JPS58153462A - 複合電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジョン・受像機とラジオ受信機という
ように互いに異なる少なくとも２つの電子機器を同一筐
体内に組込んだ複合電子機器に関するもので、テレビジ
、ン受像機の動作とラジオ受信機の動作場トえとともに
動作状態の判別が容易に行えるようにしたものである。

少なくともテレビジョン受像機回路とラジオ受信機回路
を一つの筐体の中に組込み、かつこの筐体の一面にテレ
ビジョン受像機の陰極線管およびテレビジョン受像機用
のインジケータと操作部を設置し、この−面と直交する
第２の面にテレビジョン受像機とラジオ受信機に対して
共用化されるスピーカおよびラジオ受信機のインジケー
タを設置する一方、この筐体を基台に対して回動可能に
設け、テレビジョン受像機を視聴する場合には陰極線管
等を設置した第１の面が正面を向くように、ラジオ受信
機を動作させる場合にはスピーカ等を設置した第２の面
が正面を向くように筐体を回動させるとともにこの２体
の回動に連動して電源電圧のテレビジ、ン受像機、ラジ
オ受信機への供給を切換え、各電子機器の動作切換えを
行うようにした複合電子機器が提案されている。

第１図〜第３図は前記複合電子機器の基本構成を示すも
ので５図中１は中にテレビジョン受（象機回路およびラ
ジオ受信機回路を組込んだ筐体（以下機器本体と呼ぶ）
で、第１の面にテレビジョン受像機の陰極線管２、テレ
ビジョン受像機用のチャンネルインジケータ３、テレビ
ジョン受像機用の選局つまみ４およびＶＨＦ、ＵＨＦ　
バンド切換っ普み６を設置している。また機器本体１は
この第１の面と直交する第２の面にテレビジョン受像機
。

ラジオ受信機に対して共用化されるスピーカ６゜ラジオ
受信機用のインジケータ７を設置している。

そして％機器本体１はこの第１の面と第２の面に直交す
る第３の面に電源スインチ兼音量調整用司変抵抗器のつ
まみ８．ラジオ受信機用の選局つまみ９を設置している
。また１０は基台で、内部に電妹トランス、整流平滑回
路、電圧安定化回路等より構成される電源回路を内蔵し
ている。この基台１０に対して２枚の板体状のスイング
アーム１１゜１２を用いて機器本体１°を回動可能に結
合する。

この２枚のスイングアーム１１．１２はおのおの両端を
機器本体１、基台１ｏのそれぞれに回動自在に結合し、
これにより第１図のようにスピーカ６等を設置した第２
の面が正面を向くように、また第２図のように、陰極線
管２等を設置した第１の面が正面を向くように機器本体
１を基台１ｏに対して回動可能に設ける。

このとき、機器本体１は第１図の状態、第２図の状態に
おのおの安定してセットされる。

したがってラジオ受信機を動作させる場合には第１図に
示すようにスピーカ６、ラジオ受信機用のインジケータ
７を設置した第２の面が正面を向くように機器本体１を
基台１ｏ上にセットする。

ここで、電源スイッチ兼音量調整用町変抵抗器のつ１み
８９選局つ壕み９を操作することにより所望の放送局の
ラジオ放送を聴くことができる。第３図にはこのときの
機器本体１およびスイングアーム１１，１２の状態を実
線で示す。

一方、テレビジョン受像機を親聴する場合にはスインア
ーム１１．１２を利用して機器本体１を回動させること
によシ陰極線官２等を設置した第１の凹が正面を向くよ
うにセットする。このときスピーカ６等を設置した第２
の面は上方を向く。

第３凶にはこのときの機器本体１およびスイングアーム
１１．１２の状態を１点鎖線で示す。

なお、第１図の状態においては陰憾勝肯２が下刃を向い
て基台１０と対向するため、その保護をはかることがで
きる。また、第１凶、第２凶に示す各状態においてイン
ジケータ３，７がそれぞれ正面を向き、またテレビジョ
ン受像機に関しては操作部も正面に位置してくるため操
作性がよくなる。また、テレビジ、ン受揮磯、ラジオ受
悟憬のそれぞれの使用状患への切換（回転）操作も容易
に行え、このときスイングアーム１１，１２の回転軸部
に位置するように、機器本体１の回転方向に付勢力が働
く弾性体を設置すれは、機器本体１の回動操作がよジ円
滑に行える。

セして、この複合電子機器は機器本体の回動時、テレビ
ジョン受像磯回路、ラジオ受信慎回路への電源′醒圧の
供給を自動的に切換えるようにしている。したがって第
１凶のようにラジオ受信機を動作させている状態におい
て１機器本体１を回動させて第２図のようにセットする
とラジオ受信機回路に代わってテレビジョン受像機回路
へ電源電圧が供給され、回動させた後あらためてスイッ
チ操作を行うことなくテレビジョン受像機を動作させる
ことができる。

この切換スイッチ部の構成を第４図〜第６図を用いて説
明する。図中、１３は′テレビーラジオ切換スイッチで
、取付金具１４に固定している。この取付金具１４を複
数本のビス１６にて機器本体１を構成するキャビネット
に固定してテレビ−ラジオ切換スイッチ１３の機器本体
１への固定をはかつている。前記切換スイッチ１３は突
片１６および弾性を有する接触片１７を備え、接触片１
７が突片１６を押圧した状態では第６図に示すようにラ
ジオ受信機回路１８を電源回路１９に接続し、一方、接
触片１７が突片１６の押圧を解除すると切換ってテレビ
ジョン受像機回路２ｏを電源回路１９に接続する。

上記切換スイッチ１３の接触片１７に対向して磯器本体
１のキャビネットには開孔２１を設けており、この開孔
２１を通して外部より接触片１７の制御が行えるように
している。セして、この例では一方のスイングアーム１
１に押圧子２２を一体に突設し、このスイングアーム１
１および押圧子２２にて接触片１７を制御するようにし
ている。

第４凶は第１凶に示すようにラジオ受信機の動作が可能
なように機器本体１をセットしている場合で、このとき
はスイングアーム１１の押圧子２２が開孔２１より機器
本体１内に入り込んで接触片１７を押圧し、さらに突片
１６を押圧することにより切換スイッチ１３は電源回路
１９からの十Ｂ電圧をラジオ受信機回路１８に供給する
。この状態から次にテレビジョン受像機を視聴しようさ
、第５凶に示すように悄器本体１を回動せしめると押圧
子２２が接朋片１７より離れるため切換スイッチ１３は
切換わり、ラジオ受信機回路１８に代わってテレビジョ
ン受像惨回路２０に゛電源回路１９からの十Ｂ電圧が供
給される。第５凶はその途中の状態を示しているが、第
２凶のよう°に完全に機器本体１を回動し終えてもその
状態は変わらない。

したがって、選局つまみ４によりあらかじめ同調がとれ
ているとすると５回動すると同時にテレビジョン放送を
受信して陰他憩管２に画像を表示することができる。こ
れは逆にテレビジョン受像磯を視聴していて、ラジオ受
信機に切換えるときも同様である。

ところが、この壱合第４図〜第６図に示すように、切換
スイッチ１３の動作状態がラジオ受信機回路１８として
動作する範囲は惨めで狭い範囲に制限きれる構造となっ
ており、基台１ｏを少しでも前回が低く傾斜している置
所に設置すれば使用できないという欠点があり、そのた
めに図示は省略しているがスイングアーム１１．１２間
に機器本体１の回転方向に付勢力が作用するとともに各
使用状態を安定に保持するための弾性体の弾性力を大き
く設定する必要性があった。この手段は使用材料も高価
となる等のコストアップを伴う安置となる以外に操作性
を低下させる原因ともなる。

またテレビジ、ン受像機を視聴していて、ラジオ受信機
に切換えるときにも陰極線管２０画像映出向がほとんど
下方を向いて基台１ｏと対向するまでテレビジョン受像
機回路２ｏとしての動作をするために通常の使用操作状
態では陰極線管２の画像映出面の変化を判別できず、テ
レビとラジオの切換スイッチ１３の動作の確認が簡単に
かつ明確に行なえないという欠点もある。このため第２
の面にラジオ受信機回路１８の動作状態を表示する専用
のパイロットランプの配置やライトインジケータ等の設
置を必要としており、組立構造も複雑となりコストアッ
プとなる等の問題があった。

本発明は上記欠点を除去するものであり、機器本体の第
１の面が正常な使用状態に設置されるときのみ第１の面
に主なる機能部を配置する電子機器が動作し、前記機器
本体の回動に連動して第２の面に主なる機能部を配置す
る電子機器が動作するようにして、テレビジョン受像機
の動作とラジオ受信機の動作の切換えが操作性をも優れ
た状態で容易に行えるようにしたものである。

以下本発明の一実施例を第７図〜第１０図を用いて説明
する。なお第１図〜第８図と同一物には同一番号を付し
てその説明は省略する。

第４図、第６図と大きく異なっている点はスイングアー
ム１２′に抑圧子２３を一体に突設し、このスイングア
ーム１２′および抑圧子２３にて接触片１７を制御する
ようにしている点と、押圧子２３が接触片１７より離れ
る状態では切換スイッチ１３の動作がラジオ受信機回路
１８に切換わる接続としている点である。

第７図は本発明の一実施例における複合電子機器のテレ
ビジョン受像機としての使用状態を示すもので、切換ス
イッチ１３の突片１６および弾性を■する接触片１７は
、スイングアーム１２′に一体に突設している押圧子２
３に押圧され第８図に示すようにテレビジョン受像機回
路２０を電源回路１９に接続しテレビの使用状態となす
。

−万、接触片１７が突片１６の押圧を解除する状態に機
器本体１を回動することにより、スイングアーム１２′
に一体に突設している抑圧子２３は前記−触片１７より
離れ、切換スイッチ１３はラジオ受信機回路１８を電源
回路１９に接続しラジオの使用状態となす。

第９図は第１図に示すようにラジオ受信機の正常な動作
が可能なように機器本体１をセットしている場合で、切
換スイッチ１３の接触片１７と他方のスイングアーム１
１′は遊離した状態であり。

したがって基台１０の配置が傾斜していてもラジオの動
作不良の発生は皆無となる。

第１０図は機器本体１を回動せしめる状態の要部の構成
金示すものであって、この状態でも切換スイッチ１３の
接触片１７よりスイングアーム１２′に一体に突設して
いる抑圧子２３が離れるためラジオ受信機回路１８に電
源回路１ｅから十Ｂ電圧が供給され安定した状態でラジ
オの使用状態となるものである。

以上説明したように本発明は第４図、第５図の構成から
スイングアームに一体に突設する押圧子の配置を移動し
た発明でＦｉ、あるが、次にのべるような効果が得られ
る。

ｊ）切換スイッチの突片や接触片を押圧するスイングア
ームの押圧子に刀ｎえる弾性力が機器本体の自重を最大
限オリ用する構造となるので使用状態が設置場所の影譬
に無関係に安定化するものとなる。

２）テレビジ、ン受像戦からラジオ受信機に切換えると
き、原惚＃！管の一塚映出圓の変化がテレビとラジオの
動作切換え茨示全兼ねる役目を来すのでスピーカｆｃ有
する第２の囲に専用の動作切換え表示部を必要としない
。

３）両スイングアーム間に相互に反発する弾性体を使用
することが従来例では絶対必須条件となっておＩ）、こ
のため機器本体の回動の際に基台に無理な反作用が刃口
わるという操作性の弱点があったが、本発明では両スイ
ングアームの支点を合理的に設定することにより前記弾
性体を削除しても機器本体の自重のみで安定な切侠動作
と安定な使用状態が得られる。

４）切換スイッチ、開孔、スイングアームの抑圧子間の
相互の寸法許容差が大さく設定できるので安価な手段で
大賞生産を促進するとともにコストダウンに貢献するも
のである。

６）％にテレビジ、ン受像機を第１の面に、ラジオ受信
機とスピーカを第２の而に配設する構造の電子機器にお
いては操作性の向上が飛躍的に前進するとともにその動
作切換えが自然的に行なえるものである。゛ なお、上記実施例においてはテレビジ、ン受像琶とラジ
オ受信機との組合せの場合について説明したが、これに
限らず他の電子機器同士の組合せについても本発明は適
用できるものである。

以上のように本発明によれば、一つの筐体内に少なくと
も２種の異なる電子機器を組込み、かつ筐体の２面にお
のおのの少なくとも主なる機能部を配置し、この筐体を
使用状態に応じて機能部が配置されている面が正面を向
くように回動可能に設置する一方、筐体の２面に配置さ
れた各機能部を選択する切換スイッチを設け、この切換
スイッチが前記筐体の回動に連動するとともに、第１の
面に即応する状態で動作するように構成すること゛によ
り、筐体を回動させると自動的に各機能部の切換えが行
なわれ、あらためてスイッチ操作を行う必要がなく、実
用上極めて便利なものとなる。

また両機能の動作状態の判別が極めて簡単に実現できる
。

特に第１の面に動作状態に対応して発光挽象に変化のあ
る陰極線管やパイロットランプやライトインジケータ等
を具備する電子機器に適用することにより一層効果が高
められるものである。

【図面の簡単な説明】

第１凶、第２図は　　　　　　　　　　複合電子機器の
互いに異なる状態を示す斜視図、第３図は回動部分の基
本構成を示す概略側面図、第４図、第６図は同機器の従
来例の要部の構成の互いに異なる状態を示す一部切欠側
断面図、第６図は従来例における電気系統の構成を示す
ブロック図キ乎番暗 第７図は本発明の一実施例における複合電子機器の第２
図の使用状態における一部切欠側断面図。 第８図は本発明における電気系統の構成を示すプ、ワ、
り図、第９図、第１０図は本発明の要部の構成の互いに
異なる状態を示す一部切入側断面図である。 １・・・・・・筐体、２・・・・・・陰極線管、３・・
・・・・テレビ用・インジケータ、４・・・・・・テレ
ビ用選局つまみ、５・・・・・・テレビハンド切換つま
み、６・・・・・・スピーカ、７・・・・・・ラジオ用
イッジケータ、８・・・・・・電源スイツチ兼音量調整
用つまみ、９・・・・・ラジオ用選局つまみ、１ｏ・・
・・・・基台、１１′、１２′・・・・・・スイングア
ーム、１３・・・−・・切換スイッチ、１６・−・・・
・突片、１７−・・・・・接触片、１８・・・・・・ラ
ジオ受信機回路、１９・・・・・・電源回路、２０・・
・・・・テレビジョン受像機回路、２１・・・・・・開
孔、２３・・・・・・押圧子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第４図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一つの筐体内に少なくとも２種の異なる電子機器を組込
   み、かつこの筐体の互いに直交する関係にある２面に各
   電子機器の少なくとも主なる機能部を配置し、前記筐体
   を使用状態に応じて前記各機能部の配置されている面が
   正面を向くようにかつ第１の面が正面を向くとき第２の
   面は上面を、第２の面が正面を向くときは第１の面は下
   面を向くように回動可能に設置するとともに、前記筐体
   の第１．第２の面に配置された各機能部の動作を選択す
   る切換スイッチを設け、この切換スイッチは前記筐体の
   回動に連動するとともに前記第１の面に即応する状態で
   動作するようにした複合電子機器。