JPS58196423A - 低温液化ガスの液位検出制御方法 - Google Patents

低温液化ガスの液位検出制御方法

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JPS58196423A
JPS58196423A JP7975882A JP7975882A JPS58196423A JP S58196423 A JPS58196423 A JP S58196423A JP 7975882 A JP7975882 A JP 7975882A JP 7975882 A JP7975882 A JP 7975882A JP S58196423 A JPS58196423 A JP S58196423A
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JP
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liquid level
resin
liquefied gas
low
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JP7975882A
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Masato Hirata
正人 平田
Toshiaki Kawaguchi
川口 利明
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Taiyo Sanso Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Sanso Co Ltd
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Publication date
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    • G01F23/30Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低温液化ガス液位の検出制御方法、低温液化
ガス液位検出機器及び低温液化ガス取扱い装置に関する
ものである。
近時液化窒素、液化酸素、液化空気、液化アルゴン或は
、液化天然ガス(LNG)等の低温液化ガスによる冷却
技術が発達し、生物標本、生物細胞、生物組織、ワクチ
ン等の低温保存、低温輸送等が普及しつつある。低温液
化ガスによる冷却保存等は一般に温度条件に敏感な対象
物に対して行われるから、取扱い容器中の温度条件を一
定に保つ為、蒸発により失われる低温液化ガスを補給し
てその液位を一定に保ったり、液位が成る水準になった
場合には賢妹を発する様にして置く等、低温を精密に保
てる様細心の取扱いが要求される場合が多い。
従って、低温液化ガスの取扱いに当っては多くの場合そ
の液位の検出や制御が必要となるが、低温液化ガスはそ
の温度が例えば液化窒素の場合沸点−196℃といった
超低温での液位制御を必要とするから、従来からの常・
低温領域に於ける検出・制御技術をそのま′>適用しよ
うとしても信頼性の商い作動を期し得ないのが実情であ
る。低温に於ける液面の検出器として市販されている多
くのものは、液相と気相の温度差を検出し、液面を検知
するものであるが、液化ガスを収容する容器が断熱性能
の高い優秀なものである程、液相と気相の温度差が小さ
いところから、その温度差の検出は難しくなり、検出器
の感度が不充分であったり誤作動を生ずるといったトラ
ブルを招き易い。
液に接触する電気抵抗体の電気抵抗変化を検出するセン
サーでは、超低温での使用の場合、作動が不安定になり
長時間の連続使用は困難になる。熱あるが、この方法で
は、加熱量が、低温液体の蒸発損失を招き容器自体の断
熱性能を損って低温液化ガスによる冷却効果を減殺する
ばかりでなく、加熱と冷却を交互に行うこととなって温
度分布の撹乱を招く様な好ましからざる現象を伴う。
超音波や光電式、静電容量式の液面センサーでは、熱発
生による冷却性能の滅失は免れるが、容器を開閉する場
合に入る空気中の水分が、センサー面に霜を造り誤作動
を招き易く、開放型の容器には不適当である。
一方、リードスイッチとそれを作動させる磁石を3− 固定したフロートとを組合せて成るフロートスイッチが
従来から液面検出・制御用に市販されているが、これら
市販の既製品は一般に低温としては一50℃程度迄の温
度範囲に於ける使用を想定しており、例えば液化窒素や
LNGの如き超低温領域の液化ガスの液位検出や制御に
これら市販の既製品をそのま\使用することを試みたと
ころ、フロートが脆化・損傷を招き易く、フロート案内
枠の、尖端或は肉の薄い場合には案内桿の中程が変形を
起すこともあり、金属製のフロートや案内桿には霜が着
いて、正常な作動を妨げ易く長期に亘る精確で信頼性の
ある検出・制御を期待し得ないことを認めた。そこで本
発明者等は、か\る難点を解決して超低温領域に於ける
液化ガスの液位検出・制御を精密に行う方法につき鋭意
研究を重ねた結果、フロートスイッチ式検出方法に低温
液化ガス検出に好適に用いられる様改良を加えることに
より、本発明の液位制御方法、これを用いる液位制御機
器並びに低温液化ガス取扱い装置の発明を完成するに至
った。
4一 本発明の方法は、リードスイッチとそれを作動させる磁
石を固定したフロートとを組合せて成るフロートスイッ
チを用いて、容器内に収容した低温液化ガスの液位を検
出・制御するに当り、■ 低温液化ガスの液位の変動に
応じて上下に移動するフロート及びフロート案内枠の少
くとも表層に不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタンエラスト
マー(ウレタン樹脂)、シリコーンゴム(シリコーン樹
脂)、弗素化エラストマー(弗素ゴム)長鎖ポリアミド
、ポリイミド、ポリカーボネート、フラン樹脂、ポリサ
ルフオン、ブタジェン−アクリロ三トリル系合成ゴム及
び之等の変性物より成る群から選ばれた1種もしくは2
種以上の混合物を用いると共に、 ■ 上記のフロートを、それを浮べた低温液化ガスの液
位の変動に従って上下に移動させるために、該液化ガ哀
の容器内に設けられた案内稈内部の空間を容器内に収容
された低温液化ガス上の気相空間と等圧力に保つ構造に
した 液位検出部を用いることを特徴とする低温液化ガスの液
位の検出・制御方法にある。
この方法に於て使用されるフロートスイッチは、公知の
如何なる形式のものを用いてもよく、フロートの上下移
動を一定の径路で行う様にさせる案内枠の取付は方法も
任意の方法であってよい。
フロート、フロート案内枠、リードスイッチの配置の態
様の具体例を第1〜4図に示した。
第1図に示した装置は、リードスイッチ及びこれに接続
するリード線、フロートの案内枠に挿入しリードスイッ
チを作動させる磁石をフロートに内蔵する検出部を設け
た液化ガス試験用装置であるが、この装置に例をとって
本発明の詳細な説明する。
デユア−瓶1より成る低温液化ガス容器の断熱蓋2に、
リードスイッチ4及びそれに連結したリード線5を収容
したフロート案内枠3、液化ガス補給管11を取付け、
尖端を閉じた円筒状の案内枠3の外側には、中央にドー
ナッツ状に孔を開けた円板型のフロート6を嵌合させて
あり、フロート6は、この案内枠3に沿って液化ガス8
の液面の上下変位に従って上下に移動し、フロート内に
固定された磁石9がリードスイッチに接近したり離反し
たりすることによって、リードスイッチ接点部の開閉を
行い、リードスイッチとリード線によって繋いだ液位の
検出回路、更には液位の制御回路の点滅作動を起すこと
ができる。
この装置に於て、金属製の案内枠や金属製のフロートを
用いると、使用中表面に着霜してフロートの円滑な移動
が不能になる。フロートに木材質や塩化ビニール樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、発泡ポリスチレン、アクリル樹脂
、ナイロン6、天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、
尿素樹脂等のプラスチフス或はエラストマーを用いると
、霜の耐着は殆どなくなるが、使用中に脆化・損傷を生
じ、到底長期の使用には耐えられなかった。
比較的低温に耐えるプラスチックスやエラストマーを使
用すると、フロートや案内枠の霜耐着によるトラブルは
免れるが一案内桿をリードスイッチやリード線を収容す
る為管状にし且つ、断熱の為密封して使用すると、薄い
金属管等を強化補強材7− として使用しても変形を免れず、フロートの上下移動の
妨げとなって液位の検出に狂いを生じたり検出不能にし
たりするトラブルを招き易い。
これは案内桿内に入っている空気が低温の使用条件で凝
縮或は凍結を起して容積減少を招き桿内部が減圧となっ
て案内枠の外部空間との間に圧力差を生ずるためである
ことが分った。
そこで本発明者等は、これらの難点を克服し、超低温領
域に於ける液位の検出を円滑且つ精密に行うという技術
的課題に解決を与えるべく鋭意研究を進めた結果、 ■ フロート及びフロート案内枠の表層に特定のプラス
チフス、エラストマー材料を使用すると共に■案内稈内
部の空間を低温液化ガス上部の空間と等圧力に保つとい
う2つの条件を組合せて実施することによって始めてこ
うしたトラブルを避は得ることを見出し、本発明を完成
するに至った。
上記■の条件を満足する特定のプラスチフス、エラスト
マーとしては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
、メラミン樹脂、フェノールm脂、8− ウレタンエラストマー(ウレタン樹脂)、シリコーンゴ
ム(シリコーン樹脂)、弗素化エラストマー(弗素ゴム
)、長鎖ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、
フラン樹脂、ポリサルフォン、ブタジェン−アクリロニ
トリル系合成ゴム及び之等の変性物或は之等をブレンド
した混合物が挙げられる。変性物としては少量のコモノ
マーを共重合又は共縮合せしめた共重合体、共縮合体、
グラフト共重合体等が挙げられる。これ等は単独で或は
2種以上をブレンドして用いてもよく、ブレンドによっ
て、柔軟性、可撓性等物性を適宜調整することができる
これ等の材料は容器内1こ収容して、その材料に接触す
る液化ガスの該材料に対する膨潤性、溶解性や、経済性
も考慮して適宜選択して用いればよく、例えば液化窒素
や液化アルゴンの如き不活性な物質に対しては何れの材
料を用いてもよいが、液化天然ガス等の比較的膨潤性・
溶解性に富むものを取扱う場合には、耐溶剤性の大きい
フラン樹脂、弗素化エラストマー(弗素ゴム)、エポキ
シ樹脂、ウレタンエラストマー(ウレタン樹脂)等、溶
媒に対する親和性の乏しい材料が適している。
フロートやフロート案内稈の少くとも表層には、これ等
の材料を用いることか、本発明の必須要件の1つである
が、表層のみでなく全体に亘ってこれ等の材料を用い得
ることは勿呻である。
これ等の材料を用いてフロート案内稈を造る際には、強
度、剛性等の物性を附与する為に、炭素繊維、石英繊維
、硝子繊維、金属繊維や金網、穿孔金属板、セラミック
ス材料等を強化材に使用し、例えば炭素繊維強化プラス
チフス(CFRP)や繊維強化プラスチフス(FRP)
の如き、複合材料の形態で使用することが望ましいが、
適宜充填剤その他の添加剤を加えて成型したり、支持材
料の上に塗覆してもよく、その加工方法は何等限定され
 ない。
フロートを造る際にも、フロートとしての機能を果し、
少くともその表層がこれ等の材料より成るものであれば
その加工方法は任意に選んでよい。
例えば、独立気泡を内蔵した発泡成型体や、ヘリウムを
圧入したアルミニウム浮子にプラスチフスを塗覆したり
、密閉されたハニカム構造を内蔵するプラスチフス・エ
ラストマー等種々の形態のものを適宜用いて差支えない
ブタジェン−アクリロニトリル系合成ゴムと熱可塑性樹
脂とをブレンドして発泡成型したフロート資材等市販の
材料で利用し易いものを適宜加工して用いて差支えない
。強化用各種繊維を用いた複合材料を使用しても勿論差
支えない。要するにフロートの場合も低温液化ガスに浮
べて使用する際に、冷却によって外形が変り液位の検出
精度が低下する様なことがあってはならないので、変形
の防止は重要であり、必要番こ応じ、フロート内部の空
間には使用温度に於ても液化しないガス例えばヘリウム
を封入することは好ましい。
■の条件であるフロート案内稈内部の空間と容器内液化
ガス上の気相空間を等圧力に保つには如何なる手段を用
いてもよいが、一番簡単な方法としては、案内枠の比較
的上部に穿孔し、或はスリットを設は容器内気相空間と
案内稈内部空間のガスが相互に流通し合う様にしておけ
ばよい。この際穿孔部やスリット部に着霜して閉塞を起
さない様、この部分にも霜の耐着し難い材質を使うこと
は望ましいが、着霜する時には既に内部空間も冷却され
ているから実際上内外の圧力差で案内枠が変形する危険
性は少く、工作の都合上案内稈内部に金属材料を使用す
ることを避ける必要はない。
この場合、フロート案内稈内部の空間と液化ガス容器内
空間とを等圧に保つ為の穿孔部・内部の金属部を通して
プラスチフス管を通しておけば万全である。
本発明の方法は、上記の様に■の特定の材料を用いる条
件と、■のフロート案内稈内部空間と液化ガス容器内部
空間とを等圧に保つ条件の両者を組合せて実施して始め
てフロート式液位検知を可能本発明の方法は従来よい解
決方法が示されていなかった低温液化ガス液位の検出・
制御の方法を大きく前進させるものであり、その実際的
な価値は頗る高く、低温科学・低温工業に与える利便は
著しいものがある。上述の説明ではフロート案内稈及び
これに嵌合するフロートの孔が円筒形のものについて述
さてきたが、案内枠の形状は磁石の向きを固定化するた
め等、必要に応じ適宜角柱形にして差支えない。
要するにフロートがフロート案内稈に嵌合し液化ガス液
位の上下変動に追随して液化ガス上に浮いたフロートが
上下移動を円滑且つ鋭敏になし得る構造のものであれば
よい。円筒管或は角筒管状の案内枠の内部lこフロート
を浮かべる方式もあるが、一般には中心の案内枠の外側
にフロートを嵌合させる方が、機能的にも信頼性の上で
も、更に工作のし易さ、保守の点、コストの点、何れの
点でもまさっており、本明細書の図面では案内枠の外側
にフロートが嵌合している場合のみを例示した。
第2図、第3図、第4図にはリードスイッチ、マグネッ
ト、フロートの配置を種々変えて、本発明の方法の種々
の実施態様を例示したが、本発明がこれ等の例示によっ
て限定されるものではない。
第2図ではリードスイッチを作動させる磁石を、液化ガ
ス中に浮く浮子部材から離れてかつ支持部材を介して浮
子部材に対して固定し、この磁石を内蔵した磁石部材が
浮子の上下動に応じてフロート案内稈に摺動ヂる場合を
例示した。本発明に於てはこのフロート案内稈に摺動す
る磁石部材、浮子部材、浮子と磁石をつなぐ支持部材の
3者を包含してフロートと称するものとする。第2図の
如き場合もフロート部分に着霜を生ずると液位検出の精
度を落すことになるのでこれらの部材を含めたフロート
部分全体に本発明の方法を実施する必要があることは無
論である。
第3図には、リードスイッチを液化ガス容器本体の外側
に設け、フロート及びフロート案内稈のみをリードスイ
ッチに近接して液化ガス収納部内に配置した例を示した
。また、第4図にはリードスイッチを液化ガス容器の真
空断熱部内に設け、この器壁に近接してフロート及びフ
ロート案内稈を液化ガス収納部内に配置した構成例を示
したが、これ等の例示以外に考えられる種々の態様も本
願特許請求の範囲を逸脱しない限り、すべて本発明の中
に包含される。本発明の低温液化ガス液位検出機器は、
以上詳細に説明してきた液位検索・制御方法を実施する
際に用いる検出部を構成する機器であり、本発明の低温
液化ガス取扱い装置は上記の検出部を具えた貯槽、保管
器、保存容器、輸送装置、反応器、冷却器、実験機器、
分析機器等を意味し、何れも本発明の範囲に包含される
ものである。
本発明は、液化窒素、液化酸素、液化空気、液化アルゴ
ン或は液化天然ガス(LNG)等超低温領域に於ける液
化ガスの液位検出・制御に有用なものであるが、この領
域より高い温度に於ける液体の液位検出にも転用できる
点非常に便利である。
LNG等の可燃性液化ガスについては、消防法上取扱機
器に防爆構造が要求されるが、本発明の機器の場合、ス
イッチの端子部は、硝子管内に不活性ガスと共に密封さ
れに構造のものであるから、リード線部及び検出・制御
回路部分にも本質安全防爆形構造を採用することにより
、防爆構造の取扱い機器として好適に使用できる点も本
発明の特長の一つである。本発明は小型で取扱い容易な
検出部を用いて、実施できるので、適用する 低温液化
ガスの取扱い機器が大型のものであっても小型のもので
あっても本発明を容易に実施することができ精度の高い
検出・制御を経済的に実施することを可能ならしめる。
以下実施例を挙げて更に説明を加える。
実施例1〜10及び対照例1〜10 第1図に示した如き1種のデユア−瓶である液化窒素式
凍結保存容器DR−11(ダイヤ冷機工業株式会社製品
、外径260■、高さ540■、口径63.5m1液化
窒素容量11t)の蓋(図の2、外装アルミニウム製、
断熱部エポキシ樹脂製)に直径18置の孔を開け、ガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂製の液化窒素補給管(内径6■
外径9■)とフロートスイッチの案内桿(直径9謹の円
筒管の尖端を閉じた、蓋から下の長さ300■)を入れ
、案内桿には磁石を装着したドーナツ型のフロートを案
内桿に沿って上下方向に移動し得る様に嵌込み、案内桿
の内部にはリード線を連結したリードスイッチを固定し
、蓋に開けた孔を通る液化窒素補給管及び案内桿の部分
には外側に更にパイプを巻いてエポキシ系接着剤で蓋に
対し接着固定した。
案内桿内に尖端部から■57m+、■77w1■152
簡、■175■の位置にリードスイッチを設は液化窒素
が蒸発して減少し、フロートが■のリードスイッチに接
近するとリードスイッチが作動、液位を検出して電磁弁
を作動させ液化窒素を液化窒素補給管から補給し、液化
窒素の液位が上昇してフロートが、■のリードスイッチ
番こ接近するとリードスイッチが作動して液位を検出し
、液化窒素の補給電磁弁を閉止せしめる様にして、液化
窒素の液位を検出し更に制御を行う試験を行った。もし
、液化窒素の補給が円滑に行われず、液位が過度に低下
してフロートが■のリードスイッチに接近すると、リー
ドスイッチの作動によって、液位の低下が検出され、警
報を出す。又液位が過度に上昇してフロートが■のリー
ドスイッチに接近した場合にも警報が出る様にして液位
の検出・制御を行うシステムである。
本発明の実施例1〜10に於ては、液位の検出・制御が
円滑に行われ何等問題がなかったのに対し、対照例1〜
10では、フロートや案内桿に欠損や変形を起したり着
霜を生じたりして正確な作動を保つことができなかった
第1表 19− 20一 実施例11〜17 外形寸法高さ939調、幅876籠、奥行952■の角
形ステンレス鋼製外−の中に、内形寸法深さ648m、
内径787mで円筒形のガラス繊維強化エポキシ樹脂の
内側壁と鋼製外側壁より構成されたデユア−瓶を入れ、
外装がステンレス鋼製で内側に発泡ウレタン樹脂製断熱
カバー(表面ポリアミド被覆)を設けた自在開閉蓋を外
内に取付けた構造の液化窒素式超低温保管器(米国、ユ
ニ既設の液位検出制御装置を取外し、当該保管器の本体
の内壁面に沿って下降し、デユア−瓶の底面近くに開口
するステンレス鋼製液化窒素補給管に支持クリップでフ
ロートスイッチの案内桿を取付けた。
当該案内稈は表2に示した如き仕様の尖端を閉じた直径
9■、長さ600mの円筒管で、この内部にはデユア−
瓶内底から57[■−・77■■、152冒■、175
■■の位置にリードスイッチを固定し、リードスイッチ
に繋いだリード線は、案内稈上部から引出して液化窒素
補給管に沿って容器の外に設けた検出制御用の電子回路
に連結した。案内桿のリード線引出し口は細く絞ってエ
ポキシ樹脂で封じ、桿の下端から250簡の位置には案
内稈内の空間に通ずる径1■の円形の小孔を開けた。案
内桿にはマグネットを取付けたドーナッツ型のフロート
を嵌込み、液面の上下に従ってフロートが動く構成にし
た。こうしてできた構成この超低温保管器内に液化窒素
を入れて、この液化窒素の自然蒸発と補給によって液面
を降下、上昇させ、液位が降下してフロートがリードス
イッチ■に接近すると液化窒素補給装置が働く様にスイ
ッチが作動し、フロートがリードスイッチ■に接近する
と液化窒素補給装置が停止する様にスイッチが作動し、
又液位が過度に低下してフロートがリードスイッチ■に
接近、或は液位が過度番こ上昇してフロートがリードス
イッチ■に接近すると、警報が鳴るシステムとして電子
回路を設けた。フロートとその案内桿は第2表に示す仕
様とした。
容器内に液化窒素を入れ、蓋をした後、上記の液位検出
制御用の電子回路の作動を開始させた。液化窒素の補給
が行われるとその日時と補給量を自動記録計に記録させ
ると共に、2日に1回蓋を開けて内部を観察した。
第2表に示した実施例の何れの場合も数日毎に自然気化
による液化窒素の減少を検出してこれを補うため制御機
構が働いて液化窒素を補給した。容器内上方には蓋の開
閉時に大気中に含まれる湿気が入って凝縮し、次第に霜
の耐着量を増したが、液位の検出・液量の制御装置は正
常に働いて、液化窒素の蒸発、補給の動作を繰返し3力
月の試験中警報も鳴らず、何等の支障も生じなかった。
23− 第2表 24一 実施例18〜23 外形全高813■、外径445m、内径356冒、液化
窒素容量46.61の外装アルミニウム製円筒ケースの
中にガラス繊維強化エポキシ樹脂製デユア−瓶を入れた
構造の液化窒素式超低温保管器(米国、ユニオンカーバ
イド社製、型番LR−40)の蓋(外装アルミニウム製
内装発泡ポリウレタン断熱材をポリアミド系樹脂で被覆
したもの)に直径18■の円孔を開け、液化窒素の補給
管(ステンレス鋼5US316製)を取付け、当該補給
管と孔の僅かな隙間からリード線を通して残りの隙間は
エポキシ樹脂を用いて完全に封じた。
この液化窒素の補給管に支持クリップを用いて直径9謹
、長さ300−の円筒管状で尖端を閉じたフロート案内
枠を取付けた。このフロート案内枠の内部にはデユア−
瓶の内底から57W■、77■■、152調■、175
■■の位置にリードスイッチを固定し、上述の液化窒素
補給管に沿ってリード線を連結し、リード線の他の端は
容器の外に設けた検出・制御用の電子回路に連結した。
案内桿にはリードスイッチを作動させるためのマグネッ
トを取付けたドーナッツ型のフロートを嵌め込み、液面
の上下に従ってフロートが動く構成にした。
フロート及びフロート案内枠の仕様は第3表に示す通り
である。
リードスイッチからのリード線の電子回路への接続は、
フロートがリードスイッチ■に接近すると液化窒素の補
給開始、フロートがリードスイッチ■に接近すると液化
窒素の補給停止、フロートがリードスイッチ■又は■に
接近すると警報というシステムを作る様にした。
容器内に液化窒素を入れ、蓋をした後、上記の液位検出
制御用の電子回路の作動を開始させた。液化窒素の補給
日時と補給量を自動記録させると共に、5日に1回蓋を
開けて内部を観察した。
第3表に示した実施例の何れの場合も、数日毎に自然気
化による液化窒素の減少を検出してこれを補うための制
御機構が働いて液化窒素を補給した。
容器内上方には、蓋の開閉時に大気中の湿気が取込まれ
て凝縮し霜が着いたが、フロートや案内桿には霜も着か
ず、変形や破損もなく、液位の検出・液量の制御装置は
正常な動作を繰返し6力月の試験期間中、警報が鳴るこ
ともなく何等の支障も生じなかった。実施例18の装置
を高真空排気系のコールドトラップ用の液化窒素収容容
器に応用し、実用テストを行ったが、6力月の試験期間
中全く支障を来さなかった。
第3表
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を説明するための見取図である
。 1、デユア−瓶 2、断熱蓋 3、 フロート案内枠 4、 リードスイッチ 5、 リード線 6、 フロート 7、等圧力を得る為の小孔 8、液化ガス 9、磁石 io、  支持部材 11、液化ガス補給管 、特許出願人 大陽酸素株式会社 手続補正書(自発 [I訓関年5月U日 1、事件の表示 157年 特許願第79′?沼号 2、発明の名称 低温液化ガスの液位検出制御方法 3、補正をする者 絽との■   特許出願人 4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄 5、補正の内容 H1iiEO通り 別紙 特許請求の範囲 (1)  リードスイッチとそれを作動させる磁石を固
定したフロートとを組合せて成るフロートスイッチを用
いて、容器内に収容した低温液化ガスの液位を検出制御
するに当り、 ■ 低温液化ガスの液位の変動に応じて上下に移動する
フロート及びフロートの案内稈の少くとも表層部に不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂メラミン樹脂、フエ
/゛−ル樹脂、ポリウレタンエラストマー(ウレタン樹
脂)、シリコーンゴム(シリコーン樹脂)、弗素系エラ
ストマー(弗素ゴム)、長鎖ポリアミド、ポリイミド、
ポリカーボネート、フラン樹脂、ポリサルフォン、ブタ
ジェン−アクリロニトリル系合成ゴム及び之等の変性物
より成る群から選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
を用いると共に、 ■ 上記のフロート牽、それを浮べた低温液化ガスの液
位の変動に従って上下に移動させるために該液化ガスの
容器内に設けた案内稈内部の空間を容器内液化ガス上の
気相空間と等圧力に保つ構造にした液位検出部を用いる
ことを特徴とする低温液化ガス液位の検出制御方法 ■ 上記のフロートを、それを浮べた低温液化ガにした
液位検出部を有する低温液化ガス液位検出機器。 エン−アクリロニトリル系合成ゴム及び之等の変性物よ
り成る群から選ばれた1種もしくは2種以、ミ」ユな液
位検出部を用いて低温液化ガスの液位を検出し或は更に
制御する機構を有する低温液化ガス取扱い装置。 127−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  リードスイッチとそれを作動させる磁石を固
    定したフロートとを組合せて成るフロートスイッチを用
    いて、容器内に収容した低温液化ガスの液位を検出制御
    するに当り、 ■ 低温液化ガスの液位の変動に応じて上下に移動する
    フロート及びフロートの案内稈の少くとも表層部に不飽
    和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フ
    ェノール樹脂、ポリウレタンエラストマー(ウレタン樹
    脂)、シリコーンゴム(シリコーン樹脂)、弗素系エラ
    ストマー(弗素ゴム)、長鎖ポリアミド、ポリイミド、
    ポリカーボネート、フラン樹脂、ポリサルフォン、ブタ
    ジェン−アクリロニトリル系合成ゴム及び之等の変性物
    より成る群から選ばれた1種もしくは2種以上の混合物
    を用いると共に、 ■ 上記のフロートを、それを浮べた低温液化ガスの液
    位の変動に従って上下に移動させるために該液化ガスの
    容器内に設けた案内稈内部の空間を容器内液化ガス上の
    気相空間と等圧力に保つ構造にした 液位検出部を用。害とを特徴とする低温液化ガス液位の
    検出制御方法 (2、特許請求の範囲(1)記載の液位検出部を構成す
    る低温液化ガス液位検出機器。 (3)特許請求の範囲(1)記載の液位検出部を用いて
    低温液化ガスの液位を検出し或は更に制御する機構を有
    する低温液化ガス取扱い装置。
JP7975882A 1982-05-11 1982-05-11 低温液化ガスの液位検出制御方法 Pending JPS58196423A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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