JPS58177138A - 吸液性成形物 - Google Patents

吸液性成形物

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JPS58177138A
JPS58177138A JP57059908A JP5990882A JPS58177138A JP S58177138 A JPS58177138 A JP S58177138A JP 57059908 A JP57059908 A JP 57059908A JP 5990882 A JP5990882 A JP 5990882A JP S58177138 A JPS58177138 A JP S58177138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded
liquid
calcium silicate
substance
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP57059908A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuko Kobayashi
節子 小林
Hiroshi Endo
宏 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENKURAA BIJINESU KK
Original Assignee
ENKURAA BIJINESU KK
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体の吸着能を高めた成形物に関する。
従来、人形、動物などを形どった造形物に香料を含ませ
て芳香剤兼用の室内飾物として市販されていることは公
知である。しかるにこの種の従来品は、香料の吸着量が
少ないなどの理由で部屋全体に香りを漂わせるには不十
分で、しかも保香寿命が短いなどの欠点が指摘されてい
る。
本発明のおもな目的は、香料の吸着蓋が多く、従ってそ
の香りの発散性と保香寿命とにすぐれた芳香剤用の成形
物を提供することにある。
本発明の他の目的は、香料に限らず、たとえば揮発性液
状消臭剤などの他の液体の吸着能をも高めた高吸液性の
成形物を提供することにある。
本発明者は、先に合成珪酸カルシウムの成形物を香料の
吸着担体として用いて芳香剤として有用なことを見出し
て特許出願(特願昭 56−117229号)したが、
この先願における成形物としては、板状、球状などの比
較的単純な成形物を対象とする場合には経済的に製造が
できるが、九とえば人形や動物などの複雑な成形物を造
形するには、−個ずつ手作業によらねばならぬ欠点があ
り生産性が劣っていた。即ち、手作業をさけるために珪
酸カルシウムのスラリー液を人形などの型枠に流しこん
で成形しようとすれば乾燥に長時間を要した。
本発明者らは、人形のごとき複雑な形状の成形物につい
ても大量生産が可能な成形の方法、用いる材料の楕類、
配合などを鋭意検討を続けてきた結果、合成珪酸カルシ
ウムに焼石賞を加えて水でスラリー状にした後、型枠、
に流しこんで成形乾燥して見られる成形物が所期の目的
にかなうこと、さらに加熱乾燥時に熱ゲル化性を示すセ
ルロース化合物の添加が成形物のfi[向上に効果があ
ることを見出して本発明を完成させるに至った。
本発明の詳細な説明すると、まず、本発明で用いる合成
珪酸カルシウムとしては、吸着容量の大きい、たとえば
液状香料を少なくとも501量チ、好ましくは約100
−250重量%吸着しうるような合成珪酸カルシウムが
好ましい、さらに、合成珪酸カルシウム粉末の表面積は
99d/f以上、好ましくは約100〜150吟/y1
粒度は20/鴎以下が望ましい。
次に本発明で用いる焼石膏としては、硫酸カルシウムの
二水塩(C,SO4・2HsO)を加熱脱水して半水塩
にした硫酸カルシウム(C,SO曇・+HmO)が用い
られる。その製法および粒度はとくに制限はない。
本発明において、合成珪酸カルシウムに対する焼石膏の
量比は、要望される成形物の強度あるいは吸着させる液
体の量や種類などによって、東瀘比で合成珪酸カルシウ
ム100部に対し、焼石膏の10倍量以下の範囲を選び
うるが、成形物の強度と吸液能とのバランスの点から2
〜lO倍鼠の使用が好ましい。また、成形物としての強
度を後述する他の粉末でおぎない、合成珪酸カルシウム
の吸着能を生かした成形物をえたい場合は焼石膏の量を
減らし、たとえば、合成珪酸カルシウムの100重量部
に対し、焼石膏の10重量部を用いるなどの量比も選び
うる。
本発明成形物をうるに際し、乾燥させる手段としては自
然乾燥、加熱乾燥のいずれでもよい隼 が、量産時の出産性を考慮した場合加熱乾燥が好ましい
。たソ、加熱乾燥法を採用した場合、成形物のひソ割れ
、あるいは成形物のひずみが生じやすいので、これを防
止すると共に成形物に強靭性を付与するために熱ゲル性
をもったセルロース粉末を予め粉末中に絵加することが
好ましい、この種のセルロース粉末としては、ヒドロキ
シグロビルセルロース、メチルセルロースが一般的であ
る。その使用量は、合成珪酸カルシウムと焼石膏との合
針重薫に対し5〜201i′!Ikqbが適当である。
本発明において、合成珪酸カルシウムと焼石膏との混合
物に水を加えたスラリー状液の■は8.0〜9.4の範
囲にあシ、これを成形乾燥して見られる本発明成形物に
、たとえば液状香料あるいは消臭液などを吸着させた場
合、香料の一類によっては発散する香りの経時変化が経
験されたり、あるいは吸着消臭液からの有効成分の揮散
が抑止される現象がみられ、その原因を追求したところ
、吸着担体である成形物のPHがその要因となっている
ことが明らかになった。従って、本発明成形物をうるに
際し、吸着さすべき液体の株類に応じて、他の粉末を混
合して成形物のPMを調節することは好ましい手段であ
る。
たとえば、香料の経時変化をさけるために、合成珪酸カ
ルシウムと焼石膏との混合物にさらに微酸性の粉末物質
、たとえば活性アルミナ粉末などを酢加してPi(を7
.0〜7,6の範囲に近づけるなどである。この目的に
使用される材料としては、二酸化珪素、活性アル建すあ
るいはメタケイ酸アルミン酸マグネシウムなどの無機化
合物粉末があげられる。
さらに、本発明成形物をうるに際し、成形物の充填密度
を向上させるため微粉炭酸カルシウムなどのフィラー(
充填剤)の添加、着色の目的で各種染料あるいは顔料の
添加、または成形物としてからの着色性を改善する目的
でカルボキシメチルセルロース、とドロキシエチルセル
ロースなどのセルロース窮導体あるいは焼明ばんなどの
媒染剤の添加を行うことは一向に差支えない。これらは
粉末で混合するか、スラリー中に混合するかのいづれの
方法を採用してもよい。
本発明成形物をうるには、合成珪酸カルシウムと焼石膏
との混合物に必要に応じて上述の他の粉末を加えて均一
に混合した後、水を加えてスラリー状にし所望の型に流
し込み自然乾燥または加熱乾燥すればよい。
こ\で、スラリー状にする水として少量の香料および芳
香性アルコールを混合した水たとえばオーデコロン、あ
るいは、揮発性の消臭物質を水中に少量溶解した水たと
えば安定化二酸化塩素液などを用いることは、成形性と
成形物の乾燥性を損わない限シ差支えない。
本発明成形物は任意の所望の形に成形することができ、
しかも液状香料、揮発性消臭剤などの液状物を多量に吸
着保持する特長を有することから、芳香性飾物、消臭を
兼ねた装飾置物などに応用してその利用範囲は広いもの
がある。
たとえば、人形、動物などを形どった芳香剤または消臭
剤、芳香性をもった額ぶち、あるいはアクセサリ一部品
などに用いて従来品にない芳香発散の持続性をもちその
効用は大きい。
以下実施例を示すが、部数およびチはそれぞれ重量部お
よび重量部による。
実施例1゜ 市販合成珪酸カルシウム(商品名フローライトR1徳山
曹連株式会社製) 100部に焼石膏l。
部と活性アルミナ粉末(水沢化学工業株式会社製)5部
とを混合して、これに400部の水を加えて油粘土程度
の固さにし、これを犬の型枠に充填する。2日後、型枠
より抜き、7日間自然乾燥させて50Fの本発明成形物
をえた。この成形物にシャネルナ5タイプの液状香料(
牛田香料株式会社製)60部を吸着させたものは芳香性
置物として開放下で約5ケ月間芳香の発散が続いた。
実施例2゜ 市販合成珪酸カルシウム粉末(商品名マイクロセルE、
輸入品)100部に焼石膏1900部、ヒドロキシプロ
ピルセルロース(商品名メトローズ、信越化学工業株式
会社製)55部を混合し水lβ00部を加えてスラリー
状とした。このスラリーのPHは7.6であった。50
%×120%の額ぶちの型枠にこのスラリーを流しこみ
、1日後枠からとり出して80〜90℃で2時間乾燥し
て本発明成形物をえた。この額ぶち(5O1)にバラの
花様液状香料25部を吸着させたものは芳香性装飾物と
して約8ケ月の保香期間があった。
実施例8゜ 実施例1で用いた合成珪酸カルシウム100部、焼石膏
800部、重質炭酸カルシウム粉末go部およびヒドロ
キシエチルセルロース粉末(商品名フジヘツク、フジケ
電カル株式会社as>so部を均一に混合した後、水i
、goo部を加えてスラリー状にして90%φ皿状型枠
に流しこみ1日後、枠をはずしBθ〜70℃で6時間乾
燥した。こうして見られ九90%−1厚み80%の本発
明成形物に10.000ppmの安定化二酸化塩素液(
商品名ビオトーク、助川化学株式会社製)80部を吸着
させたものは、too l冷蔵庫内に置いて約40日間
消臭効果が持続した。
実施例4゜ 実施例2で用いた合成珪酸カルシウム100部と焼石膏
1,000部との混合物に0.O8−の安定化に 酸化塩素液を少量ずつ加えてね9延着をねんざした患者
のギプスとして患部に塗布した。硬化後、8部の消臭香
料を全面にたらして吸着させだものは、汗くささなどの
消臭に効果が認められ、約10日間その効果が持続した
(以上) 特許出願人 株式会社エンクラ−ビジネス(1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成珪酸カルシウム雨1と、重責比で10倍量以下の焼
    石膏との混合瞼に水を加えて成形乾燥させたことを特長
    とする吸液性成形物。
JP57059908A 1982-04-10 1982-04-10 吸液性成形物 Pending JPS58177138A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57059908A JPS58177138A (ja) 1982-04-10 1982-04-10 吸液性成形物

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JP57059908A JPS58177138A (ja) 1982-04-10 1982-04-10 吸液性成形物

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JPS58177138A true JPS58177138A (ja) 1983-10-17

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ID=13126687

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JP57059908A Pending JPS58177138A (ja) 1982-04-10 1982-04-10 吸液性成形物

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JP (1) JPS58177138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8096221B2 (en) 2004-02-18 2012-01-17 Societe D'exploitation Tarrerias Bonjean Method of producing a cutting blade and cutting blade thus produced
CN103263691A (zh) * 2013-04-25 2013-08-28 浙江大学 一种促进骨再生修复的高生物活性复合材料及制备方法

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US8096221B2 (en) 2004-02-18 2012-01-17 Societe D'exploitation Tarrerias Bonjean Method of producing a cutting blade and cutting blade thus produced
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