JPS5810464Y2 - 海苔折畳集束装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は機枠１に自動停止形ベルトコンベヤ２を設け、同
コンベヤ２の始端部に載置海苔によって閉じるコンベヤ
２の起動スイッチ３を設けると共に終端部に載置海苔ス
トッパー４を設はストッパー４によって停止した海苔束
５の中程に上記コンベヤ２の下方から上方に昇降する昇
降板６を同コンベヤ２の移行方向と直角方向に設け、上
昇折畳海苔５′の上面および一側面支持板７，７を機枠
１に固定し、かつ昇降自在の他側面支持板８を設けると
共に同他側面支持板８の下部を始端部とする折畳海苔案
内水平板９を設け、同水平板９の始端部と終端部とに設
けたスプロケット１０．１１に無端チェノ１２を掛渡し
、同チェン１２の上側移行部に折畳海苔受板支持爪１３
．１３を設け、同支持爪１３，１３に折畳海苔受板１４
を着脱自在に架設し、かつ上記起動スイッチ３によって
上記コンベヤ２と共に往復動作する折畳海苔面接押圧板
１５および上記他側面支持板８の昇降杆１６とを設けて
なる海苔折畳集束装置に関するものである。

自動停止形ベルトコンベヤ２は始端ローラー１７および
終端ローラー１８の中間に２個の中間ローラー１９．２
０を設け、始端ローラー１Ｔと中間ローラー１９間には
２条のベル）２１．２１を掛渡し、中間ローラー１９．
２０間には１条のベルト２２を掛渡し、中間ローラー２
０と終端ローラー１８間には２条のベル）２３．２３を
掛渡す。

そしてストッパー４は１０枚の海苔束５が中間ローラー
１９ 、２０間に渡る位置で停止するよう固定する。

また上記ベルトコンベヤ２は起動スイッチ３０間によっ
て電磁クラッチ２４が閉じて回動し、そり回動によって
１回転するカム２５によってａ接点マイクロスイッチ２
６を閉じ、電磁クラッチ２４を開いて上記コンベヤ２を
自動停止させる。

ａ接点マイクロスイッチ２６が閉じると１回転電磁クラ
ッチ２７を閉じるからカム２８がｂ接点マイクロスイッ
チ２９に接してこれを開き１回転電磁クラッチ２Ｔを停
止する。

腕３０の１回転および発条３１の作用によって小スプロ
ケット３２に掛回したチェノ３３を往復し、小スプロケ
ット３２の支軸に設けた大スプロケット３４を往復回動
し、同スプロケット３４に掛回したチェノ３５の一端を
昇降板６の下端に接続し、同チェン３５の他端に重錘３
６を設け、上記大スプロケット３４の往復回動により昇
降板６を第１図に示す位置から第３図に示す位置まで上
昇した後第１図に示す元の位置に下降させることができ
る。

折畳海苔押圧板１５は上面および一側面支持板Ｔ。

１の中間に他側面支持板８に対向して設け、同押圧板１
５は機枠１に軸支した腕３７の先端に設けられ、かつ同
腕３７０基部に設けた動作腕３８と回動軸３９に設けた
回動腕４０とを連杆４１で連接し、回動軸３９と終端ロ
ーラー１８とをスプロケットおよびチェノ４２で接続す
る。

又回動軸３９にはカム４３を設け、同カム４３による昇
降回動杆４４と上記他側面支持板８の昇降杆１６とを連
杆４５で接続するものである。

尚図中４６で示すものは減速電動機、４７は中間減速軸
、４８゜４９は減速スプロケット、５０は電磁クラッチ
２４０入カスグロケツトに掛回した駆動用チェノ、５１
は出力スプロケットとコンベヤ２の終端ローラー軸に設
けたスフロケットとに掛渡したコンベヤ駆動チェノ、５
２は１回転電磁クラッチ２７の入カスブロケットに掛回
した駆動チェノ、また５３は主駆動チェノである。

従って１０枚宛重ねた海苔束５をベルトコンベヤ２の始
端部に載置すると、同束５０重量によって起動スイッチ
３が閉じ、電磁クラッチ２４を閉じるから同コンベヤ２
を回動し、他側面支持板８を上昇し、抑圧板１５を第３
図に示す位置から第４図に示す位置に移動し、両側面支
持板７，８間の折畳海苔（第２図）５′を水平板９上に
移動させ、その後他側面支持板８は元の位置に下降し、
押圧板１・５は第３図に示す元の位置に移動し、コンベ
ヤ２は停止する。

その状態に鮫いてコンベヤ２上の海苔束５はストッパー
４によって中間ローラー１９．２０上に停止する。

上記コンベヤ２の停止によって昇降板６が第１図に示す
位置から第３図に示す位置に上昇し海苔束５を２重に折
畳み上面および両側面支持板７，８間に海苔束５′の折
畳み圧力によって支持させ昇降板６のみ元の位置（第１
図）に下降して停止するものである。

上述の動作を繰返すことによって両側面支持板７，８間
に支持された折畳海苔束５′は受板１４に支持され爪１
３を介してチェノ１２の上側を第１図右方に押して水平
板９上をコンベヤ２の移動方向に（第１図右方に）に摺
動し水平板９上に集束されるから、適宜受板１４を第１
図左方の爪１３に移し替えて必要束だけ水平板９から取
卸すものである。

本案は上述のように構成したから不良海苔を抜取っり海
苔束５（１０枚宛）をベルトコンベヤ２の始端部に載置
するだけで折畳海苔束５′を自動的に形成し、同海苔束
５′を順次並べて上記コンベヤ２の方向に送り出し得て
場所を取らず、かつ所要束を容易にかつ一度に取卸し得
るばかりでなく、押圧板１５が折畳海苔５′の側面に面
接してこれを抑圧移動させるため同海苔５′を屈曲損傷
するおそれがなく安全に同海苔５′を集束し得るもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の海苔折畳集束装置を示す側面図、第２図
は第１図の一部拡大図′、第３図は折畳海苔束形成状態
の側面図、第４図は同海苔束の抑圧状態を示す側面図、
第５図は第１図Ａ−Ａ線による正面図、第６図は第１図
Ｂ−Ｂ線による正面図である。 １・・・機枠、２・・・自動停止形ベルトコンベヤ、５
・・・載置海苔、３・・・起動スイッチ、４・・・載置
海苔ストッパー、６・・・昇降板、７・・・上面および
一側面支持板、８・・・他側面支持板、９・・・折畳海
苔案内水平板、１０．１１・・・スプロケット、１２・
・・無端チェノ、１３・・・折畳海苔受板支持爪、１４
・・・折畳海苔受板、１５・・・折畳海苔押圧板、１６
・・・昇降杆。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 機枠１に自動停止形ベルトコンベヤ２を設は同コンベヤ
   ２の始端部に載置海苔によって閉じる上記コンベヤ２の
   起動スイッチ３を設け、終端部に載置海苔ストッパー４
   を設け、ストッパー４によって停止した海苔束５の中程
   に上記コンベヤ２の下方から上方に昇降する昇降板６を
   同コンベヤ２の移行方向と直角方向に設け、上昇折畳海
   苔５′の上面および一側面支持板７，７を機枠１に固定
   し、かつ昇降自在の他側面支持板８を設け、同他側面支
   持板８の下部を始端部とする折畳海苔案内水平板９を設
   け、同水平板９の始端部と終端部とに設けたスプロケツ
   ＮＯ，１１に無端チェノ１２を掛疫し、同チェン１２の
   上側移行部に折畳海苔受板支持爪１３，１３を設け、同
   支持爪１３，１３に折畳海苔受板１４を着脱自在に架設
   し、かつ上記起動スイッチ３によって上記コンベヤ２と
   共に往復動作する折畳海苔面接押圧板１５と上記他側面
   支持板８の昇降杆１６を設けてなる海苔折畳集束装置。