JPS58179498A - 微生物による11α−ヒドロキシル化アンドロスタン系化合物の製造方法 - Google Patents

微生物による11α−ヒドロキシル化アンドロスタン系化合物の製造方法

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JPS58179498A
JPS58179498A JP6030582A JP6030582A JPS58179498A JP S58179498 A JPS58179498 A JP S58179498A JP 6030582 A JP6030582 A JP 6030582A JP 6030582 A JP6030582 A JP 6030582A JP S58179498 A JPS58179498 A JP S58179498A
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JP
Japan
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compound
anthrostane
medium
compounds
hydroxylated
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JP6030582A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Omura
善彦 大村
Teruo Watanabe
渡辺 輝夫
Tadao Matsubayashi
松林 忠男
Kazuyuki Miyagawa
宮川 和之
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ′4=発明は、微生物による11α−ヒドロキシル化ア
ントロスタン系化合物の製造方法に関する。史に峰しく
は、スチロール類tJI料として、シェードノカルディ
ア(Ps@t+de+5ocardia )輌K11l
する微生物を用いてアントロスタン系化合物を蓄積せし
め、ついで該化合物に対し11α−ヒドロキシル化(以
下11α−OH化と略す)能を有する微生物を用いて1
1α−ヒドロキシル化アントロスタン系化合物な一槽で
連続的に製造するものであり、極めて効率的な製造方法
に関する。
従来、種々のステロールt14に対して11α−OH化
能を有する微生物としては、バシルス(Bacillm
s) 属、シュードモナス(Ps@udotmomam
 ) Ilg、ストレプトマイセス(8tr@pt@s
mycsi )属、ムコール(Mt+eor)属、リゾ
プス(Rh1xopus )鵬等113属、300種以
上の微生物が知られている。(ステロイドと微生物、A
、んアフレム、Yu、ム、チトフ着、廣用書店発行) 微生−による11α−OH化反応が実WkK工業的規模
で行なわれている例としては、米国771937社が開
発したスチグマステロールからコルチコイド(iill
I賢皮質ホルモン)製造工程中に′i6ケるリゾゲス・
ニゲリカ/ス(Rh1xopusn+grieans)
、あるいはアスペルギルス・オクラセウス(Asp@r
gillug oebraesum )によるプロゲス
テa7の11α−OH化が挙げられる。これに対しアン
トロスタン系化合物、!に4−アンドロステン−6,1
7−ジオン(以下4ADと略す)、1.4−アンドロス
タジエン−3゜17−ジオン(以下ムDDと略す)の1
1α−ヒドロキシ誘導体もグロゲステa7尋プレグナン
系化合物の11α−ヒドロキシ誘導体と同様コルチコイ
ドの合成中間体として非常に重畳であるにもかかわらず
、アントロスタン系化合物の微生物変換による11α−
ヒドロキシ化誘導体の製造物としては、唯−ADDより
11α−0H−ADDlF)製造方法としてアスペルギ
ルスオクラセウスを用いる方法(%開111156−5
8497号)が知られているのみである。しかもこの方
法は1本願発明のごとき特定の−を2種類用いた連続的
発酵法によるものではなく、1段階の発静法によるもの
である。
しかるに1本発明者らは鋭意研究を進めた結果、ステロ
ール類を例えばADD、4ムD等のアンドロメタン系化
合物に変換、蓄積能を有するシュードノカルディア属に
属する微生物、および飼えばムDD、4ムD$のアンド
ロスタ/系化合物に対し強い11α−OH化能な有する
特定の微生物の2種類の異る微生物を順次利用する連続
的発#により効率的K 11 (1−OH−ADD、 
 11 Q−OH−4AD等の11α−ヒドロキシル化
アントロスタン系化合物を製造しうろことを見い出し、
本発明を完成するに到った。
岬ち、本発明は、ステロール類をアントロスタン系化合
物例えばADD、4ムDへ変換する能力及び該化合物な
培墳中に蓄積する能力を有するシュードノカルディア属
に輌する微生物、例えばシュートソカルディア・メタノ
リグニカDIC−94125、同DIC−94127等
を培養することによりステロール類をアントロスタン系
化合物に変換、蓄積せしめ、更に11α−ヒドロキシル
化能な有する債生物ケ培養することを%像とするステロ
ール類を原料とした11α−ヒドロキシル化アントロス
タン系化合物、例 。
に制するものである。
本発明は、−檜で連続的に発酵させる方法であるから中
間生成物の分離を要さず11α−ヒドロキシル化アント
ロスタン系化合物を直*a造でき、分離工程としては該
化合物σ)分離が1関ですむ。これに対し中間生成物で
あるアントロスタン系化合物を製造後分離する方法にお
いては、中間生成物の濃度を高めたり、不必費な夾雑物
を除くといつた利点があるものの、分離1機を2度も必
要とし非連続的で効率が悪い。埠ち、本発明は前述のご
とき利点により連続的、効率的な製造方法である。
以下に本発明を詳述する。
本発明に使用するアントロスタン系化合物を生産するシ
ュー)’/カルディア属に属する微生物としては、ステ
ロール類よりアントロスタン系化合物、例えば4AD、
ムDDを単独かつ大量に培地中に変換、蓄積する範力な
有する微生物であれば、自然変異株、人工央然変異株、
自然分離株のいずれでもよいが、好ましくはシュードノ
カルディア・メタノリグニカの突然変異株である。この
突然変異株は微生物工業技術研究所に次の番号で寄託さ
れている。即ち、ステロール類を4ADに変換、蓄積す
る能力を有する微生物としてシュードノカルディア・メ
タノリグニカ(Pm@mdenocardia m@t
hamoligml@a )DIC−94127(VI
L工研厘寄第6251号)があげられ、同様にADDに
変換、蓄積する能力な有する微生物としてシュードノカ
ルディア・メタノリグニカ・DIC−94125(ml
工#1隋嵜第6250号)が代表的な一株で、各々微生
物工業技術研究所に寄託されている この変!4株の親
株の7ユードノカルデイア・メタノリグニカは、本発明
名らにより自然界から分離されたものであり、微生物1
′!E技術研究所へ微工研嬌寄第4747号として寄託
されており、その陶学的性質本は特公昭56−5335
2号公報に記載されている内容と一一であるので省略す
る。
生育培地としては、巌素源、窒素源、無機塩、ビタミン
類な程良(含有するものであれば合成培地、天然培地の
いず八も使用できる。
炭素源としては、資化しうるものであればいかなるもの
でもよ(、例えばブドウ糖、ショ糖、ラムノース、澱粉
、麦芽S%糖蜜勢のeui、メタノール、エタノール、
グリセリン等のアルコール類、凰−アルカン、α−オレ
フィン、キシレン尋の炭化水素、さらには酢酸、クエン
酸、〕iルミルの有機mI!があげられる。
i1素源としては、硫安、塩安、リン安、硝酸ナトリウ
ム、尿素、ペプトン、カゼイン等の無機又は有機物が使
用できる。
無機塩類としては、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄
、マンガ/、鋼、カルシウム等の各塩類が使用できる。
また黴量栄養嵩として必要に応じて、酵母エキス、肉エ
キス、味液、麦芽エキス、コーンスチープリカー、魚粉
、ビタミン類、核酸類、アミノ酸類等を添加してもよい
消泡剤が必要な場合は、一般に使用されているいずれも
使用可能である。
界面活性剤は、特にステロール−の乳化剤として有効で
あり培地中に適宜添加される。代表的な界面活性剤とし
ては昇イオン性乳化剤すfわちエチレンオキサイド付加
物ポリグリコールの脂肪酸エステル等があげられる。
本発明で使用されるステロール類として(工、例えばコ
レステロール、テスモステロール、カンペステロール、
ハリク【1ナスチロール、ブラシカステロール、エルゴ
ステロール、β−シトステロール、スチグマステロール
、コルビスチロール、クリオナステロール、ポリフェラ
スチロール、フコステロール等かあげられ、なかでもコ
レステロール、カンペステロールおよびβ−シトステロ
ールがh過である。
ずた上記ステロール類の有m酸または無機酸とのエステ
ル酵導体も使用できる。これらステロール類は、精製物
、粗Mk、、混合物いずれも使用できステロール含有天
然物、例えば羊毛脂、魚油、いか油からのアルカリ洗浄
ダーク油勢の使用も同様に可能である。
さらには各種ステロールあるいはスチロールのエステル
誘導体の酸化中間体も使用され、このような酸化中間体
として4L Nえばコレスト−4−エン−3−オン、コ
レスタ−1,4−ジエン−3−オン、コレスタ−4,2
2−ジエン−3−オン、22.23−ビスノルコラ−5
−コレニックアシッド−3β−オール、22.23−ビ
スノルコラ−1,4−ジエン−6−オン−22−オイッ
クアシッド、プレグネノ口/、プロゲステロン等があげ
られる。
これらステロール類の培地への添加は、多(の場合一体
生育稜に行なテか、最初から生育培地に全量添加するか
、画体生育途中に全量または分割で添加してもよい。
その添加#度は1通常、培地量に対し、l115〜50
g/)の範囲であり、好ましくは1〜1011/lの範
囲である。
ステロール類の添加方法は、乾熱殺菌あるいはオートク
レーブした後、粉体のままか加してもよいが、1体とス
テロール類との接触を増加させる必蒙があり、従ってよ
り好まし、(はあらかじめアセトン、メタノール、エタ
ノール、イングロバノール、ベンジルアルコール、エー
テル、ジメチルホルムアミド等の溶液または懸濁液とし
た後添加する。
培養は好気条件下に行なうことが望ましく、一般に通気
攪拌、蛋盪条件下に行なうのが南利である。  9培養
及び反応温度は、)111常25℃〜50℃の範囲で可
能であるか、好ましくは35℃〜45℃付近である。培
地のp旧工通常4.5〜90の範囲で可能であるが、好
ましくは&b〜Z5の範囲である。
こうして得られるアントロスタン系化合物としては、好
まし2くは1.4−アンドロスタジエン−3,17−ジ
オン(ADDと称す)、4−アンドロステン−3,17
−ジオン(4ADと称す)が挙げられる。
次に、前述のごとく生産せしめたアントロスタン系化合
物、例えばADD、4ムD等に対し11α−OH化能を
有する微生物を接種、培養することにより変換反応を行
ない4ムD、ムDDから11α−OH,11α−0H−
ムDDを製造する。
アントロスタン系化合物から11α−0H−アントロス
タン系化合物への変換反応に用いる微生物とし【は、ア
ントロスタン系化合物に対し、11α−OHイIを有す
る做生−であればいずれでもよいが、好ましくはアスペ
ルギルス属、エメリセラ属、ネオサルトリア属およびリ
ゾゲス属に属する微生物から選択される。例えば4AD
の11α−oH化菌の代表例としては、アスベルギルス
ーオクラセウスIFO−4545、IFO−8559、
アスペルギルス・クラバタスIFO−5857、アスペ
ルギルス・ニカーIFO−4407、アスペルギルス・
ラスタスIFO−4113、アスペルギルス・ベンティ
IFO−4107、IFO−6578、IFO−887
9、エメリセラ会ニドランスIFO−8001,ネオサ
ルトリア・フィシエリ・バール・フィシエリIFO−5
866、IFO−8790%リゾプス・ストロニファ−
IFO−4781があげられる。
またムDDの11α−OH化閑の代表例としては、アス
ペルギルス・オクラセウスIFO−4545、IFO−
8559゜アスペルギルス・ベンティーIFO−410
7%IFO−6578、IFO−7126、IFO−8
879、ネオサルトリア・フィシエリ・パール・フィシ
エリIFO−8790が、挙げられる。
これら11α−OH化能を有する微生物の接種は通常ア
ントロスタン系化合物、例えば4AD%ADD生産用徽
生物による4AD、ADD生W量が最高値に達した後に
行なうが、場合によっては4AD、ADD発解途中に接
種な行なうことも可能であり、その接種方法は通常、別
培養を実施した11α−OH化能を有する微生物の培養
液を4ムD1ムDD生鑞用微生物の培養液に添加するこ
とにより行なう。
11α−OH化能な有する微生物の培地組成は前述のア
ントロスタン系化合物生産用徴生−の生育培地をそのま
ま適用することができる。培養および反応は好気条件下
に行なうことが望ましく、一般に通気攪拌、振盪条件下
に行なうのが有利である。これらの培養および反応温度
は通常20℃〜45℃の範囲で可能であるが、好ましく
は23℃〜35℃付近である。培地のpHは通常25〜
90の範囲で可能であるが、好ましくは4.5〜15の
範囲である。従って、アントロスタン系化合物つまりA
DD、4ADの11α−OH化反応開始の際、温度、p
H等の反応条件を前述のような11α−OH化反応に適
した条件に移すことが望ましいが、無−瞥でも何らさし
つかえない。11α−OH化能な有する微生物の培養液
のアントロスタン系化合物生産用替生物培養箪(対する
添加比率は01%〜70%の範囲で可能であるが、好ま
しくは3%〜25%の範囲である。
促ッテ、11α−OH化能を有する9、生物の接種量の
大小により、必要に応じて11α−OH化能を有する微
生物の訣素源、窒素源、その他の栄養源を加えてもよい
。11α−OH化反応の終了後、培養液から、目的物で
ある11α−0H−アントロスタン系化合物を通常の分
離方法にて分離・採取する、 すなわち、反応終了後の培養液を酢酸エチル、クロロホ
ルム、勤−ヘキナン、シクロヘキサン等の極性の低い有
機溶剤で抽出し、抽出液を濃縮した後、シリカゲル、ア
ルミナ等の吸着剤を充填したカラムに@看させ、エーテ
ル、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、メタノール
、エタノール等の有**媒を用いて溶出分取する。この
様にして爵出された11α−0H−アントロスタン系化
會−1溶出箪を濃縮し溶媒を留去した後、酢酸エチル、
ベンゼン、クロロホルム、アセトン、エーテル勢の有I
l溶剤から結晶化させて得られる。
以下の実施例で本発明をさらに詳細に説明するが、本発
明はその要旨をこえないかぎり、これらに限定されるも
のではない。
肖、以下の実施例においてステロール類、アントロスタ
ン系化合物(4AD、ADD )、および11α−0H
−アントロスタン系化合物の定性と定量は薄層クロマト
グラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロ1
トゲラフイー、歩外吸収スペクトル、被磁気共鳴スペク
トルおよび質量分析(より確認された。
実施例1 グルコース20g、コークスチープリカー10!i、ペ
グトン511.リン#21ナトリウム517.  リン
#12カリウム7I、水11より成る樟培地(pH7,
0)100dを500紅容エルレンマイヤ−72スコに
分注し、121℃、15分間オートクレーブ後、シュー
ドノカルディアメタノリグ二力りIC−94127を1
白金耳接種し、40℃、48時間通気下に振盪し、種培
養を行なった。この種培養2紅を種培地と同一の組成か
ら成る本培誓培地100dな含む500d容エルレンマ
イヤーフラスコに接種する。本培養はロータリーシエイ
カーにて40℃、20 Orpmの条件で行ない培養開
始後48時間目にメタノール517Kml濁したコレス
テロール5ooqを添加した。コレステロール添加後、
128時間時間項養液の一部な採取し生成アントロスタ
ン系化合物量をガスクロマトグラフィー(て定量した結
果、フラスコあたり172〜の4ADが確認された。又
、他のアントロスタン系化合物は全く生成しておらず、
コレステロール分解中間体であるコレスト−4−エン−
3−オンのみが19ダ生成していた。
次にグルコース20Lコーンスチーフリカー5g、ペプ
トン5g、971!1ナトリウム1g、リンi12カリ
ウム3/、@@−rグネ’/9A1y、ass1鉄20
!、水1ノより成る培地(PH5,,6)100−な含
む500d容エルレンTイヤーフラスコにて別培養(種
培養48時間、本培養24時間)を実施したネオすルト
リア・フィシエリ、バール・フィシエリIFO−586
6の培養液20iuを上述の128時間目における4A
D生産培養11に接種した。この際pHな45に調整し
た。接種後ロータリーシエイカーにて30℃、220r
PI”lの条件にて反応な行ない、96時時間区反応を
停止し、培養液を全てあわせ酢酸エチルjQ()ill
[て2回抽出した。
この抽出液をあわせて、1体などの不溶物をf過饅、ガ
スクロマトグラフィーにて定置を行なった結果、4AD
の残存はなく、11α−0H−4ADか76■生成して
−・た。
肖、 61生底物はほとんど蛯められなかった。
久に1この酢酸エチル抽出液を濃縮した後、シリカゲル
カラムに注入し、ベンゼン−エーテル系にて溶出を行な
い、アセトン−クロロホルム系より再結晶した結果、1
1α−0H−4AD5t5Jlを得た。得られた結晶は
融点調定、質1分析、赤外吸収スペクトル、および核磁
気共鳴スペクトルにより11α−0H−4ADであるこ
とを確緒した。
実痢例2 実施例1においてネオサル) リア・フィシエリ・バー
ル・フィシエリIFO−5866のかわりにネオサルト
リア・フィシエリ・バール・フィシエリIFO−879
0を用いた事を除いては実施例1と同様に行なった。ガ
スクロマトグラフィーにて定量した結果、11α−〇H
−4ADが40ダ生成していた。副生成物として6β−
0R−4ムDおよび6β、11α−0H−4ムDがそれ
ぞれ7ダ、34〜生成していた。
実施例3 シュードノカルディア・メタノリグ′ニカDIC−94
127による4ムDの生!!は実施例1と全く同様に行
なった。一方、グリコース20I、硝酸アンモニウム5
11 リン11!2カリウム2J9.硫酸マグネシクム
α5g、塩化カリウムn、5y1ii*第1鉄50〜よ
り成る培地(PH5−6)1o0−を含む500d容エ
ルレ/マイヤーフラスコにて別培養(種培養72時間、
本培養48時間)を実施したアスペルギルス・ベンティ
(ムsp@rgll1ma y@nti l ) I 
F 0−6578の培養液2011jを上述の144時
間目における4ムD生産培養液に1lllLだ。肖、1
44時間目の4ムD生成量はガスクロマトグラフィーに
よる定量の結果181ダであった。
接S債、PHV45に調整し、ロータリーシエイカーに
て30℃、22Orpmの条件で反応を行ない、96時
時間区反応を停止し、培養il[を全てあわせ酢酸エチ
ル100dにて2回抽出した。
この抽出液をあわせて一体などの不齢物なe過後、ガス
ク「コマトゲラフイーにて定量を行なった結果、未反応
の4ADは16〜であり、11α−0H−4ADは61
1v生成していた。又、−生成物はほとんど緒められな
かった。
実施例4 冥J11fff 3のアスペルギルス・ペンテ41FD
−65780ρ)わりにアスペルギルス・ベンティIF
O−4107゜同[FO−8879,アスペルギルス・
オクラセウスIFO−4345、−IFO−8559、
°γアスペルギルスクラバタスIFO−5867、アス
ペルギルス・ニガーIFO−4407,アスペルギルス
・クスタスIFO−4113、エメリセラ・ニドラ/ス
IFO−8001、およびリゾゲス・ストロニファ−I
FO−4781を用いた事を除いては実施例3と同様に
行なった。生成した11α−0H−4ムD及び副生成物
がガスクロマトグラフィーにて定量した結果な表1に示
した。
実施例5 実施NIにおいて、原料コレステロールの代わりにβ−
シトステロールとカンペステロールの2 : 111+
合物、−X?グマステp−ル、コレスト−4−エン−3
−オンを用いた事を除いては実施ガ1と同様に行なった
。生成した1゛1α−0H−4ADをガスクロマトグラ
フィーにて定量した結果を表2に示した。
表2 実施例6 グリコース20g、コーンメチ−プリカー10p、ペプ
トン5g、リン酸1ナトリウム3g、リン#2カリウム
7y、水11より成る種培地(pH7,0)100id
を500d容エルレ/マイヤーフラスコに分注し、12
1℃、15分間オートクレーブ後Cシュードノカルディ
ア・メタノリグニカDIC−94125を1白金耳接種
し、40℃、48時間通気下に振盪し、種培養を行なっ
た。この種培養2dl梅培地と同一の組成から成る本培
養培地、10〇−な含む50〇−容エルレ/マイヤーフ
ラスコにW!種した。
本培養はロータリーシエイカーにて40℃、2QOrp
mの条件で行ない、培**始48時間目に、メタノール
5−にS瀾したコレステロール500〜を添加した。コ
レステロール添加後、144時間目に培養液の1f17
5を採取し、生成アントロスタン系化合蟻撒をガスクロ
マトグラフィーにて定置した結果、フラスコあたりAD
D132Iv、4AD15Ivが生成していた。他のア
ントロスタン系化合物は全(生成しておらず、コレステ
ロール分解中間体としてコレスト−4−工ン−3−オン
、コレスタ−1,4−ジエン−5−オンがそれぞれ91
1v、25ダ住成していた。
次にグルコース20,9.コーンメチ−フリカー5J、
ペプトン5g、リンa11ナトリウムIJ、  リン酸
2カリウム5I、硫酸マグネシラA1g、硫酸#11鉄
20jv、水11より成る培地(pH5,6)10αm
tl−含む5OO−容エルレ/マイヤーフラスコにて別
培養(m培養48時間、本培養24時關)を実施したネ
オサルトリア・フィシエリバール・フィシエリIFO−
8790の培養液1511jを上述の144時間目にお
けるADD生童用培養液KIj1種したにの際pHを<
L5に調整した。接種後、ロータリーシエイカーにて3
0℃、22Orpm条件で反応を行ない、48時間目に
反応を停止し、培養液を全てあわせ酢酸エチル100−
にて2目抽出した。
この抽阻液をあわせて1体などの不酊物を濾過後、ガス
クロマトグラフィーにて定量を行なった結果、ADDの
残存4tf<Mめられず、11 (1−OH−ADDが
103IQ生成していた。又、11α−0H−4ADも
6呼生成しており、これはADD発酵の副生成物4AD
から変換されたものと推定された。
次に、この酢酸エチル抽出液を#縮した後、シリカゲル
カラムに注入し、クロロホルム・メタノール系にて解重
な行ない、エーテルより再結晶を(り返した結果、87
〜の結晶を得た。得られた結晶は融点御j足、質量分析
、赤外吸収スペクトルおよび被磁気其鳴スペクトルより
11α−0H−ADDであることを確認した。
実施例7 シュードノカルディア・メタノリグニ力DIC−941
25にj、るADDの生産は実施flJ6と全(同様に
行なった。
一方、ショ糖20J、コーンスチープリカーsy、*母
エキス211ペプトン31i、硫酸マグネシウム[15
jr、硫酸#11鉄50JlF、水11より成る培地(
pH5,6)100dを含む500d容エルレン1イヤ
ーフラスコにて別培養(種培養48時間1本培養24時
間)を実施したアスペルギルス・オクラセウスIFO−
8559の培養液20−を上述の168時間目における
ムDD生産培養に接種また。
^、168時間目におけるムDD生威蓋はガスクロマト
グラフィーによる定量の結果、158ダであった。又、
Iのも42ダ生成していた。
11!5lpH41:45Kll整し、l’−79−シ
:X−4−J:I −にテ30℃、220 rpn+の
条件で反応を行ない、72時間目に反応を停止し、培養
液を全てあわせて酢酸エチル100m[て2目抽出した
この抽出液をあわせて1体などの不溶物を濾過後、ガス
クロマトグラフィーにて定量を行なった結果、未反応の
ADDは認められず、11α−01(−ADDは86ダ
生成していた、その他4ムDに対応する変換生成物とし
て11α−0H−4ADが9ダ鰯められ1こ。同@にし
て、アスペルギルス・オクラセクスIFO−4345を
用(・て11α−OH化反応を行なった結果、恢a後7
2時間目のADD残存量は1ls9Iv%11α−0R
−ADDの生成−1は39Qで、b−だ。
実施?118 シュードノカルディア・メタノリグニカDIC−941
25VこよるADDの生産は実1例6と全く同様に行な
った。
一方、f ル:2−ス21.硝酸アンモニウム5.!i
’、’Jン酸2カリウム2Ji1.硫酸マグネシウム0
5g、塩化カリウムα5g、硫酸第1鉄50〜より成る
培地(pH5,6)100dヲtム50011j容エル
レンマイヤーフラスコにて別培養(種培養72時間、本
培養48時間)を実施したアスペルギルス・ベンティI
FO−6578の培養1120wjを上述の168時間
目におけるムDD生産培養液に撤積した。尚、168時
間目のADD生成量はガスクロマトグラフィーによる定
量の結果、122Ivであった。又、4ADも58■生
成していた。
接種後pHを65に1iilJIL、ロータリーシエイ
カーにて50℃、220rpmの条件で反応を行ない、
96時間目に反応を停止し、培養液を全てあわせ、酢酸
エチル100W11にて2回抽出する。この抽出液をあ
わせて菌体などの不溶物をPAD、ガスクロマトグラフ
ィーにて定量な行なった結果、未反応のムDDは19I
Igであり、11α−0H−ムDDは54ダ生成してい
た。又、4ムDに対応する変換生成物として11α−0
H−4ムDも19■眩められた。
4−10’i’、 rFO− 同様にしてアスペルギルス・ベンティIF’σM6、お
よびIF’0−8879を用いて11α−OH化反応を
行なった。接種後、96時間目における11α−0H−
ADDの生成量をガスクロマトグラフィーにて足音した
結束t′表3に示−10 表6 実脚1f119 $施例6において原料コレステロールのかわりにβ−シ
トヌテロールと力/ペスデロールの2:1混合物、スチ
グマステロール、コレス)−4−エン−6−オン、コレ
スタ−1,4−ジエン−6−オンを用いた事を除いては
実施例6と同様に行なった。生成した11α−0H−ム
DDtXlスクロマトグラフイーにて定量した結果を!
!4に示す。
表4 第1頁の続き 0発 明 者 松林忠勇 千葉市小仲台4−3−18 0発 明 者 宮用和之 小平市学園西町2−28−14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t ステロールaなアントロスタン系化合物へ変換し、
    該化合物を培地中に蓄積する能力を有するシュードノカ
    ルディア緘に属する微生物を培養することにより、ステ
    ロール類をアントロスタン系化合物に変換、蓄積させ更
    に、アントロスタン系化合物を11α−ヒドロキシル化
    し培地中に11α−ヒドロキシル化アントロスタン系化
    合物を蓄積する能力を有する微生物を引続き培養して培
    地中に11α−ヒドロキシル化アントロスタン系化合物
    な蓄積させることを特徴とするステロール類を原料とし
    た11α−ヒドロキシル化アントロスタン系化合物の製
    造方法。 2 アントロスタン系化合物が、1,4−アンドロスタ
    ジエン−3,17−ジオン、4−アンドロステン−!1
    .17−ジオンから選ばれたものであることを特徴とす
    る特tfWf4求の範囲第1]J記教の方法。 5 シュードノカルディア緘に@する微生物h・、シュ
    ードツカ臭ディアメタノリグニ力DIC−94125、
    また−1同DIC−94127であることを特徴とする
    特肝d求の範al第1項、第2項記載の方法。 u 411α−ヒドロキシ花鮭を有する微生物が、アスペル
    ギルス属、エメリセラ属、ネオサルトリア属、リゾプス
    属から選択された微生物であることを特徴とする%il
    ’f晴求の範囲第1項、第2項、第3項記載の方法。
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