JPS581942A - 広範囲の電流を遮断する特に小電流の遮断に適した高圧ヒユ−ズ - Google Patents

広範囲の電流を遮断する特に小電流の遮断に適した高圧ヒユ−ズ

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JPS581942A
JPS581942A JP57093253A JP9325382A JPS581942A JP S581942 A JPS581942 A JP S581942A JP 57093253 A JP57093253 A JP 57093253A JP 9325382 A JP9325382 A JP 9325382A JP S581942 A JPS581942 A JP S581942A
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fuse element
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JP57093253A
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ジヨン・グラハム・リ−チ
ジエ−ムズ・ジヨセフ・キヤロル
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気ヒユーズ−関するもので、更に詳しく言え
ば、短絡電流、小過負荷電流および大過負荷電流状態に
おかれた変圧器を保論するための高圧限流ヒユーズに関
する。
変圧器のような電気装筺を保腫するために使用される高
圧限流ヒユーズは、変圧器に流れる電流に対し適合した
ものであることが望ましい。変圧器用の高圧限流ヒユー
ズは、典型的には001秒という比較的短かい時間の間
、変圧器定格値の25倍に相当するサージ゛電流または
突入電流が流れる場合、溶断または破断しないことが期
待されることかある。同様に、かかる限流ヒユーズは、
0.1秒という比較的長い時間の間、変圧器定格′値の
12倍に相当する突入電流が流れた場合にも溶断または
破断しないことが期待されることがある。
しかし、短絡状態下では、高圧限流ヒユーズは変圧器の
損傷を防止するように破断すること今要求1される。そ
の上に短絡状態下では、ヒユーズを通り抜けて変圧器に
損傷を与えることのあるエネルギーの量を低減または制
限するように、かかる限流ヒユーズは急速に破断するこ
とが望ましい。
更にまた、ヒユーズは1時間以上かかってヒユーズの溶
断をもたらすような値から最大遮断定格値に至るまでの
あらゆる故障電線を除去し得ることが望まれる。変圧器
保護用として設計されたヒユーズに対する更に別の要求
条件としては、変圧器の出力側の短絡に相当する故障電
流が流れる場合に比較的急速に溶断し得ることが挙げら
れる。
このような電流は定格電流の僅か8倍にしか相当せず、
しかもそれを2秒未満で除去することが要求される場合
があるので、これらの要求条件の多くはヒユーズ設削者
に矛盾する要請を押しつけるものであることがわかる。
高圧限流ヒユーズは公知である。かかる高圧限流ヒユー
ズの一例は、1,980年4月15日付のダブリュー・
アール・マヒュー(W、 R,MahiθU)の米国特
許第4198615号明細書中に記載されてい逼。マヒ
ューの特許のヒユーズにおいては、複数の限流素子およ
び複数のアークギャップ形成手段がいずれも電気的に並
列接続されている。かかる限流ヒユーズは、小故障電流
秩態が生じた場合、故障電流を並列に配置されたヒユー
ズ素子に対して1度に1個ずつ順次分配して、各々のヒ
ユーズ素子を比較的急速に溶断させ、もって小電流の故
障状態の除去が促進されるようにしている。
しかしながら、ヒユーズ素子のみの使用によって適切な
限流機能を達成すること、かつまた必要なヒユーズ素子
の数を、低減させることが望ましいと考えられる。
並列に接続された複数の同様なヒユーズ素子から成る高
圧ヒユーズは、1974年9月10日付のフィリップe
ローゼン(Ph1lip Rosen )  等の米国
特許第5855451号明細書中にも記載されている。
ローゼン等による電気ヒュ・−ズは、短絡電流、小過負
荷電流および長時間の小過負荷電流状態に対する保護を
与えるものである。
更に別の限流ヒユーズは、1958年12月23日付の
ヴイー・エヌ・スチュヮート(V、N。
Stewart )の米国特許第2866057号明細
書中にも記載されている。スチュヮートノ限流ヒユーズ
は、アークエネルギーを低減させるために横断面積を縮
小させた狭隘部を有し、かつまた長時間の小過負荷電流
状態に対するヒユーズの応答を向上させるための合金生
成材料をも含んでいる。
しかるに、ローゼン等のヒユーズもスチュヮートのヒユ
ーズも故障状態と過渡またはサージ状態とを弁別するこ
とができない。従って、故障状態とサージ状態(す寿わ
ち電気装置への過渡的かつ異常な電流突入)を弁別し得
るヒユーズが得られ扛ば望ましいと考えられる。つまり
、故障状態下では破断するが、サージ状態下ではサージ
に1えて破断しないようなヒユーズが所望されるのであ
る。
そこで本発明の目的の1つは・、短絡電流、小過負荷電
流および大過負荷電流状態下の変圧器のごとき電気装置
を適切に保−し得るような高圧限流ヒユーズを提供する
ことにある。
また、かかるヒユーズが広範囲のサージ電流に1えて破
断しないようにすることも本発明の目的の1つである。
更にまた、かかるヒユーズに含まれるヒユーズ素子が短
絡状態下で急速に破断し、それによってヒユーズを通・
り抜けるエネルギーの量が低減するようにすることも本
発明の目的の1つである。
本発明の上記およびその他の目的は、以下の説明(読め
ば当業者にとって自ら明白となろう。
さて本発明の一実施態様に従えば、短絡状態下で急速に
破断し、持続時間の短かい比較的大きい突入電流に耐え
、しかも1時間以上を要してヒユーズ素子の溶断をもた
らすような比較的′小さい過電流を除去し得るヒユーズ
素子を含んだ高圧限流ヒユーズが提供さ扛る。かかる高
圧ヒユーズは広範囲の電流を遮断するために役立ち、し
かも特に小電流の遮断に適するものである。かかる高圧
ヒユーズは筒形の絶縁外被、その外被内に配置さ−れた
絶縁耐力の大きい不活性粒状物質、および1つ以上のリ
ボン形ヒユーズ素子から成っている。
2以上のヒユーズ素子が存在する場合、それらのヒユー
ズ索子は電気的に並列接続される。かかるヒユーズ素子
の各々は、その長さ方向に沿って互いに離隔した位置に
、電流伝導のために利用し得る第1および第2の所定の
縮小された横断面積をそれぞれ有する第1群および第2
群の断面縮小部分を含み、また第2群の断面縮小部分は
2以上の並列導電領域を有している。上記の第1群の断
面縮小部分は、ヒユーズ素子に印加される電流が第1の
所定電流値を越えかつ第1の所定持続時間を有するよう
な第1の異常電流状態下において第2群の断面縮小部分
よりも前に溶断・、を引起こすような溶断時間−電流特
性を有する。また上記の第2群の断面縮小部分は、ヒユ
ーズ索子”に印加さgる電流が第1の所定電流値より小
さくかつ第10所定持続時間より長い第2の値を越える
持続時間を有するような第2の異常電流状態下において
第1群の断面縮小部分より本前に溶断を引起こすような
溶断時間−電流特性を有する。第2群の断面線ノ 小部分の各々が有する2つ以上の導電領域は可融性の材
料を含んでいて、かかる導電領域の内の1つの領゛域の
材料は残りの領域の材料より高い融点を有しており、こ
のため第2の異常電流状態下にノ おいて上記1つの導電領域は他のものよりも後に溶断す
る。更に、第2群の断面縮小部分の各々が有する導電領
域の内の上記1つの領域の第2の異常電流状態下におけ
る溶断時間は、第2群の実質。
的に全部の断面縮小部分の残りの導電領域の全てを上記
1つの導電領域よりも前に溶断させ得る程度に長いもの
である。
新規なものと信じられる本発明の特徴は、特許請求の範
囲中に記載されているが、本発明の一族や実施方法およ
び追加の目的や利点は、添付の図面を参照しながら以下
の説明を読むことによって最も良く理解されよう。
第1図は、本発明の一実施例を成すヒユーズ素子10の
−・部を示すものである。第1図にはただ1本のヒユー
ズ素子10が示されているが、本発明は複数のヒユーズ
素子10を電気的に並列接続して成るヒユーズ(図示せ
ず)をも包括することが了解されるべきである。ヒユー
ズのヒユーズ索子10は支持芯体上に巻付けて配蓋し、
そしてかかる芯体を筒形の絶縁外被内に配置することが
出来る。絶縁外被の両端には電気端子が設けられていて
、ヒユーズ素子10はこれらの端子間における電気回路
を形成する。ヒユーズはまた、支持芯体を持たない形式
のものにすることができる。
かかる形式の場合、ヒユーズ素子10Fiヒユーズの両
端に配置された電気端子間に接続される。絶縁外被、支
持芯体および電気端子は第1図に示されていないが、そ
れらの構成例が1966年12月27日付のエッチ・ダ
ブリュー・ミクレツキー(l(、W、Mikulsck
y )の米国特許第3294936号明細書中に記載さ
れており、この特許明細書を参照されたい。
各々のヒユーズ素子10はリボン形のもので可融性の導
電材料(たとえば銀)から成っている。
各ヒユーズ素子100寸法は、ヒユーズにより保護しよ
うとする装置の電流容量に依存す、る。たとえば、変′
圧器が1000 kVAおよび1 & 2 kV の定
格値を有する場合、ヒユーズは通例1000m!の長さ
、5wIAの幅および0.05 waの厚さをそれぞれ
有する5本のヒユーズ素子10を並列に接続したもので
構成すればよい。かかる5本のヒユーズ素子10の各々
は13A(アンペア)の連続電流を通す電流容量を有す
る。
ヒユーズ素子10は、第1群の切抜き又は穴12およ゛
び第2群の切抜き又は溝穴14を含んでいる。溝穴14
同士は、互いに離隔して形成された。複数の穴12によ
って分離されている。かかる穴12および溝穴14は、
ヒユーズ素子10の長さ方向に沿って互いに離隔した位
置において、電流伝導のために利用し得る横断面積の縮
小した第1群および第2群の断面縮小部分を与える。溝
穴14の両側に位置する狭隘部の一方には、第1図に示
されるごとく、ヒユーズ素子10の可融性材料より実質
的に低い融点を有する可融性材料(たとえばはんだ)を
付着させた部分20が設けられている。第2および3図
は、ヒユーズ素子10の所望の狭隘部に低融点材料を付
着させる方法の若干の実例を示すものである。
第2図に示されたヒユーズ素子10の場合、所望の狭隘
部を陥没または変形させることによって溝またはくほみ
21が形成される。次いで、溝21の内部で低融点材料
(たとえばはんだ)を融解することにより、ヒユーズ素
子110に密着した部分20が形成されている。
第6図の場合には、ヒユーズ素子10の互いに分離した
2つの断片10Aおよび10Bが部分20Aによって相
互連結されている。部分2OAは適当な手段によって各
々の断片10Aおよび10Bに対し機械的に固定されて
おり、それによってヒユーズ素子10の所望の溝穴14
の位置に存在する断片10Aおよび10Bの間には電流
路が形成されてい心。
第1図は、ヒユーズ素子10の中−心区域を切抜くこと
によって形成された穴12の実例を示すものである。穴
12とヒユーズ素子10の対応する外縁とが離隔してい
る結果、第1図に示されるような並列の制限領域16が
形成される。第1図中の穴12は円形のものとして図示
されているが、明確に限定し得る制限領域16を与える
ものであ扛ばその他の形状を使用することもできる。1
3Aの電流定格に対しては、穴12および並列の制限領
域16は典型的にはそれぞれ311Ilの直径および0
.7−の幅を有する。
第1図はまた、ヒユーズ素子10の中心区域を切抜くこ
とによって形成された溝穴14の実例を示すものでもあ
る。溝穴・14とヒユーズ素子10の対応する外縁とが
離隔している結果、第1図に示されるような並列の制限
領域18が形成される。溝穴14は細長い形状のものと
して図示されているが、明確1に限定し得る制限領域1
8を与えるものであれはその他の形状を使用することも
できる。前述のごとき13Aの電流定格に対しては、溝
穴14および並列の制限領域1Bは典型的にはそれぞれ
18■の長さおよび1.2mの幅を有する。
本発明の背景技術について前に述べたように、ヒユーズ
素子10のごときヒユーズ素子を有するヒユーズは、様
々な持続時間にわたり発生し且つ高圧変1器のごとき電
気装置に印加される比較的大きな突入電流に耐え得るこ
とが望ましい。しかし、短絡状態下では、ヒユーズを通
り抜けるエネルギーの蕾を低減または実質的に制限する
ため、ヒユーズ素子10は極めて急速に破断することが
望ましい。
公知のととく、可融性拐料に印加される電流密度および
持続時間並びに印加電流を伝導するために利用し得るヒ
ユーズ素子材料の様々な横断面積により、ヒユーズ素子
10の溶断または破断に関する溶断時間−電流特性が決
定される。ヒユーズ素子10の各部の横断面積は印加電
流によって生じた熱が拡散し得る体積を決定する一方、
その表面積はヒユーズ素子10からの熱損失に影蕃を及
ばず。更にまた、ヒユーズ素子10の各部における融点
の選定もヒユーズ素子10の破断を左右する。それ故、
制限領域16および18の形状(すなわち長さ、幅およ
び厚さ)および低融点材料から成る部分20の付加を選
定する際には、高圧変圧器の壌境内において流れる電流
に適合したヒユーズ素子10が得られるようにすること
が必要である。
制限領域16の横断面積・および形状祉、ヒユーズ素子
10に印加される電流が第1の電流レベルを越え、しか
も第1の所定値を越えた1g1の持続時間を有するとき
に破断するように選定される。
同様に制限領域18の横断面積および形状は、ヒユーズ
素子10に印加される電流が第1の電流レベルより小さ
く、しかも第1の所定値を越える第2の持続時間を有す
る場合に破断するように選定される。領域16および1
8に関して前述した寸法を有する5本のヒユーズ素子1
0を含むヒユーズにおいては、1500Aを越える電流
が約0.01秒の持続時間の間印加されると領域16の
溶断または破断が起こり、また620Aを越える電流が
約0..10秒の持続時間の間印加されると領域18の
溶断または破断が起こる。なお、ヒユーズによって保護
される変圧器の定格電流の12倍の値を持った典型的な
突入電流は520Aである。同様に、ヒユーズによって
保護される変圧器の定格電流の25倍の値を持った典型
的な突入電流は11004である。
ヒユーズに短絡電流が流れるとき、アーク発生までにヒ
ュニズを通シ抜けるエネルギーすなわちFtを計算する
ことができる。前述のごときヒユーズ素子10の数およ
び寸法の場合に大きな短絡電流(たとえHsooooA
)が流れるとすれば、制限領域18を溶断させるのに必
要なI2tは約30000 A2・秒であるのに対し、
領域16を溶断させるのに必要なI2tは約10000
 A2・秒であるに過ぎない。従って、領域18は0.
1秒の突入電流に関する限界を決定する′のに対し、領
域16は短絡4時にヒユーズを溶断させるのに必要なI
2tを限定することになる。ところで、領域16は0.
1秒のサージ電流に良く耐えるけれども、故障が変圧器
の二次側に存在する場合に見られるような中位の過負荷
に対して変圧器を十分に保護するとは言えない。前述の
ごときヒュ、−ズおよび変圧器を例に挙げれば、変圧器
定格値の約8倍に相当する貫通故障電流(345A)が
ヒユーズに印加されると、領域18は約2秒でヒユーズ
素子10の溶断をもたらすのに対し、領域16は溶断す
るのに約10秒を要する。その上、領域16は1時間以
上を要してヒユーズ素子10の溶断をもたらす電流のよ
うな小さい過電流に対して動作することができない。
小過狛荷電流状態に対するヒユーズ(更に詳しく言えば
ヒユーズ素子10)の動作に関して後述されるごとく、
小さな過電流状態に対するヒユーズ素子10の応答は並
列に配置された制限・領域18の狭隘部に存在する低融
点材料の部分20により主として制御され°る。かかる
部分20が公知のrMJ効果を示す結果として、ヒユー
ズ素子10の残部よりも低い融点を有する部分2゛0扛
小さな過電流状態下で最初に溶断する部分となる。
部分20が並列の制限領域18の一方を開放した場合、
電流は開放していない制限領域18に優先的に分配され
、従って小さな過電流状態下におけるヒユーズ素子10
の破・断が促進されるわけである。
先ず最初に、サージ条件に対するヒユーズの動作を説明
しよう。
5本のヒユーズ素子10を含むヒユーズが001秒およ
び0.1秒の典型的な持続時間をそれぞれ有する前述の
突入電流に対して示す応答特性を第4図にグラフAとし
て示す。第4図のX軸(横軸)にはヒユーズに印加され
る電流(単位A)がプロットされ、また第4図のY軸(
縦軸)には印加電流の持続時間がプロットされている。
第4図中の(グラフAの)二重丸22は、約62OAの
値および01秒の持続時、間を有する印加電流または突
入電流に対するヒユーズの応答(グラフA)を表わすも
のである。かかる二重丸22はヒユーズ素子10の領域
18の溶断または破断に対応している。第4図中の二重
丸24は、1500Aの値および0.01秒の持続時間
を有する突入電流に対するヒユーズの応答を表わすもの
で°ある。かかる二重丸24はヒユーズ素子10の領域
16の溶断または破断に対応している。
グラ、、7 Aの中点または転移点が二重丸26によっ
て表わされている。二重丸26の表わす値より大きい印
加電流については、ヒユーズ素子10の破断は主として
領域16により制御される。逆に、二重丸26の表わす
値より小さい印加電流については、ヒユーズ素子10の
破断は主として領域18により制御される。短絡電流(
応答24に対応する値より大きい電流)に対するヒユー
ズ素子10の応答は第4図には示されておらず、また小
さい過電流(応答22に対応する値より小さい電流)に
対する応答も示されていない。短絡電流および小さい過
電流状態に対するヒユーズの応答は、ヒユーズの動作に
関する以下の説明によって最も良く理解されよう。
複数のヒユーズ素子10を含むヒユーズが短絡電流状態
に対して示す応答は、主として各ヒユーズ素子10の制
限領域16により制御される。
しかるに、小さい過電流状態に対するヒユーズの応答は
個々のヒユーズ素子10における制限領域18と部分2
0との相互作用により主として制御され、その結果とし
てヒユーズ素子10の多重アーク発生が実現されること
になる。
ヒユーズに含まれる複数のヒユーズ素子10の短絡電流
状態に対する応答として、制限領域16が急速に溶断す
る。各ヒユーズ素子10の側流領域16の溶断により゛
、i加された短絡電流に対して開路が形成されることに
なる。
複数のヒユーズ素子10を含むヒユーズが小さい過電流
状態に対して示す全体的な動作を最も良く理解するため
、先ず最初にかかる状態に対する個々のヒユーズ素子1
0の動作を考察してみよう。個々のヒユーズ素子10に
小さい過電流が印加された場合、最も低い融点を□有1
″する部分20が先ず溶断し、それによって並列の制限
領域18の一方が開放される。その結果、過電流は開放
していない制限領域18中を流れることになり、従って
実際的に過電流の電流密度の増加が起こる。かかる増加
の倍率は、両方の制限領域18の総合幅と開放していな
い制限領域1Bの幅との比に#1#f等しい。電流密度
の増加は開放していない制限領域18が溶断するのに必
要々時間を短縮させる。
しかしながら、かかる溶断時間は、最初の(開放してい
ない)制限領域18が開放される前に各ヒユーズ素子1
0に沿って直列に配置された全ての部分20を開放させ
る程度に充分長いこと−が必要である。かかる溶断時間
を所望の値に限定するためには、ヒユーズ素子について
更に考察を行う必要がある。また、開放していない制限
領域に関する溶断時間を十分に長くするためには、複数
のヒユーズ素子間の相互作用について考察を行う必要が
ある。
、  多素子ヒユーズに含まれる1本のヒユーズ素子に
おいて最初の制限領域18が開放された場合、この制限
領域18を流れていた電流は残りの制限領域すなわち残
り全部のヒユーズ素子10の制限領域18に分配される
。この結果、残りのヒユーズ素子10の開放していない
制限領域18中における電流密度は更に増加する。ヒユ
ーズ素子10の数を選定する際には、制限領域18の寸
法および所望の最小遮断電流を考え合わせながら、過電
流がただ1本のヒユーズ素子10を流れた場合に該素子
の直列に配2置さnた開放していない制限領域18の全
部が溶断してアークを発生するようにすればよい。直列
の制限領域中における電流密度が制限領域の形状に固有
な値を越えなければ、直列のアーク発生を達成するこ□
とは困難である。たとえば、前述のごとき制限領域18
の場合、直列の多重アークの生成を達成するためには1
500A / wm 2 を越える電流密度を必要とす
る。なお、各々の制限領域18上に部分20を用いるこ
とにより、多重アークの生成を達成するため、つまり所
定のサージ状態に耐えながら過電流の除去を達・成する
ために必要なヒユーズ素子の数は削減される。更にまた
、制限領域16および18の寸法を調節すれは、0.0
1秒付近はかりでなく0,1〜10秒゛の範囲において
も最適の動作時間−電流特性を得ることができ、かつ大
きな故障電流の場合における工゛ネルギー通過量を最小
にしてα01秒以下での動作を達成することもできる。
以上の説明かられかる通り、ヒユーズ40(更に詳しく
言えdヒユーズ素子10)は高圧変圧器のとと礪電気装
置の電流環境に適合したものである。ヒユーズ素子10
は突入電流状態に対して破断しないが、短絡状態下では
急速に破断して通り抜けるエネルギーの量を制限または
低減する。
ヒユーズ素子10の使用はまた、比較的小さい電流に対
しても2〜10秒の範囲内でヒユーズ動作をもたらし、
それにより極めて小さい過電流を除去し得るようなヒユ
ーズを与え否。
更にまた、ヒユーズ素子10の穴12、溝穴14および
制限領域16.18の寸法を適当に選定することにより
、各種の電気装置が受ける様々な電流環境にヒユーズ素
子10を適合させるこ左もできる。ヒユーズ素子10の
その他の実施例を第5〜9図に示す。
第5図は、別の制限領域16Aの実施例を示すものであ
る。かかる制限領域16Aは、前述の穴12と同様な穴
12Aをヒユーズ素子10の中心区域に設け、かつ穴1
2のほぼ棒に相当する2つの穴12Bをヒユーズ素子1
0の各狭隘部に設けることによって形成されている。
第6図は、別の制限領域18Aの実施例を示すものであ
る。かかる制限領域18Aは、前述の溝穴14と同様な
溝穴14Aをヒユーズ素子10の中心区域に設け、かつ
溝穴14のtlは棒に相当する2つの溝穴14Bfi−
ヒユーズ素子10の各外縁部に設けることによって形成
されている。第6図中にはまた、(11r M J効果
を示す前述の材料から成る部分20および(2)部分2
0の材料より高い融点を持った材料から成る部分30が
それぞれ斜線部として示されている。部分20が部分3
0より低い一点を南する結果、部分20は部分30より
も早く溶断し、従って制限領域”1.8A間における所
定の選択的電流分配が達成される。更にまた、制限領域
18Aが相異なる幅を有するようにすることもできる。
その場合には大きい幅および体積を有する側の領域18
Aが最初に破断するから、やはり領域18A間における
選択的な電流分配が達成される。
第7図は、更に異なった制限領域18Bおよび18Cを
形成した実施例を示すものである。制限領域18Bは、
前述の溝穴14と同様な溝穴14Dをヒユーズ素子14
の中心区域に設け、かつ溝穴14のほぼ騙に相当する溝
穴14Cをヒユーズ素子10の一方の外縁部に設けるこ
とによって形成されている。制限領域1804また溝穴
14Dを設けることによって形成されているが、更に前
述のごとき穴12Bが追加されている。力1かる穴12
Bを部分200近くに配置すれば、部分20の溶断に際
し、制限領域180の穴12Bを含む側が最初に破断す
ることになる。同様な穴、12Bは、本発明に基づくヒ
ユーズ素子のいずれにも適用することができる。
第8図は、部分20.30および40をそれぞれ有する
制限領域18D、18におよび18Fを含む別の実施例
を示すものである。部分40は部分20または部分30
の材料よりも高い融点を有する材料から成っている。制
限領域18D11811Cおよび18Fは、溝穴14と
同様な溝穴14Bおよび14F’をヒユーズ素子10の
特定区域に設けることによって形成されている。第8図
かられかる通り、上記の特定区域は制限領域18D、1
8Bおよび18F’が(互いに同じまたは相異なる)゛
所望の寸法を有するように決定すれはよい。制限領域1
8D、18F!および1−8Fの所望の寸法はまた、領
域18D、18におよび18Fの間における選択的な電
流分配が達成されるように選定すればよい。
第9図は、ヒユーズ素子10の一方の外縁部に配置され
かつ穴12に隣接する部分20を含むようなヒユーズ素
子10の実施例を示している。
部分20がM効果を示す結果として、部分20を伴った
穴12が存在する位置におけるヒユーズ素子10の破断
が促進されることになる。
以上の説明かられかる通り、本発明の様々な実施態様に
従ってヒユーズ集子100寸法を選定すれば、広範囲の
電流環境に適合して各種の電気装置に適切な保諌を与え
るヒユーズが得られることになる。
なお、上記には本発明の特定の実施例が説明されたに過
ぎないのであって、本発明の範囲から逸脱することなく
様々な変形や変更を加え得るこ−とは当業者にとって明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例分成すヒユーズ素子の一部を
示す正面図、第2および3図はヒユーズ素子に低融点の
材料を付着させる方法の実例を示す側面図、第4図は第
1図に示されたヒユーズ素子の特性の一部を示す特性図
、そして第5〜9,1図は本発明に基づくヒユーズ素子
の様々な実施例を示す正面図である。 図中、10はヒユーズ素子、12は円形の穴、14は溝
穴、16および18ij制限領域(4電領域)そして2
0は低融点材料の部分を表わす。 電 Iし (?ン公了2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 筒形の絶縁外被、前記外被内に配置された絶縁耐
    力の大きい不活性粒状物質、および1つ以上のリボン形
    ヒユーズ素子から成シ、2以上の前記ヒユーズ素子が存
    在する場合に前、記ヒユーズ素子は電気的に並列接続さ
    れる高圧ヒユーズに於て、前記ヒユーズ素子の各々はそ
    の長さ方向に沿って互いに離隔した位置に第1および第
    2の所定の縮小された横断面積をそれぞれ有しかつ電流
    伝導のために利用し得る第1群および第2群の断面縮小
    部分を含み、前記第2群の断面縮小部分は2つ以上の並
    列導電領域を有し、前記第1群の断面縮小部分は、前記
    ヒユーズ素子に印加される電流が第1の所定電流値を越
    えかつ第1の所定持続時間を有する第1の、異常電流状
    態下において、前記。 第2群の断面縮小部分よりも前に溶断を開始するような
    溶断時間−電流特性を有し、前記第2群の断面縮小部分
    は、前記ヒユーズ素子に印加される電流が前記第1の所
    定電流値よシ小さくかつ前記第1の持続時間より長い第
    2の値を越える持続時間を有する第2の異常電流状態下
    において、iI前記第1群の断面□縮、小部分よりも前
    に溶断を開始するような溶断時間−電流特性を有し、前
    記2つ以上の導電領域は可融性の材料を含んでいて、1
    つの導電領域の材料が残りの導電領域の材料より高い融
    点を有し、このため前記第2の異常電流状態下において
    前記1つの導電領域は前記残りの導電領域よりも後に溶
    断し、しかも前記第2群の断面縮小部分の各々の前記1
    つの導電領域は、前記第2の異常電流状態下における溶
    断時間が前記第2群させる程度に充分長い時間であるこ
    とを特徴とする、広範囲の電流を遮断し特に小電流の遮
    断に適した高圧ヒユーズ。 2、 前記第1群の断面縮小部分が、前記ヒュ−ズ素子
    の中心区域に円形の穴を切抜くことによって形成された
    2つの狭隘部から成る特許請求の範囲第1項記載の高圧
    ヒユーズ。 五 前記第21群の断面縮小部分が、前記ヒユーズ素子
    の長さ方向に沿って伸びる溝穴を前記ヒユーズ素子の中
    心区域に切抜くことによって形成された、前記ヒユーズ
    素子に沿って伸びる2つの狭隘部から成り、前記2つの
    狭隘部が2つの並列の導電領域を形成し、前記導電領域
    の一方は他方より融点の高い可融性材料を含む特許請求
    の範囲第1項記載の高圧ヒユーズ。 4、 並列の前記導電領域の内の1つの導電領域は、そ
    の中央区域に溝を有し、該溝の中に、残りの導電領域の
    材料より低い融点を有する可融性材料が配置されている
    特許請求の範囲第1項記載の高圧ヒユーズ。 5、 前記導電領域の内の1つ1の導電領域は互いに・
    分離した2つの断片を有し、該2つの断片に対し、残り
    の導電領域の材料より低い融点を有する可融性材料が機
    械的に固定されて前記断片間に電流路を形成゛している
    特許請求の範囲第1項記載の高圧ヒユーズ。 、6.  前記第1群の断面縮小部分が前記ヒユーズ素
    子の中心区域に円形の穴を切抜くことによって形成され
    た2つの狭隘部から成り、かつ各々の前記狭隘部の外縁
    にはまた半円形の穴が切抜かれている特許請求の範囲等
    1項記載の高圧ヒユーズ。 Z 前記紀2群の断面縮小部分が前記ヒユーズ素子の中
    心区域に細長い溝穴を切抜くことによって形成された2
    つの狭隘部から成り、各々の前記狭隘部の外縁にはまた
    前記溝穴の釣機の寸法を持った溝穴が切抜かれており、
    各々の前記狭隘部の中央区域には前記ヒユーズ素子の材
    料より低い融点を持った可融性材料から成る部分が含ま
    れ、しかも一方の前記狭隘部が含む可融性材料は他方が
    含む可融性材料より低い融点を有する特許請求の範囲第
    1項記載の高圧ヒユーズ。 a 前記第2群の断面縮小部分が前記ヒユーズ素子の中
    心区域から片寄った位置に細長い溝穴を切抜くことによ
    って形成された2つの狭隘部から成り、一方の前記狭隘
    部の外縁にはまた前記溝穴の約にの寸法を持った溝穴が
    切抜かれており、他方の前記狭隘部の中央区域には前記
    ヒユーズ素子の材料より低い融点を持った可融性材料か
    ら成る部分が含まれ、しかも前記他方の前記狭隘部の外
    竺にはまた前記可融性材料の部分に近接して半円形の穴
    が切抜かれている特許請求の範囲第1項記載の高圧ヒユ
    ーズ。 9 前記第2群の断面縮小部分が前記ヒユーズ素子の両
    外縁に位置する第1および第2の狭隘部並びに前記ヒユ
    ーズ素子の中心区域に位置する第5の狭隘部から成り、
    前記第1および第3の狭隘部は前記ヒユーズ素子の中心
    区域から片寄った位置に切抜かれた細長い溝穴によって
    分離され、前記第2および第3の狭隘部もまた前記ヒユ
    ーズ素子の中心区域から片寄った位置に切抜かれた細長
    い溝穴によって分離され、前記第1の狭隘部の中央区域
    には前記ヒユーズ素子の材料より低い融点を持った可融
    性材料から成る部分が含まれ、しかも前記第2および第
    5の狭隘部の中央区域には前記ヒユーズ素子の材料より
    低いが前記第1の狭隘部に含まれる前記可融性材料より
    高い融点を持った可融性材料から成る部分が含まれてい
    る特許請求の範囲第1項記載の高圧ヒユーズ。 10、  前記狭隘部の一方に前記ヒユーズ素子の材料
    tり低い融点を持った可融性材料から成る部分が含まれ
    ている特許請求の範囲第2項記載の高圧ヒユーズ。
JP57093253A 1981-06-03 1982-06-02 広範囲の電流を遮断する特に小電流の遮断に適した高圧ヒユ−ズ Pending JPS581942A (ja)

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