JPS58170611A - サスペンシヨンブツシユ構造 - Google Patents
サスペンシヨンブツシユ構造Info
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- JPS58170611A JPS58170611A JP5436982A JP5436982A JPS58170611A JP S58170611 A JPS58170611 A JP S58170611A JP 5436982 A JP5436982 A JP 5436982A JP 5436982 A JP5436982 A JP 5436982A JP S58170611 A JPS58170611 A JP S58170611A
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- Japan
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- metal fitting
- bushing
- cylindrical
- fitting
- rubber sleeve
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサスペンションブツシュ構造に係り、特に組立
乃至は組付作業性が改善された、敞産の容’ｌｙｌ、車
両用サスペンションブツシュにおける改良に関するもの
である。
乃至は組付作業性が改善された、敞産の容’ｌｙｌ、車
両用サスペンションブツシュにおける改良に関するもの
である。
従来より、車両のサスペンション（懸架゛装置）におい
ては、車体やフレームに６輪や差動装置等を懸架するた
めに、各種のアーム、ロッド、リンりなどの懸架部材が
各種方向に揺動可能に取り付けら汎ており、そして該懸
架部材の両端の枢Ｓ部には、一般にそれぞれ振動の緩和
などを目的としてサスペンションブツシュが組み込まれ
ているのである。
ては、車体やフレームに６輪や差動装置等を懸架するた
めに、各種のアーム、ロッド、リンりなどの懸架部材が
各種方向に揺動可能に取り付けら汎ており、そして該懸
架部材の両端の枢Ｓ部には、一般にそれぞれ振動の緩和
などを目的としてサスペンションブツシュが組み込まれ
ているのである。
ところで、かかるサスペンションブツシユトシては、一
般に、車両懸架のために所定の枢軸が嵌挿せしめら几る
内筒金具とこれと同心的（て配置さ、ｔする外筒金具と
の間に円環状のゴムスリーブが介挿せしめられた構造を
有し、該ゴムスリーブの変形によって振動を減衰せしめ
るようになっているが、最近になって、かかるゴムスリ
ーブを形成するゴム材料に特に高減衰係数を有するもの
を使用する筺でもなく、ブツシュの緩衝機能として好捷
しい減衰を発生せしめるようにした複合ブツシュが提案
さ扛るに至った。
般に、車両懸架のために所定の枢軸が嵌挿せしめら几る
内筒金具とこれと同心的（て配置さ、ｔする外筒金具と
の間に円環状のゴムスリーブが介挿せしめられた構造を
有し、該ゴムスリーブの変形によって振動を減衰せしめ
るようになっているが、最近になって、かかるゴムスリ
ーブを形成するゴム材料に特に高減衰係数を有するもの
を使用する筺でもなく、ブツシュの緩衝機能として好捷
しい減衰を発生せしめるようにした複合ブツシュが提案
さ扛るに至った。
すなわち、特公昭４８−８６１５１号公報、特公昭５２
−１６５５４号公報などに明らか（Ｃされている如く、
かかる複合ブツシュは、内筒金具と外筒金具との間に介
挿されたゴムスリーブの表面に複数の凹所を設け、該凹
所と外筒金具内壁との間に形成されるポケット部に所定
の流体を充填せしめると共に、そｎらポケット部がオリ
フィスを通じて連通せしめられた構造を有し、加振振動
時において、一方のポケット部内に充填された流体が形
オリフィスを通じて他方のポケット部内に流通する際に
発生する抵抗によって良好な減衰が行なわ汎るようにな
っている。
−１６５５４号公報などに明らか（Ｃされている如く、
かかる複合ブツシュは、内筒金具と外筒金具との間に介
挿されたゴムスリーブの表面に複数の凹所を設け、該凹
所と外筒金具内壁との間に形成されるポケット部に所定
の流体を充填せしめると共に、そｎらポケット部がオリ
フィスを通じて連通せしめられた構造を有し、加振振動
時において、一方のポケット部内に充填された流体が形
オリフィスを通じて他方のポケット部内に流通する際に
発生する抵抗によって良好な減衰が行なわ汎るようにな
っている。
而して、かかる構成の公知の複合ブツシュにあっては、
外筒金具に対してゴムスリーブが圧入さ扛、ポケット部
が形成さ肛ることとなるため、ゴムスリーブが変形して
ポケット部が変形し、その形状が不安定となる問題や、
圧入操作の後に、外筒金具とゴムスリーブとの間をシー
ルするための後接着（二次加硫）工程がどうしても必要
となり、こ九が生産性、コストに悪影響をもたらす問題
が内在している。
外筒金具に対してゴムスリーブが圧入さ扛、ポケット部
が形成さ肛ることとなるため、ゴムスリーブが変形して
ポケット部が変形し、その形状が不安定となる問題や、
圧入操作の後に、外筒金具とゴムスリーブとの間をシー
ルするための後接着（二次加硫）工程がどうしても必要
となり、こ九が生産性、コストに悪影響をもたらす問題
が内在している。
加えて、外筒金具とゴムスリーブとの間が後接着される
ために、各ポケット部への流体の充填が著しく困難とな
るのであり、例えば特公昭４８−８６１５１号公報（で
おいては、その第８図に示さｎる如く、一方の注射針で
流体を注入する一方、他方の注射針でポケット部内の空
気を取り出すようにした充填手法が明らかにされている
が、このような注射針による流体充填手法では、ゴムに
傷金付ける工うになることは勿論、その充填操作が極め
て面倒で、ブツシュ組立乃至は組付作業性を低下せしめ
、また歇産牲においても問題があったのである。
ために、各ポケット部への流体の充填が著しく困難とな
るのであり、例えば特公昭４８−８６１５１号公報（で
おいては、その第８図に示さｎる如く、一方の注射針で
流体を注入する一方、他方の注射針でポケット部内の空
気を取り出すようにした充填手法が明らかにされている
が、このような注射針による流体充填手法では、ゴムに
傷金付ける工うになることは勿論、その充填操作が極め
て面倒で、ブツシュ組立乃至は組付作業性を低下せしめ
、また歇産牲においても問題があったのである。
更にまた、複数のポケット部を連通せしめるためにゴム
スリーブ内に設けられた連通路に、圧入などによって外
力が作用すると、それが弾性体である故にその流路：９
丁面積が変化して流動抵抗値が不安定となる欠点があり
、これを解消させるためには、前１把持杆公報に見られ
る如く、連通路内にす 変形防止のためのデ／Ｌ／／ン若しくはナイロンで作っ
た適当な管部材を挿着せしめるなどの処置が必・堤であ
った。そして、このために該ブツシュがコスト高となる
のみならず、組付作業も面倒なものとなり、また大きな
外力に対しては該管部材はその位置かず肛で、連通路に
対する変形防止の機能が阻害さ肛る欠点があったのであ
る。
スリーブ内に設けられた連通路に、圧入などによって外
力が作用すると、それが弾性体である故にその流路：９
丁面積が変化して流動抵抗値が不安定となる欠点があり
、これを解消させるためには、前１把持杆公報に見られ
る如く、連通路内にす 変形防止のためのデ／Ｌ／／ン若しくはナイロンで作っ
た適当な管部材を挿着せしめるなどの処置が必・堤であ
った。そして、このために該ブツシュがコスト高となる
のみならず、組付作業も面倒なものとなり、また大きな
外力に対しては該管部材はその位置かず肛で、連通路に
対する変形防止の機能が阻害さ肛る欠点があったのであ
る。
ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて為された
ものであって、その主たる目的とするところは、流体媒
体を利用した、高減衰特性を有するサスペンションブツ
シュ（複合ブツシュ）ニおいてその改良を図ることにあ
る。
ものであって、その主たる目的とするところは、流体媒
体を利用した、高減衰特性を有するサスペンションブツ
シュ（複合ブツシュ）ニおいてその改良を図ることにあ
る。
また、本発明の他の目的は、組立乃至は組付作業性が改
善された、量産性に優九た、車両用サスペンションブツ
シュを提供することにある。
善された、量産性に優九た、車両用サスペンションブツ
シュを提供することにある。
そして、これらの目的を達成するため、本発明にあって
は、（ａ）所定の部材に支承さ几る枢軸が嵌挿せｌ−め
らｎる筒状の内側金具と、（１））該内側金具、から半
径方向外方に離隔さｆ、その周りに同心的に位置せしめ
られた筒状の外側金具と、（Ｃ）該内側金具と該外側金
具との間に配ＩＨされた、その外側表面に複数の別個の
凹所を有し、且つ前記外側金具の内壁と該凹所とによっ
て別個のポケット部が画成される円環状の弾１生部材と
、（ｔｌ）該弾１生部材の外周面に固着され、前記外側
金具の内壁に接する、該弾性部材の各凹所にそ扛ぞれ対
しムして窓部が明けられた筒状の剛性部材と、（ｅ）該
剛性部材に設けらｆ″した、前記複数のポケット部を連
通せしめるための連通路と、（ｆ）前記別個のポケット
部に封入された所定の非圧縮性流体とを含むように、サ
スペンションブツシュを構成したことにある。
は、（ａ）所定の部材に支承さ几る枢軸が嵌挿せｌ−め
らｎる筒状の内側金具と、（１））該内側金具、から半
径方向外方に離隔さｆ、その周りに同心的に位置せしめ
られた筒状の外側金具と、（Ｃ）該内側金具と該外側金
具との間に配ＩＨされた、その外側表面に複数の別個の
凹所を有し、且つ前記外側金具の内壁と該凹所とによっ
て別個のポケット部が画成される円環状の弾１生部材と
、（ｔｌ）該弾１生部材の外周面に固着され、前記外側
金具の内壁に接する、該弾性部材の各凹所にそ扛ぞれ対
しムして窓部が明けられた筒状の剛性部材と、（ｅ）該
剛性部材に設けらｆ″した、前記複数のポケット部を連
通せしめるための連通路と、（ｆ）前記別個のポケット
部に封入された所定の非圧縮性流体とを含むように、サ
スペンションブツシュを構成したことにある。
従って、かかる構成のブツシュにあっては、凹所を有す
る所定の弾性部材の外間面に剛性部材を固着、例えば加
硫接着せしめた状態において、こ汎を外側金具に対して
挿入（圧入）せしめｒＬは工＜、寸たシールも該剛性部
材と外側金具内壁面との間で効果的に為され得るので、
従来の如き弾性部材と外側金具との後接着の工程が全く
不要となり、以てその製作工程の著しい短縮を図り得る
のであり、また非圧縮性流体中において外側金具に７１
する剛性部材の圧入が可能となるために、ポケット部へ
の該流体の充填が該圧入操作と同時に為され得て、特別
の流体充填（注入）操作を採用する必要が全くなくなり
、これによってブツシュの組立乃至は組付作業性が著し
く改善さ汎、その量産性も可能となったのである。
る所定の弾性部材の外間面に剛性部材を固着、例えば加
硫接着せしめた状態において、こ汎を外側金具に対して
挿入（圧入）せしめｒＬは工＜、寸たシールも該剛性部
材と外側金具内壁面との間で効果的に為され得るので、
従来の如き弾性部材と外側金具との後接着の工程が全く
不要となり、以てその製作工程の著しい短縮を図り得る
のであり、また非圧縮性流体中において外側金具に７１
する剛性部材の圧入が可能となるために、ポケット部へ
の該流体の充填が該圧入操作と同時に為され得て、特別
の流体充填（注入）操作を採用する必要が全くなくなり
、これによってブツシュの組立乃至は組付作業性が著し
く改善さ汎、その量産性も可能となったのである。
また、複数のポケット部を連通せしめるための連通路を
剛性部材に設けたために、弾件部材内に連通路を設ける
従来例に比して、該ブツシュに加えられる外力によって
該連通路が変形させら扛る虞は全くないのであって、そ
れ数理通路が外力に関係なく常に一定の形状、一定の容
積を保持し得る大きな利点が生ずることとなるのである
。そして、このように、連通路内の流体の流動抵抗を左
右する連通路の形状が外力に対して一定であることから
、該ブツシュに求められる減衰性能が常時安定化される
のであり、更には連通路を任意の径に定めることによっ
て所望の流路抵抗を得て、振動に対する所望の減衰機能
を該ブツシュに付与し得ることとなるのである。
剛性部材に設けたために、弾件部材内に連通路を設ける
従来例に比して、該ブツシュに加えられる外力によって
該連通路が変形させら扛る虞は全くないのであって、そ
れ数理通路が外力に関係なく常に一定の形状、一定の容
積を保持し得る大きな利点が生ずることとなるのである
。そして、このように、連通路内の流体の流動抵抗を左
右する連通路の形状が外力に対して一定であることから
、該ブツシュに求められる減衰性能が常時安定化される
のであり、更には連通路を任意の径に定めることによっ
て所望の流路抵抗を得て、振動に対する所望の減衰機能
を該ブツシュに付与し得ることとなるのである。
さらに、加硫成形によって剛性部材と一体化された弾性
部材が該剛性部材を介して外側金具に圧入さ肛るもので
あるため、該弾性部材の変形が少なく、そバ故ポケット
部（流体充満部）の形状が一定となる効果を奏する他、
外側金具と剛性部材との間に確実な密接部が形成さｎる
念め、ポケット部の容積を大きく取り得る利点もあり、
更には弾性部材のバネ特性を変えることなく受圧面積を
大きく採ることが出来るために、ポケット部に充満され
た流体の洩れに対するシール効果も向上せしめ得るので
ある。
部材が該剛性部材を介して外側金具に圧入さ肛るもので
あるため、該弾性部材の変形が少なく、そバ故ポケット
部（流体充満部）の形状が一定となる効果を奏する他、
外側金具と剛性部材との間に確実な密接部が形成さｎる
念め、ポケット部の容積を大きく取り得る利点もあり、
更には弾性部材のバネ特性を変えることなく受圧面積を
大きく採ることが出来るために、ポケット部に充満され
た流体の洩れに対するシール効果も向上せしめ得るので
ある。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明することと
する。
明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明することと
する。
先ず、第１図及び第２図には、本発明に係るブツシュ構
造ヲ採用したサスペンションアーム端部のアームアイ部
分が示されているが、そこにおいて、ブツシュは、車体
やアクヌルハウジング等に固定さ几た一対のブラケット
に支承される枢軸が嵌挿せしめられる内筒金具１２と、
その外側に配置され九円環状の弾性部材たるゴムスリー
ブエ４と、該ゴムスリーブ１４の外周に加硫接着された
金属製の円筒体く剛性部材）１６と、該円筒体１６が圧
入せしめられる、サスペンションアーム１８の端部に固
定された、筒状の外側金具としてのアームアイ２０と、
該ゴムスリーブ１４の凹所２２とアームアイ２０にて画
成さｔ″Ｌタポケット部２部内４内填された所定の非圧
縮性流体２６とから構成されている。
造ヲ採用したサスペンションアーム端部のアームアイ部
分が示されているが、そこにおいて、ブツシュは、車体
やアクヌルハウジング等に固定さ几た一対のブラケット
に支承される枢軸が嵌挿せしめられる内筒金具１２と、
その外側に配置され九円環状の弾性部材たるゴムスリー
ブエ４と、該ゴムスリーブ１４の外周に加硫接着された
金属製の円筒体く剛性部材）１６と、該円筒体１６が圧
入せしめられる、サスペンションアーム１８の端部に固
定された、筒状の外側金具としてのアームアイ２０と、
該ゴムスリーブ１４の凹所２２とアームアイ２０にて画
成さｔ″Ｌタポケット部２部内４内填された所定の非圧
縮性流体２６とから構成されている。
より具体的には、第３図及び第４図に示される如く、ゴ
ムスリーブ１４はその外周面の対応する位置において周
方向に延びる対称的な二つの凹所２２．２２を有してい
る。また、円筒体１６は、該ゴムスリーブ１４の凹所２
２に対応する位置でそれよりはやや大きな形状において
明けられた二つの窓８０．８０ｆ有し、この窓３０によ
って凹所２２が外方に開口するようにされ、且つそれら
の凹所は円筒体１６内を貫通する連通孔（連通路）２８
によって連通せしめら九ている。また、窓３０に近接し
た円筒体１６の外周面にリング状の複数の突条８２が一
体的に形成されている。そして、このような内筒金具１
２、ゴムスリーブ１４及び円筒１杢１６からなるブツシ
ュ単体１０は、所定の金型内（て該内筒金具１２と円筒
体１６をセットして前記凹所２２の部分が欠肉されるよ
うに加硫成形せしめる同時加硫成形操作によって製造さ
れるため、ゴムスリーブ１４に内筒金具１２９円筒体１
６の何れに対しても固着されることとなる。なお、内筒
金具１２は、円筒体１６及びゴムヌｊＪ −ブ１４の同
時加硫成形操作の後に、圧入せしめられ、該ゴムスリー
ブ１４に対して予備圧縮を加えるようにすることも可能
である。
ムスリーブ１４はその外周面の対応する位置において周
方向に延びる対称的な二つの凹所２２．２２を有してい
る。また、円筒体１６は、該ゴムスリーブ１４の凹所２
２に対応する位置でそれよりはやや大きな形状において
明けられた二つの窓８０．８０ｆ有し、この窓３０によ
って凹所２２が外方に開口するようにされ、且つそれら
の凹所は円筒体１６内を貫通する連通孔（連通路）２８
によって連通せしめら九ている。また、窓３０に近接し
た円筒体１６の外周面にリング状の複数の突条８２が一
体的に形成されている。そして、このような内筒金具１
２、ゴムスリーブ１４及び円筒１杢１６からなるブツシ
ュ単体１０は、所定の金型内（て該内筒金具１２と円筒
体１６をセットして前記凹所２２の部分が欠肉されるよ
うに加硫成形せしめる同時加硫成形操作によって製造さ
れるため、ゴムスリーブ１４に内筒金具１２９円筒体１
６の何れに対しても固着されることとなる。なお、内筒
金具１２は、円筒体１６及びゴムヌｊＪ −ブ１４の同
時加硫成形操作の後に、圧入せしめられ、該ゴムスリー
ブ１４に対して予備圧縮を加えるようにすることも可能
である。
そして、このようなブツシュ単体１０が、水。
ポリアルキレングリコール、シリコーン油や低分子量重
合体などの非圧縮性流体２６中において、サスペンショ
ンアーム１８のアームアイ２０に対して圧入せしめられ
ることによって、該非圧縮性流体２６の凹所２２（ポケ
ット部２４）への充填面 と１時に第１図、第２図に示される構造のサヌペンショ
ンプッシュが完成されるのである。なお、ブツシュ単体
１０の外周の円筒体１６とアームアイ２０との間には、
適当々圧入代かも念されている。
合体などの非圧縮性流体２６中において、サスペンショ
ンアーム１８のアームアイ２０に対して圧入せしめられ
ることによって、該非圧縮性流体２６の凹所２２（ポケ
ット部２４）への充填面 と１時に第１図、第２図に示される構造のサヌペンショ
ンプッシュが完成されるのである。なお、ブツシュ単体
１０の外周の円筒体１６とアームアイ２０との間には、
適当々圧入代かも念されている。
従って、かくの如きブツシュ構造にあっては、外側部材
たるアームアイ２０とゴムスリーブ１４の凹所２２とで
画成されるポケット部２４への流体２６の充填操作が極
めて簡単且つ容易に行なわれ得るのであり、そ牡故従来
の如き注射針などによる流体注入操作が必要でないため
、ブツシュ組立乃至は組付作業性が著しく改善され、そ
の量産化も容易となったのであり、また注射針によるゴ
ムスリーブ１４に傷が付く等の問題も全く解消されるに
至ったのである。
たるアームアイ２０とゴムスリーブ１４の凹所２２とで
画成されるポケット部２４への流体２６の充填操作が極
めて簡単且つ容易に行なわれ得るのであり、そ牡故従来
の如き注射針などによる流体注入操作が必要でないため
、ブツシュ組立乃至は組付作業性が著しく改善され、そ
の量産化も容易となったのであり、また注射針によるゴ
ムスリーブ１４に傷が付く等の問題も全く解消されるに
至ったのである。
、また、２つのポケット部２４．２４を連通せしめるた
めの連通孔２８を剛性部材である円筒外１６内に貫通し
て設けたために、ブツシュ単体１０に如何様な外力が加
えられても、この外力によって連通孔２８が変形させら
れることは全くなく、従って連通孔２８は外力に関係な
く常に一定の形状を保つのである。この一定形状の連通
孔２８はこれを通過する流体の流動抵抗を一定とするた
めに、このブツシュ単体１０の振動に対する減衰性能が
安定化さ肛、更には連通孔２８の径を任意に定めること
によって振動に対する所望の減衰機能を該ブツシュ単体
１０に付与し得ることとなるのである。
めの連通孔２８を剛性部材である円筒外１６内に貫通し
て設けたために、ブツシュ単体１０に如何様な外力が加
えられても、この外力によって連通孔２８が変形させら
れることは全くなく、従って連通孔２８は外力に関係な
く常に一定の形状を保つのである。この一定形状の連通
孔２８はこれを通過する流体の流動抵抗を一定とするた
めに、このブツシュ単体１０の振動に対する減衰性能が
安定化さ肛、更には連通孔２８の径を任意に定めること
によって振動に対する所望の減衰機能を該ブツシュ単体
１０に付与し得ることとなるのである。
また、圧入せしめられた円筒体１６の外周面のリング状
突起８２部分（シール手段）とアームアイ２０内壁面と
の間でより強固な接触が保持されるので、ポケット部２
４に収容さｎた流体２６がそれらの間隙を通じて外部に
洩れ出すようなことも殆どなく、しかも剛性のある円筒
体１６の圧入によってアームアイ２０との間に確実な密
接部が形成さｎるために、ポケット部２４の容積を大き
くシ得る利点があり、且つゴムスリーブ１４のバネ特注
を変えることなく受圧面積を大きく採り得て、シール効
果も効果的に向上せしめ得るのである。
突起８２部分（シール手段）とアームアイ２０内壁面と
の間でより強固な接触が保持されるので、ポケット部２
４に収容さｎた流体２６がそれらの間隙を通じて外部に
洩れ出すようなことも殆どなく、しかも剛性のある円筒
体１６の圧入によってアームアイ２０との間に確実な密
接部が形成さｎるために、ポケット部２４の容積を大き
くシ得る利点があり、且つゴムスリーブ１４のバネ特注
を変えることなく受圧面積を大きく採り得て、シール効
果も効果的に向上せしめ得るのである。
さらに、円筒外１６の介在により１．ゴムスリーブ１４
とアームアイ２０との間の後接着工程が全く不要となり
、これによってブツシュ製作工程の簡略化が達成された
他、圧入に際してのゴムスリーブ１４の変形が抑制され
、以てポケット部２４の形状が一定となる効果もあり、
ま九変形にょる連通孔２８の孔径の変化乃至は閉塞の問
題も効果的に緩和されるに至ったのである。
とアームアイ２０との間の後接着工程が全く不要となり
、これによってブツシュ製作工程の簡略化が達成された
他、圧入に際してのゴムスリーブ１４の変形が抑制され
、以てポケット部２４の形状が一定となる効果もあり、
ま九変形にょる連通孔２８の孔径の変化乃至は閉塞の問
題も効果的に緩和されるに至ったのである。
なお、上述の実施例においては、円筒外１６を金属製と
したが、本発明は何等こ扛に限定されるものではなく、
連通孔２８の孔加工等を容易とするために、樹脂または
ＦＲＰとすることも可能である。また、連通孔２８を円
筒体１６内を貫通する屈曲した通孔としたのであるが、
これに代えて第５図の円筒体４０に示さ詐るように直線
的な円筒形の連通孔４２とすることも可能であり、更に
また第６図の円筒外５０に示されるように、円筒外５０
の外周面に開口する断面Ｕ字形、矩形等の凹溝５２であ
ってもよい。特に、この凹溝５２は外側金具（２０）の
内壁面との間で所定の連通路を形成するものであるが、
この上うな凹溝５２はその形成が容易である点において
大きな利点を有するものである。要するに、剛性部材で
ある円筒外に設けら、ｆ′ｌ−た、それぞｎのポケット
部を連通亡しめる連通路であ扛ば、何れも本発明におい
て採用さ扛得るものであり、更にはポケット部全形成す
る凹所２２も２個の場合のみに限定されるものではない
。
したが、本発明は何等こ扛に限定されるものではなく、
連通孔２８の孔加工等を容易とするために、樹脂または
ＦＲＰとすることも可能である。また、連通孔２８を円
筒体１６内を貫通する屈曲した通孔としたのであるが、
これに代えて第５図の円筒体４０に示さ詐るように直線
的な円筒形の連通孔４２とすることも可能であり、更に
また第６図の円筒外５０に示されるように、円筒外５０
の外周面に開口する断面Ｕ字形、矩形等の凹溝５２であ
ってもよい。特に、この凹溝５２は外側金具（２０）の
内壁面との間で所定の連通路を形成するものであるが、
この上うな凹溝５２はその形成が容易である点において
大きな利点を有するものである。要するに、剛性部材で
ある円筒外に設けら、ｆ′ｌ−た、それぞｎのポケット
部を連通亡しめる連通路であ扛ば、何れも本発明におい
て採用さ扛得るものであり、更にはポケット部全形成す
る凹所２２も２個の場合のみに限定されるものではない
。
さらに、前記実施例においては、ブツシュ重体１０はサ
スペンションアーム１８のアームアイ２０に圧入さ肛、
ブツシュを構成する。換言すれば外側金具がアームアイ
２０となる場合が示されているが、剛性のある金属製の
筒体を外側金具として用い、これに前記ブツシュ単体を
圧入せしめてブツシュを構成し、それを所定の懸架部材
に取り付けるようにすることも可能である。
スペンションアーム１８のアームアイ２０に圧入さ肛、
ブツシュを構成する。換言すれば外側金具がアームアイ
２０となる場合が示されているが、剛性のある金属製の
筒体を外側金具として用い、これに前記ブツシュ単体を
圧入せしめてブツシュを構成し、それを所定の懸架部材
に取り付けるようにすることも可能である。
さらにまた、アームアイ（外側金具）と円筒体く剛性部
材）との間のシール手段としても、別途に配されたゴム
シール等、各種のものを採用することができるのであり
、必ずしも前記突条３２の配役が必要とは限らないので
ある。
材）との間のシール手段としても、別途に配されたゴム
シール等、各種のものを採用することができるのであり
、必ずしも前記突条３２の配役が必要とは限らないので
ある。
その他、本発明には、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正等を加え
ることが可能である。
て当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正等を加え
ることが可能である。
第１図はサスペンションアームアイに具現された本発明
に係るブツシュの一例に示す断面図であり、第２図はそ
の左側面図、第３図はかかるブツシュの主構成体たるブ
ツシュ単体の断面図、第４図は第３図におけるＩＶ−Ｉ
Ｖ断面図である。 第５図は本発明の他の実施例に用いられる円筒体の斜視
図であり、第６図は更に他の実施例に用いられる円筒体
の斜視図である。 １０：ブツシュ単体 １２：内筒金具（内側金具）１４
：ゴムスリーブ（弾性部材） １６．４０，５０：円筒体（剛性部材）１８−サスペン
ションアーム ２０：アームアイ ２２：凹所 ２４：ポケット部 ２６：非圧縮性流体２８．４
２：連通孔（連通路） ３０：窓 ３２：突条 ５２：凹溝 出願人 トヨタ自動１：ｆ Ｔ：業株式会７１同
東海ゴム工業株式会社 第１図 第２図 第４図
に係るブツシュの一例に示す断面図であり、第２図はそ
の左側面図、第３図はかかるブツシュの主構成体たるブ
ツシュ単体の断面図、第４図は第３図におけるＩＶ−Ｉ
Ｖ断面図である。 第５図は本発明の他の実施例に用いられる円筒体の斜視
図であり、第６図は更に他の実施例に用いられる円筒体
の斜視図である。 １０：ブツシュ単体 １２：内筒金具（内側金具）１４
：ゴムスリーブ（弾性部材） １６．４０，５０：円筒体（剛性部材）１８−サスペン
ションアーム ２０：アームアイ ２２：凹所 ２４：ポケット部 ２６：非圧縮性流体２８．４
２：連通孔（連通路） ３０：窓 ３２：突条 ５２：凹溝 出願人 トヨタ自動１：ｆ Ｔ：業株式会７１同
東海ゴム工業株式会社 第１図 第２図 第４図
Claims (3)
- （１）所定の部材に支承される枢軸が嵌挿せしめられる
筒状の内側金具と、 杉内側金具から半径方向外方に離隔され、その周りに同
心的に位置せしめられた筒状の外側金具と、 該内側金具と該外側金具との間に配置さ扛た、その外側
表面に複数の別個の凹所を有し、且つ前記外側金具の内
壁と該凹所とによって別個のポケット部が画成される円
環状の弾性部材と、該弾性部材の外周面に固着され、前
記外側金具の内壁に接する、該弾性部材の各凹所にそれ
ぞれ対応して窓部が明けられた筒状の剛性部材と、 該剛性部材に設けられた、前記複数のポケット部を連通
せしめるための連通路と、 前記別個のポケット部に封入された所定の非圧縮性流体
とを、 含ムことを特徴とするサスペンションブツシュ構造。 - （２） 前記剛性部材と前記外側金具との間に位置し
て、そ肛らの間を通じて前記ポケット部に封入さｆた流
体が洩ルるのを防止するためのシール手段が設けら几て
いる特許請求の範囲第１項記載のサヌペンションプッシ
ュ構１ｕ 。 - （３）前記外側金具が、車両懸架裂開における懸架部材
の端部に固着された筒状部材である特許請求の範囲第１
項または第２項記載のナスペンションブツシュ構】告。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5436982A JPS58170611A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5436982A JPS58170611A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58170611A true JPS58170611A (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=12968741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5436982A Pending JPS58170611A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58170611A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62143515U (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | ||
| FR2601740A1 (fr) * | 1986-07-16 | 1988-01-22 | Tokai Rubber Ind Ltd | Manchonnage elastique a remplissage de fluide |
| EP0285696A2 (de) * | 1987-04-04 | 1988-10-12 | Firma Carl Freudenberg | Hülsengummifeder |
| FR2626640A1 (fr) * | 1988-01-28 | 1989-08-04 | Hutchinson | Perfectionnements apportes aux manchons de support antivibratoires hydrauliques |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164242A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-17 | Bridgestone Corp | Elastic bush and manufacture thereof |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5436982A patent/JPS58170611A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164242A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-17 | Bridgestone Corp | Elastic bush and manufacture thereof |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62143515U (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | ||
| FR2601740A1 (fr) * | 1986-07-16 | 1988-01-22 | Tokai Rubber Ind Ltd | Manchonnage elastique a remplissage de fluide |
| EP0285696A2 (de) * | 1987-04-04 | 1988-10-12 | Firma Carl Freudenberg | Hülsengummifeder |
| FR2626640A1 (fr) * | 1988-01-28 | 1989-08-04 | Hutchinson | Perfectionnements apportes aux manchons de support antivibratoires hydrauliques |
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