JPS58109368A - 紡糸用ケンスを移動させるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡糸用ケンスを移動させるための装置であって
、駆動機構によって旋回可能かつ直線移動可能である複
数のアームを有し、該アームがケンスを捕捉しかつ前記
駆動機構に沿って移動せしめるために働いている形式の
ものに関する。

上記形式の装置は主に、ケンスを前紡機、例えばドロー
イングフレームに供給する装置として用いられる。ドロ
ーイングフレームで充填されたケンスの搬出もやは９同
一形式の装置によって行なわれ得る。

この両方の機能を行なうために一般的にはそれぞれ１つ
の供給装置と搬出装置とが必要である。

ドイツ連邦共和国実用新案登録第６９１８３１２号明細
書で公知の装置においては、２つの空の紡糸用タンスが
、駆動機構を以って旋回可能でかつ直線移動可能なアー
ムによって、空のケンスマガジンから捕捉されそして一
緒に前紡機の充填位置に移動されるようになっている。

充填済みのケンスの移動は第２の装置によって、前記の
空ケンスの移動方向に対して直角の角度を以って行なわ
れる。

上記の公知装置の欠点は、充填済みケンスを搬出するた
めの第２の装置のストローク長さに規定されて大きなス
ペースが必要になること、またこのストローク長さを制
限する場合には充填済みケンスの移動長さが制限される
ことである。

これらの欠点を除去することが本発明の課題である。

この課題は本発明によれば、６本のアームが配設されて
おり、その内の１本のアームが駆動機構の両側でケンス
を捕捉しかつ移動させるためにほぼ１８０００角度で旋
回可能となっており、また他の２本のアームが駆動機構
の片側でケンスを捕捉しかつ移動させるためにほぼ９０
°の角度で旋回可能となっていることによって解決され
た。

本発明によって得られる利点は主に、空ケンス及び充填
済みケンスが前紡機のスペースを最適に活用する構造の
もとて搬入及び搬出され得ることと、ケンス供給機構を
本移動装置に対してほぼ直角に配置することによって両
者を組合せ可能なことである。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

図面には詳説されていないケンス交換装置１内では空の
ケンス２が準備位置Ａからケンス充填位置Ｂへ、そして
続いて充填済みケンス３として取上げ位置Ｃへ、ケンス
交換装置自体によって搬送される。

紡糸ケンスの移動のための移動装置４は土台６を有する
駆動機構５を備えており、該土台６の上に、変向ヘッド
７と駆動ヘッド８の間に位置する複数のレール９が固定
配置されている（第３図には１つのレール９のみを図示
）。更に駆動機構５には歯付Ｖベルト１０が属し、該歯
付■ベルト１０は変向ヘッＰ７内では変向ロー２１１．
１２によってまた駆動ヘッド８内では変向ローラ１３と
駆動ローラ１４とによってそれぞれ案内されている。駆
動ローラ１４は伝動装置１５を介してモータ１６によっ
て駆動されている。更に駆動機構５には、変向ヘッド７
と駆動ヘッド８内に回転可能に支承された角状の軸１７
が属し、更に駆動ヘッド８内には軸１７の駆動のために
、該軸１７上に取付けられた歯車に係合するラックを有
する空気カシリンダが配設されている（第３図には駆動
ヘッド８及び土台６内の空気カシリンダ、ラック及び歯
車が鎖線で示されている）。

キャリッジ１８（第１．２．３図に略示）は４つの車輪
１９（第６図に２つのみ示す）によってレール９上を走
行可能であり、また外れないように走行方向で支持され
ている（図示せず）。歯付■ベルト１０は個所り、Ｅの
所でキャリッジ１８に固定結合されている。歯付Ｖベル
ト１０の下側区分１０１はキャリッジ１８の下でしかも
４つの車輪１９の間を貫通案内されている。

更にキャリッジ１８にはアーム２０及びアーム部分２１
１と２１１［を有するダブルアーム２１が属する。アー
ム２０は所定のほぼ垂直な出発位置（第２図の実線位置
）から駆動機構５の両側に、即ち空のケンス２側と充填
済みケンス３側とに旋回可能なように形成されているの
に対し、ダブルアーム２１は同様の出発位置から片方側
、即ち空ケンス２側へのみ旋回可能となっている。

ダブルアーム２１はヨーク２２上に固定されており、該
ヨーク２２は軸２３上にゆるくかつ旋回可能に支承され
てお９、またストッパ２４′によって一方側への軸線方
向摺動から守られている。軸２３内体は、キャリッジ１
８に属する軸受台２５．２６内に回転可能に支承されて
いる。またアーム２０の方は、軸２３に固定結合された
ヨーク２７に取付けられている。

ヨーク２７に属する連行部２８は、ヨーク２２に設けら
れたおう部２９内に係合している。

更に両ヨーク２７と２２はねじシばね３０によって互い
に弾性的に結合されている。

キャリッジ１８に属するストッパ３１によって、ヨーク
２２がその鉛直位置（出発位置）から充填済みケンス３
の方へは旋回しないように守られている。

軸２３は互いにかみ合った歯車３２，３３゜３４を介し
て軸１７によって駆動され、この歯車の内３２と３３は
軸線方向摺動から守られてキャリッジ１８内に回転可能
に支承されており（図示せず）、また歯車３４は軸２３
上に固定装着されている。更に歯車３２には角状軸１７
に適合した方形開口（図示せず）が設けられており、そ
れによって軸１７と歯車３２との間には力伝達が行なわ
れ得、しかも他方で該歯車３２は軸１７上を摺動可能と
なっている。

アーム２０及びダブルアーム２１の旋回運動は以下のよ
うにして行なわれる； 充填済みケンス３を捕捉するためにアーム２０が右方へ
（第２図上で見て）旋回される場合には、ヨーク２２は
ストッパ２４の所に留まり、ヨーク２７の連行部２８は
ヨーク２２のおう部２９から外れる。

これと異なシ空ケンス２を移動する場合には、ヨーク２
７が左方へ旋回されそしてその連行部２８によってヨー
ク２２が同じ位置に連行される。この際にヨーク２２が
連行部２８から外れて空ケンス２に対して傾くのを防ぐ
ために適切なプレロードをかけられたばね３σが配設さ
れておシ、それによって垂直位置及び空ケンスへ向けて
の左方への旋回時に連行部２８がヨーク２２のおう部２
９内に確実に当接せしめられているようになっている。

空の及び充填済みのケンスを案内するために、ガイドレ
ール３５（第１図）、３６及び３７゜３８が床に取付け
られている。

第１図に示された本発明の装置においては、例として２
つだけの空ケンス２（鎖線の円）がそれぞれの待機位置
Ｆ、ＦＩがらそれぞれの中間位置Ｍ、Ｍ１へ、そしてこ
の間に先行の空ケンス２（実線の円）が中間位置Ｍ１が
ら準備位置Ａへまた充填済みケンス３が（ケンス交換装
置によって）取上げ位置Ｃがら引渡し位置Ｇに移動され
ている。

このような運動経過の前には、ケンス交換装置１によっ
て、位置Ｂから位置Ｃへの充填済みケンス３の移動及び
位置Ａから位置Ｂへの空ケンス２の移動が先行して行な
われている。

１ｊ 運転中には図示されていない制御装置によって、ケンス
交換装置１がケンスを自動的に位置Ｂから位置Ｃへ移動
した後に、待ち位置Ｉ（第１図）に来ているキャリッジ
１８の垂直出発位置にあるアーＡ２０（第６図）が視線
方向■で見て右方へ旋回され、それによって位置ＣＫあ
るケンス３が捕捉され、続いてキャリッジ１８の移動に
よって該ケンス３が位置Ｃがら引渡し位置Ｇに動かされ
る。

このケンスの位置Ｇでキャリッジ１８が取る位置Ｋにお
いて、アーム２ｏは再び垂直状態に戻し旋回される。絖
いてキャリッジ１８は更に外側の最終位置りまで走行し
、そこでアーム２０、アーム部分２１”、２２〜；左方
へ旋回され、それぞれの位置Ｆ及びＦｌで待機している
空ケンス２が捕捉され、そして位置Ｈへのキャリッジ１
８の戻り運動によってケンス２が位置Ｍ及びＭｌに動か
される。これと同時に先行の空ケンス２がアーム２０の
外面によって位置五ｆから位置Ａへ動かされる。続いて
アーム２０．アーム区分２１’、２１〜（再び垂直位置
にもたらされキャリッジ１８が再び待ち位置Ｉに動がさ
れる。

新たな空ケンス２が位置Ｆ及びＦｌに後続供給されて来
ない場合には、前述の全経過が、最後の空ケンス２が位
置Ａに達するまでにあと２回繰り返されることになる。

この場合ケンス２は位置Ｍから位置Ｍ１にある先行のケ
ンスに向って動かされ、続いて該先行ケンスが位置Ｍ勺
・ら位置Ａに達するまで両ケンスが更に動かされる。

そして最後の移動過程においては後行の最後のケンスが
アーム２０によって位置Ａへ動かされる。

この操作によって準備位置Ａには再び空ケンス２がもた
らされ、そして取上げ位置Ｃは充填済みケンス３の後続
移動のために再び開放される。

前述の移動経過操作は、ケンスが位置Ｂで充填されてい
る時間の間に行なわれる。

新たな空ケンス２が位置Ｆに連続的に追移動されてくる
普通の運転においては、互いに隣接した空ケンスが位置
Ｍ−でつながる列を形成し、この列内ではその位置Ｆ、
Ｆ１内へのケンスの供給移動と同時に、アーム２０によ
って次の空ケンスが位置Ａを取るに至るまで移動される
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示すものであって第１図はケ
ンス交換装置と組み合わされた本発明によ不装置を上か
ら見た略本平面図、第２図は第１図の装置を矢印■の方
向で晃た略本正面図、第６図は第１図の装置を矢印Ｈの
方向で見た拡犬略本ＩＮ！ｌ面図、第４図は第６図の装
置の１部分の拡大略本側面図、第５図は第４図の装置を
上から見た略本平面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　紡糸用ケンスを移動させるための装置であって、
   駆動機構によって旋回−可能かつ直線移動可能である複
   数のアームを有し、該アームがケンスを捕捉しかつ前記
   駆動機構に沿って移動せしめるために働いている形式の
   ものにおいて、３本のアーム（２０，２１”、２１　　
   ）′が配設されており、その内の１本のアーム（２０）
   が駆動機構（５）の両側でケンス（２゜３）を捕捉しか
   つ移動させるためにほぼ１８０００角度で旋回可能とな
   っており、また他の２本のアーム（２１，２１）が駆動
   機構（５）の片側でケンス（２）を捕捉しかつ移動させ
   るためにほぼ９０°の角度で旋回可能となっておシ、更
   にこの後者の２本のアーム（２１゜２１１［）が外側の
   最終位置では前記駆動機構（５）から張シ出すようにな
   っていることを特徴とする、紡糸用ケンスを移動させる
   ための装置。 ２、駆動部材（５）の両側へ旋回するために１８０°旋
   回可能となっているアーム（２０）が駆動機構（５）に
   よって駆動され、他の２本のアーム（２１１，２１１［
   ）が単一のアーム（２０）に属する連行部（２８）によ
   って駆動され、それによってこの６本のアーム全部を同
   時に駆動部材（５）の同じ側に旋回できるようになって
   おり、また後者の両アーム（２１゜２１１Ｉ）の方をほ
   ぼ鉛直な一出発位置に戻すための手段が配設されている
   、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６゜　前記手段が、単一のアーム（２０）と他の２本の
   アーム（２１１，２１１Ｉ）とを接続するはね（３０）
   である、特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４、駆動機構（５）がレール（９）と、該レール（９）
   の上を走行可能なキャリッジ（１８）とを有し、該キャ
   リッジ（１８）が各アー−ム（２０，２１’、２１１［
   ）を旋回可能に受容する働きをしている特許請求の範囲
   第１項記載の装置。 ５、駆動機構（５）が、少なくともキャリッジ（１８）
   の全移動長さに亘って延びる歯付■ベル）（１０）を有
   し、該歯付Ｖベルト（１０）がキャリッジ（１８）を移
   動させるために働いている、特許請求の範囲第４項記載
   の装置。 ６、駆動機構（５）が、少なくともキャリッジ（１８）
   の移動長さに亘って延びかつ位置固定の駆動装置で駆動
   される角状軸を、各アームの旋回のための駆動部材とし
   て有している、特許請求の範囲第４項記載の装置。 Ｚ　歯付Ｖベルト（１０）が、位置固定的な駆動装置（
   １３，１４，１５，１６）によって駆動可能であシがっ
   キャ１リッジ（１８）と結合されている、特許請求の範
   囲第５項記載の装置。 ８、　ケンス交換装置（１）と組合わされてお択それに
   よって駆動機構（５）の一方側では交換装置（１）に空
   のタンス（２）を搬入せしめ、他方側では充填、済みの
   ケンス（３）ｆ、交換装置（１）から搬出せしめるよう
   になっている、特許請求の範囲第１項記載の移動装置。 ９　はぼ直角の角度で配置されたケンス供給機構と組合
   わされており、このケンス供給機構の両側でケンスを連
   続的に搬入及び搬出せしめるようになっている、特許請
   求の範囲第１項記載の移動装置。