JPS58184416A

JPS58184416A - 有機性廃棄物の乾燥システムの防爆方法

Info

Publication number: JPS58184416A
Application number: JP57068384A
Authority: JP
Inventors: Tatsuhiro Fujii; 藤井　達宏; Hidenori Takiguchi; 滝口　秀則; Kenji Kaketa; 健二掛田; Kazuo Ieyama; 家山　一夫; Mineo Fukiharu; 吹春　峯男
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1982-04-22
Filing date: 1982-04-22
Publication date: 1983-10-27
Also published as: JPH0123685B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は有機性廃棄物の乾燥システムにおける防爆方法
に関する。

下水汚泥し原汚泥等の含水率の高い有機性廃棄物は、粉
砕・乾燥された後、焼却炉に送られて燃焼させられる。

上記有機性廃棄物の処理システムを第１図に基づき説明
する。（１）は焼却炉であって、ごみビット（２）と、
火格子（３）と、ボイラー（４）と、集（１）塵機（５）と、排気ファン（６）と、煙突（７）とを有
する。

（８）は有機性廃棄物の投入ホッパー、（９）は該ホッ
パー（８）から供給された有機性廃棄物を粉砕するミキ
サー、０１は乾燥機であって、ミキサー（９）から送り
込まれた粉砕物を焼却炉（１）から高温排ガス導入管α
◇を介して導入された高温排ガスにより乾燥するもので
ある。（６）は捕集機であって、乾燥機（１０から粉体
供給管ｑ３を介して乾燥排ガスとともに供給された乾燥
粉体を捕集するものである。（１４１は焼却炉（１）の
側壁適所に配設されたバーナであって、捕集機０埠の下
部から第１スクリユフイーダ（４）および粉体排出管Ｑ
Ｑを介して排出されると共に燃焼用空気ファンαηによ
り焼却炉（１）内に吹き込まれた乾燥粉体に点火するも
のである１、（鴫はバーナα→に燃焼用空気を供給する
ための二次空気ファン、θ呻は補集機Ｏｅから出てくる
低温排ガスを焼却炉（１）内に戻す循環管、（イ）はこ
の循環管０呻途中に設けられた循環ファン、？υは捕集
機ＣＩ諺の下部に設けられた第２スクリユフイーダであ
って、捕集機ｏ′４内の剰余乾燥粉体をミキサー（９）
へ排出するものである。

（２）ところが、上記構成によると、乾燥機００のところでは
、粉砕された有機性廃棄物と焼却炉（１）からの高温排
ガスとが激しく接鯵するため、粉塵爆発の危険性があっ
た。

そこで、本発明は一ヒ記粉塵爆発を防止する防爆方法を
提供することを目的とする。

即ち、本発明は有機性廃棄物をミキサーにより粉砕した
後、乾燥機で焼却炉から導入した高温排ガスにより乾燥
するシステムにおいて、上記乾燥機の出口排ガスの酸素
濃度、温度若しくは湿度のうちいずれかを検出すると共
に、この検出値に基づいて乾燥機入口の高温排ガス中に
低温流体を混入させることを特徴とする有機性廃棄物の
乾燥システムの防爆方法である。

かかる方法によると、乾燥機内入口の高温排ガス中に低
温流体を混入させるので、乾燥機内雰囲気の粉塵爆発危
険域を確実に回ｌｌｌズき、従って乾燥システムにおけ
る爆発を防止し得る。

以下、本発明の一実施例を第２図に基づき説明する。な
お、本発明は従来例のところで説明した（３）有機性廃棄物の処理システムの中の乾燥機周辺（乾燥シ
ステム）にかかわるものであるので、本実施例において
は、要部だけを説明すると共に、従来例のものと同じも
のには同一番号を使用した。

即ち、焼却炉（熱源）（１）からの高温排ガスを乾燥機
０１に導入する高温排ガス導入管０］）の途中に、排ガ
ス循環管αつの低温排ガス（低温流体の一例）を導く低
温排ガス導入管に）を接続し、且つ乾燥機０１出口にお
ける排ガスの０２濃度、温度若しくは湿度のうちいずれ
かを検出すると共に、その検出値に基づき、上記低温排
ガス導入管（イ）途中の制御弁（ホ）を制御するように
したものである。

上記構成によると、多量の揮発性油分を含んだスラッジ
を粉砕乾燥するシステムにおいて、焼却炉（１）の高温
排ガスに低温排ガスを混入し、乾燥機ＯＱ入口における
高温排ガスの温度を下げると共に高温排ガス中に残留＋
る０２濃度の分圧を下げることにより、乾燥機αす゛内
界囲気中の粉塵爆発危険域を回避し得、従って確実に乾
燥システムにおける防爆を防止し得る。

（４）次に、低温流体として、新鮮な空気を使用した場合につ
いて説明する。即ち、第２図一点鎖線で示すように、焼
却炉（りからの高温排ガス導入管α１）の途中に空気導
入管（ハ）を接続し、且つ乾燥機θ１出「１における排
ガスの０２濃度、温度若しくは湿度のうちいずれかを検
出すると共に、その検出値に基づき、上記空気導入管（
ハ）途中の制御弁に）を制御するようにしたものである
。

上記構成によると、焼却炉（１）の高温排ガスを熱源と
して汚泥を粉砕乾燥する系において、熱源の高温排ガス
に新鮮な空気を混合し、乾燥機ＱＯ人口における高温排
ガスの温度及び粉塵含有量を低下させて、乾燥機０Ｑ内
寡囲気中の粉塵爆発危険域を回避するので、確実に乾燥
システムにおける防爆を防止し得る。

次に、低温流体として、不活性粉体を使用した場合につ
いて説明する。即ち、第２図工点鎖線で示すように、焼
却炉（１）からの高温排ガス導入管０ηの途中に不活性
粉体導入管に）を接続し、且つ乾燥機Ｑ１出口における
排ガスの０２濃度、温度若しくは（５）湿度のうちいずれかを検出すると共に、その検出値に基
づき、上記不活性粉体導入管（ホ）途中の制御弁（財）
を制御するようにしたものである。

このように、乾燥機頭内の可燃性粉塵内に、不活性粉体
（例えばＣａＣＯ３、珪藻土、シリカゲル、無機塩類等
）を混合させると、比熱による冷却効果により、粉塵爆
発が抑制される。

なお、上記実施例において、３種類の低温流体を別々に
高温排ガス中に混入させるようにしたが、そのうち２種
若しくは全部−緒に混入させるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の有機性廃棄物の処理システムを示す図
、第２図は本発明の一実施例の処理システムを示す図で
ある。（１）・・・焼却炉、（９）・・・ミキサー、（ｌ［）
・・・乾燥機、０υ・・・高温排ガス導入管、００・・
・循環管、（イ）・・・低温排ガス導入管、（ハ）・・
・制御弁、（ハ）・・・空気導入管、に）・・・制御弁
、に）・・・不活性ガス導入管、（財）・・・制御弁代
理人　　　森　　本゛　　義　　弘（６）手続補正書（自発）昭和　５７年特　許　願第　　６８３８４　　　号２、
発明の名称有機性廃棄物の乾燥システムの防爆方法３、補正をする
者事件との関係　　　特許出願人名称　（５１１）日立造船株式会社４、代　理　人住　所　〒５５０大阪市西区立売堀１丁目６番１７号ア
マノビル電話犬阪０６　（５３２）　４０２５番（代）
氏名　　（６８０８）弁理士森　本　義　弘５、　　　
　　　　　０日付（発送日）昭和　　年　　月　　日６、補正により増加する発明の数７、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄２、特許請求の範囲１明細書の特許請求の範囲の欄別紙の通り２、明細書の発明の詳細な説明の欄（１）第２頁第３行目及び第３頁第８行目「粉砕」とあ
るを「調質」と訂正する。（２）第２頁第５行目［粉砕物」とあるを「調質物」と訂正する。（３）第３頁第９行目「乾燥」とあるを「粉砕乾燥」と訂正する。１１（２）１、　有機性廃棄物をミキサーにより調質した後、乾燥
機で焼却炉から導入した高温排ガスにより粉砕乾燥する
システムにおいて、上記乾燥機の出口排ガスの酸素濃度
、温度若しくは湿度のうちいずれかを検出すると共に、
この検出値に基づいて乾燥機入口の高温排ガス中に低温
流体を混入させることを特徴とする有機性廃棄物の乾燥
システムの防爆方法。（３）

Claims

【特許請求の範囲】

１、　有機性廃棄物をミキサーによシ粉砕した後、乾燥
機で焼却炉から導入した高温排ガスにより乾燥するシス
テムにおいて、上記乾燥機の出口排ガスの酸素濃度、温
度若しくは湿度のうちいずれかを検出すると共に、この
検出値に基づいて乾燥機入口の高温排ガス中に低温流体
を混入させることを特徴とする有機性廃棄物の乾燥シス
テムの防爆方法。