JPS58164619A - ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法 - Google Patents
ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS58164619A JPS58164619A JP57048423A JP4842382A JPS58164619A JP S58164619 A JPS58164619 A JP S58164619A JP 57048423 A JP57048423 A JP 57048423A JP 4842382 A JP4842382 A JP 4842382A JP S58164619 A JPS58164619 A JP S58164619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- polymer
- dichloride
- lower alkyl
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二塩化窒化燐を開環重合して、直鎖状のポリジ
クロロホスファゼンの製造方法に係るものである。更に
詳しくは、環状二塩化窒化燐の開環重合に際し、重合触
媒として有機硫黄化合物を使用することに関するもので
ある。
クロロホスファゼンの製造方法に係るものである。更に
詳しくは、環状二塩化窒化燐の開環重合に際し、重合触
媒として有機硫黄化合物を使用することに関するもので
ある。
−従来、環状二塩化窒化燐の重合には、TiCj!3゜
Affi(Fit)3 、 AffiCQ3(Et)3
、 AICQ(Et)2 、 AI!(Kt)2(O
Et) 、 AQH(But)2などのルイス酸を用い
る方法が採られていた。これら触媒は水に不安定である
ので取扱いに注意を要すること、水による分解で純度低
下を起こし、ひいては高分子量のポリジクロロホスファ
ゼン直鎖状ポリマーが得られ難い原因ともなる。
Affi(Fit)3 、 AffiCQ3(Et)3
、 AICQ(Et)2 、 AI!(Kt)2(O
Et) 、 AQH(But)2などのルイス酸を用い
る方法が採られていた。これら触媒は水に不安定である
ので取扱いに注意を要すること、水による分解で純度低
下を起こし、ひいては高分子量のポリジクロロホスファ
ゼン直鎖状ポリマーが得られ難い原因ともなる。
本発明者は、種々研究を重ねた結果、重合触媒として有
機硫黄化合物を使用することによって、高分子量のポリ
ジクロロホスファゼン直鎖状ポリマーが得られることを
見い出し本発明をなすに至ったものである。
機硫黄化合物を使用することによって、高分子量のポリ
ジクロロホスファゼン直鎖状ポリマーが得られることを
見い出し本発明をなすに至ったものである。
本発明において使用される有機硫黄化合物は入手容易な
ものであって、次の化学構造を有するもの〔式中R1*
R2は低級アルキル基または、R1+R2は窒素原子
を含んで異項環を示す〕または 〔式中R1+ R2は同一または異なりで低級アルキル
基、フェニール基、Mは一価又は二価の金属、nは1ま
たは2を示す〕 などチオカーバメート化合物類である。更に具体的には
、テトラメチルチュウラムジスルフィド、テトラエチル
チュウラムジスルフィド、テトラプロビルチュウラムジ
スルフィド、テトラプチルチュウラムジスルフィド、ソ
ジュウムジメチルジチオカーバメート、ソジュウムジエ
チルジチオカーバメート、ソジュウムプロビルジチオカ
ーバメート、ソジュウムジブチルジチオカーパメート、
ジンクジメチルジチオカーバメート、ジンクジエチルジ
チオカーバメート、ジンクジプチルジチオカーバメート
、カッパージメチルジチオカーバメート、フェリックジ
メチルジチイカーバメート、加えて、ピベリジンペンタ
メチレンジチオヵーパメ一ト・ジ′り2−メルカプト:
m、 7ゾチアゾV−)、2−メルカプトベンゾチアY
−ルシクロヨキシルアミン塩、2−(4−モルホリノジ
チオ)ベンゾチアゾール、ピペリジンペンタメチレンジ
チオカーバメート、ピペコリン、ピベコリルジチオヵー
バメート、ジンクエチルフェニルジチオカーバメートな
どが挙げられる。触媒の使用量は原料の0.1〜5%、
好しくは0.5〜3%である。
ものであって、次の化学構造を有するもの〔式中R1*
R2は低級アルキル基または、R1+R2は窒素原子
を含んで異項環を示す〕または 〔式中R1+ R2は同一または異なりで低級アルキル
基、フェニール基、Mは一価又は二価の金属、nは1ま
たは2を示す〕 などチオカーバメート化合物類である。更に具体的には
、テトラメチルチュウラムジスルフィド、テトラエチル
チュウラムジスルフィド、テトラプロビルチュウラムジ
スルフィド、テトラプチルチュウラムジスルフィド、ソ
ジュウムジメチルジチオカーバメート、ソジュウムジエ
チルジチオカーバメート、ソジュウムプロビルジチオカ
ーバメート、ソジュウムジブチルジチオカーパメート、
ジンクジメチルジチオカーバメート、ジンクジエチルジ
チオカーバメート、ジンクジプチルジチオカーバメート
、カッパージメチルジチオカーバメート、フェリックジ
メチルジチイカーバメート、加えて、ピベリジンペンタ
メチレンジチオヵーパメ一ト・ジ′り2−メルカプト:
m、 7ゾチアゾV−)、2−メルカプトベンゾチアY
−ルシクロヨキシルアミン塩、2−(4−モルホリノジ
チオ)ベンゾチアゾール、ピペリジンペンタメチレンジ
チオカーバメート、ピペコリン、ピベコリルジチオヵー
バメート、ジンクエチルフェニルジチオカーバメートな
どが挙げられる。触媒の使用量は原料の0.1〜5%、
好しくは0.5〜3%である。
重合に際し用いられる溶媒としてはジクロルベンゼン、
ジブロムベンゼンなどハロゲン置換芳香族炭化水素、ニ
トロベンゼン、クロルニトロベンゼンなどの芳香族ニト
ロ化合物、1,1,2.2テトラクロルエタン、テトラ
クロルエチレンなどのハロゲン置換脂肪族炭化水素、ニ
トロエタン、ニトロプロパンなど脂肪族ニトロ化合物な
どが挙げられるがこれに限定されるものではない。重合
温度は190℃前後が好ましい。溶媒の沸点が低い場合
は加圧に行なうとよい。
ジブロムベンゼンなどハロゲン置換芳香族炭化水素、ニ
トロベンゼン、クロルニトロベンゼンなどの芳香族ニト
ロ化合物、1,1,2.2テトラクロルエタン、テトラ
クロルエチレンなどのハロゲン置換脂肪族炭化水素、ニ
トロエタン、ニトロプロパンなど脂肪族ニトロ化合物な
どが挙げられるがこれに限定されるものではない。重合
温度は190℃前後が好ましい。溶媒の沸点が低い場合
は加圧に行なうとよい。
本発明方法によれば、重合収率が高いうえ重合残渣が出
発物質である二塩化窒化燐として回収されるので再度出
発物□、質として使用できる利点がある11111”
’ 。また溶液重合で”ごあるので、重合溶液にポリジク1
1゜ ロワホスファゼン直鎖状ポリマーの塩素原子を置換する
求核試薬を加え置換反応を継けることができることも利
点の一つとして加えられよう。
発物質である二塩化窒化燐として回収されるので再度出
発物□、質として使用できる利点がある11111”
’ 。また溶液重合で”ごあるので、重合溶液にポリジク1
1゜ ロワホスファゼン直鎖状ポリマーの塩素原子を置換する
求核試薬を加え置換反応を継けることができることも利
点の一つとして加えられよう。
かくして得られた高重合度のポリジクロロホヌファゼン
直鎖状ポリマーは各種求核試薬との反応によって、塩素
原子の置換を受け、耐熱性、難燃性乃至は不燃性材料と
して産業用に使用されるものである。
直鎖状ポリマーは各種求核試薬との反応によって、塩素
原子の置換を受け、耐熱性、難燃性乃至は不燃性材料と
して産業用に使用されるものである。
以下、更に具体的に本発明を説明するために実施例を記
述する。
述する。
実施例 に
塩化窒化燐((NPCQ2)a) 59、テトラプロピ
ルチュウラムジヌルフィド0.1!、0−ジクロロベン
ゼン5tを三径フラスコに入れN2置換をしたのち、N
2気流下で190℃に加熱して24時間反応した。冷却
後n−へブタン中に滴下して、未反応(Npcj!2)
a +オリゴマー、直鎖状ポリマーに分離した。直鎖状
ポリマーは直ちにアニリンと反応させて安定化した。
ルチュウラムジヌルフィド0.1!、0−ジクロロベン
ゼン5tを三径フラスコに入れN2置換をしたのち、N
2気流下で190℃に加熱して24時間反応した。冷却
後n−へブタン中に滴下して、未反応(Npcj!2)
a +オリゴマー、直鎖状ポリマーに分離した。直鎖状
ポリマーは直ちにアニリンと反応させて安定化した。
直鎖状ポリマーを47%(重量平均分子量148000
、数平均分子量25000、分散度5.7)を得た。
、数平均分子量25000、分散度5.7)を得た。
残り51%は未反応原料としそ回収した。
実施例2〜7
実施例1に倣って、各種触媒を用い重合した。結果は次
の通りであった。
の通りであった。
Claims (1)
- !、二塩化窒化燐を開環重合して、ポリジクロロホスフ
ァゼン直鎖状ポリマー溶液を得るに際し、重合触媒とし
て有機硫黄化合物を使用することを特徴とするポリジク
ロロホスファゼン直鎖状ポリマーの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57048423A JPS58164619A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57048423A JPS58164619A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164619A true JPS58164619A (ja) | 1983-09-29 |
JPH037602B2 JPH037602B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=12802915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57048423A Granted JPS58164619A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164619A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511600A (en) * | 1974-05-28 | 1976-01-08 | Horizons Research Inc | Kayoseihori * jikuroruhosufuazen * jugotaino seizohoho |
JPS55136107A (en) * | 1979-03-19 | 1980-10-23 | Akzo Nv | Preparation of phosphagen polymer |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP57048423A patent/JPS58164619A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511600A (en) * | 1974-05-28 | 1976-01-08 | Horizons Research Inc | Kayoseihori * jikuroruhosufuazen * jugotaino seizohoho |
JPS55136107A (en) * | 1979-03-19 | 1980-10-23 | Akzo Nv | Preparation of phosphagen polymer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037602B2 (ja) | 1991-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU503527A3 (ru) | Способ получени галоидангидридов кислот фосфора | |
US4946938A (en) | A process for the catalytic synthesis of polyphosphazenes | |
JPS58162563A (ja) | イソシアネ−ト類の製造方法 | |
US3344161A (en) | Polymeric silthian compounds | |
JPS5819604B2 (ja) | ホスフアゼンオリゴマ−の製造法 | |
JPS6113466B2 (ja) | ||
JPS58164619A (ja) | ポリジクロロホスフアゼン直鎖ポリマ−の製造方法 | |
EP0590539B1 (en) | Processes for producing tetrathiafulvalene derivatives and their precursors | |
JP4659948B2 (ja) | テトラキス(ピロリジノ/ピペリジノ)ホスホニウム塩を含んでなる混合物 | |
US3297749A (en) | Process for the production of substituted borazoles | |
JPS594423B2 (ja) | ニヨウソユウドウタイノセイホウ | |
US2496091A (en) | Method for the preparation of phenyl chloroformate | |
JP3748687B2 (ja) | アミノトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムクロリドの製造方法 | |
US3211753A (en) | Preparation of diphenylphosphinous azide | |
JPS5839151B2 (ja) | 脂肪族イソシアネ−トの製法 | |
JPH10504827A (ja) | 五置換グアニジンの新規合成方法 | |
JPS5850924B2 (ja) | 環状ホスホニトリルクロライドオリゴマ−の製造方法 | |
JPH04185642A (ja) | ポリシランの製造方法 | |
USRE23399E (en) | Unsaturated halogen-containing | |
US3277170A (en) | Preparation of diphenylphosphinous azide and polymers derived therefrom | |
JP2680906B2 (ja) | N‐クロロチオ‐スルホンアミドの合成法 | |
SU512701A3 (ru) | Способ получени пирролидинил-карбоксанилидов | |
JPS62843B2 (ja) | ||
JPS5777012A (en) | Manufacture of cyclic phosphonitrile chloride oligomer | |
SU1698248A1 (ru) | Способ получени 9-Н-9-хлор-1,10-антрацендионона |