JPS5810057A - 自動血液処理装置 - Google Patents

自動血液処理装置

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Publication number
JPS5810057A
JPS5810057A JP56106860A JP10686081A JPS5810057A JP S5810057 A JPS5810057 A JP S5810057A JP 56106860 A JP56106860 A JP 56106860A JP 10686081 A JP10686081 A JP 10686081A JP S5810057 A JPS5810057 A JP S5810057A
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JP
Japan
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body temperature
core body
blood processing
dialysis
blood
Prior art date
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Pending
Application number
JP56106860A
Other languages
English (en)
Inventor
野田 俊彬
川村 尭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP56106860A priority Critical patent/JPS5810057A/ja
Publication of JPS5810057A publication Critical patent/JPS5810057A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血液を浄化するいわゆる血液処理装置において
、患者の深部体温を計測し、その値により血液処理の諸
条件を自動制御する自動血液処理装置に関するものであ
る。以下血液処理装置の代表的な人工腎臓を例に説明す
る。
人工腎臓装置の゛役割は、血液中の老廃物あるいは水分
を除去することにある。従来透析液としてはアセテート
イオンを用いたアセテート透析が行われて来たが、透析
牛血圧低下、頭痛、はきけ、けいれん、発熱などの不均
衡症候群が発生し、患者の苦痛は大きかった。そのため
、これらの不均衡症候群を改善するべく、アセテートイ
オンの代りに炭酸水素イオンを主体とするバイカーボ透
析あるいは、アセテート透析液並びにパイカーボ透析液
に塩化すtリウム水溶液(時として炭酸水素ナトリウム
水溶液)を注入するいわゆる高すFリウム透析などが試
みられ大きな成果を挙げている。
確かにこれらの方法は多くの患者にとって朗報でありほ
とんどの不均衡症候群は激減した。しかしながら、一部
の患者は完全に不均衡症候群から脱却出来ず、依然とし
て透析中の苦痛、不快感に悩まされている。また、患者
のその日の体調によっては不均衡症候群が現われること
があり、同じ条件でもある日は良いが、ある日は悪いと
言う患者もある。透析治療に関しては日夜努力され、改
善が試みられ、計画除水、透析ろ過、ろ過などいろいろ
な透析手法も行われているが、現在の透析技術では上記
手法以外で決定的に有効な方法は見当らないと言われて
いる。
従って、その患者に最も適切な透析9法を適用している
にも拘らず不均衡症候群が発生した場合は、その時点で
血流量を下げるとか、限外ろ過量を下げるとか、あるい
は塩化ナトリウム水溶液注入量を若干多くして、ナトリ
ウム濃変ヲ少し高めにするなどの処置を請じているのが
実情である。
また症状によっては、適切な投与剤を注入することもあ
る。
ここで重要なことは、上に述べた処置はいずれも透析中
の患者の気分が悪くなってからの処置であること、もう
一つは技師、ナース、患者のいずれかが手動でしかも大
凡の感覚による定性的な処置であることである。
患者の不均衡症候群の原因は、主に浸透圧の急激な変化
と血流量の低下と言われる。不均衡症候群が発生した時
の症状は、血圧低下、頭痛、はきけ、けいれん、発熱な
どであるがこれに伴って体調に何らかの変化を来たす。
体表面混炭、脈拍、血圧、血流量、静脈圧(中心)など
の変化がそれである。しかしこれらの変化はいずれも結
果であって、これらを測定して処置したのでは不均衡症
候群の発生を事前に防止することは不可、能である。
本発明者は、鋭意研究した結果、予知できる評価因子と
して深部体温に着目し、これによって不均衡症候群の事
前処置が可能になることを確認した0 従って本発明の一般的な目的は、本発明者Iこれら−の
欠陥を充分に検討し、不均衡症候群をある程度予知し、
これを定量的にとらまえ具体的な処置を自動的に行う方
法・装置を開発し、患者にとって極めて楽な透析治療を
可能ならしめることにある。また、本発明の別の目的は
、血液処理中の患者の深部体温を計測し、該深部体温の
値により血液処理治療における諸条件を自動制御するこ
とを特徴とする自動血液処理装置を提供することにある
。ここで血液処理装置とは、血液透析のみならず血液透
析ろ過、血液ろ過あるいはこれらの応用、さらには血漿
分離装置などを言う。
通常、該深部体温はその患者の症状によって異なる。中
枢深部体温(前額、胸部などの深部体1)はあまり大き
な変化はしないが、末梢深部体温(手、掌、足などの深
部体温)は顕著に変化する。
従って本発明においては、深部体温計により、深部体温
を計測し、末梢深部体温あるいは〔(中枢深部体温)−
(末梢深部体温)〕により症状を事前に評価し、その症
状に適した処置を行うものである。さらに具体的には末
梢深部体温あるいは〔(中枢深部体温)−(末梢深部体
温)〕の変化に応じて血流量、限外ろ過あるいは補液量
、塩化ナトリウム水溶液注入量、投与剤注入量を自動的
に変化させることにより患者の不均衡症候群を事前に改
善せんとするーものである。
の時などでは中枢並びに末梢深部体温のいずれか/いず
れも上昇することがある。そのため制御方法は低下か上
昇かの判断によるのではなく変化値の絶対値による方法
を取らなければならな゛い。さらに制御方法は末梢深部
体温あるいは〔(中枢深部体温)−(末梢深部体温)〕
を計測し、この値によって血流量、限外ろ過量あるいは
補液量、塩化ナトリウム水溶液注入量、投与剤注入量を
階段的あるいは比例的に制御するのが簡単であり好まし
い。もちろん、必要に応じて他の微分、積分制御を行っ
てもよい。通常用いられ・る深部体温針を所定の身体部
位に装着して深部体温を計測し、この電気信号を増巾器
により所定の値に増巾した後、血液ポンプ、限外ろ過量
または除水量あるいは補液量、塩化ナトリウム水溶液注
入量′あるいはまた投与剤注入量等を制御する制御回路
により自動制御することによって目的は達せられる。
また、深部体温については中枢深部体温のみを計測、評
価してもよいし、中枢深部体温、末梢深部体温、〔(中
枢深部体温)−(末梢深部体型)〕の組合せによって制
御することもできる。血液処理治療特に透析における種
々の不均衡症候群は患者の精神的なものによっても大き
く左右されるため極めてやっかいなものとされているが
、本発明に係わる自動血液処理装置によれば事前にこれ
を一子知し処理することが可能となり、非常に安心して
楽な治療を受けることができる。
本発明は従来にない全く新らしい考え方に基づく画期的
な優れた血液処理装置である。
第1図は本発明に係わるブロック図である。lは患者、
Jは患者に装着される通常使府されてい巾する増巾器、
グは増巾された電気信号により制御を行う制御器、夕は
操作部である。操作部jは通常透析装置tに内蔵される
が外部に設置されることもある。
以下に透析治療における具体例によって説明する。
実施例t ・透析開始時条件 透析液   ; アセテートl 流
量 ;  joo−wJ/m t11流量   ; −よOd 7m 除水量   ;  4’ 00 m / h r除水方
法  ; 除水ポンプ 透析器    ; ホローファイバ//w/・自動透析
装置制御法(比例制御) 上記透析条件で透析を開始し、末梢深部体温中が(±)
O1/υの変化に対して血液ポンプの回転数を制御する
ことにより血流量を比例的にj a/ 7m減少させる
拳結果 上記条件で透析を開始したところ、グ時間経過後に末梢
深部体温(1)は約tコ℃迄低下し、血流量は60−/
−減少してlりOW/−となった。
その後は末梢深部体温はほぼ一定に落ちつき無事透析を
終了した。
実施例よ ・透析開始時条件 透析液  ; アセテートl 流量
;  !00d/wig 血流量  ;  200w1/m 除水量  1AOO@I/hr 除水方法 ; 除水ポンプ 透析器   ;  ホローファイバt3vl・自動透析
装置制御方法(コ位置制御)上記Jt村条件で透析を開
始し、〔中枢深部体温(前額)−末梢深部体1(E5)
が(±> 0. J t+以上の変化に対して除水ポン
プの回転数を制御することにより除水量を、300d/
hr に切替える。
・結果 上記透析条件を設定し、計コゲ回の透析回数で計/ヂ回
の不均衡症候群(主に頭痛、はきけ)を発生した患者を
選び計22回の本発明に係わる           
 透析を行って、不均衡症候群の発生類、74較したと
ころ、本発明に係わる透析による不均衡症候群の発生回
数は2回に激減し、その2回の不均衡症候群も軽度のも
のであった。
実施例1 ・透析開始時条件 透析液   ; アセテートl 流
量 ;  !10d/− 血流量    ; ココO−/− 限外ろ過量 ; /、 / 00 ’/ hr限外ろ過
方法 ; 限外ろ過圧 補液量   ;  7!Ovd/hr 補液方法  ; 補液ポンプ 透析器   ; 積層型tJ d ・自動透析装置制御方法(2位置制御)上記条件で透析
を開始し、〔中枢深部体1(1m部)−末梢深部体温(
9〕が(±)0.1℃以上の変化に対して補液ダンプの
回転数を制御することにより、補液量を/、 000 
wl/ hrに切替える。
・結果 上記透析条件で透析を開始した。3.5時間経過後に〔
中枢深部体温(yi部)−末梢沖部体温く足)〕が約0
.6℃低下し補液量は/、000d/brに切替わりそ
のまま着率透析を終了した。
実施例グ e透析開始縛条件 透析液   ; アセテートr 流
量 ; 了00d/m 〃 ナトリウ42i    / 3 j m 1cq/
1血流量   ;  200d1m 除水量   ;  j 00 d / hr除水方法 
 ; 除水ポンプ 透析器    ;  ホローアアイバ/Id・自動透析
装置制御方法(λ位置制御)上記透析条件で透析を開始
し、末梢深部体瀉促)が/υ以上の変化に対して透析液
ナトリウム轡変変更のための塩化ナトリウム水溶液(1
0%)を注入する注入ポンプの回転数を制御することに
より、透析液ナトリウム濃匣を/ ! ! m Kq/
jに切替える。
・結果 上記透析条件で透析を開始したところ、3.5時間経過
後に末梢深部体WA(足つが約/、/℃低下し、塩化す
) IJウム水溶液(10n>の注入量が変化して透析
液ナトリウム濃!は/ j j mKq/1に切替わり
そのまま何ら不均衡症候群も発生せず無事透析を終了し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発朋に係わるブロック図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血液中の老廃物あるいは水分を除去するいわゆる
    血液処理装置において、血液処理中の患者の深部体fl
    p (Deep Body Temperaturs)
    を計測し、該深部体温の値により血液処理治療における
    諸条件を自動制御することを特徴とする自動血液処理装
    置。
  2. (2)  血液処理中の患者の深部体温の値により血流
    量を自動制御することを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の自動血液処理装置。
  3. (3)  血液処理中の患者の深部体温の値により限外
    ろ過量(UIFR)、除水量あるいは補液量を自動制御
    することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    自動血液処理装置。
  4. (4)  血液処理中の患者の深部体温の値により塩化
    ナトリウム水溶液注入量を自動制御することを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の自動血液処理装置。
  5. (5)  血液処理中の患者の深部体温の値により、投
    与剤注入量を自動制御することを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の自動血液処理装置。
JP56106860A 1981-07-10 1981-07-10 自動血液処理装置 Pending JPS5810057A (ja)

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JP56106860A JPS5810057A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 自動血液処理装置

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JP56106860A JPS5810057A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 自動血液処理装置

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JPS5810057A true JPS5810057A (ja) 1983-01-20

Family

ID=14444319

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JP56106860A Pending JPS5810057A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 自動血液処理装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111684A (ja) * 1973-02-22 1974-10-24
JPS54144795A (en) * 1978-05-03 1979-11-12 Hakko Shiyouji Kk Device for cooling or heating transfusing liquid

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111684A (ja) * 1973-02-22 1974-10-24
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