JPH1193619A - 発電設備を運転する方法 - Google Patents

発電設備を運転する方法

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JPH1193619A
JPH1193619A JP10209255A JP20925598A JPH1193619A JP H1193619 A JPH1193619 A JP H1193619A JP 10209255 A JP10209255 A JP 10209255A JP 20925598 A JP20925598 A JP 20925598A JP H1193619 A JPH1193619 A JP H1193619A
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JP
Japan
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steam
turbine
gas
group
combustion chamber
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JP10209255A
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English (en)
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Ururihi Furuchi Hansu
ウルリヒ フルチ ハンス
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ABB Asea Brown Boveri Ltd
ABB AB
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ABB Asea Brown Boveri Ltd
Asea Brown Boveri AB
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Publication date
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    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービンの出力に関して効率を著しく高
める方法を提供する。 【解決手段】 ほぼガスタービン群と後置された蒸気循
環系とからなる発電設備を運転する方法において、この
蒸気循環系から発生する復水32の一部が、ガスタービ
ン群の圧縮機1に付属している中間冷却器36に誘導さ
れ、ここで温水39、41に加熱される。次に、この温
水が直接または別の加熱手段43aを介してガスタービ
ン群に適当な箇所で送入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてガスター
ビン群と、このガスタービン群に後置された排熱蒸気発
生装置と、この排熱蒸気発生装置に後置された蒸気循環
系とからなる発電設備を運転する方法であって、前記ガ
スタービン群が少なくとも1つの中間冷却器を備えた少
なくとも1つの圧縮機と、少なくとも1つの燃焼室と、
少なくとも1つのタービンと、少なくとも1つの発電機
または負荷とからなり、最後のタービンから出る排ガス
が排熱蒸気発生装置を貫流し、この排熱蒸気発生装置内
で蒸気循環系に属する少なくとも1つの蒸気タービンを
駆動するための少なくとも1つの蒸気の発生が実現され
る形式の方法に関する。また、本発明は、ガスタービン
群を有する発電設備を運転する方法であって、このガス
タービン群が中間冷却器を備えた少なくとも1つの圧縮
機と、少なくとも1つの燃焼室と、少なくとも1つのタ
ービンと、少なくとも1つの発電機または負荷とからな
る形式の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービン群と、これに後置された排
熱蒸気発生装置と、これに接続している蒸気循環系とか
らなる発電設備では、最大限の効率を達成するために、
蒸気循環系内に臨界を超えた蒸気プロセスを設けること
が有利である。このような回路が、スイス特許第480
535号明細書より公知である。この回路では、排熱蒸
気発生装置の下方温度範囲でガスタービン群の排熱を最
適に利用する目的で、ガスタービン循環媒体の質量流が
分岐されて、ガスタービン内で復熱に利用される。ガス
タービンプロセスも蒸気プロセスも、順次燃焼を有して
いる。しかし、この構成は、現代の、好ましくは単軸状
に設計されたガスタービンの場合には、構造的な観点で
複雑となり好ましくない。
【0003】圧縮機と作用接続している中間冷却器を備
えた公知の設備では、この中間冷却器から発生する温水
の大部分または全量が、蒸気循環系に属している混合予
熱器内に導入される。この方策によって、混合予熱器内
で余剰熱が発生し、これが水の一部の蒸発を引き起こ
す。こうして発生した蒸気は、次に負圧を維持している
導管を介して蒸気タービンに供給され、ここで仕事が行
われる。しかし、このような配置構成は、蒸気タービン
の容積の大きい低圧部の流動経路がさらに拡大されなけ
ればならないという欠点を有している。この蒸気量の仕
事利得は比較的わずかである。せいぜい、中間冷却器が
発電設備の効率に与える否定的な影響を補償するのに、
かろうじて間に合う程度であろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の方法を改良して、出力に関して効率を著
しく高める方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の方法では、最後のタービンから発生する復
水の一部が中間冷却器内で高温の媒体に変えられ、この
媒体が直接または別の加熱を介してガスタービン群の循
環系に送入され、中間冷却器の上流側で復水に追加水が
導入されるようにした。さらに、上記の課題を解決する
ために本発明の方法では、中間冷却器がヒートシンクと
作用接続しており、このヒートシンクから発生する復水
が中間冷却器内で高温の媒体に変えられ、この媒体がガ
スタービン群に導入される前にガスタービン群から出る
排ガスの部分量が貫流する熱交換器を通され、中間冷却
器の上流側で追加水が復水に導入されるようにした。
【0006】
【発明の効果】上記の目手形のためには混合予熱器に、
中間冷却器からの温水が一部だけ供給され、他の部分は
直接または適切な箇所有利に燃焼室の上流でのガスター
ビンの加熱を介して供給される。
【0007】以上のような特徴を有する本発明による方
法は、この燃焼室内への温水の噴射によって発生した蒸
気がガスタービン群の少なくとも1つのタービンの出力
を高め、それにより発電機に送られる出力を直接高める
という重要な利点を有している。さらに、こうして発生
した蒸気が排ガス量を高めるので、排熱ボイラ内で作ら
れる蒸気もより多くなる。もちろん、この目的のために
給水量が相応に増やされなければならず、噴射された温
水が問題なく蒸発できるように、そしてまたこうして発
生した蒸気が公称高温ガス温度に過熱されるように、燃
料供給も相応に適合される。
【0008】冷水をガスタービンの燃焼室の前に噴射す
ることによっても出力上昇を達成することは確かにでき
るが、その代償として効率が顕著に低下する。なぜなら
ば、水は燃料によって予熱され、蒸発されなければなら
ず、これはエクセルギーの点で非常に不利だからであ
る。
【0009】本発明の別の重要な利点は、順次燃焼式の
ガスタービンでは、第1の燃焼室に送入された温水のみ
が蒸発され、これに応じて蒸気が過熱されればよいとい
うことである。こうして発生した蒸気が第2の燃焼室を
通過する際に、ここでは燃料によって再熱用の熱のみが
供給されればよく、これはエクセルギーの点から有利で
ある。
【0010】また、中間冷却器の温水が噴射前に、熱力
学的な観点から設けることが良好なエコノマイザでさら
に加熱され得ることにより、温水を噴射することは燃料
を節約する効果がある。
【0011】本発明の有利な構成が請求項2以下に記載
されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の直接の理解に必要の
ない部材は省略した。媒体の流動方向は矢印で示されて
いる。2つの図面で同じ部材には同じ符号を付けた。
【0013】図1は、ガスタービン群と、このガスター
ビン群に後置された排熱蒸気発生装置と、この排熱蒸気
発生装置に後置された蒸気循環系とからなる発電設備を
示している。
【0014】このガスタービン群は順次燃焼方式に基づ
いて構成されている。図1には見えない種々異なる燃焼
室の運転に必要な燃料の供給は、たとえばガスタービン
群と協働する石炭ガス化によって実現され得る。使用さ
れる燃料を一次網から得ることももちろん可能である。
ガスタービン群を運転するための気相燃料の供給がパイ
プラインを通して行われると、一次網と負荷網との圧力
差および/または温度差に基づくエネルギーが、ガスタ
ービン群または一般に回路の必要のために復熱され得
る。自立したユニットとしても働くことのできるこのガ
スタービン群は、圧縮機1と、この圧縮機1に後置され
た第1の燃焼室2と、この燃焼室2に後置された第1の
タービン3と、このタービン3に後置された第2の燃焼
室4と、この燃焼室4に後置された第2のタービン5と
からなる。圧縮機1は中間冷却器36を備えている。中
間冷却器36内で予熱された復水32は吸熱体として働
き、温水39に加熱される。上記の流動機械1、3、5
は、単一のロータ軸47を有している。このロータ軸
は、好ましくは圧縮機1の頭部側と第2のタービン5の
下流側に配置された2つの軸受(詳しく図示しない)で
支承されていることが好都合である。中間冷却器につい
ては、以下に詳述する。吸引空気6が圧縮機1内で圧縮
され、それから圧縮空気7として送風機(詳しく図示し
ない)に流入する。この送風機内には第1の燃焼室2も
収容されている。燃焼室2は互いに関連している環状燃
焼室として形成されていることが好ましい。もちろん、
圧縮空気7は空気貯蔵設備(図示しない)から第1の燃
焼室2に供給され得る。環状燃焼室2は頭部側に、外周
に分布して、複数のバーナ(詳しく図示しない)を有し
ている。これらのバーナは予混合式バーナとして設計さ
れていることが好都合である。ここでは拡散炎形バーナ
を使用することもそれ自体可能である。燃焼による有害
物質排出(特にNOx排出)の低減という意味で、欧州
特許第0321809号明細書に記載されている予混合
式バーナの配置構成を設けることが特に有利である。こ
の場合、上記明細書に記載された発明の対象は本発明の
説明の不可分の構成部分であり、さらにそこに記載され
ている燃料12の供給の形式もそうである。予混合式バ
ーナを環状燃焼室2の周方向に配置することに関して、
そのような配置は必要に応じて同じバーナの通常の構成
と異なることができ、その代わりに種々異なる大きさの
予混合式バーナを使用できる。これは、それぞれ2つの
大きい予混合式バーナの間に同じ構成の小さい予混合式
バーナが配置されることによって行われることが好まし
い。メインバーナの機能を果たす大きい予混合式バーナ
は、この燃焼室のパイロットバーナである小さい予混合
式バーナに対して、これらのバーナを貫流する燃焼空
気、すなわち圧縮機1から出る圧縮空気7を基準にし
て、個々のケースで規定される相互の特定の大きさの比
にある。パイロットバーナは燃焼室の全負荷範囲で、自
動的に作動する予混合式バーナとして働き、空気率はほ
ぼ一定である。メインバーナの投入と遮断は、規定の設
備特有の条件にしたがって行われる。理想的な混合物で
はパイロットバーナは全負荷範囲で運転され得るので、
NOx排出は部分負荷においても非常にわずかである。
このような構成においては、循環する流動線は環状燃焼
室2の先端範囲においてパイロットバーナの渦中心に非
常に接近しているので、本来これらのパイロットバーナ
のみによって点火が可能である。立上がり時には、パイ
ロットバーナを介して供給される燃料量は、これらのパ
イロットバーナが平衡状態に達する(angesteuert)ま
で、すなわち全燃料量が利用されるようになるまで増や
される。構成は、この点がガスタービン群のその都度の
負荷リリース条件に適合するように選択される。次に、
別の出力増加はメインバーナを介して行われる。これに
より、ガスタービン群のピーク負荷において、メインバ
ーナも平衡状態に達する。パイロットバーナによって開
始された「小さい」高温の渦中心の構成はメインバーナ
に基づく「大きい」比較的低温の渦中心の間では極めて
不安定になるので、メインバーナが部分負荷範囲におい
てリーンミクスチャ(貧混合)で駆動されても、NOx
排出に加えてCO排出およびUHC排出の低い非常に良
好な燃焼が達成される。つまり、パイロットバーナの高
温の渦が直ちにメインバーナの小さい渦に進入する。も
ちろん、環状燃焼室2は複数の個々の管状燃焼スペース
からなることができる。これらの管状燃焼スペースは同
様にロータ軸の回りに傾斜リング状に、また時にはらせ
ん状に配置されている。この環状燃焼室2は、その設計
にかかわりなく、ロータ長さに実用的に影響しないよう
なジオメトリで配置されているか、または配置され得
る。この環状燃焼室2から出る高温ガス8は、その直後
に接続されている第1のタービン3を負荷する。タービ
ン3の高温ガスに対する熱膨張作用は意図的に最小限に
保たれる。つまり、タービン3は2列以下の羽根からな
る。
【0015】このようなタービン3では、軸方向スラス
トを安定化させる目的で端面に圧力補償手段を設けるこ
とが必要であろう。タービン3内で部分膨張した高温ガ
ス9は、直接第2の燃焼室4に流入するが、上述した理
由からかなり高い温度を有している。この温度は運転上
の理由から、確実に約1000°Cになるように設計さ
れることが好ましい。この第2の燃焼室4は本質的に、
互いに関連している軸方向またはほぼ軸方向の環状リン
グシリンダの形をしている。この燃焼室4はもちろん軸
方向に、またはほぼ軸方向に、またはらせん状に配置さ
れている、それ自体で閉じた複数の燃焼室からなること
ができる。唯一の燃焼室からなる環状燃焼室4の構成に
関しては、この環状シリンダの周方向と半径方向とに、
複数の燃料噴射管(詳しく図示しない)が配置されてい
る。この燃焼室4はバーナを有していない。ここでは、
タービン3から出る部分膨張した高温ガス9に送入され
る燃料13の燃焼は自己着火によって行われる。もちろ
ん、これは温度水準がそのような運転方式を許す場合に
限られている。燃焼室4が気相燃料、たとえば天然ガス
で駆動されることを前提として、部分膨張した高温ガス
9のタービン3からの出口温度はまだ非常に高く、上述
したように約1000°Cでなければならない。これは
もちろん部分負荷運転においても該当し、タービン2の
設計において基本的な要因をなす。自己着火用に設計さ
れた燃焼室における運転安定性と高い効率を保証するた
めに、火炎面が場所的に安定していることが極めて重要
である。この目的のために、この燃焼室4内に、好まし
くは周方向の内壁と外壁に配置されて、一連の部材(詳
しく図示しない)が設けられており、これらが軸方向で
燃料噴射管の上流側に配置されていることが好都合であ
る。この部材の役割は、上述した予混合バーナと類似に
逆流区域を誘導する渦を形成することである。この燃焼
室4は、軸方向の配置構成と全長とに基づき、作業ガス
の平均速度が約60m/sより大きい高速燃焼室である
ので、渦形成部材は流動と一致して形成されなければな
らない。これらの部材は流入側で、流入方向に傾いた面
を有する正四面体形からなることが好ましい。渦形成部
材は、外面および/または内面に配置されていてよい。
もちろん渦形成部材は、軸方向に互いにずらされている
こともできる。渦形成部材の流出側の面はほぼ放射状に
形成されているので、この後から逆流区域が開始する。
それにもかかわらず、燃焼室4内における自己着火は、
ガスタービン群の過渡的な負荷範囲でも、部分負荷範囲
でも確保されていなければならない。つまり、燃料を送
入する範囲でガスの温度の変動が生じた場合でも、燃焼
室4内における自己着火を保証する補助手段が設けられ
ていなければならない。燃焼室4内に送入される気相燃
料の確実な自己着火を保証するために、この燃料に、着
火温度がより低い別の燃料が少量添加される。この補助
燃料には、たとえば燃料油が非常に適している。液相補
助燃料は、適当に送入されると、いわば導火線の役割を
果たし、第1のタービン3から出る部分膨張した高温ガ
ス9の温度が追求される最適水準の1000°Cを下回
るような場合でも、燃焼室4内における自己着火を可能
にする。自己着火を保証するために燃料油を設けるこの
方策は、ガスタービン群が非常に低められた負荷で駆動
される場合にも、もちろん非常に適していることは明ら
かである。さらに、この方策は、燃焼室4が最小限の軸
方向長さを有し得ることに決定的に寄与する。したがっ
て、燃焼室4の短い全長、炎を安定化させる渦形成部材
の作用、および自己着火の持続的な確保によって、燃焼
が非常に急速に行われ、しかも高温の火炎面の範囲での
燃料の滞留時間が最小限になる。これに基づく直接測定
可能な燃焼上の作用は、NOx排出に関するものであ
り、これは最小限に減らされてもはや重要ではなくな
る。さらに、この初期状況により、燃焼の場所を明瞭に
規定することが可能になるが、これは燃焼室4の構造が
最適に冷却されることに現れる。燃焼室4内で準備され
た高温ガス10は、次に後置された第2のタービン5を
負荷する。ガスタービンの熱力学的な特性値は、第2の
タービン5から出る排ガス11が、ここで排熱蒸気発生
装置15に基づいて示された蒸気形成段と蒸気循環系を
運転するために十分な熱エネルギーを有するように設計
され得る。すでに環状燃焼室2の説明中で示唆されたよ
うに、環状燃焼室2はガスタービン群のロータ全長に実
用的に影響しないようなジオメトリで配置されている。
さらに、第1のタービン3の流出平面と、第2のタービ
ン5の流入平面との間に伸びている第2の燃焼室4が最
小限の長さを有していることが確認可能である。しか
も、上述した理由から、第1のタービン3における高温
ガスの膨張は、少数の、好ましくは1列または2列の羽
根を介して行われるので、ロータ軸47がその最小化さ
れた長さに基づき技術的に不都合なく2つの軸受で支承
可能であるガスタービン群が提供される。流動機械の出
力放出は、圧縮機側で連結された、始動モータとしても
働くことのできる発電機14を介して行われる。タービ
ン5内で膨張した後、まだ高い熱エネルギーを有してい
る排ガス11は排熱蒸気発生装置15を貫流する。排熱
蒸気発生装置15内では熱交換プロセスで繰り返し蒸気
が形成される。それから蒸気は後置された蒸気循環系の
作業媒体を形成する。熱的に利用された排ガスは、次い
で煙道ガス30として大気中に流出する。
【0016】排熱蒸気形成装置15は、再熱された蒸気
に対する管束19を有している。管束19は中圧蒸気2
0で低圧タービン17を負荷する。さらに、この排熱蒸
気形成装置15は管束33を有しており、この中で高圧
蒸気タービン16を負荷するための高圧蒸気34が準備
される。この蒸気は約250bar有している。この高
圧蒸気タービン16から出る膨張蒸気18は、管束19
に対する媒体を形成する。管束19内では低圧蒸気ター
ビン17を負荷するための中圧蒸気20が準備される。
両蒸気タービン16、17は好ましくは軸47a上に支
承されており、カップリング(図示しない)を介してガ
スタービン群のロータ軸47と連結されていることが好
都合である。別の発電機を有する蒸気群の自立したユニ
ットも可能である。高圧蒸気タービン16を高められた
回転数で駆動し、伝動装置または変換機を介して連結す
ることも可能である。
【0017】低圧蒸気タービン17内で膨張した蒸気2
1は、水冷式または空冷式(23)の凝縮機22内で凝
縮される。この凝縮機22の下流側で作用する復水ポン
プ25により、復水24は給水タンクおよび脱気器26
内に送られる。脱気器26は混合予熱器としても公知で
ある。混合予熱器内では温水39が供給されて、復水2
4は約60°Cに予熱される。圧力保持導管27内で蒸
気がちょうど停滞するように、調節部材40が温水量を
調節する。脱気器26から出た復水28は分割され、給
水ポンプ29、29aによってさらに運搬される。この
復水28の一部31は、加熱された高圧蒸気33に対す
る管束の上流側で作用するエコノマイザ43を通って誘
導される量を形成する。この量は低圧蒸気タービン17
から出る膨張蒸気21の量に相応する。復水28の別の
一部は、導管32を介して圧縮機1と作用接続している
中間冷却器36に流れる。中間冷却器36内で部分圧縮
空気37が熱を放出することにより、復水32は高圧温
水39に変えられる。この場合、冷却された部分圧縮空
気38は、別の圧力処理のために圧縮機1に還流する。
中間冷却器36から出るほぼ半分の温水39は、脱気器
26内に流入する前に分岐されて、給水ポンプ42によ
り別のエコノマイザ43aを介して排熱蒸気形成装置1
5内に誘導され、次に沸点の直前までさらに加熱され
て、温水44としてガスタービン群に適当な箇所で導入
される。図では、この温水44が種々異なる調節部材4
5、46を介してガスタービン群の種々異なるユニット
に平行に噴射され得るのが分かる。この温水44を送入
する際に直列に保持された流動経路も可能である。この
噴射によって消費された温水39の量は、中間冷却器3
6の上流側で相応の量の追加水35によって補われる。
この熱的に最適な配置において中間冷却器36における
予熱は、全圧力比約30:1で約130°Cにもたらさ
れる。次に、すでに言及したエコノマイザ43aにおい
て、追加水35はさらに約200°Cに加熱される。こ
れらの条件のもとで、中間冷却器36から脱気器26
に、これに流入する復水24の予熱がほぼちょうど行わ
れ得る量の温水39が流入する。したがって、このよう
な平衡収支のもとで、圧力保持導管27を通って低圧蒸
気タービン17に流れる蒸気量が停滞する。この方策
は、混合予熱器26内における負圧を安定化させるため
のみに行われる。運転条件が設計点と異なる場合は、混
合予熱器26は自動的に予熱蒸気を上述の蒸気タービン
17から調達し、あるいはフラッシュ蒸気をそこに供給
する。
【0018】ガスタービン群が排熱ボイラなしで、つま
り図2に示された複合回路なしに作動する場合、中間冷
却器36を有するガスタービン群の作用原理は、ガス/
蒸気複合設備の作用原理に相応している。この場合は、
排熱蒸気形成装置の代わりに、熱交換器48が中間冷却
器36から出る高圧温水39の加熱のために働く。この
場合も、熱交換器48内ではたいてい温水39の一部4
1のみ加熱されればよいので、熱交換器48は好ましく
は排ガス導管11の支流11a内に配置され、予熱に必
要とされる排ガス量11aは誘引送風機49によって搬
送され調節される。このとき煙道ガス50は引き続き流
れる。こうすることによって、全排ガス流11がせき止
められる必要はないが、そのようなことはエクセルギー
の点で不利であろう。温水量の一部のみが導管44を介
してガスタービンに導入されるのであるから、余剰部分
は吸熱、またはその他の利用に供給されなければならな
い。ここでは、ヒートシンクは、蒸発カスケード51が
設けられることによって構成される。ヒートシンクの作
用原理は、第1のフラスコ52で過圧蒸気53が形成さ
れ、これがエゼクタ54を介して第2のフラスコ55を
減圧させる。第2のフラスコ55内では、そこにある水
が100°C以下にされるので、追加水35と共に冷却
水32が生じる。追加水35によって、ガスタービン内
に噴射される蒸気量44だけでなく、エゼクタ54の排
出蒸気56と一緒に出る水も補われる。調節部材57、
58は、フラスコ52、55の運転のために働く。
【0019】圧縮機1の中間冷却器36によって、およ
び蒸気量44をガスタービン内に噴射することによって
追加的に得られる出力のための消費水量は、現代の相応
の出力の発電所の蒸発冷却塔の消費水量とほぼ等しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発電設備の回路図である。
【図2】発電設備の別の回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 第1の燃焼室、 3 第1のタービ
ン、 4 第2の燃焼室、 5 第2のタービン、 6
吸引空気、 7 圧縮空気、 8 高温ガス、 9
部分膨張した高温ガス、 10 高温ガス、 11、1
1a 排ガス、12 燃料、 13 燃料、 14 発
電機、 15 排熱蒸気発生装置、16 高圧蒸気ター
ビン、 17 低圧蒸気タービン、 18 部分膨張蒸
気、19 再熱された中圧蒸気に対する管群、 20
中圧蒸気、 21 低圧蒸気タービンから出る膨張蒸
気、 22 凝縮機、 23 22に対する冷却された
媒体、 24 混合予熱器の前の復水、 25 復水ポ
ンプ、 26 給水タンクおよび脱気器、混合予熱器、
27 混合予熱器26に対する圧力保持導管、 28
混合予熱器の後ろの復水、 29、29a 給水ポン
プ、 30 煙道ガス、 31 混合予熱器の後ろの復
水、 32 混合予熱器の後ろの復水、33 臨界を超
えた高圧蒸気量に対する管群、 34 高圧蒸気、 3
5 追加水、 36 中間冷却器、 37 部分圧縮空
気、 38 冷却された部分圧縮空気、 39 高圧温
水、 40 調節部材、 41 温水、 42 給水ポ
ンプ、 43、43a エコノマイザ、 44 噴射
水、 45、46 調節部材、 47、47a ロータ
軸、 48 熱交換器、 49 誘引送風機、 50
煙道ガス、 51 蒸発カスケード、 52 第1のフ
ラスコ、 53 過圧蒸気、 54 エゼクタ、 55
第2のフラスコ、 56 エゼクタ54の排出蒸気、
57、58 絞り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02C 6/18 F02C 6/18 A 7/143 7/143

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてガスタービン群と、このガスタ
    ービン群に後置された排熱蒸気発生装置と、この排熱蒸
    気発生装置に後置された蒸気循環系とからなる発電設備
    を運転する方法であって、前記ガスタービン群が少なく
    とも1つの中間冷却器を備えた少なくとも1つの圧縮機
    と、少なくとも1つの燃焼室と、少なくとも1つのター
    ビンと、少なくとも1つの発電機または負荷とからな
    り、最後のタービンから出る排ガスが排熱蒸気発生装置
    を貫流し、この排熱蒸気発生装置内で蒸気循環系に属す
    る少なくとも1つの蒸気タービンを駆動するための少な
    くとも1つの蒸気の発生が実現される形式の方法におい
    て、 最後のタービン(17)から発生する復水(32)の一
    部が中間冷却器(36)内で高温の媒体(39、41)
    に変えられ、この媒体が直接または別の加熱手段(43
    a)を介してガスタービン群の循環系に送入され、中間
    冷却器(36)の上流側で復水(32)に追加水(3
    5)が導入されることを特徴とする、発電設備を運転す
    る方法。
  2. 【請求項2】 ガスタービン群を有する発電設備を運転
    する方法であって、このガスタービン群が中間冷却器を
    備えた少なくとも1つの圧縮機と、少なくとも1つの燃
    焼室と、少なくとも1つのタービンと、少なくとも1つ
    の発電機または負荷とからなる形式の方法において、 中間冷却器(36)がヒートシンク(51)と作用接続
    しており、このヒートシンク(51)から発生する復水
    (32)が中間冷却器(36)内で高温の媒体(39、
    41)に変えられ、この媒体がガスタービン群に導入さ
    れる前にガスタービン群から出る排ガス(11a)の部
    分量が貫流する熱交換器(48)を通され、中間冷却器
    (36)の上流側で追加水(35)が復水(32)に導
    入されることを特徴とする、発電設備を運転する方法。
  3. 【請求項3】 前記媒体(39)が温水である、請求項
    1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記媒体(39)が温水/蒸気混合物か
    らなる、請求項1または2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記媒体(39)が燃焼室(2、4)の
    上流側に、および/または燃焼室(2、4)内に送入さ
    れる、請求項1または2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記媒体(39)が燃料量によって増加
    される、請求項1または2記載の方法。
  7. 【請求項7】 媒体(41)の別の加熱が、ガスタービ
    ン群に導入される前に、排熱蒸気発生装置(15)に属
    するエコノマイザ区間(43a)内で行われる、請求項
    1記載の方法。
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