JPS581273B2 - 波浪エネルギ−変換装置 - Google Patents
波浪エネルギ−変換装置Info
- Publication number
- JPS581273B2 JPS581273B2 JP53113071A JP11307178A JPS581273B2 JP S581273 B2 JPS581273 B2 JP S581273B2 JP 53113071 A JP53113071 A JP 53113071A JP 11307178 A JP11307178 A JP 11307178A JP S581273 B2 JPS581273 B2 JP S581273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- horizontal arm
- conversion device
- fulcrum
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海岸線において波浪エネルギーを流体エネルギ
ーとして取り出すエネルギー変換装置に関する。
ーとして取り出すエネルギー変換装置に関する。
波は海岸線にほぼ平行して打ち寄せ、進行方向には運動
エネルギーを、上下方向には位置のエネルギーを有して
おり、これらを合成したエネルギーは波高の２乗に比例
するもので、海岸線１ｍ当りのエネルギーは２ｍの波高
の波で約２５ｋＷであることが知られている。
エネルギーを、上下方向には位置のエネルギーを有して
おり、これらを合成したエネルギーは波高の２乗に比例
するもので、海岸線１ｍ当りのエネルギーは２ｍの波高
の波で約２５ｋＷであることが知られている。
波のエネルギーを有効に活用するためには、その運動の
エネルギーと位置のエネルギーとを同時に取り出し、し
かも潮の干満差の影響を受けない効率の良いエネルギー
変換装置を設けることがのぞましい。
エネルギーと位置のエネルギーとを同時に取り出し、し
かも潮の干満差の影響を受けない効率の良いエネルギー
変換装置を設けることがのぞましい。
第１図は従来考えられている海岸線における波浪エネル
ギー取り出し装置の側断面図を示す。
ギー取り出し装置の側断面図を示す。
海岸に打ち寄せる波１は陸岸２に設けた堰堤３の中に設
けられたピストン室４の中で波圧力により動くピストン
５の運動を、ピストン室４に接して設けられた油圧ポン
ブ６に伝え、油圧エネルギーに変換して油圧モータ７、
発電機８を動かすようになっている。
けられたピストン室４の中で波圧力により動くピストン
５の運動を、ピストン室４に接して設けられた油圧ポン
ブ６に伝え、油圧エネルギーに変換して油圧モータ７、
発電機８を動かすようになっている。
この方法は波の運動エネルギー取り出しを主にしており
、干満潮時いづれにも効率よくエネルギーを取り出すこ
とは無理である。
、干満潮時いづれにも効率よくエネルギーを取り出すこ
とは無理である。
第２図は従来考えられているもう一つの波浪エネルギー
取り出し装置の側断面図を示す。
取り出し装置の側断面図を示す。
波１が陸岸２に固定された空気室９の中の水位を上下さ
せることにより、中の空気を押し出したり吸い込んだり
して空気タービン発電機１０を回転するようになってい
る。
せることにより、中の空気を押し出したり吸い込んだり
して空気タービン発電機１０を回転するようになってい
る。
この方法は主として波の位置のエネルギーを取り出すも
のであり、干満潮時のいづれにも有効に動作させるため
には空気室を非常に大きくしなければならず、高価につ
くといった欠点がある。
のであり、干満潮時のいづれにも有効に動作させるため
には空気室を非常に大きくしなければならず、高価につ
くといった欠点がある。
本発明は干満潮の影響を受けず、しかも波の運動および
位置のエネルギーを同時に有効に取り出す波浪エネルギ
ー変換装置を提供することを目的とする。
位置のエネルギーを同時に有効に取り出す波浪エネルギ
ー変換装置を提供することを目的とする。
次に本発明の実施例を図面にもとづき設明する。
第３図は本発明の実施例による波浪エネルギー変換装置
の側面図である。
の側面図である。
陸岸２に設置した固定台１１の上部に設けた支点１２に
、海面上に突出させた水平腕１３を回動自在に取付け、
その水平腕１３の支点１２に近い部分の下面に突設した
支点１４に、固定台１１の海面に面する基端部に設けた
支点１５にシリンダ底部を枢着した波の上下運動エネル
ギーを取り出す第１の流体シリンダ１６のピストンロン
ドをピン結合し、水平腕１３の突出先端に設けた支点１
７に垂直腕１８を回動自在に取付けている。
、海面上に突出させた水平腕１３を回動自在に取付け、
その水平腕１３の支点１２に近い部分の下面に突設した
支点１４に、固定台１１の海面に面する基端部に設けた
支点１５にシリンダ底部を枢着した波の上下運動エネル
ギーを取り出す第１の流体シリンダ１６のピストンロン
ドをピン結合し、水平腕１３の突出先端に設けた支点１
７に垂直腕１８を回動自在に取付けている。
垂直腕１８の下端にはフロート１９を固着した波受け板
２０が波の進行方向に向って海面に浮べて取付けられ、
上端は水平腕１３への取付け支点１７より上方に突出さ
せている。
２０が波の進行方向に向って海面に浮べて取付けられ、
上端は水平腕１３への取付け支点１７より上方に突出さ
せている。
垂直腕１８の上端にロープ２１の一端を固縛し、このロ
ープ２１を固定台１１に取付けた滑車２２を介して、陸
岸にシリンダ底部を固定した波の進行方向エネルギーを
取り出す第２の流体シリンダ２３のピストンロツドに結
びつけている。
ープ２１を固定台１１に取付けた滑車２２を介して、陸
岸にシリンダ底部を固定した波の進行方向エネルギーを
取り出す第２の流体シリンダ２３のピストンロツドに結
びつけている。
シリンダ２３はそのピストンロツドに復帰ばね２４を備
えている。
えている。
またシリンダ１６および２３は図示してない流体利用装
置および流体供給装置に図示してないフレキシブルパイ
プによってつながれている。
置および流体供給装置に図示してないフレキシブルパイ
プによってつながれている。
波１が矢印方向に押し寄せてくると波受け板２０は水平
方向に押され、ロープ２１は左方に引張られ第２のシリ
ンダ２３のピストンは上方に押し上げられる。
方向に押され、ロープ２１は左方に引張られ第２のシリ
ンダ２３のピストンは上方に押し上げられる。
同時に水平腕１３は波によって押し上げられ、第１のシ
リンダ１６のピストンは上方に押し上げられる。
リンダ１６のピストンは上方に押し上げられる。
シリンダ１６および２３で加圧された流体を別個にある
いは合成して利用することができる。
いは合成して利用することができる。
波が通り過ぎると波受け板２０は自重および戻り波によ
って元の位置にもどり、シリンダ２３のピストンは復帰
ばね２４により下方に、またシリンダ１６のピストンは
水平腕１３の自重により下方に押し下げられ、その際動
作流体をシリンダ内に吸い込む。
って元の位置にもどり、シリンダ２３のピストンは復帰
ばね２４により下方に、またシリンダ１６のピストンは
水平腕１３の自重により下方に押し下げられ、その際動
作流体をシリンダ内に吸い込む。
第３図の実線を満潮時のものとすれば干潮時には水平腕
１３、垂直腕１８、波受け板２０、ロープ２１は点線に
示す位置となり、シリンダ１６も点線の如くピストンが
満潮時より押し下げられている。
１３、垂直腕１８、波受け板２０、ロープ２１は点線に
示す位置となり、シリンダ１６も点線の如くピストンが
満潮時より押し下げられている。
この状態で波が押し寄せてくると上記と同じ動作により
シリンダで流体を圧縮して波浪エネルギーを流体エネル
ギーに変換することができる。
シリンダで流体を圧縮して波浪エネルギーを流体エネル
ギーに変換することができる。
干満差による波受け板２０の位置の変位の影響は水平腕
１３を充分長く選べばシリンダ１６の位置ではその変位
は僅かとなり、シリンダ１６にストロークの長いものを
選べば干満差をシリンダ１６で吸収することができる。
１３を充分長く選べばシリンダ１６の位置ではその変位
は僅かとなり、シリンダ１６にストロークの長いものを
選べば干満差をシリンダ１６で吸収することができる。
第４図は本発明の別の実施例による波浪エネルギー変換
装置の側面図である。
装置の側面図である。
第３図と同一符号で示すものは同一部品である。
陸岸２に設置した固定台１１の上部に設けた支点１２に
、海面上に突出させた水平腕１３を回動自在に取付け、
その水平腕１３の支点１２に近い部分の下面に突設した
支煮１４に、固定台１１の海面に面する基端部に設けた
支点１５にシリンダ底部を枢着した波の上下動エネルギ
ーを取り出す第１の流体シリンダ１６のピストンロンド
をピン結合し、水平腕１３の突出先端に設けた支点１７
に垂直腕１８を回動自在に取付けている。
、海面上に突出させた水平腕１３を回動自在に取付け、
その水平腕１３の支点１２に近い部分の下面に突設した
支煮１４に、固定台１１の海面に面する基端部に設けた
支点１５にシリンダ底部を枢着した波の上下動エネルギ
ーを取り出す第１の流体シリンダ１６のピストンロンド
をピン結合し、水平腕１３の突出先端に設けた支点１７
に垂直腕１８を回動自在に取付けている。
垂直椀１８の下端にはフロート１９を固着した波受け板
２０が波の進行方向に向って海面に浮べて取付けられ、
上端は水平腕１３への取付け支点１７より上方に突出さ
せている。
２０が波の進行方向に向って海面に浮べて取付けられ、
上端は水平腕１３への取付け支点１７より上方に突出さ
せている。
垂直腕１８の上端に支点２５を設け、この支点２５を、
水平腕１３の上面に突設した支点２６にシリンダ底部を
枢着した波の進行方向のエネルギーを取り出す第２の流
体シリンダ２３のピストンロツドにピン結合している。
水平腕１３の上面に突設した支点２６にシリンダ底部を
枢着した波の進行方向のエネルギーを取り出す第２の流
体シリンダ２３のピストンロツドにピン結合している。
シリンダ１６および２３は図示してない流体利用装置お
よび流体供給装置に図示してないフレキシブルパイプに
よってつながれている。
よび流体供給装置に図示してないフレキシブルパイプに
よってつながれている。
波１が矢印方向に押し寄せてくると波受け板２０はその
方向に押され、垂直腕１８の上端が左方に移動し第２の
流体シリンダ２３のピストンを左方に押すことによりシ
リンダ内の流体を圧縮する。
方向に押され、垂直腕１８の上端が左方に移動し第２の
流体シリンダ２３のピストンを左方に押すことによりシ
リンダ内の流体を圧縮する。
同時に水平腕１３は波によって押し上げられ第１の流体
シリンダ１６のピストンは上方に押し上げられシリンダ
内の流体を圧縮する。
シリンダ１６のピストンは上方に押し上げられシリンダ
内の流体を圧縮する。
シリンダ１６および２３で加圧された流体は別個にある
いは合成して利用することができる。
いは合成して利用することができる。
波が通り過ぎると波受け板２０および水平腕１３は自重
および戻り波によって元の位置にもどり、シリンダ１６
および２３のピストンも元の位置にもどり、その際作動
流体をシリンダ内に吸い込む。
および戻り波によって元の位置にもどり、シリンダ１６
および２３のピストンも元の位置にもどり、その際作動
流体をシリンダ内に吸い込む。
この場合もシリンダ１６にストロークの長いものを選べ
ば潮の干満差を吸収することができ、干満の影響を受け
ずに波のエネルギーを有効に取り出すことができる。
ば潮の干満差を吸収することができ、干満の影響を受け
ずに波のエネルギーを有効に取り出すことができる。
本発明によれば干満潮の影響を受けずに波の持つ運動エ
ネルギーおよび位置のエネルギーを同時に効率よく取り
出すことができる。
ネルギーおよび位置のエネルギーを同時に効率よく取り
出すことができる。
第１図は従来の海岸線における波浪エネルギー取り出し
装置の側断面図、第２図は従来のもう一つの波浪エネル
ギー取り出し装置の側断面図、第３図は本発明の実施例
による波浪エネルギー変換装置の側面図、第４図は本発
明の別の実施例による波浪エネルギー変換装置の側面図
である。 １：波、２：陸岸、３：堰堤、４：ピストン室、５：ピ
ストン、６：油圧ポンプ、７：油圧モーク、８：発電機
、９：空気室、１０：空気タービン発電機、１１：固定
台、１２：支点、１３：水平腕、１４：支点、１５：支
点、１６：第１の流体シリンダ、１７：支点、１８：垂
直腕、１９：フロート、２０：波受け板、２１：ロープ
、２２：滑車、２３：第２の流体シリンダ、２４：復帰
ばね、２５：支点、２６：支点。
装置の側断面図、第２図は従来のもう一つの波浪エネル
ギー取り出し装置の側断面図、第３図は本発明の実施例
による波浪エネルギー変換装置の側面図、第４図は本発
明の別の実施例による波浪エネルギー変換装置の側面図
である。 １：波、２：陸岸、３：堰堤、４：ピストン室、５：ピ
ストン、６：油圧ポンプ、７：油圧モーク、８：発電機
、９：空気室、１０：空気タービン発電機、１１：固定
台、１２：支点、１３：水平腕、１４：支点、１５：支
点、１６：第１の流体シリンダ、１７：支点、１８：垂
直腕、１９：フロート、２０：波受け板、２１：ロープ
、２２：滑車、２３：第２の流体シリンダ、２４：復帰
ばね、２５：支点、２６：支点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 陸岸に設置した固定台の上部に、海面上に突出させ
た水平腕を回動自在に取付け、この水平腕の上記固定台
への取付け部に近い部分の下面に突設した支点を、上記
固定台の海面に面する基端部にシリンダ底部を枢着した
、波の上下動エネルギーを取り出す第１の流体シリンダ
のピストンロンドにピン結合し、上記水平腕の突出先端
に、下端にフロートつき波受け板を波の進行方向に向っ
て海面に浮べて取付けた垂直腕を回動自在に取付け、こ
の垂直腕の上端を水平腕への取付け部より上方に突出さ
せ、この突出上端に、波の進行方向エネルギーを取り出
す第２の流体シリンダのピストンロンドを結合するよう
にしたことを特徴とする波浪エネルギー変換装置。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のものにおいて第２の流
体シリンダが陸岸に固定され、そのピストンロツドがロ
ープを介して上記垂直腕の上端に結合されてなる波浪エ
ネルギー変換装置。 ３ 特許請求の範囲第１項記載のものにおいて第２の流
体シリンダが、その底部を上記水平腕の上面に突設した
支点に枢着され、そのピストンロツドが上記垂直腕の上
端にピン結合されてなる波浪エネルギー変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53113071A JPS581273B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 波浪エネルギ−変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53113071A JPS581273B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 波浪エネルギ−変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5540251A JPS5540251A (en) | 1980-03-21 |
| JPS581273B2 true JPS581273B2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14602750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53113071A Expired JPS581273B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 波浪エネルギ−変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581273B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58172475A (ja) * | 1982-04-03 | 1983-10-11 | Kazuichi Torii | 消波ポンプ |
| CN201180622Y (zh) * | 2008-04-15 | 2009-01-14 | 郑传华 | 自然流体动能利用转化装置 |
| KR101075137B1 (ko) | 2010-07-30 | 2011-10-19 | 송기석 | 파도력 발전장치 |
| US9995269B2 (en) | 2013-07-31 | 2018-06-12 | Ingine, Inc. | Power converting apparatus |
| CN103912440A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-07-09 | 浙江海洋学院 | 一种双液压缸垂荡摇摆式波浪能攫取装置 |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP53113071A patent/JPS581273B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5540251A (en) | 1980-03-21 |
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