JPS581908Y2 - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

Info

Publication number
JPS581908Y2
JPS581908Y2 JP51-79539U JP7953976U JPS581908Y2 JP S581908 Y2 JPS581908 Y2 JP S581908Y2 JP 7953976 U JP7953976 U JP 7953976U JP S581908 Y2 JPS581908 Y2 JP S581908Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
erasure prevention
accidental erasure
cassette
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51-79539U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS581908Y1 (ja
Inventor
斎藤考彦
Original Assignee
ソニー株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP51-79539U priority Critical patent/JPS581908Y2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS581908Y1 publication Critical patent/JPS581908Y1/ja
Publication of JPS581908Y2 publication Critical patent/JPS581908Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板状のケーシング内にテープ、例えば磁気テー
プを走行可能に収納しかつ表と裏との双方の面での使用
が可能でしかもそれぞれの面についての個別の誤消去防
止爪を前記ケーシングの側面にそれぞれ具備するテープ
カセットに関するものである。
従来、カセット式テープレコーダに用いられているテー
プカセット、例えばリールツーリールタイプのテープカ
セットは板状ケーシングの大部分が不透明な合成樹脂に
て成型されかつ一部分のみが透明であったので、ケーシ
ング内のテープの走行状態を看取し難く、しかも不透明
な合成樹脂製ケーシングの一部に透明な合成樹脂製窓を
形成する手間が極めて煩雑なものであった。
なおケーシング全体を透明若しくは半透明の合成樹脂に
て成型する事により、ケーシング内のテープの走行状態
を明確に看取し得られるようになし、しかも構造を簡単
にして安価ならしめる事が考察され得る。
しかしこのような場合、双方の面、例えばA面及びB面
用としてそれぞれ個別に設けた一対の誤消去防止爪がそ
れぞれA面用のものであるかB面用のものであるかの区
別を一対のケーシング構成体の色分けにより行う事が出
来ないか或はまた困難であるので、誤消去防止爪の区別
がつき難くなり、このために所望せざる側の誤消去防止
爪を誤つ゛C折取ってしまう恐れが生じ、従って消去を
防止したい面を誤消去してしまう事となる。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、表面及び裏面において表面用及び裏面用誤消去
防止爪にそれぞれ近接する部分に、前記表面及び裏面の
区別を表示するためのA、B等の面表示マークが附され
、前記表面及び裏面におけるこれらの面表示マークと前
記誤消去防止爪との間に、各面表示マークから各誤消去
防止爪に向う矢印がそれぞれ設けられ、これらの矢印が
前記ケーシングに凹凸を附することによってケーシング
とそれぞれ一体成型されているようにしたものである。
このように構成することによって、所望せざる側の誤消
去防止爪を不必要に誤消去防止状態又は誤消去非防止状
態にするような誤操作を完全に防止して、消去を防止し
たい面を誤消去する恐れをなくし、またカセットの表面
及び裏面の区別が極めて容易であるようにすると共に、
それぞれの面の誤消去防止爪であることを指示する矢印
の形成が容易でかつこれらの矢印がケーシングから容易
には消滅しないようにしている。
次に本考案の一実施例を図面に付き述べると、テープカ
セット1は型成型された透明又は半透明の合成樹脂から
成る一対のカセット構成体2,3にてその板状のケーシ
ング5を構成されている。
カセット構成体2,3は互に同形でねじ4により互いに
一体に固定されている。
ケーシング5の前部には膨出段部6が形成され、この膨
出段部6には一対の位置決めピン挿入孔I及び一対のキ
ャプスクン挿入孔8がそれぞれ設けられている。
ケーシング5の前方側面、即ち前壁には、従来公知の如
く、磁気ヘッド挿入孔及び一対のピンチローラ挿入孔が
それぞれ設けられている。
ケーシング5の後方側面、即ち後壁9には、両端附近に
おいてそれぞれ誤消去防止10,11が設けられ、表面
、即ちA面12の誤消去を防止する爪10はカセット構
成体2と一体で上方から下方に下垂しており、裏面、即
ちB面の誤消去を防止する爪11はカセット構成体3と
一体で下方から上方に延びている。
これらの爪10.11はカセット1をカセット式テープ
レコーダのカセット装着部に装着した場合にテープレコ
ーダの誤消去防止機構の検出レバーにて検出され、この
検出が行われた場合にのみ磁気記録が行われ得るように
なっている。
従って爪10,11を折取ってしまっておけば、検出レ
バーによる検出が行われないので、磁気記録が行われず
、このために誤消去が完全に防止される。
ケーシング5内には一対のリール13.14が回転自在
に軸支され、磁気テープが一方のリール、から他方のリ
ールへ正走行及び逆走行自在に巻き掛けられている。
A面12には、面表示15、即ち面表示文字rAJを附
しかつ使用者が予め又は必要に応じて題名等のインデッ
クスを記入するインデックス欄16を設けたドーナツ状
表示紙17が貼着されている。
また8面20には、面表示21.即ち面表示文字rBJ
を附しかつ使用者が予め又は必要に応じて題名等のイン
デックスを記入するインデックス欄22を設けたドーナ
ツ状表示紙23が表示紙17とは表裏対称的に貼着され
ている。
A面12及び8面20においてそれぞれの面のための誤
消去防止爪10,11に隣接する部分の表側若しくは裏
側に、それぞれの面12 、20の誤消去防止爪io、
i1である事を表示する矢印24.25が、金型による
エツチング、ホラトスクンピンク等を用いてカセット構
成体2,3に凹凸を付けることによって、ケーシング5
とそれぞれ一体成型されている。
この矢印24.25は前端31が突出したV字状やじり
部32と、このやじり部32から後方に延びる直線状矢
柄部33とから戊り、円形領域34にて囲まれている。
また矢印24及び25のやじり部32の突出前端31は
誤消去防止爪10及び11にはゾ向けられている。
そして矢印24゜25は面表示15,21にもそれぞれ
隣接しており、爪10,11と面表示15,21との間
に挾まれた位置に存在している。
従ってこのカセット1は従来のテープカセットと全く同
様にして、カセット式テープレコーダによる記録及び再
生を行う事が出来る。
そしてこの場合ケーシング5が透明又は半透明であるか
ら、テープの走行状態を極めて明確に看取し得られ、し
かもカセット構成体2,3を夫々一体に構成し得るから
、製造が容易である。
またA面12及び8面20には、爪io、tiに隣接し
て何れの面の爪io、i1であるかを示す矢印24.2
5が付されているので、爪10,11を誤って折取るよ
うな事がない。
本考案は上述の如く、表面及び裏面において表面用及び
裏面用誤消去防止爪にそれぞれ近接する部分に、前記表
面及び裏面の区別を表示するためのA、B等の面表示マ
ークを附し、前記表面及び裏面におけるこれらの面表示
マークと前記誤消去防止爪との間に、各面表示マークか
ら各誤消去防止爪に向う矢印をそれぞれ設けた。
故にテープの走行状態が明確になるようにケーシング全
体を透明又は半透明にした場合にも、所望せざる側の誤
消去防止爪を誤って操作して不必要に誤消去防止状態又
は誤消去非防止状態にするようなことがなく、またカセ
ットの表面及び裏面の区別も極めて容易である。
特に誤消去防止爪に近接して表面又は裏面に設けた面表
示マークと上記誤消去防止爪との間において表面又は裏
面に矢印を設け、この矢印が面表示マークから誤消去防
止爪に向うようにしたので、それぞれの面を看取するの
みでこの面のための誤消去防止爪が側部にあるかを速や
かに認識する事が出来て、誤消去防止爪の判別が一層確
実となり、このために消去を防止したい面を誤消去する
恐れがない。
またそれぞれの面の誤消去防止爪であることを指示する
矢印をケーシングに凹凸を付することによってケーシン
グとそれぞれ一体成型するようにしたので、矢印の形成
が容易であり、また矢印がケーシングから消滅するおそ
れがないと共に、矢印が立体的であるから見誤る恐れが
少なく、しかもケーシングに貼付するラベルに矢印を付
してこのラベルをケーシングの縁部ぎりぎり迄延長させ
させる場合に較べて、矢印をケーシングの表面又は裏面
の縁部に形成して誤消去防止爪に出来るだけ接近させる
ことが極めて容易である。
このため誤消去防止爪の判別を更に一層確実に行うこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
A面の斜視図、第2図は第1図における一部分の拡大図
、第3図はB面の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状のケーシング内(こテープを走行可能に収納しかつ
    表と裏との双方の面での使用が可能でしかもそれぞれの
    面についての個別の誤消去防止爪を前記ケーシングの側
    面にそれぞれ具備するテープカセットにおいて、表面及
    び裏面において表面用及び裏面用誤消去防止爪にそれぞ
    れ近接する部分に、前記表面及び裏面の区別を表示する
    ためのAB等の面表示マークが附され、前記表面及び裏
    面におけるこれらの面表示マークと前記誤消去防止爪と
    の間に、各面表示マークから各誤消去防止爪に向う矢印
    がそれぞれ設けられ、これらの矢印が前記ケーシングに
    凹凸を附することによってケーシングとそれぞれ一体成
    型されていることを特徴とするテープカセット。
JP51-79539U 1976-06-17 テ−プカセツト Expired JPS581908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51-79539U JPS581908Y2 (ja) 1976-06-17 テ−プカセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51-79539U JPS581908Y2 (ja) 1976-06-17 テ−プカセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS581908Y1 JPS581908Y1 (ja) 1983-01-13
JPS581908Y2 true JPS581908Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=

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