JPH1198061A - ループアンテナおよび情報処理装置 - Google Patents

ループアンテナおよび情報処理装置

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JPH1198061A
JPH1198061A JP9255811A JP25581197A JPH1198061A JP H1198061 A JPH1198061 A JP H1198061A JP 9255811 A JP9255811 A JP 9255811A JP 25581197 A JP25581197 A JP 25581197A JP H1198061 A JPH1198061 A JP H1198061A
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JP
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loop antenna
wireless communication
antenna
loop
conductor
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JP9255811A
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English (en)
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Takanobu Ishibashi
孝信 石橋
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07766Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement
    • G06K19/07769Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement the further communication means being a galvanic interface, e.g. hybrid or mixed smart cards having a contact and a non-contact interface

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の問題点である通信エリアの問題と電波法
の問題を解決することが可能なループアンテナを提供す
る。 【解決手段】1本の導体を、所望のアンテナサイズの1
/4となるようなループアンテナ素子61が4つできる
ように順番に巻いていくことにより、ループアンテナ6
2を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、携帯可
能な無線通信機能を有する情報記憶媒体としての無電池
式の無線カードとの間で無線による送受信を行なうこと
により、無線カードに対して電力の送信やデータの送信
および受信など、所定の情報処理を行なう無線カードリ
ーダ・ライタに用いられるループアンテナに関する。ま
た、本発明は、上記ループアンテナを用いた無線カード
リーダ・ライタなどの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能な無線通信機能を有する
情報記憶媒体として、いわゆる無電池式の無線カードが
開発され、実用化されつつある。この種の無線カードを
用いた無線カードシステムでは、無線カードリーダ・ラ
イタを用いて、無線カードとの間で無線による送受信を
行なうことにより、無線カードに対して電力の送信やデ
ータの送信および受信など、所定の情報処理を行なうよ
うになっている。
【0003】ところで、このような無線カードシステム
は、近年、入退室管理システムやアミューズメントパー
ク、スキー場などに導入されつつある。さらに、汎用電
子乗車券、電子マネーなどの金銭情報を取扱うシステム
においても、無線カードシステムの導入が考慮されてい
る。
【0004】従来は、主に入退室管理などに使用される
ことが多く、その通信エリアに関しては、無線カードリ
ーダ・ライタと無線カードとの中心軸上の距離のみに関
して論議されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線カードシス
テムにおいては、無線カードおよび無線カードリーダ・
ライタのアンテナは、最も安定した位置、すなわち、無
線カードリーダ・ライタのアンテナと無線カードのアン
テナがおのおのの中心軸上で正面の位置にある場合に通
信が行なわれればよいとされてきた。
【0006】また、仕様書においても、上記通信距離が
その無線カードシステムの通信距離として定義されてい
る。しかしながら、たとえば、自動改札装置などに使用
される無線カードシステムにおいては、無線カードが移
動中に無線カードリーダ・ライタと通信を行なう必要が
ある。このため、無線カードリーダ・ライタは、広域な
通信エリアを確保しつつ通信距離を確保しなければなら
ない。
【0007】上記問題点の解決策として、アンテナの放
射電界強度を大きくすることが考えられる。しかしなが
ら、電波法により放射電界強度が規定されているため、
むやみに放射電界強度をあげることが不可能である。
【0008】そこで、本発明は、従来の問題点である通
信エリアの問題と電波法の問題を解決することが可能な
ループアンテナおよび情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のループアンテナ
は、所望のループアンテナの開口面積をn(n:整数)
に分割した面積を持つループアンテナ素子をn個組合わ
せて前記所望のループアンテナの開口面積を実現してな
り、かつ、これを1本の導体で構成してなる。
【0010】また、本発明のループアンテナは、所望の
通信エリアに対応する開口面積を持つ第1のループアン
テナの内側に、前記通信エリアと比較して小さい開口面
積を持つ第2のループアンテナを配設し、開口面積が大
きい第1のループアンテナと開口面積の小さい第2のル
ープアンテナの合成放射電界強度により、所定の放射電
界強度を得るように構成してなる。
【0011】また、本発明のループアンテナは、所望の
通信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの
背後に、板状の磁性体と金属板とを重ね合わせてなる背
面部材を配設してなる。
【0012】また、本発明のループアンテナは、所望の
通信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの
周囲に導体を配設し、この導体を接地してなる。また、
本発明のループアンテナは、ツイストペア線で構成さ
れ、そのツイストペア線の一方の導体の一端は入力端と
するとともに他端は接地し、かつ、前記ツイストペア線
の他方の導体の一端は接地するとともに他端は開放状態
にしてなる。
【0013】また、本発明のループアンテナは、所望の
通信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの
上に、そのループアンテナに沿って帯状の導体を配設す
るとともに、閉ループを形成しないように前記導体の中
途部にスリットを設け、かつ、前記導体を接地してな
る。
【0014】また、本発明のループアンテナは、同軸ケ
ーブルで構成され、その同軸ケーブルの芯線の一端は入
力端とするとともに他端は接地し、かつ、前記同軸ケー
ブルのシールド線の一端は接地するとともに他端は開放
状態にしてなる。
【0015】また、本発明のループアンテナは、それぞ
れ共振した第1および第2のループアンテナによって構
成され、これら第1および第2のループアンテナの帯域
およびアンテナ相互間の結合を調整することにより、所
望の帯域を確保するように構成してなる。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、所望のル
ープアンテナの開口面積をn(n:整数)に分割した面
積を持つループアンテナ素子をn個組合わせて前記所望
のループアンテナの開口面積を実現してなり、かつ、こ
れを1本の導体で構成してなるループアンテナと、この
ループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間で無
線による送受信を行なう無線通信手段と、この無線通信
手段による送受信結果に基づき所定の情報処理を行なう
処理手段とを具備している。
【0017】また、本発明の情報処理装置は、所望の通
信エリアに対応する開口面積を持つ第1のループアンテ
ナの内側に、前記通信エリアと比較して小さい開口面積
を持つ第2のループアンテナを配設し、開口面積が大き
い第1のループアンテナと開口面積の小さい第2のルー
プアンテナの合成放射電界強度により所定の放射電界強
度を得るように構成してなるループアンテナと、このル
ープアンテナを介して外部の無線通信媒体との間で無線
による送受信を行なう無線通信手段と、この無線通信手
段による送受信結果に基づき所定の情報処理を行なう処
理手段とを具備している。
【0018】また、本発明の情報処理装置は、所望の通
信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの背
後に、板状の磁性体と金属板とを重ね合わせてなる背面
部材を配設してなるループアンテナと、このループアン
テナを介して外部の無線通信媒体との間で無線による送
受信を行なう無線通信手段と、この無線通信手段による
送受信結果に基づき所定の情報処理を行なう処理手段と
を具備している。
【0019】また、本発明の情報処理装置は、所望の通
信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの周
囲に導体を配設し、この導体を接地してなるループアン
テナと、このループアンテナを介して外部の無線通信媒
体との間で無線による送受信を行なう無線通信手段と、
この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
処理を行なう処理手段とを具備している。
【0020】また、本発明の情報処理装置は、ツイスト
ペア線で構成され、そのツイストペア線の一方の導体の
一端は入力端とするとともに他端は接地し、かつ、前記
ツイストペア線の他方の導体の一端は接地するとともに
他端は開放状態にしてなるループアンテナと、このルー
プアンテナを介して外部の無線通信媒体との間で無線に
よる送受信を行なう無線通信手段と、この無線通信手段
による送受信結果に基づき所定の情報処理を行なう処理
手段とを具備している。
【0021】また、本発明の情報処理装置は、所望の通
信エリアに対応する開口面積を持つループアンテナの上
に、そのループアンテナに沿って帯状の導体を配設する
とともに、閉ループを形成しないように前記導体の中途
部にスリットを設け、かつ、前記導体を接地してなるル
ープアンテナと、このループアンテナを介して外部の無
線通信媒体との間で無線による送受信を行なう無線通信
手段と、この無線通信手段による送受信結果に基づき所
定の情報処理を行なう処理手段とを具備している。
【0022】また、本発明の情報処理装置は、同軸ケー
ブルで構成され、その同軸ケーブルの芯線の一端は入力
端とするとともに他端は接地し、かつ、前記同軸ケーブ
ルのシールド線の一端は接地するとともに他端は開放状
態にしてなるループアンテナと、このループアンテナを
介して外部の無線通信媒体との間で無線による送受信を
行なう無線通信手段と、この無線通信手段による送受信
結果に基づき所定の情報処理を行なう処理手段とを具備
している。
【0023】さらに、本発明の情報処理装置は、それぞ
れ共振した第1および第2のループアンテナによって構
成され、これら第1および第2のループアンテナの帯域
およびアンテナ相互間の結合を調整することにより、所
望の帯域を確保するように構成してなるループアンテナ
と、このループアンテナを介して外部の無線通信媒体と
の間で無線による送受信を行なう無線通信手段と、この
無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報処理
を行なう処理手段とを具備している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る無線カードシステムの構成を概略的に示している。図
1において、1は情報処理装置としての無線カードリー
ダ・ライタ、2は無線カードリーダ・ライタ1のループ
アンテナ、3は無線カードリーダ・ライタ1の上位装置
(たとえば、パーソナルコンピュータや自動改札装置内
の制御部など)、4は無線通信媒体としての無電池式の
無線カードで、基本的にはループアンテナ5および集積
回路(IC)6によって構成されている。
【0025】図2は、無線カードリーダ・ライタ1の基
本的構成の一例を示している。図2において、11は送
信回路、12は受信回路で、これらにはループアンテナ
2が接続されている。13は各種処理を実行する制御回
路で、これには送信回路11および受信回路12が接続
されている。
【0026】以下に、動作の概略を簡単に説明する。制
御回路13において送信データが作成され、送信回路1
1に送られる。送信回路11では、送信データを変調し
て、ループアンテナ2から外部へ送信する。この場合、
無線カード4は無電池式であるので、上記送信信号は無
線カード4が無線カードリーダ・ライタ1からの送信波
によって電源とクロックを抽出可能なレベルの送信波レ
ベルを送信する必要がある。送信回路11で変調、増幅
された変調波は、ループアンテナ2を介して空間に放射
される。
【0027】一方、無線カード4から送信される変調波
は、無線カードリーダ・ライタ1のループアンテナ2で
受信され、受信回路12に送られる。受信回路12で
は、受信した信号に対してフィルタリング、増幅、復調
などの処理を行なうことにより、受信データを得る。得
られた受信データは制御回路13に送られ、制御回路1
3において受信データに基づく所定の処理が行なわれ
る。
【0028】図3は、無線カード4の基本的構成の一例
を示している。図3において、21は電源/クロック抽
出回路、22は送受信回路で、これらにはループアンテ
ナ5が接続されている。23は各種処理を実行する制御
回路で、これには電源/クロック抽出回路21および送
受信回路22が接続されている。
【0029】以下に、動作の概略を簡単に説明する。ル
ープアンテナ5で受信された無線カードリーダ・ライタ
1からの変調波信号は電源/クロック抽出回路21に送
られ、電源/クロック抽出回路21において電源が生成
されるとともに、クロックパルスが抽出され、制御回路
23に供給される。一方、受信された変調波信号は送受
信回路22にも送られ、ここで復調され、復調データが
得られ、制御回路23において所定の処理が行なわれ
る。
【0030】一方、制御回路23において作成された送
信データは、送受信回路22において変調された後、ル
ープアンテナ5に送られ、ループアンテナ5によって空
間に放射される。
【0031】以下、無線カードリーダ・ライタ1で用い
られるループアンテナ2について説明する。図4は、ル
ープアンテナの一般的な例を示している。図4におい
て、ループアンテナ31は、たとえば、巻数が3ターン
のループアンテナで、マッチング回路32が接続されて
いる。マッチング回路32は、ループアンテナ31の帯
域幅とインピーダンス変換を行なう回路であり、通常、
通信機の分野においては50Ωにインピーダンス整合さ
れる。
【0032】図5に、ループアンテナ31の生成する放
射電界強度のパターン例を示す。図5において、41は
放射電界強度メインローブの放射パターン、42はサイ
ドローブの放射パターンである。シグナルジェネレータ
33から、たとえば、周波数f0の無変調波を入力する
と、一般のループアンテナ31は、メインローブの放射
パターン41およびサイドローブの放射パターン42が
形成される。ループアンテナ31を自由空間に設置した
場合、メインローブの放射パターン41、サイドローブ
の放射パターン42のような放射パターンとなるが、一
般の無線カードシステムにおいてはメインローブの放射
パターン41の上方の放射パターンを主に使用する。
【0033】図6は、従来の無線カードシステムの通信
エリアと、今後の無線カードシステム、特に自動改札装
置などの通信エリアを広く確保する必要のある無線カー
ドシステムの所望の通信エリアを示している。図6にお
いて、51はループアンテナ、52はメインローブの放
射パターン、53はサイドローブの放射パターン、54
は今後の無線カードシステムに必要と考えられる通信エ
リアである。55の斜線エリアは、現状のアンテナによ
る通信エリアと通信エリア54との差であり、これは将
来、仕様未達通信エリアとなる可能性がある。
【0034】図7は、第1の実施の形態に係るループア
ンテナの構成を概略的に示している。第1の実施の形態
に係るループアンテナは、上述した仕様未達通信エリア
を減少させるようにした構成例である。図7において、
61は1/4分割のアレーアンテナ(ループアンテナ素
子)、62は合成のループアンテナ、63は送信回路内
のドライバを示す。
【0035】ここで、ループアンテナ62の制作方法の
一例を説明すると、たとえば、1本の導体を所望のアン
テナサイズの1/4となるようなループアンテナ素子6
1が4つできるように順番に巻いていくことにより作成
する。この場合、巻き方向は図7中の矢印の方向であ
る。なお、このループアンテナ62は4分割のみなら
ず、n(1<n:整数)分割を実現可能である。
【0036】図8に、ループアンテナ62の特性を示
す。1/4分割アレーアンテナ、すなわち、ループアン
テナ素子61の各辺の電流は、図7に示す矢印のように
なる。ループアンテナ素子61の内側の辺はお互いに打
ち消し合い、アンテナ総合としては最外周のみに電流が
流れる。したがって、放射電界パターンは、遠方界にお
いては最外周のみに電流が流れたアンテナの放射する放
射電界パターンと同一になる。
【0037】しかし、アンテナ間距離が短い場合には、
幾何学的距離が影響を与えるため、分割したアンテナの
特性が現われる。符号71は最外周のみに電流を流した
ときの放射パターンを示す。言い換えれば、最外周の大
きさと同一のループアンテナに電流を流したときの放射
電界パターンである。符号72は分割アンテナを使用し
たときの放射パターンを示す。
【0038】これにより、図7に示したアンテナ構造を
使用した場合、通信エリアが改善されると同時に、遠方
界においては通常のループアンテナと放射電界強度が変
化しないアンテナ構成が得られる。
【0039】図9は、第2の実施の形態に係るループア
ンテナの構成を概略的に示している。第2の実施の形態
に係るループアンテナは、アンテナ近傍のみの電界強度
を増加させ、遠方界においては電界強度を増加させない
ようにした構成例である。図9において、ループアンテ
ナ81は、所望の通信エリアと大きさが等しい開口面積
を持つ第1のループアンテナ82の内側に、所望の通信
エリアよりも開口面積が小さい第2のループアンテナ8
3を配設して構成されている。なお、84は送信回路内
のドライバを示している。
【0040】図10に、ループアンテナ81の開口面積
による放射電界強度の距離特性を示す。遠方界で等しい
放射電界強度を発生するような電流を第1,第2のルー
プアンテナ82,83にそれぞれ流すことにより、第1
のループアンテナ82の距離対放射電界強度特性は特性
91のようになり、第2のループアンテナ83の距離対
放射電界強度特性は特性92のようになる。これによ
り、開口面積が小さいほどアンテナ近傍における放射電
界強度が大きいことがわかる。これは、アンテナの幾何
学的距離に関係している。
【0041】図11に、図10の特性91,92の合成
放射電界強度特性を示す。図11ににおいて、特性10
1は第1のループアンテナ82の放射電界強度パター
ン、特性102は第2のループアンテナ83の放射電界
強度パターン、特性103は合成放射電界強度パターン
である。これにより、アンテナ近傍の電界強度特性のみ
を改善することが可能である。
【0042】図12は、第3の実施の形態に係るループ
アンテナの構成を概略的に示している。第3の実施の形
態に係るループアンテナは、アンテナ近傍の放射電界強
度を改善するようにした構成例である。図12におい
て、ループアンテナ111は、所望の通信エリアに対応
する開口面積を持つループアンテナ112の背後に、フ
ェライト板などの板状の磁性体113とステンレス板な
どの金属板114とを重ね合わせてなる背面部材115
を配設して構成される。なお、1164は送信回路内の
ドライバを示している。
【0043】図13に、図12のループアンテナ111
の特性を示す。特性121はループアンテナ112単体
の距離対放射電界強度特性、特性122はループアンテ
ナ112、磁性体113と金属板114を組合わせたル
ープアンテナ111の距離対放射電界強度特性を示して
いる。これにより、アンテナ近傍における放射電界強度
特性を改善することが可能である。また、背後に金属板
114を配設することにより、アンテナへの外界からの
雑音の混入や、逆にアンテナから回路への無駄な放射を
防ぐことが可能である。
【0044】図14は、第4の実施の形態に係るループ
アンテナの構成を概略的に示している。第4の実施の形
態に係るループアンテナは、遠方における放射電界強度
の測定を安定させるようにした構成例である。図14に
おいて、ループアンテナ131はツイストペア線132
で構成されている。ツイストペア線132の一方の線1
33の一端は接地され、他端は開放状態となっている。
また、ツイストペア線132の他方の線(芯線)134
の一端は接地され、他端は送信回路内のドライバ135
に接続されている。
【0045】図15に、図14のループアンテナ131
の放射電界強度の距離特性を示す。特性141は放線方
向の放射電界強度特性、142は接線方向の放射電界強
度である。図14のループアンテナ131が効力を発揮
するのは、λ/2π(λ=c/f0:光速)の距離が3
m以下のときに有効である。すなわち、電波法でいう微
弱無線局の測定において効力を発揮する。λ/2πの距
離においては、εγ(法線方向放射電界強度)とεθ
(接線方向放射電界強度)との関係が変化する。このこ
とは、電磁気工学において証明されているので詳細は省
略する。
【0046】ここで、λ/2πの距離で放射電界強度を
測定すると、通常はεγのみを測定する必要があるが、
アンテナの微妙な傾きによってεθの成分が影響を起こ
す。しかし、図14に示したアンテナ構造を使用した場
合、εθ成分の影響が減少し、かつ、不必要な輻射がな
くなる。すなわち、外から見ると放射電界が減少したか
のように見える。
【0047】図16は、第5の実施の形態に係るループ
アンテナの構成を概略的に示している。第5の実施の形
態に係るループアンテナは、図14のアンテナ構成の変
形例を示している。図16において、ループアンテナ1
51は、所望の通信エリアに対応する開口面積を持つよ
うに絶縁線により形成されたループアンテナ152の上
に、そのループアンテナ152に沿って帯状の導体とし
ての導電テープ153を配設するとともに、閉ループを
形成しないように導電テープ153の中途部にスリット
154を設けて構成される。導電テープ153およびル
ープアンテナ152の一端は接地され、ループアンテナ
152の他端は送信回路内のドライバ155に接続され
ている。ここで、注意すべきことは、必ずグランドライ
ンが閉ループを形成しないようにすることである。
【0048】図17は、第6の実施の形態に係るループ
アンテナの構成を概略的に示している。第6の実施の形
態に係るループアンテナは、図14のアンテナ構成の別
の変形例を示している。図17において、ループアンテ
ナ161は、所望の通信エリアに対応する開口面積を持
つように同軸ケーブル162の芯線163で構成されて
いる。そして、同軸ケーブル162の芯線163の一端
は接地され、他端は送信回路内のドライバ165に接続
されている。また、同軸ケーブル162のシールド線1
64の中途部は接地されているとともに、同軸ケーブル
162のシールド線164の両端部166,167は開
放状態となっている。
【0049】図18は、第7の実施の形態に係るループ
アンテナの構成を概略的に示している。第7の実施の形
態に係るループアンテナは、高効率化を図るようにした
構成例である。図18において、ループアンテナ171
は、所望の通信エリアと大きさが等しい開口面積を持つ
第1のループアンテナ172の内側に、所望の通信エリ
アよりも開口面積が小さい第2のループアンテナ173
を配設して構成されている。そして、第1のループアン
テナ172の両端間には第1の同調回路174が接続さ
れ、第2のループアンテナ173の両端間には第2の同
調回路175が接続されている。なお、176は送信回
路内のドライバを示している。
【0050】図19は、図18のループアンテナ171
の等価回路を示したものである。第1,第2のループア
ンテナ172,173はお互いに相互インダクタンスM
で結合しており、複同調回路を形成する。これにより、
第1,第2の同調回路174,175のアンテナのQは
高く設定でき、効率のよいアンテナ構成が可能となる。
【0051】相互インダクタンスMは、調整が困難であ
るための素子、たとえば、コンデンサなどで調整する。
一般的に、複同調回路をアンテナに使用する場合は、一
方の回路は回路素子で構成することが多い。しかし、図
18のように、2つのアンテナを使用すると、2つのア
ンテナで電波を受信でき、1つのアンテナで受信するよ
りも受信感度が大きくなる。
【0052】図20に、図18のループアンテナ171
の周波数特性を示している。特性181は第1のループ
アンテナ172の周波数特性、特性182は第2のルー
プアンテナ173の周波数特性、特性183は総合特性
を示す。これより、各アンテナのQは高く設定すること
ができるため、総合的に感度が良いアンテナが形成でき
る。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来の問題点である通信エリアの問題と電波法の問題を解
決することが可能なループアンテナおよび情報処理装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線カードシステムの構成を概略的に示すブロ
ック図。
【図2】無線カードリーダ・ライタの基本的構成の一例
を示すブロック図。
【図3】無線カードの基本的構成の一例を示すブロック
図。
【図4】ループアンテナの一般的な例を模式的に示す概
略構成図。
【図5】図4のループアンテナが生成する放射電界強度
パターンの一例を示す図。
【図6】従来の無線カードシステムの通信エリアと今後
の無線カードシステムの所望の通信エリアを示す図。
【図7】第1の実施の形態に係るループアンテナの構成
を模式的に示す概略構成図。
【図8】図7のループアンテナの特性を示す図。
【図9】第2の実施の形態に係るループアンテナの構成
を模式的に示す概略構成図。
【図10】図9のループアンテナの開口面積による放射
電界強度の距離特性を示す図。
【図11】図10の特性の合成放射電界強度特性を示す
図。
【図12】第3の実施の形態に係るループアンテナの構
成を模式的に示す概略構成図。
【図13】図12のループアンテナの特性を示す図。
【図14】第4の実施の形態に係るループアンテナの構
成を模式的に示す概略構成図。
【図15】図14のループアンテナの放射電界強度の距
離特性を示す図。
【図16】第5の実施の形態に係るループアンテナの構
成を模式的に示す概略構成図。
【図17】第6の実施の形態に係るループアンテナの構
成を模式的に示す概略構成図。
【図18】第7の実施の形態に係るループアンテナの構
成を模式的に示す概略構成図。
【図19】図18のループアンテナの等価回路を示す回
路図。
【図20】図18のループアンテナの周波数特性を示す
図。
【符号の説明】
1……無線カードリーダ・ライタ(情報処理装置)、2
……ループアンテナ、3……上位装置、4……無線カー
ド(無線通信媒体)、5……ループアンテナ、6……集
積回路、61……アレーアンテナ(ループアンテナ素
子)、62……ループアンテナ、81……ループアンテ
ナ、82……第1のループアンテナ、83……第2のル
ープアンテナ、111……ループアンテナ、112……
ループアンテナ、113……磁性体、114……金属
板、115……背面部材、131……ループアンテナ、
132……ツイストペア線、151……ループアンテ
ナ、152……ループアンテナ、153……導電テープ
(帯状の導体)、154……スリット、161……ルー
プアンテナ、162……同軸ケーブル、171……ルー
プアンテナ、172……第1のループアンテナ、173
……第2のループアンテナ、174……第1の同調回
路、175……第2の同調回路。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のループアンテナの開口面積をn
    (n:整数)に分割した面積を持つループアンテナ素子
    をn個組合わせて前記所望のループアンテナの開口面積
    を実現してなり、かつ、これを1本の導体で構成してな
    ることを特徴とするループアンテナ。
  2. 【請求項2】 所望の通信エリアに対応する開口面積を
    持つ第1のループアンテナの内側に、前記通信エリアと
    比較して小さい開口面積を持つ第2のループアンテナを
    配設し、開口面積が大きい第1のループアンテナと開口
    面積の小さい第2のループアンテナの合成放射電界強度
    により、所定の放射電界強度を得るように構成してなる
    ことを特徴とするループアンテナ。
  3. 【請求項3】 所望の通信エリアに対応する開口面積を
    持つループアンテナの背後に、板状の磁性体と金属板と
    を重ね合わせてなる背面部材を配設してなることを特徴
    とするループアンテナ。
  4. 【請求項4】 所望の通信エリアに対応する開口面積を
    持つループアンテナの周囲に導体を配設し、この導体を
    接地してなることを特徴とするループアンテナ。
  5. 【請求項5】 ツイストペア線で構成され、そのツイス
    トペア線の一方の導体の一端は入力端とするとともに他
    端は接地し、かつ、前記ツイストペア線の他方の導体の
    一端は接地するとともに他端は開放状態にしてなること
    を特徴とするループアンテナ。
  6. 【請求項6】 所望の通信エリアに対応する開口面積を
    持つループアンテナの上に、そのループアンテナに沿っ
    て帯状の導体を配設するとともに、閉ループを形成しな
    いように前記導体の中途部にスリットを設け、かつ、前
    記導体を接地してなることを特徴とするループアンテ
    ナ。
  7. 【請求項7】 同軸ケーブルで構成され、その同軸ケー
    ブルの芯線の一端は入力端とするとともに他端は接地
    し、かつ、前記同軸ケーブルのシールド線の一端は接地
    するとともに他端は開放状態にしてなることを特徴とす
    るループアンテナ。
  8. 【請求項8】 それぞれ共振した第1および第2のルー
    プアンテナによって構成され、これら第1および第2の
    ループアンテナの帯域およびアンテナ相互間の結合を調
    整することにより、所望の帯域を確保するように構成し
    てなることを特徴とするループアンテナ。
  9. 【請求項9】 所望のループアンテナの開口面積をn
    (n:整数)に分割した面積を持つループアンテナ素子
    をn個組合わせて前記所望のループアンテナの開口面積
    を実現してなり、かつ、これを1本の導体で構成してな
    るループアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  10. 【請求項10】 所望の通信エリアに対応する開口面積
    を持つ第1のループアンテナの内側に、前記通信エリア
    と比較して小さい開口面積を持つ第2のループアンテナ
    を配設し、開口面積が大きい第1のループアンテナと開
    口面積の小さい第2のループアンテナの合成放射電界強
    度により所定の放射電界強度を得るように構成してなる
    ループアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  11. 【請求項11】 所望の通信エリアに対応する開口面積
    を持つループアンテナの背後に、板状の磁性体と金属板
    とを重ね合わせてなる背面部材を配設してなるループア
    ンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  12. 【請求項12】 所望の通信エリアに対応する開口面積
    を持つループアンテナの周囲に導体を配設し、この導体
    を接地してなるループアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  13. 【請求項13】 ツイストペア線で構成され、そのツイ
    ストペア線の一方の導体の一端は入力端とするとともに
    他端は接地し、かつ、前記ツイストペア線の他方の導体
    の一端は接地するとともに他端は開放状態にしてなるル
    ープアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  14. 【請求項14】 所望の通信エリアに対応する開口面積
    を持つループアンテナの上に、そのループアンテナに沿
    って帯状の導体を配設するとともに、閉ループを形成し
    ないように前記導体の中途部にスリットを設け、かつ、
    前記導体を接地してなるループアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  15. 【請求項15】 同軸ケーブルで構成され、その同軸ケ
    ーブルの芯線の一端は入力端とするとともに他端は接地
    し、かつ、前記同軸ケーブルのシールド線の一端は接地
    するとともに他端は開放状態にしてなるループアンテナ
    と、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
  16. 【請求項16】 それぞれ共振した第1および第2のル
    ープアンテナによって構成され、これら第1および第2
    のループアンテナの帯域およびアンテナ相互間の結合を
    調整することにより、所望の帯域を確保するように構成
    してなるループアンテナと、 このループアンテナを介して外部の無線通信媒体との間
    で無線による送受信を行なう無線通信手段と、 この無線通信手段による送受信結果に基づき所定の情報
    処理を行なう処理手段と、 を具備したことを特徴する情報処理装置。
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