JPS58152430A - ウオツブラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は付属の特許請求の範囲の主クレームに記載のタ
イプのウオツプラーに関するものである。

従来の公知のウォップラー型のスプーン式擬似餌は、静
水での釣りの際ウオツブラーと釣竿との間で概ね直線的
な軌道を通る性質のものである。

もっとも、このタイプのウォップラーには、リール巻込
操作時ウォップラーに揺動運動を行なわせることができ
る部材が具備されている。このような部材は、米国特許
第１，８７０，５５９号及び第２，６１３．４１１号に
記載されている。この揺動運動はウオツブラーの空洞部
に配設された１個または２個の錘球の助けを借りること
により得られるが、この錘球は、ウオツブラーが重心の
変動により前後に揺動する際前後左右に転動するように
なっている。

その結果、ウォップラーの前端部にある傾斜状操作表面
体が前後に揺動して、ウォップラーにジグザグ運動を行
なわせる。

公知のウォップラー型擬似餌の欠点は、釣り人が岸に立
って川などのような流れのある水で釣りをする際に問題
を生じ易いことである。ウォップラーは、巻上げの際、
流れに対しである角度を成して移動するから、岸に対し
て横向きの運動を行なう。リールの巻上速度が遅すぎる
と、ウォッゾラーは、岸に向う移動並びに到着の際、岸
辺でもつれる危険性がある。このため、ウオツブラーは
比較的迅速に巻き上げて再び投げ込まなければならない
。従って、ウオツブラーは、流動水中の特定領域内に止
まるように操作することは不可能である。

このようなわけで、本発明の目的は、流動水中において
必要に応じていずれかの方向に横方向運動を行なうよう
に操作できるウオツブラーを提供することである。本発
明では、ウオツプラーを、必要に応じて岸から遠方へ移
動させることも、方向転換させて片方向へ戻すこともで
きる。つまり、運動の方向を変えることにより、本つオ
ツブラーは所要領域内で前後に移動させることができる
。

本発明の目的は、付属の特許請求の範囲に記載の本発明
の特徴を有するウオツプラーによって達成される。

本発明のウオツプラーは、釣糸を引張った場合その縦方
向に対しいずれかの方向への側方運動を常に行なうこと
ができる。本発明の一実施例では、側方運動の方向転換
は釣糸の緊張を瞬間的に緩めるだけで極めて簡単に達成
でき、その結果ウオツブラーは自刃で起き上がって後方
に傾くようになっている。これにより、錘球が後方に転
勤し、一方の側壁から転出してフラップを持ち上げ、こ
のフラップは、錘球通過後、所定の位置に下降する。

再び釣糸を引張ると、ウオツブラーは前方に傾き、錘球
は前方に転がり下降状態のフラップ上を通って他方の側
壁に転入する。ウオツブラーの重心の作用線をこのよう
にして変えることにより、ウオップラーは約半回転の回
転運動を達成し、その結果傾斜状操作表面体即ちスプー
ン（普通、つＡツプラーの前端部にある）によりウオツ
ブラーは横方向反対向きに方向転換される。従って、本
発明のウオツプラーでは、本つオツブラーを流れの中に
投げ入れた後は、水中における所要距離のその前後傾斜
式横方向運動の操作を簡単な方法で達成することができ
る。

本発明のウオツブラーの適当な実施例は添付図面に略本
されている。

本つオツブラーは細長い本体１０及びこれに支持された
多数の釣針１１を備え、且つその前端部に、公知の方法
で取り付けたスプーン１２の形をした傾斜状操作表面体
を備えている。前端部にはまた、釣糸と連結するための
リング１３が具備されている。

ウォップラ一本体には細長い空洞部１４が設けられ、該
空洞部は前端部１５及び後端部１６を備えている。１個
または複数個の錘体１７（図示の実施例では３個）を配
設しであるが、この錘体は、本体の前方または後方への
傾斜に応じて空洞部両端間を前方または後方に転勤でき
るものである。この錘体を第２図では、前方位置にある
場合を実線で示し、後方位置にある場合を１点鎖線で示
しである。

空洞部の前方部は隔壁１８により２つの側室１９゜２０
に分割されている。該隔壁の端部には、第２図の端部位
置に下降できる軸旋回式フラップ２１が延設されている
。本体１０が半回転した場合、フラップは図中に１点鎖
線で示された反対側の端部位置に下降する。該フラップ
には、各端部位置への下降を迅速に行えるよう、錘２２
を付けである。

前記空洞部はまた、その後半部も隔壁２３で２っの側室
２４．２５に分割されていて、前記錘体を側室２４、２
５のいずれかで受容できるようになっている。

本つオツブラーは、望ましくは本体後端部の釣合い錘２
６の助けにより平衡が保たれるようになっており、従っ
て自由状態では水中で上方に傾いた姿勢を取るようにな
っている。釣糸を引張ると本つォップラーは公知の方法
で下方傾斜姿勢を取る。

異なる傾斜姿勢を示すため、平面図中にはウオップラー
上方傾斜姿勢を１点鎖線２７で、下方傾斜姿勢を１点鎖
線２８で示しである。

本つォップラーが釣糸引張作用時その下方傾斜姿勢を取
ると、錘体１７は、例えば図示のように、側室２０の中
にある。次に、ウォップラーを概ね第４図に図示の位置
まで捻転させると、即ち、側室２０が下向きとなり且つ
スプーン１２が第４図の左側に外向すると、ウォップラ
ーはこの方向に外向する、即ちその縦方向に対して側方
に移動する。

さて、錘体１７が第５図に示すように別の側室１９に移
動するとウオップラーは約半回転し、その結果スプーン
１２は重心が変るために図の右側に向う。

次に、このスプーンにより、本つォツブラーは第４図の
場合とは逆の横方向に引張られる。

錘体の一方の側室２０から他方の側室１９へのこの移動
は以下に述べる簡単な方法で達成される。

岸から流動中の水中に投げ入れた本つオツブラーを、ス
プーン１２が第４図に図示の位置にあり且つ錘体１７が
側室２０内にある状態で巻き上げた場合、本つォップラ
ーは下方傾斜位置姿勢及び概ね第４図のような回転位置
姿勢を取る。この態勢では、ウオップラーは横方向に、
例えば岸に向って移動する。このウォップラーの横方向
運動の方向を逆転させたい場合は、釣糸の緊張を少しの
間緩めるだけでよい。即ち、釣糸を一瞬緩めるだけで、
本つォップラーは自由状態となってその平衡の取れた上
方傾斜姿勢へと起き上がり、錘体１７は後方に転動して
フラップ２１を持ち上げ、後方にある一方の側室２５に
転入することができる。

漬方側室２５は前方側室２０と整列状態にあるから、錘
体のこの移動は、重心を更に後方に移すだけであって本
体を回転させることはない。次に、再び釣糸を引張ると
、本体１０の傾斜姿勢は後方傾斜状態から前方傾斜状態
に変る。この場合、錘体は上方に転勤して下降伏フラッ
プ２１の上に達した後他方の側室１９に転入する。従っ
て、錘体は第４図の上方側室内に入る。なお、第４図で
はこの側室は空の状態で示されている。この錘***置で
は、ウォップラーの重心はその中心軸の一方の側から他
方の側に移動しており、その結果、錘体の重−により、
ウオツブラーは第５図に図示の位置に捻転し、従ってス
プーン１２は、ウォップラーが第４図の場合と反対の方
向に即ち岸から離れて行く方向に移動し始めるような態
勢を取る。

後方隔壁２３を設けたことにより、錘体は側室２４゜２
５のいずれかに位置することになり、従ってウォップラ
ーの角度式回転位置を安定させた後に、初めてウォップ
ラーが前方に傾斜して錘体を前方１つ下降伏フラップの
上まで転勤させる。

流れの中央部にいて釣りをする場合は、ウォップラーは
釣糸を緊張させた状態で流れにまかせたま）にしておけ
ばよい。その場合、ウォッ１ラ−は片側に移動する。こ
の運動方向を変えたい場合は、釣糸の緊張を短時間緩め
てやればよい。つまり、その結果、錘体は既述の６払で
一方の側室から他方の側室に移動し、これに続いてウォ
ップラーが水の流れ方向に対し横方向の反対方向に方向
転換する。従っＣ１所要作業は、釣糸を少し繰り出して
やるだけでよく、これだけで、仕較的広水域に亘る釣り
を可能にするために必要な距離に亘すウォップラーを前
後に移動させることができ、而も、ウォップラーの２度
以上の投込み操作を必要としないで済む。

本発明の技術は、もちろん、ウォップラーを船で引く場
合にも適用できるものである。

本発明の範囲では、フラップ２１は隔Ｗ！２３の前端部
に蝶番式に結合することもできる。この場合には、以下
のようになる。つまり、錘体が側室２０内にある状態で
釣糸を緩めてウォップラーを起き上がらせると、錘体は
後方に転動しフラップを越えて側室２４に入り、その結
果ウォップラーが回転する。次に、釣糸を引張ってウォ
ップラーを前方に傾斜させると、錘体は前方に転勤しフ
ラップを起こした後更に転勤して側室１９に入る。

本発明のウオツブラーには任意選択した釣針句ぎ餌を結
合することもできる。つまり、結合後、この餌を本つオ
ップラーで引かせるようにすることもできる。従って、
本つオツブラーは、例えば既存のタイプの多数の異なる
餌と共に用いることも可能である。本つォップラーをこ
の目的で使用する場合は、釣針を付けない方が好ましい
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のウォップラーの側面図、第２図は第１
図の線２−２に沿っｔ切られた断面図、第３図は第２図
の線３−３に沿って切られた断面図、第４図は第２図の
線４−４に沿って切られた横断面図であって、錘体が一
方の側室に配置されていると共にスプーンが一方の方向
での操作用に位置付けられており、第５図は、錘体が他
方の側室に配置されていると共にスプーンが他方の方向
での操作用に位置付けられた状態を示す横断面図である
。 １０・・・本体　１１・・・釣針　１２・・・スプーン
　１４・・・空洞部　１７・・・錘体　１８・・・隔［
１１９，２０・・・側室　２１・・・旋回式フラップ　
２３・・・隔壁　２４．２５・・・側室　２６・・・錘
特肝出願人

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　本つォップラーを所要の深さに導くためのス
   プーンなどのような少なくとも１つの傾斜状操作表面体
   を有していると共に、本つォップラーが、水中自由状態
   時には上方傾斜姿勢を取り、釣糸緊張時には前方に傾斜
   し且つ該操作表面体により下方傾斜姿勢を取るように平
   衡の取れた構成の細長い本体を備えていて、該本体に空
   洞部が設けられ、該空洞部内に、本つォップラーが水中
   でその運動方向を変えられるよう、該空洞部内の異なる
   横方向位置を占めることにより本つォップラーの重心位
   置、従って水中における本つォップラー及びその操作表
   面体の角度式回転姿勢を変えることができるように作ら
   れた少なくとも１個の錘球が具備されているようにして
   成るウォップラーであって、上記本体が縦方向空洞部１
   ４を備えた形に構成されていることと、該空洞部の一方
   の端部が縦方向隔壁１８により２つの側壁１９．２０に
   分割されていることと、該隔壁の内端部に錘２２負荷式
   フラップ２１が延設され、該フラップが、上記本体の角
   度式回転姿勢に応動して、当該フラップが傾斜して各側
   室を閉成するその両端位置のいずれか一方の位置へと不
   時できるようになっていることと、該空洞部内に少なく
   とも１個、望ましくは複数個の錘球１７が配備され、本
   つォップラーの後方または前方への傾斜姿勢に応動して
   後方または前方に転勤することができ、即ち、ある転勤
   方向では該錘球は該空洞部の片側に沿い且つ該フラップ
   の下を転勤してこれを持ち上げ、反対の転勤方向では該
   フラップの上を転動して該空洞部の反対側に移動するこ
   とにより上記重心位置を変えることができることと、該
   隔壁が上記操作表面体の平面に対し概ね直角な平面上に
   位置し、その結果、該錘球がいずれかの側室内にあると
   本つォップラーの重心が上記操作表面体に関し該空洞部
   のいずれかの側に移動し、これにより本つォップラーは
   捻転する、即ち上記釣糸を引張った場合上記操作表面体
   が本つォップラーを横方向のいずれかの側に引張るよう
   になっていることと、を特徴とするウオツプラー。
2. （２）　　前記隔壁が前記空洞部の前方部に配置されて
   いることと、前記フラップが前記隔壁の後端部に蝶番式
   に結合されていることと、を特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項に記載のウオツプラー。
3. （３）　　前記空洞部の前端部及び後端部が双方共１つ
   の隔壁を備えていることと、前記下降可能フラップが該
   後端部隔壁の前端部に蝶番式に結合されていて、前記錘
   球が当該前方側室の一方から後方に転勤する際、前記フ
   ラップで当該錘球の位置を側方に変えられるようになっ
   ていることと、前記フラップが当該後方側室のうちの反
   対側に位置付けられた側室へ導くようになっていること
   と、を特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載のウ
   オツプラー。