JPS58135567A - 偏平型電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は腕時計、電卓、カメラなどの小型電気機器ｖ
ｃｆ用される偏平型′電池の改良に関する。。

促米のこの偵電池の一例な第１図に示す縦断面半載図に
より説明する。

第１図において、１は金属材料よりなるカップ状の陽極
瓜で、２は金属材料よりなるキャンプ状の＠極阪である
。６は陽極＾１と陰極＾２のカール部２ａとの間に設け
られた絶縁材よ・）なるガスケットであり、陽極Ａ１の
上部開口部１ａの周縁ヲ内方にカシメることにより圧縮
保持されている。第１図に示す従来の偏平型電池の電池
ケースは、陽極鳳１と陰極瓜２とガスケット６よ０構成
さｌ’Ｌ’ｃ’Ｊ６）、この電池クース内には電解液の
ほか陽極活物質４と陰惨活′ａ實づとがセパレータ６に
よって分割され内包さ／１．Ｃいる。

この従来の偏平型電池の封止構造は、ガスクレト６の圧
紬反力によ・フ、ガスケット６と陽惟ま、１および原極
上２とを密着させ、漏液ぞ防止する構造ケとつＣいるた
め、ガスクツトロの厚みを厚くし、ガスケット６の圧縮
反力乞大ざくしなげｎは７エすなかった。

従って、畦池全体積に対するガスケット６の占める体積
の割会いが惨めで大きく、放亀谷重乞増加させるには、
内容物質の構成が同一の場合どうしＣ＝１．瓜の材料の
板厚を薄くするが、または電池全体積を大きくしなけれ
ばならなかった。

また、耐漏液性を高めるためにガスケット３０′圧縮量
を大きくすると、ガスケット６を圧縮させる力によＱ、
陰極Ａカール部２ａが内方に移動し、電池Ａ内圧を高め
てしまうと共に、ガスケット６のクリープ劣化率を増加
させ、漏液発生のひとつの原因となっていた。

そこで、上記のような従来公知の偏平型電池の性能を改
善して、放イ容量の増加と良好な耐漏液性を得るために
、断面形状がＵ状ゲなし、その日藺状立上部の内壁中程
に段部な備え、かつ前記立上部の全部もしくは一部の表
面？コーティング剤に′Ｃコーティングした［極＾と、
断面形状がｎ状をなし、その円筒部を前記陰惨法の立上
部外周面に圧接した陽極風とによ。、前記段部にその外
周部分を載置したセパレータによりζ分割さｒた陰極活
物質８よび陽極活物質を内包密閉した偏平型電池？、す
でに本発明者らによって提案さゎているところである。

しかしながら、上記電池構造での実験中、耐漏液性能お
よび高放醒容量の点においては所期した目的を充分満足
出来る結果が得られたか、実験終了後電池総厚について
測定したところＪＩＳ規格（Ｃ−８５１１ｒアルカリ−
次電池？１９７　ｓ　Ｊ　＞に定められた総厚の許容値
を僅かではあったが、オーバーしてしまうものが発生し
てしまつトこ。

そこで、本発明者りは、上記結果に着目して総厚が犬ぎ
くなつｔこ電池についてその原因ケ知らべるべく、研究
な重ねたところ、陽極缶の立上部と陽極缶の円筒部との
圧接接合に８いて、接置面間に８げる住方向の圧接力に
おいては耐漏液性能を満足する充分な圧接力が得られた
にもかかわりず、山同志が全体的に軸方向外方に移動し
ていｔこ。この移動については、山同志を焼ばめ、圧入
等で圧接し゛Ｃ組立でしたとき、径　　　□１万回の圧
接力に比べて軸方向の力が可成９小さくなってしまって
いること、さらに接台面間Ｖτ７〕累系などの摩擦係数
の極めて小さい被膜が介在しているため、陽・陰活物質
の反応にょる＾内圧の上昇によ９本同志が相対的に軸方
向に移動しＣしまったことが分った。

したがって、数は僅ではあったが、このように瓜同志が
相対的に軸方Ｉｏｌに移動しｃしよったものが発生した
ということは、腕時′計、カメラ、゛成単などの゛電気
機器内に組み込まれ、長期間使用されたとさ、使用時間
の経過に従って内容物の化学反応が進み、＾内圧が上昇
してＡ同志の１動が大きくなり漏液する可能性が全く皆
無であるとはｄいがだかっ２θ。

、そこで、本発明者らは、更に鋭意研究を重ねることに
よＱ、上記電池構造において、鳳同志が相対的に軸方向
に移動しないような改良された新たな構造を発明するこ
とができた。

上記発明の要旨とするところは、前掲の荷、ｆＦ請求の
範囲に掲記した通りである。

以ド図面に示したこの発明の好適ないくつρ・の実施例
について、詳細に説明する。

第２図は、この発明の偏平型電池の縦断面半裁図であり
、組立上の観点から第１図の従来電池の電極配置とは天
地逆になって図示されている。

第２図において、符号７は断面形状が１状をした金属材
料よりなる陰極Ａで、有底部７ａと、この有底部７ａの
外周より垂直上方に立ち上かつ１円筒状の立上部７ｂと
からあらまし構成されζ′いる。そして、立上部７ｂの
内壁中程には段部／Ｃを備えてお９、また立上部７ｂの
表面にはフッ累系４１膜７ｄがコーティングされている
。８は断面形状がｎ状乞した金属材料よＱｔよる＠極瓢
で、上平面８ａと、この上平面８ａの外周より垂直Ｆ方
に折曲した円筒部８ｂよつあらまし構成さねている。そ
しζ、この＠極瓜８の円筒部６ｂを、哄極亀７の立上部
７ｂの外周面ｖｃ焼ばめ、あるいは圧入することによっ
てコーティング膜７ｄｖ介しでＡ８．７同志が電気的に
絶縁されしかも水そ的に圧接されている。符号７ｅは陰
極＾７の立上部７ｂ根元部分に設けられた環状の溝であ
り、符号８ｃＨ１陽極も８を陰極＾７に焼ばめ、あるい
は圧入したのち、陽極本８０円筒部８ｂの先端部分を陰
極風７の溝７ｅに引っかかるように内方に曲げられた曲
げ部である。９は電解液を含浸した陰極活物質であり、
１０はタブレット状の陽極活物質９と陽極活物質１０と
を分割し、電気的短絡を防止している。

このように、この発明よりなる偏平型電池は＠極Ａ７内
に陰極活物Ｊｔ９、セパレータ１１および陽極活物質１
０を挿入し、陽極鳳８を焼ばめ、あるいは圧入すること
に【゛って組立てｔこのち、陽ｆＬｔ、８０円筒部８ｂ
の先端を内方に変形させることによって、溝７ｅに曲げ
部８Ｃを引っかけ、溝７ｅと曲げ部８Ｃよりなる抜止部
Ａを形成したため、陽・陰画活物質の化学反応によ、る
瓜内圧の上昇が生じても、陽・啜極畝同志の相対的な軸
方向への移動を完全に防止することが出来る。尚、ヒ記
コーティング膜７ｄとしＣは四フッ化エチレン及び三フ
ッ１シ塩化エチレンなどのフッ素系が好適であり、また
電解液に対する耐劣化性、電気絶縁性、１佑液性、弾力
性を有するものであればフッ素系以外のもの（例えばシ
リコン系、ポリイミド系など）でもよい。

第６図は、本発明の他の実施例化示した縦断面半裁図で
、本発明の要部である抜止部Ａを形成する溝７ｅと曲げ
部８Ｃを陰極へ７の立上部７ｂの段部７Ｃ近傍に設けた
ものである。

このように抜止部Ａを段部／Ｃ近傍、すなわち極光７の
何底部７ａよ・９突出させる心配かなく、曲げ角度を自
由に選定でさ、しかも溝７ｅよりＦ方の立上部Ｚｂｓ分
を治具なとで固定するときの案内として使用することが
できる。

尚、他の部分についＣは、先に示した第２図とほとんど
同一であるρで、同一の符号を図面に　　　　１″符す
ことによ・′）説明を省略する。

第４図は、本発明の別の他の実施例を示した要部拡大縦
断面図で、陰極狐の立上部７ｂの中程外周面に、外方に
突出したリング状の突起７ｆを設け、他方陽極＆８０円
筒部８ｂに、突起７ｆと嵌合する低合溝８ｄを設けて、
抜止部Ａを形成した・もので、＾７．８同志を組立てる
際、陰極Ａ７に対して陽極？Ａ８を上から押し込んでや
れば、とが出来る。尚、図中陽極Ａ８の上平面ｄａの外
周部分近傍に破勝で示したリング状の溝部８ｅは円筒部
８ｂにより一層の弾力性を増すために必要に応じＣ形成
することρ）できる。

第５図は本発明の更に他の実施例を示した要部拡大縦断
面図で、陰惨＾の立上部７ｂの中程外周面にリング状の
切欠溝７ｇを岐け、他方陽極＾８０円筒部８ｂに予じめ
リング状の切欠き８ｆを設け、Ａ７．８を組立てた後、
切欠ぎ８ｆを６カ所あるいは全周に亘って内方に変形さ
せ係止部８ｇを設けることにより、塵極鳳７の切欠溝７
ｇに陽極沃８の円筒部８ｂを係止させ抜止部Ａを形成す
るようにしたもので、切欠溝７ｇに係止する陽極瓜８の
円筒部８ｂを予じめ部分的に肉薄に形成（図中破線で図
示）しであるため、曲げ加工が極め゛て容易となる。

以上詳細に説明した如く、この発明によれば高容量化、
耐漏液性能を損なうことなく、毛同志の相対的な軸方向
への移動を防止する抜止部を形成することができるため
、内容物の化学反応によりＡ内圧が上昇しても、電池総
厚の増加を防止することができ、このような偏平型電池
の信頼性を同上させることができるもので、極めて安定
した偏平型電池を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の偏平型電池の縦断面半載図、示した要部
拡大縦断面図、第５図はこの発明の更に他の実施例を示
した要部拡大縦断面図である。 ７・・・陰極狐、７ｂ・・・立上部、７ｃ・・・段部、
７ｄ・・・コーティング被膜、８ｏ・陽極＾、８ｂ−・
円筒部、９・・・陰極活物質、１０・・・陽極活物質、
１１・ｍ−セパレータ、Ａ・・・抜止部、 ７ｅ・・・溝　　　　８Ｃ・・・曲げ部７ｆ−拳突起　
　　８ｄ拳・・嵌合部 ７ｇ・・・切欠溝　　８ｇ・・・係止部！　１　図 早２凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 断面形状が口状をなし、その円筒状立上部の内壁中程に
   段部を備え、かつ前記立上部の全部もしくは一部の表面
   をコーティング剤にてコーティングした陰極＾と、断面
   形状が口状をなしその円筒部を前記陰極瓜の立上部外周
   面に圧接した陽極亀とにより、前記段部にその外周部分
   を載置したセパレータによりＣ分割された喋極活物質お
   よび＃極活物質を内包密閉しでなる帥ゼ型亀他にだいて
   、前記陰極Ａの立上部と、前記陽極瓜の円筒部との接曾
   面間に軸方向への抜正部を収（たことを特徴とする偏平
   型電池。