JPS58147420A - 芳香族ポリエステルアミドの製造方法 - Google Patents

芳香族ポリエステルアミドの製造方法

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JPS58147420A
JPS58147420A JP3080382A JP3080382A JPS58147420A JP S58147420 A JPS58147420 A JP S58147420A JP 3080382 A JP3080382 A JP 3080382A JP 3080382 A JP3080382 A JP 3080382A JP S58147420 A JPS58147420 A JP S58147420A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規かつ有用な芳香族ポリエステルアミドの製
造方法に関する。
芳香族二塩基酸を九はそれらの機能誘導体とエーテル結
合を含むジアミ/またはそれらの機能誘導体とから製造
される芳香族ポリエーテルアミドは9%開昭52−23
198号等によシ公知である。このような芳香族ポリエ
ーテルアミドは9種々の機械的強度、耐アーク性、Ws
電損率などの電気的性質をはじめ、耐薬品性1m燃性、
耐摩耗性および寸法安定性などにすぐれている。しかし
、この樹脂の成形にはその分解温度に近い350℃前後
の高温を要し9作業許容温度幅がせまいことが弱点の一
つとなっている。
一方、テレフ!ル酸、イソフタル酸等の芳香族二塩基1
1hよびその機能誘導体と二価フェノール類とシら製造
した芳香族ポリエステルは耐摘撃性、―燃性などのすぐ
れた性質を有しているが、耐水性が劣っており、その応
用分野は制限をうけていた。
そこで9本発明者らはこれらの問題を改讐するべく鋭意
検討を重ね1本発明をなすに到った。
すなわち9本発明の目的はすぐれ九特性とともに向上し
九−形加工性を有する新規かつ有用な樹脂の製造方法を
提供するにある。
すなわち本発明は、一般式CI) ((但し2式中、 R1、R1、RsおよびR4は水素
低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素または臭素を
示し、1いに同じであっても異なっていてもよい。R5
およびR−は水素、メチル基。
エチル基、′トリフルオロメチル基ま九はトリクロロメ
チル基であり、互いに同じでめっても異なっていてもよ
い)で表わされる芳香族ジアミンを主成分とするジアミ
ン。
一般式(II) アルキル基、低級アルコキシ基、塩素または臭素を示し
、互いに同じであっても異なっていてもよい。Yt;t
 O、S 、 Box 、 Co、 CHz 、 C(
CH3)2またjd C(CFs )zである)で表わ
される二価フェノールおよび芳香族二塩基酸シバライド
を反応(脱ハロゲン化水素反応)させることを特許とす
る芳香族ポリエステルアミドの製造方法に関する。
一般式+1)で表わされる芳香族ジアミンとしては、R
2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ク
ロパン、λ2−ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕グロパン、λ2−ビス〔3−クロ
ロ−4−(4−7i〕7二ノ中シ)フェニル〕プロパン
、λ2−ビス〔3−プロモー4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕プロパン、2.2−ヒス[3−エチル−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]フロパン、λ
2−ビス(3−プロピル−4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕プロパン、ス2−ビス〔3−イソプロピル
−4−(4一アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
2゜2−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕プロパン、λ2−ビス〔3−sec −
ブチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、λ2−ビス〔3−メトキシ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニヘ〕プロパン、λ2−ビス〔3−エト
キシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパ
ン、λ2−ビス〔為5−ジメチル−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔亀5−
ジクロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン、ス2−ビス(&5−ジブロモー4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕プロパン、 2.2−ビス〔
&5−ジメトキ7−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕プロパン、ス2−ビス〔3−クロロ−4−(4−
アミノフェノキシ)−5−メチルフェニル〕プロパン、
1.1−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕エタン、1.1−ビス(3−メチル−4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕エタ:/、1.1−ビス〔3
−クロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
タン、l、1−ビス〔3−プロモー4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−エチ
ル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、
1.1−ビス〔3−プロピル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−イソプロ
ピル−4−(4−アミノフェノキ7)フェニル〕エタン
、1,1−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス(3−5ec−
ブチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エメ
ン、1.1−ビス〔3−メトキシ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕エタン、Ll−ビス〔3−エトキ
シ−4−(4−アミノフェノキシ〕フェニル〕エタン、
Ll−ビス(&5−ジメチルー4−(4−アミノフェノ
キシ)7エ二ル〕エタン、1.1−ビス〔3,5−ジク
ロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン
、Ll−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔亀5−ジ
メトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
タン、1.1−ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル−5−メチルフェニル〕エタン、ビ
ス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニルコメタン、ビスl:3−クロロ−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−プロモー4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニルコメタン、ビス〔3−エチル−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−プロピル−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコメタン、ビス〔3−イソプロピル−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ブチ
ル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、
ビス(3−5ec−ブチル−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニルコメタン、ビス〔3−メトキシ−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス(3−エ
トキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタ
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノ
キ7)フェニルコメタン。
ビス〔λ5−ジクロロー4−(4−アミノフェノギン)
フェニルコメタン、ビス〔亀5−ジブロモ−4−(4−
アミノフェノキ7)フェニルコメタン、ビス(,3,5
−ジメトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
コメタン、ビス(310ロー4−(4−アミノフェノキ
シ)−5−メチルフェニルコメタン、1,1,1.λ亀
3−へキサフルオロース2−ビス(4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕プロパン、1,1,1゜&亀3−
へキtクロロー212−ビス(4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロ/シン、&3−ビス(4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕ペンタン、1.1−ビス
[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
1,1,1.電電3−へ轡すフルオローλ2−ビス〔&
5−ジメチルー4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン、1.1,1.a&3−へキサクロロ−λ2
−ビス〔亀5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕プロパン、&5−ビス〔亀5−ジメチル−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ペンタン、1
.1−ビス(3,5=ジメチル−4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕プロパン、1.LL&3.3−ヘキ
サクロロース2−(ス〔亀5−ジブロモ−4(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕プロノ(ン、1,1゜1、3
.3.3−ヘキサクロロ−λ2−ビス[&5−ジブロモ
ー4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
亀3−ビス(&5−ジブロモー4−(4−アミノフェノ
キシ)′フェニル〕ペンタン、1.1−ビス〔λ5−ジ
ブロモー4−(4−アミノフェノキシ)フヱニル〕クロ
ノ2ノ、λ2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコブタン、2.2−ビス〔3−メチル−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタy、2.2−ビス
〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)ツ
エニル〕ブタン、2.2−ビス〔3,5−ジブロモ−4
−(4−アミノフェノキク)フェニル〕ブタ/+ 1.
L 1.& 313−ヘキサフルオロ−λ2−ビス〔3
−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕グ
ロノ(ンなどがアル。
本発明におけるジアミンとして、上記一般式(I)で表
わされる芳香族ジアミン以外の芳香族ジアミンをその一
部に使用することができる。このような芳香族ジアミン
としては、一般式+ml(ただし1式中、Xは−CHz
 、  CH、C−。
占。
−O−、−S−または一8Os−であり、二つのアミン
基はそれぞれ、Xに対してメタ位またはパラ位でベンゼ
ン核に結合している)で表わされる芳香族ジアミンおよ
びその他の芳香族ジアミンがある。一般式(璽)で表わ
される芳香族ジアミンとしては、44′−ジアミノジフ
ェニルメタン 4 N−ジアミノジフェニルエーテル、
4.4’−ジアミノジフェニルスルホン、44′−ジア
ミノジフェニルプロパン−2,2,44’−ジアミノジ
フェニルスルフィド、44′−ジアミノジフェニルエタ
ン、33’−ジアミノジフェニルスルホン等かめ9.そ
の他の芳香族ジアミンとしては。
m−フェニレンジアミン、p−フ二二しンジアミン、1
.5−ジアミノナフタリン、m−トルイレンジアミン、
P−)ルイレンジアミン、為4′−ジアミノペンズアニ
リド、1.4−ジアミノナフタリン、亀3′−ジクロロ
ー44′−ジアミノジフェニル、ペンチジン、44′−
ジアミノジフェニルアミン、44′−ジアミノジフェニ
ル−N−メチルアミン、44′−ジアミノジフェニル−
N−フェニルアミン、4.4’−ジアミノジフェニルジ
エチルシラン、44’−ジアミノジフェニルシランなど
がある。
本発明におけるジアミンとして、その一部に脂肪族ジア
ミンを使用することができる。骸脂肪族ジアミ/として
はピペラジン、ヘキサメチレンジアミン、ヘグタメチレ
ンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジ
アミン。
デカメチレンジアミン、p−キシリレンジアミン、m−
キシリレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミ7.4.4−ジメチルへブタメチレンジ
アミン、3−メチルへブタメチレンジアミン、2.11
−ジアミノドデカン、1.12−ジアミノオクタデカン
などを使用することができる。
本発明におけるジアミンとしては。
一般復I)で表わされる芳香族ジアミン(1)50〜1
00モル先 一般、1fll)で表わされる芳香族ジアミン以外の芳
香族ジアミン(b)0〜50モル慢 および 超旨肪族ジアミン(C)θ〜 30モル鳴の割合で、全
体が100モル優になるように使用するのが好ましい、
%に、(a)を70〜Zo。
モル憾、(b)を0〜30モル係および(C)を0〜1
0モル憾の割合で全体が100モルtlIKなるように
使用するのが好ましい。181が少なくなるとまたは(
b)が多くなると、成形加工性を損なう惧れがあり、(
C)を併用すると成形加工性はさらに改善されるが多く
なるにつれて耐熱性が次第に低下する。
また、一般式(組で示される二価フェノール類トシてt
li、44’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、44
′−ジヒドロキシ−22′−ジメチル−ジフェニルエー
テル、44’−ジヒドロキシ−ジフェニルサルファイド
、44’−ジヒドロキシ−ジフェニルスルホン、44’
−ジヒドロキシ−ジフェニルケトン、44’−ジヒドロ
キシ−ジフェニルメタン、ス2−ビス(4−ヒドロキク
フェニル)プロパンなどがあげられるが、もつとも一般
的に製造され9代表的なものは42−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロバンチオル。
ジアミンと二価フェノールは前者50〜98モル優に対
し、後者50〜2モル−使用されるのが好ましい。ジア
ミン/二価フェノールが50150(モル比)未満では
耐水性が劣りやす(,98/2(モル比)を越えると成
形加工性(作業許容温度幅を広くする効果)が小さくな
る傾向にある。
本発明に用いられる芳香族二塩基酸シバライドとしては
公知のこれに属するものの総てが有用である。例えばテ
レフタル酸ジクロライド。
テレフタル酸ジブロマイド、イソフタル酸ジクロライド
、イソフタル酸ジプロマイド、ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸ジクロライド−44′。
ジフェニルエーテルカルボン酸ジプロマイド−44’、
ジフェニルスルホンジカルボン酸シクロラ()”−44
’、ジフェニルスルホンジカルボンal/ブロマイド−
44′、ジフェニルジカルボン酸ジクロライド−44′
、ジフェニルジカルボン酸ジプロマイド−4,4’、ナ
フタリンジカルボン酸ジクロライド−1,5あるいはナ
フタリンジカルボン鹸ジブロマイド−1,5などがあり
、少なくとも1種が用いられる。これらのうち、テレフ
タル酸シバライドおよびイソフタル酸シバライドが特性
、上好ましい。テレフタル酸シバライドとイソフタル酸
シバライドは20/80〜80/2G (モル比)の割
合−で使用されるのが成形性の向上という点で特に好ま
しい。
前記ジアミ/および二価フェノールの総量ト芳香族ジカ
ルボン酸シバライドの配合割合は。
前者1当量に対し、後者0.9〜1.2当量の範囲に設
定されるのが好ましい。上記II8を外れると高分子量
のものが得られに<〈、樹脂状を呈さないオリゴマ一種
度のものしか得られなくなる傾向にある。41に好まし
くは前者la量に対して後者の芳香族ジカルボン酸シバ
ライドがα97〜1.03当量の範囲である。41に等
当量の場合は目的芳香族ポリエステルアミドの分子量は
最大の−のが得られる。
本発明において1反応に際しては既に公知のアミンま喪
はフェノールと酸との反応に用いられている方法をその
まま採用することができ。
諸条件などにりいても、特に限定されるものではない。
例えば溶液重縮合法、溶融重縮合法などによって達成す
ることができる。溶液重合法の場合にはトリエチルアミ
ン、ピリジン、トリブチルアミンなどの公知の第3級ア
ミンからなる中和剤が使用される。溶液重合法において
は反応溶媒が用いられるが、この溶媒としてはジアミン
と二価フェノールま友は芳香族ジカルボン酸シバライド
のうち、少なくともいずれか一方をなるべくは両方を溶
解しうるものでなければならない。本発明において使用
できる反応溶媒としてはN、N−ジメチルホルムアミド
lNlN−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチルホ
ルムアミド、N、N−ジエチルアセトアミド。
N、N−ジメチルメトキンアセトアミド、ジメチルスル
ホキ7ド、N−メチル−2−ピロリドン、ピリジン、ジ
メチルスルホン、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラ
メチレンスルホン。
ジメチルテトラメチレンスルホンなどがあケラれる。
反応溶媒は溶解操作を容易にするなど必要に応じて2橿
以上混合して用いることもできる。
を九、可及的7に高分子量のものを得る場合には芳香族
ジカルボン醗ジ・・ライドを溶解する溶媒はより高度に
脱水し九本のを用するとよい。特に、N、N−ジメチル
ホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メ
チル−2−ピロリドンなどの極性溶媒を用いて溶液重合
する場合、助溶剤として、5〜10重量係重量化リチウ
ム、塩化カルシウム、ロダンカルシウム等を加えて合成
−すると、 11L<溶解性が増し好都合である。助溶
剤としてはこれ以外にも後述のような他の公知の助溶剤
の総てが有効である。また1本発明者らの研究によれば
次のような反応方法が効果的である。
即ち、それは通常の界面重縮合法のように。
アルカリ水溶液にジアミンおよび/lたは二価フェノー
ルを溶解する方法とは異なり、前dと反応を水に対して
難溶性の有機溶剤に前記ジアミンおよび前記二価フェノ
ールを溶解してなる溶液と水に対して―溶性の有機溶剤
に芳香族二・塩基酸シバライドを・溶解してなる溶液を
無機酸受容剤の水溶液の分散ないし懸濁下において混合
攪拌して行なう方法である。この方法で重合させること
Kより、生成し九ハロゲン化水素は。
無機酸受容剤で中和され水とハロゲン化金属となり水に
!解し、有機相からポリマーを分離させ九場合、ポリマ
ーに塩酸や無機酸受容剤が残存しない丸め、ポリマーの
緒特性に好ましい結果を与えるものである。この場合、
無機酸受容剤の使用量は、芳香族ジカルボン酸ジ・・ラ
イドと当量以上1.3当量以下であり、好ましくは1.
0〜1.1当量である。ここで、使用される無機酸受容
剤としては水に溶解する水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどが例示
されるがにれに限定されるものではない。また、水の量
は上記の無機酸受容剤が室温で十分に溶解する種度であ
れば十分である。勿論それ以上使用しても1反応にはさ
しつかえない、tた反応温度は水が液体である状總、即
ち0〜100℃、好ましくは5〜60℃の範囲である。
このような方法によれば、無機酸受容剤の水溶液の分散
ないし懸濁が容易であり、均一な反応が行なわれる丸め
に局部的な発熱がなく9反応温度の調節が容易である。
これによっても生成ポリマーの品質のバラツキを少なく
できるという利点がある。なお。
上記した水に対して離溶性の有機溶剤としては。
7クロヘキサノン、塩化メチレン、トリクレン。
パークレン、二塩化エタン、ニトロベンゼン。
クロロホルム、四塩化炭素、ジイソブチルケトンアセト
フェノン、p−メチルアセトフェノン等が使用され、特
にシクロヘキサノンが好マシい。
ま九1反応方法としては、ジアミンおよび二価フェノー
ル無機酸受容剤の水溶液に分散させ。
これに芳香族ジカルボン酸シバライドを有機溶媒に溶か
した溶液を加えて反応させる方法もある。無機酸受容剤
、その使用量9反応温度等は上記と同様である。
上記重縮合方法は1例えば次のような手順によって遂行
することができる。まず、無機酸受容剤を適当量の水に
溶解し、これに芳香族ジアミンを加える。更に有機溶剤
に芳香族ジカルボン酸シバライドを溶かした溶液を加え
反応させる。この際、好ましくは、攪拌して芳香族ジア
ミンおよび二価フェノールを無機酸受容剤の水溶液に分
散させ良状態で反応させるのがよい。
次いモ、有機相のみを分離し、ポリマーを溶解せず、か
つ反応溶剤と相溶しゃすい゛有機溶媒に投木し、ポリマ
ーを沈澱させる。これを濾取することKより、芳香族ポ
リエステルアミド樹脂を得る。
本発明の芳香族ポリエステルアミドの耐熱性や耐候性を
更に改良するために熱分解防止剤。
酸化防止剤あるいは紫外線吸収剤を芳香族ポリエステル
アミドと混合させてもよい。その他。
OT塑剤、M科、増剤なども混合させてよい。
本発明の芳香族ポリエステルアミドは粉末。
チップ、その他の形状とし、このものを用いてブレス成
形、射出成形、押出成形など一般に知られているプラス
チック成i法によシ各種の有用な製品を作ることができ
る。このような製品の例としてはギアー、軸受け、電気
部品容器などがおる。
このように2本発明の芳香族ポリエステルアミドはエン
ジニアリングプラスチックとして゛高い性能が要求され
る用途に用いられる。
次に、実施例を用いて本発明を更に具体的に説明するが
、これらによって本発明が限定をうけるものでCまない
実施例1 1Olセパラブルフラスコに、撹拌棒、温度針。
爾ドロートをセットし、NaOH144fを水1200
aLIK溶解した水溶液(A)をフラスコに入れる。次
に、2.2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕プロパン371.IP及びビスフェノールA10
z6y−をシクロヘキサノン24Qに溶解した溶液fB
lをさきのフラスコに注ぎ込み。
−2℃まで冷却する。一方、テレフタル酸ジクロライド
152,4 SJイソフタル酸ジクロライド1514 
ftンクロヘキサノン2.4 Kfに溶解する。
この酸クロライド溶液(C)を滴下ロートから注ぎ込む
が、この際1反応温度が10″Cを超えないようにする
。滴下から3時間後1反応液をメタノールに注ぎ込み、
ポリマーを単離する。
実施例2 実施例1の水溶液囚、溶液(B)および酸クロライド溶
液(C)を、それぞれ下記の水溶g(A’入溶液(B′
)および酸クロライド(C′〉に代えた以外は、実施例
りこ準じて行なつ九。
水溶液(A′) fII液(B′) 酸クロライド溶液(σ) 実施例3 実施例1の水溶液囚、溶液(Blおよび酸クロライド溶
液(C1を、それぞれ下記の水溶液(A″)、溶液(「
)および酸クロライド溶液(σ)に代えた以外は実施例
IK準じて行なつ九。
水溶液(A#) 溶液(「) 酸クロライド溶液(σ) 実施例1〜3で得られた芳香族ポリエステルアミド樹脂
のI#I特性を表1に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1) (但し1式中e at w Rs $ RBおよびR4
    は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素ま九
    は臭素を示し、互いに同じであっても異なっていてもよ
    い。R−一よびRa水嵩、メチル基、エチル基、トリフ
    ルオロメチル基またはトリクロロメチル基を示し、′L
    いに同じであっても異なっていて4よい)で表わされる
    芳香族ジアミンを主成分とするジアミン。 一般式(創 級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素を九は臭素を示
    し、乱いに同じであっても異なっていてもよい。Yは0
     、8 、80s 、 CO,CHs 。 C(CHs)1t7’LはC(CFs)*である)で表
    わされる二価フェノールおよび芳香族二塩基酸シバライ
    ドを反応(脱ハロゲン化水素反応)させることを特徴と
    する芳香族ポリエステルアミドの製造方法。 2 反応を水に対して離溶性の有機溶剤にシア2ンおよ
    び二価フェノールを嬉解してなる溶酸受容剤の水浴液の
    分散ないし懸濁下において混合、攪拌して行な5特許請
    求の範囲項記載の芳香族ポリエステルアミドの製造方法
    。 龜 ジアミンと二価フェノールをジアきン/二価フェノ
    ールが50/50〜9872(モル比》κなるような割
    合で配合してなる特許績求の111111111項ま九
    は第2項記載の芳香族ポリエステルアζドの製造方法。 表 芳香族二塩基酸シバライドがテレフタル酸シバライ
    ドおよびイソフタル酸シバライドからなる群から選ばれ
    てなる少なくとも一種の化合物である特許請求の範囲第
    1項!えは箒2項記載の芳香族ポリエステルアミドの製
    造方法。 五 芳香族二塩基酸ジI・ライドがテレフタル酸シバラ
    イドとイソフタル酸ジノ・ライドを前者/後者(モル比
    )で20/80〜80/20になるように配合されてな
    る特許請求の範囲第4項記載の芳香族ポリエステルアミ
    ドの製造方法。 a ジアミンが 一般式(1)で表わされる芳香族ジアミン50〜100
    モルー 一般式(11で表わされる芳香族ジアミン以外の芳香族
    ジアミン    θ〜 50モル嚢および 脂肪族ジアミン     θ〜 30モル暢を全体が1
    00モル−になるように配合されてなる特許請求の範囲
    第1項、第2項または第3項記載の芳香族ポリエステル
    アミドの製造方法。
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