JPS58188641A - 射出成形機の多重押出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は射出成形機、ダイキャス；・マシン等に応用で
きる射出成形機の多重押出し装置に関するものである。

従来の射出成形機の型締装置を第１図及び第２図により
説明すると、（ａ）は固定型盤、（ｂ）はシリンダ、（
Ｃ）は同固定型盤（ａ）と同シリンダ（ｂ）とを連結す
るタイバー、（ｄ）はタンク、（８）はプレフィルパル
プ、（ｆ）はブースクラム、（ｌ！、）は前記シリンダ
（ｂ）内のラム、（１１）は同ラム（ｇ）に取付けたエ
ジェクタボックス、（１）は同エジェクタボックス（ｈ
）内のニジエフクラム、（ｊ）は同エジェクタラム（１
）に取付けた押出しプレート、（ｋ）は同押出しプレー
ト（ｊ）に基部が当接している。押出しロソＩ・である
。

（ｌｒｌ）は前記タイバー（Ｃ）により前後進可能に支
４’４１されるとともに、前記エジェクタボックス中）
に取付けた可動型盤で、前記押出しロッド（ｋ）は同可
動型盤（Ｉｎ）の孔に摺動自在に嵌挿されている。また
（ｎ）は同押出しロッド（ｋ）に当接している突出しプ
レート、（ｐ）は前記可動型盤（ｍ）に取付けた金型、
（０）（ｕ）は前記突出しプレー）　（ｎ）に基部を固
定した突出しロッドで、同突出しロッド（０）　（ｕ）
は前記金型（ｐ）の孔に摺動自在に嵌挿されている。

また（ｑ）は前記固定型盤（ａ）に取付けた金型て、可
動型盤（ｍ）を固定型盤（ａ）の方向に移動させ、金型
■）（（１）を閉じて締付力を与えたのち、金型（ｐ）
　（ｑ）内に樹脂を射出して、所定の形状の成形品（ｒ
）を得るように、また可動型盤（ｍ）を逆方向に移動さ
せて金型（ｐ）レート（ｎ）　、突出しロッド（・〕）
（ｕ）を同方向に押出して、成形品（ｒ）を金型（ｐ）
から取出すようになっている。

第２図は成形品（ｒ）が押出された状態を示している。

成形品の取出しは人手、自動取出し装置あるいは自動落
下によって行なわれるが、自動落下によるのが最も短時
間ですむ。自動落下は押出された成形品をそのま−ま落
下させるものであるが、第２図において成形品（ｒ）は
落下の際、突出しロッド（ｕ）に干渉して引掛ってしま
い落下できない。

また人手あるいは自動取出し装置による場合でも、第２
図の突出しロッド（ｕ）を避けるよう成形品（ｒ）をそ
れだけ多く移動させねばならないので、それだけ取出し
時間がかかる。以上述べたように、従来方法ではｔＪｙ
、形品（ｒ）を取出す際、成形品（ｒ）が突出しロツＩ
・頁Ｕ）に干渉するため、自動落下させることができな
かったり、人手あるいは自動取出して余計に時間がかか
るという欠点があった。

従来射出成形機は、単一の押出し装置しか持っていなか
ったため、成形品の取出し上様々の問題があり、金型内
の押出し機構を工夫することにより伺とかカバーしてき
た。そのため、金型構造が複雑になり、コスト高となる
欠点があった。

本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
のて、射出ノミ形機本体の＋ｉ丁動盤側に、各々が異な
る作動をする複数の押出しプレートを設けることにより
、金型構造を簡略化し、金型のコストを下げることがで
きる射出ｊ況形機の多重押出し装置を提供せんとするも
のである。

以下本発明の実施例を図面について説明すると、第：３
図及び第４図は本発明の実施例を示し、第：３Ｌノ１は
成形品を押出す前の状態、第４図は成形品を押出した状
態を示す。

さて図において（１）はシリンダ、（２）は固定型盤（
図示せず）と同シリンダ（＋）とを連結するタイツく−
１（３）は前記シリンダ（１）内のラム、（４）は同ラ
ム（３）に取付けたエジェクタボックス、（５）は同エ
ジェクタボックス（・１）内の第一エジェクタラム、（
６）は同エジェクタラム（５）に取付けた第一押出しプ
レート、（９）は前記タイバー（２）により前後進可能
に支持される古ともに前記エジェクタボックス（４）に
取付けられた可動型盤である。

（８）は同可動型盤（９）内の第二エジェクタラム（複
数個有り）、（７）は同エジェクタラム（８）に取付け
た第二押出しプレート、（１６）は前記可動型盤（９）
に取付けた金型、＋１：ｊは同全型（１６）内の第一突
出しプレート、（１３）は＋’＋ｉＪ記金型（ｌｆｉ）
内の第二突出しプレート、００）は両端を前記第一押出
しプレート（６）と第一突出しプレーＨ＋２）に当接し
、かつ前記第二押出しプレート（力、可動型盤（９）、
第二突出しプレート（１りの孔に摺動自在に嵌挿された
第一押出しロッド（複数個有り）である。

（印は両端を前記第二押出しプレート（力と第二突出し
プレー［＋３１に当接し、かつ前記可動型盤（９）の孔
に摺動自在に嵌挿された第二押出しロッド（複数個有り
）、００は前記第一突出しプレー十Ｇ２１に取付けられ
、かつ前。ｔ２金型（１６）の孔に摺動自在に嵌挿され
５た第一突出しピン（複数個有り）　、（１５＞は前記
第二突出しプレート（１３＋に取付けられ、かつ前記第
一突出しプレーＨ＋、、！ｊ、金型０６）の孔に摺動可
能に嵌挿された第二突出しピン（複数個有り）　、０７
）は成形品である。

なお、ｌ’＋ｉＪ記第−エジェクタラム（５）、第二エ
ジェクタラム（８）は、油圧または空圧などて駆動され
るシリンダ（本実施例の場合、それぞれエバ〉エクタボ
ックス（１八゛町動型盤（９）が兼ねている）のピスト
ンである。

次に作用を説明すると、第３図において、成形品（１７
）は金型θωに付着しており、成形品θηを取出すため
にはまず成形品θカを金型０６）から離型させねばなら
ない。その′ために第一エジェクタラム（５）と第一二
エジェクタラム（８）を、同時に押出し方向（第３図の
右方）へ動かす。このようにすると、第一エジェクタラ
ム（５）から第一押出しプレート（６）、第一押出しロ
ッド００）、第一突出しプレート（１匂を介して第一突
出しロッド０４）が、また第二エジェクタラム（８）か
ら第二押出しプレート力、第二押出しロッド（Ｉ　ｌ）
　、第二突出しプレート（＋３）を介して第二突出しロ
ッド（１ツが両者同時に第：３図の右カヘ動かされ、成
形品０７）が離型する。

成形品０７）が離型したら（第４図の０７）の状態）、
第一エジェクタラム（５）はそのまま押出し動作を続け
、第二エジェクタラム（８）は押出し動作を停止させる
。これにより第一突出しロッドθａはその！、ま成形品
ａ′７）を押出し、第二突出しロッドｏ！５）は停止し
、第４図のようになる。

第４図の状態になれば、成形品０７）は内側の第二突出
しピン（１勺に干渉することなく、自動落下などで楽に
取出すこさができる。また第一エジェクタラム（５）、
第二エジェクタラム（８）が動作を終了して、成形品が
押出された後は、図示しないバネ等の公知の手段で第一
、第二突出しプレー）（１２Ｈ３は押し戻され、第一、
第二エジェクタラムも元に復帰する。

本発明では、二重の押出し装置のため第一と第二のエジ
ェクタラム、従ってそのシリンダが必要であり、またそ
れらのシリンダはどこに設けてもよい。なお、第８図、
第４図とは異なったシリンダ配置の一例を第５図に示す
。

第５図１こおいて、符号（１）〜（４）、（１２）−Ｑ
のは前記実施例と同じであるが、相違する点を以下に示
すと、（２８）は第二エジェクタラム、（２７）は第二
エジェクタラム（２８）に取付けた第二押出しプレート
、■は第二押出しプレート（２７１に取付けた第一エジ
ェクタシリンダ、（２′：ｌ）は第一エジェクタシリン
ダ（２０）内の第一エジェクタラム、（２ｔ；ｌは第一
エジェクタラム（２５）に取付けた第一押出しプレー１
−　、（２９）は可動型盤である２また（鏝は両端を第
一押出しプレー＋−（２Ｇ）、第一突出しプレートθり
に当接し、かつ可動型盤ｅ１パ、第二突出しプレート（
＋３１の孔に摺動自在に嵌挿；、ｊ・た第一押出しレッ
ド、（３Ｄは両端を第二折山Ｉ−レレート（潤、第二突
出しプレート（１３＋に当接し、かつ多′１．−押出し
プレート（２６）、可動型盤（２９）の孔に摺、’Ｊ在
に嵌挿された第二押出しレッドである。

さて第５図において、成形品ａのを金型（Ｊ”ｔ、　　
ら離型させるため、第二エジェクタラム（１’８．’　
ヲ汁Ｌ’；　Ｌ／力方向第５図の右方）へ動かず。この
ように７ｊると、第二押出しプレー）　（２７）は第一
押出しプレー１−　（２Ｇ）と一体となって移動するの
で、第一押出しレッド（３０）、第一突出しプレー［２
１を介して第一突出。ロッド（１−０が、また第二押出
しプレート（２力、第二押出しロット責３＋）、第二突
出しプレート（１３）を介し、て第二突出しレッド（１
５）が同時に第５図の右方へ動かされ、成形品（＋７１
が離型する。

成形品＜＋ｉが離型したら、第二エジェクタラム国は押
出し動作を停止し、第一エジェクタラム（ハ）が押出し
動作を始める。そしてその後は前記第３図及び第４図の
実施例と同じであり、又第−１第二突出しプレート、第
一、第二エジェクタラムの復帰も同様である。なお、前
記の実施例はいずれも、二重の押出し装置の場合である
が、同様にして三重以上の押出し装置も容易に構成可能
である。

以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
従来は成形品を取出す際突出しピンに干渉するため、自
動落下できなかったり、人手又は自動取出して余計に時
間がかかったりしていたが、本発明によると成形品が突
出しピンに干渉することがないため、成形品の自動落下
が可能になり、人手又は自動取出しの作業時間を短縮で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の射出成形機の型締装置の側断面図、第２
図は第１図と作動状態を異にする要部の拡大図、第８図
は本発明の実施例を示す射出成形機の多重押出し装置の
側断面図、第４図は第３図♂異なる作動状態を示す側断
面図、第５図は第２３図、！：異なる実施例を示す多重
押出し装置の側断面図である。 図の主要部分の説明 ５・・・第一エジェクタラム ６・・・第一押出しプレート ７・・・第二押出しプレート ８・・・第二エジェクタラム ９・・・可動型盤 １２・・・第一突出しプレート １３・・・第二突出しプレート 特許　出願人　三菱重工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 射出成形機本体の可動型盤側に、各々が異なる作動をす
   る複数の押出しプレートを設けたこさを特徴とする射出
   、成形機の多重押出し装置。