ。
n)前項4と7によるロータにおいて、剛性プレート3
8−39は、更にボスと反対側に、2本の軸45によっ
て羽根18を固定するためのヨークを成し、一方の軸4
5は取りはずすことができ、また両方の軸45はボスの
軸線から等距離にあるようにしたロータ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による羽根ロー夕の一部破断した平面図
、第2図は第1図のH一Hに沿ってとられた断面図、第
3図は本発明による2羽根ロータの一部破断した平面図
、第4図は第3図の■−IVに沿った軸方向断面図、第
5図は本発明による口ータの改良実施態様の一部破断平
面図、第6図は第5図の■−■l断面図、第7図は羽根
とボスとを連接するヨークの末端を示す透視図である。 1……ボス、2……アーム、2a……外側たわみ部、3
,36……アームの先端部、8……ボスの開口、10.
37……ヨーク、11……ショルダ、12……フランジ
、13.48……球形止め部材、17,17a……玉継
手、18……羽根、19,45……軸、26……ヨーク
、29……水平継手、37……ヨーク、38……ヨーク
のプレート、40……スペーサ、49,51……玉軸受
、50……ケーシング、53……粘弾性プレート、54
……側板、55……キャップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータのボスの周囲より半径方向外方へ複数個のア
    ームを延出させ各アームの先に羽根を取付け、アームの
    外側部分が垂直方向へたわむことができるようにしたも
    のにおいて、上記各アームの先端に形成された円筒形先
    端部3,36のまわりに回動可能なスリーブ9.38.
    39を装着し、このスリーブの外端に羽根を取付けると
    共に上記スリーブの内端には上記アームを両側から挾む
    ようにして内方に向って延びる2本のヨーク10,37
    をスリーブと一体に設け、このヨークの先端をロータの
    ボスの開口8を通して配置された当接部材14.48a
    で橋絡し、この当接部材と開口の外側ヘリとの間に、剛
    性金属層とエラストマ一層とを交互に重ね合わせてなる
    球形止め部材13,48を組込んだことを特徴とする回
    転翼式航空機のロータ。
JP49051393A 1973-05-10 1974-05-10 カイテンヨクシキコウクウキノロ−タ Expired JPS582119B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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FR7407776A FR2263151B2 (ja) 1974-03-07 1974-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5048699A JPS5048699A (ja) 1975-04-30
JPS582119B2 true JPS582119B2 (ja) 1983-01-14

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ID=26217715

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49051393A Expired JPS582119B2 (ja) 1973-05-10 1974-05-10 カイテンヨクシキコウクウキノロ−タ

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Country Link
US (1) US3967918A (ja)
JP (1) JPS582119B2 (ja)
DE (1) DE2421764C3 (ja)
GB (1) GB1432117A (ja)
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