JPS58129032A - 空気タイヤ組成物 - Google Patents
空気タイヤ組成物Info
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- JPS58129032A JPS58129032A JP57012931A JP1293182A JPS58129032A JP S58129032 A JPS58129032 A JP S58129032A JP 57012931 A JP57012931 A JP 57012931A JP 1293182 A JP1293182 A JP 1293182A JP S58129032 A JPS58129032 A JP S58129032A
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- Japan
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- styrene
- butadiene copolymer
- star
- polymerized styrene
- composition
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L7/00—Compositions of natural rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、タイヤの転勤抵抗性、湿潤グリップ性、耐
摩耗性および操縦安定性、クラック性の5特性について
バランスのとれたタイヤトレッドを1差したものである
が、特に、この中でも転勤抵抗性および耐摩耗性のより
一層の向上を企図したものである。
摩耗性および操縦安定性、クラック性の5特性について
バランスのとれたタイヤトレッドを1差したものである
が、特に、この中でも転勤抵抗性および耐摩耗性のより
一層の向上を企図したものである。
従来のタイヤトレッドは、使用されるスチレン・ブタジ
ェン共重合体は、乳化重合の直鎖型が多く使用され、ま
た、溶液重合のものも使用されているが、スチレン量と
ビニル量との関係において、従来のものは、一般にビニ
ル量(ビニル量とは、ブタジェン成分中の1.2形結合
ブタジェン量を指称するものである)の少ないものが使
用され且つ上記の5特性のバランス性において不充分な
ものであった。
ェン共重合体は、乳化重合の直鎖型が多く使用され、ま
た、溶液重合のものも使用されているが、スチレン量と
ビニル量との関係において、従来のものは、一般にビニ
ル量(ビニル量とは、ブタジェン成分中の1.2形結合
ブタジェン量を指称するものである)の少ないものが使
用され且つ上記の5特性のバランス性において不充分な
ものであった。
この発明は、上記の5特性をより一層満足するタイヤ組
成物を探究したものである。それは溶液重合スチレン・
ブタジェン共重合体、及びまたは、天然ゴムあるいはジ
エン系合成ゴムの一種または二種以上のゴムからなる組
成物において、少なくともゴム中に溶液重合スチレン・
ブタジェン共重合体が30%以上存在する組成物であっ
て、この溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体は、こ
の出願の原発明によって開発されたその組成値Xが次式
によって求められ、 但し、BRはブタジェン成分である(ビニル量とはブタ
ジェン成分中の1.2形結合ブタジェン量を指称するも
のである)。
成物を探究したものである。それは溶液重合スチレン・
ブタジェン共重合体、及びまたは、天然ゴムあるいはジ
エン系合成ゴムの一種または二種以上のゴムからなる組
成物において、少なくともゴム中に溶液重合スチレン・
ブタジェン共重合体が30%以上存在する組成物であっ
て、この溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体は、こ
の出願の原発明によって開発されたその組成値Xが次式
によって求められ、 但し、BRはブタジェン成分である(ビニル量とはブタ
ジェン成分中の1.2形結合ブタジェン量を指称するも
のである)。
その組成値Xが26〜39の範囲にあるもので、下方限
界26と上方限界390線内に包含されるスチレン・ブ
タジェン共重合体の範囲から適宜に選定される共重合体
であり、その溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体が
スター型ポリマーであって、そのポリマーのゲル浸透ク
ロマトグラフィを用いて測定した分子量分布グラフにお
いて、二山部の面積比較を行ない、高分子側の面積が分
子量分布全面積に比して40チ以上である上記組成物を
特徴とする空気タイヤ組成物であって、この発明におい
ては、前記5特性において、特に、転勤抵抗性および耐
摩耗性の向上を得るために、ゲル浸透クロマトグラフィ
にて測定した分子量分布において、カップリング効率の
大きな分子量分布の要因を導入し、その好ましい範囲を
設定しだものである。
界26と上方限界390線内に包含されるスチレン・ブ
タジェン共重合体の範囲から適宜に選定される共重合体
であり、その溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体が
スター型ポリマーであって、そのポリマーのゲル浸透ク
ロマトグラフィを用いて測定した分子量分布グラフにお
いて、二山部の面積比較を行ない、高分子側の面積が分
子量分布全面積に比して40チ以上である上記組成物を
特徴とする空気タイヤ組成物であって、この発明におい
ては、前記5特性において、特に、転勤抵抗性および耐
摩耗性の向上を得るために、ゲル浸透クロマトグラフィ
にて測定した分子量分布において、カップリング効率の
大きな分子量分布の要因を導入し、その好ましい範囲を
設定しだものである。
なお、原発明において探究された転勤抵抗性と耐摩耗性
を満足するスチレン量とビニル量の関係は、この発明に
おいても同様である。すなわち、スチレン量が20%以
下であり、また、ビニル量(チ)が多くなると耐摩耗性
が損われるので、ビニル量は50%以下が好ましいもの
であり、スチレン量が10%未満の場合は強度が低下す
るので、10チ以上が好ましいものである。
を満足するスチレン量とビニル量の関係は、この発明に
おいても同様である。すなわち、スチレン量が20%以
下であり、また、ビニル量(チ)が多くなると耐摩耗性
が損われるので、ビニル量は50%以下が好ましいもの
であり、スチレン量が10%未満の場合は強度が低下す
るので、10チ以上が好ましいものである。
まず、上記のポリマーのゲル浸透クロマトグラフィ(G
el Permeation ChrorrLatog
raphy) (略号GPC)に言及する。
el Permeation ChrorrLatog
raphy) (略号GPC)に言及する。
このGPC測定による分子量分布グラフは、第1図の一
例示のとおり、低分子側と高分子側との二つの山から合
成される 、 !−ものであって、高分子側の部分は、カップリング効
率が大きくなればなるほど面積は広くなるものであり、
低分子側の部分はカップリングが十分に行なわれていな
い部分である。従って、カップリング効率の高低の程度
によって、たとえば、低いと第2図のAの一例のような
分子量分布グラフとなり、カップリング効率が高いと第
2図のBの一例のような高分子側の面積の大きな分子量
分布グラフとなる。
例示のとおり、低分子側と高分子側との二つの山から合
成される 、 !−ものであって、高分子側の部分は、カップリング効
率が大きくなればなるほど面積は広くなるものであり、
低分子側の部分はカップリングが十分に行なわれていな
い部分である。従って、カップリング効率の高低の程度
によって、たとえば、低いと第2図のAの一例のような
分子量分布グラフとなり、カップリング効率が高いと第
2図のBの一例のような高分子側の面積の大きな分子量
分布グラフとなる。
因って、第3図の図示のとおり、高分子側部の面積の求
め方として、分子量分布全面積の二つの山の谷の部分(
変曲点)から下方に垂線を引き斜線部の面積を高分子側
部の面積と定め、この高分子側部面積が分子量分布全面
積に対する比、すなる。
め方として、分子量分布全面積の二つの山の谷の部分(
変曲点)から下方に垂線を引き斜線部の面積を高分子側
部の面積と定め、この高分子側部面積が分子量分布全面
積に対する比、すなる。
上式によって、カップリング効率チを求め、次に、カッ
プリング効率の物性への影響を探究したものである(第
2表参照)。
プリング効率の物性への影響を探究したものである(第
2表参照)。
下記の第1表は、一般に使用されている従来の乳化重合
スチレン・ブタジェンゴム(SBR)の場合の原発明の
例示で、その物性を基準として示したもので、指数10
0として、この発明と対比したものである。
スチレン・ブタジェンゴム(SBR)の場合の原発明の
例示で、その物性を基準として示したもので、指数10
0として、この発明と対比したものである。
第1表
5BR1502・・・乳化重合直鎖型のスチレン・ブタ
ジェンゴム(SBR)、非汚染性、コ ールドラバー、スチレン結合量 23.5 カーボンN−339・・・三菱化成社製カーボンブラッ
クで、N−339は、ASTM−D −1765で定め
られたタイプ塩で、HAF − 老防・・・N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブ
チル)−P−フェニレンシア 為 ミン。
ジェンゴム(SBR)、非汚染性、コ ールドラバー、スチレン結合量 23.5 カーボンN−339・・・三菱化成社製カーボンブラッ
クで、N−339は、ASTM−D −1765で定め
られたタイプ塩で、HAF − 老防・・・N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブ
チル)−P−フェニレンシア 為 ミン。
促進剤CZ・・・N−シクロへキシル−2−ベンゾチア
ゾールスルフェンアミド。
ゾールスルフェンアミド。
促進剤D・・・ジフェニルグアニジン。
上表の特性は、下記の方法にて測定したものである。
1※ガラス転移点(Ty) (”C)の測定は、PgR
KIN−ELMER社製DSC!−2型使用、 昇温速度20℃/m i n、 2※損失弾性率 損失弾性率(E〃)は、老木製作所製の粘弾性スペクト
ロメーター使用、60’C1100Hz にて測定。
KIN−ELMER社製DSC!−2型使用、 昇温速度20℃/m i n、 2※損失弾性率 損失弾性率(E〃)は、老木製作所製の粘弾性スペクト
ロメーター使用、60’C1100Hz にて測定。
3※耐摩耗性
耐摩耗性の測定は、Pi co摩耗試験機使用ASTM
−D 222B の規定に準じて行ない、指数値に
よって対比した。指数の大きいものが良好である。
−D 222B の規定に準じて行ない、指数値に
よって対比した。指数の大きいものが良好である。
4※湿潤グリツプ性
湿潤グリップ性の測定は、イギリスのスタンレー社製ポ
ータプル ウェットスキッド テスターを使用、アスフ
ァルト密粒度試験面にlfiの水膜を張り、ゴム片で面
上を滑らした時の数値であり、対比は、測定値と指数値
を表示したものである。括弧内は指数を示したものであ
り、指数値の大なるものが良好である。
ータプル ウェットスキッド テスターを使用、アスフ
ァルト密粒度試験面にlfiの水膜を張り、ゴム片で面
上を滑らした時の数値であり、対比は、測定値と指数値
を表示したものである。括弧内は指数を示したものであ
り、指数値の大なるものが良好である。
5※転動抵抗性
185/70HR14のタイヤを製作し、このトレッド
に各表に示す配合組成を用い、その性能を測定した、そ
の測定は、米国自動車技術協会報文SAE第7’708
75号に記載されている測定法の中のTWINROLL
方式に従い、タイヤを5−JX14のリムに装着し、充
填空気圧3.15 kg/crr1 %荷重336貯の
条件で回転抵抗を測定し、指数にて対比したもので、数
値の小なるものほど良好なものである。
に各表に示す配合組成を用い、その性能を測定した、そ
の測定は、米国自動車技術協会報文SAE第7’708
75号に記載されている測定法の中のTWINROLL
方式に従い、タイヤを5−JX14のリムに装着し、充
填空気圧3.15 kg/crr1 %荷重336貯の
条件で回転抵抗を測定し、指数にて対比したもので、数
値の小なるものほど良好なものである。
6※クラツク性。
デマチア(屈曲)試験機(demattia@achi
ne )にてJ工S規格によって測定し、クラック発生
までのサイクル値にて対比したものである。
ne )にてJ工S規格によって測定し、クラック発生
までのサイクル値にて対比したものである。
7※操縦安定性。
上記転勤抵抗試験と同様のタイヤについて、車両に装着
して60 K@/h、−0の走行試験にて測定した感覚
を指数で表示したものである。
して60 K@/h、−0の走行試験にて測定した感覚
を指数で表示したものである。
上記試験においての指数の対比は、従来の乳化重合SB
R配合の試料Alを基準とし指数100として対比した
ものである。
R配合の試料Alを基準とし指数100として対比した
ものである。
第2表は、組成値Xの範囲内におけるスター型溶液重合
SBHにおけるカップリング効率(チ)の特性に及ぼす
影響を探究したものである。
SBHにおけるカップリング効率(チ)の特性に及ぼす
影響を探究したものである。
なお、配合成分中のスター型溶液重合SBHの(a)(
b)(c)(d′)(e)(7)は、それぞれカップリ
ング効率(チ)の相異するものである。
b)(c)(d′)(e)(7)は、それぞれカップリ
ング効率(チ)の相異するものである。
第2表
重量部
以上第2表に示すとおり、試料A2〜A5は、スター型
溶液重合SBHのビニル量(%)/スチレン量(%)−
48/15であって、そのカップリング効率チが15.
30.43.54の4種の異なるものである。
溶液重合SBHのビニル量(%)/スチレン量(%)−
48/15であって、そのカップリング効率チが15.
30.43.54の4種の異なるものである。
この4種のグループにおいて、転勤抵抗の数値を比較す
ると、カップリング効率が15.30のものは、転勤抵
抗性が90.8Bであるが、カップリング効率が43.
54となると転勤抵抗性は84.83と低くなるもので
ある。
ると、カップリング効率が15.30のものは、転勤抵
抗性が90.8Bであるが、カップリング効率が43.
54となると転勤抵抗性は84.83と低くなるもので
ある。
また、試料A6.47の比較においても、ビニル量(チ
)/スチレン量(%)=45/15 の場合、カップリ
ング効率チが30のものは転勤抵抗性が84を示してい
るが、カップリング効率(チ)が51のものは、転勤抵
抗性ば79と低値のものとなる。
)/スチレン量(%)=45/15 の場合、カップリ
ング効率チが30のものは転勤抵抗性が84を示してい
るが、カップリング効率(チ)が51のものは、転勤抵
抗性ば79と低値のものとなる。
これらの結果からカップリング効率が40%以上のもの
は、それよりも低いカップリング効率を有するものよシ
も転勤抵抗が良い傾向にあることが明らかである。また
、耐摩耗性についてもカップリング効率の高い方が良好
な傾向で示している。
は、それよりも低いカップリング効率を有するものよシ
も転勤抵抗が良い傾向にあることが明らかである。また
、耐摩耗性についてもカップリング効率の高い方が良好
な傾向で示している。
その他の湿潤グリップ性、クラック性、操縦安定性につ
いてはカップリング効率の影響はみられないが、原発明
の改良効果を維持するものである。
いてはカップリング効率の影響はみられないが、原発明
の改良効果を維持するものである。
また、転勤抵抗性との関連特性の一つである損失弾性率
(E7/ ) もカップリング効率が高くなるにつれ
て良くなる傾向にある。
(E7/ ) もカップリング効率が高くなるにつれ
て良くなる傾向にある。
なお、カップリング剤の影響については、第3表に試験
結果を示す。この配合成分は第2表と同じで、カップリ
ング効率が同じ(51%)スター型溶液重合SBHにつ
いて、カップリング剤の相異による特性への影響を探究
したものである。比較は、第2表の試料による特性への
影響を探究したものである。比較は、第2表の試料屋7
との対比である。
結果を示す。この配合成分は第2表と同じで、カップリ
ング効率が同じ(51%)スター型溶液重合SBHにつ
いて、カップリング剤の相異による特性への影響を探究
したものである。比較は、第2表の試料による特性への
影響を探究したものである。比較は、第2表の試料屋7
との対比である。
第3表
以上第3表に示すとおり、ビニル量(4)/スチレン量
(4)−45/15のポリマーについて、カップリング
剤に5HOjliとBiCAhを用いた配合組成にて対
比したもので、試料ム8は使用されたカップリング剤は
塩化ケイ素(Bi(3ム)で、試料A7Fi塩化第ニス
ズであり、カップリング剤に塩化ケイ素を使用したもの
は、塩化第二スズを使用したものに比して操縦安定性、
転勤抵抗性について特に劣るものである。
(4)−45/15のポリマーについて、カップリング
剤に5HOjliとBiCAhを用いた配合組成にて対
比したもので、試料ム8は使用されたカップリング剤は
塩化ケイ素(Bi(3ム)で、試料A7Fi塩化第ニス
ズであり、カップリング剤に塩化ケイ素を使用したもの
は、塩化第二スズを使用したものに比して操縦安定性、
転勤抵抗性について特に劣るものである。
また、この発明の空気タイヤ組成物に使用されるスター
型溶液重合SBHの生のムーニー粘度については、ムー
ニー粘度を高める事により転勤抵抗性および耐摩耗性が
良くなるが、反面粘度が高いと加工性の面で問題があり
、通常使用範囲はムーニー粘度MLl+4(100℃)
が35〜120の範囲で、特に、50以上90以下の範
囲が好ましい。
型溶液重合SBHの生のムーニー粘度については、ムー
ニー粘度を高める事により転勤抵抗性および耐摩耗性が
良くなるが、反面粘度が高いと加工性の面で問題があり
、通常使用範囲はムーニー粘度MLl+4(100℃)
が35〜120の範囲で、特に、50以上90以下の範
囲が好ましい。
以上説明のとおり、組成値X=26〜3つの範囲から選
定されるスター型溶液重合スチレン・ブタジェン共重合
体において、40%以上のカップリング効率を有するも
のは、湿潤グリップ性、クラック性、操縦安定性等の改
良特性に影響を与えることなく耐摩耗性および転勤抵抗
性を、さらに改良しうるものである。
定されるスター型溶液重合スチレン・ブタジェン共重合
体において、40%以上のカップリング効率を有するも
のは、湿潤グリップ性、クラック性、操縦安定性等の改
良特性に影響を与えることなく耐摩耗性および転勤抵抗
性を、さらに改良しうるものである。
4、追加の関係
溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体、及びまたは天
然ゴムあるいはジエン系合成ゴムの一種または二種以上
のゴムからなる組成物において、少なくともゴム中に溶
液重合スチレン・ブタジェン共重合体が30%以上存在
する組成物であって、この溶液重合スチレン・ブタジェ
ン共重合体が、その組成値x=26〜39の範囲である
ことは原発明(特願昭56−’73954号)の構成に
欠くことのできない事項の主要部であるが、この発明は
、この点を主要部としている発明であって、タイヤの転
勤抵抗、耐摩耗性、湿潤グリップ性、耐クラツク性、操
縦安定性の改良する点において原定明と同一の目的を有
するものである。
然ゴムあるいはジエン系合成ゴムの一種または二種以上
のゴムからなる組成物において、少なくともゴム中に溶
液重合スチレン・ブタジェン共重合体が30%以上存在
する組成物であって、この溶液重合スチレン・ブタジェ
ン共重合体が、その組成値x=26〜39の範囲である
ことは原発明(特願昭56−’73954号)の構成に
欠くことのできない事項の主要部であるが、この発明は
、この点を主要部としている発明であって、タイヤの転
勤抵抗、耐摩耗性、湿潤グリップ性、耐クラツク性、操
縦安定性の改良する点において原定明と同一の目的を有
するものである。
第1図は、GPC測定によるポリマーの分子量分布グラ
フの一例、 第2図−Aは、カップリング効率が低い場合のGPC測
定による一例を示すポリマーの分子量分布グラフ、 第2図−Bは、カップリング効率が高い場合のGPO測
定による一例を示すポリマーの分子量分布グラフ、 第3図は、GPC測定によるポリマーの分子量分布グラ
フの一例における高分子側と定める高分子側部面積を斜
線部にて示したグラフである。 代理人 弁理士 大 島 泰 甫 第1図 第3図
フの一例、 第2図−Aは、カップリング効率が低い場合のGPC測
定による一例を示すポリマーの分子量分布グラフ、 第2図−Bは、カップリング効率が高い場合のGPO測
定による一例を示すポリマーの分子量分布グラフ、 第3図は、GPC測定によるポリマーの分子量分布グラ
フの一例における高分子側と定める高分子側部面積を斜
線部にて示したグラフである。 代理人 弁理士 大 島 泰 甫 第1図 第3図
Claims (4)
- (1)溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体及び/ま
たは天然ゴムあるいはジエン系合成ゴムの一種または二
種以上のゴムからなる組成物において、少なくともゴム
中に溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体が30%以
上存在する組成物であって、この溶液重合スチレン・ブ
タジェン共重合体は、その組成値X−26〜39の上限
、下限線内に包含されるスチレン・ブタジェン共重合体
の範囲から適宜に選定される共重合体であり、その溶液
重合スチレン・ブタジェン共重合体が、スター型ポリマ
ーであって、そのポリマーのゲル浸透クロマトグラフィ
を用いて測定した分子量分布グラフにおいて、二山部の
面積比較を行ない、高分子側の面積が分子量分布全面積
に対する比、すなわち、カップリング効率が40%以上
であることを特徴とする空気タイヤ組成物。 - (2) スター型溶液重合スチレン・ブタジェン共重
合体のスチレン量(チ)が20チ以下好ましくはlOチ
以上、ビニル量が50%以下である特許請求の範囲第1
項記載の空気タイヤ組成物。 - (3)スター型溶液重合スチレン・ブタジェン共重合体
を作る時のカップリン剤が四塩化すず(Sr+cQ4)
である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の空気タイ
ヤ組成物。 - (4) スター型溶液重合スチレン・ブタジェン共重
合体の生のムーニー粘度(MLl+4(100°C))
が35〜120の範囲である特許請求の範囲第1項まだ
は第2項または第3項記載の空気タイヤ組成物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57012931A JPS58129032A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 空気タイヤ組成物 |
DE3302674A DE3302674C2 (de) | 1982-01-28 | 1983-01-27 | Verfahren zur Auswahl einer Elastomerenmischung für Reifen |
FR8301314A FR2520369A1 (fr) | 1982-01-28 | 1983-01-28 | Composition a base de copolymeres styrene-butadiene pour bandages pneumatiques |
US06/715,477 US4611030A (en) | 1982-01-28 | 1985-03-25 | Composition for pneumatic tires |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57012931A JPS58129032A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 空気タイヤ組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58129032A true JPS58129032A (ja) | 1983-08-01 |
Family
ID=11819040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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