JPH1193773A - ガスタービンの多軸推力偏向ノズル - Google Patents

ガスタービンの多軸推力偏向ノズル

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JPH1193773A
JPH1193773A JP27656497A JP27656497A JPH1193773A JP H1193773 A JPH1193773 A JP H1193773A JP 27656497 A JP27656497 A JP 27656497A JP 27656497 A JP27656497 A JP 27656497A JP H1193773 A JPH1193773 A JP H1193773A
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JP
Japan
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ring
flap
exhaust duct
axis
gas turbine
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JP27656497A
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English (en)
Inventor
Takuma Ide
琢磨 井出
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイバージェントフラップを同期させる外側
リングの支持構造を簡素化し、軽量化や位置決め精度の
向上も図ることができるガスタービンの多軸推力偏向ノ
ズルを提供すること。 【解決手段】 コンバージェントフラップ23の外周に
外側が球面の一部をなす凸面リング26を排気ダクト2
1の軸方向に並進移動可能に取付けておき、この凸面リ
ング26の内側に隙間をあけて前記コンバージェントフ
ラップ23を回動させて噴射口面積を変える内側リング
29を設け、この凸面リング26の外面に沿ってダイバ
ージェントフラップ25の回動と偏向を行う外側リング
33を移動可能に設ける。これにより、排気ダクト21
の軸方向にのみ移動される凸面リング26上に外側リン
グ33を配置することで確実に支持することができ、部
品点数を減らして支持構造の簡素化を図り、軽量化や位
置決め精度の向上が図れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスタービンの
多軸推力偏向ノズルに関し、複数個のダイバージェント
フラップを同期して動かす外側リングの支持構造を簡素
化して軽量化や位置決め精度の向上を図るようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンが搭載された航空機の中に
は、機体のフラップ等による操縦に加え、ガスタービン
の排気ガスの噴射方向を中心軸方向後方だけでなく、偏
向ノズルを設けることでピッチ方向やヨー方向など任意
の方向に偏向して操縦性を高めることが行われている。
【0003】従来の偏向ノズルは、例えば図2および図
3に、特開平2−275050号公報に開示された推力
ベクトル操作装置を示すように、排気ダクト1の後端部
に、排気ダクト1の外周円の接線方向の軸2の回りに回
動するコンバージェントフラップ3を円周方向に複数個
取付けて略円筒状をなすように配置してノズルののど部
の開口面積を可変にできるようにし、さらに、これらコ
ンバージェントフラップ3の先端部に軸2と平行な軸4
の回りに回動するダイバージェントフラップ5を円周方
向に複数個取付けて略円筒状を成すように配置してノズ
ルの出口面積を可変にするとともに噴射方向を変えるこ
とができるようにしてある。
【0004】そして、偏向操作を行うため、ダイバージ
ェントフラップ5の外側に外側フラップ6が配置されて
先端部同志がピン7で連結されるとともに、外側フラッ
プ6の基端部がコンバージェントフラップ3の外周前方
に配置された同期リング8にピン9で連結され、この同
期リング8を円周等間隔に配置した3本のアクチュエー
タ10と3本の支持ロッド11で支持するようになって
いる。
【0005】これにより、同期リング8を排気ダクト1
の中心軸方向に往復移動することで出口面積を大きくし
たり小さくすることができ、同期リング8を排気ダクト
1の中心軸に対して傾けることで噴射方向をピッチ方向
やヨー方向など任意の方向に変えることができる。
【0006】さらに、コンバージェントフラップ3の外
周に同期リング12が配置されて排気ダクト1の円周等
間隔に配置した4本のアクチュエータ13で支持され、
同期リング12のカムローラ14がコンバージェントフ
ラップ3の外周に形成されたカム15と噴射ガスの圧力
で接触するようになっており、同期リング12を排気ダ
クト1の中心軸方向に往復移動することでノズルののど
部の開口面積を変更できるようになっている。
【0007】したがって、コンバージェントフラップ3
を同期リング12の操作によってノズルののど部の開口
面積を変え、この状態を保持したまま同期リング8を操
作することで、ダイバージェントフラップ5による出口
面積と噴射方向の変更ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の偏向
ノズルでは、ダイバージェントフラップ5を操作する同
期リング8を排気ダクト1の後方の空間内に支持しなが
ら前後動や傾動しなければならず、同期リング8を3本
のアクチュエータ10と3本の支持ロッド11で空間に
支持するようにしており、構造が複雑であるとともに、
重量が重くなるという問題がある。
【0009】また、排気ダクト1の中心軸方向に配置さ
れたアクチュエータ10や支持ロッド11で同期リング
8を支持するためこれらの撓みの影響によって同期リン
グ8の位置きめ精度が低下するなどの問題がある。
【0010】この発明は、かかる従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、複数個のダイバージェントフラップ
を同期して動かす外側リングの支持構造を簡素化できる
とともに、軽量化や位置決め精度の向上を図ることがで
きるガスタービンの多軸推力偏向ノズルを提供しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の請求項1に記載のガスタービンの多軸推
力偏向ノズルは、ガスタービンの排気ダクトの後端部外
周に当該排気ダクトの外周における接線方向の軸回りに
回動可能に設けられる複数個のコンバージェントフラッ
プと、これらコンバージェントフラップの先端部に各フ
ラップの回動軸と平行な軸回りに回動可能に設けられる
複数個のダイバージェントフラップとを備え、その噴射
口面積と噴射方向を変えるガスタービンの多軸推力偏向
ノズルであって、前記コンバージェントフラップの外側
に嵌挿され、そのコンバージェントフラップの背面に接
触しながら前記排気ダクトの軸方向に移動可能な内側リ
ングと、外面に凸面が形成されたリング形状からなり、
前記内側リングの外側に隙間をあけて嵌挿され、前記排
気ダクトの軸方向に移動可能な凸面リングと、当該凸面
リングの外側に嵌挿され、その凸面に沿って傾動可能か
つ前記排気ダクトの軸方向に移動可能な外側リングと、
当該外側リングと前記ダイバージェントフラップとを連
結する外側フラップとを備え、前記内側リングの移動に
より前記コンバージェントフラップ端部の噴射口面積を
変更し、前記外側リングの傾動により前記ダイバージェ
ントフラップの噴射方向を偏向し、前記凸面リングおよ
び前記外側リングの移動により前記ダイバージェントフ
ラップ端部の噴射口面積を変更することを特徴とするも
のである。
【0012】このガスタービンの多軸推力偏向ノズルに
よれば、コンバージェントフラップの外周に外面が凸面
とされた凸面リングを排気ダクトの軸方向に並進移動可
能に排気ダクトに取付けておき、この凸面リングの内側
に隙間をあけて前記コンバージェントフラップを回動さ
せて噴射口面積を変える内側リングを設けるとともに、
この凸面リングの外面に沿ってダイバージェントフラッ
プの回動と偏向を行う外側リングを移動するようにして
おり、排気ダクトの軸方向にのみ移動される凸面リング
上で外側リングを動かすことで確実に外側リングを支持
できるようになり、これにより、支持構造の簡素化を図
り、軽量化や位置決め精度の向上となる。
【0013】また、この発明の請求項2に記載のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルは、請求項1記載の構成に
加え、前記凸面リングの凸面は、前記排気ダクトの軸線
上に中心を有する球面の一部で構成されていることを特
徴とするものである。
【0014】このガスタービンの多軸推力偏向ノズルに
よれば、凸面リングの凸面を排気ダクトの中心軸上に中
心を有する球面の一部で構成するようにしており、外側
リングを排気ダクトの中心軸に対してあらゆる方向に傾
けることができるようになり、構造の簡素化と重量の軽
減に加え、一層確実に外側リングを凸面リング上で移動
できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づき詳細に説明する。図1はこの発明のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルの一実施の形態にかかる概
略縦断面図および凸面リング部分の概略側面図である。
【0016】このガスタービンの多軸推力偏向ノズル2
0では、排気ダクト21の後端部に、排気ダクト21の
外周を構成する円の接線方向(図1(a)では、上下の
みが図示される紙面に垂直な方向)の軸22の回りに回
動するコンバージェントフラップ23と図示しないシー
ルとを円周方向に複数個取付けて略円筒状をなすように
配置して噴口面積の一つであるノズルののど部の開口面
積At を可変にできるようにしてある。
【0017】さらに、これらコンバージェントフラップ
23の先端部に軸22と平行(図1(a)では、上下の
みが図示される紙面に垂直な方向)な軸24の回りに回
動するダイバージェントフラップ25と図示しないシー
ルとを円周方向に複数個取付けて略円筒状をなすように
配置して噴射口面積の一つであるノズルの出口面積Ao
を可変にするとともに、噴射方向を変えて推力の作用方
向を変えることができるようにしてある。
【0018】そして、これらコンバージェントフラップ
23およびダイバージェントフラップ25の噴射口面積
の変更操作や噴射方向の偏向操作を行うため、コンバー
ジェントフラップ23の外周部に排気ダクト21の中心
軸Lを中心とする球面の一部で構成されるリング状の凸
面リング26が配置され、基端部に軸方向に延出された
筒部26aが形成してある。そして、排気ダクト21の
外周面に軸方向と平行に複数本のトラックレール27が
敷設され、これらトラックレール27に沿って係合しな
がら転動するローラ28が凸面リング26の筒部26a
の内面に取付けてあり、凸面リング26を排気ダクト2
1の軸方向に往復移動することができるように支持して
ある。
【0019】このリング状の凸面リング26の内側に
は、複数個のコンバージェントフラップ23を同期して
操作する内側リング29が隙間をあけて配置され、排気
ダクト21の外側面に取付けた少なくとも3本の内側用
アクチュエータ30のロッドを凸面リング26に形成し
た図示しない開口部を貫通させて連結することで、空間
上に支持され、凸面リング26の球面の内側の隙間で中
心軸Lに平行に移動するようになっている。なお、内側
用アクチュエータ30を凸面リング26の内側に配置し
てロッドを凸面リング26を貫通しないよう配置するよ
うにしても良い。
【0020】そして、この内側リング29の内周部には
コンバージェントフラップ23の個数に応じたカムロー
ラ31が取付けられ、各コンバージェントフラップ23
の背面に形成された円弧状のカム32のトラックレール
と係合しながら転動するようになっている。
【0021】したがって、アクチュエータ30を排気ダ
クト21の中心軸Lの方向に前後動させることで、内側
リング29が排気ダクト21の中心軸Lの方向に並進駆
動されカムローラ31とカム32のトラックレールとの
接触位置が変わることでコンバージェントフラップ23
が軸22を中心に回動され、ノズルののど部の開口面積
At を変えることができる。
【0022】一方、リング状の凸面リング26の外側に
は、ダイバージェントフラップ25を同期して操作する
外側リング33が配置され、排気ダクト21の外側面に
取付けた少なくとも3本の外側用アクチュエータ34に
ユニバーサルジョイント35を介して連結されて空間上
に支持されるとともに、凸面リング26の球面の外周に
沿って設けられたトラックレールに係合しながら移動す
る支持ローラ36を介して支持されるようになってい
る。そして、この外側リング33には、ダイバージェン
トフラップ25の外側に配置されて先端部同志がピン3
7で連結された円周方向複数個の外側フラップ38の基
端部がピン39で連結してあり、これら外側フラップ3
8が操作用の連結アームと外周を覆うカバーの機能をな
すようになっている。
【0023】したがって、この外側リング33を凸面リ
ング26の外周に沿って円周等間隔に配置した少なくと
も3本の外側用アクチュエータ34によって排気ダクト
21の中心軸Lに対して傾けることで噴射方向をピッチ
方向やヨー方向など任意の方向に変えることができる。
【0024】また、3本の外側用アクチュエータ34に
よって外側リング33を排気ダクト21の中心軸Lの方
向に凸面リング26ごと並進駆動することで噴射口面積
の一つである出口面積Ao を大きくしたり小さくするこ
とができる。
【0025】このように構成したガスタービンの多軸推
力偏向ノズル20によれば、次のようにしてコンバージ
ェントフラップ23とダイバージェントフラップ25の
操作が行われる。
【0026】 コンバージェントフラップによるのど
部の開口面積At の調整 ガスタービンの出力に応じて排気ダクト21ののど部の
開口面積At を調整する必要があり、内側用アクチュエ
ータ30を操作して排気ダクト21の中心軸Lの方向に
内側リング29を往復駆動することで、内側リング29
のカムローラ31とコンバージェントフラップ23のカ
ム32のトラックレールとの接触位置が変わり、排気ガ
スの圧力によって外側に押し付けられているコンバージ
ェントフラップ23が軸22を中心に回動され、のど部
の開口面積Atが変更される。
【0027】 ダイバージェントフラップによる噴射
口面積の変更と噴射方向の偏向 排気エネルギの有効利用のための噴射口面積の一つであ
る出口面積Ao の変更および航空機の操縦性の向上のた
めガスタービンの排気ガスの噴射方向を変えて推力の作
用方向を偏向する必要があり、凸面リング26の外側の
トラックレール上を係合しながら転動するローラを介し
て支持されている外側リング33を外側用アクチュエー
タ34で排気ダクト21の中心軸Lに対して球面に沿っ
て傾けるように駆動することで、ダイバージェントフラ
ップ25の角度を変え、排気ダクト21の中心軸Lの方
向だけでなく、ピッチ方向やヨー方向、さらにはこれら
を組み合わせたあらゆる方向に排気の方向を変更するこ
とができ、凸面リング26の外側のトラックレールに係
合されるローラを介して支持されている外側リング33
を外側用アクチュエータ34で排気ダクト21の中心軸
Lに往復駆動することで、凸面リング26も一緒に往復
駆動されて、ダイバージェントフラップ25を回動さ
せ、出口面積Ao を変更することができる。
【0028】なお、外側リング33が傾斜している場
合、凸面リング26は外側リング33の半径で拘束され
ているため、外側リング33を傾斜したまま軸方向に移
動すると、引きつられて移動することになる。
【0029】このようなガスタービンの多軸推力偏向ノ
ズル20によれば、ダイバージェントフラップ25の操
作を行う外側リング33を凸面リング26の球面上に載
せるようにするとともに、3本の外側用アクチュエータ
34およびユニバアーサルジョイント35で支持するよ
うにしたので、従来のアクチュエータと支持ロッドで支
持する場合に比べ、外側リング33の支持を確実にで
き、位置決め精度を向上することができるとともに、部
品点数も少なく構造の簡素化を図り、重量の軽減も図る
ことができる。
【0030】また、凸面リング26の外面で支持される
外側リングを3本の外側用アクチュエータ34とユニバ
ーサルジョイント35で駆動するようにしたので、外側
用アクチュエータ34のロッドを撓ませることなく外側
リング33を操作することができ、一層位置決め精度を
向上することができる。
【0031】さらに、外側リング33を凸面リング26
上で傾けたまま凸面リング26ごと外側リング33を平
行移動することができ、これによりのど部面積At と出
口面積Ao を最適に制御でき、ガスタービンのエネルギ
を有効に利用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、一実施の形態とともに具体的に説
明したようにこの発明の請求項1記載のガスタービンの
多軸推力偏向ノズルによれば、ガスタービンの排気ダク
トの後端部外周に当該排気ダクトの外周における接線方
向の軸回りに回動可能に設けられる複数個のコンバージ
ェントフラップと、これらコンバージェントフラップの
先端部に各フラップの回動軸と平行な軸回りに回動可能
に設けられる複数個のダイバージェントフラップとを備
え、その噴射口面積と噴射方向を変えるガスタービンの
多軸推力偏向ノズルにおいて、前記コンバージェントフ
ラップの外側に嵌挿され、そのコンバージェントフラッ
プの背面に接触しながら前記排気ダクトの軸方向に移動
可能な内側リングと、外面に凸面が形成されたリング形
状からなり、前記内側リングの外側に隙間をあけて嵌挿
され、前記排気ダクトの軸方向に移動可能な凸面リング
と、当該凸面リングの外側に嵌挿され、その凸面に沿っ
て傾動可能かつ前記排気ダクトの軸方向に移動可能な外
側リングと、当該外側リングと前記ダイバージェントフ
ラップとを連結する外側フラップとを備えるようにした
ので、前記内側リングの移動により前記コンバージェン
トフラップ端部の噴射口面積を変更することができると
ともに、前記外側リングの傾動により前記ダイバージェ
ントフラップの噴射方向を偏向し、前記凸面リングおよ
び前記外側リングの移動により前記ダイバージェントフ
ラップ端部の噴射口面積を変更する子とができる。
【0033】これにより、部品点数を減らして支持構造
の簡素化を図ることができるとともに、軽量化や位置決
め精度の向上を図ることができる。
【0034】また、この発明の請求項2に記載のガスタ
ービンの多軸推力偏向ノズルによれば、凸面リングの凸
面を排気ダクトの中心軸上に中心を有する球面の一部で
構成するようにしたので、外側リングを排気ダクトの中
心軸に対してあらゆる方向に傾けることができるととも
に、構造の簡素化と重量の軽減に加え、一層確実に外側
リングを凸面リング上で移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガスタービンの多軸推力偏向ノズル
の一実施の形態にかかる概略縦断面図および凸面リング
部分の概略側面図である。
【図2】従来のガスタービンの多軸推力偏向ノズルの概
略斜視図である。
【図3】従来のガスタービンの多軸推力偏向ノズルの概
略縦断面図である。
【符号の説明】
20 ガスタービンの多軸推力偏向ノズル 21 排気ダクト 22 軸 23 コンバージェントフラップ 24 軸 25 ダイバージェントフラップ 26 凸面リング 27 トラックレール 28 ローラ 29 内側リング 30 内側用アクチュエータ 31 カムローラ 32 カム 33 外側リング 34 外側用アクチュエータ 35 ユニバーサルジョイント 36 支持ローラ 37 ピン 38 外側フラップ 39 ピン At のど部の開口面積 Ao 出口面積 L 排気ダクトの中心軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスタービンの排気ダクトの後端部外周に
    当該排気ダクトの外周における接線方向の軸回りに回動
    可能に設けられる複数個のコンバージェントフラップ
    と、これらコンバージェントフラップの先端部に各フラ
    ップの回動軸と平行な軸回りに回動可能に設けられる複
    数個のダイバージェントフラップとを備え、その噴射口
    面積と噴射方向を変えるガスタービンの多軸推力偏向ノ
    ズルであって、 前記コンバージェントフラップの外側に嵌挿され、その
    コンバージェントフラップの背面に接触しながら前記排
    気ダクトの軸方向に移動可能な内側リングと、外面に凸
    面が形成されたリング形状からなり、前記内側リングの
    外側に隙間をあけて嵌挿され、前記排気ダクトの軸方向
    に移動可能な凸面リングと、 当該凸面リングの外側に嵌挿され、その凸面に沿って傾
    動可能かつ前記排気ダクトの軸方向に移動可能な外側リ
    ングと、 当該外側リングと前記ダイバージェントフラップとを連
    結する外側フラップとを備え、 前記内側リングの移動により前記コンバージェントフラ
    ップ端部の噴射口面積を変更し、前記外側リングの傾動
    により前記ダイバージェントフラップの噴射方向を偏向
    し、前記凸面リングおよび前記外側リングの移動により
    前記ダイバージェントフラップ端部の噴射口面積を変更
    することを特徴とするガスタービンの多軸推力偏向ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】前記凸面リングの凸面は、前記排気ダクト
    の軸線上に中心を有する球面の一部で構成されている、
    請求項1記載のガスタービンの多軸推力偏向ノズル。
JP27656497A 1997-09-24 1997-09-24 ガスタービンの多軸推力偏向ノズル Pending JPH1193773A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110159454A (zh) * 2019-06-17 2019-08-23 西安航空学院 固冲发动机可调喷管

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110159454A (zh) * 2019-06-17 2019-08-23 西安航空学院 固冲发动机可调喷管
CN110159454B (zh) * 2019-06-17 2023-11-24 西安航空学院 固冲发动机可调喷管

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