JPH1193226A - 水道用メータユニット - Google Patents

水道用メータユニット

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Publication number
JPH1193226A
JPH1193226A JP27196897A JP27196897A JPH1193226A JP H1193226 A JPH1193226 A JP H1193226A JP 27196897 A JP27196897 A JP 27196897A JP 27196897 A JP27196897 A JP 27196897A JP H1193226 A JPH1193226 A JP H1193226A
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JP
Japan
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meter
valve
check valve
water
meter unit
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Application number
JP27196897A
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English (en)
Inventor
Fukuo Nakamura
富久男 中村
Keiji Shigeno
啓司 重野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Valve Co Ltd
Original Assignee
Nippo Valve Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippo Valve Co Ltd filed Critical Nippo Valve Co Ltd
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Publication of JPH1193226A publication Critical patent/JPH1193226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い設置場所でのメータの取付け、交換を容
易にするメータユニットを提供する。併せて、螺子径の
異なるメータにも簡単に対応でき、逆止弁のメンテナン
スが容易で、バルブ類の相互の芯合わせ調整作業が不要
なメータユニットを提供する。 【解決手段】 ベース11に止水栓5と逆止弁7と取付
け、止水栓に取り付けた着脱装置9でメータ3を逆止弁
に押しつけて、メータを着脱自在に取り付ける。メータ
の螺子部13、15を受け止めるスライドホルダ55と
螺子受け部材121とは着脱自在である。止水栓と逆止
弁とは、ベースにブッシュ41、103で位置決めして
取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道用のメータユニッ
ト、即ち、水道用のメータとその両側に配置されるバル
ブ装置をユニット化した装置に関する。さらに詳細に言
えば、設置場所が狭く制限されている場合、例えば集合
住宅のパイプシャフト内に設置するのに特に適した水道
用メータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅の場合、例えば階段の踊り場の
側壁部に、一戸分或いは複数戸分の水道用メータやガス
メータ等が設置される通称パイプシャフトと称される格
納スペースが設けられている。
【0003】従来、このような狭い格納スペースに水道
のメータ及びその両側に設置される止水栓や逆止弁等を
設置する場合、予め施工された一次側及び二次側の配管
に対してこれらの機器は全て現場で芯合わせを行いなが
ら、組み合わせて接続するようになっており、この配管
に芯ズレが生じている場合、配管と機器、或いは機器同
士を結合するための袋ナットの締結が容易でない。これ
はメータの新規設置の場合のみでなく、数年ごとに行わ
れるメータ交換の際も同様である。しかも、狭いスペー
スでの作業であるので、特にメータ交換時には古くなっ
た配管を作業中に折損してしまう場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は上記の問題
点に鑑みなされたものであり、メータとその両側に設置
される機器、例えばバルブ装置を、ベースを使用するこ
とによりユニット化し、装置を設置する場合の芯だし作
業を不要にしてメータ設置作業を容易にし、さらにメー
タ交換時には、ユニット自体は配管に取り付けたまま
で、このユニットからメータのみを取り外し、配管部分
には一切手を触れずにメータ交換を行えるようにする、
水道用メータユニットを提供しようとするものである。
【0005】また、水道用のメータは、その両側の接続
用螺子部の径の異なるものが複数種類使用されている。
このような、螺子径の異なる複数のメータにも簡単な作
業を行うのみで対応できる、水道用メータユニットを提
供することも本願発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明においては、長尺状のベースと、該ベース
の両端部において該ベースに固定される上流側及び下流
側のバルブ装置と、上流側及び下流側のバルブ装置の間
に配置されるメータと、上流側及び下流側のバルブ装置
のいずれか一方とメータとの間に配置され、メータを上
流側及び下流側のバルブ装置に着脱自在に接続して支持
する着脱装置とでメータユニットを構成し、着脱装置に
は、メータの一方の接続用螺子部端部に当接して、メー
タを他方のバルブに向けて押圧することのできる摺動自
在なスライド部材を設けることとした。
【0007】さらに具体的実施の形態においては、その
上流側及び下流側のバルブはそれぞれ止水栓装置と逆止
弁装置であり、着脱装置は、止水栓装置とメータとの間
に配置される。
【0008】さらに具体的実施の形態においては、着脱
装置は、止水栓装置に対して回転可能に取り付けられた
回転部材とスライド部材とスライドガイドとで構成さ
れ、回転部材は、一端側において止水栓装置の二次側連
結部に回転自在に連結され、スライド部材は、回転部材
に螺合して取り付けられ、他端側においてメータの一次
側螺子部端部に当接可能となっており、スライドガイド
は、スライド部材の回転を阻止し、軸方向の摺動運動を
行うよう案内する。
【0009】さらに具体的実施の形態においては、着脱
装置と逆止弁装置とは、それぞれメータの一次側螺子部
と二次側螺子部の、少なくともその外周部分の一部を囲
繞して支持する、螺子受け部材を備え、それぞれの螺子
受け部材は、着脱装置と逆止弁装置に着脱自在に取り付
けられている。
【0010】さらに具体的実施の形態においては、その
逆止弁装置は、逆止弁のケースを構成する、貫通孔を備
えた本体と、本体の貫通孔の一端部側に挿入される逆止
カートリッジとからなり、このカートリッジは、非閉鎖
型のハウジングと、該ハウジングの一端側開口部に取り
付けられた弁座部材と、ハウジング内に収納された弁体
と、該弁体を弁座部材に向けて付勢するバネと、弁座部
材に被着して取り付けられ、本体の貫通孔の一端側に形
成された螺子部と螺合する螺子部と、本体の一端側端部
に当接するフランジとを備えている。
【0011】
【実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるのではない。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
水道用メータユニット(以下、単にメータユニットと言
う)の正面図である。図において、メータユニット1
は、メータ3、該メータの上流側に接続されたボール弁
を使用したボール止水栓(以下、単に止水栓という)
5、下流側に接続された逆止弁とを備えている。止水栓
5及び逆止弁7は、それぞれ図示しない上流側と下流側
の配管に接続される。符号9は、メータ3を着脱自在に
このメータユニット1に取り付けるための着脱装置であ
る。また、符号11はベースであり、このベース11に
止水栓5、逆止弁7、着脱装置9が取り付けられ、メー
タ3は、着脱装置9と逆止弁7とによりその両端の螺子
部13、14を支持されている。ベース11は、その両
側端部においてパイプシャフトの床面或いは側壁にアン
カーボルト等を使用して取り付けられる。
【0013】図2は、図1に示すメータユニット1に使
用されている止水栓5と着脱装置9の詳細を示す拡大断
面図である。止水栓5はストレート型のボール止水栓で
あり、本体21内に、真っ直ぐに形成された流路25を
備えたボール23を、ハンドル27により操作し、一次
側と二次側との連通を開閉するものである。一次側連結
部29には図示しない配管が接続され、二次側連結部3
1には後述する着脱装置9が連結される。
【0014】この止水栓5の本体21の下部には、ボス
33が形成されている。そのボス33の下面側には、二
つの螺子孔35が一次側と二次側の連結部29、31の
中心を結ぶ方向に並んで形成されている。そして、その
螺子孔35の入口側は座ぐり加工が施され、径が大きい
位置決め孔37となっている。ベース11にも、螺子孔
35に対応して位置決め孔39が設けられている。そし
て、この位置決め孔37、39に位置決め用のブッシュ
41が嵌合状態で挿入され、ベース11に対する止水栓
5の位置を正確に決めている。そして、ボルト43によ
り止水栓5はベース11に固定されている。
【0015】着脱装置9は、止水栓5の二次側連結部3
1に回転自在に連結される、回転部材としてのロックナ
ット45を備えている。ロックナット45は中空であ
り、内部の孔の途中に形成された、内方へ延び、止水栓
5の二次側連結部31の先端部に嵌まっている内方フラ
ンジ47と、それより一次側に近い位置で内周側に形成
された溝48に収受された取付けリング49とで、止水
栓5の二次側連結部31に形成された外方フランジ32
を挟み、軸方向移動が規制されている。ロックナット4
5は、外周側に設けられた複数個の摘み51を用いて止
水栓本体21に対して回転させることが出来る。
【0016】符号55は摺動部材としてのスライドホル
ダである。スライドホルダ55も中空の部材であり、そ
の外径の異なる三つの部分からなっている。外径の最も
小さい第1の部分57は、止水栓本体21の二次側連結
部31内に摺動自在に挿入されている。符号58は両者
のあいだをシールするOリングである。次に外径の大き
い第2の部分59は、その一部に雄ねじ61が刻設さ
れ、これがロックナット45の内方フランジ47に関し
内周溝48と反対側に形成された雌ねじ46と螺合して
いる。最も外径の大きい第3の部分63は、後述するス
ライドガイド71に嵌合して案内される部分である。第
3の部分63は大略円環状の形をしている。この第3の
部分の先端側に、メータ7の一次側螺子部13を受け止
める一次側螺子受け部67が設けられている。この螺子
受け部67は、下半分だけの半円状をしている。その内
径は、メータ7の一次側螺子部13の外径に対応してい
る。そして、第3の部分63と螺子受け部67はそれら
の下部において平らにカットされて摺接部65を形成し
ている。さらに、第3の部分63の端面には、メータ7
の一次側螺子部13の外径に対応した径の浅い座ぐり6
8が形成され、一次側螺子部13の端部が嵌まるように
なっている。さらに、孔60を囲んだ形で溝64が形成
されており、ここにOリング69が収受され、メータ7
の一次側螺子部13の端面との間をシールする。
【0017】符号71はスライドガイドである。スライ
ドガイド71は、スライドホルダ71の第3の部分に嵌
合する円環部73と、第3の部分と螺子受け部67に形
成された摺接部65を受けてこれを案内する上面が平ら
なガイド部75とを備えている。スライドガイド71
は、ガイド部75の左右(図2の紙面に垂直方向で)の
位置で、ボルト77を用いてベース11に固定される。
【0018】以上の如く構成された着脱装置において
は、ロックナット45を回転させることにより、スライ
ドホルダ55がスライドガイド71に案内されて前後進
する。なお、ロックナット45の雌ねじ46とスライド
ホルダ55の雄ねじ61の螺合が外れるまで前進させる
と、スライドホルダ55を外すことが出来る。
【0019】図3は、図1に示すメータユニット1に使
用されている逆止弁7の詳細を示す拡大断面図である。
この逆止弁7は、本体81と、この本体81内に挿入さ
れる逆止カートリッジ83とを備えている。
【0020】水道の配管途中に挿入されて使用される逆
止カートリッジは公知であり、例えば特開昭59−37
375、実公平3−14607号等に記載されている。
この実施の形態で使用される逆止カートリッジ83の基
本的構成は、実公平3−14607号に記載されたもの
と同じでよい。即ち、逆止カートリッジ83は、ハブ8
4、ハブ84から径方向に延びる複数のアーム85、ア
ーム85の外端部が結合する底部円環部86、底部円環
部86からアーム85に直交する方向に延びる複数のリ
ブ87、リブ87の先端が結合する弁座円環部88から
なる非閉鎖型のハウジング89と、弁座円環部88に取
り付けられる弁座部材90と、ハウジング89内に摺動
自在に収納され、バネにより弁座部材90に向けて付勢
される弁体91とを備えている。弁座部材90は、金属
リング118にゴムからなる被覆体131を一体成形で
被覆してなるもので、金属リング118の内側面側に弁
座133を、外側面上にシール部117を形成してい
る。
【0021】本実施の形態で使用する逆止カートリッジ
83は、さらにカートリッジ83を本体81に取り付け
るための取付けリング92を備えている。この取付けリ
ング92は、中央孔を備えた円環部93と、円環部93
から伸び、弁座部材90の外周に嵌合する筒部94と、
筒部94とは反対側で円環部93から外方へ拡がるフラ
ンジ95を備えている。筒部94が弁座部材90の外周
にしっくりと嵌まって一体化され、取り外しは可能であ
るが、組み立て時には一体的に取り扱うことが出来る。
筒部94から円環部93にかけての外周には雄ねじ96
が刻設されている。また、円環部93の筒部94と反対
側の側面には、メータ7の二次側螺子部15の外径に対
応した径の浅い座ぐり97が加工され、その底面には、
円環部中央孔を囲んで溝が形成され、そこにOリング9
8が収受されている。座ぐり97部分にメータ7の二次
側螺子部15の先端が挿入され、Oリング98を圧縮
し、メータの二次側螺子部15と取付けリング92との
間をシールする。
【0022】逆止弁本体81は、貫通孔101を備え、
二次側連結部103において二次側の配管に接続され
る。そしてその下部には、止水栓5と同様にボス105
が設けられ、底面側から二つの螺子孔107が、貫通孔
101の軸線方向に並んで設けられている。螺子孔10
7の入口側は径を広げて座ぐりされ、位置決め孔109
となっており、これに対応してベース11にも位置決め
孔111が形成され、この位置決め孔109、111に
ブッシュ113が嵌合状態で挿入され、逆止弁7をベー
ス11に対して正確に位置決めする。そしてボルト11
5によって固定される。なお、ベース11の位置決め孔
39と111は一直線上に並んであり、ベース11に取
り付けられた止水栓5と逆止弁の芯が自動的に合うよう
になっている。
【0023】逆止カートリッジ83は本体81の孔に、
取付けリング92の雄ねじ96を本体81の雌ねじ10
2に螺合させることにより挿入され、弁座部材90のゴ
ム等弾性材料製のシール部117を、取付けリング92
の円環部93の内側面及び筒部94の内周面と弁座部材
90の金属リング118とで圧縮し、この部分をシール
する。その際、ハウジング89の底部円環部86が、本
体81の貫通孔101の途中に設けられた段部104に
当接する。また、取付けリング92のフランジ95が、
本体81の端面に当接してカートリッジ83の挿入量を
規制する。符号119は本体81と取付けリング92と
の間をシールするOリングである。なお、取付けリング
92を備えていない従来の逆止カートリッジは、逆止カ
ートリッジを本体或いはケース内に位置決めして挿入
し、ソケット等を取り付けてそのソケットの端面により
シール部を押圧しシールするようにしている。従って、
カートリッジの殆どの部分は本体内に収納され、僅かに
シール部の圧縮代だけが本体から出ている。従って、逆
止弁のメンテナンスを行おうとしてソケットを外して
も、逆止カートリッジを取り出すのは容易ではない。し
かし本実施の形態で使用するカートリッジは、取付けリ
ングを備え、その取付けリングを本体に螺合させること
により取り付けているので、その取り外しも容易であ
り、逆止弁のメンテナンスが容易に行える。
【0024】逆止カートリッジ83の取付けリング92
に、メータ3の二次側螺子部15を受けるための螺子受
け部材121が着脱自在に取り付けられる。本実施の形
態での螺子受け部材121はプラスチック製であり、メ
ータ3の二次側螺子部15の径に対応する径の中央孔1
24を備えた円盤部123と、円盤部123から延び、
取付けリング92のフランジ95に嵌まる筒部125と
を備える。筒部125には円周方向で隔てて複数の割り
が入っていて、取り付けやすくなっており、また、筒部
125の先端には径方向内方へ僅かに突出する突起12
6が形成され、螺子受け部材121が取付けリング92
に取り付けられたときに、取付けリング92のフランジ
95に引っ掛かり、取付けリング92から螺子受け部材
121が脱落しないようになっている。螺子受け部材1
21は取付けリング92に対し回転可能である。勿論取
付けリングは金属製とすることも可能である。
【0025】符号127はメータ3の二次側螺子部15
を受け止めるための螺子受け部である。螺子受け部12
7は下側半分だけの半円形であり、その内径はメータ3
の二次側螺子部の外径に対応しており、その内周面は、
円盤部123の中央孔124の内周面と同一面を形成し
ている。
【0026】以上のように構成されるメータユニット1
の組み立ては、先ず、ベース11に止水栓5、着脱装置
9、逆止弁7を取り付ける。この状態で、止水栓5と着
脱装置9と逆止弁7の芯は合っており、改めて芯合わせ
を行う必要はない。着脱装置のロックナット45を一方
向に回転させ、スライドホルダ55を引っ込める。この
状態で、メータ3の一次側螺子部13、二次側螺子部1
4を、それぞれスライドホルダ55の螺子受け部67と
螺子受け部材121の螺子受け部127に載置する。ロ
ックナット45を先と反対側に回転させ、メータ3を逆
止弁7に向けて押しつける。これにより、Oリング69
と98とは圧縮され、メータ3と着脱装置9、逆止弁7
との接続部のシールが行われる。図示しない止めボルト
を設けて、ロックナット45が緩まないようにすること
が出来る。メータ3の交換を行う場合には、ロックナッ
ト45を緩めるだけで行うことが出来る。
【0027】なお、メータ3とベース11との間の間隔
Hは、図1の状態からメータ3を螺子部13、15回り
に90度回転させることが出来るだけの寸法となってい
る。すなわち、メータ3は水平状態に設置して使用する
のが原則であり、傾けて使用すると作動そのものに異常
を来す等の問題が生じる。パオプシャフトによっては、
メータユニットを床面に設置することが出来ず、壁面に
ベース11を取り付ける場合がある。このような場合、
メータ3を図1の状態から90度回転して取付ければ、
メータ3の水平状態での使用が可能となる。
【0028】ところでメータ3については、その接続用
螺子部の螺子径の異なる物が複数種類使用されている。
そして、異なる螺子径を有する複数種類のメータが、同
一の水道事業者によって使用されているのが現実であ
る。しかしながら本願発明によるメータユニットの螺子
受け部材即ち着脱装置9のスライドホルダ55と、螺子
受け部材121、さらには逆止カートリッジ83(の取
付けリング92)は前述のとおり取り外しが出来るよう
になっている。従って、受け部の寸法がそれぞれのメー
タの螺子径に対応した寸法のスライドホルダ55と、螺
子受け部材121、取付けリング92を用意しておけ
ば、これらの交換だけで異なる螺子径のメータに対応す
ることが出来る。
【0029】図4は、第2の実施の形態に使用する止水
栓201と着脱装置9の詳細を示す拡大断面図である。
着脱装置9は第1の実施の形態で使用したものと同じで
ある。この実施の形態での止水栓201は、アングル型
ボール止水栓であり、使用するボール202に形成され
る流路203は図示のように鉤の手状に直角に曲がって
おり、一次側連結部204は上方に向いて設けられてい
る。そして、ボール202には、図4の紙面に垂直方向
に延びて設けられたスピンドル(図示せず)が結合され
ている。本実施の形態では、そのスピンドルはボール2
02の左右(紙面に垂直方向)に二本取り付けられてお
り、必要に応じていずれか一方にハンドルをとりつけて
使用される。これにより、パイプシャフト内の一次側と
二次側の配管が逆になっている場合のいずれの場合にも
対応できる。
【0030】図5は、第3の実施の形態で使用する、逆
止弁301の詳細を示す拡大断面図である。この逆止弁
に使用する逆止カートリッジ83は、第1の実施の形態
で使用したものと同じである。そしてこの逆止弁301
の本体302は、内部の流路が鉤の手状に曲がっている
アングル型本体であり、その二次側連結部303は一次
側連結部304に対して90度曲がって、上方へ向いて
いる。勿論、二次側連結部を紙面に垂直方向に曲げたタ
イプの使用も可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来現場でそれぞれ配管に接続されている止水栓、逆止
弁、メータ等がユニットとして提供されるので、パイプ
シャフト等狭い場所での取付けが極めて容易になる。ま
た、メータは着脱装置で容易に取り外しが可能なので、
その取付け、交換が簡単な作業で行え、配管を損傷する
ような心配もない。
【0032】メータの両側の螺子部を受け止める螺子受
け部材がユニットから取り外し可能なので、これらを交
換するだけで螺子径の異なるメータを取り付けることが
可能となる。また、逆止カートリッジが取り外し可能な
ので、逆止弁のメンテナンスが容易に行える。さらに、
ベースに止水栓及び逆止弁を取り付けるのに、ベースに
一直線に配置されるブッシュを使用して行うようにした
ので、組み立て時に止水栓と逆止弁の芯合わせを行う調
整作業が不要となり、メータの取付けも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメータユニッ
トの正面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る止水栓と着脱装置の拡
大断面図である
【図3】第1の実施の形態に係る逆止弁の拡大断面図で
ある。
【図4】第2の実施の形態に係る止水栓と着脱装置の拡
大断面図である
【図5】第3の実施の形態に係る逆止弁の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 メータユニット 3 メータ 5 ボール弁型止水栓 7 逆止弁 9 着脱装置 11 ベース 45 ロックナット(回転部材) 55 スライドホルダ(スライド部材) 67 螺子受け部 71 スライドガイド 81 逆止弁本体 83 逆止カートリッジ 121 螺子受け部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のベースと、該ベースの両端部に
    おいて該ベースに固定される上流側及び下流側のバルブ
    装置と、前記上流側及び下流側のバルブ装置の間に配置
    されるメータと、前記上流側及び下流側のバルブ装置の
    いずれか一方と前記メータとの間に配置され、前記メー
    タを前記上流側及び下流側のバルブ装置に着脱自在に接
    続して支持する着脱装置とを備え、前記着脱装置は、前
    記メータの一方の接続用螺子部端部に当接して、前記メ
    ータを他方のバルブに向けて押圧することのできる摺動
    自在なスライド部材を備えていることを特徴とする、水
    道用メータユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水道用メータユニットに
    おいて、前記上流側及び下流側のバルブはそれぞれ止水
    栓装置と逆止弁装置であり、前記着脱装置は、前記止水
    栓とメータとの間に配置されることを特徴とする、水道
    用メータユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の水道用メータユニットに
    おいて、前記着脱装置は、前記止水栓装置に、該止水栓
    装置に対して回転可能に取り付けられた回転部材と、一
    端側において前記止水栓装置の二次側連結部に連通し、
    前記回転部材に螺合して取り付けられ、他端側において
    前記メータの一次側螺子部端部に当接可能となっている
    スライド部材と、前記スライド部材の回転を阻止し、軸
    方向の摺動運動を行うよう案内するスライドガイドとを
    備えていることを特徴とする、水道用メータユニット。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の水道用メータユ
    ニットにおいて、前記着脱装置と前記逆止弁装置とは、
    それぞれ前記メータの一次側螺子部と二次側螺子部の、
    少なくともその外周部分の一部を囲繞して支持する、螺
    子受け部材を備え、それぞれの螺子受け部材は、前記着
    脱装置と前記逆止弁装置に着脱自在に取り付けられてい
    ることを特徴とする、水道用メータユニット。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか1に記載の水
    道用メータユニットにおいて、前記逆止弁装置は、逆止
    弁のケースを構成する、貫通孔を備えた本体と、前記本
    体の貫通孔の一端部側に挿入される逆止カートリッジと
    からなり、前記逆止カートリッジは、非閉鎖型のハウジ
    ングと、該ハウジングの一端側開口部に取り付けられた
    弁座部材と、前記ハウジング内に収納された弁体と、該
    弁体を前記弁座部材に向けて付勢するバネと、該逆止カ
    ートリッジを前記本体に取り付けるための取付け部材と
    を備え、前記取付け部材は、前記弁座部材の外周部に嵌
    合して取り付けられ、前記本体の貫通孔の前記一端側に
    形成された螺子部と螺合する螺子部と、前記本体の一端
    側端部に当接するフランジとを備えていることを特徴と
    する、水道用メータユニット。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5のいずれか1に記載の水道
    用メータユニットにおいて、前記ベースには前記止水栓
    と前記逆止弁とを該ベースに対して位置決めするための
    ブッシュが、一直線状に設けられ、前記止水栓と逆止弁
    の下部にはそれぞれ前記ブッシュが嵌入する位置決め孔
    が形成されていることを特徴とする、水道用メータユニ
    ット。
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