JPS58143449A - ビデオデイスク用再生針の製作方法とその微細溝成形用総形バイト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は（デオディスク用再生針の製作方法とその製作
のため用いられる原ｆｆｉに微細溝を切削する微細溝成
形用成形バイ）Ｋ関するものである。

円盤にあらかじめ記碌されたビデオ信号な触針式の再生
針を用いて電気容量変化信号として取ｐ出す方式のビデ
オディスタプレーヤの再生針は、第１図に再生針１とし
て示すように、一般にその形状が突起形状をしておシ、
転写断面形状の溝を有する研摩皿２によシ加工される。

従来、この研摩皿の溝を加工する方法として、ＬＳＩの
製法と類似のレーず露光法が使−用されているが、この
方法はプ四セスが複雑で、コストが＾く、装置自体複雑
なものが必要であるという欠点があった。そζで、：Ｉ
ストの安い旋削ノ（イトによる溝切削が考えられるが、
これには次のような問題があうた。すなわち、第１図に
おける突起の嘱１０１　ｄ約２μ鴫であシ、また第２図
に示すように、突ＭＡｙｗ状の先端幅寸法１０１と根本
幅寸法１０２との差が小さｉ方が再生針の特性が嵐いこ
とから、溝角ｊ［＃’は小名一方が好ましい。一方、一
般に、ｊｌ！図に示すように、数十μ講以下の−の砿−
溝を成形する方法としては。

溝角度θが５０°以上と大暑いもの、１１えはオーディ
オレコードのようＫｔｏ’のものでは、切削によ〕溝成
形を行うことは容易であるが、溝幅・が小さく、溝角度
が減少するに従い、切削で黴ｇｓｏ’以下では、下記す
る切削工具の製造上の制約から簑施は不可能でありた。

すなわち、ノ（イト先端を幅数十μ瑯以下に成形する場
合、超硬ハイス等の工具材では成形可能であるが、これ
らは一般に長距離の微細溝を切削で龜る寿命を有してい
ない。そこで、耐摩耗性に富むダイヤモンド中立方晶輩
化ホウ素からなるバイトが必。

要となるが、従来からのダイヤモンドノ（イト５の成形
法は、ｌｓ４図に示すように、研摩１１４で加工を行う
ため、バイト先端角−は２！ｌ’−ｓｄ’が限界であっ
た０以上のように、この角度以下の突起形状を有する再
生針のための研摩皿を切削によって製作することが困離
であることから。

止むを得ずコストのｇｈシレー露光原盤から製作した研
摩皿を用いなければならなかった。

本発明のｊｌｌの目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、突起形状の先端幅と機本幅との差の少ない再生針
を低コストで製作で龜るビデオディスク用再生針の製作
方法を提供するにある。本発明の第２の目的は、上記製
作方法を実施するときの使用に適した。切削によシ幅数
μ罵以下、＃Ｉさ数μ−溝麿底角２５〜５０°以下の微
細溝を加工し得る切削１臭を提供するにある。本発１１
は、上記ｊ１１の目的を達成するため、突起形状の先端
部と機本部との寸法差の小さい再生針を研摩で自る角変
の小さい微細溝を有する研摩皿の製作を、旋削用バイト
を鋭利な先端形状に成形し、このバイトで前記溝を切削
加工して形成することによシ行い、この溝にスタイラス
をなられせて加工することを要点とする。また。

上記第２の目的を達成するため、微細溝切削用のダイヤ
モンドあるいは立方晶窒化ホウ素からなる工具として、
従来のような研摩盤による成形加工ではなく、ダイヤセ
ンド砥石の端面と側面とを用いて加工することによりて
、すく−面の頂角を２０°以下にしたものである。

以下１図面を用いて本発明の一実施例を具体。

的に説明する。ｇ　５１１（ｇ）　、　（ｈ）は後述す
る加工方法によって製作された１本実施例で微細研摩溝
切削加工に用いるダイヤモンドバイト５の先端ト 形状を示すもので、その形状は、第５図（ｇ）に示すよ
うに、すくい園先端角−亀が１ト１ｆであ〕、先端幅６
はほとんどＯでも嵐いが、先端チッピング防止のために
１．５〜２ｓ１１１　の幅をもたせたものでも良く、ま
＝４ｓ図（１）に示すように、先端部に中径１〜１．５
μ寓の丸味をもたせ、この丸味部の幅αを２〜５μ隅と
したものでも良い。このような先端角２０６以下のダイ
ヤモンドバイト５を用いて、第４図に示すように、ホル
〆！に止めねじ１０によシ締結された金属（例えば鋼、
真ちゅう等）からなる原盤Ｓを回転させ、ダイヤモンド
バイ）５に送〕をかけながら正置旋削を行い。

微細研摩用溝を加工する。この加工時に、第７図に示す
ように、溝切用のダイヤモンドバイト５の通過後に、原
盤８の溝肩部にパリ１１が発生することがあるが、この
パリ対策として、鏡面加工用バイト１２を用いて追加工
することによって、ｆｆ度良くパリ除去を行うことがで
自る・以上の方法によって製作された原盤Ｓから。

第８図に示すように、オーディオレコードの製法と同様
ＫＮｉ電鋳プロセスとして！スター１５゜マザー１４．
スタンパ１５を経て、　ｐｒｃｉｒ地皿１６上皿１６プ
する。このＰＶＣ下地皿１６に、第９図に示すように、
研摩材１７す蒸着して研摩皿２とするうこの研摩＄ｉ１
７の材質としては、酸化ケイ素化合物、＊化ケイ素化合
物、ｌｌｌ化アルｉｘりム化合物、炭化チタン化合物等
の硬質材料が望ましい。

この場合、蒸攬時間を比較的長くすると、研摩材１７は
ｆＣＴ地皿１４の表１ｉＫ比較的厚く、平担＃ｔｓにお
いて１．５〜２μ富１度に形成されるが、１溝２０と平
担面１・とが摘する近辺にセいては　Ｊｉ着される研摩
＃１７が層を形成する鰺の形成効果によシ、第９図にお
いて、矢印２１方向に彊ｐ出す結果として１寸法嘱畷は
減少し、１溝２０の底角０１よｐ研摩溝１９の１角０ｓ
を小さくすることかできる。平担面１８において形成基
れる研摩材１７の厚さｔ（第９図参照）に対する研摩？
ＩＨ９の底角θ３の変化を第１０−に示す。このように
研摩＄１７の厚さｔ’を変化させることで研摩溝１９の
底角０ｓを減少させることがで自るので、ｊＩＩｔ図に
示しド た凸型形状の根本幅ｍｖ小さくすることも可能である。

以上説明した特愼を有する研摩皿を回転させ、その溝に
スタイラスをならやせて研摩を行うことによ〕、再生針
の先端を加工するととがで自る。

次に、上記した製作方法で用いる微細溝成形用総形バイ
トの実施例について説明する。第１１図（ｇ）はその−
例の先端部形状を示すもので、これは先端幅１．５〜２
μ罵、先端角１ト１１Ｏのものである。

この工具は、ｊ１１２図に示すように、シャンク６に接
合されたダイヤモンドバイト５の横逃げ面にダイヤモン
ド砥石７の肩部を押し蟲て、前記ダイヤモンドバイト６
の先端部角−を１４〜ｓ／に成形する。この場合、ダイ
ヤモンド砥石７が摩耗した時点でダイヤモンドバイト器
が所定形状になるように、あらかじめダイヤモンド砥石
７をツルーイングしてお（。この加工法において。

ダイヤモンド砥石７０回転数は約１〜１万關転／分と高
速回転にし、なるぺ〈動剛性の大きいスピンドルを用い
てバイト先端に与える振動を小さくする必要がある。ダ
イヤモンド砥石７のバランスど〕の行わわていな一場會
には、そのアンバランス量に起因した振動がダイヤモン
ドバイト５の先端に４見られ、砥石、バイトともに欠損
し中すくなる。ｔた。バイト先端の形状としては、上記
のｉｔか、　ｊ１１２図（旬に示すような先端まで三角
形状を有するもの、第１２図（０）に示すような先端に
丸味を有するもの勢がある。なお横にげ角は１〜ｆ、前
にげ角はトイが遭尚である。

以上説明したように１本発＠によれば、研摩皿原盤の幅
数廓簿以下、深さ歇μ、溝底角が２Ｃ以下の微細溝を、
先端角が２ｆ以下の総形バイトを用いて切削加工し、こ
の原盤から製作した研摩皿によってスＩイツメの研摩を
行うことによシ、従来方法と比ベスタイツス製作プスト
を約１／２に低減することができ、ｔたスタイラス先端
の凸雛形状の寸法をある範囲で調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は再生−と研摩溝との関係を示す説明図、第２図
は溝角度の小さい研摩溝と再生針との関係を示す説明図
、第５図は切削工具による被加工物の加工状態を示す模
式図、第４図は従来のダイヤモンドバイトの研摩成形方
法を示す説明図、ｊＩＥ５図（＝ｌ）　、　（司、（ｅ
）はそれぞれ本発明の実施例で用いられるＩＩ形バイト
のバイト先端形状を示す斜視図、第６図は鍍夷總例にお
ける原盤切削を示す模式図、第７ＷＡは鋏実施例におけ
るバリ取〕方法を示す説明図、ＢＳ図は該実施例におけ
る〆Ｃ下地皿の製作工程を示す説明図第９図は該実施例
における研摩材の形成効果の説明図、第１０図は研摩材
の厚さと溝角度との関係を示す図表、菖１１図は本発明
による原盤の黴ａ＃ｌ切削用ダイヤモンド総形バイトの
一例を示す見取図、第１２図は該バイトの成形方法を示
す説明図である。 符号の説明 １・・・再生針、　　　　２・・・研摩皿。 ４・・・研摩盤。 ５・・・ダイヤモンドバイト。 ６・・・シャンク。 ７・・・ダイヤモンド砥石。 ８・・・原盤、　　　　　９・・・ホルダ。 １６・・・ＰＶＣ下地皿、１７・・・研摩材。 １８・・・平担面、１９・・・研摩溝。 ２０・・・１溝。 代場人弁場士　薄　１）利　１原τ執 寸６圓 １ ２ 才　■ オ　１０　　胆 オ　１１　　図 （久） 手続補正書（方式） 事件の表示 昭和５７　　年特許願第　　２ｄＯＯＩ　　号発明の名
称　ビデオディスクＭ再生針Ｏ製作方法とそｏｍＩａ溝
成形用鱒形バ総形 補正をする者 名　リ　　Ｃ５１０１株式会社　日　立　製　作所代　
表　古　　三　　　１）　勝　　茂代　　　理　　　人 補正の内容　＠顔書＠１２頁＄１７行ｉｉｏｒｇｓ図（
６）。 （Ａ）　、　（＃）Ｊ　ｔ’　ｒｊＫ５１ｍ（船、　（
Ａ）Ｊ　ト訂正ｊル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）円盤にあらかじめ記録されたビデオ信号な触針式
   の再生針を用いて電気容量変化信号として取ｐ出す方式
   のビデオディスクプレーヤに用いられ、摩耗しても電極
   幅がほとんど変化しないように滑走面よｐある高さに亘
   ってディスク走行方向に向りてほぼ一様幅をもった再生
   針の製作方法であって、三角形状をしたすくい面内にお
   いて、切刃先端から少なくとも数μ講の範囲内で該すく
   い面の頂角が２ｒｆ’以下に成形されたダイヤモンドま
   たは立方晶窒化ホウ素からなる剣状の総形バイト、ある
   いは先端がほぼ平らな山形状のすくい面内において、先
   端幅が５μ簿以下でかつ先端より少なくと４数μ屡の範
   囲内で山形状をなす画状線部の交差角が２ｒｆ以下に成
   形畜れたダイヤモンドｔたは立方晶窒化ホウ素からなる
   総形バイト、あるいは先端がほぼ丸い山形状のすくい面
   内において、円弧部の幅が５＃屡以下でかつ該円弧部に
   続く画状纏がａｓｒｍ以上に亘って直線をなし１両直線
   部の交差角が２０’以下に成形されたダイヤモンドまた
   は立方晶窒化ホウ素からなる総形バイトのＳつの総形バ
   イトのうちのいずれか１つを用いて１円盤端間にらせん
   状溝を正面旋削して原盤をつ〈シ、＃。 原盤から複製された研摩皿を用いて一様電極１幅加工を
   することを特徴とするビデオディスク用再生針のト作方
   法。 （２）円盤にあらかじめ記録されたビデオ信号な触針式
   の再生針を用いて電気容量変化信号として取シ出す方式
   のビデオディスクプレーヤに用いられ、摩耗しても電極
   幅がほとんど変化しないように滑走面よシある高さに亘
   りてディスク走行方向に向りてはは一様幅をも・りた再
   生針の製作方法であって、三角形状をしたすく１面内に
   お−て、切刃先端から少なくと４数μ罵の範囲内で該す
   くい面の頂角が２０″以下に成形されたダイヤモンドま
   たは立方晶窒化ホウ素からなる剣状の総形パイＦ％ある
   いは先端がほぼ平らな山形状のすくい面内において、先
   端幅が暴μ罵以下でかつ先端よシ少なくとも数μ罵の範
   囲内で山形状をなす画状線部の交差角が２Ｃ以下に成形
   されたダイヤモンドまたは立方晶窒化ホウ素からなる成
   形バイト、あるいは先端がほぼ丸い山形状のすくい面内
   において１円弧部の幅が５μ凰以下でかつ咳円弧部に続
   く画状線が４＃簿以上に亘って直線をなし、両車線部の
   交差角が２０°以下に成形されたダイヤモンドまたは立
   方晶窒化ホウ素からなる総形バイトのＳつの成形バイト
   のうちのいずれか１つを用いて、円盤端面にらせん状溝
   を正面旋削して原盤をつ〈シ、該：１・ 原盤から複製された下地皿の表１１１ｆＫ、酸化シリコ
   ン化合物、酸化タンタル化合物、シリコンカーバイド化
   合物、シリコンナイトライド化合物、酸化アル（＝ウム
   化合物、窒化チタン化合物、チタンカーバイド化金物、
   酸化りμム化合物などを硬質膜として形成して研摩皿を
   つ＜シ、該研摩皿に対し、相対速度を与えた再生針素材
   を押しつけ、はぼ一様な電極幅加工をすることを特徴と
   するビデオディスク用再生針の製作方法。 （５）　　円盤にあらかじめ記録されたビデオ信号な触
   針式の再生針を用いて電気容量変化信号として取シ出す
   方式のビデオディスクプレーヤに用いられ、摩耗しても
   電極幅がほとんど変化しないように滑走面よシある高さ
   に亘りてディスク走行方向に向りてほぼ一様幅をもクト た再生針の、該−機幅を加工するための研摩皿を複製す
   べ自原盤にらせん状微細溝を正面旋削する剣状の成形バ
   イトであって、ダイヤモンドまたは立方晶窒化ホウ素か
   らなシ、三角形状をしたすくい面内において、切刃先端
   から少なくとも数μ屡の範囲内で咳すくい面の頂角が２
   ０″以Ｆに成形され、かつ前逃げ面と横逃げ面のうち少
   なくとも１面が、高速回転するダイヤモンド砥石の円筒
   部と端面とが交差する肩部で成ｙ＃されたことを％徴と
   する微細溝成形用ｍｙ＃バイト。