JPS5820237B2 - 電流形インバ−タ装置 - Google Patents
電流形インバ−タ装置Info
- Publication number
- JPS5820237B2 JPS5820237B2 JP51095133A JP9513376A JPS5820237B2 JP S5820237 B2 JPS5820237 B2 JP S5820237B2 JP 51095133 A JP51095133 A JP 51095133A JP 9513376 A JP9513376 A JP 9513376A JP S5820237 B2 JPS5820237 B2 JP S5820237B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- current source
- unit
- inverter device
- source inverter
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電流源として用いられる大容量の電流形イン
バータ装置に関する。
バータ装置に関する。
一般に、電流形インバータ装置は第１図に示すように、
交流入力端子１１側に設けられた整流器１２、この整流
器１２に直流リアクトル１３を介して接続されたインバ
ータ１４およびその出力側に設けられた負荷１５によっ
て構成されている。
交流入力端子１１側に設けられた整流器１２、この整流
器１２に直流リアクトル１３を介して接続されたインバ
ータ１４およびその出力側に設けられた負荷１５によっ
て構成されている。
このような電流形インバータ装置の主回路スイッチング
素子である主サイリスタやダイオードには最大定格電流
が決まっており、これに流し得る最大負荷電流には制限
がある。
素子である主サイリスタやダイオードには最大定格電流
が決まっており、これに流し得る最大負荷電流には制限
がある。
したがって、主回路の最大定格電流を越える大容量の電
流形インバータ装置を構成するには、（１）第１図に示
すように主サイリスタ１１１〜１１６やダイオード１２
１〜１２６を直接並列接続する方法、（２）第２図に示
すようにインバータ群１４１〜１４４をその各出力側に
バランサとしての交流リアクトル１６１〜１６４をそれ
ぞれ挿入して並列接続する方法などが従来性なわれてい
る。
流形インバータ装置を構成するには、（１）第１図に示
すように主サイリスタ１１１〜１１６やダイオード１２
１〜１２６を直接並列接続する方法、（２）第２図に示
すようにインバータ群１４１〜１４４をその各出力側に
バランサとしての交流リアクトル１６１〜１６４をそれ
ぞれ挿入して並列接続する方法などが従来性なわれてい
る。
しかし前者のものにあっては整流器１２の容量増加など
に多く用いられているが、インバータ回路１４では素子
数が多くなり、また直接サイリスタ等と並列接続するこ
とが不可能なためバランサが必要であるが、運転周波数
が商用周波数より高くなってバランサの設計が困難にな
る等の理由からインバータの容量増加にこれが用いられ
る例が少ない。
に多く用いられているが、インバータ回路１４では素子
数が多くなり、また直接サイリスタ等と並列接続するこ
とが不可能なためバランサが必要であるが、運転周波数
が商用周波数より高くなってバランサの設計が困難にな
る等の理由からインバータの容量増加にこれが用いられ
る例が少ない。
また後者のものにあっては、各インバータごとに並列運
転され、出力側に設けられた交流リアクトル１６１〜１
６４で負荷電流をそれぞれ制限することができるため、
バランス効果は多大である。
転され、出力側に設けられた交流リアクトル１６１〜１
６４で負荷電流をそれぞれ制限することができるため、
バランス効果は多大である。
しかしこの場合であっても広い範囲で出力周波数が制御
されて零周波数付近での運転が行なわれるとき、バラン
スをとるためには比較的大きなインダクタンスの交流リ
アクトル１６１〜１６４を設ける必要がある。
されて零周波数付近での運転が行なわれるとき、バラン
スをとるためには比較的大きなインダクタンスの交流リ
アクトル１６１〜１６４を設ける必要がある。
一方電流形インバータ回路の強制転流回路はインバータ
出力側のインダクタンスの影響によって転流動作が変わ
ってしまい、そのため交流リアクトル１６１〜１６４の
インダクタンスの値が大きいと転流動作時間の増加や転
流コンデンサの電圧上昇を生ずる不都合がある。
出力側のインダクタンスの影響によって転流動作が変わ
ってしまい、そのため交流リアクトル１６１〜１６４の
インダクタンスの値が大きいと転流動作時間の増加や転
流コンデンサの電圧上昇を生ずる不都合がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、電流形イ
ンバータ装置の容量を増大させる際、主サイリスクにそ
れぞれ流れる負荷電流とバランスさせるための回路構成
を提供するとともに、前述したバランス用の交流リアク
タンスによる悪影響を、除去した大容量の電流形インバ
ータ装置を提供するものである。
ンバータ装置の容量を増大させる際、主サイリスクにそ
れぞれ流れる負荷電流とバランスさせるための回路構成
を提供するとともに、前述したバランス用の交流リアク
タンスによる悪影響を、除去した大容量の電流形インバ
ータ装置を提供するものである。
以下、添附図面を参照して本発明の一実施例Ｑこついて
詳述する。
詳述する。
第３図において、本発明による電流形インバータ装置は
、整流器１２出力のプラス側、マイナス側に直流リアク
トル１３１．１３２をそれぞれ設け、この直流回路にプ
ラス側のインピーダンス素子１７１．１７２を介して単
位インバータ１４１を、同じくインピーダンス素子１７
３，１７４を介して単位インバータ１４２を、インピー
ダンス素子１７５，１７６を介して単位インバータ１４
３をそれぞれ並列に接続し、各インバータ１４１〜１４
３の共通出力側に負荷１５１〜１５３を直接接続するこ
とによって構成されている。
、整流器１２出力のプラス側、マイナス側に直流リアク
トル１３１．１３２をそれぞれ設け、この直流回路にプ
ラス側のインピーダンス素子１７１．１７２を介して単
位インバータ１４１を、同じくインピーダンス素子１７
３，１７４を介して単位インバータ１４２を、インピー
ダンス素子１７５，１７６を介して単位インバータ１４
３をそれぞれ並列に接続し、各インバータ１４１〜１４
３の共通出力側に負荷１５１〜１５３を直接接続するこ
とによって構成されている。
このように構成されたインバータ装置にあっては、各単
位インバータ１４１〜１４３にそれぞれ流れる負荷電流
が各インピーダンス素子１７１〜１７６によって制限さ
れるため、定常状態での電流のバランスを充分良好にと
ることができる。
位インバータ１４１〜１４３にそれぞれ流れる負荷電流
が各インピーダンス素子１７１〜１７６によって制限さ
れるため、定常状態での電流のバランスを充分良好にと
ることができる。
また直流回路のみにバランサとしてのインピーダンス素
子（例えばインダクタンス）１７１〜１７６を挿入し、
各単位インバータ１４１〜１４３の出力側には交流リア
クトルを設けないため、インバータの転流動作に何ら悪
影響を与えることがない。
子（例えばインダクタンス）１７１〜１７６を挿入し、
各単位インバータ１４１〜１４３の出力側には交流リア
クトルを設けないため、インバータの転流動作に何ら悪
影響を与えることがない。
さらに各単位インバータ１４１〜１４３における転流失
敗などによる直流短絡事故時には、事故を最初に生じた
インバータ入力のプラス側とマイナス側には他のインバ
ータからの事故電流が流れ込むためそれぞれ異なった事
故電流が流れるが、各単位インバータ入力のプラス側と
マイナス側にそれぞれインピーダンス素子１７１〜１７
６が設けられているため各インバータの直流短絡事故電
流が制限されるという効果が得られる。
敗などによる直流短絡事故時には、事故を最初に生じた
インバータ入力のプラス側とマイナス側には他のインバ
ータからの事故電流が流れ込むためそれぞれ異なった事
故電流が流れるが、各単位インバータ入力のプラス側と
マイナス側にそれぞれインピーダンス素子１７１〜１７
６が設けられているため各インバータの直流短絡事故電
流が制限されるという効果が得られる。
第４図は本発明による電流形インバータ装置の他の実施
例を示すもので、この場合は直流リアクトルの１部を分
割して各並列接続された単位インバータ１４１〜１４３
の入力のプラス側およびマイナス側に直流リアクトル１
３１〜１３６をそれぞれ設けたもので、各分割リアクト
ル１３１〜１３６によって第３図ζこ示したインピーダ
ンス素子１７１〜１７６の機能を果たすように構成され
ている。
例を示すもので、この場合は直流リアクトルの１部を分
割して各並列接続された単位インバータ１４１〜１４３
の入力のプラス側およびマイナス側に直流リアクトル１
３１〜１３６をそれぞれ設けたもので、各分割リアクト
ル１３１〜１３６によって第３図ζこ示したインピーダ
ンス素子１７１〜１７６の機能を果たすように構成され
ている。
このようＱこ構成された電流形インバータ装置にあって
は、第３図に示したものと同等の効果が得られるととも
ζこ、主回路部品の削減や前述した事故電流の抑制効果
を増大させることができる。
は、第３図に示したものと同等の効果が得られるととも
ζこ、主回路部品の削減や前述した事故電流の抑制効果
を増大させることができる。
以上、本発明ζこよる電流形インバータ装置は、単位電
流形インバータを複数個併設するとき、各インバータの
転流動作に何ら悪影響を与えないように電流のバランサ
を設けることができ、しかも負荷電流量に応じて転流コ
ンデンサの容量を可変にすることができるためインバー
タ動作の安定性を大幅Ｑこ向上させることができ、さら
に補助転流方式によるものζこあっては主サイリスクブ
リッジ数と補助サイリスクブリッジ数とを変えることが
可能なため大幅な装置の小形化、低コスト化が実現でき
るなど種々の優れた利点を有している。
流形インバータを複数個併設するとき、各インバータの
転流動作に何ら悪影響を与えないように電流のバランサ
を設けることができ、しかも負荷電流量に応じて転流コ
ンデンサの容量を可変にすることができるためインバー
タ動作の安定性を大幅Ｑこ向上させることができ、さら
に補助転流方式によるものζこあっては主サイリスクブ
リッジ数と補助サイリスクブリッジ数とを変えることが
可能なため大幅な装置の小形化、低コスト化が実現でき
るなど種々の優れた利点を有している。
第１図および第２図は従来の電流形インバータ装置の構
成例をそれぞれ示す電気的結線図、第３図および第４図
は本発明の実施例をそれぞれ示す電気的結線図である。 １１・・・・・・交流入力、１２・・・・・・整流器、
１３゜１３１〜１３６・・・・・・直流リアクトル、１
４・・・・・・インバータ、１４１〜１４４・・・・・
・単位インバータ、ｉｓ、ｉｓｉ〜１５３・・・・・・
負荷、１６１〜１６４・・・・・・交流リアクトル、１
７１〜１７６・・・・・・インピーダンス素子、１１１
〜１１６・・・・・・主サイリスク。
成例をそれぞれ示す電気的結線図、第３図および第４図
は本発明の実施例をそれぞれ示す電気的結線図である。 １１・・・・・・交流入力、１２・・・・・・整流器、
１３゜１３１〜１３６・・・・・・直流リアクトル、１
４・・・・・・インバータ、１４１〜１４４・・・・・
・単位インバータ、ｉｓ、ｉｓｉ〜１５３・・・・・・
負荷、１６１〜１６４・・・・・・交流リアクトル、１
７１〜１７６・・・・・・インピーダンス素子、１１１
〜１１６・・・・・・主サイリスク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ サイリスタブリッジからなる強制転流方式の単位イ
ンバータを複数個並列接続し、その各中点を接続して前
記各単位インバータと同一位相で運転し、負荷電動機を
駆動する多相交流電力を取出す電流形インバータにおい
て、前記各単位インバータ入力のプラス側とマイナス側
ζこそれぞれインピーダンス素子を設けて各単位インバ
ータ間の負荷電流のバランスをとることを特徴とする電
流形インバータ装置。 ２ 前記第１項記載の装置において、直流回路に設けら
れた直流リアクトルの１部を分割してそれぞれ各単位イ
ンバータのインピーダンス素子とすることを特徴とする
電流形インバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51095133A JPS5820237B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 電流形インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51095133A JPS5820237B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 電流形インバ−タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5320531A JPS5320531A (en) | 1978-02-24 |
| JPS5820237B2 true JPS5820237B2 (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=14129312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51095133A Expired JPS5820237B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 電流形インバ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820237B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5935568A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | 直流母線方式のインバ−タ装置 |
| JP2798915B2 (ja) * | 1986-08-06 | 1998-09-17 | 三菱電機株式会社 | トランジスタインバータ装置 |
| DE4214507A1 (de) * | 1992-05-01 | 1993-11-04 | Minnesota Mining & Mfg | Haftklebstoff mit fuellstoff |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502122A (ja) * | 1973-04-13 | 1975-01-10 |
-
1976
- 1976-08-10 JP JP51095133A patent/JPS5820237B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502122A (ja) * | 1973-04-13 | 1975-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5320531A (en) | 1978-02-24 |
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