JPS5811661A - 金属薄板製簡易開封型容器蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属薄板製簡易Ｈ封臘容器蓋に関する。

飲料用瓶の如き容器のためｏ’ｓ器蓋としては、栓抜等
の開封工具を用いることなく開封することができる金属
薄板製簡易開封型容器蓋が広く実用に供されている。金
属薄板製簡易開封型容器蓋の一例としては、例えば特公
昭４４−６８７９号公報、特開１１８５０−１４４５７
７号公報及び特公昭５１−２６１０７号公報勢に開示さ
れている如く、円形天面、この天面の周縁から垂下する
円筒状スカート、このスカートの下端から半径方向外方
へ゛突出する把持片、及びとの把持片の両側縁に引続い
て上記スカートの下端から上記天面の周縁まで上方に延
び次いで上記天面を嬌び、両者間に引裂き領域を規定す
るところの、板厚を減少せしめることによって形成され
た一対のスコアを具備する容器蓋を挙げることができる
。

かような容器蓋は、スカートの下端を半径方向内側に折
曲げて、容器口部の外周面に形成されている環状係止面
に係止せしめることによって容器口部に装着され、容器
口部を密封する。容器口部を開封する際には、本来的に
は、把持片を指で把持して、まず最初に１把持片を半径
方向外方に引張ッテ一対のスコアのうちのスカートに位
置する部分を破断し、しかる後に、把持片を上方に且つ
半径方向内方に引張って一雨のスコアの残部を破断し、
かくして容器口部から容器蓋を離脱せしめる。

而して、上述した如き形態の従来の金属薄板製簡易開封
型容器蓋には、容器口部を開封する際に一対のスコアを
破断するのが比較的困難であシ、特に女性及び子供にと
っては容器口部の開封が相当困難でＴｏゐことが少なく
表い、という解決すべき重大な問題が存在することが判
明している。この点について更に詳述すると、容器口部
の開封の際に、上述した如上、まず最初に把持片を半径
方向外方に引張り、シかる後に把持片を上方に且つ半径
方向内方に引張る場合には、一般に、それはどの困難な
くして一対のスコアを破断することができる。しかしな
がち、消費者によっては上述した通シの意図された開封
方式に従うことなく、把持片を直接的に上方に引張って
一対のスコアの破断を開始せんとすることが少なくない
。そして、特にかかる場合、一対のスコアのうちのスカ
ートに位置する部分を破断するのが著しく困難であるこ
とが判明している。

従来の金属薄板製簡易開封型容器蓋に存在する上記の通
シの問題は、一対のスコアのうちめスカートに位置する
部分の残留板厚を減少せしめ、小さい力によって一対の
スコアの破断を開始することができるようになすことに
よって解決することができる。しかしながら、かような
解決法を採用すると、〜容器蓋の耐圧特性が低下し、例
えば容器内容物が炭酸ガスを含有している飲料であって
容器内に相当な圧力が生成される場合、容器内に生成さ
れる相当な圧力によって一対のスーコアが少な・ζくと
も部分的に破断されてしまって容器口部の開封に先立っ
て容器口部の密封が毀損されてしまう、という許容し得
ない別個の問題が発生する。

本発明は上記事実収鑑みてなされたものでＩＤ、その主
目的は、充分な耐圧特性を有すると共に、容器口部を開
封する際には充分容易に一対゛のスコアを破断すること
ができ、従って充分容易に容器口部の開封を遂行するこ
とができる、改表された金属薄板製簡易開封屋容器蓋を
提供することである。

本発明者等は、鋭意研究及び実験の結果、従来は実質上
均一であつ九ところの、スカートにおける一対のスコア
の残留板厚を、スカートの下゛端部においては比較的厚
い残留板厚ｔ１に１スカートの少なくとも中間部におい
ては比較的薄い残留板厚ｔ２にせしめれば、充分な耐圧
特性を維持しながら、容器口部を開封ｊる際には充分容
易に一対のスコアを破断することができるようになすこ
とができることを見出した。

即ち、本発明によれば、天面、誼天園の周縁から垂下す
るスカート、及び馬方向に所定め“間隔を置いて該スカ
ートの下端から少なくとも諌天゛面と皺スカートとの境
界部近傍まで風び両者間に引裂き領域を規定するところ
の板厚を減少せしめることによって形成さ′ｔした一対
のスコアを具備する金属薄板製簡易開封屋容器蓋におい
て；骸一対のスコアの各々は、誼スカートの下端部にお
いて比較的厚いｉ留板厚ｔ工を有し、諌スカートの少な
くとも中間部において零乃至比較的薄い残留板厚ｔ２を
有することを特徴とする容器蓋が提供される。

以下、本発明に従って改良され喪金属薄板製簡易開封型
容器蓋の一具体例を図示している添付図面を参照して、
更に詳細に説明する。　　　′第１図及び第２図を参照
して説明すゐと、アルミニウム、アルミニウム差合金、
ブリキ又はクロム酸処理鋼の如き適宜の金属薄板、好ま
しくはアルミニウム又はアルミニウム基合金薄板からそ
れ自体は周知の加工法によって形成される、全体を番号
２で示す図示”の容器蓋は、円形天面４と、この天面４
０周縁から垂下する円筒形状のスカート６と、そして更
に、スカート６の下端から幾分下方に突出し次いで半径
方向外方へ突出する把持片８とを具備している。把持片
８０先端部は、指をかけるのに好都合なようにリング形
状にせしめられているのが望ましい。

図示の容器蓋２においては、把持片８の基部両側縁に対
応して、スカート６の下端には、略三角形状の一対の切
欠き１０が形成されている。そして、かかる一対の切欠
きＩＯＫ引続いて延びる一対のスコア１２が形成されて
いる。図示ＯＡ体例においては、一対のスコア１２は、
上記切欠き１゜の上端から相互に略平行にスカート６を
通って天面４の周縁部まで上方に延び、次いで天１１ｉ
４の周縁部に沿って相互に逆方向に略１１０ｔの角度範
囲に渡って弧状に延び、そして更にスカート６の軸線方
向中間部まで下方に延びている。かようなスコア１２は
、容器蓋２を形成する金属薄板にその外面又は内面から
（図示の場合には外面から）所要深さの切込みを生成し
て板厚を減少せしめることによって形成される（スコア
１２における残留板厚については、後に詳述する）。

図示の容器蓋２においては、更に、容器蓋２の内面の、
天面４とスカート６との境界部には、ポリ塩化ビニル又
はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂材料から形成され
た環形状の密封ライナ１４が、それ自体は周知の適宜の
方法によって施されている。

上述した通シの容器蓋２は、第３図に図示する如く、密
封すべき容器口部１６に被嵌し、次いで容器口部１６に
対して押圧して密封ライナ１４を容器口部１６の端縁に
密接せしめた状態で、スカート６の下端を半径方向内側
に折曲げて容器口部１６の外周面に形成されている環状
係止面１８に係止せしめることによって、容器口部１６
に装着されこれを密封する。そして、この際に社、把持
片８は容器口部１６に沿って下方に延びるように下方へ
白河せしめられる。

容器口部１６から容器蓋２を離脱せしめて容器口部１６
を開封する際には、把持片８の先端部のリング形状部に
指をかけて把持片８を幾分上方に持上げる。そして、本
来的には、把持片８を中心軸線に対して略直角に半径方
向外方へ引張）、これによって一対のスコア１２をその
下端からライナ１４が位置する部位まで破断せしめる。

しかる後に、把持片８を上方及び半径方向内方へ引張υ
、これによって一対のスコア１２の破断を進めて一対の
スコア１２を終端まで破断する。かくすると、容器口部
１６の外周面に形成されている環状体正面１８に対する
スカート６の下端の係止が解除され、従って把持片８を
更に引張ると容器口部１６から容器蓋２が離脱される。

図示の容器蓋２における上述した通シの構成は既に公知
のものであシ、本発明に従って改良された容器蓋２の新
規な特徴をなすものではなく、それ故に、上述した構成
の詳細については、説明を省略する。

而して、既に言及し九如く、従来の容器蓋においては、
容器口部１６から容器蓋２を離脱せしめて容器口部１６
を開封する際に、特に消費者が上述した通シの意図され
た開封方式に従うことなく把持片８のリング形状部に指
をかけて持上げた後に直接的に把持片８を上方に引張っ
て一対のスコア１２の破断を開始せんとする場合、一対
のスコア１２の破断が著しく困難である、という解決す
べき重大な問題がある。また、かかる問題を解決するた
めに、一対のスコア１２のうちのスカート６に位置する
部分の残留板厚を単に減少せしめて小さい力によって一
対のスコア１２の破断を開始することができるようにな
すと、容器蓋２の耐圧特性が許容し得ないものになって
しまうという別個の問題が発生する。

然るに、本発明によれば、スカート６における一対のス
コア１２の残留板厚を、スカート６の下端部において轄
比較的厚い残留板厚ｔ□に、スカート６の少なくとも中
間部においては比較的薄い残留板厚ｔ２にせしめること
によって、容器１１ｉ２の耐圧特性を充分なものに維持
しながら、容器口部１６から容器蓋２を離脱せしめて容
器口部１６を開封する際には、充分容易に一対のスコア
１２を破断することができるように改良される。

第４図を参照して説明すると、本発明に従って改良され
た図示の容器蓋２においては、一対のスコア１２の各々
は、スカート６の下端に形成されている上記切欠１１０
に引続いてスカー）６（Ｄ下端部を延びる第１の部分１
２＆においては、比較的厚い残留板厚ｔ１ｔ−有する。

そして、かかる第１の部分１２ａＫ弓１続いてスカート
６の中間部を延びるｊ１！２の部分１２ｂにおいては、
零乃至比較的薄い残留板厚ｔ２を有する。更に、かかる
第２０部分１２ｂに引続いて終端まで延びる第３の部分
１２Ｃにおいてはミｔ１≧ｔ、＞　ｔ２でおるのが好ま
しい比較的厚い残留板厚ｔ、を有する。

第１の部分１２＆は、スカート６の全高Ｈに対して、ス
カート６の下端から０．２０乃至０．７０Ｈの高さｈよ
の位置まで上記切欠＊１ＯＫ引続いて上方に延びている
のが好ましい。また、館１の部分１２ａに引続いて延び
る第２の部分１２ｂは、スカート６の下端から０．２０
乃至（Ｌ７０Ｈの高さｈ□の位置から０．２８乃至０．
８５Ｈの高さｈ２の位置まで延びているのが好ましい。

上記切欠き１０に引続いて上方に延びる第１の部分１２
＆の長さが過剰に長く、第１０部分１２＆に引続いて上
方に延びる第２の部分１２ｂの長さが過剰に短い場合に
は、容器口部１６から容器＆２を離脱せしめて容器口部
１６を開封する際の一対のスコア１２の破断開始が比較
的困難になる。他方、上記切欠き１０に引続いて上方Ｉ
Ｃ延びる第１０部分１２ｍの長さが過剰に短い場合には
、容器蓋２の副圧特性が過小になシ、容器内に高圧が生
成された時に一対のスコア１２が下端から漸次に破断さ
れ始める傾向がおる。ｔた、ｗ、２の部分１２ｂが過剰
に長く延び、天面４とスカート６の境界部（第４図にお
いて番号２０で示す領域）にも存在する場合に１１次の
通りの問題が発生する傾向がある。即ち、容器蓋２を作
成する際には、当業者には周知の如く、一般に、゛金属
薄＆素材に一対のスコア１２を形成した後に、かかる金
属薄１＃Ｌ素材を絞如加工して図示の如き形状にせしめ
、・るが、かような絞シ加工の際には天＠４とスカート
６との境界部においては相当な応力が作用し、かかる応
力によって一対のスコア１２が破断されてしまう傾向が
ある。

容器蓋２がアルミニウム又はアルミニウム基合金薄板か
ら作成される場合、館１０部分１２畠の残留板厚ｔ１ａ
、一般に、０．０９５乃至０．２００１１１％特に０．
１１０乃至０．１５５■であるのが好ましく、第２の部
分１２ｂｏ残貿板厚ｔ２は、一般に、０乃至０．１２０
ｍ、４１に０．０４０乃至０．０９０ｍ”ｔ’６るのが
好ましい、ｔた、第３の部分１２ｃＯ残留板厚ｔ、は、
必１’に応じて任意に設定することができるが、少なく
と屯天面４とスカート６の境界部（第４図において番号
２ｏで示す領域）においては、上述し九如く金属薄板素
材を紋シ加工する際の一対のスコア１２の破断を回避す
るために、一般に、０．０８０乃至０．１８０１１ｍ、
％に０．１００乃至０．１３０ｍであるのが好ましい。

而して、上述した通シの容器蓋２を作成すゐ際には、一
般に、第５図に図示する如く、金属薄板素材２２に打抜
き、曲げ等の機械加工を加えて把持片８を成形すると共
に、金属薄板素材２２に切込みを入れて一対のスコア１
２を形成する。そして、しかる後に、第５図に２点鎖ｌ
ｌＩ２４で示す弧状切断線に沿って金属薄板素材を打抜
１、かかる打抜きに引続いて或いはこれを同時に、打抜
かれた金属薄板素材に赦シ加工を施してｊ１１１図及び
絶２図に図示する通シの形状にせしめる（密封ライナ１
４は更にその後に施される）。金属薄板素材にかような
絞シ加工を加えると、当業者には周知の如く、鮫シ加Ｉ
ｍＫ応じて板厚が増大し、従って上記の通シの形態の容
器蓋２の絞シ加工においては、ｊｌＫ６図に図示する如
く、紋シ加工前の金属薄板素材の板厚に対して、絞シ加
工された容器蓋２においては、天＠Ｊ４の板厚は実質上
変化しないが、スカート４の板厚はその下端に向って漸
次増大せしめられる。そして、スカート４のかような板
厚の変化に対応して、スコア１２における残留板厚ｔ工
、ｔ２（及び１．）は、紋り加工前の残留板厚ｔ′１′
Ｘ’ｔ２’（及びｔ）′）よシも幾分増大せしめられる
。

かような次第であるので、金属薄板木材２２に切込みを
入れて一対のスコア１２を形成する際には、後に遂行さ
れる絞シ加工に起因する残留板厚の増大を考慮して、切
込み深さ、従って残留板厚ｔ１１、ｔ２′（及びｔ、’
）　を設定することが重畳である。絞り加工に起因する
板厚の増大については、これを理論的に正確に決定する
ことは現時点では不可能であるが、円板を有底円筒形状
に絞り加工する場合に用いられている近似式、 ｔ、＝ｔ５ ｔｌ・・・・・・絞〉加工後の板厚 １−−−−−・絞シ加工前の素材板厚 Ｄよ・・・・・・絞シ加工前における素材の所定部位の
直径 ｄ・・・・・・絞シ加工に使用されるボンデの外径 によって充分な精度で決定することができる。上記近似
式については、必要ならば、プレス絞シ加工（橋本明着
、日刊工業新聞社発行）の第３４員乃至ｊ８３６頁を参
照されたい。

陶、上記の説明においては、特定の形態の金属薄板製簡
易開封型容器蓋に関して本発明を説明したが、本発明は
かかる特定の形態の金属薄板製簡易開封型容器蓋に限定
されることなく、少なくともスカートの下端から天面と
スカートとの境界部近傍まで延びる少なくとも一対のス
コアが形成されている任意の形態の金属薄板製簡易開封
型容器蓋に適用することができることは多言を要しない
。

（１）表＠（外面）にはリン酸・クロム酸系皮膜及びビ
ニル系樹脂皮膜をこの順序で施し、裏面（内面）にはエ
ポキシフェノール系樹脂皮膜及びアクリル系樹脂皮膜を
この順序で施した、板厚０．２４簡のナルミニラム基合
金薄板を、第１図及び［２図に図示する通漫の形態に機
械加工した。かがる機械加工の際には、上記アルミニウ
ム基合金薄板を絞シ加工するに先立って、第６図に図示
する如くの残留板厚を有する一対のスコアを形成した。

一対のスコアの各部の寸法社、第６図に示す符号で記載
すると次ｏａｂであった。

ｔｌ・・・・・・０．１３０■ ｔ２・・・・・・ｏ、ｏｓｏ諷 ｔ、・・・・・・０．１１５箇 ）、・・・・・・０．９■ １２・・・・・・２．３■ ｊ、・・・・・・２．０園 また、絞シ加工後の容器蓋のスカートの全＾Ｈは７．０
−でスカートの外径は４２■あった。

上記機−加工の後に、天面とスカートの境界部内面に、
発泡ポリ塩化ビニル樹脂製の環形状のクイナを施しくラ
イチ重量３２０ｇ、比重０．５）、かくして本発明に従
う容器蓋の実施例１を作成した。

伐）　アルミニウム基合金薄板を絞や加工するに先立つ
イ形成した一対のスコアにおける各部の寸法が下記の通
シであったことを除けば、上記実施例１と同一の本発明
に従う容器蓋の実施例２を作成した。

ｔ工′・・・・・・０．１４０震 ｔ２・・・・・・０．０８５ｓｍ ｔ、・・・・・・０．１　、Ｂ　Ｏｗｍ、−・・・・・
・０．９■ １□・・・・・・２．３■ １、・・・・・・２．０１ （３）アルミニウム基合金薄板を絞シ加工するに先立っ
て形成し良一対のスコアにおける各部の寸法が下記の通
シであったことを除けば、上記実施例１と同一の本発明
に従う容器蓋の実施例３を作成した。

ｔｌ・・・・・・０．１１０■ ｔ２・・・・・・０．０５５箇 ｔ、・・・・・・０．１００箇 ノ、・・・・・・０．９箇 ！□・・・・・・２．３■ ｈ・・・・・・２．０■ （４）アルミニウム基合金薄板を絞シ加工するに先立っ
て形成した一対のスコアにおける各部の寸法が下記の通
シである点を除けば、上記実施例１と同一の容器蓋を比
較例１として作成した。

ｔ工＝　１．・・・・・・０．１４４ｍｍｔ、　　　・
・・・・・０．１０８■ １１　　　　・・・−０，９ｍ ｌ２−＋’ｓ　”・”・４．３　ｍｌ （５）アルミニウム基合金薄板を絞り加工するに先立っ
て形成した一対のスコアにおける各部の寸法が下記の通
シである点を除けば、上記実施例１と同一の容器蓋を比
−例２として作成した。

ｔ１′＝ｔ２′・・・・・・０．０７０■ｔ５　　　・
・・・・・０．１１０ｍ＋ｌよ　　　・・・・・・０．
９ｍ Ｊ２−１−ｊ、　　・・・・・・４．３■上述した通シ
の実施例１．２及び３並びに比較例１及び２について、
下記の通シの瞬間耐圧試験並びに開封性（スコア破断必
要引張力）試験車及びＢを遂行した。

ビ）Ｒ間耐圧試駆 内容量３１８−のガラス瓶に３００４の水を注入し、次
いで容器蓋によってガラス瓶の口部を密封する。しかる
後に、米国のアルミニウム・カンパニー・オプ・アメリ
カ社製の「モデル４９０」と称されている耐圧試験機を
使用して、谷器麹の天面を貫通してガラス瓶内に挿入さ
れた導通針を通してガラス瓶内に窒素ガスを送給し、か
くしてガラス瓶内の圧力を漸次増大し、ガラス瓶内の圧
力によって一対のスコアが下端から破断され、これによ
ってガラス瓶の口部から漏れが発生する時の、ガラス瓶
内の圧力を測定する。

上記の通ｐの瞬間耐圧試験を、実施例１１．２及び３並
びに比較例１及び２の夫々について１０個づつ遂行し、
下記１ｇ１表の通ルの結果を得た。

第１表 次いで、把持片のリング形状部に指をかけて把持片を中
心軸線に対して実質上直角に延びる状１１まで持上げる
。しかる後に、ガラス瓶を固定し、第７図に図示する如
く、把持片に中心軸線に対して実質上直角に半径方向外
方への引張力を加えて、一対のスコアをその下端からラ
イナが位置する部位まで破断し、この際の必要引張力（
スコア初期破断必要引張力）を測定する。

上記の通シの開封性試験車を、実施例１．２及び３並び
に比較例１及び２の夫々について１，０個づつ遂行し、
下記第２表の結果を得た。

第　　　２　　表 ｆ９開封性試験Ｂ 内容量３１８−のガラス瓶に容４！ｉ！蓋を密封装着す
る。次いで、把持片のリング形状部に指をかけて把持片
を持上げ、第８図に図示する如く、中心軸線に対して略
平行に上方へ延びるようにせしめる。しかる後に、ガラ
ス瓶を固定し、第８図に図示する如く、把持片に中心軸
線に対して実質上平行で上方への引張力を加えて、一対
のスコアをその下端からライナが位置する部位まで破断
し、この際の必要引張力（スコア初期破断必要引張力）
を測定する。

上記の通シの開封性試験Ｂを実施例１．２及び３並びに
比較例１及び２の夫々について１０個づつ遂行し、下記
第３表の通１ｏ結果を得た。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成された容器蓋の一具体例
を示す斜面図。 第２図は、第１図に示す容器蓋を、一部を断面で示す側
面図。 第３図は、第１図に示す容器蓋を容器口部に密封装着し
た状態を、一部を断面で示す＠面図。 第４図は、籐１図に示す容器蓋を、スコアに沿つ丸断面
で示す部分断面図。 第５図は、第１図に示す容器蓋の作成方法の一例を説明
する丸めの平面図。 ９６図は、第１図に示す容器蓋の作成方法の一例におい
て、絞り加工によって板厚が増大する現象を説明するた
めの部分Ｗｊ′Ｉ面図。 第７図は、開封性試験人を説明する丸めの簡略側面図。 第８図は、開封性試験Ｂｔ−説明するための簡略側面図
。 ２・・・・・・容器蓋 ４・・・・・・人　面 ６・・・・・・スカート ８・・・・・・把持片 １２・・・・・・スコア １６・・・・・・容器口部 特許出願人　　日本クラウンコルク株式会社り　　　！ 算１図 ％２図 ）５図 参６Ｖ ■ １（Ｊ 茅７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、天面、咳天面の周縁から―下するスカート、及び馬
   方向に所定の間隔を置いて腋スカートの下ｍから少なく
   とも腋大閤と諌スカートとの境界部近傍まで嬌び両者間
   に引ｓｎ領域を鎮定するところの、板扉を減少せしめゐ
   ことによりて形成された一対のスコアを具備する金属薄
   板員簡易開封臘容器蓋において；腋一対Ｏスコ”ＩＯ・
   各々は、皺スカートの・下端部において比較的厚い残留
   板厚ｔ工を有し、腋スカートＯ少なくとも中間部′にお
   いて零乃至比較的薄−＊＊板厚１．１有することｔ特徴
   とする５ｓｉｉ。 ２・　更に１鋏スカートの下端から半価方向外方へ突出
   する把持片を具備し、腋−＊ｏｘＷア嬬、諌把持片の両
   側縁に４絖いて誼スカートの下端から諌天面の周ａｎｔ
   で上方に延び、次いで諌天面を嬌びて＊　’ｐ　、少な
   くとも誼天閲と該スカートの境界部において比較的厚い
   １１１１板厚ｔ５を有する特許請求の範囲第１項記載の
   容―葺。 λ　腋スカートＯ全高Ｈに対し、該一対Ｏスープの各々
   紘、腋スカー）Ｏ下端からα２０７！Ｆｍ’ｙ。 五の高さまでの下端部において比較的厚い残留板厚ｔ工
   を有し、賦スカーＦの下端から０．２０乃至０．７０　
   Ｈの高さからα２８乃至０．８５１１０高さまでの中間
   部において比較的薄い残留板厚ｔ２を有し、諌スカート
   の下端からｏ、２８乃至ＯＪ５五の高さよ〕も上方の上
   端部及び誼天面と誼スカートの境界部ＦＩｃｓＰ％ｎて
   比較的厚いＩＩ＆奮板厚ｔ。 を有する特許請求の範囲第２項記載の容器蓋。 ４、アルミニウム又はアルミニウム基倉金薄板製でｉｎ
   、１．はｏ、ｏｓｓ乃ｊｉｉ　０．２００　ｍテ、°ｔ
   ２は０乃至０．１２０−で、ｔ、は０゜０８０乃至０．
   １８０−である４ＩＦＦ請求の範囲第２項又は第３項記
   載の容器蓋。 ５、ｔｌは０．１１０乃至０．１５５ｍで、ｔ２は０．
   ０４０乃至０．０９０−で、ｔ、は０．１００乃至０，
   １３０−でおる特許請求の範囲ｆＩｌｃ４項記載の容器
   蓋。