JPH1197116A - 差し込みプラグ - Google Patents

差し込みプラグ

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JPH1197116A
JPH1197116A JP9257141A JP25714197A JPH1197116A JP H1197116 A JPH1197116 A JP H1197116A JP 9257141 A JP9257141 A JP 9257141A JP 25714197 A JP25714197 A JP 25714197A JP H1197116 A JPH1197116 A JP H1197116A
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JP
Japan
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case member
filter element
noise filter
plug
holding
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JP9257141A
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English (en)
Inventor
Naoki Takemura
直樹 武村
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GYOUDA DENSEN KK
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GYOUDA DENSEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズフィルタ素子の全体をケース部材によっ
て包囲する形をとることで、充填されるモールド樹脂の
圧力によるノイズフィルタ素子の移動をなくす。 【解決手段】第1のケース部材51は、ノイズフィルタ
素子4の下面側を保持する下面側保持板53,53と、
ノイズフィルタ素子4の外周面を保持する外周面保持壁
52と、第2のケース部材61と係止する係止爪54
a,54aとを備え、第2のケース部材61は、第1の
ケース部材51に収容されたノイズフィルタ素子4の上
面側を保持する天壁65及び腕板66,66と、第1の
ケース部材51に設けられた係止爪54a,54aに係
止する係止穴64a,64aとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグ端子とコー
ドとの間にノイズフィルタ素子が接続され、これらノイ
ズフィルタ素子とプラグ端子の接続部及びコードの接続
部とがケース部材にて保持された状態で、このケース部
材を含む全体がプラグ本体を形成する樹脂により一体的
にモールドされた構造の差し込みプラグに係り、より詳
細には、プラグ本体の一体成形時に起こりうるノイズフ
ィルタ素子及びその接続部の移動を防止し得る構造の差
し込みプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】ノイズフィルタ素子を内蔵した従来の差
し込みプラグは、ケース部材内にノイズフィルタ素子を
収容しているだけであった。そのため、このケース部材
を含む全体を、プラグ本体を形成する樹脂により一体的
にモールドする際、充填されるモールド樹脂の圧力によ
ってノイズフィルタ素子が移動し、プラグ本体からノイ
ズフィルタ素子のコイル部分等が露出してしまうといっ
た問題があった。
【0003】そこで、このような問題を解決すべく、従
来より種々の構造の差し込みプラグが提案されている。
【0004】例えば、特開平2−10674号公報に記
載されたノイズフィルタ内蔵型プラグは、一端をコード
の線心に結線するとともに他端をプラグ端子に結線する
コイルを巻装した磁性体コアからなるノイズフィルタ素
子を保持し、かつ保持部分に連ねてコード保持部を一体
的に形成したノイズフィルタ組付け部材と、プラグ端子
を固定したブリッジ部を有するとともにノイズフィルタ
組付け部材を載置する基底部を有し、さらにノイズフィ
ルタ組付け部材を基底部上の一定の位置に組付けさせる
位置決め手段を有したベース部材とを具備した構成とな
っている(これを、従来技術1という)。
【0005】また、実開平1−81880号公報に記載
された差し込みプラグは、ノイズフィルタ素子を保持す
るノイズフィルタ素子保持部と、ノイズフィルタ素子の
コード側リード端子とコード導体の接続部を収容する接
続部収容部と、プラグ端子に所定の間隔寸法を与えなが
らプラグ端子の後部を固定する絶縁ベースとからなる一
体固定部材を備え、ノイズフィルタ素子は中心孔が形成
されたコアを有し、ノイズフィルタ素子保持部は中心孔
に挿入されてノイズフィルタ素子を固定する突出体とを
備えた構成となっている(これを、従来技術2とい
う)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1のものは、一面が開放されているベース部材内にノ
イズフィルタ素子を単に収容しているだけであり、固定
している部分は、プラグ端子とノイズフィルタ素子との
接続部及びコードとノイズフィルタ素子との接続部のみ
となっている。そのため、プラグ本体を形成する樹脂に
より一体的にモールドする際、充填されるモールド樹脂
の圧力によってベース部材内をノイズフィルタ素子が上
方に押し上げられ、各接続部に引張荷重が加わるため、
各接続部が破損する恐れがあるといった問題があった。
また、プラグ本体からノイズフィルタ素子のコイル部分
等が露出してしまうといった問題も、十分に解決されて
いるとはいいがたいものであった。
【0007】また、従来技術2のものは、ノイズフィル
タ素子に設けた中心孔に、ノイズフィルタ素子保持部に
設けた突出体を挿入することにより、ノイズフィルタ素
子を固定する構造になっているため、ノイズフィルタ素
子の仕様や形状が限定されてしまい、多種多様なノイズ
フィルタ素子を同一のノイズフィルタ素子保持部によっ
て保持することができないといった問題があった。
【0008】さらに、従来技術1及び従来技術2のもの
は、いずれもノイズフィルタ素子の上部がベース部材や
絶縁ベースによって覆われていないので、ノイズフィル
タ素子の巻線たわみが存在する場合、これを押さえるこ
とができず、最悪の場合にはたわんだ巻線(コイル)が
プラグ本体から露出してしまうといった問題があった。
【0009】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、ノイズフィルタ素子を突
出体のようなもので固定するのではなく、ケース部材に
よって上下左右を包囲する形をとることで、充填される
モールド樹脂の圧力によるノイズフィルタ素子の移動を
なくすとともに、巻線のたわみを押さえることができ、
かつ形状の異なるノイズフィルタ素子を確実に保持する
ことのできる構造の差し込みプラグを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の差し込みプラグは、プラグ端子とコードと
の間にノイズフィルタ素子が接続され、これらノイズフ
ィルタ素子とプラグ端子の接続部及びコードの接続部と
がケース部材にて保持された状態で、このケース部材を
含む全体がプラグ本体を形成する樹脂により一体的にモ
ールドされた構造の差し込みプラグにおいて、前記ケー
ス部材は、前記ノイズフィルタ素子を収容するととも
に、前記ノイズフィルタ素子に接続された前記コードの
接続部を保持する第1のケース部材と、前記ノイズフィ
ルタ素子に接続された前記プラグ端子を保持するととも
に、前記第1のケース部材に収容されたノイズフィルタ
素子を保持する第2のケース部材とからなり、前記第1
のケース部材は、前記ノイズフィルタ素子の下面側を保
持する下面側保持部と、前記ノイズフィルタ素子の外周
面を保持する外周面保持部と、前記第2のケース部材と
係止する係止部とを備え、前記第2のケース部材は、前
記第1のケース部材に収容されたノイズフィルタ素子の
上面側を保持する上面側保持部と、前記第1のケース部
材に設けられた前記係止部に係止する被係止部とを備
え、前記第1のケース部材の係止部と前記第2のケース
部材の被係止部とを係止することにより、前記ノイズフ
ィルタ素子の下面、外周面及び上面が前記第1のケース
部材の下面側保持部、外周面保持部及び前記第2のケー
ス部材の上面側保持部によってそれぞれ保持された状態
で、前記ケース部材を含む全体がプラグ本体を形成する
樹脂により一体的にモールドされたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の差し込みプラグの平面図、
図2は側面図である。ただし、図1及び図2は、いずれ
も内部構造を分かりやすくするために、プラグ本体9や
第1のケース部材51及び第2のケース部材61を透視
的に図示している。
【0013】この差し込みプラグ1は、プラグ端子2,
2とコード3との間にノイズフィルタ素子4が接続さ
れ、これらノイズフィルタ素子4、ノイズフィルタ素子
4とプラグ端子2,2との接続部2b,2b及びノイズ
フィルタ素子4とコード3との接続部3bとが、ケース
部材5にて保持された状態で、このケース部材5を含む
全体がプラグ本体9を形成する樹脂により一体的にモー
ルドされた構造となっている。
【0014】ケース部材5は、ノイズフィルタ素子4を
収容するとともに、ノイズフィルタ素子4に接続さたコ
ード3の接続部3aを保持する第1のケース部材51
と、ノイズフィルタ素子4に接続されたプラグ端子2,
2を保持するとともに、第1のケース部材51に収容さ
れたノイズフィルタ素子4を保持する第2のケース部材
61とからなっている。
【0015】図3は、プラグ本体9を一体成形する前の
第1のケース部材51と第2のケース部材61とを分解
して示す平面図、図4は、これら第1のケース部材5
1、第2のケース部材61、ノイズフィルタ素子4、プ
ラグ端子2,2、コード3を分解して示す斜視図、図5
は、第2のケース部材61の横断面図である。
【0016】第1のケース部材51及び第2のケース部
材61は、それぞれ熱硬化性樹脂による射出成形によっ
て形成されている。
【0017】第1のケース部材51は、ノイズフィルタ
素子4の外周面を保持するために円筒形状に形成され、
先端側の中央部が所定幅で切り欠かれた形状の外周面保
持壁52を有しており、この外周面保持壁52の下端縁
52aの左右中央部より後端側にかけて、ノイズフィル
タ素子4の下面側を保持する下面側保持板53,53
が、所定の間隔を存して左右1対設けられている。
【0018】また、外周面保持壁52の各先端縁52
b,52b寄りの左右の外周面には、前方に向けて平行
に延設された1対の係止杆54,54が一定の間隔を存
して設けられており、これら係止杆54,54の先端部
外面にそれぞれ係止爪54a,54aが形成されてい
る。
【0019】また、外周面保持壁52の先端縁52b,
52bのそれぞれの近傍には、ノイズフィルタ素子4の
後述する絶縁導体(巻線)43,43の先端部43a,
43aを通すための挿通孔55,55がそれぞれ形成さ
れている。
【0020】また、外周面保持壁52の後端部側外周面
には、その中央部に後方に突出したコード分離体56が
形成されており、このコード分離体56を挟むようにし
てその両側に、コード接続端子収容部57,57がそれ
ぞれ形成されている。コード接続端子収容部57は、円
筒形状に形成され、後端側の中央部が所定幅で切り欠か
れた形状となっている。また、これらコード接続端子収
容部57,57に対応する位置の外周面保持壁52の上
端縁52cに、ノイズフィルタ素子4の後述する絶縁導
体43,43の後端部43b,43bを挟み込むための
切り込み溝58,58がそれぞれ形成されている。
【0021】第2のケース部材61は、後端側が開口さ
れた箱体形状に形成されたベース本体62を有してお
り、このベース本体62の先端側の絶縁ベース63に
は、プラグ端子2,2を挿通させるための挿通孔63
a,63aが形成されている。また、ベース本体62の
左右両側壁64,64には、第1のケース部材51に形
成された係止杆54の係止爪54aを係止させるための
係止穴64a,64aが形成されている。また、ベース
本体62の天壁65は、第1のケース部材51に収容さ
れたノイズフィルタ素子4の上面側を上方より保持する
上面側保持板となっており、天壁65の開口縁の左右両
側から後方に向けて腕板66,66が延設されている。
また、天壁65の開口縁の中央部は前方に向けて略半円
弧形状に切り欠かれた切欠部65aとなっており、この
切欠部65aに、ノイズフィルタ素子4の上面側中央部
が位置するようになっている。
【0022】また、ベース本体62の底壁67(図5参
照)の開口縁の左右両側から後方に向けて腕板68,6
8が延設されている。この腕板68,68は、第1のケ
ース部材51の下面側保持板53,53とともに、ノイ
ズフィルタ素子4の下面側を下方より保持するものであ
る。また、底壁67の開口縁の中央部は前方に向けて略
半円弧形状に切り欠かれた切欠部67aとなっており、
この切欠部67aに、ノイズフィルタ素子4の下面側中
央部が位置するようになっている。
【0023】ノイズフィルタ素子4は、2線間のショー
トを防ぐために、環状のコア41を覆うように設けられ
た絶縁カバー42を備え、コア41には所定巻数だけ絶
縁導線43,43が巻回されている。
【0024】次に、上記構成の各部材及び各部品を用い
て本発明の差し込みプラグを製造する方法について説明
する。
【0025】まず、第1のケース部材51の外周面保持
壁52内にノイズフィルタ素子4を収納する。このと
き、ノイズフィルタ素子4は、外周面保持壁52の下端
縁52aに形成された下面側保持板53,53によって
下面側が保持され、外周面保持壁52によって外周面が
保持される。ただし、第1のケース部材51の外周面保
持壁52にノイズフィルタ素子4の外周面が必ずしも当
接する必要はなく、若干隙間を存していてもよい。要す
るに、ノイズフィルタ素子4がほとんど左右に動かない
程度に規制されていればよい。
【0026】この後、ノイズフィルタ素子4の絶縁導線
43,43の先端部43a,43aを、外周面保持壁5
2の先端縁52b,52bの近傍に形成された挿通孔5
5,55を通して前方側に導出し、ノイズフィルタ素子
4の絶縁導線43,43の後端部43b,43bを、外
周面保持壁52の後端部に形成された切り込み溝58,
58に挟み込んで後方側に導出する。そして、前方側に
導出した絶縁導線43,43の各先端部43a,43a
にプラグ端子2,2の後端部2a,2aをそれぞれ半田
付け等によって接続し、後方側に導出した絶縁導体4
3,43の各後端部43b,43bと、分離したコード
先端部の絶縁被覆をはぎ取って露出させた各導線3a,
3aとを圧着端子(図示省略)によって接続する。そし
て、圧着端子によって接続した絶縁導体43,43の各
後端部43b,43bとコード3の各導線3a,3aと
の接続部3b,3bを、外周面保持壁52の後端部側外
周面に形成したコード接続端子収容部57,57にそれ
ぞれ収容する。図3はこの状態を示している。
【0027】次に、プラグ端子2,2及び第1のケース
部材51の係止杆54,54を第2のケース部材61の
開口部側から前方に向けて挿入し、プラグ端子2,2を
絶縁ベース63に形成された挿通孔63a,63aを通
して前方に突出させるとともに、係止杆54,54の各
係止爪54a,54aを左右両側壁64,64に形成さ
れた係止穴64a,64aに嵌入係止させる。このと
き、第2のケース部材61の底壁67に形成された腕板
68,68の先端部68a,68aと、第1のケース部
材51の腕板53,53の先端部53a,53aとが当
接するようになっている。
【0028】つまり、係止杆54,54の各係止爪54
a,54aが、第2のケース部材61の右両側壁64,
64に形成された係止穴64a,64aに嵌入係止され
たとき、第2のケース部材61の底壁67に形成された
腕板68,68の先端部68a,68aと、第1のケー
ス部材51の腕板53,53の先端部53a,53aと
が当接するように、互いの位置関係を設定しておけば、
第1のケース部材51と第2のケース部材61とは、が
たつくことなく一体的に係止固定されることになる。
【0029】また、このとき、天壁65に形成された切
欠部65aにノイズフィルタ素子4の上面側中央部が位
置し、天壁65に形成された腕板66,66によってノ
イズフィルタ素子4の上面側が上方より保持されるよう
になっている。ただし、腕板66,66はノイズフィル
タ素子4の上面に必ずしも当接する必要はなく、若干隙
間を存していてもよい。要するに、ノイズフィルタ素子
4がほとんど上下に移動しない程度に規制されていれば
よい。
【0030】すなわち、第1のケース部材51と第2の
ケース部材61とを係止固定することにより、ノイズフ
ィルタ素子4の外周面が第1のケース部材51の外周面
保持壁52によって保持され、ノイズフィルタ素子4の
下面が第1のケース部材51の仮面側保持板53,53
と第2のケース部材61の底壁67及び腕板68,68
とによって保持され、ノイズフィルタ素子4の上面が第
2のケース部材61の天壁65及び腕板66,66によ
って保持された状態となる。
【0031】このようにして第1のケース部材51と第
2のケース部材61とを係止固定したケース部材5を、
図示しない射出成形機の金型内に配置し、樹脂を充填し
てプラグ本体9を形成する。このとき、上記した如く、
ノイズフィルタ素子4はその下面、上面及び外周面が、
第1のケース部材51と第2のケース部材61とによっ
て全体を囲むように保持されていることから、樹脂の充
填圧力を受けても移動することがない。
【0032】
【発明の効果】本発明の差し込みプラグは、ケース部材
が第1のケース部材と第2のケース部材とからなり、第
1のケース部材は、ノイズフィルタ素子の下面側を保持
する下面側保持部と、ノイズフィルタ素子の外周面を保
持する外周面保持部と、第2のケース部材と係止する係
止部とを備え、第2のケース部材は、第1のケース部材
に収容されたノイズフィルタ素子の上面側を保持する上
面側保持部と、第1のケース部材に設けられた係止部に
係止する被係止部とを備え、第1のケース部材の係止部
と第2のケース部材の被係止部とを係止することによ
り、ノイズフィルタ素子の下面、外周面及び上面が第1
のケース部材の下面側保持部、外周面保持部及び第2の
ケース部材の上面側保持部によってそれぞれ保持された
構造としている。これにより、第1のケース部材と第2
のケース部材とを係止固定したケース部材を射出成形機
の金型内に配置し、樹脂を充填してプラグ本体を形成す
る際、ノイズフィルタ素子の下面、上面及び外周面が、
第1のケース部材と第2のケース部材とによって全体を
囲むように保持されていることから、樹脂の充填圧力を
受けてもノイズフィルタ素子及びその接続部分が移動す
ることがない。そのため、ノイズフィルタ素子の絶縁導
体が外部に露出したり、接続部分に引張荷重が加わるこ
ともないため、差し込みプラグとしての品質及び安全性
の向上を図ることができる。また、ノイズフィルタ素子
の全体をケース部材によって囲むように保持する構造で
あるので、形状の異なるノイズフィルタ素子であっても
確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差し込みプラグを透視的に示した平面
図である。
【図2】本発明の差し込みプラグを透視的に示した側面
図である。
【図3】プラグ本体を一体成形する前の第1のケース部
材と第2のケース部材とを分解して示す平面図である。
【図4】第1のケース部材、第2のケース部材、ノイズ
フィルタ素子、プラグ端子、コードを分解して示す斜視
図である。
【図5】第2のケース部材の横断面図である。
【符号の説明】
1 差し込みプラグ 2 プラグ端子 3 コード 4 ノイズフィルタ素子 5 ケース部材 9 プラグ本体 51 第1のケース部材 52 外周面保持壁(外周面保持部) 53 下面側保持板(下面側保持部) 54 係止杆 54a 係止爪(係止部) 61 第2のケース部材 62 ベース本体 64a 係止穴(被係止部) 66 腕板 68 腕板(上面側保持部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ端子とコードとの間にノイズフィ
    ルタ素子が接続され、これらノイズフィルタ素子とプラ
    グ端子の接続部及びコードの接続部とがケース部材にて
    保持された状態で、このケース部材を含む全体がプラグ
    本体を形成する樹脂により一体的にモールドされた構造
    の差し込みプラグにおいて、 前記ケース部材は、前記ノイズフィルタ素子を収容する
    とともに、前記ノイズフィルタ素子に接続された前記コ
    ードの接続部を保持する第1のケース部材と、前記ノイ
    ズフィルタ素子に接続された前記プラグ端子を保持する
    とともに、前記第1のケース部材に収容されたノイズフ
    ィルタ素子を保持する第2のケース部材とからなり、 前記第1のケース部材は、前記ノイズフィルタ素子の下
    面側を保持する下面側保持部と、前記ノイズフィルタ素
    子の外周面を保持する外周面保持部と、前記第2のケー
    ス部材と係止する係止部とを備え、 前記第2のケース部材は、前記第1のケース部材に収容
    されたノイズフィルタ素子の上面側を保持する上面側保
    持部と、前記第1のケース部材に設けられた前記係止部
    に係止する被係止部とを備え、 前記第1のケース部材の係止部と前記第2のケース部材
    の被係止部とを係止することにより、前記ノイズフィル
    タ素子の下面、外周面及び上面が前記第1のケース部材
    の下面側保持部、外周面保持部及び前記第2のケース部
    材の上面側保持部によってそれぞれ保持された状態で、
    前記ケース部材を含む全体がプラグ本体を形成する樹脂
    により一体的にモールドされたことを特徴とする差し込
    みプラグ。
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