JPS58175562A - 乾式排液抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は人体手術後、物に開胸手術後、体腔内に発生
する気体や液体を長時間に亘り一定圧で体外に排出する
ための乾式排液抽出装置に関するものでＴｏ６゜ 体腔から気体や液体を排出する従来のこの様な排液抽出
装置には、液体柱を備えた吸引圧調節ｌ！ヲ有する装置
を他の吸引源に連結して一定の吸引圧ｉ得る湿式のもの
と１ｇ体柱ｔＩＩえた吸引圧調節室の代りに空気圧を利
用した吸引圧ｗｓｍａｍｔ倫えて初期の抽出排液を液封
室に貯留して１［封とするか、或紘どの様な吸引圧安定
弁ｍａｔｇＩｌ、ｔない装置管器外の調節可能な吸引源
に連結して初期の抽出排ｇ管液封室に貯留して液封とす
る乾式のものとのλつの方式がある。

従来のこの様な湿式排液抽出装置の殆んどが吸引ｌ１１
ｉｌ′１室と、気体および排液が体腔側に逆流するのを
防止するための液封室とを備えるもので、調節可能な吸
引Ｏｌ會もたない病室においても安全に使用できる利点
かあるが、反面、手術後の繁雑時に予め吸引圧調節室お
よび液封室゛に要求される水位′ｆ：得るために正確な
量の液体を注入すると云う細心な準備作業【余儀される
欠点がある。更に１体腔内に高陰圧が発生して液封室内
の液体が体腔側のチューブ内に吸い上げられ且つ体腔内
の高陰圧が何等かの理由により低下しない場合、例えば
肺の内１１に向ってのみ通気する弁状気胸等の場合、Ｋ
は吸い上げられた液体には継１゛続的に体腔側がらの陽
圧が負荷されるために吸い上げられた液体はチューブ内
に滞留する。この場合には、外気が吸引圧Ｉ＃１１ｂＮ
内の液体中を通過して排気ノズルを経て装置外に放出さ
れてしまうので、体腔内の排ａｔ−佃出することか出来
な（なる欠点もあった。

また、従来の乾式排液抽出装置にはコ槍類があり、その
７つは空気圧を利用した吸引圧！＃節機構を備“え、初
期の抽出排液ｋｌｆ？貿して液封室の代用ｔさせるもの
であるが、緻密で複雑な構造を必要とする外、吸引圧調
節磯Ｊｌｌｋ本体外部に備えているので相互の連結のた
めにチューブ類の結合ａｔもち、各部の気密を確保する
ことが問題であった。尚、これらの＆置の殆んどは液封
室がチューブ等により直接体腔チューブに連通している
ため１体腔側に高隙圧が生じた場合には液封室の液体が
体腔側に逆流して液封が破壊されるばかりでなく、体腔
側チューブにたるみがある時忙は、このたるみの下部Ｋ
ｔ！流した液体が滞留して２次マノメータとなり、吸引
圧に変化奮起す等のおそれかあった。他のｌっの種類は
、吸引圧調節機構管もたない装置を他の縞節可能な吸引
１１１に連結して初期の佃出併液を貯留しで液封室の代
用ｔさせるもので、この場合には病室に予めｗＩ４ｉＩ
ＴＩＩＴ能な吸引源があるが、或は特定の吸引圧安定弁
ｗをこの排液抽出装置に別に取付けなげればならない等
の欠点がみられた・尚、この種＠においても体腔９１Ｋ
Ａｍ圧が発生した場合に生ずる液封室内の液体の体腔方
向への２Ｉｌ！！ＫＫよる′＆封の破壊とλ次マノメー
タ埃象會起こす危惧を避けることができない。

これらＪａｌｌｌｌｉｉｊの乾式排液抽出装置にＦｉ液
封室と吸引源側ノズルとの関に吸引源−だけに通気する
一方向通気弁か設けられているために体腔内に高陰圧力
°−発生し、′ｇ麹室内の液体が体腔−テユープ内滞留
および吸引不能現象は前述の様に一方向通気弁の作用で
ｆｅｌを外部からの空気の導入が全くないので、湿式′
ｍ液抽出装ｆ１１にみられる同様な現象以上に深刻な問
題であった。特に、コ糧類の乾式排液抽出装置に共通す
る欠点とじ−て、吸引圧および体腔内に発生する陽圧の
軒容最高限度を患者の状況に応じて調節することが不可
能であること、並びに剖院内に設備されているパイピン
グ内の吸引圧の不側の変動、例えば−６０３（水柱）〜
−ｉｇｏα（水柱）もの範囲に亘る、に自動的に対応で
きずに体腔内に負荷される吸引圧か不簀定となることを
防止できない欠点があった。

従って、この発明の目的はこの様な従来の湿式および乾
式の各排液抽出装置における欠点を除去するために、繁
雑なφ前準備を賛せず厘ちＫｍＷ＆抽出作業を開にでき
、吸引圧および体腔内に負荷される最−訂容隙圧ｔ−調
節でき、刺呪内のパイピング畝引圧の手鞠の変動下にて
も常に安定した吸引圧ｖｉａ持でき、且つ患者の如４ｔ
ｉＵｔ−問わずシングルドレーンおよびダブルドレーン
による排液抽出かでき、体腔内に発生することのある突
発的な陽圧會急速且つ安全に放出して体腔内に一定の陽
圧を保つことかできる乾式排液抽出装置を提供すること
Ｋある。

この発明に依れば、乾式排液抽出装置は、上部に位置し
て吸引源接続ノズルを有する吸引圧ｗＩＡｉＩ１１室と
、体腔と接続される体腔チューブ接続ノズルを有する液
封管と、液封管の液封昆と連通し且つ相互に連通する複
数個の貯留室から成る主貯留量とが区−形成された単体
の前面開放形の本体、並びに本１体の前面開放側に接合
された前面板から構成された容器を備え、吸引圧調節量
と主貯留室とに連通する吸引圧調節バルフ一体腔内のＡ
ｍ圧ｔＩＩ節する高隆圧調閣パルプ、容器内の陽無圧會
放出１１ＩＡ節する陽−圧リリースパルプ、吸引圧安定
弁と外気とに連通する吸引圧安定弁か設けられている。

この発明のその他の目的や％長および利点はこの発明も
一夾施例を示す象付図向に沿っての以下の評細な説明か
ら明らかになろう。

第１図乃至第１／図に示される様に、この発明の乾式排
液抽出装置は、上ｓＫ位置する吸引圧調節室１２と、こ
の吸引圧調節！ｌコと連通して設けられた吸引圧調節パ
ルプコと、体腔内の高域圧を調節する高除圧調節パルプ
Ｊと１体腔と接続される液封管ダと、本装置内の陽陰圧
を放出調節する陽陰圧リリースパルプ７と、執引圧調節
ｇｔコおよび外気と連通ずる吸引圧安定弁／／と、液封
管ダと連通する副貯貿璽ｌと、互に連通するＭ／、　　
コ、３等の複数の貯留室４１．６２．６３から成る主貯
留冨６とか区画形成されて例えば適宜なプラスチック材
料でつくられた単体の前面開放形の本体ｌ、この本体ｌ
の前面開放ａｔ密封して憶うよう適宜接着剤で接着され
る透明で平面な前面板１４！−がら構成された容器Ａｔ
−備えている。勿論、容器Ａの本体ｌも前面板ｌダと同
様に透明なプラスチック材料でつくることができる。ま
た、打Ｗ藁の数と寸法は適宜必要に応じて変更できるこ
とに勿論である。

容益人の本体ｌの頂壁には、吸引源接続ノズルコｌと、
高除圧調節ネジ３１と、除圧リリースノブクコと、体腔
チニープ接続ノズル＋１７゜”１／と、ハンガー用リプ
１３とが突出して設けられ、これら部材が外部がらの衝
撃による破損がないようにマスターリプ？によって保護
されている。尚、高−圧ｍｌｌｌ節バルブは第１コ、１
３図に示される様な構造につくり賛えて体腔内の高−圧
を任意に設定するための目盛りを付けることができる。

体腔チューブ接続ノズルｌ／は体腔内に発生する気体（
ガス）や液体を１体腔チューブ（図示しない）１連結し
て本装置Ｋｌｌ導するもので、フラッシャーゲコに連通
しており、連結された体腔チヱープの先端に取付けられ
たコネクター（図示しない）には使用直前までは外気に
触れたりＩＩａ−の優入管防止するために気密キャップ
（図示しない）が被せられている。７ラツシヤーダコは
一圧保一管ダダ、液封室参！１本体肯開孔部弘りを介し
て下方の主貯留呈４と連通していると共に、フラッシャ
一連通開孔部ＩＪｆ介して副貯留室ｌと連通するはか、
本体側開孔部７ダを介して陽陰圧リリースパルプ７に、
更に本体側開孔部３１と通気孔Ｊ？會介して高隘圧Ｎ節
パルプＪＫ、また本体側開孔部コロを介して吸引圧調節
パルプコに夫々連通している。

体腔より体腔テユープヲ経て体腔チューブ接続ノズル＋
／から本装置内に導入される気体や液体は７ラツシヤー
ダコ、除圧保護ｔ１７會通って下位の液封室ダｊＫ誘導
される。この液封室１ｊの容量は、貯留される液体全量
をフラッシャ−４Ｉコに設けられた逆流制御突起ダ３以
下の液位で収容できる限度の容量で、液封ｇ４Ｉｔに貯
留された液体全量が体腔内陽圧の増加によって７ランシ
ヤーグー内に上昇してぎた場合でも、体腔チューブ接続
ノズルＱ／の下端開孔部や副貯Ｗ呈１Ｓに連通するフラ
ッシャ一連通開孔部１ｒＪと、上昇してきた液体の液面
との間に常に空間ｔ−維持できるようになっている。体
腔から抽出される初期のｖｐ液は、フラツシャーダコお
よび一圧保繰管ダ９１を通って液封ｍ亨！に遍して貯留
されて液封となる。更に、排液か抽出されて、排液面か
除圧保ｉｉｍｔダダの下端から一定の高さの液位に達す
ると、以後の排液は本体−開孔Ｓダクから主貯貿ｉ６の
縞ｌＩＩ？留富６１Ｋ溢流するので、常に一定の深さの
液封上維持することかできる。を封管ダの一圧保―管４
Ｌ参の下端が＃封面下に位置するときに隙圧保麟管４Ｉ
ダの下端からｇ封管通過して本体側開孔部参７の方間に
連続的な発泡音生じる場合には、体腔に到る間の気密が
完全であれば、体腔内にニアリークが発生していること
を示しており、この塊＊１−透明な前面板ｌダを介して
容易に智視することかできる。なお、＠圧保護管ダダの
下端から７２ツシヤーダλ内罠上昇することのある液体
の液面の最高位までの高低差は例えば１２１以上とされ
ており、本装置の嗣貯ｗ呈ｌ以外のいかなる部分が破損
して気密が損われた場合においても、液封Ｍｌｊ内に貯
留されだ液体が除圧保鏝管ｕ４！と７ラツシヤー４Ｉ−
内を上昇充満するので、−／λ３（水柱）以上の体腔内
陽圧の維持を確保することができる。史に、腹式呼吸を
行う小児患者に本装置を用いる場合には、除圧保膿管ダ
ゲの内部を液封用の液体が上下動するが、この液体の液
面の上昇と降下【監視することによって患者の体腔内陽
圧の状況を知ることができる。液封管ダには、除圧保鏝
管り参の下端から７ラツシヤーダλ内の最高液体上昇限
度までの間に目盛りを設けて、体腔内陽圧状況の診断を
容易にすることができる。

上部のこの液封室弘５かう溢流した排液は本体−開孔ｓ
ｐりを経て第１１！？貿室４／に厖れて貯留される。こ
のＩｉＩ、ｌ貯Ｗ呈６１は上部の開孔＠Ａ４Ｉｔ−介し
て仕切り壁Ａ！、Ａ＆で区分されたｇコ、Ｊ貯留室６コ
、ＡＪに夫々連通しており、体腔から抽出された気体は
液封管ダ１＆！て主貯留室６の第１ＩＦ？貿呈６１の上
部の開放部４ダ會通過し、本体側聞孔部Ｊｕｌ介して吸
引圧調節バルプコおよび吸引圧調節！ｌ−を通つて吸引
源接続ノズルコｌから装置外部に放出される。体腔から
放出された排液のうち、初期のもの紘第１貯Ｗ憲Ａ／Ｉ
／Ｃ貯留される。第１貯留ｍＡ／は幅員が狭く平断面積
が小さいので、診断上重要な初期の排液量を経時的に明
確に読み竜るのに便利な４ｍ！に緻密な目盛り表示をす
ることかできる。また、液封室ダ！には自己閉鎖式のダ
イヤ７ラムダ６を設けて、注射針を貫通させ１本装置の
便用中においても機能を損わすに試験体上容易に無劇的
に採取することかできる。

東に、体腔からの排液の量か極めて僅少で、液封室＋ｊ
ｔ−満たし褥ずに液封が不能な場合にはダイヤフラム弘
６に注射針を貫通させて滅劇水を注入して液封をつ（る
ことかできる。また、第１貯貿ＭＡ／の下部忙もダイア
フラム６りｔ設けてあり、試験体の無菌的彌出を容易に
している。第Ｊ、Ｊ＆Ｆ？＠Ｍ６２，４Ｊは大型Ｃ）貯
留室で、夫々前位の貯留室から溢流する排液を貯城し、
経時的に抽出される排歌量の合計量を直続できる目盛り
管付けることができる。＠Ｊ貯留室６Ｊの下部には自己
閉鎖式のダイヤス２ムロｔが設けられており、注射針を
貫通させて滅■水を注入して本装置内のデッドスペース
管減少させたり、本装置の総貯留容量を越える排液を抽
出する場合に杜氏に貯留されている抽出液を本装置外に
無劇的に取出して本来の貯留量を越える排液抽出作業を
行うこ゛とができる。

主貯留室６の上部の開放部は本体側聞孔部コロｖＩ−介
して吸引圧′Ａｌ１５バルブλと迷通し、この吸引圧調
節パルプλの上部は吸引圧−節【ｌコを介して吸引源接
続ノズルＪ／Ｉｃ連通している。この吸引圧調節バルプ
コは通・気菫１＆１１整ビ／ａコ、通気量ｖＩ４ｇｌネ
ジコ３、一方向通気弁コｊｉ備えている。また、吸引圧
調節バルプコが設けられている呈λθには通気孔５Ｊが
設けられ、この通気孔５３と連通してフローメータ５が
取付けられており、吸引圧調節バルプコの通気孔λ４Ｉ
ヲ介して相互に連通されている。このフローメータ５内
には７日−トボール！−が上下動可能に設けられており
、従ってフローメ−ルｊコの上下動を７０−メータ！の
目盛りにより監視しながら吸引圧調節パルプ−の通気量
ｗＩ４整ネジコＪｉ操作することによって要求される吸
引圧力を適宜に設定することかでざる。

吸引圧−節バルブλおよび吸引圧調節基ｌ−に隣接して
高−圧一節パルプ３および吸引圧安定弁ｔｉが設けられ
ている。高隆圧調節バルブ３は本装置を介して体腔内陽
圧の最高許容限度を任意Ｋ１ｍ節するためのもので、主
貯１ｂのｇコ貯留Ｍ６コの上方の開放部に設けられてお
り、高電圧調節ネジＪ／と気密ソツシャＪコとスプリン
グ３３と閉鎖弁Ｊ４’とから成り、吸気孔３ｊと通気孔
Ｊ４，３７とが設けられ、本体−開孔部Ｊｌｆ介して主
貯１ｆ室４と連通している。この−陽圧刺部バルブＪは
、本体側開孔部３Ｓと本体側開孔部コロを経て吸引圧調
節バルプコと連通され、本体−開孔部Ｊｔｆ経て液封管
ダと連通され、更に本体１ｉｉｌ開孔８７１ｉ経て陽隘
圧すリースバルプクに連通されている。

この様な高除圧調節パルプの別の例が＃１１コ。

ｌ３図に示されている。図示の高脇圧調節パルプｌは外
筒ｔ３ｉと、外筒／Ｊ／内に滑動可能に設けられ且つ上
端近くにノブｌＪ！ｆ有し下端にＯリングが装着された
内筒／Ｊ−と、内筒１３コ内會滑動できるよう設けられ
且つ下１１１ＫＯリングが取付けられていて吸気孔、ｌ
ｔと連通する通気孔３６？閉頻する断面十字形のステム
／ＪＪと、ステム／ＪＪｆ囲むように設けられて内筒／
Ｊコ全上方に押圧するスプリングｉＪダとから構成され
ている。また、通気孔３り。

３ｊが設けられていて主針ｗ富と連通している。

更に、除圧調節のために、前面＆ｌダと外筒／Ｊ／には
図示の様に段違いに枝分れしたノブ係止用のスリットｌ
Ｊ＆が設けられていて、所要の設定すべき陽圧に応じて
ノブｔ、ｙｚ２スリット１３４の所要の位置に係止でき
るようになっている。

この高除圧［＋５バルブ３と゛吸引圧ｘｍバルブλとの
関に１吸引圧Ｋ）１４ｔＲＪ呈／２と連通して設けられ
る吸引圧安定弁／／は外気を吸入する吸気孔ｔｏｉと、
この吸気孔ｔｅｌと連通する通気孔ＩＯ−と、吸引圧力
が所要の範囲１例えば−ｉ、　ＯｃｆＲ（水柱）乃至−
７０５（水柱）の範へｔ越える場合にのみ開放される閉
鎖弁ｔｏ３１この閉鎖弁１０３ｆ常に閉鎖状況Ｋｍ持す
るためのスプリングｉｏａとから成り、吸引圧ｇｉ１１
ｍＭ／コを介して吸引圧ｖＩ４船バルプコに常に安定し
た気圧？提供するものである。

主針ｗ量６の第１貯ｗ室６１の上方の開放部には本体＠
開孔部７１Ｉ金介して連通する陽賜圧ＩＪ　ＩＪ−スバ
ルプクが設けられている。この陽隆圧リリースバルブ７
は弁体７１と、弁体７１から上方に延びるノックλとか
ら成り、上部に外気と通じる通気孔７３を有している。

また、この発明の乾式排液抽出装置には、フラツシャー
ダコに連通する開孔部Ｊ１３１ｆ有していて上部に体腔
チューブ接続ノズル”　ｔ”　ｓ下部にダイヤフラムｆ
ｆ４Ｉ七備えた一ｊ貯留％ｌか設けられている。このＩ
ＭＩ　ＩＦ？　ｗ室ざの下部のｇ＃Ａ員と深度は主貯留
室６の第１貯貿呈６１と全く−じで、その機能も先に述
べた第１貯留呈６１におけると同様である。副貯留室ｔ
は主計Ｗ呈６の合計容量を越える排液量の抽出がある場
合に、ｇ封管ダの体腔チューブ接続ノズルダｌに連結さ
れた体腔チューブをこの制吐留７７７１ｇの体腔チュー
ブ接続ノズルｇ／に継ぎ換えることＫよって、本装置の
主針１１の谷ｔ′ｔ−越える排液抽出作業管既に設定さ
れている吸引圧ＫＫ化を起すことな（継続して行うこと
かできる細貯留箆會なすものである。絢貯留室ダはこの
様なシングルドレーン（体腔からのみの排液抽出作業）
の他に、本装置［’ｔダブルドレーン（シングルドレー
ンおよび体腔上位または心嚢からの排液抽出作業の゛−
−吸引圧による併行トレー／）用として使用することも
できる機能を兼ね備えている。すなわち、この発明の乾
式排液抽出装ｆＩＩＩＬをダブルドレーンとして使用す
る場合には、体腔チューブ接続ノズルざｌのノズルキャ
ップｌλを外して、別の体腔チューブ會この体紛チュー
ブ４ｉ！続ノズルｔ／に俳人する。この体腔チューブの
先端には別のカテーテルが取付けられ、体腔上位部また
は心ｆｉＫ挿入される６副針ｗ呈ｔは開孔部ｒ３により
液封Ｉ＃ダのフラッシャ−ｌコに連通しており、吸引圧
や他の条件は全て主貯留室６と全く異なるところがない
。向、制吐留室ｔは仕切り壁ｔＡによって主針留室轟と
区分されているので、体腔上位部または心嚢から抽出さ
れた排液量は完全に分離されて貯留され、診断上Ｘ−１
’な資料を得ることかできる。また、本装置をシングル
ドレーン用としてのみ使用するために卿ｊ貯ｗ鼠を適宜
省略できることは勿−である。

また、この発明の乾式排液抽出装置の容器Ａの本体ｌの
頂壁の左右両側にはノ・ンガーホール１０Ｋｆ有する少
なくとも１つ宛のノーンガー用リプ／ｊか設けられてい
て、長さ全自由に調節できるバンド状のプラスチック製
のノ１ンガー（図示しない）を用いて本装置ｌｃを常に
垂直に保愕するよ’５に９ＩＪ４床の水平な枠から適宜
懸下することかできる。ハンガー用リプｌ！は本体ｌの
中心部だけにコ個だけ投げてもよ（、またこれら中心部
のリプ１５に加えて背面側に２個、計４７個のリプを設
けることかできる。これらのリプｌ！は、本装置を下位
に障害物のない水平な病床の枠から懸下できる場合には
中心部のリプだけ？用い、本ｔｃＩｆ′ｊｋ下位に障杏
豐のある１例えば病床の垂直な枠かある、病床の水平な
枠から懸下する場合には背面−のリプ音用いると好適で
、この様にして常に本装置を垂直に保持して懸下できる
ので、安全で正確なｍｕ抽出作業ｔ−実施することかで
きる。特に、いずれの排液抽出装置にても要求される条
件、すなわちＩＩ＋准抽出装置を患者の体腔より低位置
に垂直に設置する条件、にこの発明の排液抽出装置の上
述の懸下によって十分に適合することかできる。

更に、本装置を病量の床上に使用することかできるよう
に容器Ａの本体ｌの底壁に鯰会して取付けられる開閉式
のフロアスタンド１０か設けられる。

この様に構成されたこの発明の乾式１ｉ＋液抽出装置に
おいては、予め最も普遍的とされている吸引圧を直接安
定して得られる様に吸引圧調節バルプコ、高−圧調節バ
ルブ３および吸引圧安定弁／／ｌ−夫ｋＩＩｌ１１整し
た上で病院に配達される。

従って、この発明の乾式排液抽出装置に予め取付けられ
ている体腔チューブ（図示しない）を一般的には胸腔カ
テーテルに結合し且つ吸引用チューブ（図示しない）を
吸引源に連結するだけで、他の禦錐な準備作業を行うこ
となく、簡単に正確で安全な排ｗＬ抽出作業全開始する
ことができる。

この発明の乾式排液抽出装置にては、患者の体腔から体
腔チューブを介して体腔チューブ接続ノズルダ／に連結
し、次いで液封’＊１Ｉｔ−介して主針留３Ｗ！６の第
１貯ｗ室６１の開孔ｓ６ダから主計ｗＮ６の上部と本体
側開孔部２６を介して吸引圧調節パルプコに連通してい
る。吸引圧−節パルプ−はその一方向通気弁２ｊから体
腔に到るまでの気圧が、一方向通気９Ｆ＝５から吸引源
に到るまでの気圧よりも高いときに限り吸引湯側方向に
開放され、その他の気圧条件においては常に閉鎖されて
いる。すなわち、この一方向通気弁コｊは体腔側方向に
は通気せず、常に吸引源方向のみに通気する一方通気弁
で、この一方向通気弁、２ｊの作用により使用中のこ−
の発明の乾式排気抽出装置の、この一方向通気弁コｊか
ら体腔に到るまでの気圧金常に陽圧に保つことができる
ばかりでなり、敵封管参の陽圧保護効果と相乗してコ東
の体腔内陽圧め保線効果を期待できる。更に、この発明
の乾式排気抽出装置の一方向通気弁２ｊは、通常の湿式
排液抽出装置における水柱圧を利用しだ液封方式か液封
を介して吸引源−ｊと体腔側とく相互に通気するのと異
なり、体腔側には全く通気しない弁である。このために
、体腔内に極端な高＠ＦＥｆ：つくり出す必要かある様
な患者の状態、例えば極度に収縮した肺音拡張して叶牧
機能を回復させたいときの様な状態、においては高隆圧
ｌ１ｉ１ｉ８５パルプの操作により光分な陽圧ｔこの発
明の乾式排液抽出装置を介して体腔内につくることかで
きる。

また、排液抽出装置の要求される吸引圧を任意に設定し
、長時間に亘ってこれ管正確に維持するに＠つての従来
の乾式１ｉ＋液抽出装置の問題点は、むしろ病院内に設
備されているノ（イビング内の、−４０ｃｐｓ　（水柱
）乃至−１１７（ｙｃｍ（水柱）もの吸引圧の不側の変
動にある。他方、湿式排液抽出装置においては、吸引圧
の設定は水柱圧によるものであり、ノ（イピング内の吸
引圧の変動の影響は僅少であるか、乾式排液抽出装置に
おいてはその影響は極めて大きいために安定した吸引圧
を維持するには、／＜イビング内の吸引圧の変動に関係
なく排液抽出装置内の吸引圧調節バルブの機能會満足裡
に引ぎ出すための特別の工夫か必要とされている。

この発明の乾式排液抽出装置においては、吸引圧安定弁
／／は特定の吸引圧を越える場合にのみ開放する閉鎮弁
１０３ｆ有しており、従って吸引圧安定弁／／は常に病
院内の）くイビング吸引圧の下限範囲で開放されるので
、ノクイピング吸引圧がこの範曲ヲ越える程に増加した
場合には吸気孔１０／と通気孔／Ｑコを経て外気全吸引
圧調節ｉ１　ｔ　Ｊ　Ｋ吸入し、上昇した吸引力を減殺
してしまう。従って、吸引圧調節パルプコに関係する気
圧は常に設定した特定の吸引圧の範囲に限定されるので
、フローメータｊの信頼性はパイピング吸引圧の極端な
変動に関係な（保鉦されることになる。また、この発明
の乾式排液抽出装置を用いて体腔Ｖ′３陰圧除圧−軒容
限度を設定するに当っては、吸引源接続ノズルλｌに予
め取付けられている吸引チューブ（図・示しない）の先
端のコネクター（−示しない）のキャップを外し、吸引
源のアウトレットとこの発明の乾式排液佃出装置＋＋ｉ
ｔ一連結し、通気量調整ネジ、２３を弛めて通気を調整
ピンλＪｉｊ全開放状態とし、次いで商除圧調節バルブ
Ｊのスプリング３３１ｒ最低位置まで押し下け、閉鎖弁
Ｊ４Ｉにより通気孔３１１閉する。更に１体腔チューブ
接続ノズル＋／［予め取付けられている体腔チューブ（
図示しない）を締着する。以上の準備を完了した後、吸
引用モータを作動すればこの発明の乾式排液抽出装置に
予め滞留していた空気が吸引圧−節パルプコ、吸引圧調
節１４Ａｌλおよび吸引源接続ノズルコ／ｌ−経由して
この発明の乾式排液抽出装置外に排気されて装置内の陽
圧か増大する。従って、この発明の乾式排液抽出ｆｉｃ
ｔＩＬ内の陽圧が７０−メータ５のフロートボールｊコ
を最高位置に吸い上けるＩｆｔＫ増大したとぎＫＭＩＩ
Ｉ圧調節バルブＪのスプリング３３を儂々に弛め閉鎖弁
Ｊダにか−る圧力１弱めていき、スプリングＪＪの反撥
力が弱められてｍ液抽出ｉ＆置内に増大して負荷されて
いる陽圧を支えきれなくなったと１に、閉鎖弁３ダが開
いて外気が吸気孔Ｊｊ管通じて侵入し、通気孔Ｊ＆、３
７會経て本体１ｉｌｉＩＮ孔部３１ｆ通過して排液抽出
装置内に違して装置内に増大負荷されている陽圧を緩和
する。この緩和された陽圧は本体−開孔部コ基ｔ−経て
フローメータよに作用し、最高位置に吸い上けられてい
た７０−トボールｊコが降下される。スプリングＪＪの
反撥力、すなわちこの発明の乾式排液抽出装置内の負荷
陽圧の保持力はフロートボールｊコの上下動によって監
視できるので、高除圧調節バルブ３の操作によりフロー
トボールｊコが要求する負圧域にて安定するまで、スズ
リング３Ｊの反撥力を調整して吸気孔Ｊ５からの外気吸
入量とタイミングを制御する。この様な操作で得られた
スプリング３３の適正反撥力によって乾式排液抽出装置
内、丁なわち体腔内に負荷される最高杵容除圧を任意に
設定することができる。

また、この発明の乾式排液抽出装置においては陽陰圧リ
リースバルブ７に弁体７１か設けられているために、何
等かの原因、例えば患者が＠をした直後に大量の吸気を
して体腔内の陽圧が陽圧に転じた様な場合、により排液
抽出装置内に突発的に陽圧か発生してもこの様な陽圧を
急速に装置外圧放出することかできる。この発明の排液
抽出装置内か陽圧状態にある場合は、陽陰圧ＩＪ　ＩＪ
−スバルプ７の弁体７１が装置内匈方向に引きつけられ
て本体肯開孔５７４１閉鎖して外気の侵入を防止してい
るが、この発明の排液抽出装置内の気圧か陽圧に転じた
場合は弁体７１が外側方向に押し上げられて装置内の陽
圧を急速に陽圧に回復することができる。

特に、従来の湿式および乾式の排液抽出装置にあっては
、予め設定した吸引圧を越える高陽圧が体腔内に発生し
、且つこの高−圧か例等かの環内で低下しない場合、例
えは肺の内側方向だけに通気する弁状気胸等の場合には
、液封呈内Ｋｆ？貿されていた液体は体腔−のチューブ
内ｉ吸い上けられて降下しなくなり、体腔内の排液を継
続して抽出できなくなることがあり、特に従来の乾式排
液抽出装置の殆んどが吸引源貴方同友けに通気する一方
向通気弁を備えているために、この様な体腔内陽圧を緩
和することができず、排液能力管損ねると首う点におい
ては湿式排液抽出装置以上ＶＣ＃Ｉ刻な問題であった。

この様な状聰を解消するためには注射針金体腔チューブ
またはダイヤフラムに貫通して外気を装置内または体腔
内に注入する以外に手段がなかった。

しかし、この発明の乾式排液抽出装置においてはこの様
な状急に対して、陽圧リリースノブクコを指金つまんで
弁体りｌを上方に引き上けることによって閉鎖されてい
た本体側開孔部７ダＹｒ開放し、通気孔Ｊλを介して極
め文容易に外気を装置内圧導入し、液封管≠を経て急速
に体腔内の高除圧’ｔｏ和して排液抽出舵力を回復させ
ることかできる。この場合においても、この発明の乾式
排液抽出装置に設けられた陽圧恨謹管ダダの下端から７
ラツシヤ≠ａ内に上昇する液体の最高液面との高低差、
／Ｊ３以上、により体腔内にはいつも常態以上の陽圧を
確保することができて安全である。

以上に評しく述べた様に、この発明の単体構造の乾式排
液抽出装置ｉＫよれば１通常の患者に対しては繁雑な事
前準備を喪せずに直ちに排液抽出作業管開始することが
でき、特別に＃、腔腔内負荷正圧調節を要する患者に対
しては吸引圧および体腔内に負荷される最Ａｌｆｆ−容
隆圧を任意に調節することかでき、病院内のパイピング
吸引圧の不側な変動下においても常圧安定した吸引圧を
維持でき、***児患者を問わずシングルドレーンおよ
びダブルドレーンによる排液抽出かでき、体腔内に発生
することのある突発的な陽圧ｔこの発明の乾式排液抽出
装置を介して急速且つ安全に放出して装置内および体腔
内に一定の除圧１保つことかでき、体腔内に＆度の高−
圧が発生した場合には迅速且つ安全にこの高隆圧會緩和
してスムースな排柩佃出の継ａｔ可能とし、体腔から抽
出された排液が体腔−に逆流することがなく、吸引負荷
の有無に拘らず最低一ノコ３（水柱）以上の体腔内除圧
會保鏝することかで１、体腔内陽圧の変化と体腔内のエ
アーリークｔｖｔ視することができる。

また、この発明の乾式排液抽出装置は、容器本体に透明
で平面な前面板を接着して容器および装置全体管高精度
の気密単体構造につくることがてき、平面な前面板には
各基の液位や吸引圧等管表示する正確で緻密な目盛り等
を印刷して装置の性能および実用１１１度を高めること
ができると共に、各部処対応して筆記可能な余白部を前
面板上に夫々印均しておいて、使用中の経時的データを
記録して診断上の参考資料ｔ−得ることができる等の多
数の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の乾式排液抽出装置の容器の正面断Ｗ
Ｊ図、第一、ｊ、１図はその一面図、平面図および底面
図、第３図は第１図の１−１線に沿った断面図、第６図
は籐１図の■−厘罎に沿った断面図、第７図は第１図の
鳳−璽鱒忙沿った断面図、蔦を図は第１図のＷ−Ｎｉｉ
Ｋ沿った高除圧調節パルプの断面図、第を図はＩｇｔ図
のｖ−ｖ−に沿った吸引圧安定弁の断面図、ＪＩＩ１０
図は第１図のＭ−ｗ線に沿った７０−メータの断面図、
１７８１１図は第１図Ｏ■−■縁に沿った吸引圧調節バ
ルブの断面図、１ｇｌコ図および第１．７図は高陽圧調
節パルプの別の例を示す貴断面図および正面断面図であ
る。図中、Ａ：容器、ｌ：本体、コニ吸引圧調節パルプ
、３゜ｌ：高除圧−節バルプ、ダニ敵封管、ｊニア０−
メータ、４：主針留意、り：陽陰圧リリースパルプ、ｌ
：副貯留富、ｌｌ：吸引圧安定弁。 ｌコニ吸引圧調節基、ｌダニ表面板、コ／＝１＆引１１
Ｅ接続ノズル、ダｔ、ｉｔ：体腔チューブ接続ノズル、
６１，６コ、ｉＪ：ｓｇｚ、コ、Ｊ貯留宣。 特許出願人　　株式会社ゼニー 同上代理人　　　弁理士　　菅　我　道　照第２ｖ！７
Ｊ 第５図　　　　第６圓 第７図 第８図 第１０図 第９図 第１１園

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部に位置して吸引源、接続ノズルを有する吸引圧調節
   室と、体腔と接続される体腔チューブ接続ノズルを有す
   る液封管と、液封管の液封室と連通し且つ相互に連通ず
   る複数傭の貯留型から成る主貯留室とか区画形成された
   単体の前面開放形の本体、並びに本体の前面開放１１１
   １に接合された前向板から構成された容器會備え、眩引
   圧調節室と主貯留室とに連通ずる吸引圧調節ノ（ルプ、
   体腔内の高陰圧を調節する高陰圧調節）（ルプ、容器内
   の陽陰圧全放出調節する陽陰圧リリースパルプ、吸引圧
   ｖｓＩＩｉ５室と外気とに連通する吸引圧安定弁が設け
   られたことｔ−ｑ＃値とする乾式排液抽出装置。