JPS5819101Y2 - 空気抵抗低減装置 - Google Patents

空気抵抗低減装置

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JPS5819101Y2
JPS5819101Y2 JP1978176018U JP17601878U JPS5819101Y2 JP S5819101 Y2 JPS5819101 Y2 JP S5819101Y2 JP 1978176018 U JP1978176018 U JP 1978176018U JP 17601878 U JP17601878 U JP 17601878U JP S5819101 Y2 JPS5819101 Y2 JP S5819101Y2
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JP
Japan
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air
cargo box
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cab
driver
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JP1978176018U
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JPS5594223U (ja
Inventor
加藤光男
Original Assignee
日野自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貨物自動車等の空気抵抗低減装置に関するもの
である。
冷凍車、パン、コンテナー搭載車等荷箱体を運転台の後
方に搭載したもので、その荷箱体が運転台のルーフ面よ
り高いものにあっては、走行時に荷箱体の前面壁が空気
抵抗体となって走行に悪影響を及ぼすと共に、空気流の
衝突で騒音発生の原因となっている。
この問題を解決するために、運転台のルーフ上面に、荷
箱体の前面壁に向って傾斜面部と両側面部とを有する空
気整流体を設置し、走行による空気抵抗を減少する手段
が採用されている。
しかしながら、冷凍車は冷凍用放熱機が荷箱体の前面壁
上方に設置されており、またコンテナー、パン等で荷箱
内に外気を取入れるものは荷箱体の前面壁上方に全気取
んれ口を設け【いる。
このようなものにおいて、前記空気整流体を運転台のル
ーフ上面に設置すると、冷凍用放熱機や空気取入れ口は
空気整流体で覆われてしまい冷凍用放熱機の放熱機能を
損い、また荷箱内への空気の取入れが減少する不具合が
ある。
本考案は上記の不具合を解消するために改良された空気
抵抗低減装置を提供するもので、その特長は、空気の整
流は従来通り有効に作用すると共に、必要に応じて空気
の流通を可能とし、放熱機の放熱効果や外気取入れを確
保したことである。
以下本考案を冷凍車に応用した場合の実施例を図面によ
り説明する。
第1図及び第2図において1は運転台、2は冷凍用荷箱
体(以下単に荷箱体と云う)、3は荷箱体2の前面壁上
方に取付けられている冷凍用の放熱機である。
さらに、4は運転台1のルーフ上に設置された空気整流
体であり、荷箱体2の前面壁に向って傾斜面部と両側面
部とを有し、車両の走行によりルーフ上を流れる空気流
を荷箱体2の上方に整流し、荷箱体2の前面壁に当る空
気抵抗を減少する。
本考案は上記の構造において、空気整流体4に空気を流
通させるための開口穴5を開設し、この開口穴5にフラ
ップ6を開閉可能に設けたものである。
尚開口穴5は放熱機3と対応する位置に開設することが
望ましい。
さらに他の実施例として第3図に示すように空気整流体
4に設けられる空気を流通させるための開口として、放
熱機3(又は囲路の空気取入口)と対応する位置に凹部
5aを形威し、この凹部5aにフラップ6を開閉自在に
設けた構造でもよい。
本考案は上記の通りの構造であるから、冷凍車において
冷凍機を作動している場合、あるいは荷箱体2内に空気
を取入れる場合にはフラップ6を図示のように開いて開
口穴5又は凹部5aを空気流通可能な状態とし、走行す
ることによって空気整流体4の傾斜面部を流れる空気の
一部は開口穴5又は凹部5aより流通し、冷凍車におい
ては放熱機3に風を与えて放熱効果を保持させ、図示省
略しであるが荷箱体2の前面壁に空気取尺窓を有するも
のにおいては荷箱体2内に外気を導入することができる
また、これと同時に空気整流体4本来の作用である空気
抵抗の低減も行う。
冷凍機を使用しない場合、あるいは荷箱体2内へ外気取
入れを不要とする場合にはフラップ6を閉じることによ
り、在来と同様に空気整流体4の傾斜面部は全面的に空
気抵抗低減作用を行うのである。
以上のように本考案による空気抵抗低減装置は、空気を
整流する傾斜面部に設けたフラップを開くことにより、
冷凍車の場合は荷箱体前面に設けた冷凍用放熱機に空気
を導き放熱機能を保持させ、また荷箱体内へ外気を取入
れ可能としたものにおいては外気の導入を行い、空気の
流通を必要としない場合ではフラップを閉じることによ
り傾斜面部と平行して在来通りの傾斜面部の全面で空気
抵抗低減作用を用い、空気の流通を必要とする荷箱体並
びに不必要の荷箱体の何れにおいても1つの空気抵抗低
減装置で対応させることができる便利性を有し、また、
フラップを開いた空気流通においては、空気整流体を流
れる一部の空気を流通させるので、空気流通による空気
抵抗低減作用を損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた車両の側面図、第2図は同
主要部斜視図、第3図は他の実施例の主要部斜視図であ
る。 1・・・・・・運転台、2・・・・・・荷箱体、3・・
・・・・放熱機、4・・・・・・空気整流体、5・・・
・・・開口穴、5a・・曲回部、6・・・・・・フラッ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転台の後方に運転台のルーフ面より高い荷箱体を搭載
    し、且つ運転台のルーフ上面に荷箱体の前面壁に向って
    傾斜面部と両側面部とを有する空気整流体を設置した車
    両において、該空気整流体の傾斜面部に空気流通口を開
    設し、該空気流通口に閉塞時には前記傾斜面と平行し、
    開口時には前記荷箱体の前面に傾斜面部を流れる一部の
    空気を流通させるフラップを開閉可能に設けたことを特
    徴とする空気抵抗低減装置。
JP1978176018U 1978-12-25 1978-12-25 空気抵抗低減装置 Expired JPS5819101Y2 (ja)

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JP1978176018U JPS5819101Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 空気抵抗低減装置

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JPS5594223U JPS5594223U (ja) 1980-06-30
JPS5819101Y2 true JPS5819101Y2 (ja) 1983-04-19

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ID=29184133

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3797879A (en) * 1972-11-10 1974-03-19 J Edwards Cab or van vehicle air deflector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3797879A (en) * 1972-11-10 1974-03-19 J Edwards Cab or van vehicle air deflector

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JPS5594223U (ja) 1980-06-30

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