JPS5810384Y2 - 印刷配線基板用電気メツキ治具 - Google Patents
印刷配線基板用電気メツキ治具Info
- Publication number
- JPS5810384Y2 JPS5810384Y2 JP17628980U JP17628980U JPS5810384Y2 JP S5810384 Y2 JPS5810384 Y2 JP S5810384Y2 JP 17628980 U JP17628980 U JP 17628980U JP 17628980 U JP17628980 U JP 17628980U JP S5810384 Y2 JPS5810384 Y2 JP S5810384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding plate
- printed wiring
- support pins
- wiring boards
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は印刷配線基板の電気メッキに用いられる治具の
改良に関する。
改良に関する。
印刷配線板の製造においては、回路パターンやスルホー
ルメッキ膜を形成するために印刷配線基板（以下、基板
と略す）に電気メッキを施すことが行なわれている。
ルメッキ膜を形成するために印刷配線基板（以下、基板
と略す）に電気メッキを施すことが行なわれている。
ところで、上述した基板特に基板の厚みが０．５ｍｍ以
下の電気メッキには、従来より周囲に複数のネジ穴を有
する枠状のメッキ治具を用い、このメッキ治具のネジ穴
に対応する個所に穴があけられた基板を該治具に当接さ
せ、ネジを基板の穴から治具のネジ穴に螺着して固定し
た後、メッキ浴中に浸漬し該治具を陰極として通電して
メッキする方法が行なわれている。
下の電気メッキには、従来より周囲に複数のネジ穴を有
する枠状のメッキ治具を用い、このメッキ治具のネジ穴
に対応する個所に穴があけられた基板を該治具に当接さ
せ、ネジを基板の穴から治具のネジ穴に螺着して固定し
た後、メッキ浴中に浸漬し該治具を陰極として通電して
メッキする方法が行なわれている。
しかしながら、がかる構造の治具にあっては、基板を治
具に固定する場合、複数本のネジを螺着し、基板を取り
はずす場合、ネジを１本１本取る必要があるため、作業
能率が極めて悪いという欠点があった。
具に固定する場合、複数本のネジを螺着し、基板を取り
はずす場合、ネジを１本１本取る必要があるため、作業
能率が極めて悪いという欠点があった。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、基
板の固定、取りはすしを簡便にでき、かつ該基板を確実
に固定し得る印刷配線基板用電気メツキ治具を提供しよ
うとするものである。
板の固定、取りはすしを簡便にでき、かつ該基板を確実
に固定し得る印刷配線基板用電気メツキ治具を提供しよ
うとするものである。
以下、本考案の一実施例を第１図を参照して説明する。
図中１は枠形状をなす銅製の主押え板であり、この主押
え板１の上端には図示しない陰極給電棒に引掛けられる
コ字型のハンガ部２が突出されている。
え板１の上端には図示しない陰極給電棒に引掛けられる
コ字型のハンガ部２が突出されている。
また、支持すべき基板が当接する前記主押え板１の面の
上部及び下部の４個所には上方に屈曲した支持ピン３ａ
・・・・・・３ｄが夫々植設されている。
上部及び下部の４個所には上方に屈曲した支持ピン３ａ
・・・・・・３ｄが夫々植設されている。
なお、これら支持ピン３ａ・・・・・・３ｄは主押え板
１表面から屈曲部までの距離（長さ）が支持すべき基板
の厚さと後記する補助押え板の厚さの合計厚さより少し
小さくしている。
１表面から屈曲部までの距離（長さ）が支持すべき基板
の厚さと後記する補助押え板の厚さの合計厚さより少し
小さくしている。
更に、図中の４は前記主押え板１と同寸法の枠形状をな
す銅製の補助押え板であり、この補助押え板４の前記主
押え板１の支持ピン３ａ・・・・・・３ｄに対応する部
分には４つの長穴５ａ・・・・・・５ｄが穿設されてい
る。
す銅製の補助押え板であり、この補助押え板４の前記主
押え板１の支持ピン３ａ・・・・・・３ｄに対応する部
分には４つの長穴５ａ・・・・・・５ｄが穿設されてい
る。
このような構成によれば、主押え板１の上方に屈曲した
支持ピン３ａ・・・・・・３ｄに、このピン３ａ・・・
・・・３ｄに対応して穿設された穴６ａ・・・・・・６
ｄを有する基板７を挿入し、更に基板７から突出した支
持ピン３ａ・・・・・・３ｄに補助押え板４の長穴５ａ
・・・・・・５ｄを挿入すると、支持ピン３ａ・・・・
・・３ｄは上方に屈曲しているため、第２図に示す如く
各支持ピン３ａ、３ｂ・・・・・・３ｄの屈曲部分の面
に補助押え板４の各長穴５ ａ 、５ ｂ・・・・・・
５ｄの穴壁面が当接し、補助押え板４の自重が支持ピン
３ａ、３ｂ・・・・・・３ｄに加わる。
支持ピン３ａ・・・・・・３ｄに、このピン３ａ・・・
・・・３ｄに対応して穿設された穴６ａ・・・・・・６
ｄを有する基板７を挿入し、更に基板７から突出した支
持ピン３ａ・・・・・・３ｄに補助押え板４の長穴５ａ
・・・・・・５ｄを挿入すると、支持ピン３ａ・・・・
・・３ｄは上方に屈曲しているため、第２図に示す如く
各支持ピン３ａ、３ｂ・・・・・・３ｄの屈曲部分の面
に補助押え板４の各長穴５ ａ 、５ ｂ・・・・・・
５ｄの穴壁面が当接し、補助押え板４の自重が支持ピン
３ａ、３ｂ・・・・・・３ｄに加わる。
その結果、屈曲した支持ピン３ａ、３ｂ・・・・・・３
ｄから前記重力に対する弾性力が補助押え板４に加わる
ため、上押え板１と補助押え板４の間の基板７がそれら
により支持、固定される。
ｄから前記重力に対する弾性力が補助押え板４に加わる
ため、上押え板１と補助押え板４の間の基板７がそれら
により支持、固定される。
しかるに、こうした状態で図示しないメッキ浴槽の陰極
給電棒に上押は板１のハンガ部２を引っ掛は固定した基
板７をメッキ浴中に浸漬して通電すると、各押え板１，
４は枠形状をなし、固定された基板７の表裏面のメッキ
すべき部分が十分露出すると共に上押え板１に対して基
板７を十分密着しているため、基板７に所定の電気メツ
キ膜を析出できる。
給電棒に上押は板１のハンガ部２を引っ掛は固定した基
板７をメッキ浴中に浸漬して通電すると、各押え板１，
４は枠形状をなし、固定された基板７の表裏面のメッキ
すべき部分が十分露出すると共に上押え板１に対して基
板７を十分密着しているため、基板７に所定の電気メツ
キ膜を析出できる。
したがって、本考案によれば、上押え板１の屈曲した支
持ピン３ａ・・・・・・３ｄに基板７の穴６ａ・・・・
・・６ｄを挿通し、更に補助押え板４の長穴５ａ・・・
・・・５ｄを挿通することにより補助押え板４の自重、
支持ピン３ａ・・・・・・３ｄの反撥弾性力により基板
７を固定できるため、基板７の固定作業を極めて簡便に
でき、しかも基板７の取りはずしも同様は簡便に行なう
ことができる。
持ピン３ａ・・・・・・３ｄに基板７の穴６ａ・・・・
・・６ｄを挿通し、更に補助押え板４の長穴５ａ・・・
・・・５ｄを挿通することにより補助押え板４の自重、
支持ピン３ａ・・・・・・３ｄの反撥弾性力により基板
７を固定できるため、基板７の固定作業を極めて簡便に
でき、しかも基板７の取りはずしも同様は簡便に行なう
ことができる。
なお、本考案に係る電気メツキ治具の上押え板、支持ピ
ン及び補助押え板は、上記実施例の如く銅製のものに限
らず、燐青銅、ステンレス、チタンなどの導電性の良好
な材質で形成してもよい。
ン及び補助押え板は、上記実施例の如く銅製のものに限
らず、燐青銅、ステンレス、チタンなどの導電性の良好
な材質で形成してもよい。
以上詳述した如く、本考案によれば基板の固定、取りは
すしを確実かつ簡便にでき、もって電気メッキの作業能
率を著しく向上し得る印刷配線基板用電気メッキ泊具を
提供できるものである。
すしを確実かつ簡便にでき、もって電気メッキの作業能
率を著しく向上し得る印刷配線基板用電気メッキ泊具を
提供できるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す印刷配線基板用電気メ
ツキ治具の斜視図、第２図は本考案の電気メツキ治具に
より基板を固定した状態を示す部分断面図である。 １・・・・・・上押え板、２・・・・・・ハンガ部、３
ａ・・・・・・３ｄ・・・・・・支持ピン、４・・・・
・・補助押え板、５ａ・・・・・・５ｄ・・・・・・長
穴、７・・・・・・基板。
ツキ治具の斜視図、第２図は本考案の電気メツキ治具に
より基板を固定した状態を示す部分断面図である。 １・・・・・・上押え板、２・・・・・・ハンガ部、３
ａ・・・・・・３ｄ・・・・・・支持ピン、４・・・・
・・補助押え板、５ａ・・・・・・５ｄ・・・・・・長
穴、７・・・・・・基板。
Claims (1)
- 枠形状をなし、支持すべき印刷配線基板の当接面側の少
なくとも上部に上方に屈曲した支持ピンが植設された主
押え板と、枠形状をなし、前記主押え板の支持ピンに対
応する部分に長穴が穿設された補助押え板とを具備し、
前記主押え板の支持ピンに印刷配線基板の穴を挿入し、
更に同支持ピンに前記補助押え板の長穴を挿入して屈曲
した支持ピンの弾性作用による補助押え板の主押え板へ
の押圧力により印刷配線基板を支持する構造にしたこと
を特徴とする印刷配線基板用電気メツキ治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17628980U JPS5810384Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 印刷配線基板用電気メツキ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17628980U JPS5810384Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 印刷配線基板用電気メツキ治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57100269U JPS57100269U (ja) | 1982-06-19 |
| JPS5810384Y2 true JPS5810384Y2 (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=29969184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17628980U Expired JPS5810384Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 印刷配線基板用電気メツキ治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810384Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6805881B2 (ja) * | 2017-02-27 | 2020-12-23 | 株式会社村田製作所 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
| JP7122235B2 (ja) * | 2018-11-26 | 2022-08-19 | 上村工業株式会社 | 保持治具 |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17628980U patent/JPS5810384Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57100269U (ja) | 1982-06-19 |
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