JPS5810945Y2 - 冷凍車の冷凍庫 - Google Patents

冷凍車の冷凍庫

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Publication number
JPS5810945Y2
JPS5810945Y2 JP8731377U JP8731377U JPS5810945Y2 JP S5810945 Y2 JPS5810945 Y2 JP S5810945Y2 JP 8731377 U JP8731377 U JP 8731377U JP 8731377 U JP8731377 U JP 8731377U JP S5810945 Y2 JPS5810945 Y2 JP S5810945Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
freezer
partition plate
insulating material
heat insulating
partition
Prior art date
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Expired
Application number
JP8731377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5414463U (ja
Inventor
正己 大谷
雅美 武政
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ボッシュオートモーティブ システム filed Critical 株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Publication of JPS5414463U publication Critical patent/JPS5414463U/ja
Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は冷凍車の冷凍庫において、冷凍庫内に複数の
温度の異なる且つ室間の空気の流通がない室を構成する
ため、冷凍庫内に複数の熱伝導の良い材料の仕切板と、
ドアに最も近い側に断熱材の仕切板とを設けるようにし
たものである。
従来、冷凍車の冷凍庫において、種類の保存温度の異な
る品物、例えば肉類ど野菜類を運搬するため、庫内を分
けるには、第1図に示すように、冷凍庫A内の中間にカ
ーテン等Bを設けて分離する方法や、図示しないが中間
に壁を設けて分離し、壁に設けたファン及び換気口を設
けて2室の温度差を調節していた。
前記カーテン等を用いる方法や、ファン及び換気口を設
けた壁を用いる方法とも、分離された室は、空気の交換
が行なわれるため、同時に細菌の交換も行なわれてしま
い、特に肉類と野菜類とを同時に運搬するときなど肉類
の細菌が野菜類に付着して衛生上問題であった。
また、ドアを開いた場合に、今まで冷却された冷気が外
気と交換されてしまうことがあり、冷凍庫内の温度の変
化が生じ、運搬物に悪い影響を与えるし、また冷凍装置
の移動率の増大という問題もあった。
そこで、この考案は2種類の仕切板を使用するもので、
エバポレータ側に近い仕切板は、熱伝導の良い材料によ
り構成し、ドアに近い側の仕切板は断熱材により構成し
、これらの仕切板で冷凍庫を複数の温度差の室に作るも
ので、仕切板が熱伝導の良い材料により構成されるのは
、その仕切板を通して分離された室が熱交換しやすくす
るためであり、ドアに近い側に断熱材の仕切板を使用す
るのは、中温室(ドアに最も近い室)内の冷気がドアを
開いた場合でも冷気の逃げをなくすためであり、更に複
数の室間は完全に分離され、室間の空気の流通はなく、
細菌の移動も阻止されるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第2図において、この考案の冷凍車の冷凍庫1の断面図
が示され、冷凍庫1は断熱材で囲まれる大きな室をなし
、その後方部に開閉用のドア2が設けられている。
冷凍庫1内には、運転席側に冷凍装置のエバポレータ3
が配され、このエバポレータ3で冷凍庫1内の空気が冷
却されるものである。
冷凍装置の冷媒圧縮用コンプレッサ4は、走行用エンジ
ン(図示せず)により回転され、冷媒は加圧され、車体
の下方に設けられたコンデンサ5で放熱されて凝縮し、
エクスパンションバルブ6を介して前記エバポレータ3
に送られ、そしてエバポレータ3内で庫1内の熱を吸収
して蒸発し、この過熱冷媒は前記コンプレッサ4に吸込
まれ、再び前述の循環を繰り返すものである。
冷凍庫1内には、2つの熱伝導の良い仕切板7と、1つ
の断熱材の仕切板8とが設けられ、これら仕切板7,8
で、低温室C1中低温室D、中温室Eの3室が分離構成
されている。
熱伝導の良い仕切板7は、熱伝導の良い金属(例えばア
ルミニウム)により構成され(具体的な説明は下記する
)、該仕切板7で、低温室Cと中低温室り及び中低温室
りと中温室Eの熱交換を行なっている。
仕切板7の熱交換率を変化させるに、ファン9を中低温
室り及び中温室E内に設けている。
従って、それら室り、Eの温度を、このファン9を制御
することである程度変化させることができるものである
仕切板7,8は冷凍庫1内に収納されるものであるが、
それらが移動自在で、且つ固定が容易なものであり、思
索中央が開かれる構造をなしているものである。
例えば、この実施例として、第3図、第4図に示してい
る。
第3図、第4図において、仕切板7,8は冷凍庫両側壁
面に平行な二つの室側板10a、10bと、これら間を
設けられた渡し板11及びガイド部12とより成り、室
側板10a、10bは金属で形成され、内部は中空の室
10 Cが構成されており、上端に下記するガイド部1
2の両端が設けられている。
ガイド部12は内部に室12 aを有する断面口状に形
成され、下方に中央長手方向に溝12bを有するレール
12 Cが設けられ、このガイド部12に下記するアコ
ーディオンカーテン、シャッタ(以下シャッタという)
13の吊持具13aが挿入され、その内部を移動し、シ
ャッタ13を吊持したまま移動させることができる。
このガイド部12は前述したように、室側板10a、1
0b上に取付られ、室側板10 a 、10 bノ縦方
向の開口部10dから、前記シャッタ13を吊持したま
まで室側板10 a 、10 b内に完全に収納させる
ことができるものである。
従って、シャッタ13は室側板10 a 、10 b内
に収納されると、庫1内に出張るものが少なく、収納物
の出し入れに不便を与えない。
シャッタ13は上端に吊持具13 aが設けられ、ガイ
ド部12内を吊持されて移動し、このシャッタ13の中
央で接合する両開きのタイプは、端部に接合片14が設
けられ、上端はガイド部12内に入れられて吊持され、
それら両方は適宜な手段で接合され、且つ容易に開かれ
るような構成をなし、例えば一方に磁石を他方に金属片
を取付けている。
尚、このシャッタ13は熱伝導の良いタイプの仕切板7
においては、アルミニウム等の熱伝導の良い材質を使用
し、更に熱交換率を高めるために、ファン(図示せず)
を室側板10 a 、10 bまたは渡し板11に設け
、仕切板7に風を当て交換率を促進している。
また断熱材の仕切板8の場合は、合成樹脂、合成繊維等
の材質を利用している。
シール板19は案内部12の上面に設けられ、庫1内の
上面と接し室間の空気の流通を防いでいる。
車輪15はブラケット16を介して室側板10a。
10 bの下方に設けられ、車輪15は床面に接してい
る。
この車輪15にはストッパ17が設けられ、ストッパ1
7はアーム17aを介して前記車輪15の軸15aに回
動自在に装着され、ストッパ17は室側板10 a 、
10 bに固着のスプリング18で張設されている。
ストッパ17は図示のように、車輪15の下方に入り込
むと、車輪15は床面から浮き上がり、仕切板7,8は
固定され、またストッパ17を二点鎖線のように回動す
ると、車輪15は床面に接し、仕切板7.8を自由に移
動させることができるものである。
従って、仕切板7,8は適宜冷凍庫1内を移動でき、そ
れらにより構成される室の大きさは必要により自由に可
変できるものである。
尚、この実施例において、熱伝導の良い仕切板7は2個
設けられているが、1個又は複数個でよく、温度差の異
なる室の必要により適宜に増減すればよいが、断熱材の
仕切板8はドア側に1個設けておけばよい。
このように、この考案は、冷凍車の冷凍庫内に1個以上
の熱伝導の良い材料の仕切板と、ドアに最も近い側に断
熱材の仕切板を設けるようにし、複数個の温度差の異な
る室が形成でき、それらの室が完全に分離され、室間の
空気の流通をなくシ、細菌の交換を防ぐことができる。
また、仕切板で構成される室は任意の数であり、室の大
きさも、仕切板の冷凍庫内の設定場所により適宜変更で
き、しかも荷物が少ない場合は、仕切板を運転席側に移
動し、室を縮少することが可能で、コンプレッサの稼動
率を少なくシ、燃料消費を抑えることができるものであ
る。
更に、ドアを開いても、仕切板にて庫内が分離されてい
るため、冷気が外部に逃げる度合いが少なくでき、ドア
の開閉による温度変化を少なくすることができる。
また、仕切板は中央部が自由に開閉できるため、エバポ
レータに最も近い低温室内へも容易に荷物の出し入れか
で゛きるもので゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の冷凍車の冷凍庫を示す斜視図、第2図は
この考案を示す冷凍車の冷凍庫の断面図、第3図は仕切
板の一部切欠の斜視図、第4図は車輪の装着状態の要部
拡大図である。 1・・・・・・冷凍庫、3・・・・・・エバポレータ、
7・・・・・・熱伝導の良い仕切板、8・・・・・・断
熱材の仕切板、13・・・・・・シャッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.冷凍庫内に1個以上の熱伝導の良い材料の仕切板を
    設けると共に、ドアに最も近い側に断熱材の仕切板を設
    けるようにし、これにより複数個の温度差の異なる且つ
    室間の空気の流通がない室を構成するようにしたことを
    特徴とする冷凍車の冷凍庫。 2、熱伝導の良い仕切板は、移動且つ固定が自在である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    冷凍車の冷凍庫。 3、熱伝導の良い仕切板は、その中央部が開閉可能とし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の冷凍車の冷凍庫。 4、断熱材の仕切板は、移動且つ固定が自在であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の冷凍
    車の冷凍庫。 5、断熱材の仕切板は、その中央部が開閉可能としたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の冷
    凍車の冷凍庫。
JP8731377U 1977-06-30 1977-06-30 冷凍車の冷凍庫 Expired JPS5810945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8731377U JPS5810945Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 冷凍車の冷凍庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8731377U JPS5810945Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 冷凍車の冷凍庫

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Publication Number Publication Date
JPS5414463U JPS5414463U (ja) 1979-01-30
JPS5810945Y2 true JPS5810945Y2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=29012724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8731377U Expired JPS5810945Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 冷凍車の冷凍庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009174722A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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JP2721501B2 (ja) * 1987-09-03 1998-03-04 ヤマト運輸株式会社 異温度室を有する貨物車

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JP2009174722A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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JPS5414463U (ja) 1979-01-30

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