JPS58188638A - 射出成形金型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この＠明は６プレートタイプの射出成形金型の改良に関
する。

スライド又はロータリ式の連続成形な行う射出成形機に
おいてはインデックステーブルの夫々の分割位置に金型
及びその型締め型開ぎ機構を有し、また製品表面に大き
なゲート跡を設けることを防止するためにピンポイント
ゲートな採用する場合、ランナ、ランナスプルの除去方
法として５グレートタイプの金型な用いている。

第１図は従来一般に用いられている３グレートタイプの
金型な示すもので、このものはインデックステーブル等
に設けられる固定側取付板３の下面に上から順に積層さ
れたランナストリッパプレート６、固足＠型板１０、移
動側型板１１とから概略構成され、かつ移動＠型板１１
はスペーサブロック１５を介して移動＠取付板１５に連
繋している。

上記各プレート６及び型板１０．１１は固定ｍ取付板５
に突設されたがイドビン５を挿通することによって相互
に位置決めされるとともに、上記移動＠取付板１５の後
退時において相互の離間位置を調整する型開臘調整りン
ク８，８によって連結されている。

また上紀堰付板５の中央にはロケートリング１及びこの
下部に埋設されたスプルーブツシュ２が設けられている
とともに、このスプルーブツシュ２の先端テーパ部外周
はプレート６を貫通して固定側型板１０に先端をのぞか
せ、そのスプール−を型＆１０に連通させ、これによっ
て型板１０゜１１のパーティング面に形成されたキャビ
ティにビンポイントゲートな介して連絡せしめている。

更に図中４は固定側取付板３とプレート６間の離間距離
を規制するストッパボルト、８はプレート６と型板１０
間に介在されたバネ、１２．１４はエジェクタビン及び
そのプレートである。

以上のよ５゛に構成された成形金型において図に示す位
置より移動側型板１５を下降せしめると、上ｍｌバネ８
の付勢圧により先ずプレート６と型板１０間が離間し、
スプルー内に滞溜する松脂をビンポイントゲートから引
きちぎる。次いでリンク８が型板１０の下降を規制し、
移動側型板１１の人が下降して両型板１０．１１間を離
間せしめ、次いでプレート６が取付板より下降して上記
ボルト４によって規制される位置に位置し、この状態に
てスプルー内に滞溜する樹脂はスプルーブツシュ２から
も切離され、不用樹脂の取出しが口■能となる。すなわ
ちこの種の３プレートタイプの金型においてはプレート
６と型板１０間でビンポイントゲートな切離し、次いで
取付板３からプレートを階間せしめることによってスゲ
ルー２内に滞溜する固化された樹脂を排出できるように
したもので、２プレートタイプの金型に比して成形後の
ゲート処理を不要とする大きな利点な有する。

しかしながら、その反面上記金型は、２プレートタイプ
の金型に比して構造が極めて複雑となり、特に連続射出
成形機に適用した場合には故障要因が増え、耐久性に劣
るとともに、金型コストが極めて＾いものとなる。また
、このような構造のものにおいては、スプルーブツシュ
内に涌榴する樹脂部分が多いことから一成形毎の材料ロ
スが多いほか、金型の開き社が大となり、装置が大型化
し、また成形サイクルの低下は免れないなどの種々の欠
点が指崩されていた。

この発明は以上のような欠点に鑑みなされたものであっ
て、その目的とするところは構造が簡単で、小型、コン
パクト、かつ−成形毎の材料ロスが少くない金型な提供
するにある。

またこの発明の他の目的とするところは分割成形をＣｒ
なうに際して固定４１ＩＡ取付板、ランナストリッパグ
レートをそれぞれの金型の共有部分としてこれを射出ス
テージのみ設置できるようにした金型な提供するにある
。

以上の目的を達成するために本発明は、射出成形機のホ
ットランナシステムの先端外周に装着された固定ｍ取付
板と、この取付板の先端面に離接ＩＩＩ′能に装着され
るとともに、その中央部をホットランナシステムの先端
部に着脱ロエ能に嵌合され、かつ涙金時にはホットラン
ナシステムに連通ずるスプル一部を形成したストリッパ
プレートと、このストリッパグレートを常時離間側に付
勢するバネ中段と、上記取付板の先端向に突設されてス
トリッパグレートに摺動可能に挿通され、かつその離間
位置を規制する位置決め用ボルトと、ス）　ＩＪツバプ
レートの先端面に係合することによりストリッパグレー
トを押圧してこれをホットランナシステムに嵌合すると
ともに、上記スプル一部に連ｄする固定側型板と、この
型板に係合する移動側型板と、これら両型板の型締め、
型開き機構な有する射出成形金型を提供するもので、以
下本発明の一実施例を第２図以下の図面を用いて詳細に
貌明する。

第２図において、この発明、に係る射出成形金型は、射
出成形機の１足側盤面に取付けられるホットランナシス
テム２０と、このホットランナシステム２０の下部外周
に装着された固定側取付！に２２と、この取付板２２の
下面に離接可能に装着されたランナストリッパプレート
２４と、このプレート２４の下関に嵌合される固定＠型
板２６と、この型板２６に係合する移動側型板２８と、
この移動側型板２８の下部にスペーサブロック５０を介
して連繋する移動供（ｊ取付板３２とから歓略構成され
る。

上記ランナストリッパプレート２４は上記ホットランナ
システム２０を構成するノズルの先端のテーパ状外周部
２０ｍに離接可能に嵌合される台形断面の嵌合凹部２４
ｍを中央部に形成しているとともに、その下部はやはり
台形断面の嵌合凸部２４ｂを形成し、その凹凸部２４ｍ
、２４ｂの中央部を貫通して上記ホットランナシステム
２０に連通ずるスプル一部２４ｃを形成しである。

上記ストリッパプレート２４は上記取付板２２の下面に
螺装された位置決め用の複数のストリッパボルト３４に
挿通され、取付板２２に対して離接可能に結合されてい
るとともに、上記ストｌ）　７パボルト３４の突出先編
に形成されたボルト頭部３４凰によりその離間位置を規
制されている。更に上記ストリッパグレート２４と取付
板２２間には伏数の空隔３５が形成され、かつこの空隔
３５内には圧縮コイルスプリング５６ダ介挿されており
、これらスプリング６６により常時ストリッパグレート
２４を取付板２２から離間する方向に付勢している。し
たがって図に示す位置より移動側取付＆３２が下降した
状態では上記付勢圧によりストリッパブレート２４が固
定側取付板２２から離間し、ホットランナシステム先端
とスプル一部２４ｅ間を切離す。

なお、上記スプル一部２４ｃの形状はその切離しの際に
スゲル一部２４ｃ内にある樹脂がホットランナ２０側に
もってゆかれないように口形断面形状をなしている。

上記固に側型板２６は図示省略する突出棒の上端に係合
するフランジ部２６ｍをその周縁に形成しているととも
に、その中央部上面には上記ストリッパブレート２４の
嵌合凸部２４ｂに嵌合する嵌合凹部２６ｂを形成し、こ
の嵌合凹部２６ｂの中央に上記スプル一部２４ｅに連通
するスゲル一部２６ｅを形成してあり、更にこのスプル
一部２６ｃの下部はピンポイントゲート２６ｄを介して
上記移動＠型板２８とのパーティング面間に形成された
キャビティ５８に連通している。

なお４０は固定關型板２６を貫通してその下部に突設さ
れた複数のガイドビン、４２は可動側型板２８内にあっ
て上記ガイドピン４０を摺動可能に挿通するポールベア
リング付きガイドブツシュ、４４はその上端を可動偵型
板２８を貫通して上記キャビティ５８の内底面に面する
エジェクタビン、４６はこのエジェクタビン４４の下端
に設けられるエジェクタプレートである。

この発明に係る射出成形金型は以上のように構成されて
いるが、次にこの金型をスライド又はロータリ式の連続
成形用射出成形機に適用した場合の一成形サイクルを第
３図（ａ）〜（・）を用いて説明する。

先ず第５図ｔａ＋に示すようにホットランナシステム２
０．固定側取付＆２２及びランナストリッパプレート２
４は射出ステージの同定側盤ＬＩＩ］４８に友々の金型
の共有部分として設けられ、各型板２６．２８及び移＠
＠取付＆５２はスライドまたはロータリ式の移動側盤面
５０上に設けられる。

なお同図中５２は上記移動仙１盤面５０に設置され、固
定側型＆２６のフランジ部２６１に当接する上述の突ぎ
当棒である。

同第５図（ａ）においては固定側型板２６と移動側型板
２δが組合さった状態で射出ステージの成形待機位置に
位置した時点を示す。

この段階で図示しない型締機構により移動側盤１川５０
が上昇することにより同図（ｂ）および第２図に７Ｊ＜
すように型板２６がストリッパブレート２４の上閃にそ
の凹凸によって密嵌合し、その状態で溶＠樹脂がキャビ
ティ内に充填され、この充填完了時点からΦキビテイ３
８のゲー）＃２６ｄ内の樹脂の冷却固化時点までこの状
態が維持される。

次いでその時点で移動側盤＠５０が僅かに下降すると、
上記スプリング３６の付勢圧によって第５図（ｃ）に示
すようにストリッパプレー、ト２４は上記固足＠型板２
６に接合した状態のまま取付職２２スプル一部２４ｅの
上端間で樹脂を切離す。

次いで更に移動側盤面５０が下降するとストリッパグレ
ート２２はボルト１１ｇ３４ｍによってその下降位置を
規制されているためにもはや下降せず、これに対し固定
＠型板２６はその自重によって移動側盤ｄＩＪ５０とと
もに下降し、両者間は第３図（ｄ）に示すように離間し
、またこの離間動作に伴い、ストリッパプレート２４の
スプル一部２４　ｃ内の樹脂は引き抜かれ、ｍ板２６上
に突出した状態となる。

この状態で移動側盤１！［１５０は更に下降し、キャビ
ティ５８内の冷却、固化が行われるとともに、移動側盤
面５０は他ステージに移行する。

冷却、固化後は第５図（・）に示すように更に盤面５０
が下降するとともに、上記突き当棒５２が型板２６を突
き上げ、両ｆｆ１２６．２８間を離間せしめてゲート２
６ｄで樹脂を切離しつつキャビティを開き、引続いてエ
ジェクタビン４４がキャビティ内に突出して成形品の排
出を可能とし、また型板２６のスプルー２６ｄ内に残溜
する樹脂は適宜の除去手段により除去され、−成形ザイ
クルを終了する。

なお、上記連続成形用射出成形機にこの発明に係る金型
を適用した場合にはランナストリッパプレートを射出ス
テージに固定的に設け、これを各型板に共用化できる。

したがって本発明においては固ｙ’ｓｍ板石上記ストリ
ッパプレートの凸部に対応して凹凸状に保合する形状に
形成しておけば、そのキャビティ形状が異るものも１つ
の成形機で成形でき、１つの成形機で多種類の成形品な
成形する場合に極めて金型の機構を簡素化できる。

以上説明したようにこの発明に係る射出成形金型にあっ
ては、上述のような構造としであるために、従来の３プ
レートタイプの金型に比して機構が簡素化し、かつ小型
化ができるため故障要因が減少し、耐久性に優れ、しか
も装置全体の小型化を図れ、史には金型コストを低減で
き、時にこの発明の金型な連続成形用射出成形機に適用
した場合にはランナストリッパプレーＦを共用化できる
ため、更に金型コス）＆低減できる。

また本発明にあってはホットランナシステムな組入れる
とともに、ストリッパプレート及び１足側型板を貫通し
たスプル一部の長さを従来より短かくできるため材料ロ
スが少くなく、成形ナイクルの短縮化を図ることができ
、更にはスプル一部で冷却固化した樹脂は型板側に引ぎ
抜かれ、ストリッパプレー）［には残らないために、共
用化した場合の不都合もないなど各種優れた利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の５グレートタイプの金型構造な示す縦断
面図、第２図は本発明による金型構造を示す縦断面図、
第３図（ａ）〜（ｅ）は本発明に係る金型な連続成形用
射出成形機に適用した場合の一成形ザイクルを順次説明
するための断面図である。 ２０・・・ホットランナシステム ２０ａ川外周部 ２２・・・固定側取付板 ２４・・・ランナストリッパグレート ２４ｃ・・・スプル一部 ２６・・・固定＠型板 ２６ｃ・・・スプル一部 ２６ｄ・・・ピンポイントゲート ２８・−・移動側型板 ５２・・・移動側取付板 ５４・・・離間位置ｄＡ贅用ポルト ３６・・・圧縮コイルスプリング ３８・・・キャビティ ４８・・・固定側盤面 ５０・・・移動側盤面 ％１出願人 立石電機株式会社 第３図 （Ｑ）　　　　　　　　（ｂ）　　　　　　　　（ｃ）
（ｄ）　　　　　Ａ、２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）射出成形機のホットランナシステムの先端外部に
   装着された固定［取付板と、この取付板の先端ｌに離接
   可能に４ｉ、、着されるとともに、その中央部をホット
   ランナシステムの先端部に着脱げ能に嵌合され、かつ嵌
   合時にはホットランナシステムに連通ずるスゲル一部を
   形成したストリッパグレートと、このストリッパプレー
   トを常時離間−に付勢するバネ手段と、上記取付板の先
   端向に突設されてストリッパプレートに摺動可能に挿通
   され、かつその離間位置を規蓼」する位置決め用ボルト
   と、ストリッパプレートの先ｇ＠面に係合することによ
   りストリッパブレートを押圧してこれをホットランナシ
   ステムに嵌合するとともに、上記スプル一部に連通ずる
   固定側型板と、この型板に係合する移動側型板と、これ
   ら−型板□の型締め、型開き機構を有する射出成形金型
2. （２）上記固定４１Ａｍ付板及びランナストリッパ部を
   射出ステージ゛の同定側盤面に取付けるとともに、両型
   板及びその型締め、型開ぎ機構を移動側盤面に設けたこ
   とな％倣とする特許請求の範囲第１項記載の射出成形金
   型。