JPS58149655A - 飲食物などの甘味付与方法 - Google Patents
飲食物などの甘味付与方法Info
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- JPS58149655A JPS58149655A JP57030094A JP3009482A JPS58149655A JP S58149655 A JPS58149655 A JP S58149655A JP 57030094 A JP57030094 A JP 57030094A JP 3009482 A JP3009482 A JP 3009482A JP S58149655 A JPS58149655 A JP S58149655A
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- stevia extract
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はステビア抽出物であるステビオサイド。
レバウディオサイドA及びα−グルコシルステビオサイ
ド、糖質甘味料を共存させることによって苦味、渋味が
無く、甘味のキレが良く、甘味倍数の低下が無<、M糖
に近いコクを持たせることに成功した飲食物などの甘味
付与方法に係るものである。
ド、糖質甘味料を共存させることによって苦味、渋味が
無く、甘味のキレが良く、甘味倍数の低下が無<、M糖
に近いコクを持たせることに成功した飲食物などの甘味
付与方法に係るものである。
近年、蔗糖の過剰摂取による種々の弊害が問題に力って
来ており、所謂“砂糖離れ1の傾向が見られつつある。
来ており、所謂“砂糖離れ1の傾向が見られつつある。
この砂糖に代わるべきものとして一時注目された合成甘
味料については、ズルチンやチク口の使用禁止とかサッ
カリンの使用制限とかを契機としてその安全性が問題と
なっている。
味料については、ズルチンやチク口の使用禁止とかサッ
カリンの使用制限とかを契機としてその安全性が問題と
なっている。
そのため、より安全性の高い甘味料の出現が消費者及び
食品メーカーから望まれているのが現状である。
食品メーカーから望まれているのが現状である。
このような時代的背景のもとに登場したのがステビア抽
出物である。このものは南米Iくラグアイ原産の菊科多
年性植物5tevia 3ebaudianaBert
oni (以下、ステビアと記す)の主として葉部か
ら抽出され、精製されて得られている。ステビア抽出物
中に含まれている甘味成分としては主成分の5tevi
oaide(以下、8Tと記す)、Rebaudios
ide A 、Rebaudios3ide B、 C
,D、 E(以下、Reb、A、 B、 C,D、 E
と記す)。
出物である。このものは南米Iくラグアイ原産の菊科多
年性植物5tevia 3ebaudianaBert
oni (以下、ステビアと記す)の主として葉部か
ら抽出され、精製されて得られている。ステビア抽出物
中に含まれている甘味成分としては主成分の5tevi
oaide(以下、8Tと記す)、Rebaudios
ide A 、Rebaudios3ide B、 C
,D、 E(以下、Reb、A、 B、 C,D、 E
と記す)。
Dulcoside A及びS t eviolbio
sideの計811の物質が知られている。2等成分の
比率は凍菜の品種及び栽培条件によって異なっている。
sideの計811の物質が知られている。2等成分の
比率は凍菜の品種及び栽培条件によって異なっている。
現在入手出来る平均的カステビア葉を用いた場合には抽
出物中の成分比率は8Tが最も高く、以下Reb。
出物中の成分比率は8Tが最も高く、以下Reb。
A、Reb、Cの順でその他は量的に僅かである。
STとReb、Aとの比率は約7=6である。夫々の甘
味特性を比べると、先ず甘味倍数は対応蔗糖濃度(以下
、単に甘味度と記す)10tsのときSTが蔗糖の約9
0倍、Reb、Aは同じく約120倍である。
味特性を比べると、先ず甘味倍数は対応蔗糖濃度(以下
、単に甘味度と記す)10tsのときSTが蔗糖の約9
0倍、Reb、Aは同じく約120倍である。
一方、味質についてはBTは特有の苦味・渋味があるの
に対して、RQ、Aは苦味・渋味は僅かでまろやかな甘
味を呈する。
に対して、RQ、Aは苦味・渋味は僅かでまろやかな甘
味を呈する。
この両者を含むステビア抽出物の甘味特性を挙げると、
第1に高甘味度である。次に甘草抽出物などに比べて甘
味のキレ(甘味の発現及び消失の速やか表度合い)が蔗
糖に可成り近いという基本的外特性を有している。その
他、化学的安定性、非褐It性、非発酵性、低浸透圧及
びノンカロリーなどの優れた諸特性を有している。価格
の安定により現在では砂糖に比べて経済的メリットも得
られる様になり゛多くの食品への使用が期待されて来て
いる。
第1に高甘味度である。次に甘草抽出物などに比べて甘
味のキレ(甘味の発現及び消失の速やか表度合い)が蔗
糖に可成り近いという基本的外特性を有している。その
他、化学的安定性、非褐It性、非発酵性、低浸透圧及
びノンカロリーなどの優れた諸特性を有している。価格
の安定により現在では砂糖に比べて経済的メリットも得
られる様になり゛多くの食品への使用が期待されて来て
いる。
このステビア抽出物の実用化を進める上で是非解決すべ
き問題点がある。第1にステビア抽出物の主成分である
STに由来する特有の苦味及び渋味で娶る。2番目とし
て甘味のキレが甘草抽出物ガどに比べると非常に良いと
は言え蔗糖に比べると異和感が残るのは事実であり、そ
の点である。
き問題点がある。第1にステビア抽出物の主成分である
STに由来する特有の苦味及び渋味で娶る。2番目とし
て甘味のキレが甘草抽出物ガどに比べると非常に良いと
は言え蔗糖に比べると異和感が残るのは事実であり、そ
の点である。
2埠の欠点を改善するために従来、種々の方法が提案さ
れている。其等の中で有効な方法が二つある。
れている。其等の中で有効な方法が二つある。
その一つは蔗糖、ブドウ糖、!ルトース、ソルビット、
マルチットカどの糖質甘味料とステビア抽出物とを併用
する方法である(例えば特開昭52−145564号)
。他に酵素的反応によってSTにグルコースをα−グル
コシド結合で付加させる方法(特開昭54−5070号
)がおpoしかし、何れも未だ実用上満足出来るもので
はない。先ず糖質甘味料との併用法では8Tの苦味・渋
味に対する改善効果が、その時の甘味度レベル及び甘味
置換率〔対象飲食物の全甘味度に対する代替甘味料によ
る甘味度(相乗効果分を含む)の比率〕に大きく左右さ
れる。検討した処では甘味度7〜8W/W%以上の飲食
物の大部分に対して甘味置換率は30チが限界である。
マルチットカどの糖質甘味料とステビア抽出物とを併用
する方法である(例えば特開昭52−145564号)
。他に酵素的反応によってSTにグルコースをα−グル
コシド結合で付加させる方法(特開昭54−5070号
)がおpoしかし、何れも未だ実用上満足出来るもので
はない。先ず糖質甘味料との併用法では8Tの苦味・渋
味に対する改善効果が、その時の甘味度レベル及び甘味
置換率〔対象飲食物の全甘味度に対する代替甘味料によ
る甘味度(相乗効果分を含む)の比率〕に大きく左右さ
れる。検討した処では甘味度7〜8W/W%以上の飲食
物の大部分に対して甘味置換率は30チが限界である。
実際にコーヒー飲料或いは清涼飲料などにステビア抽出
物が利用されている例を観ると、10〜20チの甘味置
換率が多い。
物が利用されている例を観ると、10〜20チの甘味置
換率が多い。
甘味置換率60チ以下の場合、味質はステビア抽出物を
使用しない場合よりも爽快味が強まり寧ろ好ましくカる
。甘味倍数(以下、甘味倍数は蔗糖に対する倍数を言う
)も糖質甘味料との相乗効果により600倍以上になる
。その結果、甘味コストも蔗糖の÷程度になり充分な経
済メリットが得られる。即ち、経済メリットと呈味性向
上との両方を享受出来る。
使用しない場合よりも爽快味が強まり寧ろ好ましくカる
。甘味倍数(以下、甘味倍数は蔗糖に対する倍数を言う
)も糖質甘味料との相乗効果により600倍以上になる
。その結果、甘味コストも蔗糖の÷程度になり充分な経
済メリットが得られる。即ち、経済メリットと呈味性向
上との両方を享受出来る。
しかし、この方法ではノンカロリー、虫歯予防、非褐茗
変性、低浸透圧、氷点降下抑制力どのステビア抽出物の
優れた特徴が充分活かせない。例えばダイエツト甘味料
の場合、少なくとも50チ以上のカロリーカット率が必
要である。ステビア抽出物と糖質甘味料とを併用する方
法でカロリーカット率50%以上を達成しようとすると
、現状では呈味性を犠牲にせざるを得ない点が重大な欠
点である。
変性、低浸透圧、氷点降下抑制力どのステビア抽出物の
優れた特徴が充分活かせない。例えばダイエツト甘味料
の場合、少なくとも50チ以上のカロリーカット率が必
要である。ステビア抽出物と糖質甘味料とを併用する方
法でカロリーカット率50%以上を達成しようとすると
、現状では呈味性を犠牲にせざるを得ない点が重大な欠
点である。
之に対して3Tにグルコースを酵素的に付加させる方法
ではステビア抽出物の苦味及び渋味の大部分の根元をな
すSTがα−グルコシルステビオサイド(以下、α−G
S と記す)という全く別の物質に変化させられたこと
により甘味質は元のステビア抽出物に比べて明らかに改
善される。α−GSはSTにD−グルコースがα−グリ
コシド結合した物質の総称でありD−グルコースの結合
位置及び結合数により夫々異なる成分から成り、各成分
の味質と甘味倍数も夫々異なって来る。
ではステビア抽出物の苦味及び渋味の大部分の根元をな
すSTがα−グルコシルステビオサイド(以下、α−G
S と記す)という全く別の物質に変化させられたこと
により甘味質は元のステビア抽出物に比べて明らかに改
善される。α−GSはSTにD−グルコースがα−グリ
コシド結合した物質の総称でありD−グルコースの結合
位置及び結合数により夫々異なる成分から成り、各成分
の味質と甘味倍数も夫々異なって来る。
本発明者等の検討結果によると、8Tに対してD−グル
コースが少力くとも30W、/w%以上結合シタa −
081d、 a−GSに対しテ20 w、+−程度の未
反応のSTを含む場合でも苦味・渋味に関しては甘味度
10W/Wチ程度の飲食物の場合、単独使用も不可能〒
はないことが判った。
コースが少力くとも30W、/w%以上結合シタa −
081d、 a−GSに対しテ20 w、+−程度の未
反応のSTを含む場合でも苦味・渋味に関しては甘味度
10W/Wチ程度の飲食物の場合、単独使用も不可能〒
はないことが判った。
処が、とのα−グルコシル化処理ステビア抽出物にも実
用上1重大外人点がある。七“れはこのものの甘味度が
発底ステビア抽出物のそれに比べて可成り低下し、その
ため甘味コストが蔗糖を大きく上回り、経済メリットが
得られなくなることである。
用上1重大外人点がある。七“れはこのものの甘味度が
発底ステビア抽出物のそれに比べて可成り低下し、その
ため甘味コストが蔗糖を大きく上回り、経済メリットが
得られなくなることである。
表−1にα−グルコシルステビア抽出物(実施例1に用
いたものと同一)と精製ステビア抽出物(実施例1に用
いたものと同一)の甘味特性を、甘味度10 W/W
%の中性水溶液系についてパネル17名により20℃で
官能テストした結果を示す。
いたものと同一)と精製ステビア抽出物(実施例1に用
いたものと同一)の甘味特性を、甘味度10 W/W
%の中性水溶液系についてパネル17名により20℃で
官能テストした結果を示す。
表−1ステビア抽出物及びそのα−
グルコシドの甘味特性
甘味質の評価基準:◎全く問題なしに使用可○はとんど
問題なしに使用可 Δ何とも言え力い X使用上問題あり 表−1から明らかな様にステビア抽出物に比べてそのα
−グルコシドの苦味・渋味及び甘味のキレは可成り改善
されてオリ、甘味度10 W/W %では単独使用も可
能である。同じ条件でステビア抽出物が単独では全く使
えないのに比べて格段の相違がある。しかし甘味料とし
て実用的な観点から評価すると、α−グルコシドの単独
使用では苦味・渋味が僅かではあるが残存する上、甘味
のキレと言う点で今一つ不満足な点を残している。更に
それ以上に重大外欠点は、第一にコク味が糖質甘味料に
比べて著しく劣る点である。そのため糖質甘味料、特に
その中の代表的な存在である蔗糖と比べると甘味の強さ
では同程度であっても呈味性が劣る。
問題なしに使用可 Δ何とも言え力い X使用上問題あり 表−1から明らかな様にステビア抽出物に比べてそのα
−グルコシドの苦味・渋味及び甘味のキレは可成り改善
されてオリ、甘味度10 W/W %では単独使用も可
能である。同じ条件でステビア抽出物が単独では全く使
えないのに比べて格段の相違がある。しかし甘味料とし
て実用的な観点から評価すると、α−グルコシドの単独
使用では苦味・渋味が僅かではあるが残存する上、甘味
のキレと言う点で今一つ不満足な点を残している。更に
それ以上に重大外欠点は、第一にコク味が糖質甘味料に
比べて著しく劣る点である。そのため糖質甘味料、特に
その中の代表的な存在である蔗糖と比べると甘味の強さ
では同程度であっても呈味性が劣る。
第二は甘味倍数の低さである。甘味度10W/Wチで蔗
糖の60倍弱という甘味倍数では単価が蔗糖の100倍
以上という現状から観るとコスト、メリットは全く期待
出来ない。
糖の60倍弱という甘味倍数では単価が蔗糖の100倍
以上という現状から観るとコスト、メリットは全く期待
出来ない。
以上の如〈従来の一般的な精製ステビア抽出物に比べて
、そのα−グルコシドは苦味・渋味の点で大幅に、また
甘味のキレの点でも可成りの改善が認められるにも拘わ
らず、甘味倍数の低下及びコク味の不足という重大な欠
点のためにその実用化の進展が妨げられているのが実状
である。
、そのα−グルコシドは苦味・渋味の点で大幅に、また
甘味のキレの点でも可成りの改善が認められるにも拘わ
らず、甘味倍数の低下及びコク味の不足という重大な欠
点のためにその実用化の進展が妨げられているのが実状
である。
本発明の目的はα−GSの之等の欠点を改善し、苦味・
渋味が無く、甘味のキレが良く、蔗糖に近いコク味を有
し、蔗糖よりも甘味コストが安くて且つ50チ以上のカ
ロリーカットが可能な天然甘味料を提供することにある
。この目的のため本発明者等は種々検討を重ねた。
渋味が無く、甘味のキレが良く、蔗糖に近いコク味を有
し、蔗糖よりも甘味コストが安くて且つ50チ以上のカ
ロリーカットが可能な天然甘味料を提供することにある
。この目的のため本発明者等は種々検討を重ねた。
その結果、先ず甘味のキレ及びコク味の改善に甘
ついては糖質味科との併用が有効であることが判へ
うた、(表−1)。
しかし甘味倍数に関しては同じ表−1の結果から明らか
な様に蔗糖との併用による甘味相乗効果が精製ステビア
抽出物と蔗糖の併用による相乗効果程大きくないために
満足出来るものではない。
な様に蔗糖との併用による甘味相乗効果が精製ステビア
抽出物と蔗糖の併用による相乗効果程大きくないために
満足出来るものではない。
蔗糖以外の糖質甘味料との併用の場合も同様である。
そこで、α−08含有物と糖質甘味料との併用系の甘味
度を増加する方法に的を絞って更に検討を重ねた結果、
先ず、D−グルコース付加率(α−GS中のSTに対す
る付加D−グルコースの比率)が30〜120W/Wチ
のα−O8を用い1次にそのα−GSに対してReb、
A及びSTを適癌な比率で共存させた場合に両者の甘味
度に相乗効果が表われることを見出し本発明を完成した
。
度を増加する方法に的を絞って更に検討を重ねた結果、
先ず、D−グルコース付加率(α−GS中のSTに対す
る付加D−グルコースの比率)が30〜120W/Wチ
のα−O8を用い1次にそのα−GSに対してReb、
A及びSTを適癌な比率で共存させた場合に両者の甘味
度に相乗効果が表われることを見出し本発明を完成した
。
即ちα−O81重量部と、Reb、ム若しくはReb。
人を対BT比20 W/W−以上含むステビア抽出物を
総87含量(日本食品添加物連合会、天然食品添加物自
主規格法による)として0.4〜5重量部の比率で共存
させた場合に特に明らかな甘味相乗効果が認められた。
総87含量(日本食品添加物連合会、天然食品添加物自
主規格法による)として0.4〜5重量部の比率で共存
させた場合に特に明らかな甘味相乗効果が認められた。
その1例を表−2に示す。但しこの配合物のみ〒は苦味
・渋味、甘味のキレ及びコク味の何れにおいても甘味料
として満足出来るものではない。之を更に糖質甘味料と
併用することにより始めて甘味置換率60〜80チの範
囲で前記本発明の目的を有効に達成出来ることが判った
。
・渋味、甘味のキレ及びコク味の何れにおいても甘味料
として満足出来るものではない。之を更に糖質甘味料と
併用することにより始めて甘味置換率60〜80チの範
囲で前記本発明の目的を有効に達成出来ることが判った
。
中性水溶液の場合も表−2の結果同様に本発明の(注)
評価基準は表−1の場合と同じ。
評価基準は表−1の場合と同じ。
水溶液の調製 + 10W/Wチオレンジ果汁入りp
H3,0クエン酸水溶液に甘味料を甘 味度10W/W%になる様に添加。
H3,0クエン酸水溶液に甘味料を甘 味度10W/W%になる様に添加。
各種甘味料の内容: A−・Reb、A (HPLC
法純度9’7 %IB・・Aと5T(HPLC法純度9
8%)の1:2混合物 C・・α−GS(実施例1と同試料)とAの混合物(2
1) D、・α−O8とBの混合物(2+1)E・・Cと蔗糖
の混合物(甘味置換率 50%) F・・Dと蔗糖の混合物(甘味置換率 50 % ) 苦味・渋味、甘味のキレ及びコク味の評価基準は表−1
と同じ。
法純度9’7 %IB・・Aと5T(HPLC法純度9
8%)の1:2混合物 C・・α−GS(実施例1と同試料)とAの混合物(2
1) D、・α−O8とBの混合物(2+1)E・・Cと蔗糖
の混合物(甘味置換率 50%) F・・Dと蔗糖の混合物(甘味置換率 50 % ) 苦味・渋味、甘味のキレ及びコク味の評価基準は表−1
と同じ。
ステビア抽出物と糖質甘味料を使用した場合に。
表−1に示す様な甘味相乗効果が生ずることは公知であ
るが、α−GS 、Reb、A若しくはステビア抽出物
及び糖質甘味料を共存させた場合に表−2の様な著しい
甘味相乗効果が生ずることは予想外であった。この様な
相乗効果が生ずるメカニズムについては全く不明である
。敢えて貰えば、α−GS 、BT及びReb、 Aの
夫々と蔗糖の甘味相乗効果の大きさが BT > Re b、A > a −GSの順になるこ
とと、夫々の甘味特′続性がBT>YLeb、A>a
−GS の順になるという事実から夫々の時間的な甘味挙動の違
いが何等かの関与をしていることが考えられる。
るが、α−GS 、Reb、A若しくはステビア抽出物
及び糖質甘味料を共存させた場合に表−2の様な著しい
甘味相乗効果が生ずることは予想外であった。この様な
相乗効果が生ずるメカニズムについては全く不明である
。敢えて貰えば、α−GS 、BT及びReb、 Aの
夫々と蔗糖の甘味相乗効果の大きさが BT > Re b、A > a −GSの順になるこ
とと、夫々の甘味特′続性がBT>YLeb、A>a
−GS の順になるという事実から夫々の時間的な甘味挙動の違
いが何等かの関与をしていることが考えられる。
何れにしてもこの甘味相乗効果を利用することにより甘
味倍数及び呈味性(苦味・渋味、甘味のキレ及びコク味
)が何れ吃改善され、本発明の目的を果たすことが出来
た。
味倍数及び呈味性(苦味・渋味、甘味のキレ及びコク味
)が何れ吃改善され、本発明の目的を果たすことが出来
た。
以下に本発明を更に具体的に説明する。
本発明で用いるα−GSは、BT若しくはステビア抽出
物と蔗糖デン粉部分加水分解物などの糖類を水溶液中で
α−グルコシダーゼデキストランシュクラーゼ、サイク
ロデキストリン、グルコシルトランスフェラーゼなどの
酵素を作用させて得られる反応生成物中に含まれる。S
T発底の場合、ST分子中のグルコース残基に対して1
〜複数のグルコースがα−グルコシド結合で付加したも
のの混合物と未反応のSITを少量含む。ステビア抽出
物発底の場合はST以外のReb、 Aなどのステビア
甘味成分の一部もα−グルコシル化されている。
物と蔗糖デン粉部分加水分解物などの糖類を水溶液中で
α−グルコシダーゼデキストランシュクラーゼ、サイク
ロデキストリン、グルコシルトランスフェラーゼなどの
酵素を作用させて得られる反応生成物中に含まれる。S
T発底の場合、ST分子中のグルコース残基に対して1
〜複数のグルコースがα−グルコシド結合で付加したも
のの混合物と未反応のSITを少量含む。ステビア抽出
物発底の場合はST以外のReb、 Aなどのステビア
甘味成分の一部もα−グルコシル化されている。
其等は19T発底のものと同等以上の呈味改善効果が認
められる。 α−GSの呈味改善効果は付加した糖の比
率により異なる。傾向として。
められる。 α−GSの呈味改善効果は付加した糖の比
率により異なる。傾向として。
D−グルコース付加率が高い方が本発明の呈味性向上に
寄与するため、8T若しくはステビア抽出物中のステビ
ア甘味成分に対し30 W/W 1以上のD−グルコー
スが付加されたものが用いられる。
寄与するため、8T若しくはステビア抽出物中のステビ
ア甘味成分に対し30 W/W 1以上のD−グルコー
スが付加されたものが用いられる。
D−グルコース付加率50 W/W %以下のα−GS
は苦味・渋味などの味質改善効果が劣る九め1本発明の
目的を達成出来ない。一方、D−グルコース付加率12
0 W/W 1以上では本発明の甘味相乗効果が得られ
難い。
は苦味・渋味などの味質改善効果が劣る九め1本発明の
目的を達成出来ない。一方、D−グルコース付加率12
0 W/W 1以上では本発明の甘味相乗効果が得られ
難い。
本発明で用いるST及び几eb、Aはステビア抽出物と
して用いることも、またそれから晶析法或いはカラムク
ロマト法などの公知の分別法により分離した8T及びR
eb、A夫々の低〜高純度物若しくは其等の混合物を用
いることが出来る。
して用いることも、またそれから晶析法或いはカラムク
ロマト法などの公知の分別法により分離した8T及びR
eb、A夫々の低〜高純度物若しくは其等の混合物を用
いることが出来る。
本発明法ではST及びReb、Aの比率が重要であって
Reb、 AがSTに対して20”W/Wチ以下ではS
Tの影響で苦味・渋味が強くなり、α−GSの比率を甘
味相乗効果が期待出来なくなる限界まで増してもカバー
し得ない。なおSTとReb、Aとの比が同一の場合は
夫々の純品を配合した場合よりもステビア抽出物或いは
その晶析母液の方が甘味相乗効果及び味質の何れにおい
ても優れており、中でも最も好ましいのは晶析母液であ
る。
Reb、 AがSTに対して20”W/Wチ以下ではS
Tの影響で苦味・渋味が強くなり、α−GSの比率を甘
味相乗効果が期待出来なくなる限界まで増してもカバー
し得ない。なおSTとReb、Aとの比が同一の場合は
夫々の純品を配合した場合よりもステビア抽出物或いは
その晶析母液の方が甘味相乗効果及び味質の何れにおい
ても優れており、中でも最も好ましいのは晶析母液であ
る。
本発明で言う糖質甘味料としては、果糖、ブドウ糖、キ
シロースなどの単糖類;蔗糖、マルトース、乳糖などの
二糖類;ソルビトール、キシリトール、マルチトールな
どの糖アルコール;があり夫々単独または2種以上の混
合物として用いることが出来る。
シロースなどの単糖類;蔗糖、マルトース、乳糖などの
二糖類;ソルビトール、キシリトール、マルチトールな
どの糖アルコール;があり夫々単独または2種以上の混
合物として用いることが出来る。
本発明で用いるα−GS、ST及びReb、Aから成る
混合甘味料を全甘味度の20W/W%以上の糖質甘味料
と併用する場合の甘味倍数はコーヒー飲料など比較的低
甘味食品の場合で100倍以上、ジャムなどの比較的高
甘味食品の場合でも数10倍に達するため、必要甘味に
対する添加量が糖質甘味料に比べて大幅に低い、そのた
め1本発明法の実施に際して併用する糖質甘味料の量及
び種類をコントロールすることにより、カロリーカット
及び/または血糖値制御が容易に行なえるので、美容食
、健康食、ダイエツト食への甘味付けに適している。
混合甘味料を全甘味度の20W/W%以上の糖質甘味料
と併用する場合の甘味倍数はコーヒー飲料など比較的低
甘味食品の場合で100倍以上、ジャムなどの比較的高
甘味食品の場合でも数10倍に達するため、必要甘味に
対する添加量が糖質甘味料に比べて大幅に低い、そのた
め1本発明法の実施に際して併用する糖質甘味料の量及
び種類をコントロールすることにより、カロリーカット
及び/または血糖値制御が容易に行なえるので、美容食
、健康食、ダイエツト食への甘味付けに適している。
また最近問題になっている虫歯防止のためには本発明で
使用する糖質甘味料として蔗糖以外の。
使用する糖質甘味料として蔗糖以外の。
例えばブドウ糖、マルトース、ノルピトール、マルチト
ールなどを選べばよい。この様な食品にはチューインガ
ム、チョコレート、キャラメル、キャンデー、ビスケッ
トなどの菓子類;炭酸飲料。
ールなどを選べばよい。この様な食品にはチューインガ
ム、チョコレート、キャラメル、キャンデー、ビスケッ
トなどの菓子類;炭酸飲料。
果汁飲料、乳酸菌飲料などの飲料水類:の中で特に虫歯
予防を目的とした場合に好適である。またうがい水や練
肉みがきなどの虫歯予防機能が要求される化粧品、医薬
品などへの甘味付けにも適している。
予防を目的とした場合に好適である。またうがい水や練
肉みがきなどの虫歯予防機能が要求される化粧品、医薬
品などへの甘味付けにも適している。
本発明法は応等健康の維持・増進に関する用途に限られ
るものではなく、一般の種々の飲食品の甘味付けに使用
出来る。例えば清涼飲料、乳飲料などの飲料;アイスク
リーム、アイスキャンディ−などの冷菓;和菓子、洋菓
子などの菓子類;酢の物、煮物などのそうざい類;調味
酢、マヨネーズ、ドレッシング、ダシの素などの調味料
;べったら漬、らっきょう漬などの漬物類iその他線歯
みがき、リップクリーム、内服液、トローチ、うがい薬
など各種化粧品、医薬品の甘味付けに使用出来る。
るものではなく、一般の種々の飲食品の甘味付けに使用
出来る。例えば清涼飲料、乳飲料などの飲料;アイスク
リーム、アイスキャンディ−などの冷菓;和菓子、洋菓
子などの菓子類;酢の物、煮物などのそうざい類;調味
酢、マヨネーズ、ドレッシング、ダシの素などの調味料
;べったら漬、らっきょう漬などの漬物類iその他線歯
みがき、リップクリーム、内服液、トローチ、うがい薬
など各種化粧品、医薬品の甘味付けに使用出来る。
以上の飲食物、嗜好物、化粧品、医薬品などを本発明法
によって甘味付けするには夫々の製品が出来上るtでの
工程に1例えば混和、練捏、溶解、浸透、浸漬、散布、
塗布、噴霧、注入など公知方法が適宜選ばれる。
によって甘味付けするには夫々の製品が出来上るtでの
工程に1例えば混和、練捏、溶解、浸透、浸漬、散布、
塗布、噴霧、注入など公知方法が適宜選ばれる。
最後に本発明法の効果を纒めると次の通りである。
先ず第一は本発明法により甘味度が低くてコストメリッ
トが出ないというα−GSの重大な欠点の改善が、苦味
・渋味の低減、甘味のキレの向上、コク味の飛躍的増加
などの呈味性の面での改善を伴ないながら達成出来たこ
とにより、従来のステビア抽出物では到底不gT能であ
った甘味置換率30チ以上゛での糖質甘味料との併用に
よる甘味付けが経済性を満足させ7i:カら可能になっ
たことである□ 第二#i特筆すべき程のことでは摩いが、α−Gsの溶
状の安定性が本発明法により改善されることである。
トが出ないというα−GSの重大な欠点の改善が、苦味
・渋味の低減、甘味のキレの向上、コク味の飛躍的増加
などの呈味性の面での改善を伴ないながら達成出来たこ
とにより、従来のステビア抽出物では到底不gT能であ
った甘味置換率30チ以上゛での糖質甘味料との併用に
よる甘味付けが経済性を満足させ7i:カら可能になっ
たことである□ 第二#i特筆すべき程のことでは摩いが、α−Gsの溶
状の安定性が本発明法により改善されることである。
α−GSを水溶液状態の食品中で保存した場合に条件に
よっては幾分不安定化する場合がある。即ち1本発明者
等の検討した処では殺菌面性が不充分な場合にα−08
単独系若しくはa−GSと糖質甘味料の併用系では僅か
ながら澄明度の低下が見られた。しかし、本発明法では
その様なことは観察されたかった。
よっては幾分不安定化する場合がある。即ち1本発明者
等の検討した処では殺菌面性が不充分な場合にα−08
単独系若しくはa−GSと糖質甘味料の併用系では僅か
ながら澄明度の低下が見られた。しかし、本発明法では
その様なことは観察されたかった。
この現象の詳細なメカニズムは不明であるtζST及び
Reb、Aの存在が微生物の存在に対して何等かの影響
を及ぼした可能性が考えられる。
Reb、Aの存在が微生物の存在に対して何等かの影響
を及ぼした可能性が考えられる。
実施例 1
(1) α−GSの調製
総ステビオサイド含量85 、2 w、’W %%高速
液体クりマトグラフ法(HPLC法と略す。以下α−0
8及びステビア抽出物のHPLC測定は。
液体クりマトグラフ法(HPLC法と略す。以下α−0
8及びステビア抽出物のHPLC測定は。
カラム;島津PNH2−10/525o4.キャリヤー
;CH3CN冷0(〕V22) 0−9rnl!An;
。、検出器; UV 200 nmの条件で総べて行な
った。)K ヨルST ’ai149.2 W/W %
、Reb、A含量18.4W/W%、Reb、C6,8
W/W%F)精製ステビア抽出物(商品名ステビアフィ
ンH9山陽国策パルプ株式会社製)とり、E、28のマ
ルトデキストリンをジクロデキストリングh力/ ト5
ン、;tフxラーゼ(E、C,2,4,1,19)の存
在下で公知の方法(特開昭54−5070実1111−
23に従って反応させた。加熱失活させた反応液を多孔
性合成吸着樹脂(商品名)(P−20,三菱化成工業株
式会社裏)、カチオン交換樹脂IR−x2o(H型)、
アニオン交換樹脂IRA−93(OH型)及び粉末活性
炭を用いる公知の方法(特公昭55−47871号)で
処理して精製α−グルコシル化ステビア抽出物(EI+
A)を得た。
;CH3CN冷0(〕V22) 0−9rnl!An;
。、検出器; UV 200 nmの条件で総べて行な
った。)K ヨルST ’ai149.2 W/W %
、Reb、A含量18.4W/W%、Reb、C6,8
W/W%F)精製ステビア抽出物(商品名ステビアフィ
ンH9山陽国策パルプ株式会社製)とり、E、28のマ
ルトデキストリンをジクロデキストリングh力/ ト5
ン、;tフxラーゼ(E、C,2,4,1,19)の存
在下で公知の方法(特開昭54−5070実1111−
23に従って反応させた。加熱失活させた反応液を多孔
性合成吸着樹脂(商品名)(P−20,三菱化成工業株
式会社裏)、カチオン交換樹脂IR−x2o(H型)、
アニオン交換樹脂IRA−93(OH型)及び粉末活性
炭を用いる公知の方法(特公昭55−47871号)で
処理して精製α−グルコシル化ステビア抽出物(EI+
A)を得た。
試料AのGC法総sT 含fi54.2%、HPLC法
で求めた未反応のST、Reb、A及びReb、Cは夫
h 5.8W/W % 、 1.5 W/W % 及U
肌4W/Wチであった。HPLCチャートには、その他
8T及びRe b m Aの種々のα−グルコシル化物
によるピークが多数存在した。
で求めた未反応のST、Reb、A及びReb、Cは夫
h 5.8W/W % 、 1.5 W/W % 及U
肌4W/Wチであった。HPLCチャートには、その他
8T及びRe b m Aの種々のα−グルコシル化物
によるピークが多数存在した。
特開昭54−50’70号の実@4の方法により調べた
結果、之等のピーク成分はα−モノグルコシルST、α
−シクルコシルST、α−トリクルコシルST、α−モ
ノグルコシルReb、A及ヒα−ジグルコシルReb、
Bその他ステビア甘味成分のα−グルコシドを各少量含
んでいることが確認された。次に、試料Aをカラムクロ
マトグラフィー処理して求めたα−GS含量は固形分と
して試料人の−48,6W/W %であった。更にとの
α−GSを公知の方法でα−グルコシダーゼ処理した後
、 HP−20を用いる常法によりカラム処理して得た
流出液及び洗液中のD−グルコースをHPLC法(カラ
ム;島津PNH2−10/8−2504 、キャリヤー
;CH,CN/H20(マ8 m//22 ml )
を検出器;示差屈折計)で定量した。その結果α−GS
の糖付加率は66.9 W/W %であった、一方。
結果、之等のピーク成分はα−モノグルコシルST、α
−シクルコシルST、α−トリクルコシルST、α−モ
ノグルコシルReb、A及ヒα−ジグルコシルReb、
Bその他ステビア甘味成分のα−グルコシドを各少量含
んでいることが確認された。次に、試料Aをカラムクロ
マトグラフィー処理して求めたα−GS含量は固形分と
して試料人の−48,6W/W %であった。更にとの
α−GSを公知の方法でα−グルコシダーゼ処理した後
、 HP−20を用いる常法によりカラム処理して得た
流出液及び洗液中のD−グルコースをHPLC法(カラ
ム;島津PNH2−10/8−2504 、キャリヤー
;CH,CN/H20(マ8 m//22 ml )
を検出器;示差屈折計)で定量した。その結果α−GS
の糖付加率は66.9 W/W %であった、一方。
水洗後の上記1(p−20カラムに90 V/V %の
メタノールを通液し、溶出液中のステビア桂味成分をH
PLC法で分析した。α−グルコシダーゼ処理前に観ら
れfraL−グル;シトの複数のピークは消失した6 (2) コーヒー飲料の調製及び官能テスト試料A ステビア抽出物晶析母液〔特公昭55−26819号参
照、主要甘味成分含量(HPLC法、対固形分W/W%
) ST 22.0. Reb、A39.3.几eb
。
メタノールを通液し、溶出液中のステビア桂味成分をH
PLC法で分析した。α−グルコシダーゼ処理前に観ら
れfraL−グル;シトの複数のピークは消失した6 (2) コーヒー飲料の調製及び官能テスト試料A ステビア抽出物晶析母液〔特公昭55−26819号参
照、主要甘味成分含量(HPLC法、対固形分W/W%
) ST 22.0. Reb、A39.3.几eb
。
C12,0)及び砂糖混合フ[ドウ糖果糖液糖(商品名
「サンフラクhf35Djc参松工業株式会社製、固形
分75W/W% 、成分(対固形分W/Wチ);果糖2
2.4.ブドウ糖25.9.蔗糖22.5)を用いて表
−6の配合処方でコーヒー飲料を得念。17名のパネル
により液温20℃で行なった官能テスト結果を同表に示
す。
「サンフラクhf35Djc参松工業株式会社製、固形
分75W/W% 、成分(対固形分W/Wチ);果糖2
2.4.ブドウ糖25.9.蔗糖22.5)を用いて表
−6の配合処方でコーヒー飲料を得念。17名のパネル
により液温20℃で行なった官能テスト結果を同表に示
す。
表−6コーヒー飲料の調製とその評価
コーヒー飲料のwins条件;
甘味料、インスタントコーヒー5gを1:1に希釈した
牛乳を加えて全量1Kgにし、120℃で60分間オー
トクレーブ中で加熱殺菌した0 コク味、甘味の後引きの評価基準; 表−1と同様。
牛乳を加えて全量1Kgにし、120℃で60分間オー
トクレーブ中で加熱殺菌した0 コク味、甘味の後引きの評価基準; 表−1と同様。
実施例 2
(1) α−aSの調製
総ST含量100w/Wチ(対固形分)、HPLC法純
度99.8W/WチのSTと蔗糖を公知の方法(特開昭
54−50’FO号の実施例6)に準じた方法で反応さ
せて得た反応液を実施例1と同様に処理して精製反応生
成物(試料B)を得た。
度99.8W/WチのSTと蔗糖を公知の方法(特開昭
54−50’FO号の実施例6)に準じた方法で反応さ
せて得た反応液を実施例1と同様に処理して精製反応生
成物(試料B)を得た。
実施例1と同様に試料Bを分析した結果、GC法総S丁
含量が58.3W/W%、 HPI、C法による未反応
STが7 、8 W/Wチであった。その他α−モノク
ルコシル8T、α−ジグルコシルBT。
含量が58.3W/W%、 HPI、C法による未反応
STが7 、8 W/Wチであった。その他α−モノク
ルコシル8T、α−ジグルコシルBT。
α−トリグルコシル8Tの存在が確認されたOまた発成
の8T原料の総ST含量に対し69.4W/W %のD
−グルコースがα−グルコシド結合で付加し、発成原料
中の8Tの86.6W/WチにD−グルコースが付加し
たことが判った。
の8T原料の総ST含量に対し69.4W/W %のD
−グルコースがα−グルコシド結合で付加し、発成原料
中の8Tの86.6W/WチにD−グルコースが付加し
たことが判った。
(2) 炭酸飲料の調製と官能テスト試料B
ステビア抽出物(実施例1で用いたものと同じ)及び果
糖ブドウ糖液糖商品名「す/フラクト550」〔参松工
業株式会社製、固形分75 W/W %、成分(対固形
分)i果@55゜ブドウ糖40〕を甘味料として用い、
表−4の条件で炭酸飲料を調製した。17名のパネルに
より、室温60℃、液温10℃の条件で行なった官能テ
スト結果を比較例と共に同表表−4 炭酸飲料の調製条件; 甘味料、クエン酸0.7II、リンゴ酸0.6g及びレ
モンエツセンス11に飲料水を加えて全量を1胸とし、
孔径0.1μmのメンブランフィルタ−で−過した後、
冷却下炭酸ガスを4−5 賜2で圧入し、透明ガラス瓶
に充填打栓した。
糖ブドウ糖液糖商品名「す/フラクト550」〔参松工
業株式会社製、固形分75 W/W %、成分(対固形
分)i果@55゜ブドウ糖40〕を甘味料として用い、
表−4の条件で炭酸飲料を調製した。17名のパネルに
より、室温60℃、液温10℃の条件で行なった官能テ
スト結果を比較例と共に同表表−4 炭酸飲料の調製条件; 甘味料、クエン酸0.7II、リンゴ酸0.6g及びレ
モンエツセンス11に飲料水を加えて全量を1胸とし、
孔径0.1μmのメンブランフィルタ−で−過した後、
冷却下炭酸ガスを4−5 賜2で圧入し、透明ガラス瓶
に充填打栓した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レバウディオサイド人単独若しくはステビオサイド
とステビオサイドの20 ”Ayi 4以上のレバウデ
ィオサイド人との混合物であるステビア抽出物と、D−
グルコース付加率が30 W/W 4以上であるα−グ
ルコシルステビオサイド及び糖質甘味料とを併用するこ
とを特徴とする飲食物などの甘味付与方法。 2 α−グルコシルステビオサイドに対しステビア抽出
物が重量比で1 + 0.4〜5の割合である特許請求
の範囲第1項記載の飲食物tどの甘味付与方法。 6 糖質甘味料に対するα−グルコシルステビオサイド
、ステビア抽出物の甘味置換率が30〜80チである特
許請求の範囲第1項または第2項記載の飲食物などの甘
味付与方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030094A JPS5951265B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 飲食物などの甘味付与方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030094A JPS5951265B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 飲食物などの甘味付与方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58149655A true JPS58149655A (ja) | 1983-09-06 |
JPS5951265B2 JPS5951265B2 (ja) | 1984-12-13 |
Family
ID=12294191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57030094A Expired JPS5951265B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 飲食物などの甘味付与方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951265B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225949A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Nakazato Takanori | 甘味料 |
JP2006125554A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Matsuura Machinery Corp | 回転軸のための非接触シール構造 |
EP2079319A1 (en) | 2006-10-24 | 2009-07-22 | Givaudan SA | Consumables |
CN103393064A (zh) * | 2005-11-23 | 2013-11-20 | 可口可乐公司 | 具有改良时间变化形廓及/或风味形廓的天然高效甜味剂组成物与其调和方法和用途 |
CN105053954A (zh) * | 2015-08-14 | 2015-11-18 | 蚌埠市华东生物科技有限公司 | 一种口感好降血糖甜菊糖苷甜味剂 |
JP2019154240A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 東洋精糖株式会社 | 高甘味度甘味料組成物、糖アルコール組成物、高甘味度甘味料混合組成物、希少糖組成物、飲食品、化粧品および医薬品 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145178U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-08 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227226A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-01 | Ibm | Method of accessing information from bubble domain lattice array |
JPS5257366A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-11 | Morita Kagaku Kogyo | Improving and enhancing method of taste of stevioside |
JPS52117473A (en) * | 1976-03-26 | 1977-10-01 | Morita Kagaku Kogyo | Taste improving method of natural saccharide sneetening agent |
JPS52120171A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | Morita Kagaku Kogyo | Taste improving of sweetening agent |
JPS545070A (en) * | 1977-06-13 | 1979-01-16 | Hayashibara Biochem Lab | Production of sweetening agent |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57030094A patent/JPS5951265B2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5227226A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-01 | Ibm | Method of accessing information from bubble domain lattice array |
JPS5257366A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-11 | Morita Kagaku Kogyo | Improving and enhancing method of taste of stevioside |
JPS52117473A (en) * | 1976-03-26 | 1977-10-01 | Morita Kagaku Kogyo | Taste improving method of natural saccharide sneetening agent |
JPS52120171A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | Morita Kagaku Kogyo | Taste improving of sweetening agent |
JPS545070A (en) * | 1977-06-13 | 1979-01-16 | Hayashibara Biochem Lab | Production of sweetening agent |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225949A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Nakazato Takanori | 甘味料 |
JP2006125554A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Matsuura Machinery Corp | 回転軸のための非接触シール構造 |
CN103393064A (zh) * | 2005-11-23 | 2013-11-20 | 可口可乐公司 | 具有改良时间变化形廓及/或风味形廓的天然高效甜味剂组成物与其调和方法和用途 |
US9055759B2 (en) | 2006-10-24 | 2015-06-16 | Givaudan, S.A. | Sweetened consumables comprising rebaudioside A as a sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
JP2015156860A (ja) * | 2006-10-24 | 2015-09-03 | ジボダン エス エー | 消費材 |
US8679567B2 (en) | 2006-10-24 | 2014-03-25 | Givaudan S.A. | Consumables |
US8691312B2 (en) | 2006-10-24 | 2014-04-08 | Givaudan S.A. | Sweetened consumables comprising rebaudioside A and stevioside as sweetness enhancers and method of enhancing sweetness of consumables |
US8765205B2 (en) | 2006-10-24 | 2014-07-01 | Givaudan, S.A. | Sweetened consumables comprising rebaudioside A and stevioside as sweetness enhancers and method of enhancing sweetness of consumables |
JP2014166184A (ja) * | 2006-10-24 | 2014-09-11 | Givaudan Sa | 消費材 |
US9055760B2 (en) | 2006-10-24 | 2015-06-16 | Givaudan, S.A. | Sweetened consumables comprising rebaudioside A as a sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
EP2079319A1 (en) | 2006-10-24 | 2009-07-22 | Givaudan SA | Consumables |
US9060536B2 (en) | 2006-10-24 | 2015-06-23 | Givaudan, S.A. | Sweetened consumables comprising rebaudioside A as a sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
JP2010507376A (ja) * | 2006-10-24 | 2010-03-11 | ジボダン エス エー | 消費材 |
US11540543B2 (en) | 2006-10-24 | 2023-01-03 | Givaudan Sa | Sweetened consumables comprising mogroside IV as sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
US9572369B2 (en) | 2006-10-24 | 2017-02-21 | Givaudan S.A. | Sweetened consumables comprising mogroside V and stevioside as sweetness enhancers and method of enhancing sweetness of consumables |
US9572368B2 (en) | 2006-10-24 | 2017-02-21 | Givaudan S. A. | Sweetened consumables comprising mogroside V and stevioside as sweetness enhancers and method of enhancing sweetness of consumables |
US9775373B2 (en) | 2006-10-24 | 2017-10-03 | Givaudan S.A. | Sweetened consumables comprising rubusoside and rebaudioside A and/or stevioside as sweetness enhancers and method of enhancing sweetness of consumables |
US10827773B2 (en) | 2006-10-24 | 2020-11-10 | Givaudan Sa | Sweetened consumables comprising Siame Noside'i as sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
US10660356B2 (en) | 2006-10-24 | 2020-05-26 | Givaudan Sa | Sweetened consumables comprising mogroside V or swingle extract fraction as sweetness enhancer and method of enhancing sweetness of consumables |
CN105053954A (zh) * | 2015-08-14 | 2015-11-18 | 蚌埠市华东生物科技有限公司 | 一种口感好降血糖甜菊糖苷甜味剂 |
JP2019154240A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 東洋精糖株式会社 | 高甘味度甘味料組成物、糖アルコール組成物、高甘味度甘味料混合組成物、希少糖組成物、飲食品、化粧品および医薬品 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5951265B2 (ja) | 1984-12-13 |
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