JPH1196058A - T木インデックス構築方法及び装置及びt木インデックス構築プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

T木インデックス構築方法及び装置及びt木インデックス構築プログラムを格納した記憶媒体

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JPH1196058A
JPH1196058A JP9257239A JP25723997A JPH1196058A JP H1196058 A JPH1196058 A JP H1196058A JP 9257239 A JP9257239 A JP 9257239A JP 25723997 A JP25723997 A JP 25723997A JP H1196058 A JPH1196058 A JP H1196058A
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敏 岡田
Junichi Kuroiwa
淳一 黒岩
Masayoshi Umeda
昌義 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 T木インデックス構築時間短縮、メモリ使用
量削減、キー挿入/削除時の処理速度の向上、キーの重
複時の検索速度の向上及びバックアップ時間の短縮を可
能とするT木インッデックス構築方法及び装置及びT木
インデックス構築プログラムを格納した記憶媒体を提供
する。 【解決手段】 本発明は、T木インデックスを該T木イ
ンデックスの階層構造の情報を有するノードからなるT
木本体、検索時に条件比較を行うキー値情報、一つキー
に対して複数のレコードが対応する重複キー情報の3つ
の領域に分けて管理し、T木インデックスのノード情報
をキーを構成するカラム数、長さ及びキーの重複とは独
立に構築し、分割した3つの領域の中でT木本体を構成
するノードのみを、ディスク上にバックアップを取得す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、T木インッデック
ス構築方法及び装置及びT木インデックス構築プログラ
ムを格納した記憶媒体に係り、特に、データベースをメ
モリ上に常駐させることで高速なデータアクセスを実現
する、メモリ常駐データベース管理システム等における
T木インデックスの構築方法及び装置及びT木インデッ
クス構築プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のT木インデックスの構成
を示す。同図に示すように、従来のT木インデックス1
0は、T木インデックスの構成要素であるノード111
と当該ノード111の間をつなぐノード間ポインタ11
3から成り立っている。各ノード111は、キー値12
1と当該キー値121に対応するテーブル20内のレコ
ード202の位置を指すポインタ116を1組とするノ
ード内要素112を含んでいる。ノード内要素112の
数は、インデックス作成時に決定する同定値である。
【0003】レコード202検索時には、ノード間ポイ
ンタ113を使用し、各ノード111間を移動すること
により、アプリケーションの指定した検索条件に合致す
るキー値121を検索する。次に、キー値121と組に
なっているレコード202間のポインタ116を参照
し、ポインタ116の指している目的のレコード202
へアクセスする。
【0004】図9は、従来のT木インデックスにおける
ノード構成を示す。インデックスサイズの観点から見た
場合、同図に示すように、CLM1とCLM2の2カラ
ムでキー値121を構成する場合と、CLM1のみでキ
ー値121を構成する場合とでは、ノード111のサイ
ズが異なっている。これは、各ノード111の内部にキ
ー値121を直接埋め込んでいるためであり、キー値1
21を構成するカラム201の数、長さによりノード1
11のサイズが変化し、ノード111のサイズは、T木
インデックス10毎に決まる。全てのノード内要素11
2にキー値121が挿入されていない場合には、その領
域は空き115として管理される。
【0005】図10は、従来のT木インデックスにおけ
る重複キーの増加を示す。同図はT木インデックス10
における重複キー133の扱いについて示している。重
複キー133であるKEY3は、直接ノード111の内
部に埋め込まれている。このとき、KEY3が更に挿入
され、KEY3の数が2から3に増加することによっ
て、Tインデックス10で扱うキー値121の数及び段
数が増加する。このように、1つのキー値に対応するレ
コード数を表す重複度により検索時に参照対象となるキ
ー121の数が変化し、場合によっては、T木インデッ
クス10の段数が変化する可能性がある。
【0006】図11は、従来のT木インデックスにおけ
るキー値の挿入を示す。同図は、T木インデックス10
へのキー値121の挿入例を示している。T木インデッ
クス10にKEY6が挿入されたとき、KEY5,KE
Y6,KEY7の順序性を保持するものであれば、KE
Y4,KEY5が移動し、KEY6を挿入する領域を確
保した後、KEY6の挿入が行われる。このように、T
木インデックス10にキー値121が挿入された場合に
は、キー値121の移動が生じる可能性がある。
【0007】図12は、従来のT木インデックスにおけ
るキー値の削除を示す。同図は、挿入時と同様に、従来
のT木インデックス10からのキー値121の削除を示
している。T木インデックス10からKEY6が削除さ
れたとき、KEY5,KEY7,KEY8の順序性を保
持するのであれば、KEY7,KEY8の移動が行われ
る。このように、T木インデックス10からキー値12
1を削除する場合にもキー値121の移動が生じる可能
性がある。
【0008】図13は、従来のT木インデックスのバッ
クアップを示す。同図は、T木インデックス10のバッ
クアップ30を取得している状態を示している。メモリ
上に展開されたT木インデックス10のバックアップ3
0は、ディスク上に取得される。その内容は、T木イン
デックス10のノード間の階層構造の情報、キー値12
1等のT木インデックス10を構成する全ての情報であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来は、T木の各ノードの内部にキー値(重複キーを含
む)を埋め込んでいたため、以下のような問題がある。 1.キーを構成するカラムの数、長さによって、ノード
のサイズが変化するため、T木インデックスの構築がキ
ー構成に影響され、T木インデックスの構築が複雑とな
り、構築に時間がかかる。
【0010】2.ノード内要素数は固定であるため、キ
ー値のサイズが大きく、空きとして管理される領域が多
い場合には、T木インデックスとして使用するメモリ量
が増加する。 3.キーの挿入/削除時にキー値の移動が生じるため、
レコードの挿入/削除の処理速度が遅い。
【0011】4.重複キーの重複度が増加するにつれて
検索対象となるキーの数が増加し、多くのキー値との比
較を行わなくてはならないため検索時の処理速度が悪化
する。 5.インデックスに含まれる全ての情報についてバック
アップを取得しているため、バックアップに要する時間
が長い。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、T木インデックス構築時間短縮、メモリ使用量削
減、キー挿入/削除時の処理速度の向上、キーの重複時
の検索速度の向上及びバックアップ時間の短縮を可能と
するT木インッデックス構築方法及び装置及びT木イン
デックス構築プログラムを格納した記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、データベース
をメモリ上に常駐させ、高速なデータアクセスを実現す
るデータベース管理システムで使用するT木インデック
スを構築するT木インデックス構築方法において、T木
インデックスを該T木インデックスの階層構造の情報を
有するノードからなるT木本体、検索時に条件比較を行
うキー値情報、一つキーに対して複数のレコードが対応
する重複キー情報の3つの領域に分けて管理し、T木イ
ンデックスのノード情報をキーを構成するカラム数、長
さ及びキーの重複とは独立に構築し、分割した3つの領
域の中でT木本体を構成するノードのみを、ディスク上
にバックアップを取得する。
【0014】図1は、本発明の原理構成図である。本発
明は、データベースをメモリ上に常駐させ、高速なデー
タアクセスを実現するデータベース管理システムで使用
するT木インデックスを構築するT木インデックス構築
装置において、T木インデックスを該T木インデックス
の階層構造の情報を有するノードからなるT木本体を格
納するT木本体格納領域100と、検索時に条件比較を
行うキー値情報を格納するキー値格納領域200と、一
つキーに対して複数のレコードが対応する重複キー情報
を格納する重複キー格納領域300と、T木本体格納領
域100、キー値格納領域200及び重複キー格納領域
300の3つの領域を管理する管理手段400とを有す
る。
【0015】上記のT木本体格納領域100は、T木イ
ンデックスのノード情報をキーを構成するカラム数、長
さ及びキーの重複とは独立に構築する。上記の管理手段
400は、分割したT木本体格納領域100、キー値格
納領域200及び重複キー格納領域300の3つの領域
の中でT木本体を構成するノードのみを、ディスク上に
バックアップを取得するバックアップ取得手段410を
含む。
【0016】上記のT木本体格納領域100に格納され
るノードは、ノード内要素にキー値格納領域内に格納さ
れているキー値の位置を指すポインタを含む。上記のキ
ー値格納領域200に格納されるキー値は、1つのキー
に対して1つのレコードが対応している場合には、各キ
ー値に対応するレコードの位置を指すポインタを保持
し、1つのキーに対して複数のレコードが対応している
場合には、重複キー格納領域のポインタの集合内の一つ
の要素を指すポインタを保持する。
【0017】上記の重複キー格納領域300に格納され
る重複キー情報は、重複キーに対応するレコードの位置
を指すポインタを有する。上記の管理手段400は、T
木本体格納領域、キー値格納領域及び重複キー格納領域
内の要素をポインタで結合する手段を含む。本発明は、
データベースをメモリ上に常駐させ、高速なデータアク
セスを実現するデータベース管理システムで使用するT
木インデックスを構築するT木インデックス構築プログ
ラムを格納した記憶媒体であって、T木インデックスを
該T木インデックスの階層構造の情報を有するノードか
らなるT木本体、検索時に条件比較を行うキー値情報、
一つキーに対して複数のレコードが対応する重複キー情
報の3つの領域に分けて管理する管理プロセスを有し、
管理プロセスは、T木インデックスのノード情報をキー
を構成するカラム数、長さ及びキーの重複とは独立に構
築し、分割した3つの領域の中でT木本体を構成するノ
ードのみを、ディスク上にバックアップを取得するプロ
セスを有する。
【0018】上記のように、本発明は、T木インデック
スを以下の3領域に分割して格納する各領域内の要素を
ポインタで結合することにより、データへのアクセスを
可能とする。T木本体については、T木インデックスの
各ノードを格納し、ノード間の階層構造の情報を保持す
る。
【0019】また、キー値格納領域については、キー値
のみを格納し、管理する。さらに、重複キー格納領域に
ついては、重複キーのみを管理する。バックアップにつ
いては、T木本体のみを取得する。これにより、従来の
方式に比較して以下が可能となる。 1.キーを構成するカラムの数、長さとは独立にT木イ
ンデックスのノードの作成、ノード間の階層構造が構築
できるため、インデックス構築の処理速度が向上する。
【0020】2.ノード内にキー値を埋め込まず、キー
値を格納する領域は必要最小限に抑えることができるた
め、T木インデックス全体のメモリの使用量を少なくで
きる。 3.キー値の挿入/削除における、T木インデックスの
成長/衰退がノード間のキー値の移動を伴わないで実施
でき、キー値の挿入/削除時の処理速度が向上する。
【0021】4.重複キーを扱う場合に重複キーの重複
度とは独立にT木インデックスの階層構造が構築でき、
T木インデックスの検索時の処理速度が向上する。 5.バックアップのデータ量を削減でき、バックアップ
取得に要する時間を短縮できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のT木インデック
スの構成を示す。同図は、本発明の構築方式を使用した
T木インデックス10における各領域の相関関係を示し
ている。分割している各領域の内容は、以下の通りであ
る。 1.T木本体領域11:T木インデックス10構築のた
めに必要なノード111を格納する領域である。各ノー
ド111のノード内要素112は、キー値格納領域12
内に格納されているキー値の121の位置を指すポイン
タ114を保持している。
【0023】2.キー値格納領域12:検索時に使用す
るキー値121を格納する領域である。1つのキーに対
して1レコードのみが対応している場合には、各キー値
121は、キー値121に対応するレコード202の位
置を指すポインタ122を保持している。1つのキーに
対して複数のレコード202が対応する重複キーを扱う
場合には、各キー値121は、重複キー格納領域13内
のポインタ132の集合131内の一つの要素を指すポ
インタ123を保持している。格納しているキー値12
1の並びには制限はない。
【0024】3.重複キー格納領域13:この領域は、
重複キーを扱う場合にのみ作成される。重複キーに対応
するレコード202の位置を指すポインタ132を管理
している領域である。図3は、本発明のT木インデック
スのノードとキー値の構成を示す。同図は、キー値12
1を構成するカラム201とT木インデックス10の関
係を例示している。CLM1とCLM2の2つカラムで
キー値121を構成する場合と、CLM1のみでキー値
121を構成する場合のT本本体11の各ノード111
のサイズはどちらも同一となる。そのため、新しいノー
ドの作成時、1つのテーブルに複数のインデックスを張
る場合等に、インデックスを構築する全てのノードが同
じサイズとなり、T木インデックス10の設計及び構築
が簡易になる。
【0025】また、各ノード111の要素112内でキ
ー値121へのポインタ114を格納していない空き1
15が生じてもこの空き115に対応するキー値121
の領域は、キー値格納領域12内に確保しないため、T
木インデックス10としてのメモリの使用量を少なく抑
えることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を説明す
る。前述の図2、図3の構成に基づいて以下の実施例を
説明する。図4は、本発明の一実施例の重複キーの増加
を示す。同図は、重複キー133の重複度とT木本体1
1の関係を例示している。テーブルへのレコードの追加
によりKEY3の重複度が2から3に増加した場合に
は、KEY3のポインタ123が指している重複キー格
納領域13内のポインタの集合131に挿入されたレコ
ードの位置を指すポインタ132を追加する。
【0027】T木本体11、キー値格納領域12は重要
度が増加しても構成は変わらない。そのため、重複キー
によるキー値121検索の処理速度の低下を防ぐことが
でき、重複のないキー値121に対する検索の処理速度
が向上する。図5は、本発明の一実施例のキー値の挿入
を示す。同図は、T木インデックス10にキー値121
を挿入する方法を例示している。T木インデックス10
にKEY6を挿入する例を以下に示す。
【0028】1.KEY6をキー値格納領域12に挿入
する。 2.T木本体11のノード111内でKEY6を指すポ
インタ114を挿入する位置を見つける。キーの順序性
より、KEY5,KEY6,KEY7の順序となるよう
に挿入するため、ポインタPt5とポインタPt7の間
にKEY6を指すポインタPt6を挿入する。このと
き、ポインタPt6を挿入するための領域がないため、
ポインタPt4,ポインタPt5についてポインタの張
り替えを行い、ポインタPt6を挿入する領域を確保す
る。
【0029】3.KEY6を指すポインタPt6を挿入
する。 図6は、本発明の一実施例のキー値の削除を示す。同図
は、T木インデックス10からキー値121を削除する
方法を例示している。T木インデックス10からKEY
6を削除する例を以下に示す。 1.KEY6を指すポインタ114Pt6を検索する。
【0030】2.キー値格納領域12からKEY6を削
除する。 3.ポインタPt6をノード111から削除する。 4.ポインタPt6を削除した領域が空き115とな
り、順序性が保てなくなるため、ポインタPt7、ポイ
ンタPt8についてポインタ114の張り替えを行う。
【0031】図7は、本発明の一実施例のバックアップ
を示す。同図は、バックアップ30を例示している。T
木インデックス10を構成するT木本体11、キー値格
納領域12、重複キー格納領域13の3領域のうち、バ
ックアップ30をディスク上に取得するのは、T木本体
11のみとする。バックアップ30をT木本体11のみ
とすることで、バックアップ30のデータ量を削減で
き、通常運用の処理速度に影響を与えるバックアップ取
得時のディスクへの書込み時間を短縮することができ
る。
【0032】障害からのリカバリ時には、T木本体11
のバックアップ30をディスクからメモリ上にロードす
る。次に、データベース内のテーブル20のバックアッ
プを参照して、キー値121を取り出し、T木本体11
の各ノード111の各要素112とポインタ114で結
合することで、キー値格納領域12、重複キー格納領域
13を作成し、レコード202へのアクセスが可能な状
態とする。
【0033】また、本発明は、上記において、T木イン
デックスを該T木インデックスの階層構造の情報を有す
るノードからなるT木本体、検索時に条件比較を行うキ
ー値情報、一つキーに対して複数のレコードが対応する
重複キー情報の3つの領域に分けて管理し、T木インデ
ックスのノード情報をキーを構成するカラム数、長さ及
びキーの重複とは独立に構築し、分割した3つの領域の
中でT木本体を構成するノードのみを、ディスク上にバ
ックアップを取得する処理をプログラムとして構築し、
ディスク装置や、フロッピーディスク、CD−ROM等
の可搬記憶媒体に格納し、データベースをメモリ上に常
駐させる場合に利用することにより汎用的に利用するこ
とが可能である。
【0034】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、メモリ
常駐データベース管理システムのT木インデックスにお
いて、キー値を構成するカラムの数、長さとは独立にT
木本体を構成でき、T木の成長、衰退時に、ノード間で
キー値を移動することなく、ポインタの張り替えのみで
対応できるため、T木の構築が高速化される。
【0036】また、キー値を格納する領域を最小限に抑
えることができるため、メモリ使用量が削減できる。重
複キーを扱う場合にもキー値は一つであるため、重複度
が高いデータでも効率良く検索できる。さらに、バック
アップについては、T木本体のみであるため、バックア
ップに要する時間が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明のT木インデックスの構成図である。
【図3】本発明のT木インデックスのノードとキー値の
構成図である。
【図4】本発明の一実施例の重複キーの増加を示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施例のキー値の挿入を示す図であ
る。
【図6】本発明の一実施例のキー値の削除を示す図であ
る。
【図7】本発明の一実施例のバックアップを示す図であ
る。
【図8】従来のT木インデックスの構成図である。
【図9】従来のT木インデックスにおけるノード構成図
である。
【図10】従来のT木インデックスにおける重複キーの
増加を示す図である。
【図11】従来のT木インデックスにおけるキー値の挿
入を示す図である。
【図12】従来のT木インデックスにおけるキー値の削
除を示す図である。
【図13】従来のT木インデックスのバックアップを示
す図である。
【符号の説明】
10 T木インデックス 11 T木本体 12 キー値格納領域 13 重複キー格納領域 20 テーブル 100 T木本体格納領域 111 ノード 112 ノード内要素 113 ノード間ポインタ 114 ノード内要素とキー値間ポインタ 115 空き 116 ノード内要素とレコード間ポインタ 121 キー値 122 キー値とレコード間ポインタ 123 キー値と重複キーポインタ集合間ポインタ 131 重複キーポインタ集合内要素とレコード間ポイ
ンタ 132 重複キーポインタ集合内要素とレコード間ポイ
ンタ 133 重複キー 200 キー値格納領域 300 重複キー格納領域 400 管理手段 410 バックアップ取得手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースをメモリ上に常駐させ、高
    速なデータアクセスを実現するデータベース管理システ
    ムで使用するT木インデックスを構築するT木インデッ
    クス構築方法において、 T木インデックスを該T木インデックスの階層構造の情
    報を有するノードからなるT木本体、検索時に条件比較
    を行うキー値情報、一つキーに対して複数のレコードが
    対応する重複キー情報の3つの領域に分けて管理し、 前記T木インデックスのノード情報をキーを構成するカ
    ラム数、長さ及びキーの重複とは独立に構築し、 分割した前記3つの領域の中でT木本体を構成するノー
    ドのみを、ディスク上にバックアップを取得することを
    特徴とするT木インデックス構築方法。
  2. 【請求項2】 データベースをメモリ上に常駐させ、高
    速なデータアクセスを実現するデータベース管理システ
    ムで使用するT木インデックスを構築するT木インデッ
    クス構築装置において、 T木インデックスを該T木インデックスの階層構造の情
    報を有するノードからなるT木本体を格納するT木本体
    格納領域と、 検索時に条件比較を行うキー値情報を格納するキー値格
    納領域と、 一つキーに対して複数のレコードが対応する重複キー情
    報を格納する重複キー格納領域と、 前記T木本体格納領域、前記キー値格納領域及び前記重
    複キー格納領域の3つの領域を管理する管理手段とを有
    することを特徴とするT木インデックス構築装置。
  3. 【請求項3】 前記T木本体格納領域は、 前記T木インデックスのノード情報をキーを構成するカ
    ラム数、長さ及びキーの重複とは独立に構築する請求項
    2記載のT木インデックス構築装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、 分割した前記T木本体格納領域、前記キー値格納領域及
    び前記重複キー格納領域の3つの領域の中でT木本体を
    構成するノードのみを、ディスク上にバックアップを取
    得するバックアップ取得手段を含む請求項2及び3記載
    のT木インデックス構築装置。
  5. 【請求項5】 前記T木本体格納領域に格納されるノー
    ドは、 前記ノード内要素に前記キー値格納領域内に格納されて
    いるキー値の位置を指すポインタを含む請求項2記載の
    T木インデックス構築装置。
  6. 【請求項6】 前記キー値格納領域に格納されるキー値
    は、 1つのキーに対して1つのレコードが対応している場合
    には、各キー値に対応するレコードの位置を指すポイン
    タを保持し、 1つのキーに対して複数のレコードが対応している場合
    には、前記重複キー格納領域のポインタの集合内の一つ
    の要素を指すポインタを保持する請求項2記載のT木イ
    ンデックス構築装置。
  7. 【請求項7】 前記重複キー格納領域に格納される前記
    重複キー情報は、 前記重複キーに対応するレコードの位置を指すポインタ
    を有する請求項2記載のT木インデックス構築装置。
  8. 【請求項8】 前記管理手段は、 前記T木本体格納領域、前記キー値格納領域及び前記重
    複キー格納領域内の要素をポインタで結合する手段を含
    む請求項2、5、6、及び7記載のT木インデックス構
    築装置。
  9. 【請求項9】 データベースをメモリ上に常駐させ、高
    速なデータアクセスを実現するデータベース管理システ
    ムで使用するT木インデックスを構築するT木インデッ
    クス構築プログラムを格納した記憶媒体であって、 T木インデックスを該T木インデックスの階層構造の情
    報を有するノードからなるT木本体、検索時に条件比較
    を行うキー値情報、一つキーに対して複数のレコードが
    対応する重複キー情報の3つの領域に分けて管理する管
    理プロセスを有し、 前記管理プロセスは、 前記T木インデックスのノード情報をキーを構成するカ
    ラム数、長さ及びキーの重複とは独立に構築し、分割し
    た前記3つの領域の中でT木本体を構成するノードのみ
    を、ディスク上にバックアップを取得するプロセスを有
    することを特徴とするT木インデックス構築プログラム
    を格納した記憶媒体。
JP25723997A 1997-09-22 1997-09-22 T木インデックス構築方法及び装置及びt木インデックス構築プログラムを格納した記憶媒体 Expired - Fee Related JP3622443B2 (ja)

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