JPS58128136A - 造粒機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉体を圧縮成形してペレットにする造粒機の
制御方法に係り、特に成形したペレットの破損を防止す
るため、その強度を目Ｉｌｌ！値に保持するのに好適な
造粒機の制（２）方法に関する。

プリケラティングマシン形の造粒機の従来の制御方法を
第１図を用いて説明する。造粒機ｌは、モータ２、変速
機３によシ回転する一対のロール４、及びモータ５、変
速機６によハロール４の間隙に粉体７を強制的に押し込
むスクリューフィーダ７を有している。ロール４の表面
には、ポケット９が設けられており、ロール４とスクリ
ューフィーダ７を回転すると、粉体８が圧縮成形されて
ペレットｌＯになる。このとき製品である造粒ペレット
の破損を防止するため、ペレットの強度ｙ（例えば、圧
潰強度）を所定ｉＩＫ保つことが要求される。このため
従来社、まず予備運転で、ペレット強度ｙを目標値にす
るロール回転数Ｎ、とフィーダ回転数Ｎ１を求め、次に
それらを回転数調節器１１．１２に対する設定値（Ｎ、
）−、（ＮｔＬにして、ペレット強度ｙを所定値に保つ
ような制御方法をとっていた。

しかし、ペレツ）１００強度強度、回転数Ｎ、。

Ｎｒの他に、造粒機ｌの負荷トルク、あるいは粉体に熱
可塑性バインダを添加して造粒する場合は圧縮成形中の
粉体の温度など時間的に変化するプロセス量にも依存す
る。ｔた、ペレツ）１０の強度ｙをオンライン非破壊検
査することは容易ではない、したがって、ロールとスク
リューフィーダをそれぞれの設定値（Ｎｔ）、、（Ｎｔ
）−に一致させるだけの従来の定値制御では、ペレット
ｌＯの強度が低下してベレット破損が起こる恐れがある
という欠点がある。

本発明の目的は％粉体を圧縮成形してペレットに造粒す
るとき、製品であるペレットの強度を常時目標値に保つ
ことができる制御方法を提供することである。

本発明は、造粒したペレットの強［ｙが造粒機のロール
及びスクリューフィーダの回転数、負荷トルク、造粒中
の粉体温度等種々の因子に影響されることに着目して案
出したものである。本発明の特徴線、造粒したペレット
ｔ）強度ｙと種々の影曽因子との関係を定式化し九式を
利用して、スクリューフィーダまたはロールの回転数を
変更することにより、ペレットの強＆ｙを目標値ｙ、に
一以下、本発明の一実繍例を館２図を用いて説明する。

造粒機ｌの小ツバには熱可塑性バインダが混入した粉体
８が入っている。まず、予備運転で造粒したペレットの
強度ｙと影響因子Ｘｉ　　との関係を調べこれを定式化
する。ここで１例えば、Ｘ、をロール４の回転数Ｎｔ、
！、をロール４の負荷トルクＴ＊？％　　”ｌ　をスク
リューフィーダ７の回転ａＮ＊　、Ｘ４をスクリューフ
ィーダテの負荷帰分析法を用いた場合次のようになる。

）’＝ｂｏ＋ｂ＋Ｘｔ＋ｂ＊ｘ＊十ｂｓＸｓ＋ｂａＸａ
＋ｂｉ”ｓ　−−−−・−−−−（１）ここで％　９は
ベレット強度の推定値、ｂ・、ｂｌ・・・ｓ　ｂ４は重
回帰分析よ）求めた定数である。

Ｃ重回帰分析では、ペレット強度の推定１１１ｙと予備
運転時に測定した実測値ｙの差の２乗が、最小となるよ
うに定数ｂ・ｅｂｅｅ・・・・・・ｂ、を決める。）し
たがって、（１）式が求まれば％　”１９　Ｘ＠・旧・
・ｘ４を針側することにょシ実−１ａｙとほぼ一致する
推定１ｙを求めることができる。

次にｒｌ）式を利用して、ペレット強度を常時目標値Ｆ
ａに保つ制御方法を述べる。ここでは、ロール囲転数Ｎ
−（＝：ｘ、）を固定して、スクリューフィーダ回転数
Ｎ＊（＝Ｘｓ）を調節するととＫする。α）弐において
、Ｙ”Ｙ＊　　とおくと、とな゛る。第２図において、
２０は回転数を演算する手段であり、目標値）’（１ｓ
造粒機ｌのプロセス量ｘ　１　（＝Ｎ　ｔ　）、ｘ、　
（＝　Ｔ、、　）、Ｘ４　（＝　Ｔ−ｔ　）％）Ｉｍ　
（＝Ｔ）を入力として、伐）式を演算して、　　ｘ、　
（＝　（Ｎｔ）　−）を出力する機能がある。したがっ
て本実施例によれば、造粒し走ペレットの強［ｙを常時
目標値ｙ。

に保つことができる。

また、他の実施例としては次のようなものがある。ｉず
第１に、ベレット強ｆｙを目１１１１！ｆｌｙ・に一致
させる制御の精縦を上げるため、α）式のような一次式
のかわりに二次式以上の高次多項式を用いたり、あるい
は圧縮成形物理モデル式を用いたシすることである。第
２に％ロール回転数Ｎｔを同案してスクリューフィーダ
回転数Ｎｇを調節するかわシに％　Ｎｔを固定してＮ、
を調節することである。第３に、＃Ｉ２図のようにＮｔ
を自動変更しないで、（１）式を利用して、ペレット強
度の推定値ｙを演算し、その結果を表示装置に表示し、
運転員がこの推定値ｙと目標値ｙ６が一致するよう回転
鰐設定錬（ＮＩ）−、ｔた紘（Ｎ、）、を調節すること
である。

本発明によれば、粉体を造粒したペレットの強度を所定
値に保つことができる。その結果、ペレットの破損を防
止できる。ｆた、必要以上にペレット強度を高くしない
ので、造粒機の運転に要する電力エネルギーを節約でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の方法を説明する図、第２図は本発明の
一実施例を説明する図である。 ｌ・・・造１ｕｌｌ、　、４・・・ロール、７・・・ス
クリューフィーダ、訃・・粉体、１０・・・圧縮成形物
、１１．１２・・・回転数詞節＠＊　　２０・・・回転
数演算器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スクリューフィーダを回転させて粉体を回転する一
   対のロール間隙に強制的に押し込んで粉体を圧縮成形す
   るプリケラティングマシン形の造粒機において、造粒機
   の回転数、負荷トルクなどのプロセス量より圧縮成形物
   の強度を演算する手段、及び演算結果に基づき造粒機の
   回転数を変更する手段を有することを特徴とする造粒機
   の制御方法。 ２、特許請求の範囲第１項において、圧縮成形物の強度
   を目標値に一致させる造粒機の回転数を演算する手段、
   及び演算結果に基づき造粒機の回転数を変更できる手段
   を有することを特徴とした造粒機の制御方法。