JPS58156506A - 塩酸の精製法 - Google Patents

塩酸の精製法

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JPS58156506A
JPS58156506A JP57073494A JP7349482A JPS58156506A JP S58156506 A JPS58156506 A JP S58156506A JP 57073494 A JP57073494 A JP 57073494A JP 7349482 A JP7349482 A JP 7349482A JP S58156506 A JPS58156506 A JP S58156506A
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JP
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hydrochloric acid
stripping
column
stripper
hcl
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JP57073494A
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Inventor
ゲルハルト・シユテイツケン
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Huels AG
Original Assignee
Chemische Werke Huels AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/01Chlorine; Hydrogen chloride
    • C01B7/07Purification ; Separation
    • C01B7/0706Purification ; Separation of hydrogen chloride
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/902Materials removed
    • Y10S210/908Organic

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大規模に工業的に実施される有機化学の塩素化プロセス
は、大量のHClガスを生ずる。それは、塩素化生成物
ならびに場合によシなお存在する出発物質の後処理の過
程で分離され、そして一般に適当な後の使用に供される
そのような塩素化生成物流からのHClガスの除去は、
一般に、共沸成分の、つまり約20重量%の塩酸による
吸収によってたとえば30重量%の塩酸を形成すること
により行い、3これから続いて蒸留によ!り HClガ
スを完全に回収することができる。低温凝縮によるHC
JとたとえばC1塩素化炭化水素の分離後の、非水性媒
体(たとえばクロロホルム)へのHClの吸収は、明ら
かにあまり普及していない(Ullmanns Enc
yklopadie der technischen
 Chemie。
第4版、1975、第9巻、409ページ以降参照)。
吸収液として水を用いる場合、共沸に達するまでに消費
されたHCl成分は、蒸留によって回収することができ
ない。従って水は、共沸成分の又はそれ以下の塩酸の需
要がある場合にのみ吸収液として用いられる。
共沸組成の塩酸又は水へのHClの吸収の場合、塩素化
プロセスで形成された生成物ならびに場合によりなお存
在する出発生成物が溶液平衡に対応する量で、用いられ
た水性塩酸中に溶解する。この不純物は一般に、塩酸を
用いる際に邪魔であシ、特にたとえば30重量%で生じ
る塩酸から沸騰によ!り HClガスを再び遊離させ、
そして、場合によシ乾燥した後に、他の場所で用いなけ
ればならない場合にそうである。その時、不純物はほと
んど専らHC71!ガス中に存在する。しかし、たとえ
ば発電所設備における水の調整のために用いられる塩酸
水溶液は、一定割合以下の不純物量でなければならず、
また実際にDIN19610などによれば有機塩素化合
物は、11当シ最高20mgの有機結合塩素量でなけれ
ばならない。
そのような場合、塩酸水溶液は、それに溶解した塩素化
生成物及び場合によシなお存在する出発物質を除去され
なければならない。
これは、塩酸水溶液に僅かしか溶解しない適当な抽出剤
を用いる抽出によるか、又はストリッピングすなわち担
体ガスによる追い出しにょシ行われることができる。
後述する本発明方法は、後者の方法すなわちHClガス
によるストリッピングによる塩酸水溶液の精製に関する
;特にそれは共沸組成以上の塩酸(約20重量%よシ大
きいHe/含量)に関連し、それから潜在的に遊離可能
なHClガスの一部を蒸留により遊離し、そしてストリ
ッピングガスとして用いることができる。塩酸水溶液の
公知の蒸気圧値に対応して(A、 Schmidt、 
Chem、 Ing、 Tech、 25(195j)
455ページ以降)、このHC/ストリッピングガスは
少量の水蒸気を含む。
本発明の場合、塩酸の精製は具体的にはC塩素化炭化水
素の除去に関する。
従来技術によれば、共沸組成以上の塩酸水溶液をHC/
ガスでストリッピングするための二つの方法が知られて
いる;両者において、塩酸水溶液の沸騰によるストリッ
ピングガスは、潜在的に回収しうるHClガス量の一部
として蒸留的に遊離される:しかしどちらの場合にも、
C1塩素化炭化水素の除去は記載されていない。すなわ
ち両者の目的は、ストリッパーの塔頂抜出し物の有利な
処理(後処理)を見い出すことである。
ヘキスト社は、これをス) IJツバ−の塔頂流出物の
沸騰水への吸収に見い出した。その際、HClの損失は
起らず、かつ追い出された不純物は完全に回収されなけ
ればならない。もちろんヘキスト社のこの方法は、特に
制御技術的に複雑であり、工業的実現は困難である(C
hem、 Ing。
Techn、35(1963)、 262ページ以降)
日本国特許出願公告66154049によれば、高濃度
塩酸のストリッピング(溶解した塩素化炭化水素の除去
のための)は、慣用の蒸留塔(第一塔と云う)の上方に
第二の塔を備える場合に有利に行われる。精製されるべ
き塩酸は、上方の塔の塔頂に供給され、下方の塔から来
てやはり上方の塔の塔頂に供給されるガス流と同じ方向
で上方の塔を流過する。
上方の塔の底から、HCl−不純物−ガス流が抜き出さ
れる。これは不純物のだめの出口であり、その行方につ
いては記載がない。液状の塩酸は、はとんど沸騰温度で
上方の塔の底から下方の塔の塔頂へ流れ、そこで溜りの
沸騰による本来のストリッピングが起る。なぜこの配置
が特に有利であるかは、とにかく明白ではない。
従来のいくつかの研究は、塩酸水溶液からC1塩素化炭
化水素を、HClガスを用いるストリッピングによシ除
去することは著しく困難であることを示している。言及
した従来技術は、C1塩素化炭化水素の意図的除去を教
示しないことが特命である。前述した困難性は特に、高
められた圧力下でストリッピングを行うとき、高濃度塩
化水素の濃度が高い時に明白になる。三つの総ての場合
は、経済的思慮と関連して重要である。
このような事情下で、望む最小の不純物濃度(たとえば
10重量ppmの)を得るために必要なHClストリシ
ピングガス量は急激に大きくなる故に、それはもはや経
済的に実施できない。
この事情の効果が、後述する一連の実験の結果と関係す
る; lQXIQmmの13erlサドルを充填した、25m
m直径、及び1600mmの充填層高さを持つガラス製
の蒸留塔に、1バールの圧力で30重量%の塩酸12k
g/hを供給する。供給は塔頂で行う。供給温度は50
℃である。ス) IJツバ−の塔底部シは、恒温種油を
供給される熱交換器によシ沸騰温度(91〜92℃)に
保たれる。ス) IJッピングされた塩酸は、ストリッ
パーの塔底から抜き出される。
流入される塩酸中の不純物の濃度は、lll当布有機結
合れた塩素1200mgである。不純物はCH3Cl:
CH2Cl22 :CHCl3 :CCA! 4の重量
比1:3:1:0.03よりなる。
流出する塩酸中の不純物の濃度を11当シ有機結合され
た塩素10mgにするために、塩酸水溶液の形でスtl
ツバ−に供給されたHCJ量の0.3%がづ ストリッ
ピングガスとして塔頂から抜き出されなければならない
次に塔頂の圧力は、1バールから4バール(絶対圧)へ
高められ、これによシストリッパ−の溜り中に流出して
くる塩酸水溶液の沸点は、130℃に高められる。この
条件下でス) IJッピングされた塩酸中の不純物の残
留濃度を11当シ有機結合された塩素10mgに調製す
るために、ストリッパーに供給された全HCI量の1.
6〜1.7%がス) IJツビングガスとして塔頂から
出されなければならない。これは、常圧ストリッピング
に比べて5〜6倍である。
4バール(絶対圧)で流入する塩酸のMCI濃度を30
から35重量%へ高めるなら、下記の結果が得られる: ll当、i>10mgの有機結合の塩素に相当する、ス
トリッピングされた塩酸中の不純物残留濃度を得るため
に、ストリッパーに供給される総HC7量の10〜12
%がストリッピングガスとして塔頂から取られる。これ
は、4バール(絶対圧)でストリッピングされる30重
量%の塩酸に比べて6〜7倍の量である。
最後に、従来法の後述する例において必要とされるスト
リッピングガス量に対する不純物濃度の影響を明らかに
する: 200mmの直径及び3000mmの充填層高さのガラ
スからなる、25X25mmのラシヒリングを充填され
た蒸留塔に、1バール(絶対圧)で35重量°%塩酸を
425kg/hで供給する。供給は塔頂で行う。供給温
度は20℃である。ストリッパーの塔底部シは沸騰温度
(約65℃)の蒸気を保持する。ストリッピングされた
塩酸は、ストリッパーの塔底から取出される。流入され
る塩酸中の不純物の濃度は、11当り有機結合塩素17
00mgである。上述のようにココテ不純物は、CH3
Cl:CH2Cl2:CHCl3及び:CCl4の重量
比=1:3:1:0.03である。流出する塩酸中の不
純物濃度を11当り有機結合塩素20mgにするために
、塩酸水溶液の形でス) IJツバ−に供給されたHC
l量の0.3〜0,4%が塔頂からス) IJッピング
ガスとして抜き出されなければならない。
流入する腐酸中の不純物濃度を11当シ有機結合塩素5
000mgに高めると、11当り有機結合塩素20mg
という上述の不純物残留濃度を得るために、塩酸水麹液
の形でス) IJツバ−に供給されたHCl量の約4.
8%がストリッピングガスとして必要になシ、これは上
述の10〜15倍の量である。
従来知られている方法で達成できる結果に関連して、高
められた圧力の使用の場合にも、不純物を多く含む高濃
度塩酸の場合に好結果のストリッピングが可能であると
ころの精製方法を創作することが、課題として存在する
。  “精製プロセスを出来るだけ経済的に構成するた
めに、エネルギー消費を少くすること、塩酸から除かれ
たC塩素化炭化水素をほとんど回収すること及び精製の
際のHC1損失を出来るだけ少く保つことができること
に留意されるべきである。さらに、ストリッピングガス
量を出来るだけ少く保つことが目標である。
ストリッピングされるべき液体としての塩酸水溶液につ
いて下記のことが云われる:エネルギー消費は、出来る
だけ高濃度の精製されるべき塩酸を選択することによシ
、少く保つことかできる(比熱及び蒸発熱はHC7濃度
の上昇と共に減少し、単位時間当り処理されそしてそれ
により調整されうるHcl量はHCI濃度の上昇と共に
増加する)。
塩素化プロセスのHCl吸収部にストリッパーの塔頂排
出物をフィードバックする場合、Hcl及びC1塩素化
炭化水素の損失のないゃシ方が達成される。HCl吸収
部は一般に少しの加圧下で運転される故に、生じた塩酸
のストリッピングを高められた圧下で行うことが好まし
い。
最後に、塩酸水溶液の精製のために遊離されるべきHC
lストリッピングガス量は出来るだけ少くなければなら
ない。HClストリッピングガス量が多いことは、まず
多量の蒸発エネルギーを必要とし、二つにはそれは塩酸
水溶液の著しい濃度低下をもたらし、これによシ塩酸の
単位重量当シ得られるHClガス量が少〈なシ、このこ
とはストリッピング後に一般に行われるHCAガス回収
のためにエネルギー的に望ましくない。さらに、塩素化
プロセスのHCl吸収部内への多量のHCIストリラピ
ングガス流のフィードバックの場合には、この吸収部の
能力が制限される。HC/ストリッピングガスのフィー
ドバックをやめるならば、一般に多くの損失が生じる。
さて本発明者は驚ろくべきことに、有利には塩酸の沸騰
により遊離したHC/ガスを用いるストリッピングによ
る、塩酸水溶液からのCJ塩素化炭化水素の除去のため
の公知法の実施の際の欠点は、不純物のこの除去を従来
慣用の蒸留塔の代りに気泡塔中で実施するところの本発
明に従う方法を用いることにより克服されるを見い出し
た。
従来慣用のように液が撒水状に流されるのではなく、全
く通常とは違って満々と流されかつ気泡塔として運転さ
れる場合に、通常の構成の塔が本発明方法に適している
気泡塔は、充填物なしで空で運転されることができる;
しかし好ましくは、充填された気泡塔すなわち充填物層
を持つ気泡塔が用いられる。
用いられる充填物の構成について特別の条件は一般にな
い。たとえば都度のプロセスに適した材料から成るラシ
ヒリング、Berlサドル又はpallリングが用いら
れる。
特に望ましい態様は一般に、充填物直径が気泡塔直径の
l/10〜1/20又はこれによシ小さい場合に達成さ
れる。充填物直径の下限は、生じる流れ抵抗により与え
られる。比較的大きな充填物を持つ気泡塔は一般に、精
製されるべき塩酸中の所与の不純物濃度を達成するため
に、比較的多いHCl塔頂排出量を必要とする。
若干の場合、とくに高濃度の、著しく不純なの 塩酸を用いる場合、4バール(絶対i力範囲の空の気泡
塔が、従来慣用の蒸留塔よシも著しく望ましく運転され
る。
驚くべきことに、C塩素化炭化水素で不純にされた塩酸
水溶液の気泡塔におけるストリッピングは、比較的圧力
の影響をうけず、これに反して蒸留塔の使用の場合には
所与の精製目的を達成するためには少し圧力を上げると
必要なHClストリッピングガス量が極めて著しく増加
する;このことは上述した従来法の研究から直接に明ら
かである。
本発明に従う方法は、常圧においても高められた圧にお
いても、ストリッピング結果の悪化が事実上なしにスト
リッピングできる。圧力の選択は、ストリッパー塔頂流
出物の意図される後処理に依存する。一般に、この流れ
を問題の後処理方法のすでに存在する処理部に供給され
るように望むなら、そのために約4バール(絶対圧)ま
での圧力が必要である。現在の結果によれば、比較的高
い稼動圧の際のストリッピング経過の不利になる悪化は
考えられない。
本発明方法の使用の際に実施できるストリッピングは、
高められた圧力下でも、塩素化プロセスのHCl吸収部
への、不純物を含むHC1塔頂流出物の好ましい直接的
フィードバックを簡単な方法で可能にする。HC1吸収
装置は、一般に、少し高められた圧力(たとえば絶対圧
で3バール)で稼動される。従って上述のフィードバッ
クのために、ストリッパーの塔頂圧力を少し高く、たと
えば4バール(絶対圧)にすることで十分である。
本発明方法の利点は、従来ストリッパーが多くのHCl
ガス量を用いてのみ達成されたか又はもはや実際上実施
できなかった範囲で特に重要である。これは特に、高め
られた圧下での高濃度、高汚染の塩酸のストリッピング
の場合のことである。
本発明方法は、高汚染、高濃度の塩酸の常圧ス) IJ
ツピングの場合でさえ、極めて好ましく稼動される。こ
のことは、下記の実施例1から直接に明らかである。
本発明に従う方法は、高濃度塩酸の処理をさらに容易に
する。すなわち、たとえば40重量%塩酸の沸点は常圧
で約33℃であシ非実用的に低く、これに対し4パール
(絶対圧)では約67℃であり完全に実施可能な範囲に
ある。35重量%塩酸をストリッパーに供給する場合に
、40重量%塩酸がストリッパー中に生じる。
下記の実施例は、本発明を説明するものである。
藩   実施例1 25 X 25皿のラシヒリングを充填された200m
m直径で3000mmの充填物層高さのガラスカラムに
、1パール(絶対圧)で35重量%塩酸425kg/h
を供給ナーる。供給は塔頂で行う。供給温度は20℃で
ある。
塔は、従来慣用のように撒水状に稼動される。
ストリッパーの溜シは、即蒸気を供給される熱交換器で
沸点つまり約65℃に保持される。ストリッピングされ
た塩酸は、ストリッパーの溜りから出される。ストリッ
ピングされるべき塩酸の不純物濃度は、11当9500
0mgの有機結合塩素である。不純物としては専ら組成
CH3Cl:CH2Cl2:CH(J3:C(J4= 
1:3:1:0.03重量部のC1塩素化炭化水素が問
題である。
流出する塩酸中の不純物残留濃度を11当り20mg有
機結合塩素とするために、塩酸水溶液の形でス) IJ
ツバ−に供給されたHC/量の約4.8%を塔からスト
リッピングガスとして抜き出さねばならない。
次に塔を、満々と流れる状態で、つまシ充填気泡塔とし
て、他は上と同じ条件で運転する。
11当り20mgの有機結合塩素という同じ不純物残留
量から抜°き出せばよい。
実施例2 4 X 4mmのラシヒリングを充填した、100mm
直径、3000充填物層高さのガラスカラムに1パール
(絶対圧)で35重量%の塩酸45kg/hを供給する
。供給は塔頂で行う。供給温度は20℃である。塔を、
従来慣用のように撒水状に稼動させる。
ストリッパーの溜シは、恒温油を供給される。
熱交換器により、沸点つまり約65℃に保持される。
ストリッピングされた酸は、ストリッパーの溜シから抜
き出される。ストリッピングされるべき塩酸中の不純物
濃度はζ\ill当シー200mg有機結合塩素である
。実施例1と同様にC塩素化炭化水素が問題とされる。
この条件下で、ストリッピングされた塩酸中の残留不純
物濃度を11当、111110mg有機結合塩素とする
ために、ス) IJツバ−に供給されたHCI全量“の
約2〜3%をストリッピングガスとして塔頂から出さな
ければならない。
次に、塔を満々と流れる状態で、つtb充填気泡塔とし
て、他は同じ条件下で運転する。11当、j)10mg
有機結合塩素という同じ不純物残留量を得るために、ス
トリッパーに供給されたHCl量のわずか約1%がスト
リッピングガスとして塔頂から取られる。
実施例3 実施例2に従う装置を、1パール(絶対圧)の代りに4
パール(絶対圧)で運転する。従って、ストリッパーの
溜りの温度を約100℃に上げる。
撒布状の塔の状態では、11当[10mgの有機結合塩
素という不純物残留濃度を得るために、ストリッパーに
供給されたHC1!量の約10%をストリッピングガス
として抜き出さねばならず、満々と流れる塔の状態では
それは常圧の場合と同様に僅か約1%である。
4パール(絶対圧)の圧力でストリッパーの塔頂を去る
、C1塩素化炭化水素を含むHC/ストリツピングガス
流は、有利には、3バール(絶対圧)で稼動されるメタ
ン塩素化のHCJ吸収装置に直接フィードバックされる
実施例4 4×4Mのラシヒリングを充填された、50皿直径、2
000rr1m充填物層高さのガラスカラムに、4バー
ル(絶対圧)で35重量%塩酸、x3kg/hを供給す
る。
供給は塔頂で行い、供給温度は50階ある。
ス) IJツバ−の溜シは、恒温油を供給される熱交換
器によシ沸点約100℃に保たれる。ストリッピングさ
れた酸は、ストリッパーの溜シから抜き出される。加熱
は、ストリッパーに供給されたHC1量の2,8〜3.
0%がストリッピングガスとして塔頂から出るように調
節される。
ストリッピングされるべき酸の中に、上述した組成の0
1塩素化炭化水素が14当り3000mg有機結合塩素
で溶解している。
撒水的状態のストリッパーの稼動の場合、ストリッピン
グされた酸の不純物濃度は11当#)110mg有機結
合塩素が達成され、充填気泡塔の場合は実施例5 25 X 25mmのラシヒリングを充填した、200
mm直径、3000rrlrr1充填物層高さのガラス
カラムに、1バール(絶対圧)で180kg/hの35
重量%塩酸を供給する。供給は塔頂で行い、供給温度は
20℃である。
塔は、充填気泡塔として、満々と流して運転される。
ス) IJツバ−の溜シは、冊蒸気で沸点、約65℃に
保たれる。ストリッピングされた酸は、ストリッパーの
溜シから抜き出される。加熱は、ストリッパーに供給さ
れたHC/量の0.6%がストリッピングガスとして塔
頂から出るように調節される。
ストリッピングされるべき酸中に、17当91200m
gの有機結合塩素が溶解している。前述したC1塩素化
炭化水素を問題としている。
上記の条件下で、ストリッピングされた塩酸中1/当9
70mgの有機結合塩素という不純物残留濃度が得られ
る。
充填物としてよシ小さい、すなわち15 X 15mm
の寸法を持つラシとリングを用いると、上述と同じ条件
下で11当り30mgの有機結合塩素という不純物残留
濃度が得られる。
実施例6 50mm直径のガラスカラムに、1000mmの層高さ
にガラススパイラル(12X 12mm)を充填し、4
バール(絶対圧)で35重量%塩酸13kg/hを供給
する。
供給は、塔頂で行い、供給温度は50℃である。
塩酸は11当’) 1500mg有機結合塩素の濃度で
上述の不純物を含む。
装置の溜シは、恒温油を供給される熱交換器で沸点、約
100℃に保たれる。加熱は、供給されたHCA量の3
%が塔頂から排出されうるように調節される。
そのようなストリッパー(従来慣用の)を撒水状に運転
すると、溜シから流出する塩酸中の不純物残留濃度は1
1当り約120mg有機結合塩素に相当する。充填物を
取り去シ、その代シに塔を空塔として運転すると、同じ
条件下で17当シ約80g有機結合塩素が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C1塩素化炭化水素によシ汚染された塩酸を、HC
    lガスを用いるストリッピングによシ精製する方法にお
    いて、ストリッピングを気泡塔中で実施することを特徴
    とする方法。 2、気泡塔が充填物を充填されているところの特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、 充填物の直径が気泡塔直径の1/10〜1/2o
    である特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、 ストリッパーを1〜4バール(絶対圧)の圧力下
    で運転する特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に
    記載の方法。 5、 ストリッパーの塔頂から去る、C□塩素化炭化水
    素を含−trHClストリッピングガス流を、適当な後
    処理段階へ直接にフィードバックする特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれか一つに記載の方法。
JP57073494A 1982-03-05 1982-05-04 塩酸の精製法 Pending JPS58156506A (ja)

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JP (1) JPS58156506A (ja)
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DD (1) DD202127A5 (ja)
DE (2) DE3207887A1 (ja)
ES (1) ES8307659A1 (ja)
NO (1) NO821056L (ja)
SU (1) SU1181528A3 (ja)

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