JPH1199911A - ワイパ装置 - Google Patents
ワイパ装置Info
- Publication number
- JPH1199911A JPH1199911A JP9279740A JP27974097A JPH1199911A JP H1199911 A JPH1199911 A JP H1199911A JP 9279740 A JP9279740 A JP 9279740A JP 27974097 A JP27974097 A JP 27974097A JP H1199911 A JPH1199911 A JP H1199911A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- end part
- pivotally supported
- blade
- operating
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
- B60S1/3402—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns
- B60S1/3406—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns the wiper blades being rotated with respect to the wiper arms around an axis perpendicular to the wiped field
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
- B60S1/3402—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns
- B60S1/3409—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns the wiper arms consisting of two or more articulated elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造簡単なワイパ装置で、四角形状の窓面の
略全面を払拭できるようにする。 【解決手段】 アーム２を、ワイパ駆動装置の駆動に基
づいて往復揺動する駆動リンク４と、駆動リンクの先端
部に揺動自在に軸支される連結リンク５と、基端部が連
結リンクに一体固定される作動リンク６と、基端部が車
体側に先端部が連結リンクに揺動自在に軸支され、作動
リンクの先端部が略直線状に往復移動するようガイドす
るガイドリンク７と、ブレード３が固定支持され、作動
リンクの先端部に揺動自在に軸支される支持リンク８
と、先端部が支持リンクに基端部がガイドリンクに揺動
自在に軸支され、作動リンク先端部の移動軌跡Ａに対す
る支持リンクの角度θを略一定に保持する保持リンク９
を用いて構成した。
略全面を払拭できるようにする。 【解決手段】 アーム２を、ワイパ駆動装置の駆動に基
づいて往復揺動する駆動リンク４と、駆動リンクの先端
部に揺動自在に軸支される連結リンク５と、基端部が連
結リンクに一体固定される作動リンク６と、基端部が車
体側に先端部が連結リンクに揺動自在に軸支され、作動
リンクの先端部が略直線状に往復移動するようガイドす
るガイドリンク７と、ブレード３が固定支持され、作動
リンクの先端部に揺動自在に軸支される支持リンク８
と、先端部が支持リンクに基端部がガイドリンクに揺動
自在に軸支され、作動リンク先端部の移動軌跡Ａに対す
る支持リンクの角度θを略一定に保持する保持リンク９
を用いて構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車、トラック
等の車両に設けられるワイパ装置の技術分野に属するも
のである。
等の車両に設けられるワイパ装置の技術分野に属するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種ワイパ装置は、ワイパ駆
動装置の駆動に基づいてブレードが往復移動することに
より窓面の払拭を行うが、この様なワイパ装置として、
従来、図７（Ａ）、（Ｂ）に示す如く、ブレード１３が
扇形状を描くように揺動するものが広く知られている。
ところで近年、デザインや視界性の向上を計るべく種々
の形状の窓面が設けられるが、例えば四角形状の窓面の
場合、前記ブレード１３が単純に扇形状を描くように払
拭揺動する従来型のワイパ装置では、拭き残し部分Ｂが
多く存するという問題がある。
動装置の駆動に基づいてブレードが往復移動することに
より窓面の払拭を行うが、この様なワイパ装置として、
従来、図７（Ａ）、（Ｂ）に示す如く、ブレード１３が
扇形状を描くように揺動するものが広く知られている。
ところで近年、デザインや視界性の向上を計るべく種々
の形状の窓面が設けられるが、例えば四角形状の窓面の
場合、前記ブレード１３が単純に扇形状を描くように払
拭揺動する従来型のワイパ装置では、拭き残し部分Ｂが
多く存するという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平４−１
７３４５２号公報に示される如く、二組の平行リンク
と、これら両リンク間に介装される歯車機構とを用いて
ブレードが平行移動するように構成し、これにより四角
形状の窓面の略全面を払拭できるようにしたものが提唱
されている。しかるにこのものは、歯車機構が必要であ
るため、部品点数が多いうえ構造も複雑になるという問
題がある。さらにこのものは、前記二組の平行リンク
が、ブレードの払拭作動時では勿論のこと、払拭作動停
止時においても窓面を遮るように設けられて視界の妨げ
になるという問題があって採用は困難であり、ここに本
発明が解決しようとする課題があった。
７３４５２号公報に示される如く、二組の平行リンク
と、これら両リンク間に介装される歯車機構とを用いて
ブレードが平行移動するように構成し、これにより四角
形状の窓面の略全面を払拭できるようにしたものが提唱
されている。しかるにこのものは、歯車機構が必要であ
るため、部品点数が多いうえ構造も複雑になるという問
題がある。さらにこのものは、前記二組の平行リンク
が、ブレードの払拭作動時では勿論のこと、払拭作動停
止時においても窓面を遮るように設けられて視界の妨げ
になるという問題があって採用は困難であり、ここに本
発明が解決しようとする課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、窓面の払拭を行うブレードを移
動させるためのアームを、基端部が車体側に揺動自在に
軸支され、ワイパ駆動装置の駆動に基づいて往復揺動す
る駆動リンクと、一端部が該駆動リンクの先端部に揺動
自在に軸支される連結リンクと、基端部が該連結リンク
に一体固定される作動リンクと、基端部が車体側に先端
部が前記連結リンクの他端部にそれぞれ揺動自在に軸支
され、前記駆動リンクの往復揺動に伴い作動リンクの先
端部が略直線状に往復移動するよう作動リンクをガイド
するガイドリンクと、前記ブレードが固定支持され、一
端部が前記作動リンクの先端部に揺動自在に軸支される
支持リンクと、先端部が支持リンクの他端部に基端部が
前記ガイドリンクまたは駆動リンクにそれぞれ揺動自在
に軸支され、前記作動リンク先端部の移動軌跡に対する
支持リンクの角度が略一定に保持されるよう支持リンク
を保持する保持リンクとを用いて構成したものである。
そして、この様にすることにより、ブレードが略平行状
に往復移動することになって、四角形状の窓面の略全面
を払拭できる。しかもこのものは、歯車機構等の他の機
構を必要とせず、リンクのみで構成されているから、構
造簡単であると共に、部品点数の増加を抑制できる。
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、窓面の払拭を行うブレードを移
動させるためのアームを、基端部が車体側に揺動自在に
軸支され、ワイパ駆動装置の駆動に基づいて往復揺動す
る駆動リンクと、一端部が該駆動リンクの先端部に揺動
自在に軸支される連結リンクと、基端部が該連結リンク
に一体固定される作動リンクと、基端部が車体側に先端
部が前記連結リンクの他端部にそれぞれ揺動自在に軸支
され、前記駆動リンクの往復揺動に伴い作動リンクの先
端部が略直線状に往復移動するよう作動リンクをガイド
するガイドリンクと、前記ブレードが固定支持され、一
端部が前記作動リンクの先端部に揺動自在に軸支される
支持リンクと、先端部が支持リンクの他端部に基端部が
前記ガイドリンクまたは駆動リンクにそれぞれ揺動自在
に軸支され、前記作動リンク先端部の移動軌跡に対する
支持リンクの角度が略一定に保持されるよう支持リンク
を保持する保持リンクとを用いて構成したものである。
そして、この様にすることにより、ブレードが略平行状
に往復移動することになって、四角形状の窓面の略全面
を払拭できる。しかもこのものは、歯車機構等の他の機
構を必要とせず、リンクのみで構成されているから、構
造簡単であると共に、部品点数の増加を抑制できる。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
を図面に基づいて説明する。図１〜図３において、１は
車両に設けられる窓面Ｗを払拭するためのワイパ装置で
あって、該ワイパ装置１は、減速機構付の電動モータを
用いて構成される駆動装置（図示せず）、該駆動装置の
駆動に基づいて作動する後述のアーム２、該アーム２の
作動に基づいて窓面の払拭を行うべく往復移動するブレ
ード３等の部材から構成されている。尚、本実施の形態
において、窓面Ｗは略四角形状をしている。
を図面に基づいて説明する。図１〜図３において、１は
車両に設けられる窓面Ｗを払拭するためのワイパ装置で
あって、該ワイパ装置１は、減速機構付の電動モータを
用いて構成される駆動装置（図示せず）、該駆動装置の
駆動に基づいて作動する後述のアーム２、該アーム２の
作動に基づいて窓面の払拭を行うべく往復移動するブレ
ード３等の部材から構成されている。尚、本実施の形態
において、窓面Ｗは略四角形状をしている。
【０００６】前記アーム２は、駆動リンク４、連結リン
ク５、作動リンク６、ガイドリンク７、支持リンク８、
保持リンク９の計六本のリンクを用いた七節式リンク機
構により構成される。つまり、前記駆動リンク４の基端
部はピボット軸１０に一体的に取り付けられているが、
該ピボット軸１０は、ボディ外板１１に軸回り方向回動
自在に支持されていると共に、前記駆動装置に連動連結
されている。そして、該駆動装置の駆動に基づいてピボ
ット軸１０が軸回り方向に回動することに伴って、前記
駆動リンク４が往復揺動するように構成されている。
ク５、作動リンク６、ガイドリンク７、支持リンク８、
保持リンク９の計六本のリンクを用いた七節式リンク機
構により構成される。つまり、前記駆動リンク４の基端
部はピボット軸１０に一体的に取り付けられているが、
該ピボット軸１０は、ボディ外板１１に軸回り方向回動
自在に支持されていると共に、前記駆動装置に連動連結
されている。そして、該駆動装置の駆動に基づいてピボ
ット軸１０が軸回り方向に回動することに伴って、前記
駆動リンク４が往復揺動するように構成されている。
【０００７】また、前記駆動リンク４の先端部には、連
結リンク５の基端部が揺動自在に軸支されている。さら
に、該連結リンク５の先端部には、作動リンク６の基端
部が一体固定されている。ここで、上記連結リンク５と
作動リンク６とは、一体形成されているものでも、別体
のものを一体的に固定したものでも良いが、本実施の形
態では一体形成されていると共に、図１に示す如く、連
結リンク５を先端方向に延長した延長線Ｌに対し、作動
リンク６の先端部が上方に位置するように構成されてい
る。
結リンク５の基端部が揺動自在に軸支されている。さら
に、該連結リンク５の先端部には、作動リンク６の基端
部が一体固定されている。ここで、上記連結リンク５と
作動リンク６とは、一体形成されているものでも、別体
のものを一体的に固定したものでも良いが、本実施の形
態では一体形成されていると共に、図１に示す如く、連
結リンク５を先端方向に延長した延長線Ｌに対し、作動
リンク６の先端部が上方に位置するように構成されてい
る。
【０００８】一方、前記ガイドリンク７の基端部は、ボ
ディ外板１１に支軸１２を介して揺動自在に軸支されて
おり、またガイドリンク７の先端部は、前記連結リンク
５の先端部に揺動自在に軸支されている。そしてこのガ
イドリンク７は、前記駆動リンク４の往復揺動に伴う連
結リンク５の揺動に連繋して揺動するが、このときガイ
ドリンク７は、連結リンク５と一体揺動する作動リンク
６の先端部が、窓面Ｗの左右方向略中央位置を上下方向
に略直線状に往復移動するようガイドする構成となって
いる。
ディ外板１１に支軸１２を介して揺動自在に軸支されて
おり、またガイドリンク７の先端部は、前記連結リンク
５の先端部に揺動自在に軸支されている。そしてこのガ
イドリンク７は、前記駆動リンク４の往復揺動に伴う連
結リンク５の揺動に連繋して揺動するが、このときガイ
ドリンク７は、連結リンク５と一体揺動する作動リンク
６の先端部が、窓面Ｗの左右方向略中央位置を上下方向
に略直線状に往復移動するようガイドする構成となって
いる。
【０００９】また、前記支持リンク８の中間部には、前
記ブレード３が固定支持されているが、該支持リンク８
の先端部には、前記作動リンク６の先端部が揺動自在に
軸支されている。
記ブレード３が固定支持されているが、該支持リンク８
の先端部には、前記作動リンク６の先端部が揺動自在に
軸支されている。
【００１０】さらに、前記支持リンク８の基端部には、
保持リンク９の先端部が揺動自在に支持されているが、
該保持リンク９の基端部は、前記ガイドリンク７の中間
部に揺動自在に軸支されている。そしてこの保持リンク
９は、前述したように駆動リンク４の往復揺動に伴って
作動リンク６の先端部が上下方向に往復揺動した場合
に、該作動リンク６先端部の移動軌跡Ａに対する支持リ
ンク８の角度θを、ブレード３が常時左右方向を向くよ
う略一定に保持する構成となっている。
保持リンク９の先端部が揺動自在に支持されているが、
該保持リンク９の基端部は、前記ガイドリンク７の中間
部に揺動自在に軸支されている。そしてこの保持リンク
９は、前述したように駆動リンク４の往復揺動に伴って
作動リンク６の先端部が上下方向に往復揺動した場合
に、該作動リンク６先端部の移動軌跡Ａに対する支持リ
ンク８の角度θを、ブレード３が常時左右方向を向くよ
う略一定に保持する構成となっている。
【００１１】ここで、前記ブレード３は、払拭作動停止
時には、図１に示す如く、窓面Ｗの下部に位置している
が、この状態では、前記駆動リンク４、連結リンク５お
よびガイドリンク７は窓面Ｗから外れた下方位置に収納
されていて、窓面Ｗを遮ることがないように構成されて
いる。また、前記払拭作動停止時において、作動リンク
６および保持リンク９の一部と支持リンク８は、窓面Ｗ
の下部にオーバーラップする状態となっているが、この
場合、前述したように、作動リンク６の先端部が、連結
リンク５を先端方向に延長した延長線Ｌに対して上方に
位置する構成となっているため、前記作動リンク６の窓
面Ｗに対するオーバーラップ量を少なくでき、而して、
アーム２により視界が妨げられてしまうことを可及的に
回避できるようになっている。尚、図５に示す第二の実
施の形態の如く、支持リンク８を先端方向に延長し、該
延長線端部にブレード３を支持固定する構成にすること
により、払拭作動停止時において、前記駆動リンク４、
連結リンク５、ガイドリンク７だけでなく、作動リンク
６および保持リンク９も窓面Ｗから外すことができる。
時には、図１に示す如く、窓面Ｗの下部に位置している
が、この状態では、前記駆動リンク４、連結リンク５お
よびガイドリンク７は窓面Ｗから外れた下方位置に収納
されていて、窓面Ｗを遮ることがないように構成されて
いる。また、前記払拭作動停止時において、作動リンク
６および保持リンク９の一部と支持リンク８は、窓面Ｗ
の下部にオーバーラップする状態となっているが、この
場合、前述したように、作動リンク６の先端部が、連結
リンク５を先端方向に延長した延長線Ｌに対して上方に
位置する構成となっているため、前記作動リンク６の窓
面Ｗに対するオーバーラップ量を少なくでき、而して、
アーム２により視界が妨げられてしまうことを可及的に
回避できるようになっている。尚、図５に示す第二の実
施の形態の如く、支持リンク８を先端方向に延長し、該
延長線端部にブレード３を支持固定する構成にすること
により、払拭作動停止時において、前記駆動リンク４、
連結リンク５、ガイドリンク７だけでなく、作動リンク
６および保持リンク９も窓面Ｗから外すことができる。
【００１２】ところで、前記作動リンク６の先端部の移
動軌跡Ａ、および該移動軌跡Ａに対する支持リンク８の
角度θは、各リンク４〜９の長さ、軸支位置により決定
され、さらにブレード３の払拭面積は、ブレード３の左
右長さ、ピボット軸１０の回動角度等により決定され
る。この場合、コンピュータを用いたシミュレーション
等により、窓面Ｗの形状に対応した移動軌跡Ａ、角度
θ、払拭面積となるようとなるよう、各リンク４〜９の
長さ、軸支位置、ピボット軸１０の回動角度等を決定す
ればよい。そして、例えば移動軌跡Ａを左右方向とし、
角度θをブレード３が上下方向を向くようにした場合に
は、左右方向に移動する上下方向を向いたブレード３に
より窓面の払拭を行うことができる。また、移動軌跡Ａ
を斜めにすることにより、平行四辺形状の窓にも対応で
きる。
動軌跡Ａ、および該移動軌跡Ａに対する支持リンク８の
角度θは、各リンク４〜９の長さ、軸支位置により決定
され、さらにブレード３の払拭面積は、ブレード３の左
右長さ、ピボット軸１０の回動角度等により決定され
る。この場合、コンピュータを用いたシミュレーション
等により、窓面Ｗの形状に対応した移動軌跡Ａ、角度
θ、払拭面積となるようとなるよう、各リンク４〜９の
長さ、軸支位置、ピボット軸１０の回動角度等を決定す
ればよい。そして、例えば移動軌跡Ａを左右方向とし、
角度θをブレード３が上下方向を向くようにした場合に
は、左右方向に移動する上下方向を向いたブレード３に
より窓面の払拭を行うことができる。また、移動軌跡Ａ
を斜めにすることにより、平行四辺形状の窓にも対応で
きる。
【００１３】叙述の如く構成されたものにおいて、窓面
Ｗの払拭は、アーム２の作動に基づくブレード３の往復
移動によりなされるが、上記アーム２は、前述したよう
に、駆動リンク４、連結リンク５、作動リンク６、ガイ
ドリンク７、支持リンク８、保持リンク９の計六本のリ
ンクを用いた七節式リンク機構により構成されており、
そしてこれらリンク４〜９の作動により、ブレード３は
左右方向を向くよう保持された状態で上下方向略平行状
に往復移動することになる。
Ｗの払拭は、アーム２の作動に基づくブレード３の往復
移動によりなされるが、上記アーム２は、前述したよう
に、駆動リンク４、連結リンク５、作動リンク６、ガイ
ドリンク７、支持リンク８、保持リンク９の計六本のリ
ンクを用いた七節式リンク機構により構成されており、
そしてこれらリンク４〜９の作動により、ブレード３は
左右方向を向くよう保持された状態で上下方向略平行状
に往復移動することになる。
【００１４】この結果、ブレード３は、四角形状の窓面
Ｗの略全面を払拭できることになって、従来のブレード
が扇形状に払拭揺動するもののように拭き残し部分が多
く存することが無い。しかもこのものは、歯車機構のよ
うな複雑な機構を必要とせず、リンク機構のみで構成さ
れているから、構造簡単であると共に、部品点数の増加
を抑制できる。そのうえ、駆動側の装置としては、一般
に汎用化されていて、安定したワイパ作動を行うように
構成されるピボット軸までのものをそのまま採用して四
角形状の窓面払拭ができるため、コストアップを抑制で
きる。
Ｗの略全面を払拭できることになって、従来のブレード
が扇形状に払拭揺動するもののように拭き残し部分が多
く存することが無い。しかもこのものは、歯車機構のよ
うな複雑な機構を必要とせず、リンク機構のみで構成さ
れているから、構造簡単であると共に、部品点数の増加
を抑制できる。そのうえ、駆動側の装置としては、一般
に汎用化されていて、安定したワイパ作動を行うように
構成されるピボット軸までのものをそのまま採用して四
角形状の窓面払拭ができるため、コストアップを抑制で
きる。
【００１５】さらに、ブレード２の払拭作動停止時にお
いて、アーム２は、前述したように殆どの部位が窓面Ｗ
から外れた位置に収納されるから、二組の平行リンク機
構を用いたもののようにアーム２が窓面を遮って視界の
妨げとなってしまうことが無く、優れた視界性を確保で
きる。
いて、アーム２は、前述したように殆どの部位が窓面Ｗ
から外れた位置に収納されるから、二組の平行リンク機
構を用いたもののようにアーム２が窓面を遮って視界の
妨げとなってしまうことが無く、優れた視界性を確保で
きる。
【００１６】尚、本発明は上記第一実施の形態に限定さ
れないことは勿論であって、第一の実施の形態では、連
結リンク５は、基端部に駆動リンク４が連結され、先端
部にガイドリンク７が連結されているが、図６に示す第
三の実施の形態の如く、基端部にガイドリンク７が連結
され、先端部に駆動リンク４が連結されるように構成す
ることもできる。そしてこの第三の実施の形態において
は、保持リンク９の基端部は駆動リンク４の中間部に揺
動自在に軸支されているが、この様にしても保持リンク
９は支持リンク８を略一定角度に保持する機能を発揮で
きる。尚、第二、第三の実施の形態において、第一の実
施の形態と共通するものについては、同一の符号を付し
てある。
れないことは勿論であって、第一の実施の形態では、連
結リンク５は、基端部に駆動リンク４が連結され、先端
部にガイドリンク７が連結されているが、図６に示す第
三の実施の形態の如く、基端部にガイドリンク７が連結
され、先端部に駆動リンク４が連結されるように構成す
ることもできる。そしてこの第三の実施の形態において
は、保持リンク９の基端部は駆動リンク４の中間部に揺
動自在に軸支されているが、この様にしても保持リンク
９は支持リンク８を略一定角度に保持する機能を発揮で
きる。尚、第二、第三の実施の形態において、第一の実
施の形態と共通するものについては、同一の符号を付し
てある。
【図１】払拭作動停止時およびブレード下限位置におけ
るワイパ装置の正面図である。
るワイパ装置の正面図である。
【図２】払拭作動中のワイパ装置の正面図である。
【図３】ブレード上限位置におけるワイパ装置の正面図
である。
である。
【図４】コンピータによるシミュレーションの一例を示
す図である。
す図である。
【図５】第二の実施の形態を示すワイパ装置の正面図で
ある。
ある。
【図６】第三の実施の形態を示すワイパ装置の正面図で
ある。
ある。
【図７】（Ａ）、（Ｂ）は従来例を示すワイパ装置の正
面図である。
面図である。
１ ワイパ装置 ２ アーム ３ ブレード ４ 駆動リンク ５ 連結リンク ６ 作動リンク ７ ガイドリンク ８ 支持リンク ９ 保持リンク Ｗ 窓面
Claims (1)
- 【請求項１】 窓面の払拭を行うブレードを移動させる
ためのアームを、基端部が車体側に揺動自在に軸支さ
れ、ワイパ駆動装置の駆動に基づいて往復揺動する駆動
リンク（４）と、一端部が該駆動リンクの先端部に揺動
自在に軸支される連結リンク（５）と、基端部が該連結
リンクに一体固定される作動リンク（６）と、基端部が
車体側に先端部が前記連結リンクの他端部にそれぞれ揺
動自在に軸支され、前記駆動リンクの往復揺動に伴い作
動リンクの先端部が略直線状に往復移動するよう作動リ
ンクをガイドするガイドリンク（７）と、前記ブレード
が固定支持され、一端部が前記作動リンクの先端部に揺
動自在に軸支される支持リンク（８）と、先端部が支持
リンクの他端部に基端部が前記ガイドリンクまたは駆動
リンクにそれぞれ揺動自在に軸支され、前記作動リンク
先端部の移動軌跡に対する支持リンクの角度が略一定に
保持されるよう支持リンクを保持する保持リンク（９）
とを用いて構成したワイパ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9279740A JPH1199911A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ワイパ装置 |
| DE19837021A DE19837021A1 (de) | 1997-09-26 | 1998-08-14 | Scheibenwischervorrichtung |
| US09/138,895 US6065179A (en) | 1997-09-26 | 1998-08-24 | Wiper device with linear wipe pattern |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9279740A JPH1199911A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ワイパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199911A true JPH1199911A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17615241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9279740A Ceased JPH1199911A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ワイパ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6065179A (ja) |
| JP (1) | JPH1199911A (ja) |
| DE (1) | DE19837021A1 (ja) |
Cited By (4)
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