JPS5814530Y2 - バッテリ−ポスト用電気接続端子 - Google Patents
バッテリ−ポスト用電気接続端子Info
- Publication number
- JPS5814530Y2 JPS5814530Y2 JP1976123353U JP12335376U JPS5814530Y2 JP S5814530 Y2 JPS5814530 Y2 JP S5814530Y2 JP 1976123353 U JP1976123353 U JP 1976123353U JP 12335376 U JP12335376 U JP 12335376U JP S5814530 Y2 JPS5814530 Y2 JP S5814530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- contact plate
- connection port
- battery post
- electrical connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電線をバッテリーポストに対して接続するため
の端子に関するものであり、鉛の鋳造体による端子に代
えて、端子の軽量化、電線との相克の自動化を計るため
に黄銅等の板材の打抜きと折り曲げ加工によって主体部
を製造するものであり、該主体部を合成樹脂のエマルジ
ョンに浸漬することにより接触部を残して内部に合成樹
脂を充填すると共に表面を被覆し、以って該合成樹脂に
より耐腐蝕性と絶縁性を付与し、また内部に充填された
樹脂により締付時の変形乃至これによる接触不良の発生
を防止するようにしたものである。
の端子に関するものであり、鉛の鋳造体による端子に代
えて、端子の軽量化、電線との相克の自動化を計るため
に黄銅等の板材の打抜きと折り曲げ加工によって主体部
を製造するものであり、該主体部を合成樹脂のエマルジ
ョンに浸漬することにより接触部を残して内部に合成樹
脂を充填すると共に表面を被覆し、以って該合成樹脂に
より耐腐蝕性と絶縁性を付与し、また内部に充填された
樹脂により締付時の変形乃至これによる接触不良の発生
を防止するようにしたものである。
以下本考案の一実施例について図面と共に説明すれば、
Ａは端子本体を示し、間隔を存した上下二重の接触板部
１，２は電線接続方向の一側に設けた折曲連結部３によ
り連続しており、電線接続方向の他側において、接触板
部１に電線に対する外側Ｕ字状圧着部４が、接触板部２
には内側Ｕ字状圧着部５が連設されている。
Ａは端子本体を示し、間隔を存した上下二重の接触板部
１，２は電線接続方向の一側に設けた折曲連結部３によ
り連続しており、電線接続方向の他側において、接触板
部１に電線に対する外側Ｕ字状圧着部４が、接触板部２
には内側Ｕ字状圧着部５が連設されている。
上下の接触板部１，２にはバッテリーポストに対する大
小の接続口６，７が形成され、読口６゜７間には接続口
６，７に対する縮少許容切欠部８が設けられている。
小の接続口６，７が形成され、読口６゜７間には接続口
６，７に対する縮少許容切欠部８が設けられている。
接続口６，７の周囲には同一方向に向けて先細のテーパ
ー状接触フランジ９，１０が形成されている。
ー状接触フランジ９，１０が形成されている。
接触フランジ９，１０の内周面には軸方向に多数の凹溝
１１が形成され、バッテリーポストに対する喰い付きを
良くして良好な接触を得るようにする。
１１が形成され、バッテリーポストに対する喰い付きを
良くして良好な接触を得るようにする。
折曲連結部３の両側端には締付ポルＩ−Ｈの受はフラン
ジ１２．１２が形成され、該フランジ１２゜１２は内部
にボルト挿通孔１３を有し、外部に折曲耳片１４，１４
を有して該折曲耳片１４，１４により上下の接触板部１
，２に跨架され、これによってボルト挿通孔１３を周接
触板部１，２間に位置させる。
ジ１２．１２が形成され、該フランジ１２゜１２は内部
にボルト挿通孔１３を有し、外部に折曲耳片１４，１４
を有して該折曲耳片１４，１４により上下の接触板部１
，２に跨架され、これによってボルト挿通孔１３を周接
触板部１，２間に位置させる。
下部接触板部１の両側端には分岐回路用端子板部１５，
１５が形成されている。
１５が形成されている。
受はフランジ１２゜１２の孔１３．１３に締付ポルｔ−
Ｂを挿通する。
Ｂを挿通する。
内側のＵ字状圧着部５にはプレスにより突出リブ１６が
形成され、該突出リブ１６は導体内に喰い込み導体との
密着性を良好にする。
形成され、該突出リブ１６は導体内に喰い込み導体との
密着性を良好にする。
次に一定温度に加熱した上下の接触板部１，２の接続口
６，７に中子を嵌合しく図示せず）、内外のＵ字状圧着
部４，５を残して、全体を溶剤等により液状化したＰＶ
Ｃ等のエマルジョンに浸シ、これを引き上げて乾燥、凝
固させ、中子を抜き取ると共に接続口６の下方に中子に
より形成された外套部１９を残して樹脂を切断し、端子
の表面に比較的軟質の合成樹脂の被覆Ｃを設けると共に
その内部に接続口６．７及び接触フランジ９，１０の内
周部及びその軸方向の下側端に開口する連続空間を除い
て該樹脂の充填層Ｃを設ける。
６，７に中子を嵌合しく図示せず）、内外のＵ字状圧着
部４，５を残して、全体を溶剤等により液状化したＰＶ
Ｃ等のエマルジョンに浸シ、これを引き上げて乾燥、凝
固させ、中子を抜き取ると共に接続口６の下方に中子に
より形成された外套部１９を残して樹脂を切断し、端子
の表面に比較的軟質の合成樹脂の被覆Ｃを設けると共に
その内部に接続口６．７及び接触フランジ９，１０の内
周部及びその軸方向の下側端に開口する連続空間を除い
て該樹脂の充填層Ｃを設ける。
上部の接続ロアの上方には突出した合成樹脂のキャップ
部２０が連設される。
部２０が連設される。
分岐回路用端子板部１５の合成樹脂被覆は必要に応じて
剥ぎ取られる。
剥ぎ取られる。
ポル）Ｂの端部に切込み１７を入れ、使用時には該切込
みにより該部の樹脂被覆を折り返してボルトＢの端部を
露出させ、ナツト１８を回して締付ける。
みにより該部の樹脂被覆を折り返してボルトＢの端部を
露出させ、ナツト１８を回して締付ける。
使用中において該ナツト１８は合成樹脂被覆により規制
されて乱りに回動して緩むことがない。
されて乱りに回動して緩むことがない。
本考案は上記した如く成るものであるから、合成樹脂の
被覆乃至内部の充填層により端子金具に対して絶縁性を
付与すると共に端子金具の腐蝕を防止し、同時に上下二
重の接触板部間に位置する充填層は、締付時において該
上下の接触板部相互が横方向にずれることによる端子金
具の変形を防止すると共に縮少許容切欠部の縮少による
端子金具の締め付は動作を阻害することがなく、以って
端子金具のバッテリーポストに対する良好な接触を確保
し得られる。
被覆乃至内部の充填層により端子金具に対して絶縁性を
付与すると共に端子金具の腐蝕を防止し、同時に上下二
重の接触板部間に位置する充填層は、締付時において該
上下の接触板部相互が横方向にずれることによる端子金
具の変形を防止すると共に縮少許容切欠部の縮少による
端子金具の締め付は動作を阻害することがなく、以って
端子金具のバッテリーポストに対する良好な接触を確保
し得られる。
また本考案においては、下方の接続口の下方に合成樹脂
の套体部を設けて成るので、使用時において該套体部は
バッテリーポスト部を完全に被覆するもので、バッテリ
ーポスト部の絶縁性能を一段と向上することができる。
の套体部を設けて成るので、使用時において該套体部は
バッテリーポスト部を完全に被覆するもので、バッテリ
ーポスト部の絶縁性能を一段と向上することができる。
第１図は本考案に係る端子の斜視図、第２図は同上の■
−■線断面図、第３図は端子本体の斜視図である。 Ａ・・・・・・端子、Ｃ・・・・・・合成樹脂、１，２
・・・・・・接触板部、４，５・・・・・・Ｕ字状電線
圧着部、６，７・・・・・・接続口、９，１０・・・・
・・接触フランジ、１９・・・・・・外套部。
−■線断面図、第３図は端子本体の斜視図である。 Ａ・・・・・・端子、Ｃ・・・・・・合成樹脂、１，２
・・・・・・接触板部、４，５・・・・・・Ｕ字状電線
圧着部、６，７・・・・・・接続口、９，１０・・・・
・・接触フランジ、１９・・・・・・外套部。
Claims (1)
- 板金の打抜き、折曲げ加工による連続したＵ字状電線圧
着部と二重の接触板部を有し、該両接触板部にそれぞれ
接続口と該接続口から連続した縮少許容切欠部を有し、
両接続口間を除いて該接触板部間に充填された軟質の合
成樹脂を有すると共にその外周部に下方の接続口部を除
いて該合成樹脂による被覆を有し、上方の接続口の上部
に該合成樹脂によるキャップ部を有し、下方の接続口部
の下部に該合成樹脂による套体部をすることを特徴とす
るバッテリーポスト用電気接続端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976123353U JPS5814530Y2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | バッテリ−ポスト用電気接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976123353U JPS5814530Y2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | バッテリ−ポスト用電気接続端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5347532U JPS5347532U (ja) | 1978-04-22 |
| JPS5814530Y2 true JPS5814530Y2 (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=28732774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976123353U Expired JPS5814530Y2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | バッテリ−ポスト用電気接続端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814530Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3568138A (en) * | 1968-01-05 | 1971-03-02 | Amp Inc | Post terminal connector |
| JPS4846836A (ja) * | 1971-10-14 | 1973-07-04 | ||
| JPS5125747U (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-25 | ||
| JPS5126261U (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-26 |
-
1976
- 1976-09-16 JP JP1976123353U patent/JPS5814530Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3568138A (en) * | 1968-01-05 | 1971-03-02 | Amp Inc | Post terminal connector |
| JPS4846836A (ja) * | 1971-10-14 | 1973-07-04 | ||
| JPS5125747U (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-25 | ||
| JPS5126261U (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5347532U (ja) | 1978-04-22 |
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