JPS58141786A - 抗菌性増強物質f3およびその製造法 - Google Patents

抗菌性増強物質f3およびその製造法

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JPS58141786A
JPS58141786A JP57023099A JP2309982A JPS58141786A JP S58141786 A JPS58141786 A JP S58141786A JP 57023099 A JP57023099 A JP 57023099A JP 2309982 A JP2309982 A JP 2309982A JP S58141786 A JPS58141786 A JP S58141786A
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JP
Japan
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antibacterial
culture
bactericidal activity
salt
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JP57023099A
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English (en)
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Satoru Imada
今田 哲
Kazuhiko Kanetaka
金高 一彦
Susumu Shinagawa
品川 進
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to CA000421538A priority patent/CA1205405A/en
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P1/00Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes
    • C12P1/04Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using bacteria
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
    • C12R2001/01Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
    • C12R2001/38Pseudomonas

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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な抗菌性増強物質r3およびその塩ならび
にその製造法に関する。
本発明者らは、新規な抗生物質の探索を目的として多数
の微生物を土壌より分離し、その産生ずる抗生物質を分
離探索したところ、ある種の微生物が新規な抗菌性増強
物質を産生ずること、該微生物がシュードモナス属に属
すること、該微生物を適宜の培地に培養することによっ
てダラム陰性細菌に対するβ−フクタム抗生物質の抗菌
作用を増強する物質を培地中に蓄積しうろことなどを知
り、これを単離し、その物理化学的および生物学pg諸
性質から、当該抗菌性増強物質が新規な活性物質である
ことを確め、これを抗菌性増強物質F3と称することに
した。
本発明者らは、これらの知見に基づいてさらに研究を重
ねた結果、本発明を完成し九。
なお、本願では抗菌性増強物質F3を単に「F3」と称
することもある。
本発明は、(1)抗菌性増強物質F3およびその塩、(
2)シュードモナス属に属する抗菌性増強物質F3生産
菌を培地に培養し、培養物中に抗菌性増強物・JFaを
生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする抗菌
性増強物質F3の製造法である。
本発明で使用される抗菌性増強物質1′3生産菌として
は、シュードモナス(Pseudomonas)属に属
し、抗菌性増強物質F3t−産生ずる能力を有するもの
であれば如何なる細菌でもよい。たとえば、本発明者ら
によって分離、命名されたシュードモナスのアシドフイ
フ(Pseu+1omonas  aai(lophi
la)G−6302株【工業技術院微生物工業技術研究
所KFERM−P凪4344として、財団法人発酵研究
所にIFO13774として、ジ・アメリカン嗜タイプ
・カルチャー・コレク¥ヨン(The Amerioa
n Type  Cu1ture  Co11@oti
onU、8.A、 )にATCC31363としてそれ
ぞれ寄託〕およびシュードモナス・メソアVドフイラ(
pseudomonas  mesoacidophi
la)、S B −72310株〔工業技術院微生物工
業研究所にFERM−P凪4653として、財団法人発
酵研究所に工F0 13884として、ジ・アメリカン
・タイプやカルチャー:コレクSIRンにATCC31
433としてそれぞれ寄託〕があげられる。
本発明に用いられるシュードモナス属l1IBitii
+は−Kiにその性状が変化しやすく、たとえば紫外線
X嵌、化学薬品などを用いる人工変異手段で容易に変異
しうるものであシ、どの様な変異株であっても本発明の
対象とするF3の生産能を有するものはすべて本発明に
使用することができる。
+菌の培養に際しては、炭素源としては、たとエハクμ
コース、シュークロース、マ/7)−7,。
完糖質、グリセローμ、油脂類(例、大豆油、オリーブ
油など)、有機酸類(例、クエン酸、コハク酸、グルコ
ン酸など)など菌が資化しうるものが適宜用いられる。
窒素源としては、たとえば大豆粉、棉寮粉、コーン・ス
″ティープ・リカー、乾km母、酵母エキス、肉エキス
、べ1トン、尿素。
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウ
ム、リン酸アンモニウムなどの有機窒素化合物や無機窒
素化合物が利用できる。また、無機塩としては、たとえ
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫
酸マグネシウム、リン酸−カリウム、リン酸二ナトリウ
ムなどの通常細菌の培養に必要な無機塩類が単独もしく
は適宜、組合せて使用される。さらに資化しうる硫黄化
合物たとえば硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなど
の無機硫黄化合物、シスチン、システィン。
メチオニンなどの有機硫黄化合物を添加すると目的物の
生成量が増大することが見出された。特にシスティンお
よびチオ硫酸ナトリウムは好ましい。
硫黄化合物の培地中の濃度は、0.01〜1.OW/v
%さらに好ましくは、0.02〜0.5W/V%である
。硫黄化合物を培地中に添加すると、F3の生成量が増
大し、工業上きわめて有利である。
また、硫酸第1鉄、硫酸錫などの重金属類、ビタミンB
l  yビオチンなどのビタミン類なども必要に応じて
添加される。さらにシリコーンオイルやボリアμキレン
グリコーμエーテルなどの消泡剤や界面活性剤を培地に
添加してもよい。その細菌の発育を助け、F3の生産を
促進するような有機物や無機物を適宜に添加してもよい
培養方法としては、一般の抗生物質の生産方法と同様に
行なえばよく、固体培養でも液体培養でもよい。液体培
養の場合は静置培養・、攪拌培養。
振盪培養2適気培養などいずれを実施してもよいが、と
くに通気攪拌培養が好ましい。又培養温度はおよそ15
℃〜35℃の範囲が好ましく、培地のr■は約4〜8の
範囲でおよそ8時間〜168時間、好ましくは24時間
〜144時間培養する。
生成したF3は主として培wp液中に存在するので、培
贋物を遠心分離あるいは濾過によって上宿液と菌体とに
分離し、その上清液から精製するのが有利である。しか
し、培養物から、直接に精製することも可能である。
本物質の力価測定は、たとえばエシェリキア・コリエF
○ 12734株を試験菌として、セフメッキシムt−
0,05μg/+s/含有する肉汁寒天を用いるカップ
法、ベーパーディスク法によす4ji!施できる。
本抗菌性増強物質F3を採取するには、微生物が生産す
る代謝産物を採取するのに通常用いられる手段を適宜利
用することができる。たとえば遠心分離によって菌体を
除去したのち、そのろ液から一般に有効物質を分離、採
取、精製する方法を用いる。すなわち適当な溶媒に対す
る溶解性および溶解度の差、溶液からの析出法および析
出速度の差、種々の吸着親和力の差、イオン交換体によ
るイオン交換クロマトグツフィーあるいは減圧濃縮、5
に結乾燥、結晶化、再結晶、乾燥などの手段が単独ある
いは任意の順序に組合わせて、または反復して用い、利
用される。
その1例を示すと次のとおりである。すなわち培養終了
後培養液を一過し、得られるf液を活性炭カラムに通過
させ、吸着されるF3を親水性有機溶媒系を用いて溶出
させる。親水性有機溶媒系として用いられるものには、
アセトン、メチμエチμケトン、メチルイソブチルケト
ン−などの低級ケトン類、メタノール、エタノール、イ
ソプロパツール、プロパツール、ブタノ−y等の低級ア
ルコール類の単独または混合溶媒と水との混合溶液があ
げられる。またイオ“ン交換樹脂としては当該物質が酸
性物質であるため、アニオン交換樹脂〔アンバーフイト
エHA−400,402,米国。
ローム・アンド・ハウス社製造;ダウエックス−1米国
ダウ・アンド・ケミカル社製造;ダイヤイオンSA−2
mA  日本、三賛化成←i傘→製造〕等のC1型等が
有利に利用出来る。吸着した当該物質の溶出には食塩等
の水溶液を用い有効物質を溶出する。溶出液の脱塩には
再び活性炭のカラムクロマトグラフィーを行う。次に有
効物質を浴出した溶出液を濃縮した後、アセトン等を加
えて析出する沈澱を沖取したのち、アセトン、ニーfl
V等で洗浄後乾燥すると淡褐色の粉末が得られる。得ら
れた粉末をさらに精製するには、QAEセファデックス
(スエーデン ファルマシア社製)のカラムクロマトグ
ラフィーが有利に利用出来る。
・rなわち、QAEセファデックスA−25tリン酸緩
衝液(pH6,6)で洗浄した後、さきに得られた粉末
を水に溶解した液を通過、吸着せしめ、同緩衝液で洗浄
後、0.5w/v%食塩を含ませた緩衝液で溶出する。
得られたF3含有区分をpH3,0に調整後、再び活性
炭カラムに通し、水洗後、50■/■%メタノール水で
溶出する。ついで有効区分を減圧濃縮後、凍結乾燥する
とF3の粉末か得られる。また水晶は金属塩およびアン
モニウム塩を形成する。金属塩としては、たとえばナト
リウム塩、カリウム塩、リチウム塩などがあげられる。
実施例1で得られたF3モノナトリウム塩の物理化学的
性質はつぎのとおシである。
1、物質の色、形状:白色粉末 2、元素分析:5酸化リン上で40℃、6時間減圧乾燥
したもの。(%) C32,08 H5,33 N5.17 8    6.28 Na     4.60 3、分子量:モノナトリウム塩としてナトリウム含量よ
り計算される分子量520±60.推定分子式(上記の
実測値よシ) C14H23N2012SNa・(3H20)4、紫外
部吸収スペクトlv: 末端吸収のみ(210nm以上に特異な汲収を示さない
。) 5、赤外部吸収スベク)lv(第1図):臭化カリウム
錠による吸収スペクトμの主要ピークはつぎのとおりで
ある。
3350.3100(eh)、2950,1660(s
h)。
1640.1560(sh)、1410.1375゜1
320(sh、)、1260,1240,1liO。
1070(ah)、  1030. 985. 950
C日り入820、610.585(’″−′) 0、 l M−Na2HpO,) 7、溶媒に対する溶解性: 石油エーテμ、ヘキサン、ジエチμエーテ/L%ベンゼ
ン、#酸エチμおよびクロロホμムには不溶。エタノ−
μ、ピリジン、アセトンには難溶。メタ/−μ、ジ、:
メチyス〃フオキシドには可溶。水には易溶。
8、呈色反応ニ ゲレイグーリーバーツク反応、ニンヒドリン試薬、過マ
ンガン酸カリウム試薬に陽性。塩化@2鉄−フエリシア
ン化カリウム試薬、坂口反応に陰性。
9、安定性: pH3−pH9(D水溶液は、60C,10分加熱で安
定。
次に抗菌性増強物質F3の生物学、的性状についテ述ヘ
ル。F3は半殺菌濃度のセフメツキシムやメシリナムの
共存下にエシェリキア・スリに対して抗1作用を示すこ
とが第1表から明らかである。
第1表:実施例1で得九F3によるセフメツキシムおよ
びメシリナムの抗菌性増強作用(試験菌:エシェリキア
・コリ エFO12734)(以下余白) 第1表 ※肉汁寒天培地に記載通りの薬剤を含ませ、8−径のベ
ーパーディスクを用いて検定。
※※8霧径のベーパーディスクに試料溶液25μ4を浸
みこませて寒天上に置いた。
同様に10テウス・ミヲビリス A’[’CC2110
0に対するセフメツキシムおよびメシリナムの抗菌作用
に対してもF3は抗菌作用を増強させる作用を示すこと
が第2表から明らかである。
第2表:冥施例1で得たF3によるセフメツキシムおよ
びメンリナムの抗菌性増強作用3<x験iニブロチウス
・ミラビリス ATCC21100) 第2表 ※試験菌、共存薬剤濃度以外は第1表と同一条件で試験
またF3はエシェリキア・コリの増殖に(対してセフメ
ツキシムと共働して強い生育阻害作用を示t、13表に
は1μs/s<のセフメツキシム共存下にF3を働らか
せたときのエシェリキア・コリの増殖膚を示す。
第3表:F3(実施例1で得たもの)とセフメツキシム
の共存下のエシェリキア・コリエFO12734の生育
阻害作用 第3表 蔗糖12%(W/V )を含有するTAB培地(ディフ
コ社製アンチビオチクメジウム凪31.75%、ディフ
コ社製酵母エキス0.5%)8g/に水、10gg/g
−セフメツキシム1−およヒYAB培埠で対数増殖期初
期まで増殖させた培養液1mlを接種し、37℃で2時
間振盪培養したのち、培養液の吸光度をシマズ・ポシュ
ロム社製のヌベクトロニツク20比色計を用いて600
 nm テg7定した。
第3表から明らかなようにF3はセフメツキシム共存下
にエシェリキア・コリの増殖を阻害し、吸光度の低下を
ひきおこしている。さらに、培養液を位相差顕微鏡を用
いて観察すると、F3無添加時にはセフメツキシムの影
響を受けて細胞は非常に長くなっているが、r3を添加
すると添加濃度に応じて伸長比が抑えられると同時に、
部分的な膨大がおこり、また溶菌が進行した。
本発明方法によって得られる抗菌性増強物質F3はエシ
ェリキア・コリ、プロプウス中ミッピリスの感染マウス
に、セフメツキシムと共働して顕著な抗菌作用を示した
。したがって、1′3はこれら抗生物質と併用すること
によシ哺乳動物(例、マウス、ラット、イヌ、人)およ
び家禽(例、ニワトリ、アヒル)の上鉋細菌の感染症の
治療に用することができる。
抗菌性増強物質F3をたとえば大腸薗惑染症の治療に用
いるには、たとえばセフメツキシム0.5〜2.Ofと
F2O,5〜10fとを生理的食塩水10〜10(1+
Jに溶解して、点滴静脈注射液にまぜて成人に対して1
日に2〜3回投与する。
さらに、F3は新しい医薬品の合成中間体としても極め
て有望な化合物である。
F3tマウスに静脈投与したときのLD、。は> 1 
f 71gであった。
以上の諸性質を有する抗菌作用増強物質F3を、既知抗
生物質と比較してみると;まず水溶性酸性物質でSt−
含有する抗生物質としては、ペニシリン類、セファロス
ポリン類があげられるが、水晶は紫外部吸収を示さず赤
外部吸収スペクトμにお1 いて17203  以上に吸収を示さないこと、また通
常の方法では抗菌性を示さないことから、これらとは異
なる。
また、シュードモナス属細菌によって産生される抗生物
質としては数多くのものが知られているが、既知抗生物
質のいずれとも物理化学的および生物学的性状を異にし
ている。したがって本願物質は新規化合物であると判断
される。
次に実施例をもってさらに詳細に本発明の詳細な説明す
るが、これによって本発明が限定されるものではない。
パーセントは、特にことわりのないかぎ多重量/容量%
を示す。
実施例1 栄養寒天斜面上に生育させたりニードモナス・メソアシ
ドフイフ 5B−72310(FERM−P凪4653
号;工FOl 3884 ;ATCC−31433)の
菌体を、グ〜コース1%、ポリペ1Fン(大玉栄養化学
社製)0.5%、肉エキス0.5%1食塩0.5%(p
H7,0)からなる培地5001を含む21容坂ロフラ
スコ2本に接種して、28℃で48時間往復振盪培養し
その培養物を種菌とする。
次にグリセロ−〜3%、グ〃コース0.1%、ポリペプ
トン0.5%、肉エキス0.5%、 11aC1O,5
%、システィン0.1%からなる培地1201を200
g容ステンレス製発酵槽に入れ、その液性を30%水酸
化ナトリウム゛溶液にてmT、oに調整し、120℃で
20分間蒸気滅菌したのち、前記種菌を接種した。つい
で温度28℃2通気f!t 12Ql/分、攪拌回転数
180 r、p、m’、の条件下で78時間培養した。
この培養物をシャープレス遠心分離機にかけ、菌体を分
離し、上清液11011をえた。111H4,2に調整
したのち活性炭(クロマト用 白すギ 式日薬品工業[
)151t充てんしたカラムに通し活性物質を吸着させ
水45gで洗滌後50V/V%アセトン水451で溶出
した。
浴出液を1ol宛分画し、エシェリキア・コリIFO1
2734を被検菌としてセフメツキシム0.05μg/
meを含有する肉汁寒天で有効区分をしらべ、フラクシ
ョン鬼2〜3を集めて水201全加えた後、ダウエック
ス−1(C1)(米国 ダウ・アンド・ケミカlv+4
製造)101を詰めたカラムに通した。水251で洗滌
後、5%食塩水501で溶出した。有効区分を集めpH
4,0に調整後、再び活性度カラム(81)′に通し、
水244で洗滌後20V/V%メタノーμ水で溶出を行
った。
有効区分を501まで減圧濃縮した後、アセトン200
 @eを加え、析出する沈でんを枦取、アセトン5 Q
 @l 、 x−テIv100g/で洗滌後、減圧乾燥
すると粗物質21gが得られた。
ここに得られた粗物質101M/100リン酸緩衝液(
pH6,6)500gtに溶解し九後、同緩衝液で緩衝
化されたQAE  セファデックスA−25カラム20
0厘jに通過させ吸着せしめた。同緩衝液1000*t
でカラムを洗滌後、0.5%食塩を添加した同緩衝液2
000wtで洗滌および溶出を行った。F3含有有効フ
ラクションを集め、N−塩酸を添加して液性をpH3,
0に調整した後、活性炭カラム40g/に通過させた。
同カラムを水200 mlで洗滌後、50V/V%fi
P/−IW水で溶出を行い有効7ラクシヨンを集めて減
圧下に濃縮した後、凍結乾燥後、得られ九白色粉末を5
酸化リン上で減圧下、40℃、6時間乾燥し0.85f
の粉末が得られ九。その赤外部吸収スペクトルを第1図
に示す。
元素分析値c 32.08. H5,33,M 5.1
7゜s 6.28. lia 4.60%。
実施例2 栄養寒天斜面上に生育させたシュードモナス・アシドフ
イラ G−6302(FERM−P凪4344号ジエr
o  13774;ATCC−31363)の菌体を、
グルコース1%、ポリベフ゛トン0.5%、肉エキス0
.5%9食塩0.5%(pH7,0)からなる培地50
0dt−含む21容坂リフラスコ2本に接種して、28
℃で48時間往復振は培養しその培養物を種菌とし7S
次にグリセロ−/I/3%、グμコース0.1%、ポリ
ペプトン0.5%、肉エキス0.5 % 、 NaC1
O,5%、システィン0.1%からなる培地1201を
2001容ステンレス製発酵槽に入れ、その液性全30
%水酸化ナトリウム溶液にてpH7,0に調整し、12
0℃で20分間蒸気滅菌したのち、前記′4菌を接種し
た。ついで温度28℃1通気量120e/分、攪拌回転
数18 Or、’p、In、の条件下で78時間培養し
た。この培養物をシャープレス速、U分離機にかけ、菌
体を分離し、上清液110g全えた。pH4,2に調整
したのち活性炭(クロマト用 白すギ 式日薬品工業製
)151を充てんし九カラムに通し活性物質を吸着させ
水45gで洗滌後50■/v%アセトン水451で溶出
した。
溶出液を101宛分幽し、エシェリキア・コリエFO1
2734を被検菌としてセフメツキシム0.05μg 
/lxlを含有する肉汁寒天で有効区分をしらべ、フラ
クション凪2〜3を集めて水20gを加えた後、ダウエ
ックス−1(C1) (米国 ダウ・アンド・ケミカv
IM造)10−1を詰め九カラムに通した。水25gで
洗滌後、5%食塩水501で溶出した。有効区分を集め
pm4.0に調整後、再び活性炭、カラム(81)に通
し、水2゛41で洗滌後2e−”v、/v%メタノーμ
水で溶出を行った。
有効区分を50ゴまで減圧濃縮した後、アセトン200
dを加え、析出する沈でんを枦取、アセトン50ば、エ
ータ/I’ l 00 ytlで洗滌後、減圧乾燥する
と粗物質2Sgが得られた。
ここに得られた粗物質10gをM/10Gリン酸緩衝液
(pH6,6) 500mlに溶解し九後、同緩衝液で
緩衝化されたQAE−セファデックスA−25カラム2
00 mlに通過させ吸着せしめた。同緩衝液1000
s+tでカラムを洗滌後、0.5%食塩を添加した同H
#液2000 mlで洗滌および溶出を行った。F3含
有有効フフクションを集め、N−塩酸を添加して液性を
pH3,0に調整した後活性炭カラム40s/に通過さ
せた。同カラムを水200dで洗滌後、50V/V%メ
タノーμ水で溶出を行い有効フラクションを集めて減圧
下に濃縮した後、凍結乾燥後、得られた白色粉末t−5
酸化リン上で減圧下、40℃、6時間乾燥し1.3fの
粉末が得られた。
元素分析値C32,28,H5,53,N 5.18゜
s 6.25. Na 4.52%。
【図面の簡単な説明】
第1図は*mmlで得た抗菌性増強物質F3の光外部吸
収スペクトμ(KBr法)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Ll)モノナトリウム塩として次の物理化学的性状を有
    する抗菌性増強物質F3およびその塩(1)  外観:
    白色粉末 (2)元素分析値(%):(40℃、6時間、五酸化リ
    ン上で乾燥したもの) C32,30±1.0 H5,60±0.5 M    5.3B±0.5 8   6.16±1.0 IJa    4.42±0.5 (3)  紫外部吸収スペクト/L/:210nm  
    以上に特異な吸収を示さない。 (4)  赤外部吸収スペクト/L/:臭化カリウム錠
    による吸収スベク)/L/の主な吸収(波数)は次のと
    おシである。 1640.1260,1240,1030,985゜8
    20(3) (5)比旋光度:(・イ’ 2.8°±2°(C−0,
    5゜0、1 M −Ha2HPO4) (6)  !解性:石油エーテμ、ヘキサン、ジエチル
    エーテル、ベンゼン、酢酸エチμおよびクロロホルムに
    不溶。エタノ−μ、ピリジンおよびアセトンに難溶。メ
    タノ−μおよびジメチμスμフオキシドに可溶。水に易
    溶。 (7)分子量:520±60 (8)呈色反応:ブレイブ・リーバツク反応、ニンヒド
    リン試薬、過マンガン酸カリウム試薬に陽性。塩化第二
    鉄−フェリシアン化カリウム試薬、坂口反応に陰性。 〔2〕シ4−下モナス属に属する抗菌性増強物質F3生
    産菌を培地に培養し、培養物中に抗菌性増強物質F3を
    生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする抗菌
    性増強物質F3C)製造法。
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