JPS58192662A - 鋼の連続鋳造鋳型より熱回収を行なう方法 - Google Patents
鋼の連続鋳造鋳型より熱回収を行なう方法Info
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- JPS58192662A JPS58192662A JP7519982A JP7519982A JPS58192662A JP S58192662 A JPS58192662 A JP S58192662A JP 7519982 A JP7519982 A JP 7519982A JP 7519982 A JP7519982 A JP 7519982A JP S58192662 A JPS58192662 A JP S58192662A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/055—Cooling the moulds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鋼の連続鋳造鋳型より熱回収ケ行う方法に関
する。
する。
鋼の連続鋳造は近年インゴット−分塊圧延法を駆逐しつ
つある方法で、溶鋼を鋳型に入れて表層部を形成させ、
これを、続くスプレーシンでガイドロールで支持しつつ
注水冷却して完全凝固させ、これケピンチロールで引き
出して、その後で一定長さに切断して成品とする。
つある方法で、溶鋼を鋳型に入れて表層部を形成させ、
これを、続くスプレーシンでガイドロールで支持しつつ
注水冷却して完全凝固させ、これケピンチロールで引き
出して、その後で一定長さに切断して成品とする。
このとき鋳型には連続的に高温の浴湯が供給されるから
大きな熱負荷がかかる。このため連続鋳造飴J1”)は
、一般に熱伝導度のよい純銅捷たは銅合金でつくられ、
周囲または内部に良質の淡水を^流速で流入させて高度
の冷却を行なわせている。
大きな熱負荷がかかる。このため連続鋳造飴J1”)は
、一般に熱伝導度のよい純銅捷たは銅合金でつくられ、
周囲または内部に良質の淡水を^流速で流入させて高度
の冷却を行なわせている。
そのため鋳型を透過しての冷却水温の上昇も、通常4〜
5℃に抑えられている。
5℃に抑えられている。
連続鋳造鋳型は、直接鋼片に接して冷却を行なう銅部材
の形状にもとづいて、チューブ鋳型、ブロック鋳型1紐
立鋳型に分類される。前二者は小へ′ノの鋼片を製造に
用いられ、現在は組立@型が多く用いられている。本発
明の方法は勿論鋳型の制限なく用い得るが、以「組立鋳
型にもとづいて説明する。
の形状にもとづいて、チューブ鋳型、ブロック鋳型1紐
立鋳型に分類される。前二者は小へ′ノの鋼片を製造に
用いられ、現在は組立@型が多く用いられている。本発
明の方法は勿論鋳型の制限なく用い得るが、以「組立鋳
型にもとづいて説明する。
組合−鋳型は、厚肉の銅板を鋼板または鋼構造で支持し
て各辺を構成するもので、制氷の外面に溝が切ら几るか
、内部に管路を形成するし、これを閉水路として冷却水
を導入して銅板を冷却している。このようにして構成さ
れた各迎を四辺集めて。
て各辺を構成するもので、制氷の外面に溝が切ら几るか
、内部に管路を形成するし、これを閉水路として冷却水
を導入して銅板を冷却している。このようにして構成さ
れた各迎を四辺集めて。
正方形−iたは矩形の断面tなすように構成したのが組
立柘型である。
立柘型である。
鋳型は鋳型振動装置架台上に載架され、数ないし数十ミ
リメートルの振巾と、毎分数十ないし百数士サイクルの
振動数で上下動させつつ鋳造作業を行なう。第1図に組
立鋳型の一辺の構成を示す。
リメートルの振巾と、毎分数十ないし百数士サイクルの
振動数で上下動させつつ鋳造作業を行なう。第1図に組
立鋳型の一辺の構成を示す。
第1図は連続鋳造用組立鋳型の縦断面の概念図で、広巾
面の向いあった状態である。21は鋳片の接する銅板、
22は鋼製の支持板、23は窮べ“シフレームである。
面の向いあった状態である。21は鋳片の接する銅板、
22は鋼製の支持板、23は窮べ“シフレームである。
24は冷却水道路溝で、例えば本文のように数n×士数
非の断面であるが、鋳型の長さ方向はソ全長に延びる道
路である。25は冷却水枕管、26は冷却水入口、27
は冷却水出口を示している。
非の断面であるが、鋳型の長さ方向はソ全長に延びる道
路である。25は冷却水枕管、26は冷却水入口、27
は冷却水出口を示している。
本発明者は、このような連続鋳造鋳型を液体アルカリ金
属で冷却する方法として、第2図のような実、験装置を
構成した。
属で冷却する方法として、第2図のような実、験装置を
構成した。
第2−1図は鋳型内の溶融金属が第1図の水冷鋳型と同
様の上向流の場合、第2−2図は鋳型内ド呻流を形成し
た場合の実験装置のフローシートである。記号は共通で
ある。lは鋳型銅板、2はフィルタ、3は浴融金属循環
ポンプ、4は浴融金属溜。
様の上向流の場合、第2−2図は鋳型内ド呻流を形成し
た場合の実験装置のフローシートである。記号は共通で
ある。lは鋳型銅板、2はフィルタ、3は浴融金属循環
ポンプ、4は浴融金属溜。
5は熱交換器、6は流量計、7は熱水溜、7−2は大気
開放、8は熱水供給バルブ、9は冷淡水供給バルブ、1
0は今加水調整バルブ、11は冷却水循環ポンプ、12
は温度計、13は膨張タンクで、アルカリ金属ラインの
溶湯の過不足を吸収する。
開放、8は熱水供給バルブ、9は冷淡水供給バルブ、1
0は今加水調整バルブ、11は冷却水循環ポンプ、12
は温度計、13は膨張タンクで、アルカリ金属ラインの
溶湯の過不足を吸収する。
第2−3し1に蒸気回収の実施例におけるフローシート
を示す。1〜6は第2−1 、 2−2図と同一でるる
。冷却器7は図示していない冷淡水で冷却する。
を示す。1〜6は第2−1 、 2−2図と同一でるる
。冷却器7は図示していない冷淡水で冷却する。
8は溶融金属流量調整バルブ、9は膨張タンクでライン
タンクの過不足を吸収する。系内の不足や管内点検の場
合、貯蔵タンク10にメタル全部を出し人へできる。(
12はボイラ循環ポンプ。
タンクの過不足を吸収する。系内の不足や管内点検の場
合、貯蔵タンク10にメタル全部を出し人へできる。(
12はボイラ循環ポンプ。
13は純水装置、14は復水、15は蒸気使用元。
16はボイラタンク、17.18はアルカリ金属温度計
、19は水温度計ケ示す。ボイラ系統については各部の
詳細は省略した。) 連続柄型は前述した実機の連続鋳造鋳型をその
□ま\用いた。熱交換器は同じく銅製であり、鋳型と同
様に溝の管路が外壁に多数形成されている。
、19は水温度計ケ示す。ボイラ系統については各部の
詳細は省略した。) 連続柄型は前述した実機の連続鋳造鋳型をその
□ま\用いた。熱交換器は同じく銅製であり、鋳型と同
様に溝の管路が外壁に多数形成されている。
この例では中4脂、深さ16龍の溝が36W11ピンチ
で溝切されている。一方水管路は銅板内に液体金属流路
溝と交互に同じ方法の管路を形成した。
で溝切されている。一方水管路は銅板内に液体金属流路
溝と交互に同じ方法の管路を形成した。
液体アルカリ金属の管路は、前述した熱交換器。
ポンプ、フィルタ、タンクおよび流量制御配管とからな
り、制御配管i二よって鋳型内の冷却管路での流速を、
1771/Sからsm/sまで変えられるようにした。
り、制御配管i二よって鋳型内の冷却管路での流速を、
1771/Sからsm/sまで変えられるようにした。
また連続鋳造鋳型内の液体金属管路は第2−2図のよう
に上方から下方に流トする方式も実験できるようにした
。
に上方から下方に流トする方式も実験できるようにした
。
熱交換器の水側には冷水または熱水を流し、更にその流
量を調整することによって液体金属の温度を制御する。
量を調整することによって液体金属の温度を制御する。
このようにして熱又換器を出て鋳型に向う液体金属温度
を、約40℃から230 ’Cの広い範囲に変更するこ
とができる。
を、約40℃から230 ’Cの広い範囲に変更するこ
とができる。
アルカリ土類金属としてはNα;56%、に;44%の
いわゆるN、2K (チック)合金を主として用いたが
、一部は特に低流速条件で熱伝導のよい純]=J、)を
用いる試験を行なった。
いわゆるN、2K (チック)合金を主として用いたが
、一部は特に低流速条件で熱伝導のよい純]=J、)を
用いる試験を行なった。
中1n′LX厚み200”のスラブヶ鋳造する垂直型連
続鋳造装置において、CO,12%、 Mn O,4
5%、Si0.30%(目標成分)の普通鋼を、1m/
min の鋳造速度で鋳込み、浴融アルカリ金属の管
路内流速および鋳型人口温度を種々変更して。
続鋳造装置において、CO,12%、 Mn O,4
5%、Si0.30%(目標成分)の普通鋼を、1m/
min の鋳造速度で鋳込み、浴融アルカリ金属の管
路内流速および鋳型人口温度を種々変更して。
鋳型出口温度を測定するとともに、運転上の問題点およ
び鋳片におよぼす影響をみた。鋳片は冷却後酸素プロパ
ン焔でスカーフして表面欠陥を調査した。
び鋳片におよぼす影響をみた。鋳片は冷却後酸素プロパ
ン焔でスカーフして表面欠陥を調査した。
第1表に試験結果の一部を示す。
第1表
C−+I:)その他条件にN、iと記載ないときはすべ
てN、にとした。
てN、にとした。
第1表から見るように、一般に出口液温が高いときは一
片に欠陥が多い。鋳片で良好とあるのは。
片に欠陥が多い。鋳片で良好とあるのは。
JI!1′常の水冷鋳ノ(ツの柄片状況と比較して少な
くとも同等(かより欠陥が少ない)のものである。やX
不良はスカーフによる欠陥除去で大体使用にたえる程度
の表面欠陥であるが、不良のものは1例えば2回のスカ
ーフによる疵除去が必髪な程度の重度の欠陥である。表
面欠陥は主としてたて割れおよびひひわれであり、後者
は鋳I〜Vから削りとられた銅が、鋼衣面上に拡散した
ため′[じるものである。
くとも同等(かより欠陥が少ない)のものである。やX
不良はスカーフによる欠陥除去で大体使用にたえる程度
の表面欠陥であるが、不良のものは1例えば2回のスカ
ーフによる疵除去が必髪な程度の重度の欠陥である。表
面欠陥は主としてたて割れおよびひひわれであり、後者
は鋳I〜Vから削りとられた銅が、鋼衣面上に拡散した
ため′[じるものである。
興味あることには、鋳片が不良のとさは鋳片が鋳型にく
っつき引出抵抗が増加する。また延べ10[]間程度の
実験であったが、たまたま妨片が不良の条件Fで、1回
ブレークアウト事故(s tta′J、+−’で駒片表
面がやぶれ、中の未凝固浴湯が漏出する)が発生し−C
おり、これらのことは欠陥の増加と対応しているものと
考えられる。
っつき引出抵抗が増加する。また延べ10[]間程度の
実験であったが、たまたま妨片が不良の条件Fで、1回
ブレークアウト事故(s tta′J、+−’で駒片表
面がやぶれ、中の未凝固浴湯が漏出する)が発生し−C
おり、これらのことは欠陥の増加と対応しているものと
考えられる。
、J、、1表の結果を分りやすくするために、第3図
「に上向流とド降流とを別々に図示してボす。即
ち第3−]図は、上向流における溶融金属流速と、@シ
1′1出ロ金属温度との関係における鋳造銅片の品質状
況を示した図である。図中a域:鋳片良好、b域:一片
は\゛良好C域:鋳片不良、d城:鋳片やX不良を示し
た。
「に上向流とド降流とを別々に図示してボす。即
ち第3−]図は、上向流における溶融金属流速と、@シ
1′1出ロ金属温度との関係における鋳造銅片の品質状
況を示した図である。図中a域:鋳片良好、b域:一片
は\゛良好C域:鋳片不良、d城:鋳片やX不良を示し
た。
第3−2図は、同じく下降流におけるそれである。
データは第1表のものであり、Oは一片が良好、・はは
ソ良好、△はやX不良、×は不良を示す。
ソ良好、△はやX不良、×は不良を示す。
第1表のデータおよび記載されないデータを含めて1図
中のような境界線によって良好な鋳片が(1)られる範
囲が示される。
中のような境界線によって良好な鋳片が(1)られる範
囲が示される。
第]衣に示した以外のデータも含めて、鋳片の性状の境
界線を引いてみた。この結果をまとめると次のように言
える。@型冷却管路の浴融金属流が上向流のときは、溶
融金属の種類にC余り関係なく、棲だ鋳へ”!内流速に
も余り関係なく、浴融金属のN jr’a出口幅度が2
00℃以下のときは、シー1り−1、良好である。しか
し溶融金属の′trJへ”月1110温度が25 (1
□C以上のときは割れ欠陥が増加する。この中間の2
(1(1〜250 ’Cであれに、鋳片ははり良好で使
用には堪える。
界線を引いてみた。この結果をまとめると次のように言
える。@型冷却管路の浴融金属流が上向流のときは、溶
融金属の種類にC余り関係なく、棲だ鋳へ”!内流速に
も余り関係なく、浴融金属のN jr’a出口幅度が2
00℃以下のときは、シー1り−1、良好である。しか
し溶融金属の′trJへ”月1110温度が25 (1
□C以上のときは割れ欠陥が増加する。この中間の2
(1(1〜250 ’Cであれに、鋳片ははり良好で使
用には堪える。
一方ド降流のときは一片が良好である範囲は」・d大す
る。υ[jち溶融金属に1拍を使った場合も會めて。
る。υ[jち溶融金属に1拍を使った場合も會めて。
M 71i出ロ温度が250℃以ドのときは鋳片は良好
である。また330°C以上では欠陥が増加し、運転上
も問題が出てくるが、この間2.50”Cす、上330
’C以トでは溶融金属流速が遅いほど良好域は広く、
浴融金属流速か早いと、はy良好ないしやX不良とンf
千表面品質は低トーする。
である。また330°C以上では欠陥が増加し、運転上
も問題が出てくるが、この間2.50”Cす、上330
’C以トでは溶融金属流速が遅いほど良好域は広く、
浴融金属流速か早いと、はy良好ないしやX不良とンf
千表面品質は低トーする。
それ政調の連続鋳造鋳型會アルカリ土類金属をつかって
冷却するときの条件は、実験の結果きわめて簡潔にまと
められる。即ち浴融金属の鋳型用[J温度は330 ’
C以トに抑えることが必須の条件であり、通常の上向流
で鋳型を冷眉Jするときは更に低く、250℃以ドに抑
えねはならないということである。
冷却するときの条件は、実験の結果きわめて簡潔にまと
められる。即ち浴融金属の鋳型用[J温度は330 ’
C以トに抑えることが必須の条件であり、通常の上向流
で鋳型を冷眉Jするときは更に低く、250℃以ドに抑
えねはならないということである。
なお第1表には省略したが、 NLK合金を用いて2
m/6の場合は、この別型では250 ”C以1−に抑
えるには人口温度をほとんど常trA−1で1・−げる
必要があった。またL 5 m7’s以トでは上向流で
は250−C以)にすることは勿論、下降流で330℃
以ドの条件とすることも困難であった。そのため1゜5
m/S以Fはほとんどかや一不良ないし不良の結果とな
ったが、これらデータは省略した。
m/6の場合は、この別型では250 ”C以1−に抑
えるには人口温度をほとんど常trA−1で1・−げる
必要があった。またL 5 m7’s以トでは上向流で
は250−C以)にすることは勿論、下降流で330℃
以ドの条件とすることも困難であった。そのため1゜5
m/S以Fはほとんどかや一不良ないし不良の結果とな
ったが、これらデータは省略した。
しかし理論的に考えれば流路面積を広げて流量をふやし
てやれは液温は低下するはずであり、第3図における傾
向が2 m/s以Fで急に変わるとは考えられないこと
、N、2による2 m/Sのデータが同一の結果を示し
ていることを含めて、前述した詰型出口液温のみで制約
できるという結論は十分外挿できると考えられる。
てやれは液温は低下するはずであり、第3図における傾
向が2 m/s以Fで急に変わるとは考えられないこと
、N、2による2 m/Sのデータが同一の結果を示し
ていることを含めて、前述した詰型出口液温のみで制約
できるという結論は十分外挿できると考えられる。
溶融金属流を下降流にした場合は、出口溶融金属温度の
許容範囲を広く取れるという以外に、更に三つの重要な
利点があることが分った。一つは当然の帰結で、浴融金
属の熱を水に伝えて蒸気を発生させる場合、加熱側の溶
融金属温度は10℃でも5°Cでも商いたけ熱効率が上
る。それ故50゛C〜80゛Cも出口温度を高めうる下
降流は利点が大きい。
許容範囲を広く取れるという以外に、更に三つの重要な
利点があることが分った。一つは当然の帰結で、浴融金
属の熱を水に伝えて蒸気を発生させる場合、加熱側の溶
融金属温度は10℃でも5°Cでも商いたけ熱効率が上
る。それ故50゛C〜80゛Cも出口温度を高めうる下
降流は利点が大きい。
第二は鋳片の表面が良好なことである。ます鋳片表面は
通常水冷鋳型で注入した場合に比較して、上H1l&の
溶融金属冷却の場合でも、良好と評価される条件では、
特に割れにおいて、脣た表面皮−ドのピンホール、介在
物においても僅かながらすぐれていることが分った。と
ころが十−降tN、を採用する場合は、割れ疵の発生率
が一段と少ないことが分った。
通常水冷鋳型で注入した場合に比較して、上H1l&の
溶融金属冷却の場合でも、良好と評価される条件では、
特に割れにおいて、脣た表面皮−ドのピンホール、介在
物においても僅かながらすぐれていることが分った。と
ころが十−降tN、を採用する場合は、割れ疵の発生率
が一段と少ないことが分った。
こうした結果の理由は推測の域を出ないが、下降流を用
いた場合は1次の第三の利点とからんで釣11”)内表
面の温度が均一化し、鋳型の歪みが少ないためと考えら
れる。また表面のピンホール、介在物が少ないのid、
第1表からもみられるように。
いた場合は1次の第三の利点とからんで釣11”)内表
面の温度が均一化し、鋳型の歪みが少ないためと考えら
れる。また表面のピンホール、介在物が少ないのid、
第1表からもみられるように。
通常鋳型に入る温度は100 ’Cτこえているため。
鋳型1自身も水冷却に比して温度が高いことによって、
凝固初期の介在物やピンホールのトラップを(ソノぐ効
果があるためと考えられる。第三には鋳型の寿命が水冷
の場合に比し約3割も増加(延長)したことである。
凝固初期の介在物やピンホールのトラップを(ソノぐ効
果があるためと考えられる。第三には鋳型の寿命が水冷
の場合に比し約3割も増加(延長)したことである。
さて、このようにして200″Cないし250℃程度に
昇温さ7′した溶融金属から熱回収をでテなうことが、
本発明の利点、目的を完結させることである。第2−1
.2〜2図の冷却水管路をボイラ系統とすることによっ
てこのことが可能になる。これは既存の技術によって容
易になしつるが、実施例によって説明する。
昇温さ7′した溶融金属から熱回収をでテなうことが、
本発明の利点、目的を完結させることである。第2−1
.2〜2図の冷却水管路をボイラ系統とすることによっ
てこのことが可能になる。これは既存の技術によって容
易になしつるが、実施例によって説明する。
実施例
前述したIil 1 m X厚み200−のスラブを鋳
造する垂直型連続鋳造装置において、M種の普通鋼を0
.8〜1.2 m/minの鋳造速度で鋳造した。
造する垂直型連続鋳造装置において、M種の普通鋼を0
.8〜1.2 m/minの鋳造速度で鋳造した。
第2− 、’3図に示したボイラ系統を含む装置を用い
鋳型銅板も前述したような寸法のものを採用した。
鋳型銅板も前述したような寸法のものを採用した。
鋳型にはN。K合金を4 m/sの流速で1人口温度が
120℃になるように制御しつつ下降流で供給した。鋳
型を出る溶融金属の@度は230 ”C前後であった。
120℃になるように制御しつつ下降流で供給した。鋳
型を出る溶融金属の@度は230 ”C前後であった。
この浴融金属は熱交換器でボイラ循環水を加熱し、約1
64℃で出てゆく。この温度では鋳型に直接供給するた
めには温度が高すさるので、冷却器で所定温度捷で冷却
して循環ポンプに入れる。
64℃で出てゆく。この温度では鋳型に直接供給するた
めには温度が高すさるので、冷却器で所定温度捷で冷却
して循環ポンプに入れる。
熱交換器には圧力20醇/〜のボイラ循環ボングから供
給さJしるl 25 ”Cの熱水を循環し、約200′
Cに昇温する。
給さJしるl 25 ”Cの熱水を循環し、約200′
Cに昇温する。
このようにして鋳造時間中3 Kg/crI−Gの蒸気
を1100 Kg/h の割合で発生させることがで
きた。
を1100 Kg/h の割合で発生させることがで
きた。
さて以上述べて来たように、本発明は従来実施例の極め
て少ない金属の凝固潜熱を回収する方法である。更に特
に困難である融点の商い鋼から、連続鋳造鋳型Jにおい
て熱回収を行なうため、鋳型の冷却媒体として、従来の
水に替え溶融アルカリ金属金用いることにより、実験の
結果から鋳型用1−】温度として330″C以Fの狭い
範囲、特に従来の水冷鋳型と同様の上昇流を採用すると
きは、zbOc以ドに抑えなければならないという知見
をIQたことに基いている。
て少ない金属の凝固潜熱を回収する方法である。更に特
に困難である融点の商い鋼から、連続鋳造鋳型Jにおい
て熱回収を行なうため、鋳型の冷却媒体として、従来の
水に替え溶融アルカリ金属金用いることにより、実験の
結果から鋳型用1−】温度として330″C以Fの狭い
範囲、特に従来の水冷鋳型と同様の上昇流を採用すると
きは、zbOc以ドに抑えなければならないという知見
をIQたことに基いている。
これによって従来利用できなかった鋼の凝固潜熱を蒸気
として回収することが可能になり、鋳片の品質も割れ、
ピンホール、介在物等も改善が見られた。
として回収することが可能になり、鋳片の品質も割れ、
ピンホール、介在物等も改善が見られた。
本発明を実施する上で商めて何効な用ルジは釣賀の冷却
媒体の流れt下降流としたことである。これによって出
口温度の許容範囲を広げて運転の自由度を広げ、出口温
度を高めて熱回収の効率を高め、蒸気圧力も高め得る利
点を得たほか、鋳型寿命の延長、鋳片品質の更に一層の
向上等の副次的な利点が発見された。
媒体の流れt下降流としたことである。これによって出
口温度の許容範囲を広げて運転の自由度を広げ、出口温
度を高めて熱回収の効率を高め、蒸気圧力も高め得る利
点を得たほか、鋳型寿命の延長、鋳片品質の更に一層の
向上等の副次的な利点が発見された。
鋼の通続鋳造で、冷却媒体に下降流を採用することは水
冷鋳型では殆んど行なわれていなし旨それ故上述の利点
を発見して下降流とすることは新規性の^いものである
。一方水冷鋳型で下降流が採用されない理由は、流量の
均一性を保ちにくいこと、上部に伝熱を阻害するエアポ
ケットが出来やすい等の難点があったためである。これ
らを除くため、入口の柱管の容量を増大する。柱管金従
来より高く長くし、また管路の形態をスムーズな形態と
する。出口配管内に絞り資金設置する等の配慮が払われ
た。
冷鋳型では殆んど行なわれていなし旨それ故上述の利点
を発見して下降流とすることは新規性の^いものである
。一方水冷鋳型で下降流が採用されない理由は、流量の
均一性を保ちにくいこと、上部に伝熱を阻害するエアポ
ケットが出来やすい等の難点があったためである。これ
らを除くため、入口の柱管の容量を増大する。柱管金従
来より高く長くし、また管路の形態をスムーズな形態と
する。出口配管内に絞り資金設置する等の配慮が払われ
た。
鋳型勿出た浴融金属は熱交換器で水に熱を徴えるか、1
50″C以下の温度ではほとんど蒸気は回収できない。
50″C以下の温度ではほとんど蒸気は回収できない。
数Kg/cr1以上の蒸気を発生させるため、好ましく
は200℃以上でなけれはならない。
は200℃以上でなけれはならない。
それ故150 ”Cり上または好捷しくは200℃以上
であり−330”C以十−1場合によっては250℃以
上でなければならないので、本発明の制約条件は厳しい
ものであることが分る。
であり−330”C以十−1場合によっては250℃以
上でなければならないので、本発明の制約条件は厳しい
ものであることが分る。
このように厳しい温度条件を守るためには出口温度の制
御が必須条件となる。このためには実施例においてポし
た如く、溶融金属の鋳型人口温度と流量とによって行な
うことになる。
御が必須条件となる。このためには実施例においてポし
た如く、溶融金属の鋳型人口温度と流量とによって行な
うことになる。
浴融金属の出口温度は第1表に示した如く、入口温度と
管内流速によって決定される。この場合管内流速を大巾
に変えると、第3−2図のように条件が複雑になるほか
、流量をかえられるよう装置的にも容量が大きくなる。
管内流速によって決定される。この場合管内流速を大巾
に変えると、第3−2図のように条件が複雑になるほか
、流量をかえられるよう装置的にも容量が大きくなる。
それ改築−には人口温度によって制御すべきである。
ところで第2−3図のフローノートにおいて、熱交換器
を出る溶融金属の温度は、通常鋳型に戻すためには高す
き゛るので、冷却器全通して温度金下げてから循環する
必要があること力1多い。本フ・ −一で採用した
冷却器も構造的には既述の熱交換器と同一の横通のもの
で、冷却側には淡水を循環させて用いる。
を出る溶融金属の温度は、通常鋳型に戻すためには高す
き゛るので、冷却器全通して温度金下げてから循環する
必要があること力1多い。本フ・ −一で採用した
冷却器も構造的には既述の熱交換器と同一の横通のもの
で、冷却側には淡水を循環させて用いる。
本発明は以上の説明により明らかであるが、特にその効
果を発揮する上で有効な条件として次のようなことがあ
げられる。
果を発揮する上で有効な条件として次のようなことがあ
げられる。
(1) 鋳型からの出口温度または熱交換4人1]の
溶融アルカリ金属の温度が、常時330℃以上の一定温
度範囲となるようにアルカリ金属の鋳型人口温度および
アルカリ金属流量のうち少なくとも一つで制御すること
を特徴とする特許請求の範囲に記載した方法。
溶融アルカリ金属の温度が、常時330℃以上の一定温
度範囲となるようにアルカリ金属の鋳型人口温度および
アルカリ金属流量のうち少なくとも一つで制御すること
を特徴とする特許請求の範囲に記載した方法。
(2)鋳型人口の溶融アルカリ金属の温度を所定温度と
するために、アルカリ金属の流路に蒸気発生のための熱
交換器のほかに、冷却器を有することを特徴とする前項
(1)に記載する特許請求の範囲の方法。
するために、アルカリ金属の流路に蒸気発生のための熱
交換器のほかに、冷却器を有することを特徴とする前項
(1)に記載する特許請求の範囲の方法。
(3)鋳型からの出口温度が特に好ましくは250″C
以下であり、鋳型に流入する溶融アルカリ金属が鋳型内
を丁方から上方へと流れるように* hy、されること
を特徴とする特許請求の範囲に記載した方法・ (4) 鋳型に流入する溶融アルカリ金1萬が、鋳型
内を上方から上方に流れるように構成されることを特徴
とする特許請求の範囲に記載した方法。
以下であり、鋳型に流入する溶融アルカリ金属が鋳型内
を丁方から上方へと流れるように* hy、されること
を特徴とする特許請求の範囲に記載した方法・ (4) 鋳型に流入する溶融アルカリ金1萬が、鋳型
内を上方から上方に流れるように構成されることを特徴
とする特許請求の範囲に記載した方法。
第1図は組)γ詰習の構成の説明図、第2図は本発明装
置の構成の説明し1.第3図は本発明装置の効果説明図
表である。 1:鋳型銅板 2;フィルタ 4:l@融金属溜 5:熱交換器・/:熱水f?
1 9:冷淡水供給バルプ扇2−2図 壓2−3閉 扇3−1目 麓3−2閏 2 4 乙 8 「−八
遍番 /+/+\
置の構成の説明し1.第3図は本発明装置の効果説明図
表である。 1:鋳型銅板 2;フィルタ 4:l@融金属溜 5:熱交換器・/:熱水f?
1 9:冷淡水供給バルプ扇2−2図 壓2−3閉 扇3−1目 麓3−2閏 2 4 乙 8 「−八
遍番 /+/+\
Claims (1)
- 鋼の連続鋳造鋳型を閉回路をなして循環する液体アルカ
リ金属によって冷却し、この液体アルカリ金属を、帰還
路において熱水と熱交換器によって熱交換し蒸気を回収
せしめ、その際鋳型から流出する液体金属の温度を33
0℃以丁で運転することを特徴とする鋼の連続鋳造鋳型
より熱回収を行なう方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7519982A JPS58192662A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 鋼の連続鋳造鋳型より熱回収を行なう方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7519982A JPS58192662A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 鋼の連続鋳造鋳型より熱回収を行なう方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58192662A true JPS58192662A (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=13569284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7519982A Pending JPS58192662A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 鋼の連続鋳造鋳型より熱回収を行なう方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58192662A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102905818A (zh) * | 2010-06-01 | 2013-01-30 | 西门子Vai金属科技有限责任公司 | 用于在连铸机中产生过热蒸汽的方法和装置 |
CN104148600A (zh) * | 2014-08-12 | 2014-11-19 | 北京首钢股份有限公司 | 一种板坯凝固***及凝固方法 |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP7519982A patent/JPS58192662A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102905818A (zh) * | 2010-06-01 | 2013-01-30 | 西门子Vai金属科技有限责任公司 | 用于在连铸机中产生过热蒸汽的方法和装置 |
CN104148600A (zh) * | 2014-08-12 | 2014-11-19 | 北京首钢股份有限公司 | 一种板坯凝固***及凝固方法 |
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