JPS58147902A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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JPS58147902A
JPS58147902A JP57029159A JP2915982A JPS58147902A JP S58147902 A JPS58147902 A JP S58147902A JP 57029159 A JP57029159 A JP 57029159A JP 2915982 A JP2915982 A JP 2915982A JP S58147902 A JPS58147902 A JP S58147902A
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JP
Japan
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resin
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acid
present
carboxylic acid
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JP57029159A
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JPS64765B2 (ja
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北村 昶
信之 中村
徹 小宮山
大橋 俊雄
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導体上に樹脂を押出し、薄膜被覆層を設けて
なる巻線用絶縁電線の改良に関するものである。
従来巻線用絶縁電線としては主として導体上に合成樹脂
塗料勿塗布焼付けてNe3嶽被覆層を設けて傅ているも
のであるが、近時省資源、省エネルギー、無公害、高生
産性の見地から合成樹脂をその丑1押出機から押出して
導体上に薄膜全被覆した絶縁筒1?Nが例えば特開昭5
3−4875号公報に提案されている。
この方法は従来困難であった巻線用絶縁電線に要求され
る薄肉の合成樹脂被覆の形成全押出法により可能化した
ものであり工莱的価値は太きいものである。
而して押出機をオロ用して巻勝用絶縁1氷蛍うる場合に
、使用する合成樹脂は本質的C′こ熱o、lηノ性街脂
であるが、巻線特性として?両足し併る合成樹脂例えは
ポリエーテルスルホン樹脂のyllきものは極めて腐1
曲なものであるため汎用化か困難であり、又一方汎用化
しうる安価な樹脂は特性上において問題ヶ有する。月1
」ち芳香族ジカルボン酸と月h゛肪放グライコールとか
ら得られるポリエステル糸樹脂例えIf月ゼリエチレン
テレフタレートtf脂(以−トPETという)或はポリ
ブチレンテレフタレート樹脂(PBTという)等は電気
絶縁材料として実用化濱れており、巻線用杷は拐料とし
ても光分な耐熱性を有する可能性が鳴る事、及びフィル
ム、Ni維寺に大菫に使用されている為、安価である点
も優利である。
然しながら本発明者等はこれらポリエステル系樹脂を押
出被覆(2て傅た絶縁電線を巻線として使用する場合に
は重大な欠陥r有することを見出した。aちポリエステ
ル系樹脂のフィルム状4A科Qま配向禾44下で結晶化
されてはじめて本来の耐熱性、機械的特性全発揮するも
のであるか、単に押出機により押出被覆して巻線用絶縁
電巌奮つる場合には、該樹脂の溶融物の粘弾性から押出
し時の引き洛しによる配向は期待できず且つ導体の伸長
を伴なわずに被覆層のみを延伸することは不可能である
。従って導体上に押出し被覆されたノパリエステル系樹
脂薄膜は無配向の低結晶性のものとなっているため優れ
た耐熱性、機械的特性をうることは出来ないのである。
事実この絶縁電線についてJISC−3003に規定さ
れた2個撚り試験片での絶縁破壊電圧値全規定すると、
製造直後のものは著しく高い埴全示すが、30℃以上の
環境下で放置すると速やかに低下する。この破壊重圧の
低下は試験片製作時に発生するりI7−ソングに起因さ
れるものである。(′rM、線製造直後にはこうしたク
レージング発生はみられない。)この現象は沙覆層か体
積緩和により分子の光債密度に変化が有力伸長歪みに対
する破壊埜動が変化″3I−る/こめである。
このクレージングの発生を防止するためにPETに二酸
化チタン5〜15%ヲ添加することが特開昭56−73
817号公報に提案され−しいる。
然しこのような方法によるも、前記の々1」〈211I
!11撚ジ試験片の々目ぐ厳しいカロエ時においては改
善効果が泥められず依然としてクレーソング現象が発生
する。
本発明はポリエステル糸樹脂Qlj/れた耐熱性全保持
し、クレーソング現象を抑止し絶縁破壊電圧の経時変化
による低下葡防止しうるefi軍i83!全児出したも
のである。ff1Jも本発明は導体上に、芳香族ソカル
がン酸残基と脂肪族グライコールとからなる勝状ポリニ
スナル’rR脂100 重財部にlI411鎖にカルボ
ン酸或はカルボン酸塩全治するエチレン系共里合体便脂
1〜15亜創部配合し′frc南脂混和物からなる薄膜
P3縁層を押出し形成したものである。
本発明において上述の如き効果が祷られる理由はカルン
2ン酸基を有するエチレン系樹脂が良好な相容性を有す
るため、ポリエステル樹脂の耐熱性を低下せしめる事な
く切断伸の低下全一定限厩内に抑制することができるも
のと考えられる。
本発明においてポリエステル系樹脂f:構成する芳香族
カルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフ
タル酸、ナフタレンソ力ルポンば、ジフェニルノカルボ
ン酸、ノフェニルスルホンソカルボン酸、ノンェニルエ
ーテルソカルがン酸あるいはこれ等酸のアルキルエステ
ル、ハDケ゛ン化物等である。又脂肪族グライコールと
しては例えばエチレングライコール、ゾロピレングライ
コール、ブチレングライコール、ヘキザンノオール等で
ある。この内テレフタル酸とエチレングライコールとの
動1合体であるPICT或はテレフタール酸とブチレン
グライコ−5− ルとのね1合体であるPBTは代表的なものである。
又側鎖にカルボン酸を有するエチレン系共亜合体として
は例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸の如き
不飽和モノカルがン酸、或はマレイン酸、7マール酸、
フタール酸の如く不飽和ノカルポン酸とエチレン頁合体
との共重合体をいうものであり、0IIl鎖のカルがン
酸が1部金楓塩となるものも含箇れ、る。その樹脂の代
表的なものとしては所謂アイオノマー樹脂と称されるエ
チレン−メタアクリル酸共重合体のカルがン酸全一部金
属塩としたハイミラン(三片ポリケミカル社M商品名〕
或にエチレン−アクリル酸共重合体であるEAA @脂
(米国ダウケミカル社製商品名)がある。
本発明においてポリエステル系樹脂とエチレン系共重合
体樹脂との混合割合については前者をI OON−、f
at部に対し後者全1〜15重重都好1しくは5〜10
重量部である。このように限定した理由rj: ’ l
垂欝部未満では本発明の効来全−6〜 発揮することが出来ず又15重量部を超えた場合VCは
耐熱性が低下し巻腺として使用することが出来ないため
である。
又本発明にて用いる樹脂混和物には無機充填削例工ばタ
ルク、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、シリカ粉末
等を添加してもよい。
更に本発明において樹脂混和物による薄膜層を設けた外
側に機械的特性全強化するためにポリアミド系イ對脂を
被覆した2及被覆を行ってもよい。この場合ポリアミド
樹脂としては6.6ナイロン、6ナイロン、6−10ナ
イロン、ポリトリメチルへキサメチレンプレフタルアミ
ド等である。
本発明では導体上に樹脂混和物を押出被覆し° た後、
冷却条件を適当に調整し結晶化度を高め機械的特性を同
上することも出来る。この場合被覆線材の温度がガラス
転移点以上であれば原理的には結晶化がおこるが高置取
り線速全うるためには100℃以上の温度に被覆線制が
保持されることか望ましい。
次に本発明の実施例について欣明する。尚実施例中の樹
脂混和物は全て30mmφ混練用2 II!III押出
機で混練して4たものである。(以下部とあるは何れも
重創部を示す) 実施例(1) 予め280℃にカロ熱されたl mmφの銅線上にPE
T (量大(株)装TR−8550〕100部に対しア
イオノマー樹脂(三井ポリケミカル社製ハイミラン18
55)I O都合配合した樹脂混和物音301+anφ
の押出機(押出し条件230〜280℃〕を用いて#L
覆し本発明絶縁電線葡えた。
実施例(2) PET 100部にアイオノマー15部を配合した樹脂
混和物を使用した以外はすべて実施例(1)と同様にし
て本発明絶縁電線をえた。
実施例(3) 予め250℃に力1熱された11嬉φの銅線上にPBr
lOOにアイオノマー樹脂1部を配合した樹脂混和物を
30・鷹φの押出機(押出条件210〜250℃)を用
いて被覆し本発明絶縁電線をえた。
実施例(4) PET l 00部に対しEAA m脂8部を配合した
樹脂混和物を便用した以外はすべて実施例(11と同一
条件にて本発明絶縁電線をえた。
比較例(1) 予め280℃に加熱された1m1iφの銅線上にPET
を30111111φの押出機(押出し条件240〜2
80℃〕を用いて押出被覆し比較例絶縁電線をえた。
比較例(2) 予め250℃に加熱されたImiφの銅線上にPBT 
(三片石油化学HFEt−PMTG−20OA)’r3
 Q mmφの押出機(押出し条件210〜250℃)
を用いて押出被覆し比較例絶縁電線をえた。
比較例(3) PET 100部に二酸化チタン(右派産業タイベーク
A−100)8部を配合した混和物を使用した以外はす
べて比較例(1)と同−条件にて比較例絶縁電線をえた
9− 比較例(4) PET l 00部にポリエチレン樹脂(三井石油化学
製ハイゼツツク5305EF)8部を配合した樹脂混和
物を使用した以外はすべて実施例(1)と同一条件にて
比較例絶縁電線をえた。
斯くして得た本発明絶縁電線並に比較例絶縁電線につい
て夫々特性を測定した結果は第1表に示す通りである。
−10〜 以上詳述した如く本発明の絶縁電線は経時において、ク
レーソングを発生、絶縁破壊′直圧の低下など引起すこ
となく耐熱性、電気特性に浸れた巻線用絶縁′#jLI
Nであり、その実用的価値は極めて大きい。
出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦特許庁長官 
若杉和夫 殿 1、事件の表示 %願昭57−29159号 2、発明の名称 絶  縁  竜  線 3、補正をする渚 7JT件との関係 特許出願人 (529)古ρJ亀気工業株式会社 11、代理人 6 補正の′Aj象 明細書 7補正の内容 (1)  明細書第5頁第6行において「低下せしめる
事なく切断伸」とあるな「低下せしめることなく経時変
化による切断伸Jと削正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導体上に、芳香族ジカルがン酸残基と脂肪族グライコー
    ルとからなる線状ポリエステル樹脂100i量部に側鎖
    にカルボン酸或はカルボン酸塩を有するエチレン系共重
    合体樹脂1〜15重量部配合した樹脂混和物からなる薄
    膜絶縁層を押出し形成したこと全特徴とする絶縁電線。
JP57029159A 1982-02-25 1982-02-25 絶縁電線 Granted JPS58147902A (ja)

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