JPS5812863B2 - 装飾シ−トの製造方法 - Google Patents
装飾シ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS5812863B2 JPS5812863B2 JP10792877A JP10792877A JPS5812863B2 JP S5812863 B2 JPS5812863 B2 JP S5812863B2 JP 10792877 A JP10792877 A JP 10792877A JP 10792877 A JP10792877 A JP 10792877A JP S5812863 B2 JPS5812863 B2 JP S5812863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- lining
- foil layer
- wrinkles
- lame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテーブルクロス、袋物、覆物、雑貨、本等の表
粧を初めとして広く室内その他の装飾用として利用でき
るようにした装飾シートの製造方法に関するものである
。
粧を初めとして広く室内その他の装飾用として利用でき
るようにした装飾シートの製造方法に関するものである
。
本発明の目的は合成高分子ポリアミド、ポリエステル系
の合成繊維等の耐熱性基布の片側表面にウレタン樹脂皮
膜を形成した裏地と、ポリエステル系フイルムの片側裏
面にアルミ蒸着してラメ箔層を形成した表地を設け、前
記裏地のウレタン樹脂皮膜上に表地のラメ箔層を対面重
合して両側から適当な圧力をかけると同時に２００℃前
後の温度をかけることにより表裏地を一体に接着すると
共にウレタン樹脂膜が軟化収縮してそれと一体化したラ
メ箔層全面に不規則な細かい無数の皺筋を自然発生的に
形成してそれが表裏地間に負荷された圧力により、その
皺筋は固定されて恰もシボ様の模様を表出した生地を得
、次に該生地のポリエステル系フイルム表面に２００℃
前後の温度と所要の圧力を付与して転写印刷により所望
の柄模様のプリントを施し、その印刷工程に付随してさ
らに皺筋を付加すると共に表裏地を一層強固に接着一体
化して、それがテーブルクロス、袋物、覆物、雑貨、本
等の各種物品の表粧をはじめ室内装飾等として広い範囲
に利用できる装飾シートの製造方法を提供しようとする
ものである。
の合成繊維等の耐熱性基布の片側表面にウレタン樹脂皮
膜を形成した裏地と、ポリエステル系フイルムの片側裏
面にアルミ蒸着してラメ箔層を形成した表地を設け、前
記裏地のウレタン樹脂皮膜上に表地のラメ箔層を対面重
合して両側から適当な圧力をかけると同時に２００℃前
後の温度をかけることにより表裏地を一体に接着すると
共にウレタン樹脂膜が軟化収縮してそれと一体化したラ
メ箔層全面に不規則な細かい無数の皺筋を自然発生的に
形成してそれが表裏地間に負荷された圧力により、その
皺筋は固定されて恰もシボ様の模様を表出した生地を得
、次に該生地のポリエステル系フイルム表面に２００℃
前後の温度と所要の圧力を付与して転写印刷により所望
の柄模様のプリントを施し、その印刷工程に付随してさ
らに皺筋を付加すると共に表裏地を一層強固に接着一体
化して、それがテーブルクロス、袋物、覆物、雑貨、本
等の各種物品の表粧をはじめ室内装飾等として広い範囲
に利用できる装飾シートの製造方法を提供しようとする
ものである。
従来、アルミ蒸着してラメ箔層を形成したシートを各種
物品の表粧や室内その他の装飾に利用しても些細なシー
ト面の折れ曲がりや捩れ等を与えると簡単にラメ箔層に
全く修復不可能な線状の皺筋が雑然と入り実感と体裁を
損ねるのでそれをそのまま装飾シートとして使用するこ
とはできなかった。
物品の表粧や室内その他の装飾に利用しても些細なシー
ト面の折れ曲がりや捩れ等を与えると簡単にラメ箔層に
全く修復不可能な線状の皺筋が雑然と入り実感と体裁を
損ねるのでそれをそのまま装飾シートとして使用するこ
とはできなかった。
本発明者は永年鋭意研究の結果、上記修復不可能なラメ
箔層の皺筋を全面に無数に表出することにより生地面に
シボ様を形成してそれを地模様として有効に活用し、さ
らに、その表面に熱を加えて転写印刷する際に前記皺筋
が転写印刷に伴って自然に発生するインクガスの逃避道
となって印刷の濃淡や印刷ムラを生じることなく、完全
な濃度と堅牢度を有する印刷を施こすことのできる華麗
優美な装飾シートを製成できることを見出したものであ
る。
箔層の皺筋を全面に無数に表出することにより生地面に
シボ様を形成してそれを地模様として有効に活用し、さ
らに、その表面に熱を加えて転写印刷する際に前記皺筋
が転写印刷に伴って自然に発生するインクガスの逃避道
となって印刷の濃淡や印刷ムラを生じることなく、完全
な濃度と堅牢度を有する印刷を施こすことのできる華麗
優美な装飾シートを製成できることを見出したものであ
る。
以下、本発明一実施例を図面を参照しながらその製法と
共に構成について説明すれば、合成高分子ポリアミド、
ポリエステル系の合成繊維等の耐熱性基布１の片′袖裏
面にウレタン樹脂皮膜２を形成した裏地ａと、ポリエス
テル．系フイルム３の片側裏面にアルミ蒸着してラメ箔
層４を形成した表地ｂを設け、前記裏地ａのウレタン樹
脂皮膜２上に表地ｂのラメ箔層４を対面重合して両側か
ら適当な圧力をかけると同時に２００℃前後の温度を与
えると表阜地は一体に接着すると共にウレタン樹脂皮膜
２が軟化収縮してそれと一体化したラメ箔層４にも共に
収縮力が作用し、それによりラメ箔層４の全面に不規則
な細かい無数の皺筋５を自然発生的に形成し、それが表
裏地間に負荷今れた圧力によりその皺筋５は固定されて
恰もシボ様の地模様を表出した生表を得、次に該生地の
ポリエステル系フイルム３表面に２００℃前後の温度と
所要の圧力を付与して転写印刷により所望の柄模様のプ
リント６を施し、その印刷工程に付随してさらに皺筋を
付加すると共に表裏地を一層強固に接着一体化して成る
ものである。
共に構成について説明すれば、合成高分子ポリアミド、
ポリエステル系の合成繊維等の耐熱性基布１の片′袖裏
面にウレタン樹脂皮膜２を形成した裏地ａと、ポリエス
テル．系フイルム３の片側裏面にアルミ蒸着してラメ箔
層４を形成した表地ｂを設け、前記裏地ａのウレタン樹
脂皮膜２上に表地ｂのラメ箔層４を対面重合して両側か
ら適当な圧力をかけると同時に２００℃前後の温度を与
えると表阜地は一体に接着すると共にウレタン樹脂皮膜
２が軟化収縮してそれと一体化したラメ箔層４にも共に
収縮力が作用し、それによりラメ箔層４の全面に不規則
な細かい無数の皺筋５を自然発生的に形成し、それが表
裏地間に負荷今れた圧力によりその皺筋５は固定されて
恰もシボ様の地模様を表出した生表を得、次に該生地の
ポリエステル系フイルム３表面に２００℃前後の温度と
所要の圧力を付与して転写印刷により所望の柄模様のプ
リント６を施し、その印刷工程に付随してさらに皺筋を
付加すると共に表裏地を一層強固に接着一体化して成る
ものである。
本発明による装飾シートは以上の如く、ラメ箔層４にウ
レタン樹脂皮膜２を接着してそれによりテメ箔層４の保
護膜を形成すると同時にその軟化収縮作用により予め無
数の細かい皺筋５を自然に作って生地のシボ様に形成し
て地裸様として機能せしめ、而も基布１の材料や厚みに
より皺筋５の出方が多様に変化すると共に風合変化した
生地が得られ、又、該生地のポリエステル系フイルム３
表面に転写印刷を施す場合にさらに皺筋が付加されて一
層繊細で優美なシボ様と表裏地を強固に接着して一体化
する。
レタン樹脂皮膜２を接着してそれによりテメ箔層４の保
護膜を形成すると同時にその軟化収縮作用により予め無
数の細かい皺筋５を自然に作って生地のシボ様に形成し
て地裸様として機能せしめ、而も基布１の材料や厚みに
より皺筋５の出方が多様に変化すると共に風合変化した
生地が得られ、又、該生地のポリエステル系フイルム３
表面に転写印刷を施す場合にさらに皺筋が付加されて一
層繊細で優美なシボ様と表裏地を強固に接着して一体化
する。
又、転写印刷は熱で転写するものであるからインクが発
生するので平面に転写す乞ときはそのインクガスがプリ
ント紙と生地との間に介在して完全均一な状態で印刷で
きず濃淡ムラその他の印刷ムラができやすいが、印刷工
程の前に皺筋が形成されているのでその皺筋がインクガ
スの逃げ案内通になってガスは外部に直ちに排出してプ
リント紙が生地面に全面にわたって密接してムラの全く
ない完全確実な転写印刷ができるものである。
生するので平面に転写す乞ときはそのインクガスがプリ
ント紙と生地との間に介在して完全均一な状態で印刷で
きず濃淡ムラその他の印刷ムラができやすいが、印刷工
程の前に皺筋が形成されているのでその皺筋がインクガ
スの逃げ案内通になってガスは外部に直ちに排出してプ
リント紙が生地面に全面にわたって密接してムラの全く
ない完全確実な転写印刷ができるものである。
さらに又、表裏地の接着剤を一切使用しないことにより
製造工程が省力化できるだけでなく、接着剤の不使用ｘ
トよって接合工福に移行する直前の裏地ａと表地ｂの接
合面はさらさらしてべとつきかないか９作業性に優れて
おり、又、接合に際して表裏地は全面にわたり襞を作ら
ずにきれいに表裏一体化されるものである。
製造工程が省力化できるだけでなく、接着剤の不使用ｘ
トよって接合工福に移行する直前の裏地ａと表地ｂの接
合面はさらさらしてべとつきかないか９作業性に優れて
おり、又、接合に際して表裏地は全面にわたり襞を作ら
ずにきれいに表裏一体化されるものである。
前記装飾シートは人工的に予め無数の皺筋を表出するこ
とにより生地面のシボ様として地模様に活用したもので
あるから、使用に際して新たに皺筋が発生しても全く目
立たないだけでなく、却つでその皺筋をシボ様の中に組
み入れて没木させることができるものと相俟つ，てテー
ブルクロス、袋物、覆物、雑貨、本等の各種物品の表粧
や室内そ１の他の装飾として広く利用できるものである
。
とにより生地面のシボ様として地模様に活用したもので
あるから、使用に際して新たに皺筋が発生しても全く目
立たないだけでなく、却つでその皺筋をシボ様の中に組
み入れて没木させることができるものと相俟つ，てテー
ブルクロス、袋物、覆物、雑貨、本等の各種物品の表粧
や室内そ１の他の装飾として広く利用できるものである
。
第１図は本発明一実施例を示すシート表面図、第２図は
同拡大断面図である。
同拡大断面図である。
Claims (1)
- １ 合成高分子ポリアミド、ポリエステル系の合成繊維
等の耐熱性基布１の片側表面にウレタン樹脂皮膜２を形
成した裏地ａと、ポリエステル系フイルム３の片側裏面
にアルミ蒸着してラメ箔層４を形成した表地ｂを設け、
前記裏地ａのウレタン樹脂皮膜２上に表地ｂのラメ箔層
４を対面重合して両側から圧力をかけると同時に２００
℃旨後の温度をかけることにより表裏表を一体的に接着
すると共にウレタン樹脂皮膜２の軟化収縮によりそれと
一体化したラメ箔層４全面に不規則な細かい無数の皺筋
５を形成した生地を得、次に該生地のポリエステル系フ
イルム３表面に２００℃前後の温度と圧力を付与して転
写印刷によりプリント６を施し、その印刷工程に付随し
てさらに皺筋を付加すると共に表裏地の接着を強化して
成ることを特徴とする装飾シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10792877A JPS5812863B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 装飾シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10792877A JPS5812863B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 装飾シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5441983A JPS5441983A (en) | 1979-04-03 |
| JPS5812863B2 true JPS5812863B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=14471598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10792877A Expired JPS5812863B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 装飾シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812863B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0288972A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Shokichi Kumakura | 発電装置による自転車速度計 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6082398A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | 株式会社トンボ鉛筆 | 光輝物質入り合成樹脂鉛筆 |
| JPS6327299A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-04 | ダイニツク株式会社 | 装飾用材料とその製造方法 |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP10792877A patent/JPS5812863B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0288972A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Shokichi Kumakura | 発電装置による自転車速度計 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5441983A (en) | 1979-04-03 |
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