JPS58161214A - 電力ケ−ブル - Google Patents

電力ケ−ブル

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Publication number
JPS58161214A
JPS58161214A JP4292882A JP4292882A JPS58161214A JP S58161214 A JPS58161214 A JP S58161214A JP 4292882 A JP4292882 A JP 4292882A JP 4292882 A JP4292882 A JP 4292882A JP S58161214 A JPS58161214 A JP S58161214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
insulating layer
plastic
layer
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4292882A
Other languages
English (en)
Inventor
正一 長谷川
道雄 高岡
小野 幹幸
昭太郎 吉田
加治 功
敬一郎 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP4292882A priority Critical patent/JPS58161214A/ja
Publication of JPS58161214A publication Critical patent/JPS58161214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電カケープル特にプラスチックテープ巻OFケ
ーブルとプラスチック押出被覆室カケープルとを組合せ
た新規な構造の電カケープルに関するものである。
近来送tK圧の上昇に伴なって、電カケープルの絶縁構
成についても種々の研究がなされているが、主として絶
縁紙テープとポリエチレンもしくはポリプロピレンの如
きポリオレフィンテープとを貼合せてラミネート構造に
したもの或はクラフト紙中にポリオレフィン繊維を混抄
した混抄紙などが追求されていA現状で、通常の電力ケ
ープ抄紙を絶縁体とする場合に、ε−2,8、tanδ
チ= 0.08 ’(r得るにはプラスチック分率が4
0係を越え、これらが常に油浸状態におかれるので、油
によるプラスチックの膨潤、溶解或は油通路の確保など
山積した問題を解決することは殆んど不可能である。又
、製造の点から考えても原料の段階から考えなければな
らないのでコスト高になることは避けられないものであ
る。
更にプラスチック例えばXLPEの如く押出絶縁だけで
は厚肉絶縁の絶縁信頼性の問題、製造技術の問題、負荷
時の絶縁体の膨張対策など山積した問題が6C127s
Kv以上のケーブルの実用化は非常に困難である。
本発明は上述の如き実情に鑑み、比較的簡単な構成即ち
プラスチックテープ巻OFケーブルとプラスチック押出
被覆室カケープルの2つの特徴を肴利に組合せた利用範
囲の広い電カケープルを提供するものである。
次に図面を参照しつ\本発明を説明する。
第1図は本発明の第1の例で、導体1の上に導電性プラ
スチックの押出被覆による内部半導電層2とポリエチレ
ンの如きプラスチックの押出被覆絶縁層3が設けられる
。これらのプラスチックの押出被覆層は2層間時押出に
より構成することができ、又、必要によりプラスチック
を架橋処理するものである。このような押出被覆絶縁層
3の外部にはプラスチックテープ巻油浸絶縁層4が設け
られ、外部遮蔽層5t−施した後、内面を油通路とした
金属シース6が設けられその外側にポリクロロプレンも
しくは塩化ビニル樹脂等の外部保護被覆7が設けられて
いる。又、絶縁油にはシリコン油の如きプラスチックを
膨潤しないものが金属シース内部の油通路より加圧され
る。
第2図は他の実施例で、導体1の上に導電性プラスチッ
クの押出被覆による内部半導電層2と、ポリエチレンの
如き油溶性のプラスチックの押出被覆絶縁層3とが設け
られ、その外部に四弗化エチレン樹脂もしくはポリプロ
ピレン樹脂の如き耐油性プラスチック押出被覆層8を拙
速断層として設け、更にその外側に四弗化エチレン樹脂
の如き耐油性プラスチックのテープ巻絶縁層4にドデシ
ルベンゼンの如き炭化水素系の無極性油を含浸し、更に
外部遮蔽層5、内面に油通路を設けた金属シース6及び
ポリクロロプレン或は塩化ビニル樹脂の如き保護被覆7
が設けられている。又、金属シース内部の油通路からは
絶縁油が加圧される。
これらに於てプラスチックの押出被覆絶縁層及びプラス
チックのテープ巻絶縁層に使用されるプラスチックとし
てはポリエチレン、ポリゾロピレン、ポリペンテン、四
弗化エチレン樹脂等の電気特性の優れたものを用い、ポ
リエチレン押出被覆絶縁層は必要に応じ架橋される。
第3図は中心に油通路を有する導体1の上にカーゼン紙
、金属化紙の如き内部半導電層2を設け、その上に四弗
化エチレン樹脂又はポリプロピレン又はポリペンテンの
如き耐油性プラスチックのテープ巻層4を設けてこれに
ドデシルベンゼンの如き無極性絶縁油を含浸し、その外
部に前記同様の耐油性樹脂の押出被覆絶縁層3を設け、
その外側に遮蔽層5と金属シース6、防食層7を順次設
けて、導体内部の油通路より前記絶縁油上加圧した電カ
ケープルである。
第1図、第3図に於てはシリコン油の如きプラスチック
全溶解し難い絶縁油全円いることによシブラスチックと
してたとえポリエチレンを用いる場合でも絶縁層全溶解
するおそれがないが、ドデシルベンゼンの如き無極性の
絶縁油を用いるときは、プラスチックテープは勿論押出
被覆によるプラスチックもそのままではポリエチレンの
如キ無極性絶縁体を溶解するので、第2図に示す如く。
中間に拙速断効果のある四弗化エチレン樹脂の如き耐油
性プラスチックを押出被覆しなければならない。なお第
3図の構成とは逆に押出被覆層を外部側に、テープ巻層
を内部側にすることは他の変形例として容易に理解され
るであろう。
本発明による特長的な効果は第1図或は第2図の如く、
プラスチックの押出被覆による絶縁層を内層とし、油浸
プラスチックテープ巻絶縁層を外層とする場合にはたと
え、前者t′如何に劣化しても最低限の絶縁耐力を保持
することができる。
又、超高圧(厚肉)用架橋ポリエチレン電カケープルで
は未だ安定性に欠けるが、本発明では内部絶縁層(中肉
)を既に製造技術の確立した77KV〜154KV級の
架橋ポリエチレン電カケープル技術を応用して製造でき
るので、その低誘電率、低誘電損特性を活用するもので
ある。更に又、本発明では外側絶縁層にプラスチックの
テープ巻油浸絶縁層を構成しているので油圧により0■
ケーブルの電気特性の向上が見込まれる。又、押出被覆
絶縁層のみによって全絶縁を構成しているケーブルに比
べ熱膨張量が低減され、熱機械特性が改善される。
又1本発明では上記実施例の如く、油浸絶縁層部分もプ
ラスチックテープ巻層で構成されているので、半合成紙
によるテープ巻絶縁層の場合よシもε、 tanδの低
下が一層大きくなる可能性含有し、更に父、半合成紙を
使用したケーブルに比べ、プラスチックテープであるた
めに乾燥時間が短かく、シかもテープ材料が肩側である
という利点がある。
又、ケーブルの製造上から見ても、通常の材料を使用し
、しかもほぼ従来技術を組合せて製造することが可能で
、ケーブル接続作業も容易である。
又、第3図の如く、油浸プラスチックテープ巻絶縁層全
内層とし、押出被覆絶縁層を外層とする電カケープルに
あっては、押出被覆層が如何に劣化しても油浸テープ巻
絶縁層によって最低限の絶縁耐力全保証され、又、超高
圧(厚肉)架橋ポリエチレンでは安定性にかけるものの
、製造技術の確立した77KV〜154 KV級の架橋
ポリエチレンケーブル代技術をそのまま応用し得るので
低誘電率、低誇電損特性會活用することかで′e!、油
圧全かけているので押出被覆部分を含めてケーブルの電
気特性は単なる押出被覆のみによる電カケープルよりも
一層向上するものとなり、更に油浸テープ巻絶縁層が併
用されているので押出被覆のみで絶縁されたケーブルよ
り熱膨張量が低減され、熱機械的特性が改善され、従来
の架橋ポリエチレンケーブルのように内溝不整による破
壊がなくなり、更に従来技術によシ内部油冷が可能とな
夛、油浸半合成紙テープ絶縁層からなるケーブルに比べ
絶縁層中にプラスチックを使用しセルロース成分がない
のでε、 tanδの低下が可能となシ、更に半合成紙
テープの如く特殊材料は用いていないのでケーブルにコ
ス)k低減するととに絶縁層の乾燥時間も短縮し得る効
果がある。
ここに本発明による電カケープルと従来の架橋ポリエチ
レン電カケープル(OVケーブル)、及び紙絶縁OFケ
ーブルの比較試験をした結果を示せば次の通ルである。
但し、ケーブルは導体断面積2000mm” 、275
KV電カケ−プルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一夾施例會示す横断面図、第2図は他
の一夾施例會示す横断面図、第3図は更に他の実施例を
示す横断面図である。 1・・・導体、2・・・内部半導電層、3・・・プラス
チックの押出被覆絶縁層、4・・・プラスチックのテー
プ巻絶縁層、5・・・外部遮蔽層、6・・・金属シース
、7・・・保腸被覆、8・・・耐油性プラスチック押出
被覆層 特許出願人  藤倉電線株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体の外部にプラスチックの押出被覆絶縁層とプ
    ラスチックテープ巻油浸絶縁層とからなる絶縁層が設け
    られ、導体内部もしくは金属シース内面の油通路よシ油
    浸絶縁層に絶縁油の油圧を加えるようにしてなることを
    特徴とする電カケープル
  2. (2)押出被覆絶縁層及びテープ巻油浸絶縁層を構成す
    るプラスチックとして耐油性プラスチック?用い、絶縁
    油として炭化水素系絶縁油を用いたtPf許請求の範囲
    第1項記載の電カケープル(3)導体の外部に油浴性の
    プラスチックの押出被覆絶縁層と耐油性プラスチックテ
    ープ巻油浸絶縁層と、両者の間の耐油性プラスチックか
    らなる油遮断層とが設けられ、導体内部もしくは金属シ
    ース内面の油通路よシ油浸絶縁層に絶縁油の油圧を加え
    るようにしてなることを特徴とする電カケープル。
JP4292882A 1982-03-19 1982-03-19 電力ケ−ブル Pending JPS58161214A (ja)

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JP4292882A JPS58161214A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電力ケ−ブル

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JP4292882A JPS58161214A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電力ケ−ブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58161214A true JPS58161214A (ja) 1983-09-24

Family

ID=12649677

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4292882A Pending JPS58161214A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電力ケ−ブル

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JP (1) JPS58161214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658525U (ja) * 1993-01-18 1994-08-12 矢崎総業株式会社 ビニル絶縁ビニルシースケーブル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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